DIABLOIII~その7~
休日を丸々プレイして潰してしまった・・・。映画見に行くとか、お菓子買いに行くとか、ドラクエモンスターズ買いに行くとか、少しは他の選択肢もあったはずなのに、気付いたら18時。嗚呼。
ネットでの評判を読んでみたら、殊の外酷評が多い。前作が前作、12年というインターバルなだけに、期待が大いに過剰化してしまったきらいはあるけど、その酷評のターゲットは、
ほとんどがオークションに集中している。
要はハック&スラッシュなのに、自分で見つけるより買った方がはるかに簡単に強くなれる、見つける楽しさを台無しにした、というもの。
ふむ。
そしてもう一つ、
インフェルノがきつすぎる。
これまでならレベルを上げたりキャラを作り直してビルドを煮詰める、その課程でよりよい武具を集めて、と言う流れだったのが、レベル60という早すぎるレベルキャップと、油断すると一瞬で蒸発するレベルのエリートモンスターの攻撃。雑魚との強さの差がありすぎる等々。
別にそういうコメントに対して文句ばっかり言って、みたいなことは言わない。それが期待というものだし、12年という長さだと思うから。でも、
僕は違う。
前回ヘルのACT3でうんうん言っていて、「このままインフェルノ入ったらどうなっちゃうなだろう」と不安もあったけど、
意外と普通に楽しい。
※現在インフェルノACT1中盤
そりゃヘルよりキツイのは当然だし、エリートとの戦いで、「マジ無理!」って思うことも少なからずある。ACTが2、3と進んだら心が完全に折れるかも知れないけど、ある面そういったギリギリの戦いは過去のディアブロにもあったし、何より今回は、オークションという最強の逃げ道が用意されている。インフェルノをクリアするのは正直難しいかも知れないけど、
※ACT3が鬼門っぽい・・・
ディアブロ2でも、結局最後まで抜けられなかった箇所はあったわけで、、、。
今回のディアブロは、振り返ってみると各難度ごとに制作者の意図する「楽しみ方」があったように思う。
※もちろん僕の勝手な思いこみだけど。
●ノーマル
操作はともかく、スキルシステムやマナの回復リズム、情報の読み取り方や、優先順位の付け方など、雰囲気と遊び方を学ぶチュートリアル的な位置づけ。どんなボスが出てくるかとか、クエストの消化の仕方とか、オークションやクラフトを使わなくても全然大丈夫。回復薬すらほとんど使わず、むしろ自力だけでクリア出来るレベルだし、それでも十分バランスも取れている。周回して経験値を稼ぐ必要もない。
※クリアレベルは30に設定されているが、一切の稼ぎ周回なしで、ほぼ敵を全滅させながらのプレイで、クリア時のレベルは32だった。
マジック中心のドロップをやりくりしつつ普通に楽しいノーマル。
●ナイトメア
ところどころで「クッ」と来る敵が出てくるが、スキル選択の幅も広がり、いろんなビルドを試しながら進めていく感じ。徐々に使える武器の特殊効果もわかってくるし、出土して嬉しいレアが多いのもナイトメア。鍛冶屋によるクラフトが楽しいのもここ。敵が強すぎないし、ちょっとずつでも装備が強化されていくから、ノーマルから全く失速せず(むしろシステムやマップもある程度把握してる分加速するほど)楽しんでプレイ。
レアにスキルにクラフトに、、やりたいこと盛りだくさんなナイトメア。
●ヘル
敵がかっつり強くなり、光るゴブリンが倒せなくなって失速感を感じたヘル。徐々にオークションを利用し始め、使い方を学びつつキャラは劇的に強くなっていく。手強すぎて泣きそうな状況が一転して押せ押せになる「強くなる楽しさ」が一番体感出来たのがヘル。それが他力本願であろうと、もしもここで自力ドロップだけでやっていたら、僕はたぶんディアブロ3を止めてたかも知れない。なかなか良いレアが出なくて、でも展開は作業的で。
オークションの魅力に気付いてしまう。男子3時間会わざれば刮目してみよ!なヘル。
●インフェルノ
ヘルで手に入るレベルの資金を元に、十分なキャラ強化をしていれば、どうにかこうにかエリートでも相手になる。さすがに最高難度だけあって「油断しなくても死ぬ」し、エリート+チャンピオンのセットとか、数回死んだり、マップ切り替えポイントまで引っ張ってきて回復しながら戦ったりと、地味なヒットアンドアウェイを繰り返したりもするけど、何せ相手は最強軍団なのだ。簡単に倒せると考える方が甘い。10万貯まるごとにオークションを覗き、ひとつずつ武器や防具を磨いていく。
最強の敵を前に、出来ることは全てやる。きっと道はある、、、と思うインフェルノ。
・・・
オークションのやりとりは、もはや一つのミニゲームと呼べるほど楽しい。売値はその人がその値段で売れると思って付けている値段。中にはどうしようもなく弱い武器にどうしようもなく高い値段が付いてる物もあるし、
※逆は中々ないけど。
希望落札しようと思ったら既に売り切れてることもしばしば。自分が出品した物も、出品後数分で売れたって報告が出たりすると、
ちょっと安すぎたか!?
