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2012年12月13日 (木)

AKB48~1830mの夢~

 「たかみなの涙は無限」
※1日目と、1日目のメイキングを見終わったところ。

人によってはカメラワークが悪いとか、DVDとブルーレイの発売日をズラして商魂丸出しだとかの苦言もあるかも知れないし、東京ドームはAKB48オンリーでやって欲しかったとか、卒業メンをもっと出して欲しかったという期待もあったのかも知れないけど、

 いやいやどうして、クリス号泣。

はっきり言う、

 コンサートそのものより、全然泣けるし、感動出来ている。

それはつまりは僕のAKBへの距離感が、積み重ねてきた歴史が、目の前20cm先のCRTモニターとの距離であり、毎日毎晩見続けてきたバラエティなり、歌番組なりの歴史であったということだと思う。ずっと公演を見てきた人には見てきた人の距離があるだろうし、ずっとあっちゃんだけを推してきた人にも、卒業に対する「ひとかたならぬ」思いがあったと思う。だから、

 AKBはファンそれぞれに違う楽しみ方がある

と、あらためて感じた。よく「誰推し?」とか「何の曲が好き?」という話題になったりすることもあるし、ともすれば、「○○知らないの?」みたいな、知識をぶつけ合うケースもなくはないのだけど、DVD見ていてシミジミ思う。

 たくさんの人の顔と名前が繋がるだけで、こんなに楽しいもんなんだな、と。

子供の頃、おばあちゃんが見ていた紅白歌合戦は、ほとんどの出場者が僕の知らない人で、知らない演歌を歌ってた。序盤の数人だけが顔と名前と歌が繋がって、テンションが(その当時はそんな言葉も知らなかったと思うけど)上がって、楽しめた。

 AKBを見ていると、その密度、濃度が凄く上がってることに気付く。

SKEはもちろん、NMBもHKTも顔と名前が分かる子が何人もいる。あいりんが、まどかが、あーにゃが映っただけで、気持ちがちょっとだけ昂ぶる。たかみなの涙が流れるたびに、僕の目頭も熱くなるし、あきちゃの緊張感、まゆゆには珍しい慟哭、麻里子様がカチカチになってるところも「愉快と共感」を伴って見ることが出来る。

当日は意識してスクリーンを見ないようにしていた分、実際の彼女たちが何をどうどんな表情で踊り、歌っていたのかは、全くと言っていいほどわからなかった。でも、こうして近いカメラが、フォーカスのあった綺麗な絵で映し出す彼女たちが見えると、

 そうだよな、AKB、僕が好きなAKBってこの子たちだったんだよな

って強く思うことが出来た。

ホントなら、1シーンごとに感想を書き連ねていきたいくらいだ。軽く思い出しただけでも、

・たかみなの「喝」を入れるシーン。最高。これだけでも「たかみなに付いていくよ!」って思える。

・優子のふんわりした、それでいて集中しているのがわかる表情。彼女にとっても東京ドームが特別だってのがわかる。客席から見ていた時の優子、腕が超キレイだった。脇がエロかった<これは言わなくてよくね。

・たまにしか映らないけど、才加もとてもいい。縁の下の力持ち。ウッホウホホはあそこまでゴリラ化しなくてもいいのに。

・ゆきりんの後ろで座ってるまゆゆが、まるで人見知りの子供のようで、不安と緊張で泣き出してるところとか見ると、「あの総選挙の時のまゆゆはどこへ行ったの?」って思うほど。でも、気持ちはごまかせないわけで、それがここまで出てしまうというのが、この東京ドームだったんだなぁって思う。

・めーたん最高。超カワイイ。つかめーたんの良さがわかるようになることが、DDへの第一歩なんじゃないかと思うほど。ご結婚おめでとうございます。幸せになって欲しいな~。

