アンドロイドアプリゲー~その1~
今日は仕事が休みだったので、昨夜からの重厚長大なプラン、「アプリゲーをいろいろ落としてやってみる」を発動。参考にしたサイトは、
●アプリゲット
http://appget.com/
ここの「ランキング」2011年8月から、2012年2月までのベスト50や、サイドバーを一通り見つつ、無料ソフトの中で、
面白そう、、、かな
と思ったモノのQRコードを片っ端から保存し、まるでオートメーションのトヨタ工場のごとくにインストールしていった。
中には400MB超のダウンロードのものや、最初のダウンは12MBくらいなのに、ゲーム開始時に250MBほど新たに落とす為に待たされるものなんかもあったりしたけど、まずはやってみないことには始まらないだろうと。
つか、昨日愚痴っぽいことを書いたけど、結局の所、ネクサスで何が出来るか、何を僕が期待しているかを冷静に考えてみたところ、
やはりゲームかな、と。
エクセルの読み書きをするでもないだろうし、動画をやるには容量不足。音楽はまぁそこそこ聞けるだろうけど、
ならでは
という視点で考えたら、VitaでもPCでも動かないアンドロイドアプリを試していくべきだろうと。
実際なめこ栽培やおサイフ育成は思った以上に楽しめたわけだし、長男のiPhoneでやったタッチザナンバーズも
※まぁ一応入れたけど
当時そのレスポンスに感心させられたりもした。
※余談だけど、なめこやタッチザナンバーズなんかは、もう遙か昔からアンドロイドにもあるものだとばかり思ってたけど、実際は出てからまだ2、3ヶ月なんだね。ちょっと意外。でも逆に言えばそれだけアンドロイドに対するフォローが行き届き始めた、とも言えるかも。
ちなみに、僕みたいにスマホを今まで持ってなかった、という常連さんは少ないだろうけど、いまさらのごとくやってみてわかったのは、
対価(メーカー希望小売価格)のチューニングが、家庭用ゲーム機とは違う
ということ。もちろんそれはパッケージソフトだけでなく、ダウンロード専売のものも含めて、
・大量にある中で選んで貰う為の「ランキング」や「評価」のウェイトが著しく高い。
メーカー名や既存タイトルのシリーズで売るケースが少ないため、ユーザー側の判断材料も限られる。実際5段階評価で2、みたいなソフトは、その時点ですでに見向きもされないわけで、
いい意味で弱肉強食の環境が整っている。
それはつまり、
・冗長なストーリーや、テンポの悪い展開や、不安定な動作などが丸々評価に跳ね返る。
これは家庭用でも同じじゃないかと思うかも知れないが、実際アンドロイドのアプリをダウンロードしてプレイするのは、僕が思っていた以上に気軽で、抵抗がない。特に、多くのソフトが無料版と有料版両方をリリースしており、広告の有無や、ゲーム内アイテムの購入などで、「買ったあとお金を回収する」という、通常のゲームとは全く違う料金体系を「普通」としていたりする。
それはつまり、最初の印象が悪い物は「お金を払って貰うところまでたどり着けない」わけで、とにかく「つかみ」に対する重要度が、家庭用の比ではないレベルで高まっているのだ。
で、結果、僕の嫌いな「序盤ずっと遊べない展開」というものが少なく、代わりに「いつ思い通りに遊べなくなるかヒヤヒヤしながら」遊ぶというタイトルが増えることになった。
まぁ善し悪しあるという感じだけどね。
・訴求対象もより鮮明に区分けされてる
ただ、実際やってみると、そのソフトだけで有料化「しようがない」タイプの作品も多い。前述のタッチザナンバーズもそうだけど、「アイデア一発勝負」のタイトルは、あくまでそのゲームをプレイして貰いながら、同時に表示されるバナーへの誘導こそがキモであり、タイトルによっては、
どうかんがえても誤操作でタッチするのを狙ってるだろ
というものもある。
