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2011年11月25日 (金)

ゼルダの伝説スカイウォードソード~その1~

面白いか面白くないかで言ったら面白くない。リンクの顔は到底日本人向けとは言い難いし、文章は異常に多いし、ロードは長いし、Wiiリモコンだし、スタミナ回復に時間が掛かるし、なんだかんだ言ってまたクソ広い&低密度なエリア(風タクで言う海。今回は空)があるし、突きがあるし(操作しづれぇんだよ)、ナビの頻度が異常で超ウザいし、

 書きながらプレイしたわけじゃないから既に忘れてるけど、不満点はまだまだいっぱいあったと思う。

ちなみになんでクリスこれ買ったの?ってことになると、それはもうファミ通の紹介記事
http://www.famitsu.com/news/201111/23005856.html
コレの中の、

『時のオカリナ』で実現した3Dの世界は、とてつもなく広いことが魅力だった。その広さがあったからこそ、馬で駆け抜ける楽しさがあったわけだ。今回は、あえて舞台をある程度の広さに限定し、遊びの仕組みで密度を出した。

この部分の記述に尽きる。「狭いらしい」と。今回は「狭く濃密な箱庭作りがされている」らしいと。それだけで僕の期待はマックスまで高まった。PS3のダークソウルの直後、グラフィックの精緻さ、デザインの好み、世界観の方向性、全てにおいて「見た目が気に入らないゼルダ」だったが、マップが狭いなら、と。ファミコンやスーファミ、ムジュラの仮面のように、狭く限られたエリアで何度も往復し、発見があるのなら、と期待して購入を決めた。

正直全部が全部気に入らないわけではない。もしそうなら、少なくとも4時間半もプレイしていないし、もっとクソミソのケチョンケチョンに書いている。「殺意以外の何物も湧いてこない真夏の腐った生ゴミにも劣る」くらいのことは書いている。・・・そこまで悪くはない。

他に思い出せる良いところ○とイマイチなところ×を列挙してみると、、、

◎十字キーが下しか使わない
 ※今後使うことになるかも知れないが今のところ。

×1、2のキーを使わせる
 ※メニュー表示など

○ポインターの微調整が著しくしやすい。
 →画面中央を指しながら十字キー下だけでリセットされる。

×旋回速度等の調整が出来ない

○Cボタンやマイナスボタンを押しながらの切り替え操作は、結構面倒な手順を上手く簡略化している。が、

×Bボタンのサブアイテムが一番操作しづらい真下から(普通リモは上にかち上げる操作の方がしやすい)埋まっていくのがアホウかと思った。入れ替えられるのかな。

○ダッシュがかなり速い。
 ※スタミナの消費も激しいので全然長時間出来ないが。

○ハシゴや縁を伝うクリフハンガー系の操作中も、わずかながら横っ飛び等で速度アップ出来るようにしてある。まぁスタミナの消費も多くなるけど、それは許せる。

×自分の正面を向くボタンはあるが、左右のちょっとだけ向きを変える操作がないため、タイトロープを渡る時などの微調整がしづらい。

×理由がわからない振動がある。
 →ネームエントリーの時に震えたのが意味分かんねぇ。

×クラコンが使えない

○3人分データをセーブ出来る
 ※ちなみにコピーも出来る

×鳥に乗っている時の操作がわかりづらい。というか「リモを下に向けることで加速」という操作がスゲェしづらい。ソファーならともかく、座椅子に座ってのプレイだと、ほぼ真下にリモコンを向けなきゃならないのはかなりイライラする。

×序盤に出てくる兵士のガード率が異常に高い
→闇雲に斬っているだけだと「全く絶対に」倒せない。というか、適当に間を開けたりすると攻撃が通ったりすることもあるのだけど、「理由がわからないからちっとも爽快じゃない」。遠距離からビーム→フィニッシュ突きで倒せってこと、、、じゃないだろうし。

