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2013年11月15日 (金)

LORD OF THE RINGS WAR IN THE NORTH

バブシカさんがギフトしてくれたのでやってみた。というかまず、「ギフト」がなんなのかも全然わからず、途中何度も何度も投げ出しそうになり、涙で顔はグシャグシャ、おもらしでズボンぼビショビショ、、、こういうのは僕もあまり好きではない。だったら書かなきゃいいと思うのだが、まぁ仕方ない。そういう流れになっちゃったんだもの。

打つのが大変なのでいきなり「以下本作」としてしまうが、本作は三人称視点のアクションRPGだ。アメリカンな英語の作品だが、もしかしたらイギリスかも知れないし、全く別の国かも知れない。そうさな、もしかしたら

 ミドルアースの作品かも知れない。指輪物語だけに。

まぁミドルアースがどこなのかもよく分からないのだけど。

見た目の縮尺はダークソウルやドラゴンズドグマに近く、小斬り、大斬り、弓、溜め撃ち、スキルなど。英語での会話には選択肢等もあり、正直かなりテンションは下がったが、有志の作った日本語化パッチファイルで、無事日本語化に成功。ちなみにこのパッチは、もともとソフトの中に入っていた日本語ファイルを表面化させたものなので、完全にオリジナルで当てた物というわけではないみたい。つかだったら最初から日本語で遊べるようにしてくれてもいいのに、とも思うけど、まぁ大人の事情なのでしょう。

今のところそれほどプレイしたわけじゃないけど、システムや展開は至ってシンプルで、正直「これで大丈夫なのか?」と不安を禁じ得ないレベル。

・敵を倒す
・レベルが上がる
・パラメータとスキルを割り振り
・先へ進む

これだけである。別に特に武器や防具を強化するとか、
※まぁショップはあるけど
複数のスキルを取っ替え引っ替え使うとか、ハイジャンプからのカブト割り攻撃や地面をズシャーッと走っていって敵をまっぷたつ、みたいなワザがあるわけでもない。

敵はゴブリンが数体~10体くらい現れるが、仲間二人と協力して
※死んでも彼らが生きていればその場で復活させてくれる。彼らが死んでしまったときも、数秒Aを押しっぱなしで復活させられる。全滅したらどうなるかはまだわからない。倒していくので、それほど必死になる感じはない。盾とガードの概念もあるし、微速だが速度が上がるダッシュもあるが、「正面を向く」コマンドはない。まぁ目的地の方を向いてくれる「Rスティック押し込み」があるので、迷うこともないが、個人的にはやはり正面を向く、が欲しかったところ。

最初数回敵を斬った時点で、

 死ななかったので

これはもう「無双タイプなのだな」と認識。特にメリハリも爽快感もない戦闘で、雑魚の体力が高いタイプというのは、

 モチベの上がりようもない。

タダで下さったタイトルにバッサリ言ってしまうのも申し訳なく思うけど、

 現時点では楽しみ方が全く分からないです

というのが正直なところ。ただ、日本語にしてからは、
※プレイしてしばらくは英語でやっていて、ふと「日本語化出来るのでは?」と思って手を入れたのがついさっきの話なのだ。

 フォントが大きくてなんだか嬉しい気持ちに。

昨今フルHDに対応したゲームのほとんどが、

 文字だけ超ちっちゃい

作品で、僕的には軽い殺意すら沸いていたので、この「大きな文字」は、僕が老眼であることを差し引いても印象は良い。つか、高解像度のゲームでフォントが大きいのなんて、

 任天堂のゲームしかないと思う。

いやホントに。猫も杓子も情報量を上げればいいと思ってるきらいがあるからな。アホウが。

画面は可もなく不可もなく。2011年の作品らしいが、ぶっちゃけ僕にはテラリアの方が遥かに魅力的で「美しく」見える。まぁ個人差かも。

ロードオブザリングっぽさは、メインの3人が「原作に出てた記憶がない」ので全く分からないが、以前ここでも取り上げた海外のPSPタイトル「ロードオブザリングスローンオブアゴニー」と比べると、

ハクスラ要素が全くなく、スキルツリーも狭く、プレイアビリティも爽快感もなく、モチベも全く上がらないが、

 多少「っぽい」気はした。まぁグラフィックがPCレベルだからかも知れないけど。

自分はアーチャーを選択したのだけど、弓を射るのに矢が必要という時点でテンションは劇的に低下したし、
※実際は敵の数がそれほど多くなく、スキルやパラメータを強化することで弓の溜め撃ちの威力が極端に高くなる&定期的に出現するショップで購入可能なため、それほど矢に困る、という場面は出てこなかったりはするのだけど、、、
かといって剣を育てるのもためらうし、という状況。威力が高いのはホント悪くないと思うけど。

