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2012年3月22日 (木)

娘の卒業式の話

まぁ感動したのは幼稚園の時くらいで、実際の話さして盛り上がることなく、つつがなく終了した。でもせっかくの節目なので、一応記録として、日記として記しておくことにする。読者様におきましては、お子様のあるなしに関わらず、まぁどうでもいい、どうということのない、特筆すべきことなど何一つない、かと言って親ばかに過ぎるほどでもない、普通の人が普通に書いてる日記を横から覗き見る程度の?まぁある意味時間の浪費でしかない?そんな内容だったりします。というか現時点ではその予定だし、ここまでハードルを下げることで、「わずかに面白いと言えなくもない」程度の「小笑い」があったときに、いつもより優しく、温かい目で見て貰えるかも知れないなぁと思ったりもするわけです。要は保険ですよ。誰に対してのかよくわからないんですけど。

朝はいつもより早く身支度を調え、久々に袖を通したスーツのウエストが73cmだったことに若干の憧憬を感じつつ、82cmまで肥大化したボディを押し込む。当然ホックは止まらないが、ベルトと上着で隠してよしとする。つか太っていることを悔やむのは、実際のところ、礼服とスーツを着るとき「だけ」。他はまぁさほど私生活に問題がない。

コタツには娘が潜り込んでいて、いつもならそこにいるはずのかみさんは、今日の準備をしている。愛猫カンナが「外へ出してくれよーくれーくれってばーくれってばさーくれってばよーニャーニャーニャー」と凄い剣幕で体をすりつけてくるが、今回は数時間家を空けるのが確定しているため、みんなからピシャリと否定される。つかかなり外出に関してルーズな我が家ゆえに、たまに束縛されるのがいたく気に入らないということはあるだろう。まぁ僕一人だったら、気軽に外へ出してほったらかしにしてしまうんだけど。どっちにみち自己責任だと思うし。

いつもの祭事(卒業式や運動会、参観日など)には、割と指定の時間でも遅めに出かけていって、駐車場がない、席が悪いという事態を招くことが通例だったのだけど、今回はなぜか余裕を持って登校し、

 まだ誰も6年生および父兄が来ていないという状況に。

5年生が掃除をし、ジャージの先生が声を張り上げている。空気はピリリと冷たく張り詰めていて、受付の机にある紙に娘の名前を見つける。

娘の小学校は、僕の卒業した学校でもある。思えば長男が入学したとき、「久々に帰ってきたな」と思った。以後体操服やプール用品の販売関連で何度か仕事でも訪れたが、いつ来ても懐かしさと居心地の良さを感じることが出来る。
※これは母校なら誰しもが感じるものだと思うけど。

クソ寒い中時間を潰していたら、娘の友達何人かが来て一緒に教室へ消えていった。長男の時と違い、今回は教室へは入れないという。「最後の教室」の写真が収められないのは残念だったが、まぁ仕方ない。何か不都合でもあったんだろう。

娘のクラスは、若い女性の担任をはじめとして、「いかにもな小学六年生」という感じの、元気のいい、団結力のあるクラスだ。長縄のクラスマッチで優勝したり、スローガンが「宇宙一」という辺りも、(親目線ながら)いいクラスだなぁと思った。娘は割とドライで、長男と比べたら感情を表に出すことは少ない。楽しければ笑うし、怒ることもなくはないが、泣いたところを見たことは(幼少期を除いて)ほとんどない。でも、このクラスで、クラス委員をしたり、仲の良い友達にバレンタインの友チョコを交換したりしていたら、、、確かにクラスメートから「泣くよね?」と思われてもおかしくないなと思った。ちょっと羨ましい。

体育館の前に数人が並び、履き物を履き替え、整然と並べられた折りたたみイスと、赤く敷き詰められたカーペットの上を歩く。何度も来たことがある体育館だけど、卒業式の日だけは、何か特別な色の空気で満たされてる気がする。練習と本番で全く違う空気。ああ、こういうのを「厳か」って言うのか。

来賓や5年生、教員が揃うと、いよいよ卒業生の入場。僕が座った「保護者予備席」は、丁度入ってくる生徒を真正面に捉える位置で、みんなの顔がよく見える。ところどころでフラッシュが光り、神妙な面持ちの生徒たちを照らす。自分の時がどうだったのかなんて、これっぽっちも覚えてないけど、みんな多かれ少なかれ卒業に際し、思うところがあるのだろう。言っても「卒業」は初めての体験だもの。
※「卒園」は経験してるけど。

校長先生は事故で右手の指を全部亡くしてしまった「三河のエジソン」と呼ばれる方の話をした。工場を渡り歩いて自分の手を作って欲しいと頼んだが、全てに断られ、ならば自分で、と義手を作る。そしてその話が広まり、今では全国から彼を頼る者が訪れるという。最初に工場で断られなければ、今こうして多くの方に感謝されることはなかっただろうという。

 ごめん。あんまし卒業と繋がらないよなぁと思いながら聞いてた。

そのあとの来賓の話や、生徒たちの話も、内容に関してはほとんど覚えていない。ただ、5年生の子の送辞(複数の生徒が順に語る)の中で、際だって滑舌が良く、「心にひびく」言葉を紡いでるなぁと感じた子が二人いたのが印象的だった。僕は中学の説明会にも仕事柄顔を出すが、あれほどのスピーキングが出来る生徒会長は今までひとりもいなかった。小五なのに中二よりもしっかりと話せるなんて。かっこいい。まぁ顔は見えなかったが。男子と女子ひとりずつ。来年はウチの店に採寸に来てくれるんだろうか。いや、むしろあそこまで綺麗な言葉を口に出来る子ならば、名古屋とか有名私立中学に進むのかも知れない。田舎の小学校だけど、今年は何人も私立に進むって言ってたし。

