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2013年9月 1日 (日)

映画の感想いくつかまとめて

借りて見たけど、1日分にするには短すぎる感想だったヤツをまとめて。まぁどれも古い作品なので、映画が好きな人だけ読んでくれたら十分です。

●ハスラー2

見た記憶が全然なく、かつ急に見たくなったので借りてきた中の一つ。ちなみに一緒にスタンドバイミーも借りてきた。こっちも見たことが(実は)ない。

ポール・ニューマンはかっこいいと思うが、実際のところ彼がスクリーンで動いているところを見た記憶はない。トムは当然かっこいい、、、と思っていたのだが、実際この映画ではただのクソガキ(ビリヤードの才能はある)で、結構見ていてイライラする。

正直どうやって終わるのか想像も付かなかったが、

 ラスト、まさかの「師匠の現役復帰」。

序盤エディ(ニューマン)がビンセント(トム)に、「おまえはガッツがあるが頭がない」と言ったのを終盤トムが言い返す。試合に勝って勝負に負けたエディが悔しく頭に血が上ってるところでこのセリフ。

 でもなんかスッキリしない。

というか、いわゆるありきたりなハッピーエンドを僕が求めてるがゆえの違和感なのかも知れないけど、、、

 マーティン・スコセッシ監督ってそういう人だったのかな。

他に見ている作品は、、、

 「ヒューゴの不思議な発明」だけ・・・

うーむ。これもよくわからん話だったわな。
※強いて言えばクロエ・グレース・モレッツが思ったほどかわいくなかったくらいの感想。

ハスラー2の感想に戻るが、

とりあえず玉がはじける音は気持ちいい。途中エディをカモるハスラー(フォレスト・ウィテカー)地味ながらイイ感じの脇役。ヒロインの彼女はちょっぴりエッチなシーンがあり眼福。
※最初ハムナプトラのヒロインと同じ人かと思ったけど、時代考えたらそれはあり得ないな、と。比べると違うんだけど、結構似てる。

プールバーの雰囲気はかっこいいけど、やっぱり賭け事をやってる場所なだけあって怖さもある。でもやっぱかっこよさが優ってたのか、当時「第二次ビリヤードブーム」になるんだよね。あんなチャラいトムだけど、時代の流れには沿ってたのかな、とか。

 まぁ今見ると「バブル時代のボディコン」見るみたいな隔世感があるけど。

正直ヒリヒリするような戦いはなく、アーティスティックな技もほとんどない。終始いがみ合ってる印象が強く、僕の中では★くらいの評価しかないかな。

●レッドオクトーバーを追え!

ハスラー2に続いて昔の映画を見る。

レッドオクトーバーを追え!(以下オクトーバー)は、トムクランシー原作のジャックライアンシリーズのサスペンスで、ショーンコネリー演じるロシア潜水艦の名艦長が、最新鋭の潜水艦レッドオクトーバーを持ってこっそり行方不明になっちゃう話。

レッドオクトーバーには「キャタピラー」と呼ばれる、通常の潜水艦にはない航行システムを備えており、ほとんどソナーには掛からずに航行できる。
※掛かっても火山運動の音と捉えられる。
それがあれば、敵国に悟られずにミサイルを有効射程距離内まで容易に運ぶことが出来、まさに、

 先に攻める側の強力な武器

であると言えた。

主人公、、、というか実際はギャラも出演時間もコネリー御大の方が遥かに高いし長いので、ちとその表現には語弊があるが、ジャック・ライアンはCIAの「諜報員ではない物書き=レポーター?」で、決して肉体派ではない体(でも実は海兵隊経験もある)なのだが、その明晰な頭脳と、経験により、この事件の真相をガンガン探り当てていく。

なかなかに痛快なライアンの言動と、現場の実力満点のコネリーの指示、静かだが迫力のある潜水艦同士の戦闘など、

 今見てもなかなかに見所がある。

特に潜水艦同士の戦闘は、

 お互いが肉眼で全く見えないことをいいことに、

真横や真後ろに並んでいるのにそれに気付かない、気付いても最良のチョイスが出来ない展開を見せ、

 とっても面白い。

二人以外の脇役も美味しいところがいくつもあり、
※特にアメリカ側の潜水艦ダラス艦長。イカス!
何カ所かでは思わず歓声も上げてしまったほど。

緊張感のあるやりとりと、かっこいい男達が見られる作品として、十分価値があるなと思った次第ですわ。
★★★かな。

脇役の中に、「あ、この人、、、えーと、、、うーんと、、、」って思った人がいたのだけど、途中で、

 ジュラシック・パークの人か!

