ピクミン3~その3~
クリスの航海日誌「1~30日分」まとめて。
今回のピクミンはいつものメンツに加えて、岩ピクミンと羽ピクミンがいるという話は
、前回書いた。・・・ウソ。適当なことを書いた。
・岩ピクミン
投げて当てると全ピクミン中最大ダメージ。パンチ力は低い。踏まれても死なないが、埋もれるので直後は行動不能。いかにも燃えなさそうだが燃えるし、案の定溺れるし、投げたときの最高高度も低いし、移動速度も気持ち遅いと思う。唯一クリスタルを破壊出来る。一番重要なのは、最初に書いた「投げて当てたときのダメージが最大」という点。体感だけど、赤ピクミンを当てたときの3倍くらいある気がする。実は攻撃の要になり得る。僕のパーティ構成では15匹がデフォルト。普通にペレットも出るし、増やすのに特に難しいということはない。
・羽ピクミン
空が飛べる、というよりは、常時飛んでいるので、水の中を移動しても、上空を飛行しながら付いてきてくれる。
※だが自分が水底深くにいると当然投げられない。
空中を飛行する敵に対して投げると、「ヒットしなくても地面まで落ちずに攻撃しに飛んでいく」ので、結構有効。逆に常時飛行しているので、蜜を吸わせる為には、投げて着弾させる(着弾時のみ地面に触れるため)か、空から落ちてくる途中にかぶらせるしかない。彼らでなければ開けられない(上空から引っ張り上げるタイプの)ゲートもある。あるマップでは非常に増やしやすくペレットがあるので、ゴッソリ死んでもフォローは容易。
この二つが新顔ではあるが、個人的にはそれ以上にWiiリモ+ヌンチャク+ゲームパッドの操作の方が新鮮というか、不慣れだった。1しかろくにやってないということもあるので、もしかしたら「それって2からだよ」と言うのもあるかも知れないが、、、
・投げるピクミン(もしくは仲間)をCボタンで順繰りに変更出来るので、以前のように隊列を組ませて「上手く」投げる必要がなくなった。同時に「密集させてないと投げる速度が遅くなる」こともなくなり、ある程度の距離にいれば、主人公の手の届かないところであっても瞬時に投げてくれるようになった。だが、一方で、隊列を自由に操作する事が出来なくなったため、蜜を草ピクミンに上手く吸わせたい、というケースでは前作の方がやりやすかったりもした。
・リモのターゲティングは概ねやりやすい。
特に1ペレットを1発で落としたり、コチャッピーの背中をダイレクトで狙うような場合は、確実に1より成功しやすい。だがその分「目が弱点」という非常にピンポイントの狙いを求めるケースも出来ている。解散は「ヌンチャクをシェイク」。僕が甘いのか、5回に1回くらいは上手く出来ないことも。
・リモでターゲット中に敵をロックし、解散すると「一斉攻撃」。笛の音も心地よく、威力もなかなかだが、意外とやりづらい。というか上手く出来ないのが歯がゆい。
・ピクミンの出し入れは、スティックでもターゲティング&Aボタンでも出来るが、前者でやるとなぜか「53匹」で一度止まる。なんか気持ち悪いので最近はボタンでやっている。
・オニヨンは全色ひとまとめになり、マーブル模様がちょっぴりグロい。まぁ楽でいいよな。
・集めるのは主に食料となるフルーツ。それぞれにはいわゆる日本語の呼称とは別の名前が付けられており、なかなか愉快。覚えているものは少ないが、スイカは「ヒトタマデラマンゾク」。ラフランスは「オフランス」など。それらをジュース化して保存するが、概ね大きいフルーツは大量のジュースになる。1日分に満たない物はブレンドされるが、特にポテンシャルが変わるわけではない。
フルーツはマップ上にあるが、個数は限られているので、事実上これが制限時間ということになる。