それでも、お気楽なゲームにも優秀なものはたくさんあるし、それこそ以前の僕だったら覚めた視線で「はぁ・・・」とため息をついていたであろうシンプルな内容に、いまさら熱くなったりするものもあった。むしろ、
十字キーを本気で使わせるタイプのゲームの方が、ずっと不安で怪訝視してしまう。
本気で遊びこむようなRPGやアクションも相当数あるが、それらはやはりゲーム内課金が当たり前で、プレイする側にもそうした覚悟が求められる気がした。アプリゲットでも、無料と有料でランキングを分けているし、
※実際は無料の中に課金要素があるものも多いが。
僕みたいに「絨毯爆撃で遊べるゲームを探し尽くしてやる!」みたいな人以外は、、<ちょっと極論か。まぁさほど多くの人が本気で遊んでるって感じはしなかったな。
サイズがデカくて絵がキレイでも、実際自分のスマホで動かないケースも多いみたいだったし。
※ネクサスでもいくつかはダウンロード出来なかったが、逆にダウンロード出来たけど動かない、不安定というタイトルは少なかった。レビューでカクカクになるウンヌンの記述が多いタイトルでも割と安定してサクサク動作してくれたので、今さらながらこの機種にしておいてよかったなぁと思った次第。安い割に高機能って感じで。
→4.0ということで動かないタイトルもあれば、ハイスペックを要求するあまり2.3以前の機種ではまともに動かないタイトルもあるわけで、実質トレードオフって感じ。
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そんなことを考えながら、まぁみなさんにソフトを紹介したいと思うわけだけど、とりあえず面白くなかった物も少しだけは触れる。つか、この二日間で合計100本以上インストールしたわけで、
それだけで結構疲弊している。
グッタリしている。
ヘトヘトだ。
まぁパルテナまでのつなぎというところかな。
ちなみにタイトルだけだと検索しづらいかも知れないけど、もし本気で興味があったら、レス下さい。もう少し詳しく触れますので。
※つか商業サイトじゃないから、あんましそういうところで気合いれないんだよな。
あ、今回あまりに気合い入れてゲームを「やろう」と思ったので、ついでにamazonでセカンドバッテリー&充電器セット1580円もポチった。ジャケットとカバーを付け替えるのは面倒だけど、充電しながら遊ぶのがどうにも抵抗があったし、かといって4000mAhなんてクソ重そうなバッテリーに変えたら「手が疲れて疲れてたまったもんじゃなさそう」と思ったから。つか1580円って安いよな。入れ込むゲーム1本の為に「使い尽くしても(バッテリーが死ぬレベルまで遊び倒しても)」悔いがない値段だよ。
●サードブレイド
http://appget.com/appli/view/59762
最初に挙げるタイトルだが、「一番面白かった」。もし動く人はぜひ、と言いたいところだけど、実際は割と人を選ぶかも知れない。
ジャンルはアクションRPGで、自分で剣を振り敵を倒し経験値やお金を稼ぎつつ、行動半径を広げていくタイプ。
正直タッチで移動操作しなければならないタイプで、その面でのもどかしさは拭えないのだけど、ある程度位置取りしたあとは左手を画面から離し、右手の攻撃ボタン連打でちょっとずつ前進しながらコンボが決まるし、その攻撃連打が、
かなり爽快感があるので、移動に関しては許せてしまう。
・・・というか、このゲーム、時間的にはそれほど遊んでないのだけど、結構今の時点では本気なので、今日はこのタイトルに絞ってレビューを書くことにする。
まず、ゲームが始まるとファイナルファイトタイプのエリアが区切られたベルトスクロール画面に、数匹の敵と一緒に閉じ込められる。当然全滅させつつ次のエリアを目指すが、3つほどのエリアを踏破し、ボスを倒してクリアするまでは、
経験値もお金も手に入らない。
途中で死んだら、「ルーン」と呼ばれる課金アイテムを1つ消費しつつお金も経験値も無くさずにその場で復活するか、お金を全額没収されつつ経験値を半減されて開始時点に復活するかを選ぶ事になる。
