タッチスリーンってどうなの?
読者様の中にはもしかしたら既にWindows8を「超サイコー!マジスゲェイイし!オレ天才!」みたいな人もいるかも知れないけど、自分は完全スルー。どこをどう考えてもあのメトロでムーディな画面にそそられない。つか、
バカじゃねぇの?
ってのが前も書いたけどまた書きたくなるくらい本音。
※書いてなかったっけ?
ともかく、タッチインターフェイスって、、、どう?直感的でわかりやすいというのは、確かにあるかも知れない。その昔あった笑い話で、電話を通じてパソコンをお袋に(僕のじゃないですよ、念のため。僕ならそんな「無謀」なことはしませんので)操作させようとした際、
「左上にあるファイルってボタンを押して」
という指令に対して、
「いくら押しても何にも変わらないよ」
というオカンの答え。そりゃそうだ。そのモニター(液晶ですらない)は普通のブラウン管だもの。押したって何にも答えてはくれない。返ってくるのは、指紋にうっすらと乗ったホコリだけだ。
でもそれが変わる。「押して」が文字通り「押すこと」に変わる。ああ直感的。わかりやすい。
だが、効率的かどうかは別の話。
フリック入力は確かにエキスパートレベルにまで上達すれば、普通にフルキーを叩くのと遜色ないレベルにまで入力速度を向上できるらしいが、携帯の「5回押して『お』」みたいな入力は、どこまで行っても限界はそれほど高くない。
シンプルな画面から階層構造で下りていくインターフェイスが、効率がいいわけがない。
現時点でデスクトップ上に100個以上のアイコンがあり、左下にクイック起動ランチが20個、右下に常駐アプリが5個以上あるような人間に、HDDが全部で10個、今日妹から印刷して、と言われて結局ほったらかしにしてあった写真を探すのに、四苦八苦しながら30分以上掛けて全てのドライブやフォルダを探し続けた果てに結局見つからず、なぜかわからないけど僕のカメラのSDカードに入ってた、みたいな環境に置かれた人間に、
あのインターフェイスでしっくり今以上の生産性が得られるわけがない。
ということは、もはや「様子見」ではなく、完全スルーなわけだ。
ぶっちゃけWiiUのゲームパッドに関しても、
タッチである必要などない。
Vitaでも、ネットにあったゲームの感想(確かイースだったと思う)に、
タッチをほとんど使わずに済むのがイイ。
という記述もあった。
スマホこそ「タッチじゃなきゃどうしようもない」状態にまで「追い込んでる」からこそ使うけど、そうじゃなかったら、「タッチじゃなくても出来る状況」だったら、
使いたくないのが本音でしょ。実際。つか、
任天堂がDSを作った頃はまだよかった。あくまで十字キーにボタンがあって、マイクがあってタッチじゃない液晶があって、、、「タッチも」ある状況だったから。アナログスティックだって、「オンリーにならない」のは、十字キーの利便性もしっかり認めてるからでしょ?きっちり真横を押したいときにアナログは障害にしかならないもんね。
タッチであることのメリットを感じたタイトルもなくはない。というか、
・脳トレ系
・学習系(漢字とか英語とか)
・応援団
・Colors
こんなもんじゃね?しっくりきたのは。ゼルダやマリオのタッチオペはぶっちゃけ「なきゃなくてよかった」と思うし、モンハンだって「ボタンが多ければいらない」のが本音。せいぜいカセキホリダーの「そっと掘る」が良かったかも、って程度で、
2画面のメリットを10としたら、タッチスクリーンのメリットは2くらい?
ああでもメテオスはよかったかな。反応にイラだちを覚えることはあったけど、細いペン先でガンガン打ち上げていく感覚は、ボタンとレバー(十字キー)では為しえなかったかも知れない。
まぁスマホの静電容量方式ではあの細いペン先は使えないから、メテオスにしてもColorsにしても全く機能しないわけだけど。
ただ、思ったより「指紋」は気にならなかったな。ハードなスクリーンであっても、頻繁に触ってる小さな画面なら、気軽に拭けるし、シールド貼ればそこでより指紋が目立ちにくく出来る。
でもモニターはムリやろ。
つか、
モニターまで遠いし!<コレ凄く言いたい。
みんなは手が届くレベルの距離にモニターあるの?座椅子にもたれてなお手が届くレベルとなると、
もはやお腹の上にモニターがないとムリ。
わざわざ何か起動しようとするたびに上体起こしてタッチするわけ?
