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2013年7月25日 (木)

一番いい時代を送ってきたなと思う

ことゲームに関しては間違いなく。

僕の年齢(43)でまだコンピュータゲーム(以下ゲーム)に深く傾注してる人はそれほど多くないのかも知れないが、ズバリこの世代が最もゲームを楽しめただろうな、とは思う。
※ちなみにアニメならもうちょっとだけ上。プラモもジャストミートかな。ポケモンはもっと下。

ベクタースキャンのアステロイドや、ポンや、ハンドルで動かす縦スクロールのドットの荒い黎明期のカーレースから、ブロック崩し、インベーダーに始まる「ゲームセンターあらし」の時代を経て、ファミコン発売を一番ゲームが楽しい、中学一年くらいの時期に迎えられた幸運。アーケードにはアーケードの華やかさと魅力があふれ、PC8801SRはパソコンゲームが最も熱い時代を切り開いた。ファミコンソフトの進化はとどまるところを知らず、ディスクが発売する頃には、中古や書き換えで低価格でプレイ出来る天国のような環境も出来ていった。

 自分が作った面を友達に解かせるなんてハイソな遊びが出来た時代。
※ロードランナー。

 クラス中が血眼になってラゴスを探した時代。

みんなが知らないようなタイトルでも、超面白い物がいっぱいあって、そんな1本との出会いはまさに宝物のような思い出になった。ヒットラー、ロックマン、女神転生、ミネルバトンサーガ、、、。

謎に詰まって一週間足止めを喰らうなんてこともあった。
※ゼルダの裏7面入り口。<受験生なのに・・・。

PCエンジンとの出会いも衝撃的だった。

当時ファミコンの後発としてリリースされたのはセガマークIIIくらいのもので、そのビジュアルの差は、タイトルのバリューを覆すレベルではなかった。しかし、

 PCエンジンのR-TYPEのそれは、「ファミコンが過去のハード」だと明確に突きつける「威容」さを持っていた。

まぁでも高いからおいそれとは買えなかったんだけどね。

メガドライブの登場もカプコンCPシステムのタイトルがリリースされるというニュースと相まって衝撃的ではあったが、セガで言えば「スペースハリヤー」のムービングシート&32000色の衝撃には及ばない。

 何回も何回もBeepのページを見た。穴が空くほど見た。

「いつの日か家庭用で出ないかな~出たらハードごと買っちゃうよな~」なんて思ってた。
※僕がマークIIIを買ったのはそのタイミング。

自分が高校に入るタイミングで88FRを買ってもらい、高校三年間は88のゲームに染まったと言っても過言じゃない。友達にも恵まれて、ピンからキリまでいろんなゲームをやった。シミュレーションも多少やったけど、やっぱりこの頃どっぷりハマったのはRPG。それもファミコンよりもディティールが深いものにハマった。

ウルティマIV、夢幻の心臓、マイナーどころではありつつも高いクオリティを連発していたアルシス、ウィンキー。T&EのハイドライドIIは今でも

 ファミコンとパソコンの違い

を強く感じさせてくれたタイトルとして胸に刻まれてる。ザナドゥやウィザードリィもファミコンでいじられる前に遊べた幸運。つかファミコン版の「ファザナドゥ」はザナドゥじゃないけどさ。

ギャルゲーも黎明期から遊べたし、マウスがないことにも抵抗がなかったし、キーボードのタイピングもゲームでほぼ配置を覚えてたから、ホームポジションを知って二日でブラインドタッチが出来るようになった。MS-DOSやバッチファイルみたいな知識をざっと触ったからこそ、今PCのトラブルにも多少の耐性を持って向き合えるのだと思う。

ゲーセンのストIIも友達とコミュニティを作ってどっぷりハマれたし、当時始めることが出来たニフティサーブがなければ僕は今ブログを書いてないと確信できる。雑誌でもテレビでも攻略本でもない情報ソースが、リョウサカザキの出し方を教えてくれた。

