オススメ映画
振り返って「あれは面白かったよな~普通に」と思った作品について書いてみる。とりあえず子供と見ても楽しめた、ファミリーで楽しめる作品に絞ってみる。昔の作品は意外とテンポが悪いところもあったりして、美化しないように気を付けつつ。つか僕がそもそも子供向きの映画が好きなんだよな。精神年齢が子供だから。
●ミッションインポッシブル ゴーストプロトコル
こないだ娘とも見て、結構受けがよかったので、直近の作品でもあるし挙げてみる。ただ、正直鮮度を差し引くと、オススメ度はそれほど高くないかも。同じくトム・クルーズの「ナイト&デイ」もいい勝負。
●魔法使いの弟子
鉄板中の鉄板。っていうかそれを挙げる企画なので当然と言えば当然かも知れないけど、子供向けなコミカル展開の中にラブエッセンスもあり、女の子にもオススメ。主人公とヒロインが美形で、ニッキーもいい援護してる。実写の洋画ではナンバー1かも。2作目マダー?
●カンフーパンダ
2作目も悪くなかったと思いつつ、1作目は超えられなかったかなぁと思う傑作CG映画。かなり小さいお子さんにもわかりやすい展開と、ジャッキー・チェン世代にも訴求する修練シーンにニヤリ。
●Mr.インクレディブル
主人公がいい人で、ドロっとするシーンがほとんどないこと、テンポのいい展開と痛快な見せ方で、笑顔が絶えない傑作。続編が作りやすそうな終わり方で、海外のゲームにはリリースもされていたみたいだけど、これはここで終わっておくのがいいのかも。
●シンドバッド7つの海の伝説
CGじゃない海外アニメと言うと、とかくキャラクターデザインに抵抗があるものが多く、これもそう言った面で日本人には難しいかもと思わせなくもないけど、高密度ハイテンポな展開と、ヒロイックな物語にしっかりたっぷりウットリ出来る。
●ヒックとドラゴン
子供と「ヒックは面白くないところがないよね」と意見の一致を見た最高の娯楽作。意外なほど前向きな主人公と、ツンデレヒロインに、超カワイイドラゴンと、ニヤリとさせるシーンの数々。魔法に掛かったように楽しい。
●ブレイブストーリー
途中主人公の両親の離婚というネガティブなエピソードで失速するも、異世界の大冒険という王道中の王道は、やっぱり楽しい。先日久々に見た際、すっきり話を忘れてたからか、普通に楽しめた。子供の方が楽しめるかも。
●逆境ナイン
バカ映画と一刀両断しても許されそうなコメディ。ある意味島本和彦の原作を最も忠実に動画化した作品じゃないかとすら思う。娘が定期的に見たがるほど。エンディングはアラフォーソング。
●ジュブナイル
長男がかなり小さい頃に一緒に見て大満足だった作品。僕は今でも大好きだけど、子供はもう劇中の子役より大きくなっちゃった分、感情移入度は低くなってしまったかな。
●グーニーズ
僕が子供の頃は最高に楽しい映画だったけど、今の子供にはどうなんだろって思ったり。絶対悪い映画じゃないと思うんだけど、素直に子供に勧められない歯がゆさもあるんだよな。テンポやCGじゃない特殊効果がちょっと古いから。「それがイイ」ってのはジジイの戯れ言だしね。
●サマーウォーズ
子供の頃見たいくつもの東映アニメ。今見るとテンポが悪く、アクション密度が低くて飽きてしまうのだけど(長靴を履いた猫とか)、世界観や展開は、やっぱり王道の良さがあった。サマーウォーズはそんな「まんがまつり」の良さをしっかり今にフィードバックしつつCGの力もちゃんと使ってる温故知新な作品。
●センターオブジアース
今でも何で子供に見せてないのか不思議なくらい子供向けの娯楽作。インディジョーンズシリーズも同じような冒険譚だが、正直暗さやテンポの悪いシーンも多く、クオリティの高さを感じる一方で古さも見え隠れする。それに対し、ブレンダン・フレイザー作品のいい意味での肩の力の抜け方が、ハリソン・フォードの価値がわからない子供にはむしろプラスになるかと。
●レミーのおいしいレストラン
序盤ややマイナスの溜めがあるけど、後半のサクセスストーリーは痛快で、見終わったあとのすがすがしさは今回のタイトルの中でもトップクラス。ハッピーエンドの見本のような作品。本音は同監督のアイアンジャイアントもオススメしたいけど、ちとバタ臭すぎるかな。
●クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ温泉ワクワク大決戦
傑作が多いクレしん映画の中で、一番親子で楽しめると僕が感じたのが本作。無駄に大げさな伊福部昭のBGMと、丹波哲郎。わかりやすいデザインのロボットにケツだけ歩きローリングサンダーの演出に気分爽快。アッパレ戦国やオトナ帝国はちょっと子供には、って思っちゃうんだよな。
●ドラえもん ワンニャン時空伝
我が家では一番当たりがよかった旧メンバーの最終作。絵も綺麗で、人によっては「こんなのしずかちゃんじゃない!」って意見もあるみたいだけど、クライマックスの展開はかなりグッと来る。まぁドラえもんは意見が分かれるかな。
●ルパン三世 カリオストロの城
まだ見てない人類が果たして存在するのかという気もするが、傑作中の傑作とはこの作品のためにあると言っても過言ではない。1976年だったかな、これほど昔の作品でありながら、全く面白さの根幹が古びない普遍性の高い笑いとアクション、舞台設定、キャラ設定。今の子にはルパン三世を知らない子もいると思うけど、全く問題ない。2歳から80歳まで楽しめる。
●となりのトトロ
今見ると、めいが迷子になるシーンに多少の重さを感じなくもないけど、全編通してのやわらかなシーンとメロディが、紛れもない癒しを感じさせてくれる。自分的には「紅の豚」の方が好きだけど、あっちはやや趣味に寄り過ぎなきらいもあり、万人向け子供向けという着眼ならば、間違いなくこちらかな、と。
●猫の恩返し
加えようか迷ったけど、「ゆるモフ」な猫の良さは、やはりオススメに足るかと。声優に素人臭さを感じたり、タッチの「薄さ」が、男の子には厳しいかとも思うけど、要所要所で笑いところもあるし、地味にジブリの中では高評価。
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あくまで僕基準なので、人によっては「ニモは?カーズは?トイストーリーは?」とか、「千と千尋を忘れてますよ、クリスさん」という人、「え?ハリポタがないとか理解できないんですけど」「つかラピュタでしょ常考」って方もいらっしゃるとは思いますし、自分自身「バックトゥザフューチャー」「塔の上のラプンツェル」「シュレック」「モンスターズインク」「魔法にかけられて」「ファンタスティック4」「ナイトミュージアム」「ギャラクシークエスト」なんかもオススメしたいかなぁとも思ったりもしたわけですが、
一応次点ってことで。
ちなみに、気軽な気持ちでナンバー1を挙げるとするなら、
実写一位 魔法使いの弟子
CG一位 ヒックとドラゴン
総合一位 カリオストロの城
って感じですかね。もし見てない作品があるようでしたら、これを機会にぜひ。裏切られたらゴメンね。
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