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2012年3月25日 (日)

名古屋市科学館「ブラザーアース」

春休みの休日と言うことで、家族で名古屋に出来た(と言っても半年か一年くらい経ってる)、内径世界最大と称されるプラネタリウム「ブラザーアース」に行ってきた。

予定では家を9時に出て、上を通って10時前には入る算段だったが、出たのも遅れれば、道も混んでいて、実際着いた頃には10時半を過ぎていた。そして、

 とんでもない長蛇の列が出来ていた。

ブラザーアースは以前もそれ目的で訪れたことがあるのだけど、その時はまだ出来て間もなく、まぁなめて掛かってたこともあって、

 着いたときには既に心が折れるレベルの列だった。

今回もそれに負けず劣らずの列だったが、せっかく来たのだし、長男が高二、娘が中一ともなれば、家族でこうして出かけることも少なくなるだろう。っていうか、

 僕なんて中一以降、家族で出かけた記憶、一切なし。
 ※決して仲が悪かったわけではないのだが。

 「僕が並ぶよ」

とたんかを切り、最後尾に着く。今から並んでも見られるのは「15時10分」の回だったが、天気もよく気持ちいい小春日和。ちなみに「小春日和」は冬にある春めいた日を指すので、春に使うのは誤用だ。覚えておこう。

ポケットからNEXUSを取り出し、スリザーパズルを開始する。人生においていくつもの「潰さなければならない暇」があるとするなら、今がまさにその時であり、この列に並ぶその瞬間の為に神が授けたもうたアプリがスリザーパズルであると言える。後ろに並んだ「理系物理専攻のウザい男子と、何か生物系の国家試験の結果待ちらしい女子」の、濃いめの会話を聞きながらかなりのハイペースでスリリン(スリザーリンクの略称。スリザーパズルは、スリザーリンクというニコリのペンシルパズルの別称にしてアプリ名)を消化していく。些細なミスでウンウンうなったり、「見えたっ!」と一気にまくし立ててクリアするグルーブ感は、、、あれ?これって前も、それも何度も書いたような・・・。

「はぐみんカード」と呼ばれるカードを持って行くと安くなるかも、、とかみさんに言われて提示するも、「本日は使えないんだよね~残念だったね。ね!(ウインク)」と言われ、心の中で舌打ちしつつ「じゃあ大人二人、高校生ひとり、小学生ひとりで」と言ったら、「高校生の方は学生証がないと、高校生って認めてあげられないのよね~。ね!(ウインク)」と言われ、落胆しつつ大人3枚分のお金を払う。小学生は無料なのだ。っていうか3月31日までは小学生だ。誰が何と言おうと。っていうか本音的には来年の3月31日くらいまでは小学生ということにさせてもらいたい。が、本音は隠すものなので口にはしないが。

チケットさえ買えばあとは開始まで自由時間ということで、フラフラと別の場所へ移動。かみさんが行ってみたいと言っていた「ミッドランドスクエア」というビルへ向かう。外観を見た瞬間、

 「マインクラフトで超作れそう。それも簡単に。ガラスブロックさえあれば」

という僕のコメントに、子供二人が激しく同意。てっぺんのフタみたいなところは無難に岩ブロックで問題ない。

果たしてミッドランドスクエア内は、まるで六本木ヒルズのような風情であり、シャネルだカルティエだヴィトンだの店が軒を連ねる。っていうか、軽く覗いた店のブラウスが36800円とか、

 「ウチの店だったら299円とかになりそうなデザインだな」

と思って口に出してしまうが、まぁ店内の人には聞かれていまい。こんなところで誰が買うんだろうと思いながら、自分との身分の違いに軽い目眩を禁じ得なかったが、何のことはない、戻ってきてから聞いてみたら、自店のパートさんもあそこで7万もするサイフを買ってたりした。そういうもんなのか。貧乏人には理解出来ない。っていうか、

