ひとり旅~特撮博物館以外編~
「旅」という言葉の中には、幾分「徒歩で散策」するニュアンスが含まれる気もしないでもないのだが、とりあえず付けただけで、別段深い意味はない。要は8月26日日曜から27日まで一泊で東京に行ってきた話である。
みなさんご存じの通り、メインはAKBの東京ドームコンサートであり、その顛末に関しては昨日つらつらと書き綴ったからして、今日はそれ以外の部分がどうだったのか、これまたのらりくらりと書いていきたい所存だ。つっても気合いが入ってるわけではないので、あくまでユルい旅行記程度に捉えていただければ幸い。
まず朝は始発レベルに早い最寄り駅6時7分で豊橋へ向かうべく、5時10分頃起床。寝坊したら大変だと思いつつ、目覚ましを2回時間差で掛けるだけで、いくつも用意したりはしない。つか今回は前日のウチに全ての準備を万端にし、着替えの上にメモで、
充電ケーブル、凍らせたペットボトル、キャップ忘れずに!
と書いておくほどの周到さ。ここまでしておいて忘れるとしたら、それはそれでなかなかのもんである。
前日の夜はむしろ長すぎる睡眠はリズムが狂うかも、とまで考慮し、6時間で十分だろうということで11時に就寝。こういうところはホントにきっちりしている。直前までドラクエをやっていたが、10時半頃からうとうとし始め、11時にはまさに「今スゲェ眠いんですけど!」というテンションで寝始めた。寝付きが悪い日も中にはあるが、この日に関しては、
5分も掛からず熟睡。
何から何まで我ながら凄い計画通り。おかげで目覚めもバッチリ。というか4時台に一度軽く目が覚め、目覚ましの時間にも気持ちよく起きれた。
菓子パンを軽く口にしつつ持ち物の最終確認。凍らせたソルティライチをタオルに包み、「重くなるけど、、、」と思いつつ持ち出す。つか、
全ての荷物を入れたバッグ、たぶん10kg以上あっただろうな、、、
でも今回油断しないためのものを全て入れたので、致し方ないのだ。まぁずっと持ち歩くわけじゃないだろうし、、、。まぁ重かったけど。
事前に電車の時刻を確認してはいたつもりだったが、豊橋行きの名鉄の時間を10分間違えていて、ちょっと焦る。が、そのくらいのミスは十分吸収出来るプランであるからして、何も問題ない。ちなみにBGMは「AKB48のオールナイトニッポン傑作選」である。つか1回が1時間40分もあるからして、「傑作選」と言えど、東京に着くまでに2回分ほどしか聞けないのだが。
ちなみにここも慎重さが出たところだが、スマホでANNを聞くと、途中で電池切れになってしまうかも知れない。なのであえてこのためだけにPSPを持って行くことにした。重たいのに充電器も一緒に、、、。でもってドラクエのすれ違い通信の為に3DSも。重たいのに充電器も一緒に、、、。確かにスマホのバッテリーは順調に減っていき、サブバッテリーを使う事態にはなったが、
※ここでも慎重に慎重を期していたワタシ。サブバッテリー以外の外部バッテリーもフル充電で同梱。もし、もしたまたまサブバッテリーが充電されてなくても、なんとかなるようにしてた話。当然ノートPCからでもコンセントからでも充電出来る為のケーブルも同梱の4段重ね(メインバッテリーを入れれば5段重ね)。今回スマホが使えなくなったら終わりだと思ってたからね。
まぁ問題なし。
新幹線はその場で指定席を購入したが、目的の便はほぼ満席で、16号車の相席という状況。でも事前に駅まで来て予約するのはさすがに厳しかったし、もしこの便に乗り損ねても、
到着時刻8時13分。特撮博物館の開館時刻10時。
を考えれば、まぁ十分過ぎるほど余裕があると思ったんだよね。それも踏まえて早めの便にする計画だったし。
ただ今回は荷物も多かったので、さすがに座席なしで東京まで行くのは、
※特に行きは
ないな、と思い、指定席は欲しかったって感じ。つかあっさり書いてるけど、ここまでにも2、3人道を聞きながら乗ってます。いやホント地元でも豊橋駅から新幹線に乗るのは10年ぶりくらいなんだよ。
2時間弱の新幹線はANNを消して仮眠。全く快適で気付けば東京。
さすがに東京駅は全く意味がわからないほど複雑。
つかあの駅の複雑さは、そのままRPGのダンジョンになったらユーザーからクレームが「間違いなく」出るレベルだよな、と思った。「複雑過ぎるだろ!」的な。いやホント、海外旅行客とか言葉がわからない人とかホント大変だと思う。
約10人くらいに道を聞きつつ、丸ノ内線の後楽園駅を目指す。
とにかく荷物が重すぎて、かつバスまで時間があったので、一旦ホテルに着替えやノートPC、充電ケーブルなどを置いて、手荷物を軽くして特撮博物館を目指すことにしたのだ。
駅からホテルまではほど近く、背後にドームがババーンと見えつつ無事到着。ええもちろん下りてすぐにホテルに電話して、「どう行ったらいいですか?」って聞いてますよ。もう分かれ道のその場所で、一歩も逆方向に歩かずに聞いてます。ホントに無駄は嫌なので。
ホテルで荷物を預け、特撮博物館までの電車関連も聞くが、春日という駅で聞いたら、「話が違う」。要はどのくらい歩くのか、乗り換えをするのかという話だったのだと思うが、結局目先の駅員の話を聞いて、電車に乗ってしまった。
確かに乗り換えはなかったが、15分くらい歩くことになった、、、。
※ホテルで聞いた時は9分くらい歩くって話だったのに、、、
→乗り換えがあったけど。
ともかく、15分ほどというと結構な距離である。8時13分に東京に着いていても、やれ道を聞きやれ荷物を預け、なんてしてると結構時間は過ぎていく。開館時間の10時にはもちろん余裕があるが、歩き出したときには既に9時を回っていた。まぁバスで行ったとしたら9時半まで動かなかったわけだから、それでも早かったのだが、、、
到着したらすでに結構並んでてビックリ!
