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2013年7月13日 (土)

タイムライン

※本日二つ目。つかメインは一つ前のネタ。

リチャード・ドナー監督のタイムスリップ物。以前見た作品で、ラストがとても強く記憶に残っていたのだけど、それ以外はほとんど忘れていて、ぜひまた見たいと思いつつ今回借りて来た。娘と一緒に見たのだけど、

 面白かった、が、ラストの印象が強すぎた。

「バックトゥザフューチャー」や「ショーシャンクの空に」にも言えることだけど、とにかく「オチが全て」という作品の場合は、その記憶が薄れない。どうしようもない駄映画の場合はその限りではないが、自分がとても面白かった、ラストが良かったと覚えてる作品に関しては、

 犯人を知ってて読むミステリー小説
 ※クリスは小説を一切読みませんが。

みたいなもので、どうにもこうにも不完全燃焼というか、今一つ盛り上がりに欠けるというか、、、

 なんだろ、この悔しい感じ。

みたいになってしまった。

実際途中の話にもそこそこ見せ場はあるし、中世ヨーロッパと現代を結ぶというのも悪くないプロットだとは思うのだけど、一旦冷静に見ると、相互の関係はブツ切りで、世界観にも馴染みがない。
※これがファンタジーになってモンスターとか出て来ると話は変わるのだけど。
特に頭の悪い奴は出てこないものの、
※序盤にひとりだけいるけどすぐ死ぬし。つかこいつがいないと話が動かないし。
天才的なカリスマヒーローがいるわけでもなく、言ってしまえば誰が主役なのかわからない、主役不在の作品でもあった。

 だからこそラストの良さだけが記憶に残ったわけだ。

ドナー監督の作品は僕の大好きなものがいくつもある。グーニーズ、スーパーマン、マーヴェリック、リーサルウエポン、、、でも近年の作品は失速感、(僕との)フィット感が否めず、なんだかとっても残念な感じになってしまっている。

主役のポール・ウォーカーはワイルドスピードの人。イケメンで結構好きなのだけど、いかんせん本作では見せ場が全くないのが残念。昨日テレビでやってた「3」には出てなかったみたいだけど、こういうイケメンは以外といっぱいいるみたいで、それ以外の当たり役がないみたいではある。

オススメできるかと問われたら、「まぁまぁ」と答える。タイムスリップ物ではあるけど、タイムパラドックスを扱った物ではないし、むしろ中世ヨーロッパの戦争物のウェイトが高い。初見なら★★★☆くらいの評価はあったと思うけど、もしかしたらドナー監督が好きな僕のひいき目が入ってるかも知れないな。

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