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2014年5月31日 (土)

GalaxyS5~その後~

しばらく使っての感想を少々。

●ダブルWi-Fiがやっぱ速い

本機には、LTEとWi-Fiを同時に利用して、ダウンロード速度を上げる「ハイブリットダウンロード」という機能と、アンテナを2本立てて通信量を倍にする「MIHO」と呼ばれるものが搭載されているのだけど、

 だてにカタログのセンターページだけのことはある。
※真ん中なので開きやすく目に止まりやすい。

前者は通信量の多い動画データ(1ファイル30MB以上)をダウンロードする際にのみ使える機能なのだけど、まぁしょっちゅう使ってたら上限に行っちゃうし、基本Wi-Fiでそれほど困ることはないので使うことはないのだけど、

 後者は単純にメリットが大きい。

なにが大きいかというと、

 通信環境が微妙な自室での利用が劇的に向上した。

今までなら、イマイチ電波感度が足らずに「ウロウロ」していた時でも、S5に代えてからははほぼなくなり、ページ表示も安定するようになった。もちろんそれはルーターのある部屋でも効果があり、重めのファイルやページを開くときでも、有線接続のPCに匹敵するほど「ガンガン」ダウンロードしてくれる。

特に動画をよく見るという人や、ルーターWi-Fi環境をフル活用している人には、かなりメリットの大きな機能だと思う。というか、

 S5最大のアピールポイントたり得る。

何と言ってもダブルWi-Fiは無料というのがイイ。っていうか、これがアリなら、トリプルでもクアドラプルでもアリってことになって、
※クアッドコアみたいなもんで
どんどん速く出来るってことになりそうなもんだけど、

 今のところそれほどの高速性能は望まれてないのかな

という気もしないでもない。2GBファイルでせいぜいなら、これで十分って感じだもんな。

ブルーレイとかの数十GBクラスをお気軽にダウンロードしたい、って時代が来たら、それこそ回路とかもどんどん小型軽量化して、

 Wi-Fi×100

ってことになるのかも知れないな。っていうかこういう未来はむしろ想像しやすいから、企業も実際に視野に入れて開発してそう。他のキャリアのスマホにもあるのかな。

●バッテリーの持ちが良い

「ADVANCED TASK MANAGER」というアプリ使用と、通常運用時にメッセージをまめに消去すること、デフォルトで入っていたマカフィー以外の「位置情報発信機能」も止めた状態
※前述のタスクキラー、マカフィー、Wi-Fiが起動、明るさはハーフ固定の状態
だと、重めのゲームや動画をガンガン見ても、減りが目に見えてわかるほど少なくなった。

朝フル充電からスタートして、日中ぼちぼち電話利用をして、昼食時と帰宅後にたぶん4時間くらい触り続けて、残量15%かな、という感じ。今までのNEXUSだと、そもそもバッテリーがへたれている前提はあるにせよ、最後の4時間が1時間半ほどだった気がするし、画面の明るさにも不満がないレベル(たぶん標準的な感性からしたら明るめで利用してると思われる→長男に見せた際は「まぶしすぎる」と言われたので)で使っていると思うし、普通の人が「そこまでやらないだろ」というくらいゲームをしまくっているので、

 現状不満はない。

ただ、あまりにゲームをしすぎて15%切るとさすがに不安にもなってくる。お金に余裕が出来たら、ウワサの高速充電装置(2200円税抜)を買ってもイイかな、って感じかな。

ただ、USB端子はやっぱり差しづらい。以前はUSBオンリーだったのが、高速充電に対応したためか、横にサブスロットが付いて、真っ暗闇で手探りだと、(端子を痛めたくないし)かなり慎重さを要求される。まぁ寝室に充電スタンド持っていって、充電のたびにカバーを外せばいいのかも知れないけどさ。そもそもそのカバーも・・・↓

●カバーを付けていると操作がしづらいが、、

外しやすいのは充電対策なのかな、とも思った。スタンドを利用するケースが多ければ、カバーが外しにくいのはデメリットにもなりえる。つかこないだ初めて落としちゃったのだけど、

