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2012年12月10日 (月)

爽快感

前も似たようなことは書いている。というか同じことを書いているかも知れない。いやいやもしかしたらコピペかも?でもお年寄りなので気にせず書いていく。もし「それ前書いたじゃーん」という感想を抱いた方、あなたが正しいです。でも気にしません。なぜなら他にコレと言って書きたいことがないから。あとクリスはいつも通りウザいから。平常運転。

最近ゲームやってて「爽快だぜ!」って思ったことあります?ないですよね。あるわけないんですよ。「爽快だぜ!」なんてことは。せいぜい「気持ちい-!」とか「ウホッ!」って感じで、「爽快」なんて単語が脳裏に浮かぶなんてことは、

 ゲーム関連のライター以外そうそうないと思うわけです。

ただ、「爽やかな快感」と書いて爽快ですから、そうした「爽やかさを伴う」気持ち良さ、楽しさを味わわせてくれるケースというのは、無くはないでしょう。今日はそんな話。

過去のゲームにおいてそんな「爽快感」を僕が感じたタイトルおよびその場面について、何の担保もなく書き綴ってみます。みんなももしかしたら同じように感じたかも知れません。

・スーパーマリオ

 地下とかで大量のコインがあるところ。当時はまだコインの価値が暴落してなくて、派手に取れるだけで超気持ちよかったもんです。懐いですね。あとなんだかんだ言ってスターは爽快です。あの音、あのテンポ、落ちて死ぬ時まで含めてとっても爽やかな快感がありました。ええもちろん今はさほどでもありません。NEWマリで巨大化して1UPを立て続けにもらったところで、さして爽快でもありません。

 爽快さには時代背景が密接に関係している

と言えるでしょう。

・スターフォース

 言うまでもなくパーサーです。これもスーマリ同様音楽が軽快で「爽快感を煽る」感じですね。普通に死ぬんだけど、あの音と連射力がもたらすメンタル効果は、あながち今でも古るびれること無く爽快なのではないでしょうか。ただ、個人的双璧とも言えるゼビウスにはさほど爽快感を感じる場面はありませんでしたね。強いて言えばアンドアを倒すときくらいでしょうか。大したこと無いです。

アンドアジェネシスに限らず、巨大なボスを倒すシーンというのは、僕なりの感覚で言うと、そんなに爽快ではありません。苦労して倒す、考えて倒す、ズルして(安置から)倒す、、、。どれも爽やかさは伴ってないと思います。

 爽やかさはマイナスの溜めからのプラスにあらず

と言えるかも知れません。

・ソニックザヘッジホッグ

「爽快さ」の代名詞ともされるタイトルですが、ぶっちゃけ僕はこのソニックシリーズに爽快さを感じたことはありません。一度もないというほど厳密な断言はしませんが、高速で移動して派手にリングを集めても、そのリングが「はかないこと」を知っています。いくらマッハでも、コースが長く、クリアまで時間が掛かってしまっては、さしてテンポも良くないし、「そういうもの」として受け入れてしまうだけです。

 爽快とは、絶対値ではない

ということです。

・ストリートファイターII

順不同で思い浮かぶままに書いているので、こんなタイトルも浮かんできます。「アッパー昇竜」。この打撃音の気持ちよさ、相手の赤く染まるHP、テクニカルな操作の上になりたつ達成感、、、。今とは違う時間が当時は流れていて、極端な話、

 ゲーメストやベーマガの誌面で繰り広げられる対戦実況の文章ですら爽快感が伝わってきた。

自分が操作して無くても、その時の音や、モーションや、相手の悔しさや、気持ちよさが「わかる」。つかストIIはコンボに限らず、ただのネリチャギで対空するのだって、相手の空振りに近寄って投げるのだって、スーパーコンボを絡めて一気に持って行くのだって、いろんな爽快感があったと思う。
※もちろんやられる側はたまったもんじゃないんだけど。

 格ゲーは、特に対人戦は、割と爽快感が高い。

それは、音や動き以上に、

 相手が悔しがる

というのもあるだろうし、その頻度やテンポが他の対戦ゲームよりも高密度だからというのもある気がする。

ああでも最近ゲームで悔しさを感じることってとんとなくなったんだよな。同レベルの遊人というのは、何よりの財産なんだろうなぁとシミジミ思う次第です。

・スーパーロボット大戦

僕のスパロボ経験は浅い。だが、知っている人なら誰もが納得するであろう、

 ショウ+ビルバインの爽快さは!

あいつばっか強くなっちゃうという意見、ごもっとも。でも、いざというときに本当に頼れるのが彼であり、ビルバイン(もしくはサーバインでも可。ダンバインでもほぼ可。というかビルバインになるころには既にほとんどベンチだった気もしないでもない)の回避性能の高さ、100%じゃないんだけど、100%!ハイパーオーラ斬り、数字で表示されているはずなんだけど、全然期待を大きく上回る成果を上げる。

 たったひとりで斬り込んで行って、敵の部隊を全滅に追いやってしまう。

「一騎当千」とはこういうことを言うのだと僕は思う。三国無双の良さはちっともわからないけど、回避性能が高いスパロボメンの気持ちよさはわかる。ゲッターライガーとか、スパロボコンパクトのシャアとか。
※最終面シャアひとりで全滅させた話は、前書きましたけど。

