久々病院へ
ここ1ヶ月くらい風邪?だと思っていた僕の症状があまりにも改善しなかったので、パートさんが、
肺炎かも知れないから絶対病院行った方がイイよ
と脅してきて、渋々大切な
※と言ってもゲームやるだけなんだけど。
休日を返上して市民病院に行ってきた。
その市民病院は2月に新装開店したばかりの「最新鋭」の病院で、以前の病院が手狭だった駐車場も20倍くらいに増え、
※僕の主観ね。
建物自体もかなり大きくなった。
まぁ病院なんてものは、自分の体に不調を来さない限り行く必要のないところではあるのだが、ましてやそれが一度も行ったことがない「巨大な、たとえて言うならマクロス並の総合病院」ともなれば、その及び腰度も強烈なモノがあった。ほとんど体が「くの字」になるほど及び腰である。
まず最初に「うわっ」と思ったのは、
病院に入れない。
最寄りの道路から病院の建物に向けて移動するも、周囲をぐるりと別の道が囲んでいて、そこにすら行けない。というかその病院はぶっちゃけ僕の職場から徒歩5分ほどの距離にあるので、
近くまでは何度も何度も、それこそ毎日通っている
のだが、いざ病院に入ろうとすると、
どこまでナルト移動させれば気が済むんだよ・・・
って感じ。やや誇張。NO問題。
何とか立体駐車場の2階に車を止め、
※事前に「受付は2階」と聞いていたので。
まんまと実は3階だったことを知る。
暖房の効いた渡り廊下を通るとそこには、、、
誇張抜きで、モンスターズインクのようなロビーが!
天井まで10mはあろうかという強烈な空間。両サイドの受付にはタペストリーのような案内の垂れ幕が掛かっていて、
何事だよ!?
って感じに。
総合受付で手順を聞き、とりあえず内科に出向くと、そこで脈拍やら体温やらを測ってこいと言われる。この辺りは前の時と変わらない。
※ちなみに体温36度6分<やや高め。脈は87、血圧は上が138下が89だったかな。これもやや高めということがわかった。ちなみに尿検査、血液検査はしてない。今思えばついでにやってもらえばよかったかな、とも思うけど。
症状は、「のどの奥に鼻水がずっとあるような感じ」「細かな咳が30分に数回出る」その症状が1ヶ月くらい治らないので、と問診票に記入&提出。
あまりにも巨大な病院になってしまったので、廊下は電動カーで移動。一人に二人ずつ専門の看護婦さんがつきっきりで案内してくれて、三食バストイレ昼寝付き。昼寝するときはハンモックとイージーリスニングに看護婦さんおおなかポンポンまで、、、
とりあえず目的地は「呼吸器内科」ということで、そこまでのルートを説明される。
歩いて20秒くらいの距離である。さすがに三食付きは大げさだったか。
市民病院ということで、もう圧倒的に待たされることを覚悟していたので、娘が買った宇宙兄弟の20~22巻と、ちはやの20巻を持って行く。ちはやは21巻がとうの昔に出ているが、貧乏なので買ってない。というか、
20巻を読んで、「あ、これ読んでないな」と思った自分。いろんな意味でヤバイ。
最後まで読んで次巻の発売が6月と知って、
ああこれは読んでたんだ
と気付くレベル。我ながら凄い。っていうか軽く弁解させてもらうと、これが連載してるBE LOVEは、たまに本屋で立ち読みしたりしているので、もしかしたらその時の話がこの巻に入っていたのかな、って思ったのだ。ああ全く説得力がないのは承知して書いてるよ。
10分ほどすると、看護婦さんが来て、「アンタはむしろ鼻水垂れ流し科の方がお似合いよ」というので、そっちにシフト。看護婦さんにも言ったのだけど、
耳鼻科ほど恐ろしいところはない。
僕はまだ胃カメラや直腸の内視鏡の経験がないので、そっちがどれほど苦しいかはわからないのだけど、
たぶん胃カメラと同じくらい苦しいと思う。
