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2011年12月 4日 (日)

ゼルダの伝説スカイウォードソード~その6~

ダークソウルと比べると、「ひぃ~」ってなる場面が圧倒的に少ない分、読み手に対してハラハラドキドキみたいなエピソードとして披露しづらい。密度の高さや、

 ダークソウルはとてもじゃないがプレイしない娘とのコラボプレイは代え難い魅力ではあるのだが。

今日は休日でダラダラと朝からプレイ。というか、

 いつの間にかプレイ時間が42時間。

過去のゼルダは何時間プレイしたのか表示されないものが多かった気がするので、今作がどれほどやっているのかはわからないけど、まぁ結構やっている。前回書いたとおり、モチベーターがどんどん削られていき、現状ではもはや先へ進める以外の選択肢がないほどになっているが、

 長男もプレイし始めてちょっと楽しい。

娘がやっているときも、長男がやっているときも、横で見ていて結構いろんな発見がある。記憶力低下病なので思い出せるものは少ないけど、、、

・デグババ(食虫植物みたいなやつ)の茎をビートルでカット出来る

・タイトロープにぶら下がってリモを振ることで、「ゆらす」ことが出来、爆弾草を落とすことが出来る
→ゴブリンたちは落ちないけど。

・キュイ族の長老の奥にある丸まったツタ、本来ならパチンコで落とすところなのだけど、木に体当たりしただけで落とすことが出来た。

・Z注目中に前方へ飛び込みつつ斬ると、「ジャンプ斬り」になり、打点を高くすることが出来る。というかこれは「知っても僕には出来ない」感じの操作ではあるけど(^^;。

・ギラヒム様の前半戦、斬りかかる方向は、ギラヒム様の右手に注目するのではなく、こちらの剣先の向きだった。
→つかファイのアドバイスもそうだったんだけど、自分がプレイしてた時は全然意味がわかってなかったんだよな。

などなど。

娘に教えて貰ったこともあるし、ネットで調べればすぐわかるんだろうけど、あえて知り合い、友人、家族からの情報でまかなっていく感じは、結構久しぶりだし、とても心地よい。この辺りはホントにダークソウルに勝る長所だなぁと思う。きっと僕以外にも、日本中で3つのセーブポイントを使って、いろんなネタのやりとりをしてるんだろうなって思う。
※宿舎2階の出入り口から女神像の浮島へ向かう途中の「がんばりの実」、取ろうとして勢い余って落ちるケースなんて、「全世界で数十万人がやってる」って思うもんね。

そんなわけで、モチベはさほど高くないなりに、この世界を終わりたくないなぁと思ったりもしてる。つってもまぁ僕だけがダントツに進んでる感じなので、子供二人がクリアまでプレイし続ける可能性はそれほど高くないだろうとも思うんだけどさ。

軽く宿題をプレイバック。

・スナスナボウシ(最後の虫)をゲット

 出てくるポイントはいくつかあるけど、時の神殿前駅近くの壁がやりやすい。キラキラの胞子を使ってもあまり逃げにくくなったりするわけではなく、純粋にそぉっと近づいて上からかぶせる。まぁ大きな虫網のが取りやすいのは当然だけど。

・聖なる盾も最強に

 つっても自動回復が付いてる盾なので、壊れやすさがどれほど改善されたのかはほとんどわからないんだけどね。ただ、今後これより強い盾が出てくる事が既にシーカーストーンからだったかな?わかっているので、せっかく強化したけどヨロコビ半減。

・ルーレッ島、やる気なし

 パーツを見つけて来たはいいけど、「5つのゲートをジャマーにぶつからずにくぐりつつ、50ルピーの大当たりに着地」なんて絶対無理。確率とかそういうんじゃなくて、単純にイライラしそう。世界中に何人くらい達成してんだろ。

・スパスパ竹斬り島32回!

