ハゲの話
ウチの読者様のどのくらいが男性で、どのくらいの世代の方が中心なのかはわからないけど、
親がハゲなら子もハゲる。
これは逃れようのない真実。
大枚はたいて「来るべき未来を少しでも先送りしようとする努力」をし、それが結実するケースも(友人の実例として)あろうかとは思うけど、
基本避けられない。
実際僕も祖父がハゲで、オヤジも薄かったから、「そういう日」が来る覚悟は出来ていた。っていうか、中高生の頃から「そういうイメージ」はあった。自分が将来ハゲになるというイメージが。
でも、イメージと現実の間には、思いの外ギャップがあったことを、今回短いながら記しておく。今の年齢が仮に10代の方、20代の方もいるかも知れないけど、
いつどのような形で「第三者から見て」ハゲになるのかは、誰ひとり知るよしもない。
ぶっちゃけ僕が「ハゲる」と初めて認識したのは19歳の時。予備校の運動会かなんかのあとの風呂で、髪を洗ったとき大量に抜け毛があり、
これはヤバイと。
このままだと近い将来ツルツルになってしまうのではないか、と。
ちなみに髪の毛って何本くらいあるかご存じだろうか。僕が見た本には、
2億本
とあった。「2億本」。ピンとこない。たくさんある気もするけど、実際2億円が目の前にあったらどのくらいの量なのかってのは、イマイチイメージが付かない人も多いと思う。
2億本とは、抜け始めの20歳から、いかにもツルツルになりそうな60歳までの40年間毎日平均的に抜けたとしたら、「一日13500本くらい抜ける本数」。
そんなには抜けてなかったと思う。
もちろん平均ではないし、生えてもくるし、細くなっても行く。そして、(これが重要なのだけど)「一気には抜けない」。
20歳くらいでひとり暮らしをしてた頃、パートのおばちゃんに、「生え際見せて」って言われて、「・・・男の人はどうしてもハゲるよねぇ」と言われた時のショックを思い起こす一方で、当時の店長43歳が、明らかに薄くなっていて、それっぽいヘアケアの専門店に通っていたりしたことと、今42歳の自分の髪の毛の量を鑑みてみると、
正直店長の歳になるまで、髪があるとは思っても見なかった。
ただ、さっきも書いたけど、人によっては一日にそれこそ十万本とかの単位で抜けちゃう人もいるだろうし、20歳どころか10代半ばで抜け始める人もいるだろうし、そもそも髪の毛が2億どころか最初から5000万本くらいの人もいるだろうから、
全てに全てが当てはまるわけじゃない
んだけど、
たぶん策を講じればそれなりに成果はあるんだろうな、とは思った。
それほどまでに「元々の髪の毛は多い」し、時間は長い。
ちなみに、頭皮のケアとかの話になるとよく言われるのは、「清潔に保つ」みたいな話なんだけど、
ぶっちゃけそれって大したことないと僕は思う。
だって僕、ホントに風呂嫌いだし、何より、それが真実だとしたら、
ホームレスは全員ハゲてるってことになる。
そんなことはないよね?。ただ、
エロい方がハゲやすいってのはあるかも。
これもわかんないけどね。髪が伸びやすいというイメージがイコール「リソースを消費してる分ハゲやすい」って思われてる気もするし。
・・・
正直年二回床屋に行くと、ホント自分の髪が少なくなったなぁ、生え際が後退してるなぁ、ぶっちゃけもはやハゲだよなぁと思うのだけど、まぁ42歳だし、腹も出てるし、鼻毛に白髪も交じってるし、体の節々が痛いし、、、って歳は取っているわけで、
受け入れていくしかないよな、と思う。
でも芸能人とか大変だよな。ブラックマヨネーズの小杉みたいにオープンでいける人はホント幸せだと思う。怪しい人とか結構いるし、お金も掛かるだろうなって思うもんな。
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