・ぷよぷよ

実際の話僕はそれほどぷよぷよが上手くない。というか標準的なプレイヤーを5とし、未経験者を0とするなら、たぶん2くらいだと思う。

 それでも連鎖が決まってガンガン送り込んでいく感じは爽快だ。

やはりこれもストIIと同じで、相手がいること、技術が必要なこと、テンポがいいことなんかが挙げられる気がする。

ただ、

ぷよぷよの鍛練はあるラインから
※具体的に言うと2列目以降の切り返しや、ゴミを絡めての処理など。
先グッとハードルが高くなる。僕はそこにたどり着けなかったんだよね~。

・FFやドラクエ、ポケモン

果たしてこれらには爽快感がある場面はあったであろうか。

 それはつまり転職(もしくは進化)であっただろうと思う。

それまでの自分が一夜にして生まれ変わる、「劇的な強化」。転職に限らず、強力な武器やスキルでも構わないが、ことRPGにおける爽快感は、「パラメータの急上昇」以外にない気がするな。

 テイルズとかでコンボが連なってるのを見ても、さほど爽快にならない気がする。

まぁ僕だけかも知れないけど。

・バーンアウトパラダイス

カーアクションの中では、群を抜く爽快感を感じさせてくれたタイトルだったと思う。気軽なニトロ、気楽な衝突、バカみたいなジャンプと、スピード感&疾走感。

爽快感が達成感と密接な関係があることは、ストIIやマリオほか多くのタイトルからも感じることだけど、本作に関しては、割とそれが適用されない。

 ただ走ってただ爆発しても、結構爽快。

文字通り爽やかな音楽と世界観。ストレスの少ない操作性が生み出す快感。高密度のマップは、意外と後続の作品には見られないんだよね。ついつい世界を広くしたがるというか。

演出面で言うなら、スタントマンイグニッションやスピリットセカンドも派手な爆発や破壊があって結構爽快感があったと思うけど、どこか第三者目線というか、まぁ映画でも爽快感のある映画はあるわけで、自分が主役でなければ爽快にはなれないってことでもないんだけどさ。

・シャイニングフォースネオ

DCロードス島戦記でもいいけど、あの「上限知らず」なダメージ上昇は、本気で爽快だった。会心の一撃時のダメージが上がるように装備を鍛えていく。ただただ強くしていくだけのことなのだけど、そのインフレ度合いが、

 このシリーズのみの手触り

で、「強くなった!」「強敵余裕で倒したぜ!」「ウグッもっと強いヤツ出てきた・・」「もっと強くなった!」「もう余裕になったぜ!」「ウググッまたもバカみたいに強いのが、、、」以下繰り返し。

何度も爽快感を味わうことが出来たと言ってもいい。自分の攻撃のダメージが300万とか3000万とか、、、。

 最初が一桁や二桁から始まってることが重要なんだけどね。
 ※最初から三桁四桁だと、意外と爽快になりにくい気がする。

・シューティング

さっきから「なんかないか」と腐りかけた記憶を掘り起こしてるんだけど、意外なほどシューティングで爽快感を感じさせてくれたものがない。スターフォース以外で、例えばグラディウスにしてもR-TYPEにしても、強くなった時に思うのは、「気持ちいい」よりも「死にたくない」だった気がするし、ダライアスのウェーブも、気持ちよさを感じてたら死んでしまう。かと言ってボムを使って一掃するのが気持ちいいわけでもないし、、、あった!そうだ!

 爆裂究極拳は超気持ちよかった!!<ニンジャコマンドーね

慣れれば片手でも出せるコマンドなのに、ボムなみに強い攻撃が、それもボタンを連打することで連続で出せてしまう気持ちよさ。

 あれこそ爽快感のある攻撃の、まさに「究極」だった気がする。

っていうか、

 以前書いた時も同じことを書いていた気が凄くする!

オーバーライドの溜め撃ちも似たように気持ちよかったけど、溜め撃ちはしょせん溜め撃ち。初めてR-9で撃った波動砲は確かに気持ちよかったけど、実際それは不可欠な攻撃であって、爽快感を感じ続けられるわけじゃない。

 なくても何とかなるけど、あると超楽になる

みたいなのが爽快な気がするんだよな。つかさっきと違うこと言ってそうだけど、気にしない。

 どう考えても爆裂究極拳以上に爽快だったことはない気がするから。

歩きながら左手1Pと右手2Pで交互に出しながら進めるだけで、

 ラスボスまでクリア出来てしまう。
 ※当然ミスるので正確にはそこまで余裕じゃないけど。

爽快ってこうあるべきだよなって思うのですよ。

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実際ゲームの紹介記事で「爽快」という言葉が使われるケースは少なく無い。無双系はもちろん、「あたま空っぽにして」という言葉と一緒に使われたりもする。

 そんなのウソだろってスゲェ思う。目に入るたびに思う。

ホントに爽快なのか!?と。だったらオマエのプレイしてるところをオレに見せてみろよ、と。「爽快そう」にしてるのかよ、と。実は淡々とプレイしてるだけなんじゃねぇのかよ、と。ホントに「ヒャッハーーー!!!」って言ってんのかよ、と。

 まぁアメリカンなら言ってそうだけど。

・・・そう言えばもう一つ爽快なのあったな。

 ブロック崩しでボールが天井の隙間に入ったとき。

あれは爽快だった。つかこれがコンピュータゲームをプレイした記憶の中の、最古の爽快感だったかも知れないな。

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