まず僕が気に入ったのはこの点。「経験値がゼロにならなければ、いつかは先へ進める」。半分だって2回繰り返せば全部だし、同じマップを何度もプレイできる。もっと言うと、難度もノーマル、ハード、ヘルから選択も出来るし、あまつさえ、
(前述の)ルーンすらゲーム内通貨で買うことが出来るようになる。
※4面か5面クリアすると、700円で1ルーン買えるようになる。ちなみに700円は最初のマップをクリアしたときに得られるお金よりやや多いくらいなので、さほど高額ではない。タイトルからのリンクで、他のゲームをインストールしたり、会員登録したりすることでルーンをタダで貰うことも出来る。まぁ「ただより高い物はない」とは言うが、実際普通に面白かったし、ルーンは欲しかったし、その時点ではまだゲーム内通貨で買えることを知らなかったので、結構なタイトルを入れたり登録したりした。<ちなみにこの過程でフェイスブックにも登録した(^^;<どんだけ本気なんだよって感じだけど。
プレイ中いつでも切り替えられる武器は3種類、双剣、太刀、大剣で、それぞれゲーム内通貨で上位の物にアップグレード出来る。まぁ基本お金がないので、
※ちなみにリアルマネー2ドルでゲーム内通貨7000円分買うことも出来る。
序盤育てるのはバランス型の太刀だけ、ということになってはしまうが。
ちなみに防具もゲーム内通貨で買うことが出来るが、スキルはルーンで買うことになる。とは言っても前述の通り1ルーン700円で購入出来るので、10ルーンするスキルは=7000円ということになるのだが。
最初はナメクジのような雑魚だが、それでもこちらの攻撃力も防御力も低いため、結構苦労させられる。だが、マジメに戦っていればレベルも上がるし、レベルアップ時には体力も全快する。スキルにはHPドレインのものや、直進してダメージを与えるものなど、しっかりと使える物が出てきてくれていて、この点でもモチベーションは高まる。
コンボのフィニッシュ攻撃も気持ちよく、移動になかなか慣れないことを差し引いても、プレイしていてかなりバランスが取れていると感じた。死んだらお金も経験値も大損する。だったら回復薬を使えばいい。でもその回復薬は200円だし、、、なんてジレンマから来る緊張感も心地良いし、時折発動するクリティカルもダメージ、効果音共に爽快だ。
同じマップを繰り返しプレイするというのは人によっては気に入らないかも知れないが、ファイナルファイトタイプ=アクションゲームとしての気持ちよさがそこそこあるが故にそれほど作業っぽくならないのは重要なポイント。もちろん腕(もしくはタッチ操作に対する慣れ)があればどんどん先へ先へクリアしていけばいい。
タッチスクリーンを連打する、スライドさせて移動するのは、「押し甲斐」がないし、解像度的なマッチングでネクサスだとボヤけた表示になってしまうのは切ないところではあるが、グラフィックの質感はメガドライブの「トア」や、GBAの「シャイニングソウル」に通じる、なかなかに良質なものだし、無料版にありがちな広告表示がないのも「素晴らしく良い」。
ボリューム的にはそれほど大きく無いのかも知れないが、
※全部で6つあるスキルのうち3つが既に埋まっているため。あとスキルツリーとかもないし。
ライトなミニゲーム以外で、「僕が期待していたスマホアプリでしか出来ないゲーム」として、今のところ唯一期待に応えてくれたタイトルと言えると思う。
※スリザーパズルはDSにもあるからね。十分面白いけど。
マーケットのレビューでは満点を付けたが、
※あれは「あそこの尺度」で書くべきだと思ったので。
クリス評価でも★★★★付けたくなるほど良く出来てると思う。まぁ☆1つ分は「無料だから」だけどさ(^^。
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