 足で蹴りつつ衝撃を和らげたにもかかわらず、

 カバー、あっさりひびが入った。

NEXUSのカバーが使用2年目で初めてひびが入ったのとは対照的。使用1ヶ月でひび・・・。

前回もエレコムのポリカーボネートカバーだった気がするけど、単純に当たり所が悪かったのか、はたまた構造上壊れやすくなってたのか。

ちなみにカバーを付けてると後述するPERFECT VIEWERのページめくりにも使うボリュームハードキーの操作や、電源オフに使う電源ボタンが押しづらい。
※「電源オン」にはホームボタンで代用出来るけど。
特にポケットの中で電源が入ってしまい、それを切ろうとするとカバーが外れ掛けていて電源オフ出来ないという状況が頻発するのがウザい。

かと言ってカバーを外しての運用は、

 イマイチ手触りが好きじゃない

バックのあのブツブツな表面、ちょっとヌメッとしていて「スベリ落としにくい」と言えばメリットにも聞こえるかも知れないけど、ポケットから出し入れしづらくもなるわけで、まぁ一長一短って感じ。あと、

 (ノンカバーだと)熱さがダイレクトに来るのもマイナスかな。

個人的にはボリュームと主電源を押しやすくした、ストラップホールのない、それでいて外れにくいポリカーボネートカバーがあったら、
※あとつや消しじゃない表面シールドシール付き
買い換えたいって感じかな。

●スマートステイがほぼ機能しない
※画面を除いているときは表示が消えない機能。もちろんボタンとか触ってれば消えないけど。

メガネのブサイクなのがたぶん悪いのだと思う。世知辛い世の中だぜ。

●電話が掛けやすい

前回耳に当てるとそれで発信してくれる、みたいな話をしたけど、イマイチ反応が悪いときもあって、実用的ではなかった。が、

 リスト画面で右にスワイプすると、一気に発信してくれることが発覚。

今までなら、一旦タッチして、耳に当てるなり緑の受話器ボタンをタッチするなりして発信していたのが、リスト上でスワイプ→即発信。

具体的には、電源→ダイヤラ→連絡先→検索→リスト表示から発見→名前を右にスワイプ、という手順になる。

検索に関しては頻繁に掛ける相手は別アプリ(クイックダイヤル)で管理するので、数百件の相手がある電話帳から掛ける場合不可欠の操作になるけど、もちろん直前の履歴も残っているし、
※むしろダイヤル起動画面が履歴画面だし。
検索の速度もNEXUSよりも速いので、電話を掛けることに関するストレスは、結構軽減された気がする。

強いて言えば電話帳をノキアから全て移行し切れてないことに関するストレスくらいかな。手入力しかないんだけど、そもそも誰が入ってないか、掛けようとしない限りわかんないモンな。

●Perfect Viewerのキャッシュが強力

画像ビューワなのだけど、ページめくりの際のウェイトが一切なく、かつ続けてかなりのページ数「いける」。ポンポンポンというよりパパパパパという感じ。NEXUSだと5ページ目くらいでウェイトが感じられたのが、S5にはそれがない。さすがにメモリが大きくなってるだけのことはある。
→つっても2GBで、業界最大ではないけど。

●日本語入力について

レスポンスが良くなったことは前回伝えたが、「記号」「顔文字」などのボタンをタッチしたあと、今までデフォルトが絵文字だったのが記号になって、それだけでかなり使いやすくなった。

ひらがな→QWERTY切り替えボタンと、テンキー→2度押し記号、QWERTY画面に数字キーもあり、テンキー画面に「-」「/」「.」「,」「?」「!」があるのも使いやすい。レスポンスが良くなった分、誤打も大幅に少なくなったし、
※それでもまだPCの代わりにスマホでブログ更新しようとは思わないけど
「追いついた」とは言わないまでも、かなりiPhoneに肉薄してきたとは言えると思う。

個人的にNEXUSが一番iPhoneに「大きく負けてる」と思ってたのがこの日本語入力の分野だったので、ここの強化は結構嬉しいところだな。特に使う頻度が上がれば上がるほどメリットを感じるしな。

●2画面モードがちょっとだけ使える様に

戻るボタン長押しで入る2画面モードだけど、前回グーグルプレイと電話帳が同時起動出来ないと書いたのは間違いで、左下にある小さな設定ボタン→編集で、リストに出すアプリを取捨選択することが出来た。

