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2014年1月 3日 (金)

オブリビオン

ゲームじゃなくて映画の方。主演トム・クルーズ。ちなみにオブリビオンとは、「忘れられること」という意味らしい。見始める前に調べておけば良かった。

純度の高いSFで、その設定や世界観、物語の導入、展開に至るまで、かなり丁寧に、そして高いレベルでディティールが彫り込まれ、まず最初に感じたのは、

 よく出来てる(描けている)な~

という感心の感覚。飛行機一つ、塔ひとつ、窓ガラスから銃やコップのデザインに至るまで、

 未来のインダストリアルデザインの見本市

かと思うほど完成度が高く、見応えがある。その感覚はともすればスターウォーズ初期3部作を思わせるほどで、どちらかと言えば現代の延長線上でデザインされた「トータルリコール」の未来というよりは、

 全く別世界の科学

という趣き。それは物語が進んでいって、地球のそこかしこの映像が映る度に色濃くなっていき、

 猿の惑星との既視感すら感じるほど。

あらすじは、、、

2077年、地球は突如現れたエイリアンの襲撃を受け、月を破壊されてしまう。それによって様々な天変地異が大地を襲い、地球人は核攻撃をもってエイリアンとの戦いに勝利するが、地球もそれによって汚染され、人間は土星の衛星タイタンに逃げるように移り住むことになった。人間達が去った地球にはエイリアンの残党と、たった二人の地球人ジャックとビクトリアがいるだけ。地球の衛星軌道上にあるテッドと呼ばれる巨大なスペースコロニーの指示で、地球の海水から核汚染を取り除く施設の管理、生き残ったエイリアンを倒す為のドローンと呼ばれる無人攻撃機の修理などを命ぜられている。そんな中、地球に宇宙船が不時着し、そこにはコールドスリープで眠らされた人間たちが。しかし本来人間は殺さないよう命ぜられていたドローンは無情にもジャックの目の前でクルーたちを殺していく、、、。

みたいな。あらすじって何回書いても難しいって思う。これを字数が決まった状態で書ける人ってホントスゲェと思うわ。

ともかく、この設定からして思いっきりSFで、とにもかくにも未来の機械が出まくるのが、

 ある意味最大の魅力。

特にトムが操縦する小型飛行機の作り込みは素晴らしく、これだけで、

 他の全てが不味くても、どこか許してしまえるほど。

正直話とかはよくわからない。少なくとも「面白かった、最高だった」という映画でないのは確かだが、何度も書いている通り、

 未来の機械というのは、それだけでもう既に素晴らしいと思ってしまう

スターウォーズの写真を初めて見た時、あのX-WINGのフォルム、ライトセーバーのデザイン、R2やC3たちの「本物っぽさ」に心を奪われはしなかったか。大人はともかく、子供にしてみれば、アニメの中だけだった未来が、まるで目の前にあるかのように描かれただけで、

 それはもう許すしか無くなってしまうのだ。

だからきっと、本作に話の良さ面白さを求めている人の評価は、それほど高くはないんじゃないかと思う。時代背景が濁って違和感が残る部分が散見されるし、終わりもどこかハッピーエンドとは言い難い「ん?」という感じだ。でも、

 クリス的には★★★くらいはあげたくなってしまう。

ドローンのカメラ、メタリックな質感、白を基調としたデザインと、男の子心をくすぐる変形機構・・・。

ある意味初代トロンのようなかっこよさを感じた作品だったな。まぁ終盤もう少し大型のドローンや兵器が出て欲しかったってのはあるけど。

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一応この感想を読んで「見たくなった」人の期待は、たぶん裏切らないと思います。逆に「見たくなくなった」として見なかった人も、それはそれで正解だと思う。ただ、どうせ見るなら映画館で見るべき映画ではあったな。そう言う意味では、

 DVDよりBDで借りてくるのをオススメするかも。

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