懐かしい曲が、、、
最近あまりにも嫌いな曲が有線で流れてるので、
※「♪がんばれニッポン・・」みたいなヤツ、虫唾が走るくらい嫌い。あまつさえそれが「2000年ヒット」でも「最新ヒット」でも掛かるという最悪のワナ。
逃げ道に合わせてみた
「歌謡ベストヒット」
なチャンネルが、なかなかに愉快だったのでそれについて触れてみる。
「歌謡曲」というと、僕らの世代(アラフォー)はちょうどその過渡期というか、世間から歌謡曲と称されるジャンルの曲が駆逐されていったのをつぶさに見てきた世代にあたると思うのだけど、だからこそ今でも思い出せる、フックする曲も多数あって、実際にはただ選曲者の胸先三寸、その人が「これは歌謡曲」と思えばそこで流れてしまうので、厳密なジャンル分けのもとに掛かるわけではないのだけど、
結構いい。
曲の中には、僕すらわからない古い演歌寄りの曲もあるけど、そうだなぁ、、
約9割はわかる。
思い出せる範囲で書くと、
※間違ってたらゴメン。特に歌手名。漢字。
田原俊彦:哀愁でいと
川島栄吾:酒と泪と男と女
チャゲ&飛鳥:YAHYAHYAH
太田裕美:木綿のハンカチーフ
岩崎広美:すみれ色の涙
石川優子とチャゲ:ふたりのアイランド
近藤真彦:すにーかーぶるーす
尾崎紀世彦:また会う日まで
キャンディーズ:微笑みがえし
ピンクレディ:サウスポー
T-BOLAN:じれったい
織田哲朗:いつまでも変わらぬ愛を
kiroro:長い間
工藤静香:めちゃくちゃに泣いてしまいたい
南野陽子:吐息でNET
白井貴子:CHANCE
シュガー:ウェディングベル
葛城ユキ:ボヘミアン
郷ひろみ:男の子 女の子
子門真人:およげたいやきくん
細川たかし:北酒場
テレサテン:時の流れに身をまかせ
石川さゆり:津軽海峡冬景色
森昌子:哀しみ本線日本海
失念:ムーンライトサーファー
山口百恵:プレイバックpartII
中島みゆき:ひとりうた
佐野元春:(失念)
松山千春:(失念)
アラジン:完全無欠のロックンローラー
爆風スランプ:大きなタマネギの下で
中森明菜:サザンウインド
竹内まりや:もう一度
村下孝三:伊豆の踊子
小泉今日子:木枯らしに抱かれて
AKB48:ポニーテールとシュシュ なんと!なぜか!
ばんばひろふみ:Sachiko
西田敏行:もしもピアノが弾けたなら
椎名恵:LOVE IS ALL
チューリップ:魔法の黄色いくつ
(失念):愛はかげろう
(失念):キッスは目にして
研ナオコ:かもめはかもめ
薬師丸ひろ子:セーラー服と機関銃
中村雅俊:恋人も濡れる街角
H2O:想い出がいっぱい
中山美穂:世界中の誰よりきっと
・
・
・
結構懐かしい。大抵知ってる曲で、馴染みもあって、古いけどテンションはそこそこ上がる感じ。ただ、今回ここで取り上げようと思ったのは、、、
伊藤つかさ 少女人形
これが!なんて言うんだろ、、、僕の中で「懐かしい」という感覚は、そのコンテンツを摂取してから今までのインターバルで発動するものだという持論があるのだけど、特にアニメソングやいくつかの歌謡曲に関しては、
結構聴いてたりして、さほど強烈な懐かしさを抱いたりはしなかった。
特に最近だと新譜に魅力が薄い≒セールス的に芳しくないからか、テレビでの古い曲へのアプローチも多いわけで、耳にする機会も少なからずあったりしたわけで、
本当の意味での懐かしさを感じることは極めて稀
であったのだけど、こと伊藤つかさに関しては、、、
最初聴いて「あ、あ、え、え、、、」ってなった。
当時の彼女は、ルックスにおいてバツグンに僕のツボで、そのかわいさは、
何かが乗り移ってるかのようだった。
しかしそのデビュー曲である「少女人形」は、割と平凡で、まだ1981年当時(小五)さほどピンと来ることもなく、それこそうっすらとした記憶にしか残ってなかった。もしかしたら録音してたりしたかも知れないけど、
こないだ聴いたのは当時からまさに30年ぶりくらい。