「!」を付けるほどのことはなかったのかも知れないけど、とりあえず剣が1段階伸びた時点で気合の剣さばき。コツもクソもなく、大きく早く斬りまくっただけ。長男が1回目で25回(短い剣)斬ったりして、もしかしてもしかすると「元アイドル」の世界記録43回を越えるのもあながち不可能じゃないのかなぁと思い出したりはしている。

ちなみに28回では素材欄の一番下のアイテム、青い羽根とか黄金のドクロとかのどれか1つが貰えるっぽかった。44回斬らないとハートのかけら(推定)は貰えないのかもなぁ。

・感謝の気持ちは現在47個。

 セバスンは未だに感謝を形にしてはくれないのだけど、
※2個もガンバオールあげたのに。
薬屋のオヤジや、元アイドル、マップ内の2個の単発、、、ともう一人は忘れた。
トータルでいくつ集めるのがゴールなのかはわからないけど、「キコアの母親」「セバスン」「占い師」「虫好き少年」「雑貨屋」などがまだフキダシが出てない。マックスは60くらいなのかなぁ

・取り損ねのモノリス回収

 フィローネの神殿屋根にあるやつや、砂漠の北にあるやつも回収。他にも忘れてるところ、フックショットで取れるけど取り損ねてるところが絶対ありそう。うーむ。

・空のマップは概ね完遂。

 一通りの島をチェックしただけだけどね。

・変な壁発見。

 トライフォースのマークを書くなんてそう簡単にはできない。が、ハートは簡単だった。4個か5個くれた。次回はトライフォースにチャレンジしたい予定。

まぁこんな感じ。で、進めたのは、、、

●水龍の神殿クリア

 もう随分と前の話な気もする。というか具体的に何があったのかもよく覚えてないけど、

 ボスだけは強かった!

そこまでに無駄に青いクスリ(水中の活動時間が延びる)なんてのを持ち込んでしまったのが運の尽きというか、本気でクリア目指すプレイをするときは、十分な準備が不可欠だなぁと思った次第。

ボスで死ぬとその前のセーブから再開&HPが半減くらい?になるのだけど、周辺にハートがかなり出る、、、
※ちなみにハートはこちらの体力が減ってるときは出やすい。これは、

 激減してるときは、「ハートを取りながら集めちゃダメ」ってこと。

激減した状態で草を刈りまくり、出たハートはあとからまとめて取る。そうしないと全快し損ねちゃう気がする。

、、出るので、クスリはないが全快でアタックすることは出来た。

倒し方がわかってしまえばさほど強敵でもないのは過去のゼルダでも同様なのだけど、そこまでがなかなか。特に今作はこれまでのボスがどれも強くなかった分、「いつもの強さ」で出てきたボスに四苦八苦するハメに。

金色の阿修羅っぽい巨人。最初2本の腕の肘関節をフックショットで抜き、ヤツの眼前でウロウロするとコアが出るので突く。当たらなくなったらすぐに飛び退き、剣戟をかわす。それを繰り返すと先に落とした腕を含めて復活し、パターンが変わる。

右か左どちらでもよいので、攻撃をかわして肘関節を抜くと、今度は地面に落ちた大剣に「もつ」判定が生まれる。これを拾ってあとは斬りまくるだけ。何回か斬ってると復活するかも知れないけど、まぁ繰り返し。

このボスから周囲にハートが出なくなり、たまたまではあるが手持ちのクスリも妖精1匹だったことも重なって結局2回くらいゲームオーバーになってしまった。

 クリア後、体力全快薬SV(2回使える)と体力全快薬をひとつずつに、妖精1匹をすぐさま用意。

2回使えるクスリを二つにしなかったのは、「もったいないとためらう」可能性があったから。クスリ強化に使う虫には捕まえやすさがあり、2度強化に必要な虫のが当然レア。ためらいなく使うなら、SV(2回使える)ではなくV(1回でなくなる)かな、と。

ほとんどやれることを潰しているので、次はそのまま曲をもらって砂漠へ。順番だと炎かと思ったらどうやら違うらしく、砂漠の南西から「砂海」へ向かう。

ここでは以前使った「一時的に大昔の文明や自然が生きていた頃に戻す石」を使った、なかなかダイナミックなエフェクトが堪能できる。というか、

 Wiiでこのレベルなんだから、もしPS3クラスだったらもっと激しく感動できただろうになぁ

とは思ったけど、PS3や360じゃ逆にグラフィックデータが大きすぎて同じ事は出来ないのかも、とも思った。
※砂海の移動は船を中心とした限られたエリアだけが「海」になる。速く移動すれば当然その部分のデータを2重に持ってなきゃならない分メモリも多く使うっぽい。

