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2013年4月25日 (木)

GARO闇を照らす者

何かフックするテレビはないかと地デジの番組一覧を見ていて、「おっ」と思い予約を入れていたのを、

 すっかり忘れていたが、結果を見て思い出した。

ただ残念ながらそれは2話。既に先週1話を放送したあとだったが、それでもまぁセカンドシーズンも途中で飽きちゃったりしたわけで、基本GAROは1話完結で進むので問題ないかとプレイスタート。

感想をひとことで言うのはなかなか難しい感じなので、軽く箇条書きに。

・主人公が全く魅力的ではない。とにかく、

 顔が悪い

 立ち振る舞いに優雅さがない

 動きにキレがない

 セリフにもどこかウィットがない

トータルして、

 主人公に魅力がない(さっきも書いたけど)。

零(れい)くんのようなイケメンでもないし、
※これは僕の単なる嗜好だけど。
とにかく暑苦しくて、「未熟さ」がありありと伝わってくる。もちろん話の中の立ち位置的にもそういった側面があり、鋼牙と比べても「弱い」キャラとして成長を感じさせる展開を組もうとしているのもわからないでもないが、

 かっこわるいのが辛い。
※何度も言うけど僕の主観だから。

・ザルバ以外は総入れ替え

大友康平は前シリーズでも宮本武蔵かなんかの役で出てきていて、なかなか「いい扱い」されてたと思ったけど、よもやレギュラーに抜擢されるとは、という感じ。監督の横山誠さんは、以前からずっとアクション監督兼、たまに監督という感じで、「GAROを撮り慣れてる」とは思うし、絵的に生えるキャラとして大友康平を起用したのもわからないでもないのだけど、

 どこか無駄に暑苦しい気がしないでもない。

なんつか、ゲストで十分な気がするんだよな。これだったらまだそれこそ宮内洋とか、ギャバンの大葉健二あたりを召還してくれた方が、特撮ファンとしては嬉しかったかな、とも思いつつ、そういえばついこないだ読んだ宮内洋のwikiに、「事務所の関係で円谷系に出られなかった」ってエピソードがあったから、そういった面での不自由があったのかも知れない。

2話から見たあと、デイリーモーションに結構高画質の1話があったのでさっそく視聴。正直2話からではわからなかった話が「つながった」感はあったけど、前シリーズとのつながりは全く見えてこない感じ。GAROのデザインも「全身黒じゃなくなった」り、脇を固める二人の魔戒騎士も、

 主人公に負けず劣らず魅力がない

という私的マイナスがありつつも、

 ヒロインは美人。

とも思ったり。ただ、美人ではあるが、

 好みではない。

みたいな?クリスの好みなぞどうでもいいとは思うが、何つか過去のシリーズ(劇場版含め)のヒロインというか、女性キャラはみな、

 どこか美人、かわいい、巨乳になりきれない子が多かった

気がする。だがしかし、それが雨宮キャスティングだとも思ったし、結構そういうところも含めて「GAROらしさ、今時の特撮っぽさ」だったとも思うので、

 美人ではあるが惹かれないし、正直ちょっと浮いてる気がした。

巨乳は悪くないが。

あと、雨宮慶太御大が「原作」と総監督から立場が変わったためか、蛍雪次郎さんも出てこない感じ。なんだかちょっと寂しいよな。アノ人がいないと。

まぁ最終話までに一度くらいは鋼牙が顔を出してくれるんじゃないかと期待はしてるけどさ。

・おっぱいアリ

2話冒頭でこれがなかったらたぶん最後まで見なかったんじゃないかという<言い過ぎ。やはりGAROにはエロもグロも不可欠だよなぁと思った次第。いくらAV女優使っておっぱい見せてくれても、

 全身白塗りにメイクモーレツでは、熱くなれるものもなれないというものだ。

でも1話にはなかったんだよな。

 ある意味2話から見始めて正解だったかも。

・主題歌OPもなんかちょっと違う

一番の違いは、その音楽よりも「フォント」。これまでは雨宮監督が自ら筆で描いてた<「描く」が正しい ものだったのが、ただのゴシックになっちゃって、あと背景のCGもより「CGっぽく」なっちゃって、何つか味気なくなったというか、どこかローコストになったというか、、、。

ただ、本編は決して手抜きという感じはなく、今まで通りのクオリティだったけどさ。

ちなみにエンディングは大友康平。うーむ。この人のクリエイターとしてのスキルは、個人的にハウンドドッグのアルバム「GOLD」で止まってる気がするので、まぁ何とも言えず・・・。

・敵のデザインも変わった?

スタッフをよく見てなかったので詳細はわからないけど、これまでの韮沢なんとかさんとは明らかに違う、

 シンプルな怪人デザイン

になった気がする。1話は「遊星からの物体X」みたいな「口だけ」しか出てこなかったけど、2話のデザインはどこか仮面ライダーの怪人を思わせる、
※僕の印象だけだけど、サラセニアンっぽかった。
感じで、

 個人的にはこれまでより好き。

・服とか小物とかが、微妙にダサい

これも今までは雨宮監督がデザインしてたと思われるものが、他の人に変わった事による弊害というか、影響だと思うのだけど、

 まぁ主人公の格好が、、、イケてない。

これも個人の主観ですので念のため。

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 全体的にリファインというか、方向転換してる感じは、正直これまでのキャストで「飽き」が来てる面もあったから、決して悪くはないと思うのだけど、いかんせん主人公の男の子がかっこよくないのがつらい。何つかこれまた人によっては「はぁざけんな!」と思われるかも知れないけど、

 細川茂樹の仮面ライダー見たときみたいな感じがなきにしもあらず。

あくまで好みって話なんだけどさ。

それ以外に関しては、ヒロインが「雰囲気に合わないし好みではないけど巨乳なので許せる」とか、大友康平が「どこか場違いな気がしないでもないけど特撮ヒーローを嫌ってないからこその出演」と思うと嬉しくなる。

殺陣は安心安定の横山クオリティだし、そもそもシリーズを同じヒーローで3回も続けようということそのものがハードルが高い気もしないでもない。
※まぁ戦隊ヒーローで言えば4クールやるところを2クールで終わってるわけだから、実質5クール目、ということにはなるのだけど。

とりあえず娯楽が目減りしてる僕の実情を鑑みれば、「来週も録画しますし、見ますけど何か?」というのが正直なところかな。2話の評価はおっぱいに敬意を表しつつ★★。というか、

 主人公のイケてなさで「-★」くらいあったからな~。

それもこれも鋼牙と零が好きだったという気持ちの反動みたいなもんかも知れないな。

●動画リンクのページ
http://videonavi.blog66.fc2.com/blog-entry-3098.html

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