ボーンレガシー
「LEGACY」は「遺産」という意味なんだそうな。なるほど続編らしいタイトル。そういえばトロンレガシーも確かに遺産だ。
劇場公開からかなり経っていて、レンタル開始からもそこそこ経ってるので、今更ニーズがあるとも思えないが、もしかしたら読者様の中にはこれを見ている人がいるかも知れないし、そういう方がちょっぴりでも懐かしく思うかも知れない、何より、僕が摂取した以上感想を書かないというのももったいないので、適当に感想をでっち上げることにする。
ボーンレガシーは、ボーンアイデンティティーから始まる、マット・デイモンのボーンシリーズ最新作だが、主役はハートロッカー、MIゴーストプロトコル、アベンジャーズのジェレミー・レナーに変わっている。再三書いているが、僕は彼が好きなので、本作もよっぽど劇場公開時に見に行こうかとも思ったが、まぁスルーしてしまった。
彼の目がいい。
どう見ても優しい。いわゆる二枚目、ハンサムではないかも知れないが、彼の目に見つめられてウットリしない女性は少ないだろうというくらい優しい目をしている。「青く澄んだ瞳」というヤツだ。
※実際は緑がかった青だけど。
だからどこか残虐な殺人シーンであっても、「事情があるんじゃないの?」と思わせてしまう得な役者、「そういう使われ方」をする役者でもある。本作はまさにそんな感じで、
ヒロインである博士が恋しちゃうのも無理からぬ事
と思った。つか、
キスシーンがないのがどうにも納得いかないんですけどっ!
よもやボーンレガシーを作ったスタッフ連中も、「キスシーンの有無」から文句を言われるとは思ってなかっただろうとも思うが、クリス的には結構ソコ、気になった。つかぶっちゃけ、
アクション濃度はかなり薄い。
おきまりのカーチェイスシーン、バイクチェイスシーンは後半にあるが、前半はかなり「静」の展開で、アクションというよりサスペンス要素が強く、正直あんまし盛り上がらない。ジェレミーが好きだから間が持つというか、相変わらず固有名詞が頻出して、バカなクリスには今ひとつ意味が分からないまま進んでいったりする。
シリーズのファンは納得なのかな、、、
とは思った。ただ、シリーズ作品を感じさせる演出
※警察側の追跡シーケンスとか
はらしいと思ったし、前述のバイクチェイスも、
見飽きていると思っていたがなかなか
と、結構満足度は高い。正直ちょっと冗長な感じもなくはないけど、ラストのオチを含めて、「かなり笑顔になれる」出来だったと思う。
ヒロインはどっかで見たことがあるなぁと終始思い続けていたが結局思い出せず、調べてみたら、、、
ハムナプトラ1&2のヒロインだった。
つか、
まさかの43歳!僕より年上!
ティーンとは思わないが、それでも思ったよりずっといっててビックリ。つか、
笑顔のキュートな43歳
って感じで、その面での評価は低くない。つかハムナプトラ2から早12年?いやホントがんばってると思う。つかウィキペ見たら、
まさかのダニエル・クレイグ(007)の奥さん!
世間は狭いというか、僕には何の関係もないんだけど、なんだか「しっくり来てる感」があるなと思ったな。つか本作の屋根の上の追いかけっこなんかは、まさにダニエルの007という感じで、既視感すら覚えたし。
悪役は確かプレデターズに出てた人だろうな、と思ってたらやっぱりビンゴ。アジア系の風体はどことなくブラックレインの松田優作を彷彿とさせるが、さすがにそこまでのオーラはない。正直殺陣がほぼなく、走ってるか車やバイクを乗り回してるかだけだったので、印象そのものは大したことはなかったのだけど
死に様がかっこよかったので許す
という感じ。
マット・デイモンと前作までのキーウーマンだったジョアン・アレンはほとんどカメオ並の出演で、さして語ることもなく、
まぁ完全な新作として(固有名詞や設定だけをひっぱってきた)作品という感じだったな。
クリスの評価は★★☆。もうちょっとエンターテイメント性が高くてもよかったんじゃないの?という感じ。序盤の冬山のシーンや、バイクチェイス、ラブエッセンスが悪くない一方で、研究室の乱射シーン、屋根の上の追いかけっこシーン、雑踏の中の移動シーンなど、間延びするシーンも少なくなかった。評価は人それぞれだろうけど、
僕はもっと派手な方が好みかなって感じだったな。
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