ライトニングリターンズ~その1~
まだ1、2時間ほどしかプレイしてないけど、とりあえず初日なので少しは感想をアップしておくことにする。
開発者死ね。
「!」を付けるほどではないが、電源入れて最初に見せられるオープニングムービー。スタッフの名前が表示され、なかなか豪華な仕上がりではあるものの、
開始後、同じ物(今度はセリフ付き)を見せられる。
予算がなくてOPを作れないんだったら、
黒バックに荒いドットでプロデューサーとかディレクターとか表示してくれりゃいいよ。お客さまの時間を浪費させるなクズがっ。
とりあえずどれほど内容が素晴らしかったとしても、満点はあり得ない結果に、冒頭からなった。そんな導入に仕上げる時点で、
駄作なのだろうなぁと予感させはするが、
実際のゲームの善し悪しは今のところまだ計れない。
僕が買ったのはPS3版。買う前は、どちらを買おうか、はたまた買うのよそうか凄く悩んだのだけど、あまりにもネタがないことと、腐ってもFFだってことで買うことにした。
最初360版を買う気満々だったが、価格が400円安かった(ゲオにてPS3は6580円360は6980円)ことと、解像度が1080P(360は720P)だったこと、メディアがブルーレイであったことに背中を押され、PS3版に。ただ、360版を買う気になっていた最大の理由であるところの「HDDインストール」に関しては、PS3版でも5ギガ近いインストールを要求してきたので、そのプレイアビリティに大きな差は見られないと思われ、ちょっと胸をなで下ろした。
相変わらず始める前にスゲェいろいろ待たされるけどな。
→だから余計にスタッフロールとOPが同じムービーでセリフ有りなしというのが腹立たしかった。
話的には13-2をろくにプレイしていない自分には厳しいものがあったが、まぁ要は、
主人公の妹が前作で死んじゃって、それを救えなかったのが悔しいので神様の手下として働くことにした。仕事は、「13日くらいで世界を滅ぼす予定なので、今のウチに何人か魂を救済して新世界へ送り込んでくれ」みたいなもの。まぁその中に妹の魂も入ってるんだかいないんだか。
プレイヤーはパーティではなくソロだが、ATB(アクティブタイムバトル)ゲージが3本用意され、瞬時に切り替えられる分、特に「ひとりだからゲージ溜まるまでイライラする」ということはない。ただ、そんなことより重要なのは、
制限時間がある
ということだ。宿屋に泊まったり電車乗ったりするとガッツリ減る。制限時間があるクエストもあるし、たとえば午前中6時間しか開いてない通路とかお店とかもバンバンある。一定の時間しか出現しない敵もいれば、一定の時間しか表示されないメッセージ(クエストクリアに不可欠)なんてのもあり、
何が気になるって、ゲームオーバーになったらどうなるのかが何より気になる
のだが、ぶっちゃけどうなるかは教えて貰えない。説明書にも「ゲームオーバーになります」としか書いてない。スクウェアが「ゲームオーバー」と言えば、それはつまりは、
ロードしてやり直すしかない
という記憶がなくもないが、もしそれが正しかったとしたら、
情報を集めて最初からやり直すゲーム
ということになる。それはつまり、
敵との戦いも全て「理想のルート」が存在する
ということになり、
正解さえ知っていれば、誰でも簡単にクリアできるが、知らなきゃ誰にも一回じゃクリア出来ない。
ということになる気がする。難度もノーマルとイージーで、イージーの方がいろんな面で優遇されているが、それはつまりは、
ノーマルよりも多くのミスが許される
=最初はイージーで下調べしながらプレイしろ
ってことなのかなぁと。どっちみちゲームオーバーになるから最初からやり直すことにはなるけどな、と。
ここまで書くと、こりゃもう最悪なゲームだなぁという感じなのだけど、悔しいというか、イヤらしいのは、
戦闘のテンポとか結構気持ちよく仕上げてあったりするんだよな。
ラストレムナントほどタクティカルで爽快感があるわけではないんだけど、個々のコマンドのレスポンスや、弱点を攻めて相手をノックアウト状態にしてからのダメージ増、敵からのドロップにスキルが入っていて、それらを合成してより強くしたりとか、
細かなところで好みのチューンが混ざってる
街が広く、マップがあっても道に余裕で迷える僕みたいな人間には、
フローチャートがなくちゃクリアは無理
って感じではあるのだけど、ぶっちゃけ最初からクリアしたくて買ってるわけじゃないんだよね。そもそも13も13-2もクリア出来なかったわけだから。じゃあだったらなんで買ったのかって話になるのだけど、
ひとりだけってのは楽そうかな、と。
装備とか面倒じゃない感じ。
※実際は全然面倒だったのだけど。しっかり3人分用意しないといけないので。
→戦闘中に頻繁に着替えまくるので3人分は不可欠。
あ、いきなりの感想だけど、NPCの顔がホント手抜きでちょっと笑った。こないだ12やってたときは、解像度こそ低いけど、そこそこそこら辺の「駄NPC」もまともな顔に作ってあったのに、
今作のNPCは普通にブサイク。
こんな連中を救済するためにオレはがんばってるのかと思うと、ホントやるせなくなるけど、まぁそういうところでも予算削ってるんだろうな~とも思ったり。
モンスターの造形も暗くしてごまかしてる感じで、正直よく分からない。13ぽい気もするし、まぁよく分からない。ただ、
良くはない。
とにかく強くなれないゲームだし、基本全てがクエストの塊みたいな面倒極まりないゲームなので、マジメに向き合うにはあまりにも僕の好みと乖離してるのは否めないのだけど、大枚はたいて買った以上、それなりにはブログのネタになってもらわないと困るし、
ゲームオーバーになるならなれよ、という気持ちで遊ぶ分には、それほど居心地が悪い世界でもない。
・・・
時間制限があるゲームというと、ピクミンとムジュラの仮面がまず思い浮かぶけど、前者はまぁいろんな意味で違うとして、後者と何が違うのかって話。
FFには経験値が(普通)あり、ゼルダには経験値がない。
でも本作には経験値がなく、敵を倒すにしても常に正解と向き合っていく。
※弱点属性で攻めることでより早くより効率的により良いご褒美をもらいつつ倒せるため。
4つのエリアそれぞれをしっかり把握し、マップを覚え、人の動き、扉の開閉、クエストの発生とクリア方法などを順次くまなくチェックし、正解に向かう細い糸をたぐり寄せる。ゲームオーバー後一番最初からやり直すことになったとしても、メモを頼りに前回よりは効率よく回れるようになっていけば、いつかは(それがクリアとは限らないが)自分の満足する答えにたどり着けるかも知れない。
まぁ今日日ネットで調べろって無粋な答えが正解なのかも知れないけど。
ともかく、現時点でのクリスの評価は★★。あ、OPが最悪だったのでやっぱ★。10点満点中2点の出来ですな。
※そのうち1点は「ルミナ」というキャラがかわいかったことかな。
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