ビーフジャーキーその後
どうしても食べたくなったので、意を決してファミマへ。ほどなく物は見つかるが、
・スパイシービーフジャーキー 12g 108円税込
・ビーフジャーキー さいて食べるタイプ 51g 410円税込
スゲェ迷った。実時間にして約3分ほどそこに立ちすくむ中年がいた。思わずスマホを取り出してグラム辺りの金額を計算してしまおうかと思ったほどだった、がやめた。
どうする!?どうするオレよ!
安い方は以前めぐんでもらった物。味は間違いない。だが、高い方もパッケージ写真を見る限り、味付け等は同じに見える。違うのは、
1枚の大きさ。
後者は「さいて食べる」タイプなので、1枚が大きい。グラム辺りの値段は後者の方がわずかに安いが、もともとが大きな一枚板だと、
勢いでその分だけ食べてしまわないか。
僕が大金持ちであるならそれもいいだろう。だが今の自分に残された資産は乏しい。果たして本当にここで「お大尽」決め込んでいいものかどうか、、、。
悩みに悩んだクリス少年が出した答えは、、、
隣にあったスライスサラミ 85g 410円購入!
たしかにサラミはビーフジャーキーとは違う。サラミそのものは嫌いではないが、以前食べたジャーキーが「確実に美味しい保証がある」のと比べ、このパッケージのものはまだ食べたことはない。
だがこのグラム辺りの価格は魅力。
手に取ってみても、ビーフジャーキーが「ポイ」という手応えに対し、サラミは「ッズズッズズズズズシーーーン・・・・プスプスプス」という感じだ。持った瞬間に手から滑り落ち、地面に同心円状の衝撃波クレーターが出来るほどだ。たとえて言うなら「隕石の衝突」くらい重い。いやそんなには重くない。袋入れて90gくらいだ。
僕がサラミをチョイスしたのにはいくつか理由がある。まず第一は先に挙げたコストパフォーマンス。やはり重たい方がたくさんある気がする。どちらも燻製系なので、特に容積比で極端な差があるわけでもあるまい。
次にそのフォルム。スライスサラミは直径3cm、厚さ1mmほどにカットされていて、「1、2枚食べた時点」で区切りを付けやすい。袋にジップが付いてないのは残念だが、少なくとも大袋ジャーキーよりも「回数」楽しめるだろう。
そしてこれが大きいのだけど、僕はこのサラミを食べたことがない。もしかしてもしかしたらジャーキーよりも美味しいかも知れない。また、このサラミは「コブクロ」がない。というか僕はコブクロに関する知識が蕾ほどもないので、、、ってなんだかあってるのかあってないのかよくわからなくなってるな。ともかく、
買ってしまった物は仕方がない。いざ実食だ!
袋を開くとケムリ臭いニオイがパッと広がる。燻製特有のものだが、このレベルなら問題ない。以前食べた燻製には「もうニオイだけで煙たくなる」ほどのものもあったが、それほどではない。
一枚取り出し、おそるおそる口へと運ぶ・・・
「!」
「!!」
「普通。」
まずくはない。まずくはないが、ビーフジャーキーよりは、
30%くらい劣る。まさしく価格分くらい劣る。
だが逆に言えば、価格分の差以上に後悔の念に駆られたわけでもない。つまり、普通に美味しいのは美味しい。自分に言い聞かせてるわけじゃないぞ!ホントに普通なのだ。★★☆くらいの味なのだ。
まぁボリュームがあるものなので、順調にせこく食べていけば1週間くらいは楽しませて貰えるだろう。410円はケツからファイアがスプラッシュするくらい痛かったが、、つかこれだと「爆痔」って感じだな。
ひとつのイベントと捉えれば、まぁこれはこれでアリだったかな、とも思う次第だ。
ぶっちゃけこれでかなり満足しちゃったので、「次ジャーキーの方を買う」というチョイスすらなくなったけどな。
つか「コンビニでサラミを買った」と言うだけの話、それもフツー取り立てて書くほどのこともない話をよくもまぁこんなに無駄に膨らませて書くよなと思った。ちょっと「らしい」と思った。
ちなみにこの時一緒にソルティライチも買ったのだけど、
なんだかちょっと美味しくなってた気がする。
友人Tから「味変わってねぇ?」って言われてたけど、オレ的にはこっちのがアリかな。
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