※逆に安心したってのもあるけど。「ここで間違いない」ってわかって。
早速並び始める。中での撮影はほぼ禁止で、ごく一部のエリアでしか出来ないのだという。いろいろ理由を考えたけど、たぶん、人が多すぎて流れが極端に悪くなるからだろうと結論付けた。自分が逆の立場なら、「撮ってもらってもいいんだけど、、、」とは思っただろうけどね。
でも一緒に並んでた人の話を盗み聞きした中には、「もう3回目」なんて人もいて、結構なもんだなぁと思ったり。大体夏休みの終わりの日曜だとは言え、開館30分前に既に行列が出来てる&「チケット売場」と「博物館入り口」にそれぞれ行列様のレーンが作られている&「○○分待ちです」のプラカードまで。
※聞けば「45分待ち」くらいは覚えがあるという。
スゲェな、特撮博物館。
とりあえず特撮博物館に関しては、ちょっと長くなりそうなので一旦はしょる。明日以降あらためて書くことにするけど、
とりあえず特撮が好きな人は絶対行った方がいい。
読んでるかわからないけど、nori君、代走さんは絶対満足出来ると思う。特にnori君は、
往復の交通費込み2万円コースでも全く後悔しないはず。
ただ、あくまでマイペースで見ないともったいないし、意味がないので、家族連れで行くのは本当にオススメしません。もし家族と行くなら、
家族はディズニーランドへ、僕は特撮博物館へ、、、
くらいでもいいくらいです。体力的に余裕があれば、
5時間はつぶせます(マジで)。
僕は序盤じっくり見すぎて疲れちゃったので3時間ほどで撤退しましたが、
※ジオラマの写真コーナーも並ばなかったし、物販もさほどよく見てこなかったし。
中で軽食とか取れたら、マジ丸一日かかるくらいのボリュームがありましたね。
※ちなみに中では「トイレもなく、飲食もNG」なので、事前に用を足しておくこと。
まぁそんなこんなの特撮博物館は後日に回すとして、、、見終わった後は既に1時過ぎ。最寄りのバス停を案内してもらい、そこから秋葉原へ行き、
※ちなみに最寄りのバス停までは6分くらいかな。そんな遠くない。でもバスの時間は結構待たされたので、時間には注意。
予定では秋葉原でメイドカフェに入り、昼食を取り、ホテルでカメラを置きつつ同行ののりさんと合流し、東京ドーム入りするはずだったが、、、
意外とメイドカフェのハードルが高いことにあらためて気付く。
なんだろうね。なんだろ。1Fにないってこともあるけど、いざとなると怖じ気づいてしまう自分が嫌。っていうか、時間的に結構押していたし(<言い訳Maybe)、あまりに雰囲気がわからないのが怖い。というか、
営業してるのかどうかもわからなかったし。
階段登っていってやってませんでした、なんてことになったら心が折れまくりでリストカットだし。
結局時間もないし、さほど見たいところ、欲しいものもなく、
※ホントはここで娘の誕生日プレゼントを買うつもりだったのだけど、ミク関係のものを探す気力も時間もなく、結局スルーしてしまった。何か代案を考えないと、、、。
比較的待ち時間が少なそうで、それでいて行列の出来ていた
「ゴーゴーカレー」
でソーセージカレーをオーダー。割とあっさり通されて、2階席で食べ始めると、横にいたふたり組の男性が、
北海道から東京ドームへ来てるっぽい会話。
わかる、わかるぜその気持ち。きっと彼らも「メイドカフェとか行っちゃう?」と言いつつもゴーゴーカレーに来てしまったに違いない。ああ間違いないともさ。
ぶっちゃけさほど美味しくなかったけどな。
好みはあるだろうけど、まず全然辛くない。でもってキャベツが邪魔。
※キャベツのおかわり自由みたいだったけど。
つかキャベツが入ると水分が増えて味が変わるでしょうよ、と思うのだがどうか。つか、
船場カリーの方が256倍くらい美味いと(僕は)思った。
ソーセージは美味しかったけど。つか店員さんの腕毛、凄かったな。
もはや時間は一刻の猶予もない。ホコテンを見張るおまわりさんに道を聞き、最終的に、
「僕なら歩きます」
おいおい2kmですよ!?と思いつつ、丸ノ内線の後楽園駅に行くには乗り換えが必須ということだったので、総武線の水道橋駅からホテルを目指すことにした。この時点で時刻は2時半。全ての箇所で全くゆっくりしてたところはないが、時間に余裕がない。