・シンディ、「次シンディ映らないかな~」と思った直後にシンディ。さすがこの人は持ってらっしゃる。埼玉スーパーアリーナのメイキングかなんかで、「私もドームのステージ立ちたい」みたいなこと言ってたシンディ。よかったね。ホントに。

・ゆかりん号泣。初期メンで、SDNでも中心的存在だった彼女だけに、こういう場での嬉しさや感動も人一倍だったんだろうなって思った。クリスは泣いてるAKBメンが大好きなんだよな。

・はるごんはあきちゃと違って、組閣発表の直後にJKTのメンバーみんなと抱き合ってた。ホントに自分から望んで飛び込んでいく、そして受け入れられているんだなって思ったし、素直に祝福したくなった。

・組閣発表はやっぱり熱い。優子の露骨に嫌そうな顔、麻里子様の「ムリムリムリ」のゼスチャー、たかみな総監督発表時のキョトーン。梅ちゃんもポカーン。でもそれがAKBクオリティなんだなって、初めての組閣の時とは違ったある種の期待感みたいなものも見えた気がした。逆にチーム4は、初組閣に匹敵する大ダメージ。でも大丈夫だと思う。君たちはもう十分にファンが付いてるよ。つかクリスも9期大好きだし。

・くーみんとNなっちを見ると切なさを止められない。2人とも自分の道で幸せを見つけて欲しいな~。

・「濡れ選抜」最高。個人的に、あの子たちは、「美味しかったし魅力的だった」と凄く思う。バックダンサーなんだけど、事実上の主役だったと思うし、かっこよかった。踊りが出来る子たちで集められたと言っていたのもよかったし、飛び出す前の緊張感も、他の歌とは違うものがあった。いやホント濡れてる女の子はイカス。

・ともちん、みぃちゃん、にゃんにゃんは割と通常運転。ともちんの泣きながら微笑んで、キライじゃないです。にゃんにゃんはちょっと体調不良だったのかな、イマイチいつものキレが見えず。みぃちゃんはたかみなが泣いてるからやや落ち着けた感じ?でも3人とも「初期メンの思い」が凄く伝わってきた。最初「6人だけの円陣」も凄くよかった。そうなんだな、「6人になっちゃったんだな」という思いと、「これまで続けてきた一番長い付き合いの6人」という思いが同時に去来して、見ているこっちも涙。当然たかみなも号泣。たかみな最高です。

・あっちゃんは、割と終始笑顔。体調も悪くないみたいだし、リハ時の表情も凄く集中してる感じ。あっちゃんは、「失敗しない」オーラが出まくってた。あと「悔いがないように」というオーラも。「楽しもう」という気持ちが前面に出ていた優子とは違う感じの空気をまとってたな。

・たまに映るかなちゃんが好き。もっとがんばれかなちゃん。ファンはしっかり見ているぞ!

・DVDパッケージのあの「赤い本が並んでるような写真」が、まさかメンバーたちがリアルに立ってるものだったとはつゆ知らず、スゲェビックリした。わずかあれだけのシーンのために、これほど大がかりな装置と用意する、東京ドームに対する思い入れの強さが一瞬で流れ込んできた。

・・・・・

初日の主役は、間違いなくたかみなだったと思う。初期メンに限らず、みんながみんなこの東京ドームを目指していたことに違いはないと思うのだけど、その間、6年8ヶ月の間、2500日、60000時間の中で、どれだけAKBのことを考えていたのかの比率を考えると、

 たかみながダントツだろうと思った。

だからこそ僕はたかみなの涙に惹かれたのだし、AKBが好きなんだって思えた。

 AKBとは高橋みなみのこと

以前「たかみなのかわりはしーちゃんかも」なんて話を書いたけど、これを見ると、

 たかみなの代わりはいない

と痛感する。

まだ1日目を見ただけだけど、あえて2日目に行く前に、1日目を反復したくなる。貸してくれた友人K、ありがとう。今度美味しいお菓子詰め合わせ買ってくから。

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