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2011年8月21日 (日)

64vsGCvsWii

何となく振り返ってみる。Wiiはまだ過去のハードではないけど、現行機ってのは次世代機が発表になった直後から過去の物になるのもまた事実。つかみなさんはどれに思い入れがあります?え?ひとつも持ってない?あそう。

僕は基本「ゲームが好き」なので、別にメーカーや制作者、ハードの形態などで買う買わないを決めたりはしない。ポケットステーションだろうとネオジオポケットだろうと、それを買わなければ得られない楽しさがあれば、そしてそれが僕にとって十分な魅力があると判断すれば、僕はためらわずに買う。ゲームハードというのはソフトと違って、「かなり迷う必要がない」出費だと僕は思っている。今はまだ思案中とは言っているが、WiiUだってまず間違いなく買う。ゼルダやマリオに魅力が薄くなってきていても、そこに何が生まれるかわからない。僕が知らない「スゲェ楽しい」ソフトがあったとき、ハードを持っていなければそれに接触する可能性は極めて薄くなる。
※エスカトスみたいにスワンクリスタル→360と移植される例もなくはないけど。

そんなわけで据え置きの任天堂ハード&ソフトについて少し書いてみることにする。っていうかポケスクばっかでみんなウンザリしてると思うけど。

●ニンテンドウ64 約28本

ウィキペを見ながら買ったソフトをリストアップ。タイトルの後のマークは、「今思い返してみての満足度」。意外とシビア?でもないかな。◎、○、△までは好意的。×は特に印象が悪い物。

・マリオ64 ○
・パイロットウイングス
・ウェーブレース
・マリオカート64
・ブラストドーザー
・スターフォックス64 ×
・がんばれゴエモン
・ゴールデンアイ
・ディディーコングレーシング ×
・ヨッシーストーリー △
・F-ZEROX
・ポケモンスタジアム ×
・ピカチュウげんきでちゅう
・マリオパーティ
・スマッシュブラザーズ ○
・エピソードIレーサー ◎
・ドラキュラ黙示録 ×
・ポケモンスナップ ○
・オウガバトル64 ×
・罪と罰 △
・カスタムロボ
・カービィ64
・ゼルダの伝説時のオカリナ △
・ゼルダの伝説ムジュラの仮面 ◎
・エキサイトバイク64
・ガントレットレジェンド ○
・どうぶつの森
・キラーインスティンクトゴールド

ナンバー1ソフトは「スターウォーズエピソードIレーサー」。再三ブログでも書いてきたけど、今振り返ってもこれが一番面白かったし、充実してたし、やり直してなお楽しい。ぶっちゃけ拡張メモリを挿しても見た目が変わった印象はなかったけど、「新しく、面白く、気持ちよく、ボリュームタップリ」という、ある意味無敵のソフトだった。

マリオ64は最初スゲェ楽しんでたけど、☆集めを含め、今振り返ってもう一回やりたいとは思えないのが残念。やっぱポリゴンの荒さは露骨に印象に跳ね返って来ちゃうんだよね。ドット絵と違って。

スマブラは初代だけは結構マジメにやった記憶がある。ミニゲームが楽しくて仕方なかったっていうやや斜めな楽しさだったけどさ。

ポケモンスナップは「もっともっと面白くなる可能性」を多大に秘めたタイトルだったと今でも思ってる。なんつか、今3DSで続編が出ても、そこそこ売れる気がする、、、っていうか桜井政博さんにプロデュースして欲しい素材って感じかな。

マリオ64のインパクトはやっぱり大きかったから、買った直後から「買って良かった」と思えるハードだったけど、総じてジャンルが偏っていて、ホントに面白いと感じたのは、前述のエピソードIレーサー、マリオ64、スマブラ以外は、ムジュラとガントレットの5本しかない。5本あれば十分という見方もあるから後悔はないけど、密かにメトロイドの出てない数少ないハードだったりはするんだよな。
※64当時は完全なメトロイドファンだったのでかなり残念だったのです。

●ゲームキューブ 約34本

このハード辺りから子供達もかなり前のめりにゲームをするようになってくる。ピクミン1を長男がクリアしたのが6歳の頃。懐かすぃ。ちなみに評価は子供達に大好評だったものも入ってる。