卒業証書の授与は、担任の先生が名前を呼ぶ声に応えて、「ハイ!」と、きっとこれまでで一番の気持ちを込めた返事をする。僕らの時は「呼ばれて返事をし、席を立って壇上へ向かった」気がするが、よくよく見てたら今回は、「呼ばれたタイミングで校長先生の前へ進む」ようだった。席を立つ時点では一切のきっかけがないわけで、何となく違和感があると思うのは僕だけかなぁ。

授与の最中にはたぶん音楽の先生がピアノでしめやかな曲を奏でた。翼をください、仰げば尊し、蛍の光、旅立ちの日に、、、。卒業の歌は3曲とも僕の知らない曲だったが、このときの曲はほとんどが耳馴染みのあるもので、

 後ろ姿しか見えないが、娘が涙を拭っているのが見えた。

最初のひとりが「10204号」で、僕の娘は最後のひとりだった。113名だから、通算10317人目の卒業生ということになる。つか一昨年卒業してた子の中に通算「10000人目」の卒業生がいたかと思うとちょっと胸が熱くなった。29年前というと僕は何人目くらいだったんだろう。常にはキリ番に興味もないけど、こういうのなら踏んでみたい。

最後のひとりである娘は、他の生徒とは別のルートで壇上を降り、教員と来賓、父兄におじぎをし、席へ戻る。

卒業の歌は、「明日の空へ」と「証」という歌。

●明日の空へ
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7856575

●証
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13927096

「証」は、正直馴染みがないこともあるけど、高音域が強すぎて詩が心まで届いてこなかった。技術的にハイレベルを求められる曲なのはわからなくもないけど、もっとシンプルで熱い曲で泣きたかったってのが単純な僕の感想。なんか「上手くしっかり歌わなきゃ」って感じで、「これが最後なんだ」って感じが薄れちゃった気がするんだよな。本人たちが満足できてたらそれでいいんだけどさ。
※当日NEXUSで録画したmp4から歌の部分だけを切り出してノーマライズしたのだけど、ニフティは容量制限で貼り付けられないんだよな。まぁ誰の為でもなく自分のために保険としてアップしたかっただけだけどさ。

2012 最後は校庭を通って正門前で解散。みんなで写真を撮りあって、中学もよろしく、とか、そんな感じ。最後に男子と一緒の写真が撮れなくて残念だったけど、まぁクラス写真だけでも撮れたからいいとしようかな。

長男の時はその後5、6人の友達が家に泊まりに来たが、女の子だし、さすがに卒業式の日にそれはない。ただ、本人は「お別れ会」という名のささやかなパーティと、「二次会」と言う名の焼き肉を食べに行った。1クラス37人のうち30人が焼き肉屋に集まり、幹事の親御さんがビックリしてたという。いい想い出になったんだろうな。

・・・

ぶっちゃけその後の娘はと言えば、昨日までとなんら変わらずパソコンでマンガを読んだり、録画した番組を見たりしていた。日常というのはそうそう容易に変わるものではない。中学に入ったら運動部に入ろうかな、と言っていたが、それまでの実績もなく積み重ねもない者が、経験者と一緒に歩いて行くのは容易じゃない。何を楽しみ、何をがんばるのか。若いときの苦労は買ってでもしろ、というが、それでも後悔は少ない方がいいと僕は思う。

及び腰にならず、傷つくことを恐れず、涙と汗が楽しめたらいいな、と思う。

個人的には、文化祭にAKBとか踊ってくれたら、言うこと無いんだけどな(笑。

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コメント

お嬢さん、ご卒業おめでとうございますo(*^▽^*)o

投稿: KC | 2012年3月22日 (木) 10時54分

こんにちは。

全くお子さんやその友達、先生のことは存じませんが、写真にあったそれぞれの顔はいい表情してますね。関係ない自分でもぐっとくるものがありました。

あと、お子さんが自身と同じ学校を卒業するっていうのもいいものですねー。うらやましいです。

投稿: nyaru | 2012年3月22日 (木) 14時09分

どもですKCさん、nyaruさん、クリスです。

>KCさん

ありがとうございます(^^。小学校中学校はほっといてもまず卒業できますし、有名私立中学に受験、合格したわけでもないので、そういう意味での感慨は何もないのですが、漠然と(自己中心的に)もう小学校へ行くことは、特に教室へ入ることはなくなるのかと思うと、やっぱり寂しさが拭えなかったりします。学校が好きなんだよな(^^;。


>nyaruさん

何気ない無関係な写真でも、そこに何か訴えかけるものが入ってたってのは、とても嬉しいというか、感想をありがたく思います。それって小田和正のCMみたいなもんで、ある意味普遍的な魅力かなぁとも思いますし。

幼稚園、小学校、中学校、高校と、長男は(少なくとも高校は入るまでは)全て母校になりました。一番嬉しいのは校歌に全て馴染みがあることですね。やはり他校の校歌には、何とも言えない違和感を拭いきれませんものね(^^。

投稿: クリス | 2012年3月25日 (日) 01時54分

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