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2013年2月 2日 (土)

ミエリーノ柏木第3話

うーんやっぱり面白い。悔しいが面白い。見る前はテンションが下がっていて、1、2話を見て面白かったことが薄れてしまってるんだけど、いざ見てみると、

 気に入ったシーンをサーチして再度みてしまったりするほど面白い。それも一カ所じゃなくて。

ゆきりんの魅力ってこうだったな~とか、ナチュラルな感じが凄く出てるな~と思う一方で、「そりゃ変だろっ!」と見る側につっこませる
※今回で言うと路上でUZAの振りを練習してたり。
ところもあったりして、

 構成が上手い。

見始めるとグイグイ引っ張っていく感じというか、分解すると、

・別れたい男女のキスシーンがエロくてよい

・サイドストーリー的にちょっとだけ顔を出す「樋口柚子」がかわいくてよい。
 →最初AKBの研究生かと思った。14期の岡田奈々に似てるけどもうちょっと整っていて、女優というよりアイドル顔。ちなみに「ゆず」と読むらしい。今後も出てくるみたいなことが書いてあってちょっと楽しみ。ゆきりんとは全く別のタイプの美少女というのも、(当然狙ってるんだろうけど)面白い。

・秋元先生とのトークも良い。ここはアドリブなんだろうな~と思わせるんだけど、もし脚本とかあったとしたら、それはそれでガチで凄い。「純度100%のゆきりん」って感じだもの。脚本家がゆきりんのことを「熟知し過ぎてる」レベル。

・地味に他の回に出てきたカップルが出てきたりするところも面白い。
 →カメオ出演的な、細かなところまで楽しませる工夫が上手い。

・今回初めて気付いたけど、最後スタッフロールのあと、オフィシャルサイトの紹介があり、なんとそのあとにも1カットだけおまけが入る!特に今回はそのおまけが、「ニヤリとさせられるもの」だっただけに、

 こりゃテレビで見てても最後の最後まで見ちゃうよな

と思わせた。さすが秋Pやることがそつない。

・いろんなカットがあるんだけど、オープニングから含めて、「全撮り」※全ての回のカットを一度に撮ってるんじゃないかと思わせる「無駄のなさ」が凄い。無駄がない=似たカットばかりになるわけだけど、それをセコいと思わせず、「居心地がいい」と感じさせるところがもっと凄い。予算と時間を極限まで削りつつも効果を最大にしてる感じ。

・3のヘアスタイルに関するネタ、最高。こういうのは前述の「ローコストハイパフォーマンス」とは真逆の「ハイコスト」な仕込みなはずなんだけど、それをあえてあっさりやるところがイイ。尺の取り方が嫌味がない。

・出てくる俳優がメイン3人以外みんな知らないのが凄い。地味にイイ演技するし。

・佐野さんがカッコイイ。個人的に佐野史郎は怖い役が多かった印象だけど、かっこいい役も出来るんだよね。未来創造堂でもギターの「ひずみ」が好き!とか、、、このおっさんどんだけイケメンなんだよって思ったし。

・当然今ちゃんもいい。佐野さんと対照的に「かっこわるい側」で「かっこつけ側」なんだけど、このかっこわるさでもゆきりんと対峙してるという「ブサメンオタの投影像」を具現化していて、でも地味にこぎれいで、スマートな仕草が、「ファンにはこうあって欲しい」というステマにもなっているという仕上げ。今ちゃんがここまでちゃんと演技が出来るということを、よく見抜いたなぁって思う。

・かしわげちゃんの良さは、まぁ言うまでもないね。表情が豊かで最高です。今回のベストショットは、女が「よりを戻すことにしたの」と告げた直後の「勝手な女・・・」と心の中でつぶやくところ。変な口してる。

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なかなか続き物を見る際にテンションが上がらなかったりするんだけど、見たら見たで普通に面白い。評価で言えば★★★くらいは面白いので、「AKB、ゆきりんが嫌いじゃない人限定」でオススメしたいです。「好きじゃなくても大丈夫」だとは思いますが、嫌いだとさすがに厳しいかなって感じで。っていうかむしろ、

 このドラマを見て印象が悪くないという人は、AKBファン予備軍かも知れない

とすら思いますね。

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