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2012年2月19日 (日)

AKB48~最近の楽曲~

たまにはAKBネタを投下。摂取してないわけじゃ断じてないのだよ。

●GIVE ME FIVE

NなっちがB公演のセンター(あっちゃんパート)でギターだと聞いて、それも一番偉い人(たぶん秋元先生)の指示なんだと聞いて、

 なるほどこれもチャンスの順番だったのか

と思った。

GIVE ME FIVEはAKBだけじゃなく、NMBもSKEも、それぞれにバンドを組んで練習させるという。メンバーにはそれぞれ得手不得手があるから、例えばダンスが得意な人もいれば楽器が得意な人もいるわけで、干されててテレビに出られないようなメンバーにも、チャンスが回るように、ひいてはそのバンド、楽器が、例えば美術部のようにまた別の活動に繋がっていくように
※たのきんのよっちゃんみたいに、バックバンドギターでしっかり食っていけるようになるのも一つの未来だし。

 今儲けられる可能性は全て当たっていこうとしてるんだろうな。

表現は汚いけど、僕はこういう秋元先生のスタンスは嫌いじゃない。「人事を尽くして天命を待つ」というのはこういうことだと思うし。

曲自体は正直ペラオに似てなくない?って感じだったけど、ゆきりんがかっこよくてPVは嫌いじゃない。つかそもそも選抜12人とかをバンドにするってのが無理があるんだよな。米米CLUBかって感じ。かと言って5人だけに絞るにはあまりに(いろんな意味で)リスキーだし。

・・・今初めてしっかり最後まで聴いてみたら、

 2番の歌詞超イイ。

以下抜粋

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何枚 写真を撮ってみても
大事だったものは残せない
ケンカして口きいてなかった
あいつとなぜか肩を組んでた

まだ誰も帰らなくて
教室が狭く見えるよ
名残惜しい時間の先に
僕らの未来がある

涙堪(こら)えるより
生まれてから
一番 泣いてみよう
そう つらいことは
まだまだある
慣れておこうぜ

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なんて僕好みの卒業ソング!こういうコトされちゃうからAKBは好きなんだよな。秋元先生は「先生」と呼ぶに値する人だとも思う。ジーンとさせられちゃったら負けだもの。かっこいいんだもの。僕もこういう言葉を紡げたらいいなぁって思うもの。

卒業式で大声で歌えたら、きっと泣いてしまう。そもそも涙腺が弱い方だけど。

●NEW SHIP

GIVE ME FIVEのカップリングに入ってる曲。メンバーの「スペシャルガールズA」が
なかなかそうそうたるメンバー。

チームB 佐藤すみれ
チーム4 市川美織 入山杏奈 島崎遥香 山内鈴蘭
研究生 岩田華怜 加藤玲奈 川栄李奈 高橋朱里 田野優花
SKE48 チームS 木﨑ゆりあ 松井珠理奈
SKE48 チームE 木本花音
NMB48 チームN 渡辺美優紀
HKT48 1期生 兒玉遥
JKT48 1期生 メロディー・ヌランダニ・ラクサニ

何がそうそうたるメンバーかと言えば、AKBに興味が薄い人にはほとんど知らない子ばかりなのに、僕前後の知識からすると

 次世代のAKBかっ!

って感じなところ。珠理奈以外はAKBのシングルに入ったことがある子はたぶんいないという干され感の一方で、有吉AKBで顔と名前が繋がった「僕基準で」かなりかわいい川栄や髙橋朱里。みおりんはビジュアルは立ってるけど中身が薄いから、経験を積めば何とかなるかもと思うし、島崎と鈴蘭は既にチーム4の柱の一角。入山はこないだAKBINGOでショージキ将棋に出てて、「中身の薄いにゃんにゃん」みたいな感じ。小嶋陽菜+まゆゆのビジュアルがあるけど、底の浅さそうな感じがAKB向きじゃないのかなぁと。これでアピール出来なかったら次はなさそう。

ゆりあと花音はSKEの中では、ビジュアルもキャラもかなり上の方だけど、なかなかJR以外がAKBに食い込むのは難しかった。個人的には矢神のが好きだけど、最近のSKEは侮れないし、こうして中心メンバーが進出するのは賛成。まぁみるきーはオーマイガーの時のみそぎが済んだってことなのかな。NMBナンバー2を全国に向けてアピールし始めるって感じか。

HKTとJKTはまぁ今は正直なんとも。ただビジュアルだけなら二チームとも乃木坂に負けてると思うので、「AKBらしさ」みたいなのをいかに構築していくか、、、

 そんなオタクのうんちくを語りたくなるようなメンバー構成なわけですよ!