 お金は働いていれば誰しもそれなりには稼ぐ。違うのは金額ではなく、むしろその使い道だろう。

とそれっぽいことを言ってお茶を濁しておく。7万のサイフを買うような人は、3DS3台を75000円で初日に買ったりはきっとしない。

最上階にあるプロムナード≒空中回廊のような展望台を一周する。ミッドランドスクエア、、、なんかFF7の「ミッドガルド」「スクウェア」をイメージせざるを得ないネーミングだよな。

 全員ひとり残らず同じコトを考えたと思うけど。

は、隣にある駅ビルのツインタワーを見下ろすほどの高さがあり、地上にうごめく車や人は、もはや、「虫ですらない」。っていうか、

 結構高くて怖い。足が文字通りガクブルだ。

っていうかタイトルの「ブラザーアース」に関する記述にいつまで経っても入らないが、もちろん常連読者様に関しては何の問題もあるまい。こんなのはいつものことなのだ。毎回毎回同じことなのだ。毎日毎日同じコトばかり繰り返し繰り返し書いているのだ。ジジイだから同じコトをしつこく言うのだ。言いまくるのだ。ジジイだから書いてるそばから何を書いたのか忘れているのだ。だ。<誤打ではない。強調表現。

昼飯はここで食うなどもってのほかということで、今度は大須へ向かう。これと言って行きたいところがない場合、勝手知ったる大須は居心地がいい。とは言っても、

 行く度に電気店やゲーム、フィギュアなどのサブカル系ショップが減っている。

ファッション系の店や、よくわからない軽食、アイスを食わせるような店が増えていて、ぶっちゃけ「どこが居心地がいいんだよ」ってな雰囲気になっていたが、軽く回る。アメ横ビルは、人気も少なく、活気もない。ゲームソフトはパソコンも家庭用も一本も置いてなかった。その昔店頭でシグノシスのデモを動かしていた頃が本当に懐かしい。携帯電話とインターネットは、確実に大須を別の街に変貌させた。

何とはなしに僕がPC9821APを買った店があった場所に行ったら、そこはお好み焼き屋になっていた。以前ゲームを売っていた店はカジュアルファッションの店になっていて、サーターアンダギーを売っていた沖縄料理店はそのままあった。1個100円のサーターアンダギーを「小さいから」という理由で2個100円にしてもらって買って食べた。普通に美味しかった。本場のサーターアンダギーがどうかはわからないが、基本「堅いドーナツ」もしくは「丸くて堅いマフィン」みたいなもんだ。

昼食は各自バラバラではあったが、僕は友達が名古屋の大学に通っていた際によく訪れたお好み焼き屋で、お好み焼きと焼きそばを食べた。はっきり言って、

 大須に来る度に食いたくて食いたくていつも閉店してたので、もの凄く嬉しかった。

味は普通に最高。超美味い。ただ、お好み+焼きそばではなく、お好み×2にしておけばよかったという後悔は、少なからず去来したが。

さて、そんなこんなで時間を潰し、科学館へ戻る。時間的には入館開始10分前ほどであったが、入り口のお兄さんが嫌な顔をする中、そこに腰を下ろして待つことにする。「展示室でお待ち下さい」と言われても当然聞かない。なぜなら、展示室には用はないし、「ここに座ってはいけない」「ここで携帯ゲームをしないで下さい」という張り紙もない。誰よりも早く中に入りたいのなら、そこで待つのが当たり前であり、僕なりの正義なのだ。<全くかっこよくはない。

すると2分ほどで「ただいまからご入館頂けますけど、入ります?ホントに入ります?マジで?そんな顔で?はぁ~ガッカリ」とお姉さんがアナウンス。中に入ると、

 普通に広い、、、が思った以上ということはないドーム状の空間が広がっていた。

Img_20120322_145124 座席は最外周部で、真ん中にはとってもサイバーな
※道中議題に上ったが、「サイバー」とは「電脳」の英訳である。たぶん。
メカが鎮座し、座席の場所を表すアルファベットが投影されていた。

 たぶんベクタースキャンで!

