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2013年8月17日 (土)

悪魔城ドラキュラの話

ウィキペを見るとそのシリーズが膨大なものになっていて驚かされる。「こんなにいつの間に?」って感じ。ネタ不足なので気楽に思い出話を書いてみる。つかこんなに買ってたのか、とも思うが。

●悪魔城ドラキュラ FCDISK

1986年9月発売。今考えてもこのタイトルは凄かった。ファンシーでキャッチーな2等身のキャラが当たり前なファミコンラインナップ。「リアル」「リアリティ」というキーワードがまだゲームに適用されることがなかった時代に、これほどまでシリアスで、恐ろしげな世界観を構築。次から次へ現れるモンスターたちは、当時その全てが新鮮で、半漁人、大コウモリ、フランケン、メデューサ、ミイラと、骨のドラゴン(首と頭だけだけど)のインパクトも大きかった。死神にはこれでもかってくらいやられて、ついにファイナルステージ。

 あの時計塔からの三日月の夜の演出は、今でも忘れない。忘れようがない!

シモンの操作にクセがあったこともあって、ドラキュラの攻撃を把握するにも四苦八苦。ついに「見切ったぁぁぁ!」とヤツの体力をゼロにした瞬間、きらめく画面、現れる巨大な真の姿・・・。

 「うぉぉぉぉ!!」

叫んだね。マジで。何度ものリトライ。十字架を連射にし、ハートを溜め、何度も何度もあの階段を上った。そしてついにヤツを倒したあと、

 あのエンディング。

ヤバ過ぎ。名作過ぎ。音楽も異常によかったし、
※つかディスク初期のタイトルの音楽はどれも「オーパーツか」と思うほど名曲が多かったよな。まぁ主に任天堂だったけど。
過ぎ去ってみればあのメデューサに吹っ飛ばされたのもいい思い出<ホントかよ?。

歴史の一ページはかくも荘厳に、かくも華麗に始まったんだよな。

ちなみに同年にはドラクエとゼルダが出ていたらしく、ドラキュラはそれに次ぐ人気だったのだとか。
※ちなみに翌年FF登場。

 ドラクエ、ゼルダ、ドラキュラ、、、。

凄い年だったんだな。1986年。つか今それクラスのブランニュータイトル、1本すらあるかどうかって感じだもんな<まぁこれは僕側にも問題はあるんだろうけど。

●ドラキュラII 呪いの封印 FCDISK

なんだかいきなり別のゲームになっちゃって、その落胆たるや筆舌に尽くしがたかった覚えがある。たしかに最強のムチは強く、長く、かっこよかったが、いかんせん会話が面倒だったし、テンポが悪かったし、グラフィックは使い回しばっかりだったし、

 どこをどうすればあの名作がこんなに駄作になるんだよ!?

って感じだった。まだリンクの冒険のがマシだったぜ。

しばらく時をおいてやってもまだつまんなかったからな。あのつまらなさは本物だったな。

●悪魔城伝説 FC

そんな負の遺産を540度覆したのが、希代の傑作である本作。VRC-VIの拡張機能により、「こ、これがファミコンか!?ディスク超えじゃねぇの!?」というレベルの音楽を奏で、グラフィックの派手さ、複数のキャラクターによる奥深さ、パスワードを使ったボリューム満点な内容と、まさに非の打ち所がない、文字通り「伝説の続編」となった。

 が、

正直一作目のインパクトを超えたかと言えば、それは難しいところ。4人のキャラクターは確かに便利で強いのだけど、どこかズルさというか、シビアさが欠けた印象は拭えず、当時はまだ「高難度をクリアする喜び」が僕にもあったから、達成感の点でも初代を超えられなかった気がする。悪いところがないから、1番になれるというわけではないんだよな。
※ドラクエIIにも言えるけど。

●ドラキュラ伝説 GB

買った。が、クリアした記憶はない。なんだかドラキュラIIみたいな印象だけが残ってるんだけど、、、。つか面白くなかったよな?音楽はよかったけど。

●悪魔城すぺしゃる ぼくドラキュラくん FC

中古でかなり経ってから買った。もはやドラキュラのドの字もないおちゃらけた世界観は、せっかくの財産をドブに捨てたかとすら思ったが、これはこれで若年層に結構な支持を得た記憶がないでもない。

実際遊んでみるとそこそこ楽しめてしまい、クリアする頃には意外と肯定的になってる自分に気付いたりもしたんだよな。案外今やって楽しめるのは初代よりこっちかも知れないな。

●悪魔城ドラキュラ SFC

世代が変わり、スーファミでもドラキュラがリリースされるということで、期待に胸がZカップまで膨らんだ本作。タイトルも音楽も豪華で、

 これは!!