駅を下りると、人の流れの9割は同じ方を向いていたので、全く迷いなくついていく。もしこれがいかがわしい宗教の敬虔な信者たちの列だったとしたら、僕はそのままその道へ入っていってしまったかも知れないが、、、まぁたぶん違うだろう。
プラカードを持った女の子ふたり組が見える。のりさんと約束してなかったら、ここでかわいい子を選んで、「金はいらねぇぜ」みたいな!?「代わりに体、、、とかも言わねぇぜ」みたいな!?紳士であるというより度胸がないクリスなのだ。っていうかのりさんと約束しておいてホントよかった。こんなところで無駄にドキドキしたくないしね。「ダフ屋行為」とか言われて見れなくなったら嫌だし。
足早に流れに沿って移動すると、朝見たのとは逆方向からのドームが見える。のりさんと電話で連絡しあって無事合流。そこからは昨日のブログをご参照のこと。
飯を食い、ホテルに戻ると、もう猛烈に眠たくなってきて(そりゃそうだ5時起きでほぼ昼寝なしだもの)、とりあえず着替えもせずそのまま寝る。目覚ましも掛けない。歯は磨いた。風呂も入らない。
爆睡。
起きたら3時半。ジュースを買い、また寝る。
熟睡。
東横は朝食バイキングが料金に含まれているので、7時に目覚ましを掛けたのだが、
まだ眠いので7時半に切り替える。
でもって、7時半に再度8時に切り替え、結局8時半頃朝食。中にマーガリンが入ってるロールパンが異常に美味くてちょっと感動。やっぱトースターであっためたパンは違うな。
時間は十分過ぎるほどあったが、ぶっちゃけ寄りたい場所もなく、
※まぁスカイツリーとかも別に僕ひとりで見に来るところでもないと思ったし。どうせなら家族で来たいかな、とか。
直帰。
東京ドームや東京都現代美術館へ行くのは大変だったけど、東京駅に行くのはなんら大変じゃなかった。「基本そこへ行くように作られてる」から。あと新幹線乗り場も、逐一天井からつり下がっていて何とか到達。帰り道は一度も道を聞かなかったな。
地味に面白かったのは、こだまの新幹線指定席を取ったのだけど、それが、
←これ。
「16号車15番A席」
要するに、最後の列車の最後尾の列の、最初の席。
あんましこういう経験はない。16号車は階段から遠いからいつもならゲンナリするところだけど、ここまでエッジだと逆に潔くてちょっと愉快。いつもなら撮らない列車の写真などを撮りつつ、 ※これも僕的にはちょっとレア。名古屋や大阪には「列車止め」はないからね。名鉄では見たことあったけど、「新幹線が二つ並んで列車止め」のシチュエーションは、東京駅ならでは、って思った。
帰りはこだまなので2時間半くらい掛かったのだけど、
ずっと東京ドームのブログ書いてたから、結果すぐだった。
つかちょっと時間が足りなかったくらい(^^;。
豊橋駅に着いてから、「あ、東京みやげ買ってきてない!」ということに気づき、面倒だったので豊橋駅で買う。どうせみやげなんて期待されてないし、何が来たって知れてる。つか、
東京ドームに行ってきたお土産を、豊橋駅で、なごや名物きしめんパイを買う
というのも、大概どうかとは思ったけどね。
今回の行軍に掛かった費用、全て細かく記載してた。せっかくなので最後にそれも書いておく。
・名鉄国府-豊橋290
・新幹線豊橋-東京8900
・丸ノ内線160
・ホテル代5584
・大江戸線130
・特撮博物館1400
・ボイスガイド500
・ガシャ1000(500*2)
・都営バス200
・ゴーゴーカレー750
・総武線?130
・会場にてポカリ180
・会場にてとんがりコーン250
・ホテルでゴクリ130
・丸ノ内線160
・新幹線8900
・お土産1100
・名鉄290
締めて、30054円也
※途中でのりさんからチケット代7000円もらったので、実質出費は23054円。
※自分のチケット代とか準備のための双眼鏡やサイリウムなどその他諸々入れても4万円くらいかな。
一生に一度、3年くらいハマってるAKBの総決算としてのイベントとしては、十分にアリな出費だったと思う。特撮博物館も良かったしね。
※強いて言えばゴーゴーカレーがもう少し美味しければ、、とは思ったけど(^^;。
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