あんなところにフックするのは僕くらいじゃないかとも思うが、光の線で描かれたアルファベットや矢印などのシンプルな図形の動き、輝きに、地味にウットリ。もしかしたら高解像度のラスター描画でそれっぽく見せているだけだったのかも知れないが、なんかこれだけでちょっと得した気になった。

上映は正味50分ほどで、アナウンスや解説は全てスタッフの肉声。落ち着いた初老の方のしゃべりはとても「プラネタリウムっぽく」て、暗闇の中で、

 いい感じの子守歌にも聞こえる。

っていうか、僕は寝なかったけど、長男は少し寝てたみたいだった。人によっては、「10cm前の手すら見えなくなるほどの暗闇」に、やわらかなイス、完璧な空調が整っていたら、

 そりゃ寝るよな。

プログラムは、最初今日の今の太陽の位置から、だんだん暗く日が落ちていき、宵の明星や木星、光の強い恒星から順に見えていき、都市部、街明かり、そして山間にある民家の光すらほとんどないほどの暗く、そして、

 強い星明かりが見える世界へと移り変わっていく。

満点の星は素晴らしく、数も無数で、確かに言葉を失った。

 が、

その直後にこの映像が、某物語系アニメのテレビ版最終話ラストシーンで画面に映ったそれとソックリであったことを思い出してしまう。もはやその後は頭の中であの時のセリフしか出てこない。「キスをします」。

星座の絵が重ねられる「プラネタリウムらしい」トークから、デジタル映像、簡単に言うとオムニマックスのような全天型の動画による各惑星へのアプローチ、
※立体映像ではないが、その演出の妙によりかなり奥行き感の強い映像になっている。
まるで宇宙船で飛行してるかのような臨場感のある演出に、文字通り息をのむ。

 まぁ寝てる人は寝てるみたいだが。

正直プラネタリウムを見に行く人というのは、「プラネタリウムが好きな人」ももちろんいるとは思うが、その多くが、「プラネタリウムでも行くか」という程度の人が多い気がした。別段星の名前や星座に著しく詳しいわけでもなく、せいぜい星占いが人より少し好きとか、テレビのニュースで人工衛星とかスペースシャトルの話が出ると、ちょっと耳を傾けるとか。

 だから、語ってるおじさんとは、きっと相応の温度差があるんだろうなぁって思った。

まぁだからと言ってそれがどうこうするわけではないんだけどね。ただちょっと寂しさみたいなものも感じたって話。

ちなみにシートは、左右に60度ずつくらい回転するが、背もたれは完全に固定されていて、角度は変わらない。場所によっては真後ろをほとんど見られない席もあったと思うが、その点は外周部でよかったと思った。つかセンター付近のシートは外周と違ってシートの角度がもっと平坦に近かったのかも知れないけど。

大人800円でオススメ出来るかと言われたら、僕は十分オススメ出来る娯楽だと思う。科学館の常設展示もその値段に含まれているし、
※僕たちは以前そちらは見ているので今日はスルーしたけど。
子供連れなら間違いなく「(プラネタか常設の)どっちかで楽しめる」はず。

ただ、行くのなら、朝8時半くらいまでに会場に着くくらいの気持ちで行った方がいいとは思った。土日は10時前に完売してしまうほどの勢いみたいだし、せっかく行ったけど見られなかったというのも(子供連れの場合は特に)切ない。人気はまだまだ衰えている様子はない。「行く気なら気合いを入れて」を強くお伝えしておきたい。前日早く寝るということも含めてね。

つってもクリス評価は★★★くらいだけどね。同じ宇宙関係の施設だったら、各務原航空宇宙博物館の方がずっとオススメ。だって男の子ですから(笑。

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