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2013年4月 7日 (日)

ゲームショップ

いろいろあったあと、部屋を久々に、、、それこそ10年ぶりくらいレベルの掃除をした。既に使ってないプリンターのロール紙やら、今より3世代前くらいのPCで使っていたマイクやらがほこりの海から発掘されたりもしたが、とにかく掃除。マイクロファイバーのタオルでから拭きして、それに付いたほこりを掃除機で吸う、、、という話はもうアップしたっけ?

みるみるキレイになっていく部屋。山積みだったゲームやらマンガも整理し、何となく捨てられずにいた週アスほか雑誌もごっそり処分する。部屋の前に置いておいたらかみさんに、

 「これ、全部捨てるの?」

とあきれ顔で訊かれる。

そんな感じの掃除は、PC内部にも及んだわけだが、そんな中、かなり古いファイルが発掘された。

 永田ドラクエ.jtd

僕の知識下で「永田」と言えば、これはもう旧ファミ通編集者「風のように永田」さん以外にない。だが「ドラクエ」とは、、、

 もうすっかり忘れている。

だが、これは逆にワクワクもさせる。僕の大好きな永田さんと、僕の大好きなドラクエ。そして完全に忘却消去された記憶となれば、そこからはじき出される答えは、

 中身は何であれ楽しいものに間違いない。

ワクワクしてクリックしたら、

 テメーこのファイルを読み込めるソフト持ってねぇじゃん、バカじゃねぇの?

とコンピュゥタァのスピィクァ様がのたまう。ああそうですか。そこまで古いファイルですか。そう言えば一太郎を使わなくなってしばらく経つなぁ。

 そんな前のファイルとなればますます興味はブーストされる。

 もしかしたらドラクエ1の頃のでは!?

そんな昔にはまだコンピウタハは存在しない。あ、間違ってもここで「ファミコンはこんぴゅぅたぁではないのかね?」等というツッコミはご勘弁な。

ネットでjtdファイルのリーダーを探し、早速読み始める。

 果たしてそれは「ドラクエVII」のコラムであった。

紐解いて思い出したのは、たぶんファミ通.comかなんかの連載だ。それをまめに保存し、大阪出張に行くときの暇つぶし用にプリントアウトしようと思い、テキストのままだと読みづらい&物量が多くなりすぎるということで、与太郎を使って、、、魔太郎を使って、、、ジョ太郎を使って、、、せめて承太郎だろ、コンパクトにした、、、それが発掘されたのだとわかった。

 だが、

勇んで読んでみるとこれが何とも歯がゆい内容。面白くなくはないのだが、ほとんどドラクエVIIに関する記述がない。それは氏が「ネタバレされるのと同じくらいネタバレするのを嫌う」事によるのだが、

 むしろそれが、自分も久々にドラクエVIIやってみようかな、という気にさせた。

幸いにもVIIは3DSで焼き直され、そこそこトレンドであるからしてネタとしても悪くない、そう思ってプレステ3にセットしたのだが、、、

 ビックリするほど難しくて、開始2、3時間で結構心が折れた。

正確には「折れそうなトコロを乗り越えたあと疲れちゃった」が正解なのだが、ともかくまぁ止めちゃった。いやいやドラクエVIIってこんなに難しかったのね、まるで対戦格闘全盛のSNKCPU戦みたいな手触り?みたいな?

余談だけど、このドラクエの波に乗って、FFのVIIも一緒に発掘し、長男が序盤だけプレイしてたのを横目で見ていたのだけど、

 いやはや、、、アドベントチルドレンのあとこのクラウドを見ると、

 プレステ3とファミコン以上の差を感じるな!<誇張ではなく。

つまり、ドット絵は今でもスマホのアプリとかで十分な市民権を得ている「生き残り」もしくは墓場からよみがえったアンデッドであるのに対し、プレステ初期の頃のポリゴン人形の「荒さ」は既に絶滅種なんだよね。

 ドット以上に古くさい。

まぁそれが「逆に懐かしい」と感じるようになる時代がもうすぐそこまで来ているのかも知れないけどさ。

そんなわけでドラクエVIIをちょっぴり遊んだわけだけど、、、。しかしなんでこの「ゲームショップ」というタイトルなのか。

 まぁここまでが前置きなわけだよ。

その永田さんのコラムの冒頭を引用する。不味かったら言って下さい削除しますので。

※今検索したらサイトがヒットしたのでそっちのアドレスも貼っておく。
http://www.famitsu.com/game/extra/column/2000/play/dq7_naga/0825.html

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 ソフトを予約するのが嫌いだ。絶対にイヤだとは言わないが、できればしたくない。理想的な話をすれば、帰り道、電車の中などで「おお、そういえば今日はあのソフトの発売日ではないか」などと思い立ち、財布を覗いて紙幣が足りないようなら銀行に寄り、通る商店街の小さいがなかなか活気のあるゲームショップにふらりと入り、多く仕入れられてはいるものの若干残りが少なくなってきたといった塩梅で置かれているソフトを見つけて手に取り、レジへ行きエプロン姿のちょっとやせっぽちの兄ちゃんへ手渡し、「****円になります! ありがとうございます!」などといった覇気のある応対を受け、ソフトをバッグに入れて足取りも軽く家路につき、途中コンビニでお気に入りのお菓子など購入し、鼻歌交じりで家に着くやコーヒーを沸かして楽な服装に着替え、クッションなどで座る位置を定めたのち灰皿を手元に置き、はやる気持ちを抑えるようにビニールをはがしてパッケージを開き、ぱらぱらと取り扱い説明書など読みつつ基本操作を確認し、おもむろにソフトをトレイに設置するやいなや電源を入れてオープニングをじっくり眺めたのち、万感の思いを込めてスタートボタンをビシッと押したい。そういう人に私はなりたい。