○ちょっとした謎解きが健在で、かつそれをクリア出来た自分が嬉しかった(^^。
 →あくまでクリア出来たからだろうなぁとか。

○各所の移動を快適にするサポート措置が盛りだくさん。
 →ワープポイントが多い
 →先に進んで足場を落とすと、以後ショートカット出来る

×虫取りが一度も成功しない
 →コツとか方法とか教えてくれよ。

○リンクは微妙だが、ゼルダはなかなかかわいい。というか、性格がアメリカのジュブナイル系女子って感じでちょっと懐かしさすら覚えた。

×(厳密には×じゃないけど)ハートが最初から6個ある!と思ったら、相手からのダメージが倍(簡単な攻撃でハート1つ減る)になっていて、実質今まで通りだった。

○最初の内は不慮の転落でもハートが減らない
 →最初だけみたいだけど。

×ウザいミニゲーム(ストーリー上回避不可)がある。
 →鳥追いかけるヤツとか。

○盾によるはじき(パリィ)がかなりしやすい。僕が出来るくらいだからホントにしやすい。

○ビーム(リモをまっすぐ上に立ててゲージを溜めてから斬る)や回転斬り(リモとヌンチャクを両方横振り)、縦回転斬り(両方縦振り)、フィニッシュ突き(相手がふっとんだ直後に両方縦振り)など、攻撃方法が割と多彩。でも突きはいらない。

○高所からの落下時にダメージを無効化する操作がある。
 →最初から使えるわけじゃないけど。
 →地味に気持ちいいし。

△なんで学園物・・・?

○マップ再突入でマップ内のアイテムも(たぶん全てじゃないだろうけど)再設置される。盾などの強化には素材が必要だが、その素材も再設置されてた。

○鳥で移動する空は無駄に広く、げんなりするが、通常の移動可能なエリアは、確かに狭そう。4時間半のプレイで、全体マップの30%ほどが埋まった。
 →でも実際はダークソウルと違って、「建物アイコンに触れるとその建物のマップに切り替わる」仕組みになっていたりするので、見た目だけでは全く計れないけどね。

○音楽は悪くない、、、がタイトルバックにゼルダのメインテーマもしくはそれに似た物が流れないのは頂けない。

○全然知らなかったが、25周年記念のオーケストラCDとの2枚組だった。
 →今思いだして聴いてるところ。8曲入ってるみたい。

◎脇役のいじめっ子キャラが凄くイイ!
 →登場人物のほとんどは気に入らないが、こいつだけはイイ!本音を言えば「ゼルダちゃんと一緒になって欲しい」ほど。無口過ぎるリンクよりよっぽど楽しいと思うよ。

○斬ったときにリモから音が出るのは嫌いじゃない
 →が、たぶんすぐ慣れてしまって忘れる。
  →実際忘れた。
   →ということは単に電池を食うだけの仕様と言えなくもない、、、。

△序盤お金の使い道がなく、すぐお財布がいっぱいになってなんかしょっぱい気持ちになった。そんなに稼いでプレイしていたわけではないのに、、、。

×オープニングが映像も音楽もスクリプトも、全てゼルダっぽくない上に感情移入も出来ず、かつ綺麗なわけでもかわいいわけでもない、全くの蛇足。というかむしろマイナス。
△非常に個人的な話だが、我が家にある3本のリモ全ての電池が切れてて、その上エネループもなぜか充電されてなかった。
※ランプは点滅してたのに、、、。
結局買いに行くハメに、、、。出鼻をくじかれましたよ。

×ナビキャラが、「ショップモールで買い物をしてきた方がいい」みたいなことを言うべきじゃないだろ。何百年前からの存在か知らないけど。
 →キャラ的に「OSのヘルプキャラ」みたいな口調だから許されると思ったのかも知れないけど、やっぱ良くないと思う。

○セーブ時間はそれほど掛からない。ロードほどは気にならない。

・・・こんな感じかなぁ。「ナンカコウテクレヤ」とか「トビラノシュウリダイモラウゾ」くらいしかしゃべらなかった初代が懐かしい。クラブニンテンドーのポイント登録アンケートにも書いたけど、現時点では★☆くらい。期待度的には5点だったからそもそもそんなに期待してはなかったのだけど、もう少し惹きつける何かが欲しかった気がするなぁ。

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