ただ、正直溜め撃ちしかスキルがない
※今後増えるかもだけど、それほど多くはなさそう。
のと、雑魚が少数でHPが高いので、遊んでいてさほどでもない。大型の敵がひょいひょい出てくるわけでもなく、敵を倒して武器がドロップするわけでもない。
※武器や防具は、マップ中にあらかじめ配置された「がれきの山」みたいなところや、宝箱から手に入れることが出来るが、ぶっちゃけ見逃したらそれまで。特に視認性が高いデザインというわけでもないし、
→お金などの敵からのドロップアイテムはライトアップされてすぐわかるようになっているのに。
敵の数も決まっているため、

 一本道度が極めて高い

のも残念。まぁ後々経験値稼ぎが出来るようになるのかも知れないけど。

ともかく、現時点での評価は☆かな~。良かったのは日本語のフォントが大きく読みやすかったことだけです。せめてダッシュがもっと速くて、ダッシュ突きからのコンボ1セットで雑魚が倒せて、武器や防具のハクスラ要素があって、テンポよく吸い込まれるように先へ進みたくなる展開で、会話とか選択肢とかが一切無く、大型のモンスターがちょこちょこでてメリハリ付けて、効果音がいいスキルももう少し使えたら、、、。

バブシカさん、申し訳ない。

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コメント

当初は結構楽しんでプレイしてましたが、つい最近プレイする機会があってやったときにはすぐ飽きてしまった記憶があります。どうしても地味ですねー、これ。

当時はアクションに餓えていて、武器を振るだけ、ちょっとRPG要素があるというだけで十分楽しかったのだと思い出しました。そんなゲームいくらでもあるじゃんって言われればそれまでですが、自分にとってはしっくりくるのがなかったんですよね。

自分は箱のオンデマンドで安くなってたのがきっかけでプレイしてたんですが、安くなってなかったらちときつかったなーと。とはいえ、ゲーム自体は嫌いじゃなく、強くは薦めないけど面白かったよという感じですね

投稿: nyaru | 2013年11月15日 (金) 16時54分

レスが超遅れて申し訳ない。nyaruさんこんにちは、クリスです。

最近はめっきりFFばっかりで、指輪物語は、既に過去の作品という感じが否めません。でも、「当時面白かったはず」という記憶は、存外ありますね。「もっと面白かった」とか「そこそこ面白かった」レベルではなく、「スンゲェ面白かった!」ってタイトルでも、今遊ぶと絵面の地味さや、パラメータの質素さ、メリハリの弱さなんかが理由で「こんなにつまらなかったはずはないのに・・・」って寂しく思ったり。まぁ僕で言えばDCのロードス島なんですけど、、、。

ちょっとRPG要素があればそれだけでご飯三杯じゃないですけど、猛烈にモチベーションを高められた時代は確かにありましたね。猫も杓子もRPG要素じゃないですけど、「次回に残るもの」があるだけで、今のプレイが無駄にならない、言ってしまえばラーメン屋のスタンプみたいなもんなんですが、それらがどんどん当たり前になってくると、ただアクションRPGなら、ってだけじゃモチベを保てないんですよね。自分が無双シリーズを苦手としてるのも、そんな「物足りなさ」の結果なのかも。つか無双は、ホントは一番最初に僕の中で話題になった第一作の時点で、買って遊んでおくべきだったとちょっと後悔してたりもします。まだほとんどの人が話題にしてなかった頃、「三国無双ってのがイイらしい」程度の話題の頃、、、。よもやここまでビッグなシリーズになるとは夢にも思いませんでしたけど。
→あれが出た時代に「ガンダム無双」や「北斗無双」なんかを持って行ったら、ってちょっと思います。

指輪物語は、過去にもいくつか題材にしたゲームをやったこともあるんですが、たぶん原作に忠実というか、世界観を大事にしてればしてるほど、自分には合わない気がします。押井守のうる星やつらを、原作者の高橋留美子が否定的であったように、宇宙戦艦ヤマトの原作が松本零士ではなく西崎義展であるように、自分に合う仕上げ方が大事なのかな、と。

あと地味に王道ファンタジー物そのものに自分が飽きてきてるのかも知れませんね。

投稿: クリス | 2013年12月 8日 (日) 00時36分

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