こんな大作にも出てたんだな。

●スポーン

何となくスゲェ見たくなって借りてきたのだけど、映画館で見て以来一度も見てなかったので、

 もう完全に忘れ去っていた。

ビックリ。覚えていたのは、

 マントが赤かったこと。それがCGだったこと。

これだけ。今見て主人公が黒人だったことも、恋人がいたとか、ワナにはめられて焼け死んだこととかも全く覚えて無くて、

 これほどまでに新鮮な気持ちで見たことがある映画を見たのはある意味初めてかも

とすら思った。

が、

それと内容の善し悪しとは別の話。

決して「超つまらなかった」わけではなかったが、マントのない、顔が見えている状態のスポーンはどこか「サナギマン」みたいだったし、プロポーション自体もそれほどスタイリッシュではなかった。一見スゲェ悪そうに見えて実は殺したのがプリースト(同業の女殺し屋)だけってのもなんだか微妙に違和感があったし、
※せめて自分を殺した相手くらいはやっちゃってもよかったんじゃないの?って思ったけど、冷静に考えたら続編を作る予定=そこに出てくるから殺せなかったのかな、とも。
スゲェいろんな能力や技が使えるくせにそれを上手く使わないのもちょっとイライラした。

出し惜しみしてると言えばそれまでなのかも知れないけど、見た方を変えれば「実は大したことない」というように取られなくもないわけで、

 ・・・ちょっと残念

って感じだったな。

時代を感じさせる地獄の親玉やその地獄シーンのCGは、まぁ生暖かい目で見ることが出来たけど、人によっては「もうそれが無理」って人もいたりするんだろうな、とは思った。つかそう言う視点で言えば「ターミネーター4」のシュワ氏も大概「変」だったとは思うけどね。★☆。

●60セカンズ

久々に見たくて借りてきた1本。記憶にあるのは、、、

・アンジー(アンジェリーナ・ジョリー)がかわいい
・結構テンポがいい
・ラストに思い入れのある車でカーチェイス
・ニッキー(ニコラス・ケイジ)の比較的昔の作品
・タイトルは「60秒で車を盗む」という意味。でもそれはこじつけ的。

こんな感じ。なので、

 結構新鮮というか、忘れてる感じ。

あと当然、

 そこそこ面白かった

と思ったのだが、、、

 結論意外と面白くなかった。

後半のテンポは良く、クラッシュを交えたカーチェイスシーンは「スプリットセカンド」そのまんま。
※ゲームが本作をソースにして作ったのだろうけど。
高級車は正直「夜間での盗み」ゆえ、ディティールのわかりづらさがもったいなくもあったけど、まぁオチも悪くなく、及第点。

アンジーは思ってた通りかわいく、、、余談だけどこの作品の彼女の役周りって、パイナップルアーミーのジャネットみたいな感じで、むしろちょっとなじみがあるというか、萌える感じ。昔恋人で悪だったけど、足を洗って普通の生活。でもどうしても手を借りたくて、、、みたいなの。イイ感じ。アンジーの金髪はこれ以外見たことないけど、なかなかかわいくて、っていうかこのかわいさは「若さのなせる技」なのかも知れなかったか。

あらすじは、昔凄腕の車泥棒だった男メンフィスのもとに、そいつの弟がヘマしたのを埋め合わせろと依頼が来る。当然出来なきゃ殺す。以来は3日間で50台の高級車を盗んでこい、と。昔の仲間を集め、メンフィスは計画を立てるが、、。

みたいな。まぁ薄っぺらな骨子ですわ。特に前半はイマイチ話が動き出さず、
※特段無駄なシーンがあるわけでもないんだけど、、。
正直このペースで50台盗めるの!?って感じが凄くするのだけど、

 まぁその辺りはハリウッドお得意のご都合主義ってことで。

さっきも書いたけど、「まるでゲームのよう」なカーチェイスは悪くなく、ヒロインも極上だし、そもそもニッキーも大好きなので、

 意外と面白くなくても評価は★★☆。

って感じだったかな。あと、

 ニッキーにまだ前髪がある!

