モンハントライG~その1~
まだあんましやってない。具体的には、
ジャギィくらいまでしか倒してない
特産キノコ3個集めてこいってクエストまでしか消化してない
その程度での感想。まぁファーストインプレッションってヤツ。
パッケージを開け、一番最初の感想。
「電池要るのかよ!ってそれもドライバーまで要るし!」
拡張スライドパットには単四電池(同梱)が1本必要で、それを入れるところのフタに、1円玉でも開きそうなネジが。
そんな大層なもんなのか?
まぁ文句言ってても誰もやってくれないので自分でやる。ちなみに手近にあった先が丸いハサミで開けてみたが問題はない。
拡張パッドと本体は別段配線もクソもなく、端子らしい端子を合わせるでもない。
※たぶん合ってるんだろうけど、全く意識せず、
ただはめるだけ。ガコッて。
ちなみにコレをはめても充電やボリューム調節、立体深度調節は出来るが、「タッチペンの取り出し」「SDカードの出し入れ」は出来なくなる。メニューはそれなりの大きさがあるタッチボタンしか使われていないが、
ネームエントリー画面だけは結構厳しかった。
つか拡張パッドでペンの取り出しが出来なくなるんだったら、最初からスライドパッドとAボタンだけでネームエントリーが出来るようにしろよ、とも思ったが、この周辺機器の発売決定&開発が割とあとになってから決まったのかもな~それだったら仕方ないよな~と相手寄りの養護をしてみたりする。でも面倒だけど。
あと、この拡張パッド、
フタを閉じるだけで「接続が切れた」と表示され、結構ムッとする。
実際は街の中で閉じることの方が多く、かつクエストに出る頃には接続がいつの間にか回復してるので、さほど意識することもないのだけど、
※クエスト中に閉じたことはまだ無いから、その時どうなるのかはわからない。
やっぱちょっとイラっとする。中断的にフタを閉じるって行為は、3DS(DS)ユーザーなら頻繁に行うはず。だったら一番最初に一言教えてくれた方がずっと精神衛生上は良いと思うのだが。
※「電池の消耗を抑えるため、本体を休止状態(フタを閉じる)にすると、接続を一旦解除致しますが、再開後拡張パッドを操作することで復帰いたします」とか。
で、肝心の使い心地なのだけど、、、
ズバリ重い!
そりゃそうだ。3DS単体でもかなり重いのに、その上電池付、電池のフタに金属のネジ付(<まだ言うか)なんて仕様が重くないわけがない。1時間くらいヒジを付いてプレイしてるとシビれてくる<僕がジジイなだけかも。正直これは慣れとかそういうレベルの話じゃないと思うが、機能的な面を考えると、
外さなくてもいいかな~
という感じ。
僕の場合は、「試してみるまでは何とも言えない」と思ったので、コトによっちゃ数百時間単位でプレイする可能性のあるタイトルだし、「買う以外の選択肢はなかった」から買ったけど、なきゃないでたぶん問題ない。以下メリットデメリット。
・左手の十字キーを右のスライドパッドに割り振っているので、「左手がふさがってる時」の操作性はもちろん、指を無理に曲げなくて良いため、左手が空いていても操作はしやすい。
・タッチスクリーン上の十字キーに「信用ならない」と思ってる自分には居心地が良い。あとそのスペースを他の機能に割り振ることが出来る。具体的には「特殊動作(ランスで言えば突進。納刀時には蹴り)」に割り振れる、、、のだが、「拡張パッドを付けることでタッチスクリーンまでの物理的な距離が伸び、タッチスクリーンそのものの操作性が下がって」しまった。
※ちなみに「特殊動作」のボタンは小さくて良ければ常時表示されている。念のため。
・LRボタンは二つずつ付いているが、ほとんどの場面でどちらも機能は同じ。個人的にはスタートとセレクトを、特にスタートを細い方のRボタンに割り振れたら良かったと思ったが、そういうことは出来ない。っていうか、
タッチスクリーンからスタートメニューを呼び出す設定も可能って書いてあったけど、どこをどう探しても見つからない。
ので、結果、相変わらずクソミソに操作しづらいあのスタートボタンを強制的に使わせる仕様に変化がないのが、「憤りを感じるほど」残念。全ボタンコンフィグさせろ<言い過ぎ。
ただ、太い方のLRボタンは、通常3DSで使ってるLRよりも、「遙かに押しやすい」。これは地味に見えて非常に大きなポイント。3DSの形状はPSPより幅が狭い分、構えた時に手首が「くの字」に曲がりやすい。拡張パッドの幅と厚み、ボタンそのものの厚みによってそこがかなりやりやすくなるんだよね。押し心地そのものも本体のものより良いくらいだし。
・重心バランスは悪くないが、とにかく重いので、ふとしたタイミングで片手持ちすると、
落としそうになるほど重いことに改めて気付かされる。
・ABXYのボタン操作は別段しづらいということはない。
・スライドパッドの操作感は本体にあるものと酷似。