※その点では僕好み。特にクリア時の「残ジュース量」で、どのくらいでクリア出来たかがわかるし。と言っても最初の頃はラフにプレイしちゃってるから、「自己満足すら出来ない記録」にはなっちゃうけど。
・セーブは毎日の終わりに自動でされるが、1日単位で「過去に戻る」ことも出来る。
※一旦戻ったらその日の終わりでセーブするか訊いてくるので、「戻りはしたけどイマイチより良い結果にならなかったな」と言うときには、セーブせずに「過去へ戻る」を選択すればよい。そうすれば、以前最も進んでいた日付から、再度続きを遊ぶことが出来る。※これは非常に気が利いてると思う。
・グラフィックは美麗だが、それ以上に、
フォントの大きさに関する配慮が素晴らしい。
確かに「ゲームパッドを見て下さい」の時に「テレビ画面に表示されているゲームパッド画面」は小さくて読みづらいが、
※ゲームパッドは読みやすい。
例えば「30日目」とか、あたりまえの表示フォントがとても大きく、「ベストを模索した気配」がすごくする。コンフィグが一切ないのはちょっと気になるところもなくはないが、安易に「お好みで」と丸投げする輩よりはずっと誠意が感じられる。ただ、
航海日誌の「ワープロで打ちながら書いてます」な感じ、あれは遅いと思う。
もっと気合い入れて打てよ。
・軽い不具合?があった
今回も分業は基本の基本だが、ある箇所に置いてけぼりにしてしまった羽ピクミン20匹ほどが、本隊がデモに入った直後(正確にはデモが終わって確認しに行ったら)その場から消えていた。死んだことになっていたらイヤだなぁと思ったのですぐ「やりなおす」をしてしまったが、あの子たちがどこへ行ったのかはちょっと気になる。
・オート移動が超便利
3人の主人公を効率よく回すために、各人それぞれにゲームパッド上で目的地を決め、そこへ勝手に向かわせることが出来る。特に夕方になって置いてけぼりにしてしまってるピクミンの救難作業や、ボスで思いの外やられちゃってメンツを補充したい時など、結構便利。というか一番便利に感じたのは、ボス戦開幕の移動。ピクミンを出したら、パッドでボスの場所を指定、途中にハスの葉を利用したタイムラグのある移動があっても、ちゃんとそこまで行ってくれるのはとてもありがたい。当然まだ行ってないところには行ってくれない。
・結構ボス戦が多い
明確に名前が出てババーンと始まるわけではないが、巨大モンスターが結構頻繁に登場する。ただ、1と比べて「1匹の重み」が軽くなっているので、
結構大量に死ぬ。
以前は凄く怖かったボス戦だけど、今はその「簡単に死ぬ感」になれてきたので、それほど怖くはない。せいぜい「傷跡が軽く済めばいいな」程度である。
-----------
物語というか、なかなか展開が派手で楽しませてくれる。操作にもかなり慣れてきて、
※試しにゲームパッドのみでプレイしたら「解散のさせ方」がわからず、大苦戦。一旦慣れちゃったら他の操作は無理だと思った。
たぶん今「1」をやったら、デュアルショックがなかった頃のFF7みたいな「かゆいところに手が届かない」感じになるんだろうなって思った。
ピクミンと言えばマルチタスクだが、序盤は娘の「リセットしない」に感化され、「僕もそれで」なんて思ったりしてた頃もあったけど、やっぱりそれだと楽しくない。限界を見つめるほど入れ込んではいないけど、やっぱり「満足出来る1日」を過ごしたいとは思う。
各エリアにあるフルーツの数は、ゲームが進むと明確になる。それを集めきったら、もうそのエリアに行く必要はない。だから、
1個だけ取り残しがあったりすると、凄くツライ。
が、
その取り残しを取ってクリアするのがもっと辛かったりすると、それはそれでジレンマ。
だがそれがピクミンの良さだったような気もするな、と今さらながら噛みしめる今日この頃です。★★★☆かな。つか冒頭の「航海日誌」ってヤツ、言いたかっただけだな。
| 固定リンク
コメント