スーファミも凄く衝撃的だったけど、あれはとにかく発売日前日にこっそり売ってもらったってのが思い出深い。あれほどの「浮かれ気分」は、スカウターでチェックしてもボンッとケムリが出てしまうほどだったと思う。実際F-ZEROの面白さは異次元レベルだったし。
※マリオを楽しみにしつつ実は一緒に買ったもう一つの方が楽しいってのは、これ以上ない「嬉しい誤算」だよね。そんなことって今ないもんな。
※スーファミ時代で言えば「MOTHER2」のクライマックスも衝撃的だったな。今だとあれほどのショックを味わえないだろうなって思う。

スーファミのゼルダのタイトルで回っていたトライフォースに、

 「あれって、ポリゴンだよね!?」

なんて息を荒げた親戚の子に訊かれたのも懐かしい。そしてゲーセンに登場した、

 バーチャファイター。

文字通り立ち尽くした僕。怖くて最初に見た時は遊べなかった。なんだかリアルすぎて気持ち悪くなった。「人間だし!」って思った。

プレステとセガサターンの発売時期は丁度僕が独身貴族でお金があったこともあり、周辺機器も併せてごっそり買った。まだ当時はゲームショップも多くて、情報のやりとりも楽しかった。

今でこそFF7のクラウドはへなちょこ以外の何物でもないけど、当時のその存在感は他を圧倒しまくっていた。「FFが任天堂を倒した」と言っても過言ではなかった。もしFFがプレステで出てなかったら、SONYはプレステ3どころか2すらも発売してなかったはずだ。事実FFが出るまではセガサターンのが押してた気がする。
※バーチャの存在も大きかった。

ドリームキャストもネオジオも、100%とは行かないまでも8割は楽しんだと思う。
※8割のソフトって意味じゃないですよ?念のため。
ゲームボーイ、ゲームボーイライト、ゲームボーイカラー、ゲームボーイアドバンス、、、そしてニンテンドーDS。

世間が「どこに行っても買えない!」って大騒ぎしてた頃、我が家には2台のDSがあり、普通に遊びたいゲームを買って遊んでた。つか今思ってもあれほど盛り上がるようなガジェットでもなかったとは思うが、まぁメテオスは面白かったな。

PSPも3DSもVITAも普通に遊んだ。360もプレステ3もそつなく遊んだ。こんな僕でもダンスダンスレボリューションも持っていたし、太鼓の達人も買っている。あとWiiFitやらクラコンやらマイクやらも、、、。

いくら使ったとかの無粋な話をするつもりはない。が、僕ほどゲームを、ゲームという文化を楽しんできた人は、それほど多くないんじゃないかと振り返ってみて思う。職業携わっている人はやっぱきっとそこまで楽しめないだろうと思うし、友達がいてこそ楽しめるゲームを友達と共に楽しめたこと。パソコン通信を通じて見ず知らずの友人たちと情報交換をし、今も毎日のようにゲームの独り言をつぶやける場所がある。

もちろん同世代でスポーツや車や旅行など、その他さまざまな娯楽に傾注した連中もいる。彼らからしてみたら僕の得た楽しさなんて、取るに足らないことなのかも知れないとも思う。

 だが僕は後悔していない。

クソ重いVEGA9000DXを秋葉原から持ち帰ってきたことも、2歳の長男にヨッシーアイランドをクリアさせたことも、今思うようにゲームが買えなくなってしまっていることも。