と思ったが、意外と記憶に薄い。回転拡大縮小のハードウェアアピールは既に新鮮さを失なっており、正直アクトレイザーという「見た目の美しさと音楽の素晴らしさで勝負」した初期作品のせいで、それほどインパクトがなかったというか、

 期待過剰だったってのが本音かな

超魔界村ですら88年に出てるのに、91年でこれでは、、、みたいな。

しかしドラキュラ冬の時代は常に長くは続かない。

●悪魔城ドラキュラX 血の輪廻 PCE

このドラキュラをプレイしたとき、それまでの歴史が塗り替えられたのを紛れもなく感じた。

 とにかく音楽が凄すぎる。

CD-ROMとSFCのサンプリング音源は、正直それほど大きな違いがあるとは思ってなかったのだが、
※それほどまでSFCのオーケストラっぽいアクトレイザーの音楽の出来がよかった。

 さにあらず!

デモアニメこそチープで情けないものがあったが、各シーンの演出
※前にも書いたけど、「狼男の時は満月」で、その次のシーンの間に徐々に月が欠けていき、ドラキュラと戦う時にはしっかり三日月になっているとか
気持ちいい操作感、クリア出来ない人への救済ともとれる超絶プレイデモ。

このプレイデモは、僕の記憶では家庭用ゲーム機で初めて登場したものだったと思う。
※裏技的なグラIII、7面後半のみのR-TYPE2除く
とにかく上手くて、よどみなく、美しい。

お約束の死神も超かっこよくなっていたし、
※あまつさえしゃべるし!
変身したドラキュラのデカさは、開いた口がふさがらなくなるレベルだった。

 コナミの本気を見た気がした。

クリア後女の子が使えるようになるオマケも気が利いてたし、

 ホントデモアニメ以外は完璧な作品だったと思う。

当時PCエンジンを買ってよかったと思わせたタイトルは少なくないが、これもその中のひとつだったな。音楽に関しては今なお最高のドラキュラだと思う。本作の「血の涙」はドラキュライチかも。

●バンパイアキラー MD

打って変わってこちらの出来ときたら、、、。もはや「悪魔城」の名を冠することすら許されなかったのかとすら思えるレベル。いや、ゲーム自体はクリアするまでモチベーションが維持されたのだから、決してつまらなくはなかったはずなのだが、

 一回クリアしてそのままにしちゃったので、記憶に凄く薄い。

せいぜいヤリ使いがいたことと、最後がチェルノブばりの自由の女神が舞台だったことくらいしか覚えてない。

余談だけど、コナミのメガドラタイトルとしての「負の印象」は、魂斗羅ハードコアが払拭することになった<あくまで私的にですけど。

●悪魔城ドラキュラXX SFC

そんな負の印象が拭えないままリリースされた「XX」は、正直まだそれを拭い切れていず、購入は中古で、それもかなり経ってからだった。
※まぁ当時はホントにいろんな良いゲームがいっぱいあったからね。

なので、正直記憶にあるのは「タイトル画面だけ」。ああXXなのかってことくらいしか覚えてない。最後までまじめにやったら面白かったのかな。

●悪魔城ドラキュラ 月下の夜想曲

そしてまた負の印象を覆す傑作が登場する。つかこれはもはや「ドラキュラであってドラキュラでない」。もっと言うと「ドラキュラの皮を被ったメトロイド」であり、もともとメトロイドが自殺するほど好きな僕には、

 面白すぎてプレイ中笑みが絶えないレベル(実話)。

操作性、音楽は言うに及ばず、半透明エフェクトを多用した美麗なグラフィック、遊び込めるランダムロドロップと、その多彩にしてワクワク感を煽る攻撃モーション。ついにクリアしたかと思わせてから、

 まさかの逆さ城突入!