・ちなみに現在は、地図とHPを上画面に表示し、下画面は特殊動作、ターゲットカメラ、アイテム、調合に振ってプレイしているけど、「戻る」のタッチボタンが結構遠くて押しづらい。でもこれは拡張パッドなしでも押しづらいかも知れないと思った。
・拡張パッドとは関係ないけど、アイテムを表示させる機能で、アオキノコや棒状の骨などが表示されないのは意味がわからない。今いくつくらい集めてあるのか確認しながら採取、採掘したいと思うのに、バカじゃねぇのって思った。使用可能な物だけを表示してるかと思えば、「×」と使えないアイテムも同時表示されてたりするし。
→調合を表示すると、右下に小さな文字で手持ちの素材数として表示されるが、視認性が極めて悪く、代替えとして使えるレベルじゃない。
●拡張パッドに関しての結論
視点切り替えを、ターゲットカメラやLRボタンに左右視点変更を割り振り、十字キーを使わない設定で「行ける」と思えば、全くいらないと思うけど、単純に入力系統が増えていることは間違いないので、便利と言えばやっぱり便利。これまでだと採取時に視点を動かすみたいなことは全くしなかったけど、
※モンハン持ちが出来ないので。
あの位置なら気軽に索敵出来る。最大のデメリットはやっぱり「重さ」。タッチスクリーンまでの距離が伸びる点に関しては、慣れで何とかなると思うけど、重いのはツライ。天井からゴムヒモで吊してプレイしたくなる(マジで)。
●立体視について
ぶっちゃけ今はオフにしている。最初かなり長い間オンでやっていたが、タッチスクリーンを押すだけの、わずかな画面を傾ける動作でブレることと、剥ぎ取り時にいきなりアップになることで目に負担が掛かる感じがしたのでオフに。
至って快適になった。
オープニングを含めたデモ画面や、メニュー関係の「階層感」などは心地よく感じたりもするが、実際のプレイ時には枷として感じるケースの方が多い気がした。モンスターとの距離感が重要になる「モリ撃ち」なども、なんだかんだ言って視認される大きさで判別した方が楽って感じだったしね。
●フォントが、、、
ボヤけていて正直読みづらい。その前に据え置き機で快適にプレイしていたから余計そう感じるのかも知れないが、まるでDSiウェアをハードウェアズームを使って3DSでプレイしてるかのようなフォーカスの甘さを感じる。つか何でなのかよくわからない。ちなみにそれを感じるのは会話時だけだけど。
●画面が小さく感じなくなった
単純に大型モンスターと戦ってないからだと思うけど、今は平気。
●セーブが長い、、、がロードは総じて短い
妙なエフェクトが挟まれて今までより長く感じるようになった。クエスト開始時のロードはさほど短くないが、エリアチェンジ時のロードはかなり短い。マイルームへの出入り時のロードが意外と気になるかも。
●採掘ポイントの視認性が良い意味で落ちた
何度も書いている「浮いてる感じ」がなくなり、逆に見つけづらくはなったが、僕的にはこれでいいと思う。「見つける感じ」がないと、「お膳立て感」「やらされてる感」が強く出過ぎてかなり萎える。ハチミツや薬草、骨、キノコの採取ポイントは相変わらず露骨に見た目が違うけど、そもそも、
そんな出来の良い画面じゃないので、これはこれでアリかと思った。
Wiiの時とは状況が違うよな、と。
●全体的に画面がかすみがかっている
白っぽいと言ってもいいと思うけど、シャギーを誤魔化すためのエフェクトなのかな、ボヤけてると言えなくもない。もっとやり続けないとこれが良いか悪いかの判断は出来ないかも。つかこれによってフォントもボヤけて見えるのかも。
●資源関係の煩わしさがかなり軽減された
Wii版を速攻投げた理由のひとつである資源の調達関係が、ただ敵を倒してるだけで良くなった。っていうか正確にはどんなシステムだったのかよく覚えてないんだけど、これより面倒だったのはたぶん間違いない。だって全然イライラしなかったもん。
●大地の結晶が出ない
たまたま?全然出ないんですけど、、、マカライトが10個以上集まってるのに、未だに一個も出てない・・・。
●酸素をさほど意識しなくてもよくなった
演出的な問題もあると思うけど、実時間的にも緩くなった気がする。ただ、かなり慣れを要するのは間違いないところだとも思うので、今のところは苦手意識が拭い切れてはいない。
●導入の丁寧さに感心
行動範囲を狭め、ちょっとずつレクチャーしてくれる感じは、ある意味カプコンらしくないが、時間無制限や肉焼き器無償提供と相まって、初心者へのハードルを上手く緩和してると思う。ただ、クエストになると採取ポイントそのものが変わったりするのはちょっとどうかとは思ったけど。それまで見つけてチェックしてあったのが無駄になるわけで、、、。
●スタミナが長い
これは超個人的な感想。ゼルダより長時間走れる。回復も早い。ありがたい反面、ちょっと走ってはスタミナを気にする暮らしからのリハビリは必要、、、って感じかな。
●村が、、、
これも個人的な感想。P3の村と比べて居心地が悪い。導線がわかりにくいのか、見た目が好みじゃないのか、なんか落ち着かない。僕が魚より肉の方が好きだからか!?
