携帯電話RPG
ふと思った「こういうゲーム面白そう」という話。まぁ妄想。中学生レベル。
●序章
主人公は昔の日本の家庭にあった「黒電話」からスタート。この時は「重く」「移動も出来ず」「機能は電話することだけ」「掛けるにも時間が掛かる」「デザインもシンプルで無機質」という状態。
ある意味RPG開始時の主人公のように低パラメータ。
町内を渡り歩き、「戦闘に勝つ」ことで経験値を稼ぎ、レベルアップしていきます。最初は黒だったけど、赤になったり、四角くなったり。ルックスの変更はRPG的パラメータで言えば大きな影響はなく、まさに「見た目が違う」だけですが、冒険の途中で劇的な変化に遭遇し、成長していきます。
●車載電話
ちょっとずつパラメータが強化され、プッシュホン、トーンダイヤル、プラスチックボディとおしゃれ度が上昇。留守番電話機能はこれまで「死んだら前回レベルアップしたあと稼いだ経験値がパーになっていた」のを、「死んでも経験値そのまま」になる機能。キャッチホンは、敵から100%逃げられる機能など、微妙にそれっぽい設定で強化されていきます。
そしてついに主人公は船ならぬ車を手に入れ、行動半径が大きく広がります。ただし、この車載電話状態は非常にコストが掛かり、移動するだけで所持金が減っていってしまうというデメリットもありました。また、ボディの重さは当時の家庭電話以上であり、決して素早さが早いとは言えなかったのです。
オシャレ度が高ければショップでの購入価格が安くなり、素早さが高ければ攻撃頻度が上がる。レベルアップではHPが上がるが、各種ステータスを上げるには、装備を買ったり、エボリューション=進化=乗り換えのためのクエストをクリアするなどの方法があります。
●ポケベル
通常のレベルアップ以外に、ショップで購入出来る特殊装備には、その姿そのものを一時的に変化させるものもあります。ポケベルもそのひとつ。
「通話が出来ない」という状況は、つまりは敵を倒すことが出来ないということ。しかし、その軽さは大きな武器であり、戦闘から逃げることも容易。その行動半径も広く、車載電話にあったような「移動するだけでお金が減っていく」ということもない。ただ、ゲートキーパーのような中ボスは倒せないので、あくまで一時的な変身。中にはポケベルでしか入れないような小さなダンジョンも。
●そして携帯電話時代へ・・・
電話のパラメータは、
CPU・・・「速さは力」の通り、攻撃力。武器でも上がる。
重さ・・・軽ければ軽いほど素早く攻撃。
解像度&画質・・・細かければ細かいほど防御力が高い。
大きさ・・・小さくないと入れないダンジョンアリ
など。モノクロは防御力が非常に低いが、その分軽ければターンはより多く回ってくる。当初はまだかなり大きめで、かつ値段も高いため、「携帯電話へエボリューションするためのクエスト」は、受けるだけでもかなりのコストが掛かりますし、ポケベルと違って移動中にお金が掛かる仕様に戻ってしまいます。
しかし、車載電話では入れず、ポケベルでは倒せないゲートキーパーのいるダンジョンに挑むには、携帯電話になるクエストをクリアするしかありません!レベルを上げれば多少強くなりますし、ダンジョンの奥にはオシャレ度が大きく上昇する「二つ折り」や、移動中のお金の消費が少なくなる(でも攻撃力は低い)「PHSの服」なども落ちています。当然ボスが守っているので、十分なレベルアップと装備の充実が必要になるでしょう。
また、この時代に満を持して使えるようになるのが、
外部記憶ストレージ(SDカードとか)=マジックポイント
これで魔法が使えるようになりますが、当然中には脳筋装備でMPゼロのものまりますし、そこはお好みで、というところでしょう。また、「防水機能付き」であれば、今まで行くことが出来なかった海の中に潜ることも出来るようになりますし、ワンセグ機能付きであれば、召還獣をテレビの中から召還することも出来ます。
●スマートフォン時代突入!
携帯電話時代の最後に待ち構えるのが、強力なラスボス「iPhone」。攻撃力、防御力、素早さ全てのパラメータが高く、並の携帯ではヤツの画面に傷を付けることすら出来ません。しかし、ヤツを倒さないことには自分もスマホにはなれない・・・。
ヤツの弱点はバッテリー。長期戦になると徐々にパラメータが下がっていき、あるラインを超えると防御力がゼロになります。そのためにはこちらも十分な体力と、潤沢なMPで長期戦を戦い抜くだけの強さを身につける必要があるのです。
そしてついに倒したあとはエンディング。そしてクリア後は、
パーティプレイが可能に!
友達と強力してより強力な敵を倒しましょう。異次元の防御力(解像度)を持つ「レティーナ」。巨大なバッテリーで高出力の攻撃を1ターンに連続して出してくる「ネクサス7」。5体同時出現の難敵「iPhone5C」。攻撃力、防御力は低くても、体力を自動で回復しつづける「KindleFIRE」など、強力な敵たちを全て倒した果てに出てくる最強の隠しボス、「S.J Ghost」。
果たしてヤツ、ジョブズ<言っちゃった を倒せる日は来るのか!?
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ろくに考えを整理せずに書き始めるからこういうことになるんだ!バカ者めって感じですけど、まぁしょうがないんです。そういう生き物なんですから僕は。ただちょっと、
CPUが高速で軽量なスマホと、解像度が細かくてバッテリーが長持ちが戦闘したら、どっちが勝つんだろうな
って思ったのがきっかけで、ちょっと楽しくなってきたのでブログのネタにした程度です。でも実際スマホとか携帯の機能って、どこかRPG的だって思いませんか?「プラダの携帯はチャームが高く、戦闘中魅入られると攻撃出来なくなる」とか「全部入りの携帯はやっぱ何だかんだ言って便利だよな」とか。
でも強化の段階がわかりやすいし、リアルな所有欲をフラッシュバックともども満たしてくれそうだから、見た目はともかくやってて楽しそうな気はするんだよな。自分が持ってた機種に愛着を持ってレベルアップしていきたくなったり、ついにスマホを手に入れた瞬間の思い出とかさ。
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