 自分が1970年生まれでよかったって心から思うんだよな。

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コメント

クリスさん、こんにちは。
歳が近いので激しく同意。
 インベーダーゲームの感動、ゼビウス(X1版)を家で出来る感動(全16面を2周まで出来た)信長の野望、ザナドゥ、そしてフロッピーディスク(持ってなかったけどだからこそ画期的に思えた)。
 スーパーマリオ、ファイナルファイト・ゴールデンアックス、そしてストⅡから始まる格ゲー全盛時代、チーム戦、オールスター戦のKOF、武器ありのサムスピ、そしてポリゴンという革命児バ-チャファイター、向かい合わせの対戦型筐体なんてのも画期的でした。
 体感筐体もツインスティックやフォースフィードバック、戦場の絆では行くところまで行った感じ。
 PCだとデスクトップパソコンを持ち寄って、始めたエイジオブエンパイアやDOOMが、今では自分の部屋から世界に繋がる。
 そしてグラフィックと音源の向上。
 常に感動と驚きがあった、ゲームに関しては良い時代に生まれたと思いますね。
 

投稿: じあんとー | 2013年7月26日 (金) 09時55分

「いい時代を過ごせた」
いいトコ取りを自慢する年寄りは見苦しい。
それが分かっていても、自分も同意したくなる。

いい時代だった。


とはいえ、自分(たち)の思うゲームと、今のゲームは違うものになってしまったんだろうな、とも思う。だから、今のゲーマーにとっては今のゲームの状況がいい時代だったと思い出になるのでしょうね。


自分は基本的にアーケードゲーマーだったので、入れ替えでそのゲームが無くなってしまうと遊べなくなるから、一つのゲームを集中して、一作ずつ遊んでいた思い出があります。
アーケードゲームは家庭では遊べない特別な存在でした。


ちなみにファミコンを買ったのはゼビウスをやりたかったから(ファミコン版は無限増えが無くてがっかりしたのも今では思い出)。
マークⅢを買ったのはスペースハリアーをやりたかったから。

・・・そうそう、クリスさん。
スペース「ハリアー」ですよ。たしか、名前がハリアーなのは、最初のバージョンの自機がハリアー戦闘機だった流れだったと思います。

投稿: nao | 2013年7月28日 (日) 02時33分

ちすじあんとーさん、naoさん、クリスです。昔話は逃げのような気もするんですが、こうしてコメントを戴けると、書いてよかったかな、とも思いますね。

>じあんとーさん

インベーダーの「感動」とおっしゃいましたが、自分はインベーダーには感動しなかったですね。自分が感動したのは、

 「パックマン」

当時あの音楽、ビジュアル、操作感とカタルシスはまさに「異形」で、初めて見た時は本気でしびれました。
※家族旅行中のホテルで見ました。
インベーダーと違って自らの意志で全てが決まる感じ、
※乱数のないゲームですからね。でもさすがに初見時はそんなことを考えてやってはいませんが(^^;。
他とは違う絶妙な色彩感覚。

 今だったらエクセルですら再現できるんですけどね(^^;。

X1は友達が持っていましたが、僕らの地域では正直88派の勢力が大きすぎて、ファミコン時代のセガユーザーみたいな所在なさがありましたね。
※X1版の方が優れていたタイトルもあったはずですし、勢いX1ユーザーがX68Kに流れ、88ユーザーが98に流れる図式もありましたから、どちらがゲーマーとして幸せだったのかは、何とも言えない部分ではありますね。

ツインスティックのバーチャロンは確かに衝撃的というか、

 鉄人か!

って思いました(^^。レバー2本でロボットが自由自在に動かせるんだな、と。
※正太郎のコントローラーにはボタンはありませんけど(^^;。

PCを持ち寄った経験はありませんが、それが「いい思い出」なのは想像に難くありません。僕も「(ファミコンテレビ)C1」を友達から借りたりしてましたからね(^^。

ムーブメントとしてゲームの楽しさを計った場合は、それこそ世界大会に出るようなハマり方をした人にとってのピークは違うのでしょうけど、エポックメイキングとしてのゲームに触れた世代としては、この時代を生きることが出来たのは、本当にラッキーだったと思いますね。


