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2013年6月24日 (月)

アンストッパブルほか

まぁ僕のブログを「映画ブログ」として読んでる人はいないだろうから、ささやかにしていい加減な感想を少々書くだけにするけど、

 やっぱり何だかんだ言って面白かった。

ついこないだエネミーオブアメリカの時に書いたけど、このデンゼル・ワシントン×トニー・スコット監督の作品は、結構僕のツボにハマるというか、兄弟揃って、センスが合う感じ。
※兄リドリー・スコットはエイリアンやブレードランナーの監督。プロメテウスは微妙だったみたいだけど<まだ見てない。

とにかく序盤の溜めがキツいのは覚えてたので、ところどころ飛ばしつつ見る。この辺りが映画ファンじゃないと我ながら思うところなのだけど、やっぱマイナスの溜めは好きになれない。この作品も、面白くなるのは事が大事になってから。

 でもそこからラストに向けての流れはとっても秀逸。

次から次へ暴走貨物車を止めるための施策が為されては壊されていく感じ、主人公二人のかっこよさ、ひとりごたくを並べてた部長も、

 主人公たちの行動に一切関与しなかったのも良かった。

悪玉(というほど悪い奴じゃないんだけど)の力が全く及ばないヒーロー像としての魅力もあり、おっさんとヤングメンという組み合わせも王道ながら安定感がある。美人のヒロインは出てこなかったけど、
※内容的に美人過ぎるヒロインは不適切でもあったし。
カメラワークも火花演出も必要十分で、

 なんでこの作品を最後に自殺しちゃったのかわからない>トニー監督・・・
※興収が赤字だったわけでもないのに

主役の一人クリス・パインは今年新シリーズで再開されるトム・クランシーの「ジャック・ライアン」に抜擢。ハリソン・フォードやベン・アフレックがやった役をやるとなると、相応に彼の評価の高さを伺わせるけど、監督のケネス・ブラナーがイマイチ僕の記憶に残る作品を撮ってないのが気になる感じかな。

とにかく、

 前半はキツいけど、ラストは気持ちいいので、我慢して見るのがオススメ

ってところでしょうか。

-------------

久々に、デスノート前後編も見た。

そろそろイイ感じの「寝かし頃」だと思ったのと、何となくガリレオブームでサスペンスが見たくなったため。感想としては、

 面白かった!そして、

 ミサミサがかわいかった!

思えば初めてデスノートを見たときも同じような感想を書いた気がする。

 とにかくミサミサのかわいさと、そしてキャスト全員の演技が際立って良かった。

脚本家とキャスティングをした人間の目利き、そして、

 アイドル大好き(という)金子修介監督の力量が存分に発揮されてた。

ミサミサ=戸田恵梨香だけでなく、松山ケンイチの事実上のブレイク作だったと思うし、脇役のひとりひとりも破綻無く、違和感なくまとまってた。宮崎監督の俳優声優に感じる「いびつさ」みたいなものは全くなかった。

話の面白さ、展開に関しては予想通りスッカリ忘れ去っていて、今見てもほぼ100%楽しめた。そしてしみじみ、

 デスノートって良くできた物語だなぁと思った。

確かにツッコミどころを探せば見つからなくもない。でも、それはあくまで後付けで見つけているだけで、実際その場その状況に自分が置かれたとき、果たしてLやライトのようなチョイスが出来たかと思えば、その1割もベストな答えは出せなかっただろうと思う。それこそ、

 彼らほどかしこくなければ。

だからこそ見ていてイライラすることはないし、むしろ感心しながら物語に入っていくことが出来る。デスノートが面白い最大の理由は、

 多くの視聴者や読者よりもキャラクターたちの方が一枚上手だった

ということだと思う。そこに金子修介監督の手腕とこだわりとセンスが加味され、それぞれの出演者の実力がブレンドされ、ここまでしっかりとした作品に昇華されたんだろうなと思った。

今見ても十分楽しめる。現在でも評価は★★★★と非常に高い。

当時17歳の戸田恵梨香の最初の台詞が、「あ、優子(大島)みたい」と思ったのは、彼女がハスキーボイスだったからだが、前後編見終わってみて、

 優子は戸田恵梨香を超えられないな

としみじみ思ったな。エンターテイナーとしての彼女は嫌いじゃないし、才能も認めるけど、こと女優としてみたときは、戸田恵梨香の方がオーラと才能がある気がした。まぁそれは僕だけが思ってるわけじゃないと思うけどね。

