GalaxyS5~その後~
しばらく使っての感想を少々。
●ダブルWi-Fiがやっぱ速い
本機には、LTEとWi-Fiを同時に利用して、ダウンロード速度を上げる「ハイブリットダウンロード」という機能と、アンテナを2本立てて通信量を倍にする「MIHO」と呼ばれるものが搭載されているのだけど、
だてにカタログのセンターページだけのことはある。
※真ん中なので開きやすく目に止まりやすい。
前者は通信量の多い動画データ(1ファイル30MB以上)をダウンロードする際にのみ使える機能なのだけど、まぁしょっちゅう使ってたら上限に行っちゃうし、基本Wi-Fiでそれほど困ることはないので使うことはないのだけど、
後者は単純にメリットが大きい。
なにが大きいかというと、
通信環境が微妙な自室での利用が劇的に向上した。
今までなら、イマイチ電波感度が足らずに「ウロウロ」していた時でも、S5に代えてからははほぼなくなり、ページ表示も安定するようになった。もちろんそれはルーターのある部屋でも効果があり、重めのファイルやページを開くときでも、有線接続のPCに匹敵するほど「ガンガン」ダウンロードしてくれる。
特に動画をよく見るという人や、ルーターWi-Fi環境をフル活用している人には、かなりメリットの大きな機能だと思う。というか、
S5最大のアピールポイントたり得る。
何と言ってもダブルWi-Fiは無料というのがイイ。っていうか、これがアリなら、トリプルでもクアドラプルでもアリってことになって、
※クアッドコアみたいなもんで
どんどん速く出来るってことになりそうなもんだけど、
今のところそれほどの高速性能は望まれてないのかな
という気もしないでもない。2GBファイルでせいぜいなら、これで十分って感じだもんな。
ブルーレイとかの数十GBクラスをお気軽にダウンロードしたい、って時代が来たら、それこそ回路とかもどんどん小型軽量化して、
Wi-Fi×100
ってことになるのかも知れないな。っていうかこういう未来はむしろ想像しやすいから、企業も実際に視野に入れて開発してそう。他のキャリアのスマホにもあるのかな。
●バッテリーの持ちが良い
「ADVANCED TASK MANAGER」というアプリ使用と、通常運用時にメッセージをまめに消去すること、デフォルトで入っていたマカフィー以外の「位置情報発信機能」も止めた状態
※前述のタスクキラー、マカフィー、Wi-Fiが起動、明るさはハーフ固定の状態
だと、重めのゲームや動画をガンガン見ても、減りが目に見えてわかるほど少なくなった。
朝フル充電からスタートして、日中ぼちぼち電話利用をして、昼食時と帰宅後にたぶん4時間くらい触り続けて、残量15%かな、という感じ。今までのNEXUSだと、そもそもバッテリーがへたれている前提はあるにせよ、最後の4時間が1時間半ほどだった気がするし、画面の明るさにも不満がないレベル(たぶん標準的な感性からしたら明るめで利用してると思われる→長男に見せた際は「まぶしすぎる」と言われたので)で使っていると思うし、普通の人が「そこまでやらないだろ」というくらいゲームをしまくっているので、
現状不満はない。
ただ、あまりにゲームをしすぎて15%切るとさすがに不安にもなってくる。お金に余裕が出来たら、ウワサの高速充電装置(2200円税抜)を買ってもイイかな、って感じかな。
ただ、USB端子はやっぱり差しづらい。以前はUSBオンリーだったのが、高速充電に対応したためか、横にサブスロットが付いて、真っ暗闇で手探りだと、(端子を痛めたくないし)かなり慎重さを要求される。まぁ寝室に充電スタンド持っていって、充電のたびにカバーを外せばいいのかも知れないけどさ。そもそもそのカバーも・・・↓
●カバーを付けていると操作がしづらいが、、
外しやすいのは充電対策なのかな、とも思った。スタンドを利用するケースが多ければ、カバーが外しにくいのはデメリットにもなりえる。つかこないだ初めて落としちゃったのだけど、
足で蹴りつつ衝撃を和らげたにもかかわらず、
カバー、あっさりひびが入った。
NEXUSのカバーが使用2年目で初めてひびが入ったのとは対照的。使用1ヶ月でひび・・・。
前回もエレコムのポリカーボネートカバーだった気がするけど、単純に当たり所が悪かったのか、はたまた構造上壊れやすくなってたのか。
ちなみにカバーを付けてると後述するPERFECT VIEWERのページめくりにも使うボリュームハードキーの操作や、電源オフに使う電源ボタンが押しづらい。
※「電源オン」にはホームボタンで代用出来るけど。
特にポケットの中で電源が入ってしまい、それを切ろうとするとカバーが外れ掛けていて電源オフ出来ないという状況が頻発するのがウザい。
