エロ本の思い出
大阪仕入れの帰り道。いつもは新幹線だったのをコスト削減と実験的な意味も込めて近鉄にする。1時間弱の時間が2時間強になる片道の道中。伊集院のラジオを聞きながらニヤニヤ窓の外を眺めたりする。
番組のコーナーに「SAY(性)」というのがあり、まぁ子供の頃の性体験を告白する、深夜の馬鹿力においては、割とポピュラーで、コーナータイトルこそ違えど、定期的に流れるもの。
その中で、エロ本の隠し場所や、使ったティッシュの隠し場所
→自慰を覚えたての頃はあまりにも不自然にティッシュが量産されるため、不用意にゴミ箱に捨てず、どこかに隠していったという話。
などの話があり、
ああなるほどね。
と思ったりもした。
ただ自分の場合は、ぶっちゃけ自室の真ん前がトイレだったため、主にスイートスポットはトイレ。ティッシュではなくトイレットペーパーを常用していたため、
自慰のニオイ=トイレのニオイ
という思い出はあっても、あまり隠し場所に困ったという記憶はない。というか、むしろティッシュではなく、トイレットペーパーを常用するあまり、
トイレットペーパーを適当な長さに切ったものを自室にストックしておく、その隠し場所
を考えたりもしていた。
ちなみにみなさんの「最初のエロアイテム」は一体なんだろうか。僕の場合は、忘れもしないそして、よどみもなく思い出せる。
「よしかわ進著 おじゃまユーレイくん」
である。コロコロコミックに連載していた、児童向けのマンガ、、、ではあるのだが、その描写の「エロさ」は、もはや僕の「ルーツ」と呼んで差し支えないほどであり、同著者の「ヒロインくん(てれびくん連載)」同様、まさにバイブルレベルに愛読していた。というか、
彼のマンガがなければ、僕はエロに目覚めたりはしなかっただろうとすら思う。
ちなみに、当然というかさすがにというか、その当時は自慰などせず、ただひたすらに「エロいな~エロいな~」とニヤついていたように思う。つかこんなことを書いてしまって大丈夫なのだろうか。僕のブログは別段パスワードもなければ、子供や友人もその存在を知っているが、大丈夫なのだろうか。
まぁ気にしない。
次にエロ関連で接触したのは、、、もう時効だと思うので書いてしまうが、6歳上のいとこが持っていたマンガやエロ本である。たぶん小学校高学年くらいだったと思うが、普通にわかりやすく、
マンガの裏に隠してあったので、
サラリとどけて、パラリと読んでいた。まぁ主に「Oh!透明人間」やみやすのんきのマンガなどで、中に1冊だけ、
椋陽児
があったのも、これまた僕のルーツとなったと言えるかも知れない。彼のことを知らない人は、
間違ってもイメージ検索とかしないように。おじさんとの約束だゾ!
その後は、隣の喫茶店のマンガを夜コッソリ忍び込んで読んだり、
※カギがほとんど掛かってなかった。ちなみにビッグコミックとかだったと思う。
11PMをこっそり隠れて見るくらいで、
どちらかというと3次元より2次元のエロに傾注してた気がする。
ただ、小六の頃だったか、初めて「青年コミック」サイズのマンガ本を買った時は、かなりドキドキした。ぶっちゃけ「めぞん一刻」だったので、ほとんどエロくはなかったのだけど、親からしてみたら、それは明らかに子供向けのサイズではなかったし、僕自身親に「ソレ何?」みたいな聞かれ方をしたとき、ひどく焦った記憶がある。つか、
結構懐かしい思い出。
ちなみに、そんなめぞん一刻の緊張感を思えば、高校時代に森山塔のマンガを、
全て揃えて本棚に堂々と並べていたことなど、
全く大したことはない。、、、というか、時系列が飛んでしまったが、中学時代はそんなわけで、主に2次元、特に、
くりいむレモンとみやすのんきに傾注。
みやすのんきのエロさは、当時「よしかわ進を超える存在」として、月刊ジャンプの「やるっきゃ騎士」で爆発。読んでると明言してるヤツはひとりもいなかったが、
読んでないヤツもひとりもいなかったはず。
あと、
まいっちんぐマチコ先生。
軽く隣の家の同級生にマンガを全巻盗まれたりもしたが、
※買うのが恥ずかしいというのもわからなくもない。
ぶっちゃけ世間で話題になるほどの作品ではなかった。
エロいというより、「オープン」なだけで、よしかわ先生の醸し出す「いやらしさ」みたいなのはほぼ皆無。コミックを買いはしたものの、それをお出汁にしてどうこうという感じでは全然なかったな。だからなくなった時もさほど狼狽したりはしなかった。
おじゃまユーレイくんのリバイバルコミックが紛失したときは、もう死ぬほど探しまくったがな。
くりいむレモンというと素人はすぐ「亜美」の名前を出すが、僕的には「黒猫館」がほぼ唯一無二の存在だった。というか、当時ビデオレンタルが動き始めたばかりで、まだまだレンタル代も高く、ぶっちゃけ
借りるだけでも高嶺の花
だったのだけど、発売後かなり経ってようやっと借りたときのテンションもしっかり高く、凄くドキドキしながら親が居ないときにビデオを点けたのを覚えている。
つか最近の子はなんでもネットとPCでまかなえちゃうからちょっとかわいそうでもある。
ドキドキするのはいろんな要素の積み重なったものだと僕的には思うんだよな。いやこれはマジで。
3次元のエロ本も、投稿写真やスーパー写真塾が盛り上がるにつれ、僕のプラモの棚の向こう側にどんどん累積していったが、やはり何と言ってもテンションが上がりまくったのは、
クラスメートの写真。
前にもブログで触れたかも知れないけど、「これに勝るオカズは未来永劫存在し得ない」と断言できる。
当然のように彼女でもなく、片思いという程好きな子でもなかったけど、
※でも嫌いじゃなくて中学時代はよく話したり、家に来たこともあった程度の付き合いはあった。
なんつか、何か別次元の物だった。0が1になるレベルの。
時は流れてひとり暮らしを始めてからも、正直さほどエロビデオは借りず、どちらかというとフランス書院を買い漁ってた気がする。つかぶっちゃけ、
エロビデオとかエロマンガとかは、ハズレが多い。
誰かが勧めてくれるわけでもなく、
※森山塔に関してだけは、コンプティークの袋とじで熱烈にプッシュされていたので知ることが出来、かつ大いにフックしたのだが。
勧めてくれたとしても趣味嗜好のギャップが激しいのが「エロ」である。未だに「銀竜の黎明」で検索してウチのブログを訪れる人も多いが、実際のところ、
僕自身はアレは好きではない。
何つかエロというのは、「見えてればいいってもんじゃない」のだ。いや全く。<誰の相づちだよ!?