耳鼻科の受付で、さっきと同じ問診票をまた書かされ、こんだけ近代化ハイテク化されてるのにまた書くのかよ、と思いつつしばし待っていると、診察室のドア横に設置されたモニターに僕の番号が表示された<個人的には名前を呼んでくれる方がありがたいのだけどな。毎回「ポーン」って音が鳴る度に画面を注視しなきゃならないし。
もう鼻から入れる段階で相当苦しくて、特に今は咳が結構な頻度で出てしまう。嗚咽も出まくりで、涙も鼻水も大放出である。文字通り「垂れ流し」科の名に偽りはない。
※そんな名前ではないのだが。
また、それが非常に長い。僕に言わせれば、その映像をサクッとカメラで録画しつつ、パッと通してサッと抜いてくれればいいと思うのだけど、結構リアルタイムで見ながら診察してくれやがる。
こっちは泣くほど苦しいってのに・・・
まぁ耳鼻科の先生なんて、そういうのに慣れっこなのかも知れないけどさ。
ちなみに先生は50代くらいで、普通にSッ気のありそうな男性だった。怖い怖い。
とりあえず特にポリープみたいなものが出来ているようには見えないので、鼻水を抑える薬を出しときますみたいな感じでそこは終了。また内科に戻れと言う。
呼吸器科に戻ると、今度はガチで待たされた。時間が進んでいたこともあるが、宇宙兄弟にして1冊半分と言えばそれがどれほど長いのか想像も付くというものだろう。かれこれ1時間か2時間か3時間か4時間か・・・。たぶん1時間くらいだろう。
名前を呼ばれて診察室に侵入。大丈夫バレてない。するとどうでしょう、
先生が結構若い、そこそこ見れる女医さんじゃあーりませんか!
なんだろこのトキメキは。っていうかこれはいわゆる危機的状況下における男女間の恋愛感情(一方通行)は成立しないってヤツ?つかさっき鼻カメラ入れられたのが「危機的状況」だったことは、説明した方がイイのかな。
ともかく、この安心感安堵感でメチャ癒された。確かに、
「アンタは先に鼻水垂れ流してこい」って判断は正しかった!
もし逆だったらマジ辛かったと思うもの。よかった美味しい物が残ってて。
だがしかし、この女医さんが実は、、、もの凄く、、、
普通だったので、別段ドラマはない。
念のためレントゲンも撮ってこいという。この辺りは別段ハイテクでも何でもない。放射線科の前にはキーウエストかアウトバーンもかくやという長い廊下があり、数千数万のレントゲン撮影部屋が並ぶ。「い、いったいどこで呼ばれるんだよ!?」と思っていたら、普通に名前で呼ばれて進入開始。「上着を脱いでシャツ1枚になって下さい」というのでそれに従う。今思うと、アレ、若い女の子に「言うだけで」ちょっと萌えるな。結果別にTシャツ以上にはだけたりはしないんだけども。っていうか冬場のTシャツはそれだけで価値があるな。やっぱいいな放射線科。「ねぇねぇパパ、ボク生まれ変わったら放射線技師になりたい」。
再度内科の女医さんに見てもらい、特に悪い影とか見あたらない。肺には問題ないと言われ、とりあえず一安心。こちらでは薬もなく、あとは受付で、「支払い金額がいくらになるか教えてくれる機械」に通すバーコードの書かれた紙をもらい、支払金額がいくらになるか教えてくれつつ実は支払いも受け付ける機械」で、
耳鼻科2000円
レントゲン+呼吸器科3500円くらい
を支払い、院外処方箋をもらって退出。
処方箋をもらった直後、「ちょっとちょっとそこの見苦しい中年、」と女性スタッフに引き留められ、「もしアンタ行きつけのバーがあるんなら、今から予約入れとくけど、シングルで」というので、いつも行ってる薬局をリクエスト。
薬代1300円。締めて6800円也。
ほらーやっぱお高く付いたんじゃん。でもまぁかみさんが出してくれたからほっと一安心。つか、
2週間分も薬出してもらったの初めてかも。
まぁ一ヶ月直らなかったんだから、むしろそのくらい掛けてじっくり直そうって話なのかも知れないけどさ。
みんなも風邪には超注意な。あと耳鼻科にもな。
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