ってのは正直思った。(進行中の)僕が言うのもなんだけど、やっぱ髪の毛あった方がいいとも思った。

●イーグルアイ

一度見た映画をもう一度見て、そのときも楽しめる、楽しむにはどんな条件が必要だろうか。ついこないだ見た「60セカンズ」は、テンポが良く美女が出て、痛快なラストという記憶があったが、あらためて見てみると存外序盤の展開によどみがあり、思ったほどは楽しめなかった。

 記憶が美化されていたのか。

確かに自分の状況、経験、嗜好の変化によって、再度見るときにその感想を異にするケースは十分考えられる。だが、今回僕がイーグルアイを見たタイミングと、前回これを見たタイミング、数日前に60セカンズを見たタイミングと、初めてそれを見たタイミングに、それほど大きな差はない。どちらも映画館ではないし、どちらもブルーレイでもない。当たり前の話だが、

 あるのは作品の違いだ。

結局のところその映画が面白いかどうか。マンガに何度読んでも楽しめる作品があるのと同様に、映画にも何度見ても楽しめる作品がある。話を忘れていることは、その作品の鮮度を取り戻すのには有効だが、面白さの根本が生まれ変わるわけじゃあない。正直な話、

 イーグルアイは、自分が思っていた以上に面白かった。

下手すると最初に見たとき以上に楽しめた。これほどサスペンスフルで、正体のつかめない相手から翻弄される展開、その「答え」を知っているにも関わらず、最後のオチの一コマまで覚えているにも関わらず、

 最初に見たとき以上に楽しめるとはどういうことか。

正直その答えはわからない。ただ、僕がバカだからなのか、1回目に見たときは、むしろ「謎に翻弄されすぎていた」感はある。電話の主が一体誰なのか、この結末はどうなってしまうのか、、、。必死に考えながら見た結果、物語の部分部分に記憶を残すことは出来たが、
※同時期に見た作品でも、ここまで話を僕が覚えているケースは少ないのだ。
ディティールは消失していた。

 そこを補完しながら見る分、前回見えなかった良さが見えてきた。

特に今回あらためて気付かされたのは、アクションシーンの出来の良さだ。ダイハードやミッションインポッシブルなど、アクションを売りにするシリーズは少なくない。アメコミ系もみなそうだと言って良いと思う。

だが、イーグルアイの売りはそこじゃあなかった。携帯電話やコンピュータに管理された現実味のあるシチュエーションの中で、得体の知れない強力な力を持った何者かから、目的も意志もわからぬままに命令され、それに従わなければならない状況に追いやられる。緊迫感とミステリーが中心にデンっと構えている分、他のファクターは希薄になってしまう。

 だが、実際はアクションシーンもスゲェよく出来てた。

特にカーアクション、その中でも破壊のディティールは、僕が見た全てのアクションシーン、爆発シーンの中でもトップクラスの素晴らしさだった。

車と車がぶつかって吹っ飛ぶ映像なんて、もう何十回見たか知れない。何百本の映画に出てきたか知れない衝突シーンだが、

 イーグルアイのそれは、特筆するくらいよかった。3Dじゃないのに、3Dじゃないからこその演出。

 これは、(僕の勝手な想像だけど)たぶんCGなのだと思う。

車と車がぶつかったときの演出が、「リアリティを超えたデフォルメ」で構築されている。
※だからと言って無駄に近寄りすぎたりはしていない。「いかにもCGだから出来るんですよ?奥さん」というアングルではなく、闇雲に不自然なわけじゃ全然ない。

それはもしかしたらカメラのブレかも知れないし、ほんのわずかなスロー演出かも知れない。ライティングの妙なのかも知れないし、単純に迫力のあるコンテが活きた結果なのかも知れないが、

 全く現実に引き戻されない。

「ったくまたカーチェイスかよ」とか「まぁまぁ迫力あるじゃん」なんて斜に構える余裕を与えない。徐々に盛り上げるみたいな演出じゃなく、バックに息づく「電話の主は誰なんだ、何が目的なんだ」というフラグが、「余地」を気持ちよくカットし、集中させてくれる。

 そしてそれに応えるクオリティで仕上げてある。

ほんのワンシーンだけど、ただ車がぶつかるだけのシーンなのに、うっかり避けようとしてる自分がいたもの。「車がカメラにぶつかってくる」感覚。今思えばそれがCGだからなんだろうなって。

話自体十分面白く、僕レベルには特に突っ込むところもなかった。スゲェ強引な展開ではありつつも、「声の主」にそれだけの力があるという、「ドラえもんは未来のロボット」的お約束が上手く作用して、「いろいろ納得できちゃった」し、何よりラストがハッピーエンドだったのも僕好みで凄くよかった。

 今見ても★★★★。下手したらプラス☆くらい面白かった!

まだ見てない人は見た方がいいと思う。なるべくネタバレにならないように、でもこの映画の魅力が伝わるように書いたつもりだから。つかやっぱシャイア・ラブーフは「イイね」。彼がフェイスブックだったら20回くらい連打してるところだよ!<フェイスブックよく知らないからしないけど。

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