>naoさん

ゲームではなく、例えばプラモや例えばアニメ、カードゲーム、ボードゲーム、もっと言えばトランプや花札でも、世間や周囲が最高に盛り上がったタイミングで、自分の娯楽のピークがシンクロ出来ていれば、それはきっと「いい時代」ってことになるんでしょうね。僕らは紛れもない「ゲームのいい時代」を生きたと思います。

アーケードゲーマーとのことですが、それはそれで羨ましいなぁと思ったり。自分の地区では結構規制やらヤンキーやらが多く(^^;、自由にゲーセンのゲームが出来るようになったのは、

 浪人時代(^^;以降。

でも知識は雑誌で得られましたから、ファミコンやPCエンジンに移植されるのを夢見ながらページをめくっていましたね。でもひとり暮らしを始めてからは、おっしゃるような寂しさというかやるせなさを感じたこともあります。ブログでも書いたとは思いますが、「バツグン」が変わったときはホントにショックでしたからね。
※実際は変わったあとのレイフォースにも相当ハマッたんですけどね(^^;。

ファミコン=ゼビウス、マークIII=スペハリはほぼ同じですね。僕の場合はゼビウスのタイミングがちょうどクリスマス商戦に近くて、

 これしかない!

って感じでした(^^。その前に持っていたテレビ接続型のゲーム機が、「アドオン5000」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9549413
※僕が持っていたのは12分40秒からのロードレース。

でしたから、ゼビウスとの映像格差は、そりゃもうすさまじいものがありました。誇張でもなんでもなく、

 ファミコンゼビウス-ゲーセンゼビウス以上

でしたからね。

>スペースハリヤー

失敬(^^;。歳のせいにしてもよかですか?また同じミスを冒してしまうかもと、予言してもよかですか?

自機がハリアー、、、なんで自分「ハリアー」に違和感を覚えるようになっちゃったんだろ。書いていてもなぜか「ハリヤー」のがしっくり来る。スゲェ不思議。正しくがハリアーだと聞いてなおハリアーに違和感が拭えない。うーむ。

ともかく、自機がハリアーになる裏技(マークIII版)も当然やりましたよ(^^。でも全然しっくりこなくて、すぐ人型に戻しちゃいましたね。あとマークIII版にはFM音源対応ってネタもありませんでしたっけ?あれはアウトランだったかな。

投稿: クリス | 2013年8月 1日 (木) 21時00分

ハイスコアガールを読み返す度に切なくなるのがなんともね。
ゲーセンはプリクラとメダルゲームの進化には目を見張るモノが有りますが思い描いた未来はコレじゃないんだよなぁ。

家庭用はパワプロと鉄拳のプレイ時間回復を刻むカウトタイマーを見て終わったんだなと思いましたね。
それでもドラゴンズクラウンのような力作を産み出すメーカーが現代に残っていた事に僅かながら希望をみた気がします。

投稿: ダウンロードマスター | 2013年8月 5日 (月) 00時37分

どもですダウンロードマスターさん、クリスです。

「ハイスコアガール」「カウントダウンタイマー」など、見慣れぬキーワードが出てきて、今ひとつ意味がわかってなかったりもするのですが(^^;、「思い描いた未来がこれじゃない」というのは同意ですね。
※かといって「コレだ!」という明確なイメージを抱いていたわけではないのですが。

それよりも貴兄のコメントを見てすごく「ドラゴンズクラウン」に興味が沸き、熟慮に熟慮を重ねた末、スルーしてしまいました。
※最大の理由は価格です。今の自分はかなり貧乏なので。

みんなが言うほどには僕自身楽しめないのかなぁと思う一方で、話題の中心は紛れもなくコレだろうとも思います。「普通なら買ってるはず」の1本をスルーするのは断腸の思いではありましたが、まぁ時を経て価格が下がってからでも、「本当に面白いゲームは面白いはず」とも思いましたからね。
※朧村正はどうなんでしょうね。似てる印象がありましたが。

投稿: クリス | 2013年8月 9日 (金) 02時18分

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