« 金穴予報発令! | トップページ | デモンズソウル~その2~ »

2011年9月19日 (月)

デモンズソウル~その1~

現在の時刻は午後4時を少し回ったところ。今日は仕事が休みで、11時近くまで寝ていたが、この後もこれと言った用事はない。そしてふと思う。

 あと12時間くらいやれるな。

午前4時までプレイしたとしたら。

・・・

みなさんこんにちは、ここ数日は東京ゲームショウのネタとこれまで書きためていたネタがクロスしてなんだかしっちゃかめっちゃかになってるクリスの濃い部屋です。なんつかごめんなさい。でもまぁあんまし気にしすぎてもハゲるので、とりあえず今日は今日のことを書きます。ちなみに今は9月15日午後10時。

昨夜友人Tが貸してくれたデモンズソウルをスタートし、序盤のあまりに厳しすぎるハードル、、、っていうか、こういうゲームが久しぶりだったこともあって、ホントにしないでもいいような苦労をしまくりました。

「難しい」「厳しい」とは再三聞いていたので、ある意味覚悟は出来ているつもりでしたが、最初のマップでは、自分の強化が出来ない。デモンズソウル(以下デモソ)は、敵からソウルと呼ばれる経験値兼お金のようなアイテムが手に入るのですが、

 死ぬとその場に全額置いてくる。

でもって、

 その状態で死ぬと直前の分以外は消失する。

そしてそして、

 最初のマップではレベルアップが出来ない。
 →ソウルはアイテムを買う為にしか使えない。

当然最初の町には買いたくなるようなアイテムもなく、
※実はあったのだけど気付かなかった(^^;
敵の倒し方、戦い方も手に馴染んでないから簡単に死ぬ。それも連続して死んだりする。1700くらい貯めたソウルが簡単に0になったりする。

 要するに何も残らない。

経験値もない。お金もない。装備もない。もっと言うと、普通に進める過程で手持ちの薬草をどんどん消費するため、

 ある程度進んで死ぬと、薬草代だけ減っているという状況。

やればやるほどマイナスになる地獄のサイクル。

戦い方がわからないから普通の雑魚にもガンガンダメージを喰らうし、ちょっと強いような相手に薬草を10個使ったり簡単にやられたりする。

 今後どれだけシビアでツライ状況に置かれるとしても、この序盤の辛さ以上の辛さは絶対ないと思う。

そのくらい辛かった。っていうか、「知らないことが辛すぎた」。

そんな3時間を過ごしたあと、早々とネットを覗いてしまうわけです。ええ心が弱いわけです。っていうか、

 いくらなんでもこんなに辛すぎるワケがない。

と思いましたから。3時間がんばって初期状態よりパラメータやアイテム的にマイナスになってるなんてRPGは聞いたことがありません。いくらなんでもこれは何か大切なものをどこかに置き忘れてきてるに違いないと思ったのです。

 ・・・半分正解。

薬草をどんどん消費するのは非常に不安なのですが、要はその消費の過程で
※同時にある程度入手もある。
行けるところ、倒せる相手、倒せない相手を洗い出しすると、割と近いところにスタートエリアに戻ってくる為のショートカットが作れるようになる。そしてその出入り口にはとある指輪が落ちていて、それを装備すると、かなり楽になる。。。

 僕は「ちょっと手強い相手」に四苦八苦して、それ以降怖くてほとんど行動半径を広げず、薬草を増やしては使い増やしては使いを繰り返していました。

そして、

 そのちょっと強い相手をスルーした先に落ちていたその指輪を「装備する」ということに気付かなかったのです。

というか、

 指輪を持ってることに気付かなかったのです。

というか、

 生身の体で死ぬと「ソウル体」という状態になるのですが、そのソウル体「マックスHPが半減」という情報を得ていた分、

 その指輪なんぞで体力減を25%に抑えられる

なんてことは、想像もしませんでした。指輪を手に入れたことも知らなければ、その指輪でソウル体のデメリットを軽減できるとも思ってなかったし、その指輪を手に入れるエリアに行ったのも、かなりあとになってからだったのです。

 っていうか友人Tに「もうちょっと他のところに行けるところがあるはずだけど」って言われて初めてがんばった。

 そ し て!