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どうだろうか。

ウィキペディアを見ると、ドラクエVIIの発売日は2000年の8月26日とある。今から13年も前の話だが、僕らの世代からしてみれば、「わずか13年前の話」なのに、

 この様変わりと言ったらどうだ。

確かにこのコラムでも、氏は気持ちよくこのシチュエーションでソフトを購入出来てはいない。だがそれはあくまでターゲットがドラクエであるからで、環境としてそれらが失われていたわけではない。

「おおそう言えば今日はあのソフトの発売日ではないか」などと思い立ちはしないし、商店街と呼べるような商店街ももはや数えるほどしか存在してない。特にゲームショップのあるような商店街は、僕の記憶にはひとつも残ってない。ただのひとつも、だ。人気のあるタイトルが夕方残っているというケースもこの当時以上に稀であろうし、「エプロン姿の覇気のある店員」というのも、どことなしか幻想=ファンタジックなニオイを醸し出す。コンビニは現存しているものの、ゲームに付属する説明書は「パラパラとめくることすら出来ないほど薄く」なっているし、トレイを乗せるタイプのゲームハードも、現行機ではXBOX360だけになってしまった。もっと言えば「スタートボタンを押す」ゲームすら少なくなっているのではないか。

「街の小さなゲーム屋さん」というのは、僕が免許を取って2、3年、今から20年くらい前には、当たり前のようにどの街にもあった。静岡県でひとり暮らしを始め、複数のセレクターをボタンで手軽に切り替えられるようにしてあったいくつものハード。ネオジオやメガドライブの音声を、コンポジット端子ではなく正面のステレオミニジャックから分配してステレオから流れるようにしてあったのも懐かしい思い出だ。

愛知県にある実家には、月イチ、多いときで週イチの頻度で(まぁ友達に会いに、なのだが)戻ってきていたが、その往復の道中にも、5、6軒、いや、ヘタしたら10軒くらいのゲームショップがあった気がする。

ある店ではプレミアを付けてレアなタイトルを売り、ある店ではネオジオのカセットが数百円から置いてあり、
※つっても大抵サムスピなのだが。
ある店はチェーン店で在庫を移動してもらえたり、またある店は古くからのおもちゃ屋のコーナーが拡大して「任天堂ショップ」みたいな大層なコーナーを作っていたりした。つかそれは結構たくさんあったな。

 僕はそんなゲームショップをめぐるのが大好きだった。

中には店員と凄く親しくなったところもあるし、中にはこっそり発売日の前日に売ってもらったところもある。中古のスーパーグラフィックスを垂涎のまなざしで見つめたこともあるし、メガドライブ購入直前などは、各店の価格を全て調べて一気に大量のソフトを買ったりもした。ファミコン、PCエンジンユーザーからは、ストライダー飛竜、大魔界村、TATSUJINのパッケージが何と神々しく見えたことか。前回行ったときあったタイトルが売れてなくなってたりすると、本気でガックリ肩を落とした。

どの店も小さく、中には「移動出来る面積が1m×50cm」みたいなところもあった。店全体でも1坪(180cm四方)ほどで、考えてみれば非常に効率がいい商品だったと言えるが、まぁそれもわずか数年のことだったのかも知れない。

タイトルとして記憶にあるのは、スーファミのマッスルボマーとPS2のモンハン2。あとはスーファミのHAGANEもそうかな。

 その店で買った最後のソフト。

次に行ったらなくなってた。シャッターが下りてるだけのところもあれば、全く別の店になってるところも少なくなかった。

ニフティでみんなにオススメのゲームを聞き、
※今と違って僕の嗜好も価値観も非常にスタンダードだったのだよ。
それを見つけた時のうれしさはカクベツなものがあった。遊んで面白ければ言うことないが、モンハンやファンタシースターののレアドロップよろしく、

 見つけることはそれだけで楽しいし、嬉しいのだ。

パッケージを手に取り、わずかに映る画面写真から内容に想像を膨らませる。今だったらネットでいくらでも写真どころか動画すら手に入れられてしまうが、そんな情報が限られていたからこそ、「スタートボタンを押す瞬間」のテンションが高まったようにも思う。
ゲームショップには独特のニオイもたった。古本屋に似てるけど、ちょっと違う感じ。雑多なファミコンカセットが乱雑に入っているワゴン。プレステ時代には一時、

 ほぼすべてプロレスゲー

という店もあった。

僕らの地区では「試遊台」があるところはそれこそダイエーのゲーム売り場くらいしかなかったが、動いてなんてなくたって、ゲーム画面なんて見なくたって、ゲームショップは間違いなく、ゲームで溢れていた。僕の大好きなゲームで。

何が最大の原因だったのかはわからない。最初はトイザらスが町のおもちゃ屋さんを駆逐する、みたいな話があったけど、実際ザラスが出来た影響はそれほど大きくなかった気がする。ぶっちゃけあそこはそんなに安くもなかったし、「温度」として、どこかゲームショップとは違う居心地の悪さみたいなのを感じていた気がする。僕がザラスで買った覚えがあるのは、

 手塚治虫仕様のクリアレッドゲームボーイライトだけな気がする。

やっぱりAMAZON、ヤフオク、エミュレーターと言った「インターネット」という黒船、もはやそんな表現では甘っちょろい。「暗黒船」「漆黒の闇船」「ダークマター船」「ねずみ色船」というところか。「ねずみ色船」・・・割とそういう船多いよな。イージス艦とか。

まぁそれによって豊かになった面、新たに生まれた楽しさもあるから、一概に寂しさだけを取りざたするつもりはないんだけどさ。

 こうしてみんなに僕の話を読んでもらえるようになったしね。

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