恋物語
結局買ってしまった。つか、
貝木主役かよっ!
って感じ。よもやというか、なんというか、、、冒頭でそれをあからさまに否定してくるものだから、
てっきり途中で意趣返ししてくれるとばかり思ったのだけど、、、
っていうか、
これ、セカンドシーズンの「最終巻」だったの!?
って感じ。要するに、
「ファイナルシーズン」に続きます!
みたいな?終わりじゃねぇのかよ!みたいな。
なので、感想は、「てっきりスッキリサッパリ気持ちよくオールスター勢揃いの大満足大団円ハッピーエンドで終わりましたーーー!」ってなるかと思いきや、
ガチで続きじゃん、、、
みたいな?でもまぁ、、、
貝木が主役だからな。
って感じでしょうかね。つかこの貝木さん、
これまでとは全く別人のような扱いです。
それはひたぎさんの扱いもそうですし、言動や行動原理もいささかどころか、
まるで別人です。
要するにその「別人さ」をアピールする為に、必死こいて彼を「ウソつき」「詐欺師」に仕立ててる気すらするほどです。
要するに、
今回の貝木さんは、僕の嫌いな貝木さんではありません。
つか、
むしろ結構好きなくらいです。
冷静に考えると、今までキライだった人を、好きに、180度真逆の印象に持って行くというのは、相当なエネルギーが必要だと思うわけで、
この巻でもその為にかなりのページが割かれています。そう、、、
ざっと9割10分ほど・・・
その為に僕の好きな撫子のキャラまで
全く別人に、、、
ああ僕の好きだった千石撫子はどこへいってしまったんだ、、、ってくらいパラレルワールドです。
ブレてないのはひたぎさんくらいです。いやマジで。
オススメできるかと問われたら、正直さほどでもありません。が、これを読まないでファイナルシーズンに入っていくのはもはや不可能なのではないかというくらい状況が動いた巻であるとも言えると思います。クリス評価は★☆程度でさほど特筆することはありませんが、
※エロ描写もなかったし、コミカルな、思わず笑顔になれる場面も、、、あったっけ?<もう忘れたのかよ!
読んで損したということはなかったかなって感じです。
つかこれもアニメ化される
※「物語シリーズ」は全作アニメ化されるらしい
と思うと、ちょっとビックリですね。
あの(貝木の)声優がこのキャラに、、、新手のツンデレか!?
まぁそれも西尾維新らしいということなのでしょう。つか久々に集中して小説読んでみると、案外楽しいことに気付かされます。まだ読んでないシリーズ作品もありますし、
※鬼、猫、傾も読んでないし、憑も出てますよね。花も読んでないか。
最後に気持ちよく感情移入して終わるためにも、それまでの予習は済ませておくべきでしょう。つか、
どことなしか口調が西尾維新のあとがきじみてる気がするのは僕の気のせいでしょうか。
藤子不二雄ばりにキャラが憑依してる、みたいな?化物語だけにね。
つかどこが「恋物語」やねん!
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