このゲームが「そういうゲームなのか」ということを理解しました。そういうゲームとは、、、

・倒せる相手と倒せない相手を把握する。
・倒せる相手はどうすればよりスムーズに倒せるようになるかよく考える。
・倒せる相手を倒す為に消費したアイテムで黒字か赤字かをよく考える。
・倒せない相手でも「何が倒せなかった理由なのか」をよく考える。

そして。

・他に出来ることをやる。

僕はその指輪を装備したあと、「ちょっと強い敵=ブルーアイアーマー(仮称)」を倒しては戻ってくるサイクルを固め、最初の町で売っていたヒーターシールドを買い、ダンジョン内のショップでプレートアーマー一式を買い、ついでにそこにしか売ってないロングソードやスピアを買い、薬草を鬼のように集め、矢もこれでもかというほど買い貯め、

 少しずつ行動半径を広げていきました。

僕のHPはほとんどいつも8割以上。それでも油断して死ぬことがありますが、お金はギリギリまで薬草や矢に回します。

 それでもあるアイテムを倉庫屋のオヤジにあげるなんてことはわかりません。

結局ネットに書いてあったそれを見て僕の持てるアイテムの総重量を増やしました。

 あたまが堅い僕では、たぶん永遠に気付かなかったと思います。

・・・

よくこのゲームについて、「最初は独力でクリアして欲しい」みたいなことを言う人がいますが、それは自分が「たまたまそれが出来た故のエゴ」だと僕は思います。

「人に答えを聞いてクリアして何が面白いの?」

そう。じゃあ

「一切成長せずに何時間も同じことを繰り返しさせられることのどこに楽しさがあるのか説明してよ」

と思います。気づけないとはそういうことなのです。というか、その面においては、キングスフィールドより遙かにこのデモソの方が難度が高く、「不親切」であると断言できます。

 ただ、それはあくまでオフソロでのプレイの場合。

このゲームは最初からオンラインで「新たなるコミュニケーションの形」を模索しつつ作られました。「誰かが気づいた情報をゲーム内で共有すること」。これが最初からデモソに織り込まれた「不親切に対する答え」だったのです。

どんよりした口調で書いていますが、僕はこのゲームを、

 夜9時から朝6時までぶっ通しプレイ。10時半頃起きて夜7時までほぼぶっ通しプレイしました。

これまでどうがんばっても積めなかった積み木が、どんどん積み上がっていく感覚。たとえて言うなら、最初僕の机の広さは「積み木一つ分」どころか「積み木半分」くらいしかなく、どうがんばっても「確実に崩れる」状態でした。でも今は、「机を広くする方法」がわかって、

 縦100マス、横100マスに積み木を敷き詰め、その上に2段目も積むような感じに。

一段目の積み木はもはや崩れません。薬草は倉庫に預けられるマックスと手元に持てるマックスまで貯まり、最初の武器であるバトルアックスは現在プラス6くらいまで育ち、ドラゴンの足下にあった盾も装備できるまでレベルを上げました。
※最初のボスを倒すとレベルを上げられるようになる。

 それでもまた詰まってしまっている。

でも今は前とは違う。「出来ることをやるだけ」です。次のレベルまでの経験値はどんどん大きくなっていくけど、経験値そのものが手に入らなくなってるわけじゃない。

 下手は下手なりに時間を掛けて強くしていけばいいのです。

ちなみに評価は★★★★くらいあります。確かに凄い面白い。っていうかリアルタイムで情報のやりとりをしながら遊んでた人は幸せだったと思う。まぁ惜しいことしたって気持ちがあるから、ダークソウルの為にPS3ごと買う気になったのかも知れませんけどね。
PS.あまりに一気にやり過ぎたためか、翌日体調を壊して一切プレイせず。もういい歳なんだからちったぁ自制ってものを覚えろよ、と自分の中の「大人な自分」が諭すように語りかけますが、とりあえず、

 熱くなれるうちが華。

そう言い返してみたりする今日この頃です。

|

« 金穴予報発令! | トップページ | デモンズソウル~その2~ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: デモンズソウル~その1~:

« 金穴予報発令! | トップページ | デモンズソウル~その2~ »