・ルイージマンション
・ウェーブレースブルーストーム △
・マリオパーティ数本
・マリオカート
・ピクミン ◎
・ピクミン2 ○
・カービィのエアライド ◎
・スマブラDX ○
・どうぶつの森+
・スターウォーズローグスコードロンIIかIIIどっちか
・バイオハザード
・スーパーマリオサンシャイン
・ゼルダの伝説風のタクト △
・斑鳩
・メトロイドプライム △
・メトロイドプライム2 ◎
・ビューティフルジョー2 ○
・FFCC
・あつまれメイドインワリオ
・マリオカートダブルダッシュ
・ガチャフォース ◎
・PSOI&II ◎
・バテンカイトスI&II ○
・ワンピースグランドバトルIII ○
・ドンキーコンガ
・カスタムロボ
・ゼルダの伝説4つの剣
・ワリオワールド
・ペーパーマリオRPG ○
・たぶんナルトも数本買ってる

○以上のソフトは11本。ウチ僕が好きで評価してるのは、ピクミン、メトロイドプライム2、PSOの3本かな。ウェーブレースも△だけどかなり好き。っていうか世間の評価が低い気がする。

ピクミンはもう当時から、

 これがプレイ出来たことは本当に僥倖だった。

と思った。見た目全然やりたくならない感じで、さほど宮本さんに敬意を払ってるでもなく、ただ「なんとなく」買ったんだよね。

 そしたらもう衝撃的だった。

ゆるい見た目とCMソングとは全く違う「やり込み系」のギリギリなアクションゲーム。
※ジャンル的にはRTS(リアルタイムストラテジー)なんだけど、当時はそんなの意識することもなく遊んでた。
ちょっとしたミスでリセットしたり、リアルとアンリアルの融合したビジュアルに見とれたり・・・。ピクミンをカワイイと感じたりはしなかったけど、死ぬと超悲しい。特に「少しでも短期間でクリア」を目指して遊んでたから余計に「命の重み」が大きかったんだよね。

メトロイドプライムは1も2も大好きなんだけど、1はもう難しくてクリアできなかった。っていうか結構面倒なゲームだった気がする。その点2の方が快適で、良い意味で楽になってた。3があんな面倒なゲームになっていなければ、、、という思いも強いんだよな。つか3DSで出るならまだ期待を捨てない用意があるけど。

PSOは言うまでもなくスーパーお買い得タイトルだったな。中古でプラスを買ったんだけど、1500円くらいだったかな。

GCは同じポリゴンでも、僕の中で一つ線が引かれたハードだった。PS、サターン、64の「ポリポリした感じ」が抜けて、かといってPS2みたいにテクスチャに命がけってこともなく、良い意味で2Dと3Dの融合がされて、「耐久力の高い映像表現」になっていたと思う。正直PS2クラスでも今だと「見たくない」って感じのものがあるのに、GCはまだまだ完全に現役というか、
※実際Wiiでも動くし。WiiUでは動かないけど。
スペック的にもWiiとの差をあまり感じない、ある意味先鋭的な映像表現でもあった気がするんだよね。まぁPS3や360と比べると、それはそれでしょぼいんだけど、これは正直接続(デジタルかアナログか)による違いも大きいと思うんだよな。

個人的にはファミコンやスーファミに次いで好きな任天堂ハードです。携帯機も全て入れた上で。まぁパッドはボロくなりやすいけどね。

●Wii 約30本

3本はダウンロードゲーだが、それを踏まえても結構買ってたんだなぁとシミジミ。昔と比べて最近はかなりゲームを買わなくなってきていて、実際買ってるペースも遅いのに、これだけ本数があるということは、時間の流れ方が早い=既にハードが発売されてからかなりの年月が経っているということを逆説的に説明することになったのかなぁと思ったり。ちなみに僕は未だにWiiスポーツ無印を買ってないんだよね。別にどうでもいい話だけど。

・おどるメイドインワリオ
・ゼルダの伝説トワイライトプリンセス
・はじめてのWii
・エレビッツ
・NEWスーパーマリオWii ○
・Wiiスポーツリゾート
・WiiFIT
・スマブラX ◎(僕的には○)
・スーパーマリオギャラクシー
・モンスターハンター3
・どうぶつの森
・Wiiパーティ
・サンバでアミーゴ
・斬撃のレギンレイヴ ○
・罪と罰
・やわらかあたま塾
・アークライズファンタジア ○
・ドラクエソード
・ドラクエモンスターバトルロードビクトリー ○
・スーパーペーパーマリオ ○
・ゼノブレイド △
・メトロイドアザーM
・メトロイド3
・モンスターハンターG
・FFCCクリスタルベアラー
・フォーエバーブルー
・毛糸のカービィ △
・グーの惑星
・ラムラーナ △
・乱戦ポケモンスクランブル ◎