ブラウザで電話番号を調べ、ダイヤル画面でそれを入力出来る。
※やりようによってはコピーを直接ダイヤルウインドーに入れられるかも。

ただ、当然と言えば当然のことながら、マルチタスクにする際にアプリをウインドーにドラッグするのが「重い」し、利用可能なアプリも限られている。
※ギャラリー、ブラウザ、グーグルプレイ、ダイヤル、MX動画プレイヤーが僕のデフォルトだけど、本音はAKノートパッドも入って欲しかった。

今はまだおまけ程度の機能って感じかな。

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ある程度溜まったら書こうと思ってたネタだけど、一番はダブルWi-Fiかな。購入当初は気付かなかったけど、この数日自室のつながりが明らかに良くなってると実感。これは触れておかなきゃって思った。日本中には「もうちょっとだけ電波が強ければ、、」と思って使ってる人も少なくないと思うから、これはホントいい機能だと思う次第ですよ。

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2014年5月30日 (金)

最近多いけどささやかなゲームの話

一回にするほど一つのタイトルで語ることがないんだよね。

●エスケープゴート2 ESCAPE GOAT2

面白い。掛け値無しに面白い。返す返すも9-4が自力でクリア出来なかったことが悔やまれてならないが、エリア6とかウットリするような解法が連続し、やっててホント楽しい。一回始めちゃうとついつい数面クリアするまで止まれないから、ある程度溜めて溜めてプレイ開始という感じなのだけど、

 9-4までは全てクリアしてしまった・・・

ここからは9-5からエンディングまでのわずか数面を残すのみ。ハードな難度に屈するのか、はたまたニヤリと口元に笑みを浮かべつつゲートをくぐっていくのか。

つか本作は日本でやってる人、全然いないんですかね。4gamerのインディーズで紹介されたにもかかわらず、攻略関連のサイトもなければ、日本語でヒットするページも数えるくらい。つか、

 カスタムレベルのプレイ方法がわからなくてマジ泣き。

つか今だけ中二に戻ってクラスメートの角田(つのだ)とエディットモードの使い方を研究したりしたい。でも中二には戻れないし、ヤツの連作先もわからないので現状出来ることはない。

でもこれだけ僕が面白いと感じるゲームであっても、他の人がつまらないと感じてしまうことも往々にしてあるのだろうなぁと思う自分がいたりもする。ファミ通や4Gamerのトップページを見る度に、しみじみ「世間の風が冷たい」と感じてしまうのだよな。

●テラリアが、、、

6月2日にPS3版の無料アップデートが控えているテラリアだが、

5/7日アンドロイド版が、

5/26日にiOS版がリリースされたらしい。

どちらも500円でスパイクチュンがローカライズしてるらしいが、

 あのアクションをスマホでまともに出来るのか!?Vitaでも心が折れたのに!?

というのが正直なところ。

 でもちょっと欲しい・・・

 でもツインズとか倒せる気がしない・・・

買った人いる?

●メタルスラッグディフェンス

アンドロイドアプリゲー。最近は地味に物色中なのだけど、

 まぁまぁ面白い。

というか、

 にゃんこ大戦争のキャラ替え

なめこのときもそうだったけど、ひとつフックするゲームがあると、それが枯渇した時、「似てるのでもいいからやりたい」という気持ちになったりするもの。メタスラディフェンスはまさにそういう一本で、

 見た目が例のドット絵であること以外は、かなりのところまでにゃんこ大戦争に近い構造になっている。

・行動ポイントでマップ攻略
・一定時間でキャラを起動するポイントが貯まり、
・敵を倒すとそのポイントが貯まり、
・キャラはレベルアップで強化出来、
・貯まりやすさとか強さとかも強化出来、
・進めて行くと使えるキャラが増えていったり、
・現金でキャラを増やしたり、
・メタルスラッグがボム扱いだったり、
・クリア時にランダムでボーナス要素がアンロックされるところまで同じ。

違うのは、

・お金以外でメダルポイントを手に入れる術がない
・キャラがクラスチェンジしない
 →今のところ、かも知れないけど
・戦闘中に特殊攻撃ゲージが溜まり、タッチで発動して強力な攻撃が出来る
・自軍のフレームが「AパターンBパターン切り替え」ではなく、スライド式になっている

くらいかな~。

とにかく課金アイテムであるメダルポイントが全く手に入らないので、特殊キャラをアンロック出来ないのが一番物足りない。その点「金に厳しい」感じがしてしまうのだけど、でも行動ポイントの上限は増やしやすく、一旦MAXまで貯まっていれば、かなりの数戦闘をこなすことも出来る。