曲自体もそれほど悪くない。極めて良いわけじゃないけど、このメンバーならついPVを見ちゃうって人も増えると思う。「知らない子ばっかだけど悪くないね」というところを揃えてる気がするし、PV自体なかなか良いしね。

でもAKBの3チームから入ってるのが佐藤すみれだけってのは、どういうことなんだろうな。ひとり入れるとしてのバランスとしては、ビジュアル重視で十分納得出来るんだけど、、、このチームだとどうしても珠理奈がセンターって感じだもんな。

●乃木坂46

正直かわいい。曲も悪くない。カップリングの「会いたかったかも知れない」も好き。

 でもAKBじゃない。

僕のブログのトップにも書いたけど、AKBはやっぱ特別というか、顔や歌だけなら他にもいるって思うんだよね。ハロプロのキュートとかも「悪くないかも」って思った曲はあったと思うし、ビジュアルで「嫌いじゃない」って子はいっぱいいるんだけど、「好きになる」のとは一線を画すというか、「その他大勢」な感じというか。ただ、時間を掛けて、例えばAKB48が徐々に高年齢化するなりなんなりで、魅力が薄れていったとき、きっちり露出して同じ訴求ポイントを突いてくれたら、案外どうなるかわからないかもなぁと思ったりはした。

とりあえず「曲に関しては秋元先生本気だな」とは思った。タイトルはチャラいけど、いい感じにおニャン子臭がするよな。

●片想いFINALLY

SKEで初めて好きと言える曲になったかなって感じ。っていうかPVのキスシーンとか表情とか、

 ダンスじゃないのがイイ。

SKE=ダンスが激しい印象があって、そこになんかこう居心地の悪さというか、単純に好みじゃないみたいなところがあったんだけど、今回割とミディアムなテンポで聞きやすいし、踊りも激し過ぎなくて見やすい。あと歌詞に関しても聴き入っていくと、、、というか聴き入っていく気になったってのが大きいかな。

みんなはSKEのメンバー何人ぐらい知ってるのかな。「10人くらいかな」と思いつつあらためて顔と名前がくっつく人を挙げてみると、、、
※漢字は違ってる可能性大。順不同。

松井玲奈、松井珠理奈、矢神久美、木﨑ゆりあ、秦佐和子、高柳明音、大矢真那、金子栞、木本花音、小木曽志織、須田あかり、あとカツオ(完全に名前忘れた)かな。名前と顔が繋がらないのは向田まなつ、顔と名前が繋がるけど大抵忘れてるのが平田璃香子(チームSキャプテン)。あ、カツオは桑原みずきだ。

これくらい認識出来るようになると、PVを見るのも全然楽しくなってくる。「知ってる人」という表現は語弊があるかも知れないけど、やっぱり個々のエピソードに関する知識のあるなしは大きいというか、

 それこそがAKBを好きになったポイント

って気がするもんな。っていうかこのSKEに対する僕の感覚は、もしかしたら秋元先生にも通じてるんじゃないかとすら思えてきていて、だからこそ「曲がよくなった」というか、ハーフミリオン売れるとか、Mステ単独出演とかに繋がっていってるのかな、と。まだまだAKBの超選抜12人くらいに追いついてるのはJRの二人だけだけど、SKEの超選抜は、少なくともAKBの干されよりはキャラが立ち始めているし、前述のNEW SHIPでも、チーム4や研究生に引けを取ってる印象はない。っていうか、

 くーみんはもっと出てきていいと思う。

ただなんだかんだ言って今のAKBグループは、どれだけ大枚はたいてくれるファンが付いているかが人気のバロメーターになってるから、単に歌が好き、ダンスが好き、ってだけじゃチャンスを掴むのは難しいんだろうなって感じ。「SKE選抜&NMB選抜」でアイドルと恋したらPSVitaみたいなのが出てくれると、一気に認知度が上がる気がするんだけどな。まぁ僕の中で、だけど。

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まとめんばーが認証制になって、コメントするにはライブドアIDとかOpenIDとかが要るようになったことで、目に余るような否定コメントがなりを潜めた。でもコメント数そのものが激減したのは果たして良いのか悪いのかって気もする。ただ好き好き言ってるだけだと案外みんなの心に届かないというか、「そんなことはないっ!」っていう反発力こそが熱量を帯びるんじゃないかなぁとか思ったりもするんだよな。

ともかく、一時期よりAKB関連の摂取量が減っているのは事実。それはつまり総選挙で10位以内に入るような子たちがバラエティから遠のいて、下の子にライトが当たるようになった一方で、その子たちの魅力が薄くて訴求力に欠けているということなのかなぁと分析する。

みんなで売れるようになろう!ってがんばってた頃と違って、「AKBという肩書きは売れるようになったけど、ワタシは?ワタシ自身はどうなの?」って思ってる子が多そうな感じが何ともいたたまれない。その点咲子さんとあきちゃは不安にさせなくて好き。なかなか自分がやりたいことをやって楽しくお金が貰えるってのは難しいんだろうけどさ。

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