一番面白かったのは間違いなくポケスク。僕的に○を付けたのはスマブラ、レギンレイヴ、DQMBRビクトリーかな。本数的にはGCと同じでも、中身は全然違う。ポケスクは確かに面白かったけど、ボリューム的にはかなり不満があったし、システム的にも小粒な印象は拭えない(1500円だし)。スマブラは音楽一点突破で○だし、ドラクエは、、、まぁ△かな。実質ホントに面白く、フルプライスに見合う内容だったのはレギンレイヴ1本しかないかもって思う。

レギンレイヴも最初はさほどでもなかったんだけど、やってると味が出てくるというか、「サンドロットらしさ」があるタイトルだった気がする。今でもたまに遊びたくなるし、将来的に、例えばEDF3みたいにもう一回絶対やる日が来るタイトルだとも思うんだよね。まぁ作者の意図した「リモコンで斬る」スタイルじゃないのはちと申し訳なく思うけど。せっかくモーションプラスも買ってるのに、みたいな。

惜しいと言えばCGレボリューション渡辺麻友CMのゼノブレイドも惜しかった。つかまゆゆのかわいさが全く出てないってのはどうなんだろ。・・・それはともかく、序盤の面白さだけで言うなら、ホント◎級で満点に近いほどだったのだけど、途中一気にしぼんじゃったというか、

 ローグギャラクシーを思い出したよ。

あれも「序盤神ゲー」だったなぁと。っていうか中盤まではよかったんだよな。結局やり込むあまり、中盤過ぎてキャラの成長要素が頭打ちというか、「見えちゃう」と、そこでモチベが一気に低下する。FF12もそうだったんだけど、そこで何とか踏みとどまってクリアまで持って行けるか行けないかが結構大きいとも思うんだよね。FFも13はそれが出来なかったわけで、最強の武器とか綺麗なデモムービーとかが僕のモチベーターの全てじゃないんだろうけど、、、。いっそのこと「前編!」で終わっちゃえばよかったのにな。<ひどい。

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総括して振り返ってみると、

・SWエピソードIレーサー
・ゼルダの伝説ムジュラの仮面
・ピクミン
・メトロイドプライム2
・PSO
・ポケモンスクランブル

この6本が、64以降の任天堂据え置きハードで僕が遊んだタイトルの上位6本ということになる。それなりに考えたつもりなので後悔はないし、むしろ納得にして壮観なタイトルだとも思うんだけど、同意は求めない。特に時のオカリナよりムジュラが好きってのは少数派だと思うし、ピクミンなんて完全に子供達は2のが好きだし。

ただ実際今遊んでも楽しめる可能性があるのはエピソードIレーサーとピクミンくらいかも。ゼルダとメトロイドは結局面倒だし、PSOは足が遅い。ポケスクは「プリミティブな面白さ」という点では初代のが上でも、実際の構成要素的に3DS版が負けてるところは少ない。今遊んだら絶対物足りなく感じちゃうと思うんだよね。

 っていうか、ピクミンは僕の中であまりに偉大。

比較的初期に出たタイトルながらも、2発売後に再度プレイしてクリアまでついやりこんでしまったし、世界の居心地の良さはやっぱ凄い。水が澄んでいて、空気感があり、リアリティがある。何度も書いちゃうけど、ピクミンの「リアリティ」は360以降のハードでも追いついてない「何か」があると僕は思うんだよね。「リアリティ」であって「リアル」じゃないですよ?念のため。

続編も予定されてるみたいだけど、まぁ初代は超えられないだろうなぁとも思う。でももしWiiUで、それこそ初代を超えるようなピクミンを実現してくれる、というのなら、
 発売日にハードを並んで買うことを誓ってもいい。

実際に実現しなくてもいいんですよ、「実現する」とさえ言ってくれれば。言葉ってのは時に事実より意味を持つことがあるんです。

っていうかそれっぽいことを言ってはいるが、実はそう深く考えてるわけじゃないんだけどさ。

つか、任天堂はもっとコントローラーに愛を注いで欲しいよ。軍平がいなくなってから愛が薄れてない?僕の気のせい?

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