バカは死ね!
あ~マイクロソフト潰れねぇかな~って思うくらいWIN8に否定的な自分。つか、
完全に7やXPみたいな見た目まで持って行けるんですかね。あとタッチスクリーン「なのに」その機能を完全にオフにするとか、今まで通りマウスで出来る事は全て出来たりするんでしょうか。キーボードのショートカットとかも変わらず出来るの?タッチにしたことで「それを活かす」前提で、これまで使ってたショートカットの機能が変わっちゃったりしてないのかな<スゲェありそうなんだけど。
そう言えばタッチスクリーンが増えたことで、「タッチじゃない液晶におもむろにタッチしてしまう二次災害」もムカつく。タッチ出来そうな画面作りは、あくまで「出来そう」であって出来ない場合がこれまでの当たり前だったんだけど、今だと割となんでも「出来て当たり前」みたいなニオイとかするでしょ?
そこでタッチが効かなかったときの絶望感たるや、、、。
つかね、タッチオペってのはまだ過渡期というか、黎明期だと思うわけですよ。ファミコンでポートピアが出た頃のコマンド選択型みたいなもんで、まだ「はなす」「上」みたいなね、
※これはドラクエだったかな。
Xボタンが「便利ボタン」になってないというか、例えば、タッチしたら必ず音なり振動なり何らかのレスポンスが欲しいと思うわけですよ。でないと押してる感じがわかりづらいから。
でもそうじゃないアプリとか多いでしょ。
でもって同時に付きまとう「ボリュームの大きさ」。タッチ時のボリュームは全く別枠で設定させてもらいたい。というか、
キーボードにそれ専用のボタンなりレバーなりがいるんじゃないかとすら思うほど。
3DSの「深度スライダー」みたいなもんで、タッチを「より気持ちよく」使わせるためには、まだまだ「出来てないことが異常に多い」気がします。つか
VitaのメディアプレイヤーのインターフェイスがPSPのそれを超えるレベルに昇華されない内は、タッチがデケェ面してストリートかっ歩するのを黙って見てられねぇ。
って感じです。いやマジで。
つかアンドロイドって、「勝手にスクリーンが回る」のを「任意でしか回らない、でも任意なら回せる」ようには出来ないのかね。
※もちろん最初から縦画面オンリーのアプリとかは別として。
タッチスクリーンなら「なんでもピンチやフリック、回転も出来る」って幻想が、いつの間にか育ってる気がしたりもするんだよな~。
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コメント
クリスさん、こんばんは。
タッチパネルって、幾つかの選択肢から選ぶ場合は便利ですけど、それも小数に限られますし、ハードウェアキーのクリック感も無い。
だからやっぱり使いどころが限られるし、キーボードやマウスの代用には物足りない。
ゲーム機においてアナログパッドがデジタルパッドの完全な代用にはならないというのも非常に同感です。
キーの押下感やパッドやボタンの形状だけで、何種類ものキーボードやゲーム入力機器があるんですから、
『入力における快感』と言うものがあることを、メーカーには忘れないで欲しいものです。
投稿: じあんとー | 2012年11月20日 (火) 17時23分
チスじあんとーさん、クリスです毎度。
入力における快感というのは、まさしくですね。ドラクエがヒットした要因のひとつにも、レスポンスのよさがあったように思いますし。
ただ、今スマホで、ローマ字入力しているのですが、割と短期間で慣れて、というか、ミスのフォローが早くなってる気がするんですよね。今晩のブログにも書きますが、Vitaのボタン入力も、思ってた以上に、
自分がタッチ寄りになっていて、
ビックリしましたし。
インターフェイスの進化もそうですが、それ以上に「賢いフォロー」と言うか、ユーザーにあった強力な学習昨日がほしい感じです。今打っていて痛感していますよ^^。
投稿: クリス | 2012年11月22日 (木) 21時52分