その間一度も接触がなかったことも凄いと思うけど、今伊藤つかさの少女人形を有線で掛けるという選択をした方もした方だな、とちょっと思った。言っちゃなんだけどこれを掛ける前に掛けるべき曲が腐るほどあるだろって思うし。
※プログラム全部をチェックしたワケじゃないけど、河合奈保子や榊原郁恵や、一発屋でも「異邦人」とか「あなた」いくらでもあると思う。
でも気付けたことは、凄く嬉しかった(^^。
ちなみにウィキペ見てびっくりした豆知識。
「タモリは伊藤つかさに会いたくてテレホンショッキングを作った」
んだってさ。やっぱあのかわいさは普通じゃなかったんだな。
・・・
思い出の曲ってのは人によって全く違うから、今回のネタで共感してもらえるとは思ってないんだけど、でも結構みんなにも「ずっとずーーーっと聴いてないけど覚えてる(だろう)曲」とかってあると思うんだよね。さっき挙げた中にある人もいるかも知れないし、もしかしたらたまたま最近同じような体験をした人もいるかも知れない。
でも、それを聴くことってホントに奇跡的だろうなって思う。そもそも好きな曲は今大抵のものがネットで買ったりYoutubeとかで聴けたりするし、旬が過ぎてからもカセットやレコードで長期的に聴き込んでたりする過去があると、案外今聴いてもさほど懐かしくなかったりするし。
僕らが子供の頃は「8トラ」っていう、大きさ的には青年誌のコミックスを2冊重ねたくらいの大きさの「デカイカセット」があって、それがいわゆる普通のカセットテープになり、録音メディアとしては途中でちょっぴりMDとかDATとかがはさまって、
※ちなみに僕はどちらもスルー。ピンと来なかったというより、機材を揃えるコストがあるなら、その分いろいろ借りて聴きたかった。
CDに自ら焼く文化が定着した。
最近はもうCDにすら焼かず、SDカードや内蔵メモリなどに入れて聴くようになって、「物」としての音楽は、今後どんどん無くなっていってしまうんだろうな、って思うんだけど、次々に新譜をカセットにダビングしていった頃と比べると、明らかに「新しい曲」に対して能動的にアクションを起こすことは少なくなったし、PCのお気に入りフォルダに入ってる曲はずっと同じままだったりもする。
新しい曲はもちろん、古い曲がそこに加わるケースも少なくなってきていて、なんかそういう意味でも「歳を取ると音楽から離れていく」のかな、って思ったりするんだよね。
まぁそれを今の僕のAKBブームに直結するのもちと短絡的かなぁとは思うけどさ。エピソードとか涙とかから入って、バラエティやビジュアル、一部にはドラマもあり、歌を聴いていったら結構僕らの世代にもフックするメロディと詩があって、、、みたいな。
最近特に「マンネリ」とか「ワンパターン」みたいなコメントが目に付くんだけど、もうそういうのは嫌ってほど繰り返してきてるんだよね。
ワンパターンで何が悪いんだよ!と。
レベッカだってボウイだって、プリプリだってユーミンだって、
ワンパターンをやめたらどんどんフックしなくなっていったじゃん。
ジャニーズやB'zやミスチルが続いてるのは、たぶんワンパターンを強い意志で続けてるからだって思う。
AKBも全然それでいいと思う。
つか娘がネットで聴いてる曲とか、歌詞を聴くとスゲェ勘に障ったりするんだよな。同じフレーズの繰り返しとか、薄っぺらな常套句ばっかりでかなり萎える。Gギャップで本人にはそれがいいのかも知れないけどさ。
歌は全て歌詞が良くなきゃいけないってことはないけど、せめてメロディか歌詞のどっちかでフックして欲しいとは思う。まぁ、
伊藤つかさの曲はどちらにもフックしなかったからこそ今日まで(僕に)発掘されずに眠り続けていたわけだけどさ。
でもってだからこそ
希有な懐かしさを味わうことが出来た、
とも言えるんだけどさ。
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