このゲームでとにかく運がよかったのは、ヴァルマンウェを早期に「手に入れなかったこと」。これに尽きる。最強の武器をもしサクッと手に入れてしまっていたら、このゲームの楽しさの大半を台無しにしてしまうところだった。ホント胸をなで下ろしてる。
※長船とかかなり長期的にご厄介になりましたからね。

「血の輪廻」の牙城は永遠に崩れないと思っていたが、本作でそれはあっさりと達成された。つか今でも僕は月下が一番好きなドラキュラかも知れないんだよね。

●悪魔城ドラキュラ黙示録 N64

中古500円。価格相応。ポリゴンドラキュラはどうしようもないと学ぶ。

●悪魔城ドラキュラ サークルオブザムーン GBA

そしてメトロイドラキュラが再度降臨。当然購入するが、

 いかんせんGBAの画面の暗さよ、、、

つまらなくはない。が、解像度も低く、音もしょぼく、操作性もイマイチで、派手さにも欠ける・・・。

 嫌いではなかったが、残念ではあった。

●悪魔城年代記 PS

内容はX68000の移植。既にこの頃にはアクション系ドラキュラに対する食欲は失せていたが、68版がリリースされたとき、「スンゲェやりたかった」気持ちになったのをしっかり覚えていたので、つい購入。

 結果2面すらクリア出来ず、挫折、、、。

でも音楽はいろいろ充実して収録されていて、その点だけでもかなり満足した記憶が、、、負け惜しみじゃないよ!?負け惜しみじゃないってば!

●キャッスルバニア 白夜の協奏曲 GBA

継続して購入。システムに奥行きが増して、より楽しめるようになったが、僕はゲームボーイSPをスルーしていたので、「やっぱり暗い」からは抜けられずじまいだったけど。悪いゲームじゃなかったというか、普通に楽しんだ覚えがあるんだけどね。つかサークルオブザムーンより全然面白かったと思う。もっと言うと下の暁月よりもこっちのがよかったと思う。

●キャッスルバニア 暁月の円舞曲 GBA

2作似たようなのを遊ぶと、その3作目にはどうもテンションが下がってしまうのか、発売日はスルーして中古購入。半分以上遊んだとは思うんだけど、クリアした記憶が曖昧。もはや「持っていたい一本」になっていたのかも。

●悪魔城ドラキュラ 蒼月の十字架 NDS

そんな暗闇のGBA時代に一筋の光が差したのは、次世代ホビーフェアで遭遇したニンテンドーDS版。

 「オレが待っていたのはコレだ!!」

既に本作の感想については、このブログでも触れているが、いやいや楽しかったね。とにかくDS版で溜まっていた「見た目の弱さ」が完全に払拭され、レアドロップを集めるたのしさ、スキルを強化する楽しさ、合成や経験値稼ぎも僕には大好物だったし、

 正直今やり直そうか迷ってるくらい。
※ローグレガシーからの流れで。

問題はカセットが見つかるかどうかなんだよな。

●悪魔城ドラキュラ ギャラリーオブラビリンス NDS

蒼月の流れで購入したものの、どこかが違う。何かが面白くない。がんばって遊んでいった果てに敵が倒せなくて挫折。投げちゃったんだよな。がんばってやろうという気にさせる何かが足りなかった。

●悪魔城ドラキュラ ハーモニーオブディスペアー 360

実際は体験版しかやってないけど、それもどんな内容だったのか忘れた。やり込めるメトロイドラキュラでないのに、それっぽい風体構えやがって。安いからって手抜いていいわけじゃないんだゾ!ローグレガシー見習え。

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そんなこんなで僕のドラキュラライフは現在休止中なわけだけど、実はDSと3DSにそれぞれ1本ずつ出てるけどやってないヤツがあるんだよね。
※PS3とかのはスルーNO問題。

 ちょっとというか、かなり欲しい>3DS版

正直完全にポリゴン3D化されちゃってるらしいウワサも聞くし、果たして蒼月ほどの面白さを成しえているのかどうかあやしいものではあるのだが、

 ローグレガシーが面白いだけに、こういうゲームにソソられてしまう自分がいる。

まぁそれもこれも「ドラゴンズクラウンより安いだろうから」という後ろ向きな理由から来てはいるのだがな。

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コメント

蒼月良いですよね。
ソウマ編でのレアドロ、スキルのトレハン
ユリウス編でのアクションの楽しさが素晴らしい。
ソフト見つかると良いですね。
DSのはどれもプレミアついてしまっていますから…

投稿: アリス | 2013年8月18日 (日) 19時49分

はじめましてアリスさん。クリスです。コメントどもです。
持ってなかった「奪われた刻印」は、近所のゲオに
4980円でございました。

が、現在は絶賛貧乏中ですのでスルー。

なんとなく蒼月の十字架をやり直しています。最近
やっていたローグレガシーというPCゲームが似ているかと
思っていましたが、やってみると全然違っていてビックリ。
でもやっぱトレハンは楽しいですね。