●パネルコンフィグが使いづらい
何がどういう機能なのかもわかりづらいし、何でも大きさを自由に変えられるかと思ったら十字キーとHPだけみたいだし、個人的にもっと大きく表示させられるならしたかった地図をそうするのが無理だし、パレットを複数保存出来る割にそれを呼び出す為の手順が煩雑だし、「いろいろ出来そうで実は全然出来ない」制作者の自己満足システムって感じ。これだったら最初から上画面の情報を減らしたりせずに、下画面を徹底的にシェイプアップして、拡張パッドアリなしなどで数種類用意した中から使わせるようにした方がよかった。かゆいところに手が届かなすぎてホントイライラする。
※左のカテゴリーサークルを上下で動かせるのに、左右で右の詳細を動かせないのも解せない。なんで左右を押してるのにサークルが上下に動くんだよ。
●オンラインの集会所に抵抗がある
別の港?よくわからないけど、ぶっちゃけ「行きたくない」空気が出まくり。なんで他の場所へ行かなきゃならないのかって思った。別に扉隔ててすぐそこでもいいじゃん、と。文字数は少ないけど、これはかなり強くイラっとするポイント。Wii版でもそうだったんだろうけど。
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まだドスジャギィにすら会ってない状態であるからして、書いてる内容の多くは凄く細かな重箱の隅をつつくようなことが多いわけだけど、体験版の時を思えばはるかに遊びやすく、モチベも高まった。それはつまり簡単にできる採取や雑魚からの剥ぎ取りこそが僕みたいなヘタレへの安心感の提供であり、モンハンの「懐の深さ」であると再認識。前も書いたけど、
なんであんな体験版を直前に用意したのか、全く理解に苦しむ。
これだったら、セーブデータ共有で、「一切の大型モンスターと戦えないけど、採取や採掘は存分に出来る」体験版の方が、遙かにモチベを高めやすかったんじゃないかと思った。思う存分肉を焼き、ハチミツを取り、鉄鉱石やマカライトを掘り尽くした上での本番突入。まぁ体験版として用意する手間が段違いに大きくなるってことなんでしょうけどね。
だったら無くて良くね?
って思うわけです。
ともかく、地味に肉を焼き、ハチミツを集め、「安心感」を積もらせていく作業は嫌いじゃありません。このままドスジャギィに会う前に緑ゲージのあるランスを用意出来れば言うことなしって感じなんですが、まぁどうなんでしょう。正直、
1点か2点を予想していたけど、実は3点か4点のソフトだった(10点満点)
って感じの手触りでしかないので、さほどやり込まないかも知れません。いつもなら5、6時間余裕で遊び続けられたはずなのに、いかんせん今回のコイツは、
過去最高に重たい
ですからね。気軽にボーダーランズへ逃げちゃおうかなって感じがしなくもないってとこです。
現時点での評価★☆かな。
※重さはともかく、タッチスクリーンやLRボタンのコンフィグがもっとやりたいように出来たら、もっと評価は上がったはず。PSPより解像度が低く、画面が小さい、でも2画面あるというメリットの活かし方は確かに難しかっただろうとは思うけど、「G」を冠するにはいささか練り込み不足だったんじゃないかという気がしました。
「WiiのトライをGにした」程度の練り込みはされているけど、プレイヤーとして期待してるのは「P3をGにした」レベルの物だったはず。そこがやっぱ口惜しいところだったかなって感じです。
でもWii版トライしかやったことがない人(いるかどうかわからないくらいの少数派だと思うけど)からしてみれば、かなり大きく進化して映るんだろうとも思いますけどね。
あと、当然と思われるかも知れないけど、3DSの中では間違いなくトップクラスのキラータイトルだったのは間違いないですね。Vitaが本体だけで安くても25000円。必須のメモカ付けて3万円なのに対し、「新しいモンハン付き3DSで2万円」ですからね。破壊力はかなりあったのではないかと思う次第です。
→もしVitaのロンチに「モンスターハンターポータブルVita」と題して、P3G的なタイトルをぶつけてこられてたら、状況は全く違っていたと思いますが、本体の台数を用意する面でも、ソフトの販売本数、開発期間的な面でも、「あり得ない話」ですね。
3DSはどう転んでも「テレビに映す」ってワザが使えないのが痛いですね。まぁ拡大してアラが目立つだけなのかも知れませんけど。
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