ひとり暮らし時代のエロの思い出は、そんなわけで、さほど特筆すべき点はないのだが、唯一挙げるとするなら、
初めてパソコン通信を通じてダウンロードしたエロ写真。
ただの1枚の写真なんだけど、通信速度が、たぶん2400bps程度で、たかが100kb程度の画像を落とすだけでも、数十秒からへたすりゃ数分の時間を要していた時代。NIFTYでテキストをやりとりするのがせいぜいで、当然インターネットなんて存在してなかった時代、初めて表示されたエロ写真が、
結構かわいくて、でも誰か全然知らない子で、、、
なんか良い思い出。まぁ甘酸っぱいのとは対極にあるのだが。
そこから先はとりあえずかみさんと暮らすようになり、紆余曲折を経て今に至るので、ヘタなことは書けないが、
思い出は色あせない。
それが言いたかったって話。みんなもそうだろ!?ああわかってるわかってる。皆まで言わずともわかっとるよ。
だって俺たち、男の子だもんな!<ドヤ顔ウザ。
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コメント
こんにちはクリスさん。
椋陽児、検索しました(笑)
自分は辿ると、みやすのんきのツルツルとスジかなぁ(照)
投稿: KC | 2012年11月 6日 (火) 10時26分
実はエロネタにコメントを貰ったのは、7年の歴史の中でたぶん初めてだったと思います(^^;。
※ほかのネタにコメントしつつ触れたというケースはありましたが。
あの後結局「どうしても読みたくて」、自宅まで行ってやるっきゃ騎士を持ってきました(^^;。今読んでもホントエロい。っていうか、
遊人よりエロい気がする。
絵が雑なのが残念なところだけど。っていうか、
みやすのんきは絶対昔の方が女の子がかわいかった!
弓月光の安定感とは大違い。
やはりエロは「技術や経験によって失われてしまうパーツ」がある気がしてなりません。上総志摩とか、、、ご存じないと思いますが、絶対初期の頃のがエロかったし好きでしたからねぇ。
投稿: クリス | 2012年11月11日 (日) 02時31分
こんちはクリスさん
やっとパソコン直ったよ。二回目ね。
最近のもろもろのエロ には、時代なんだろうけど
本気で恥じらってる表情がないです。
恥ずかしそうにしている表現も、なんの葛藤もなくエンジョイ
されても、なーんかね。全然エロくない!
そんなんじゃルックスがそこそこ良くてもつまんない。
ケッて感じ。。。
以上。
投稿: noiri | 2012年11月12日 (月) 00時04分
noiriさんは、noriくんかな。違ったら失礼。
まぁ確かに表情は重要ですよね。っていうか、
演出が重要な気がします。
こちらを上手く騙してほしいと言うか、
乗せてほしいと言うか。
まぁエロの好みは千差万別ですから、
いかに、自分好みのソースを見つけ出せるかって
話なんですけどね。
「いやがる」ばかりが正解でもないと思うし。
投稿: クリス | 2012年11月22日 (木) 20時57分
こんばんはクリスさん
noiriは僕です。
きづかなかったな。
ごめんね。
一番こだわりたいのは、
恥ずかしい。 抵抗。 葛藤。のあるところ
からその下に隠してる隠れてる、性欲や本能、スケベがそれ上回って、頑張ってたけど負けてしまい、しまいには思いきりスケベになる。
ここのカタルシスがぁ〜っ
ってなしだいです。
投稿: nori | 2012年11月23日 (金) 03時37分
ちすnoriくん、クリスですども。やっぱnoriくんだったんだね(^^。
「エロの好みは千差万別」とは僕が幼少の頃から口を酸っぱくして言い続けていたことですが、やはりnoriくんとも温度差を感じたりもしますね。
自分は「しまいには思い切りスケベになる」は要らないタイプ。
最後まで抵抗し続けるのがいいというほどでもないのだけど、
※せいぜい諦めるくらいかな。
エロにどん欲な女性には総じてそそられません。
以前どこぞのサイトで非常に高評価だった子がいるんですが、まさにその子がnoriくんの言うタイプで、世間一般には「そういう子の需要」が強いのかもなぁ、とは思いますけどね。
ゲームと違ってエロは、自分の平衡感覚が「ポピュラーでミーハーでありたい」とは思わないんですよね。なぜかはわからないですが(^^;。
投稿: クリス | 2012年11月24日 (土) 21時08分