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コメント

クリスさん的には、実話を元にした映画、っていうのは特に抵抗ないのでしょうか? 個人的には観る前にちょっと抵抗感があって、他に観たいものがあるなら遠慮しちゃうジャンルですかね。

観る前に情報を知ってしまうと、どうしても事が起こるまでだるいなって思ってしまいがちなんですよね……。でもいい映画ほど第一幕が大事で、この映画に関していえば二人の家庭環境や職場での対立がメイン。後にそれら全てがうまくいくという土台を作っているんですが、結構がんばっていたと(脚色された部分だろうし)思います。

うん、まあ細かいんですけど結局速度オーバーしてても脱線しないのね、って部分は気になっちゃいましたねw


>前半はキツいけど、ラストは気持ちいいので、我慢して見るのがオススメ

これにあてはまるのは「ディセント」です。ぜひ何も前情報なく観てほしいですねw

投稿: nyaru | 2013年6月24日 (月) 11時22分

どもです~。

ノンフィクションは確かにちょっと抵抗があるというか、nyaruさんとは違う尺度かも知れないんですが、

 基本「小説のが現実より奇なり」

だと思ってる人間なので、そういう意味で「ノリ」が悪いという感じですかね。たとえばパーフェクトストームなんかも確か実在する話がソースになってたと思うんですが、

 オチが救われない感じでしたし。
 ※主人公が荒らしの海で叫んで終わる、みたいな。

あと、マイナスの溜めがあった方がカタルシスが大きくなるのは当然そうだとは思うんですが、やっぱり僕はおっしゃるようなそういう「土台作り」が好きじゃないんですよね。自分で「前半我慢して」とか書いてるくせに、やっぱりそういうのはなしで気持ちよく楽しませてくれる映画が好き。
※ヒックとドラゴンやMr.インクレディブルなんかがそうですよね。ほっとんどマイナスの溜めなしで気持ちよさを全面に押し出してくれている、というか。

ちなみに自分的には「速度オーバーしても脱線しない」より、「どう見ても100km/h出てないだろ」という方が気になりました(^^;。まぁ言っちゃいけないところだとは思いますが。

そんなわけで、ディセントを見るのはかなり勇気がいりますねぇ(^^;。むしろ、「何分から見ればいいよ。前半は○○だから」とかばっさり言われちゃった方が、潔く飛ばせるかな、とすら思ってしまうほどです<そういうところが「映画ファン」じゃないのかなぁと自分でも思いますが。

投稿: クリス | 2013年6月25日 (火) 22時37分

あまりジャンルにこだわらず、うまくまとまってる感がある映画を好きになる傾向にあるので、クリスさんの嗜好はなかなか興味深いですね。「マイナスの溜め」でなければいいという感じでしょうか。

多分ディセントはオチを見てふざけんな!って言われそうな気がしますね。それでも「35分から本番なので飛ばしていいよ」と言いつつ薦めたいですけどねw ただ、そこから映画の本質が変わるのは確かで、決して無駄じゃないんですよ。面白かったら最初から見るのがいいと思います。

投稿: nyaru | 2013年6月26日 (水) 00時20分

ディセント見ましたよ(^^。でも、、、

 自分には合いませんでしたねぇ(^^;。

改めて別のネタで書いていますが、自分にはいろいろダメでした。予備知識なく最初から見始めましたが、とにかく「いきなり大きな音が鳴る」演出が多すぎて、もう疲れちゃうんですよね。怖いというより、疲れるというか面倒というか、安っぽいというか、、、。
「来るぞ来るぞ~」って感じで来るのはまだ許せるというか、こちらも準備するんですが、この映画の場合はそういうのなしでいきなりってケースが多くて、面白い面白くない怖い怖くないじゃない、好きか嫌いかってジャッジに属する感じ。

オチとか本質が変わるというのに関しても、

 最初からクリーチャーものだろうなって思って見始めてたので、全然ビックリしなかったりして・・・。

言い換えれば、僕にとっての「意外性」は、この映画に関しては「そういう要素:SF要素」が一切ない方がむしろ意外だった感じです。脱出したと思ったら、は途中で「地下3000m」ってフリがあったので、むしろ「ホントに出てるのか!?」くらいの感じでした。だから「だよね~」って感じで。

ブログではバッサリ書いちゃってますので、お気を悪くなさらないことを祈ります・・。
ちなみに娘もチラチラ見てましたが、こっちも「面白くなかったー」とバッサリ。僕が子供ってことを鑑みると、ディセントは大人向けの作品だったのかも、です。

投稿: クリス | 2013年6月29日 (土) 23時28分

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