って軽い後悔をしたり。でも欲をかくと絶対売れないし。っていうか、絶対売れない品は安くてもたぶん売れない。
こういう駆け引きを考えるのは嫌いじゃない。
基本かしこい人、善人の商品が売れるシステム。
買って装備した直後により良い物を見つけて、すぐさまそちらも買っちゃうってこともあるし、自分で見つけた良品に似た品が、ことのほか高額で売りに出されてるのを見たこともある。ちょっとがんばれば20万くらいのお金は稼げる。そして20万あればそこそこの物は買える。が、
そこそこの物までしか買えない。
その上は一気に100万単位まで価格が跳ね上がる。30万とか50万の品は、僕が見た限りでは20万の物とさほど大きな差はない感じがした。
※もっともこれは現時点での話。需要と供給のバランスがもっと取れていけば、そうしたこともより是正されていくだろうと思う。
正直100万~1000万クラスの装備は、現状でお金を貯めて買うレベルを逸脱してると思う。だったらどうするか。
自分でそのクラスの商品を手に入れ、売りつつ買うしかない。
インフェルノのACT3に入らなければ、そのクラスの品物を手に入れることは不可能だという。当然ACT3はACT1よりも熾烈を極めるに違いない。っていうかにっちもさっちもいかないくらい詰んでるかも知れない。心が折れちゃった上に踏みつぶされて粉々に粉末化されて扇風機の強で吹き飛ばされてしまうかも知れない。
でもまだ先の話。
今は20万前後の装備で少しでも良い物を「オクで探し、自分を強化」する。もしその先へ進めたとしたら、「みんなが欲しがるような物を見つけ、売って、自分の装備強化に当てる」。ニュアンスの差こそあれ、「強い武器を求め続けること」に大差はない。
まぁ今の僕が勝手にそう思ってるだけかも知れないけどさ。
ちなみにさっき少し書いたけど、「光るゴブリン」を倒せるかどうかが、その難度、そのACTでの適正レベル(適正強さ)に到達してるかどうかのひとつの尺度になってる気がする。もし倒そうとする道中で雑魚に殺されちゃうようなら、防御面が弱いし、出てすぐ攻撃し始めても、倒しきれずに逃げられちゃうようなら、たぶん攻撃面が弱い。もっとも、今日本でディアブロ3をやってる人なんて、ほとんどが僕よりも熟達したディアブラーばかりだと思うから、何にも参考にはなんないだろうけどさ。
インフェルノやっていて一番強く思ったこと。
「MONKに無敵ワザがあってよかった」
これに尽きる。わずか4秒。されど無敵。マップの出入り口でバインドやスタンを使いつつ、無敵で少しずつでも削る。「そんな戦い方したくない」という人もいるだろうけど、僕は倒せないより倒せる方が好き。ダークソウルでもそういう戦い方をしてきた。
つか物理無効のステータスを持つエリートが出てこなきゃいいけどって思う。
あいつだけはホント苦手。っていうかVAMP(体力吸収)が付いてるヤツも苦手だけど。いつまで経っても減らないというか、、、減らないんだよ!要はこっちの攻撃力不足ってことなんだろうけどさ。
あ、ちなみにマップ切り替えのワザは、モンスターによっては通じなかったりします。出入りすると体力回復してたり。でも今のところは、インフェで倒せなかったエリートはいないので、まぁ頑張り次第かなって感じ。頑張りというか、忍耐次第かも知れないですけど。
※3人組のエリートでも、マジックチェーンで繋がれてるヤツ以外は、割と分散させることも出来たり。もっともあくまで「ここまで来た道で」引きはがせたら、の話だけど。そっから先に進んで行って別のエリートパックを起動したりした日にゃ、
即ゲームリメイク。
って感じになっちゃうだろうからね。
モンクは楽しいけど、そろそろ別のキャラも、、、ちょっと興味はあるんだよね~。
PS.余談だけど、昨日のネタと今日のネタ、結構ヤバかった(落としそうだった)。新しいコンテンツがないと、ブログのネタがどんどん失速してしまうな。イカン。マジでジジイ化が進んでる気がする・・・。
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