ともかく、先ほどのボスとは一転してゆるやかな海の旅、、、と言ってもそんな広くないを堪能。指示されるままに一本道のルートを消化していく。つかいくら広くても「そこはいくな」の繰り返しには萎える。自由に探索させろよ。このくらい。

途中かなりスピード感と緊張感のあるジェットコースターのような面があり、正直ゲンナリするが、
※こんなの何度もやりたくないよ、、って思って。

 奇跡的に!?一発でクリア。

ホントホッとした。途中特定のルート上にハートのかけらとかあったらどうしようという気もしたけど、

 クリア後にWIKI見て取りに行けばいいや

って感じ。とてもじゃないが何度もやりたいマップじゃなかった。まぁ好きな人は好きかも知れないけどさ。

そしていよいよこの砂漠のマップのクライマックスである大きな船の中へ、、、。

 と、ここまで進めているところ。

ちなみに娘も昨日はかなり進めて、炎のマップをクリアし、砂漠の神殿に入るところ(暗唱キーを集めて神殿を浮上させたところ)まで進めた。ここをクリアすると恐怖の「試練」が始まるなぁと思ったのだけど、

 案外砂漠の試練は楽しかった。

何でかよくわからないんだけど、あんまし敵が怖くなかったし、普通にヤミの勾玉を集めながら進軍するのも嫌じゃなかった。砂漠は障害物が森より少ない分、カンテラゴースト(こいつの灯りに触れると即座にハンターが動き出す)を回避しやすかったからかも知れない。流砂エリアもほとんど行かなくてよかったし。

・・・

剣の炎を取ると、攻撃力が上がり、ちょっぴり刃の長さが伸びる。これはアイテムが増えていくのが中心のゼルダにおいて、数少ないパラメータ強化の側面で、なかなかに嬉しかった。まぁ攻撃力UPと言っても初代のように一気に倍、ってことはなく、1.5倍くらいだけど。

基本はアドベンチャーなので、いわゆるアクションRPGみたいにただ敵を倒すだけで強くなったりはしないし、その際の武器にバリエーションを持たせる仕様にはなってないんだけど、これまでのゼルダなら割と序盤に手に入った弓矢が今回最後の最後まで後回しにされたことで、より近接戦の機会が多くなった。
※パチンコやビートルでも倒せる敵はいるけどごく一部だし。

公式サイトでも、剣での攻撃、モーションプラスがいかに良くできたデバイスなのかを謳う場面が多かったのだけど、正直それほどかなぁというのが僕の感想だったりする。

僕はそこそこ慣れては来たけど、
※そりゃ40時間以上やってるしね。
娘と息子のやってるのを見ると、少なくとも「思い通りに縦斬りと横斬りを使い分けられているとは言い難い」。また、「軽く振るだけで、、、」的な記述にも大いに疑問が残る。これまでの作品ならそうだったのかも知れないが、モーションプラスの精度が逆にダイナミックな動きを強いているのではないかと感じた場面が多かったのだ。「スパスパ斬り」のところもそうだし、ボーリングのようにボムを転がす場面もそう。ちょっと動かすだけじゃ爆弾は転がらない。

だから、「社長が訊く」で長編インタビューが載っているが、これは話半分くらいに受け取っておいた方がいいんじゃないかというのが僕の感想。もちろん話の中にある「みんなで遊んだ方が楽しい」とか、「2回目、3回目も楽しい」という部分に異論はないが、メッセージが早送り出来ないことや、
※部分的にスキップ出来るところはある。
デモムービー的なシーンが多く、正直煩わしさを禁じ得ない場面も少なくない点には触れられていない。これまでのゼルダ全ての中でもかなり高次元でまとまっているとは思うが、前回書いた「橋を作るパズル」や、たまに見られる「古さを感じるトラップ」などに、「これ以上はないということはない」という気にさせられたな。

あとリモコンを振動させる場面が多いからか、電池の食いが非常に早い。10本パックを開封してプレイし始め、現在最後の2本を使用中。GBから使い始めた単三乾電池だけど、一つのタイトルでここまで消費させられたのはこれが初めて。エコとは無縁の大食いゲーってのも、密かに今作オンリーの特徴かも知れない。

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