かと言ってカバーを外しての運用は、
イマイチ手触りが好きじゃない
バックのあのブツブツな表面、ちょっとヌメッとしていて「スベリ落としにくい」と言えばメリットにも聞こえるかも知れないけど、ポケットから出し入れしづらくもなるわけで、まぁ一長一短って感じ。あと、
(ノンカバーだと)熱さがダイレクトに来るのもマイナスかな。
個人的にはボリュームと主電源を押しやすくした、ストラップホールのない、それでいて外れにくいポリカーボネートカバーがあったら、
※あとつや消しじゃない表面シールドシール付き
買い換えたいって感じかな。
●スマートステイがほぼ機能しない
※画面を除いているときは表示が消えない機能。もちろんボタンとか触ってれば消えないけど。
メガネのブサイクなのがたぶん悪いのだと思う。世知辛い世の中だぜ。
●電話が掛けやすい
前回耳に当てるとそれで発信してくれる、みたいな話をしたけど、イマイチ反応が悪いときもあって、実用的ではなかった。が、
リスト画面で右にスワイプすると、一気に発信してくれることが発覚。
今までなら、一旦タッチして、耳に当てるなり緑の受話器ボタンをタッチするなりして発信していたのが、リスト上でスワイプ→即発信。
具体的には、電源→ダイヤラ→連絡先→検索→リスト表示から発見→名前を右にスワイプ、という手順になる。
検索に関しては頻繁に掛ける相手は別アプリ(クイックダイヤル)で管理するので、数百件の相手がある電話帳から掛ける場合不可欠の操作になるけど、もちろん直前の履歴も残っているし、
※むしろダイヤル起動画面が履歴画面だし。
検索の速度もNEXUSよりも速いので、電話を掛けることに関するストレスは、結構軽減された気がする。
強いて言えば電話帳をノキアから全て移行し切れてないことに関するストレスくらいかな。手入力しかないんだけど、そもそも誰が入ってないか、掛けようとしない限りわかんないモンな。
●Perfect Viewerのキャッシュが強力
画像ビューワなのだけど、ページめくりの際のウェイトが一切なく、かつ続けてかなりのページ数「いける」。ポンポンポンというよりパパパパパという感じ。NEXUSだと5ページ目くらいでウェイトが感じられたのが、S5にはそれがない。さすがにメモリが大きくなってるだけのことはある。
→つっても2GBで、業界最大ではないけど。
●日本語入力について
レスポンスが良くなったことは前回伝えたが、「記号」「顔文字」などのボタンをタッチしたあと、今までデフォルトが絵文字だったのが記号になって、それだけでかなり使いやすくなった。
ひらがな→QWERTY切り替えボタンと、テンキー→2度押し記号、QWERTY画面に数字キーもあり、テンキー画面に「-」「/」「.」「,」「?」「!」があるのも使いやすい。レスポンスが良くなった分、誤打も大幅に少なくなったし、
※それでもまだPCの代わりにスマホでブログ更新しようとは思わないけど
「追いついた」とは言わないまでも、かなりiPhoneに肉薄してきたとは言えると思う。
個人的にNEXUSが一番iPhoneに「大きく負けてる」と思ってたのがこの日本語入力の分野だったので、ここの強化は結構嬉しいところだな。特に使う頻度が上がれば上がるほどメリットを感じるしな。
●2画面モードがちょっとだけ使える様に
戻るボタン長押しで入る2画面モードだけど、前回グーグルプレイと電話帳が同時起動出来ないと書いたのは間違いで、左下にある小さな設定ボタン→編集で、リストに出すアプリを取捨選択することが出来た。
ブラウザで電話番号を調べ、ダイヤル画面でそれを入力出来る。
※やりようによってはコピーを直接ダイヤルウインドーに入れられるかも。
ただ、当然と言えば当然のことながら、マルチタスクにする際にアプリをウインドーにドラッグするのが「重い」し、利用可能なアプリも限られている。
※ギャラリー、ブラウザ、グーグルプレイ、ダイヤル、MX動画プレイヤーが僕のデフォルトだけど、本音はAKノートパッドも入って欲しかった。
今はまだおまけ程度の機能って感じかな。
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ある程度溜まったら書こうと思ってたネタだけど、一番はダブルWi-Fiかな。購入当初は気付かなかったけど、この数日自室のつながりが明らかに良くなってると実感。これは触れておかなきゃって思った。日本中には「もうちょっとだけ電波が強ければ、、」と思って使ってる人も少なくないと思うから、これはホントいい機能だと思う次第ですよ。
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