サイレントワールド
借りてきて見てしまった以上、ブログで触れないわけにはいかない。最近はダクソのモチベが低下中であるし、まぁ取るに足らない内容であっても、ブログ一回分のネタにはなってもらう。
本作は、隕石による衝突で氷河期に突入した地球が舞台の、
サバイバルホラー大作に見せかけた駄作
である。評価で言えば★。何というか、、、
こういう映画も地球上にはきっとたくさんあるんだろうな~、、、な、
って感じ。予算を掛けずに「大作風」の作品を作るにはどうしたらいいか。結果として回収出来ればそれは商売として成立してる。実際僕もこうして借りてきて見てしまったわけだから、このプレゼンはあながち失敗であったとは思わないが、
誰ひとり見る必要はない。
つか興味があってお金があるなら、
せめて「サイレントワールド2」を見るべき。
なぜなら、
そっちはまだ駄作であるかどうかが確定してないから。
誰も好きこのんで「ハズレ」だとわかってるクジを引いたりはしないもんだものね。
乗り物はほぼ全てCGで、そのクオリティは低く、プレステ2レベル。3年も雪雲に覆われてマイナス52度の世界が続いていたのに、平屋の建物も普通に屋根が顔を出し、その一方ではエッフェル塔が半分くらい雪に埋もれていたりする。意味の分からない理由でいきなり「元川だった場所」から氷柱がせり上がり、
装甲車を一気に貫いちゃったりする。
妻と娘をおきざりにしてしまった
※上司の命令で
主人公が、それを救出に向かう前日に、
女性上司とセックスしちゃうのもどうかと思うし、
それとは別の女性科学者とイイ感じになっちゃうのもどうかと思うし、
その上でなお妻と娘の死に涙するのもなんだかどうなんだろうって思う。
※↑超ネタバレだけど誰も見ないと思うので書いちゃう。
リアリティの無さは室内の氷壁や、なぜか存在する氷の洞窟、軍人がナイフ使うのに「突き」ではなく「振り回す」のもスゲェ滑稽だったし、どこから電力を確保しているかわからないけど、普通に可動している植物園など、、、
※植物園はただでさえ大食いなはずなのに、外気氷点下で成立させるって、、、
撃つべきときに全く撃たなかったり、主要キャラ以外は一言もセリフがなかったり、小さな女の子が20cmくらいの岩を「植物園の天井ガラスを突き破るくらい放り投げたり」、、、
映画に限らず、フィクションってのはそもそも作り物で、作者の思いのままにご都合主義を吐露して許されるとは思う。実際デイアフタートゥモローだってインデペンデンスデイだってそういう要素は多々あった。
でも全てのクオリティがそっち方面でまとまっちゃうと、こうも陳腐な物ができあがっちゃうんだなぁ
って感じ。
でもきっと制作費とかはそこそこ掛かってると思う。なぜなら、
スタッフが無駄にギャラを取れるくらいは、「ハッタリ」が効いて、興収を確保出来たっぽいから。
「美味しい」と思ったからきっと、
もっとズルして2を作って、それでシリーズが終わったんだろうな、と。
※そば粉とつなぎのバランスを「0.1:9.9」でもいいんじゃね?みたいな
途中でよっぽど見るの止めようと思ったけど、
ディグディグの行動ポイントが貯まるの待ってたし。
結局最後まで見てしまったな。あ、でも、
序盤に一回おっぱいがあるので、その点は「★」分の評価とします。
つまり本作は、
おっぱいがなければ0点の作品だった
ってことですね。もちろん僕にとって、ですけど。
これだったらこないだの「巨大毒蟲の館」のが全然笑える分オススメ出来るな~。
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