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2012年9月16日 (日)

マイティ・ソー

nori君から、「ぜひソーを見てからアベンジャーズを見ろ」と直々に電話が掛かってきたので、ほっぽり出していたソーを見ることにした。が、最初に詫びておく。

 nori君ごめん、あんまおもしろくなかった。

そう長くはないだろうが、今日はそんなマイティ・ソーの感想の話。

まずマイティ・ソーとはどんなヒーローなのかを、僕なりの適当に話すと、

 遠い遠い宇宙の果ての星に、なぜか地球を守ったことのある神話の世界の住人がいて、その世継ぎでもあるソーという王子様が、割と粗暴にして乱暴故にちょっとした若気の至りをしてしまい、オヤジを怒らせ、能力を封じられ、武器であるムジョルニア(ハンマー)も取られて、地球に追放されてしまうお話。でもって腹違いの弟ロキが、いろんな角度から兄貴を妬み、まぁ一泡吹かせちゃおうとする感じ。

 かなりアレンジ入ってるけど、2割くらいはこんな感じ<2割かよ!

基本は神話世界の住人なので、そのままでも本来なら十分強いのだが、能力を封じられて地球に来たときには、

 なぜか特殊な訓練を受けた傭兵レベル。

なぜ「傭兵」なのか、なぜ「特殊な訓練を受けたレベル」なのかは、全くわからず、かつその強さも、

 人間の尺度で測れる強さ

というのが、なんつんだろ、、、

 微妙!?

ムジョルニアを手にしたソーは確かに何百という巨人族(いわゆるひとつの戦争してる敵方。もちろん母星の)にも引けを取らないほど無双の強さを発揮するのだが、見ていてどうにもカタルシスがない。なんでかな~と考えてみたら、、、

 ソーって武器がないと弱い!?

でもってその武器も、

 エフェクト!?

何というか、リアリティが流れ込んでこない感じ。ミサイルでもレーザーでも受け止めちゃったキャップの盾や、ヘリのプロペラもバターのように切ってしまうウルヴィのツメや、変幻自在の使い方で僕等を楽しませてくれるスパイディの糸と違って、

 見かけは基本ハンマー。

飛んだり回ったりはするものの、

 どこか演出不足で、「ハンマーの力」でそうなってると感じさせない。

だから、全てエフェクトに見えてしまう。そして、それを使うソーも、人間になってしまってからはとにかく普通だし、能力を消してしまったスーパーマンほどは弱くないものの、むしろそれが逆に中途半端にも映ってしまう。

 裸一貫での強さが全く見えてこない。

ましてや、バットマンのように道具がかっこいいということもないし、X-MENやファンタスティック4みたいに手を変え品を変え、という感じでもない。また、

 世界が非常に狭いのも良くない。

一見宇宙の果てと果てを繋いで戦ってるほどのスケールだが、よくよく考えるとこれは、地球にある砂漠の横の小さな小さな、それこそ下手したらスタジオに入るほどの小さな町と、わずかな外ロケ、あとは転送装置と王様のお城数室、敵国の惑星・・・の割に非常にミニマムなこれまた狭い範囲でのやりとりしかなく、

 ソーって、もしかして大したことない?

って感じになる。

物語上最強の敵も、ぶっちゃけ単なる宝物庫の護衛レベルの「造り物」だし、それすらも「地球ごと壊してこい!」みたいな命令の割には、車やガソリンスタントを燃やすくらいしか出来てない。映画全体の評価はともかくとして、こいつだったら「地球が静止する日」のあの小さな虫のようなメカの方が、遥かに強力で、カリスマ性のある悪役だと思った。別だん表裏が入れ替わる程度では、

 スーパーヒーローの相手としては全然役不足。

まぁそれがつまりは、「ソーそのものがスーパーヒーローとして役不足」というイメージを引き出してしまったわけだけど。

悪役であるところのロキも、いかにも悪そうなくせして今ひとつ行動に一貫性を感じない。兄貴を殺そうとしてるのに、ただパンチしたり、なんだよ、こいつって感じ。でもイイヤツって感じは微塵もしなくて、、、。まぁそれほど「嫌な奴な感じ」はしなかったけど。強いて言えば「小物感」があったというか。

期待して見たわけではないけど、クリスの評価としては★くらいかな~。ナタリー・ポートマンが相変わらず綺麗でホッとしたことが☆1つ分。主人公のクリス・ヘムワーズだっけ?全然知らなかったし、
※「NEWスタートレック」のカーク船長やってたみたいだけど。
ナタリーのサポートやってた女の子がまぁまぁかわいかったとか、ホークアイのジェレミー・レナーが顔見せしたな、とか、浅野忠信は単なる日本へのコビ売り以外の何物でもなくてむしろいない方がよかったなくらい。つか、

 とにかく主人公の顔が好きになれない

これが凄く大きい。人によってイケメンと感じるツボは違うと思うが、「アイアムナンバー4」の子(アレックス・ペティファー)や、魔法使いの弟子の子(ジェイ・バルチェル)、テイラー・キッチュ、シャイアとかのが全然好み。同じ毛深くて粗野な、それでいて途中から柔和になるキャラというと、ヒュー・ジャックマンがまず思い当たると思うのだけど、

 全然。足元にも及ばない。

ここがとにかくこの作品を失速させた(あくまで個人的に、だけど)最大のポイントだと思う。

ある程度イメージがかぶるのを防ぐ為に、ヒューとはキャラの温度差がかけ離れたキャストを用意したのはわかるが、まぁ何つか、

 猫も杓子もアメコミヒーローな世の中ですから、

そうそう一級のヒーロー役が出来る人がいるわけがないんだよな。

一応明日アベンジャーズを見に行く予定だけど、過度な期待はしないようにします・・・。

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コメント

あれあれ、それは残念。

僕はソーの性格が、凄い好きなんだけど、
好き好きだもんね。


投稿: nori | 2012年9月16日 (日) 02時49分

まぁ電話でひとしきり語っちゃったあとだけど、
昨日あらためてファンタスティック4とアイアンマン2を
見て、「やっぱアベンジャーズはこの2作より
※少なくとも僕の中では
落ちるかなぁ」
と思った次第です。確かに好き好きですね。

投稿: クリス | 2012年9月18日 (火) 05時15分

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