投稿: クリス | 2013年8月21日 (水) 20時55分

ローグレガシー検索からきました。
悪魔城ドラキュラ 月下の夜想曲は面白かったですね~
パッケージイラストの小島文美さん(だっけ?)のイラストもカッコ良かったし当時すごくやり込んだ記憶があります
ポリゴンのドラキュラは…ゲーム屋さんの店頭デモでお腹いっぱいって感じでしたw

投稿: 通りすがり | 2013年9月15日 (日) 23時00分

どもです通りすがりさん。もう見てないとは思いますが、、、

まずローグレガシーから検索で来て下さったと言う点に御礼を申し上げたい。僕以外にこれをプレイしている人がいるというだけで嬉しくなります。特に面白いゲームだったから余計強く。

ちなみにローグレガシーをプレイしたあとドラキュラやると、「似て非なるもの」だったなということを強く感じます。とにかくテンポが悪いというか、動きに派手さがないというか。
※反面豪華でかっこいいのですが。

3DSやPS4のドラキュラには全然フックしませんね。売り上げ的には善戦してたのかしらって思う。今だからこそ、2Dの超美麗、例えて言うなら「ドラゴンズクラウンがかすむほど」のグラフィックを構築して、

 コナミのドラキュラは死なず

というところを見せて欲しいと思いますね。っていうかドラキュラ自体昔からずっとヒットしまくってたわけじゃないんですよね。GB版やスーファミ版は明らかに黒歴史だったですし、月下のあと、蒼月までもさほどパッとしなかった気がします。
※特にGBA第一弾のヤツとか。

ローグレガシーの良さをブレンドしたような超絶美麗2Dドラキュラが出るなら、今からでも全然ファンに戻れる自信があるんですけどねぇ。つか360のハーモニーオブディスペアーみたいなの出しちゃダメだよな。こっちはそういうの期待してないんだから。

投稿: クリス | 2013年9月21日 (土) 21時43分

PCEは『悪魔城ドラキュラX 血の輪廻』にしか興味がない


超劣化移植?の『XX』(SFC)は最低最悪の操作性で
極めて自由度の低いアクション性だった
プレイしていて楽しくない、クリアしても楽しくない
それが『XX』

SFC一作目のシモンの悪魔城ドラキュラは
自由度の高いアクション性の名作だったので
『XX』の出来には幻滅した

『スプラッターハウス』は
狭いリーチと機動性の低さのせいで
みみっちいアクションゲーム、としか感じなかった、連打ゲー

投稿: カギクラッシュ | 2013年11月27日 (水) 10時25分

はじめましてカギクラッシュさん、クリスです。コメントどもです。

やっぱりXXはダメダメだったんですか。でも自分には前作(スーファミ版X)もさほど楽しめなかったんですよね~。血のロンドを経験してる自分には、アクションもさほどピンと来ませんでしたし、、、。

スプラッターハウスは、あれはもはや「様式美」というか、アクションゲームではなく、「雰囲気ゲーム」ですよね。やってる内容はスパルタンXとさほど変わらないというか。でも効果音、PCエンジン版だとポーズの音が秀逸だったりしたので、個人的にはそんなに悪い印象はないです。

投稿: クリス | 2013年12月 8日 (日) 00時37分

悪魔城は、月下SSが一番!

投稿: | 2015年3月20日 (金) 11時46分

クロニクルの感想もお聞きしたかったなぁ。
月下って雰囲気はいいんですけど、難易度が低すぎて徹底的に縛りプレイをしないと緊張感に欠けるのが残念でしたね。リヒターもスライディングとか無しでしょ…

投稿: せいちゃん | 2016年10月31日 (月) 20時45分

ぶっちゃけ68K版を少しやっただけです。何て言うか、難しいんですが、その難しさの方向性が、「昔ながら」な感じがして、いわゆるダークソウルのような「親切な難しさ」とは違うんですよね。たとえば初代のメデューサヘッドのような難しさというか。

やっててストレスになってしまう。

でも、難度が高いのを望まれるのであれば、それはそれで有りだと思います。自分が月下が好きなのは、単純にレアドロップが好きだからって理由ですし。

投稿: クリス | 2016年11月 1日 (火) 21時32分

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