 まぁかわいさのかけらもないがな。

ドット絵はこれまでの使い回しっぽい反面、そもそも秀逸であったのでしょぼさは感じない。ただ、にゃんこが好きならコレも、というほどプレイフィールが似ているわけでもないので、
※やってることは同じでも、手応えは全然違う。例えば効果音とか「スゲェうるせぇ」し。

 ★★くらいの評価かな~って感じになっちゃうな。

●DIVE

これもアプリ。前回サマータイムスタジオで紹介し忘れた一本。

海底を舞台にした潜水艦探索ゲーム。フル3Dで、のんびりとした潜水艦は、僕みたいなイラチには結構キツいものがあるが、宝箱を見つけ、財宝を持ち帰り、それを換金して、潜水艦の性能を強化する、といういつもの流れは悪くない。

ただやっぱりそうは言っても展開はスローなので、初日結構遊んだけどそれっきりになっちゃってる感じではあるかな。

●ダークリーチャーシューツ

こないだ7点付けちゃったけど、5点に下方修正。

 いかんせん作業色が強すぎる。

というか、

 変化がなさ過ぎる。

好きで同じ面を繰り返すならまだしも、1ワールド1面から15面まで、出てくる敵は全て一緒。微妙に強いヤツが増えるとかでは、さすがの僕もモチベが途絶えてしまう。

それに、装備はお金さえ集めればいつでも最強のモノが買えてしまうので、

 結局そこまで貯めて買っちゃう感じに・・・

キャラは超強くなったけど、敵は「倒せば倒すほど早く出てくるわけじゃない」ので、テンポが上がらず、イマイチ盛り上がれない。強くなった分一体一体は余裕になるのだけど、トータルで殲滅時間が早まらないと、それを実感しづらいということになってしまう。

もっと面数は少なくてもいいから、各面に個性が欲しかった感じ。アーチャーが大量に出まくるとか、一気に周囲から固い敵が取り囲んでくるとか、最弱のスケルトンが画面を埋め尽くすくらい出るとか、、、
※これやっちゃうと止まりそうだけど。

EDFレベルに、とは言わないけど、もう少しはマップや配置でがんばれなかったのかなぁとはシミジミ思った。あと、お金で強い武器が買える一方、敵からのドロップで交換できる武器はしょぼいの止まり。
※ドロップアイテムのレア度がマップ縛りなので当然と言えば当然。

いろいろ惜しい感じなんだよな。

●BOUNCING FOX バウンシングフォックス

これもアプリゲー。雰囲気のいいアングリーバードみたいなゲームかと思ったけど、あれほどシビアじゃない。説明するなら、

 重力があるサイドビューの固定画面で、フックにひっかかってる水風船のような自機を引っ張って離すと、ピューッとそれが飛んでいく。それほど高くまでは飛ばせないので、途中で中継するフックに当てたり、壁に跳ね返らせたりしながら、自宅に入ればクリア。3匹死んじゃうと最初から。

正直最初は「あんま面白くねぇかもな」という感じだったのだけど、難度が上がるごとにその解法がアクロバティックに、ダイナミックになっていき、ミスってもちょっとずつ修正してクリアに近づくことが出来るのもいい感じ。

リトライ時にロード時間が差しこまれるのが最大にして唯一の欠点。子供向けにしては難し過ぎるかなぁと思う一方で、ささやかな達成感の連なりは結構心地よい。★★☆かな。

●まるごし勇者!

コロプラのアプリ。サイドビューのジャンプアクションだけど、一回死んだら最初から。シビアと言えばシビアなのだけど、リトライが早い分意外と遊べてしまう。でも僕はあんまし好きじゃない。ドット絵のキャラがいいので、見た目に騙された感はあるかな。★☆。

●XBOXONEにて、、、

僕がスゲェ続編をプレイしたかった「ミステリート」の独占リリースが決定して、がぜんONEが欲しくなってきた。でも発売はきっとずっと先になるだろうし、次回そのタイトルのことを思い出す頃には多少なり値崩れしていることに期待。つか、

 まさか僕がやりたいゲームがONEでリリースされることになるとは思わなかった

ってのが正直なところ。まぁ欲しいのはそれだけだけど。

●みなとそふとのタカヒロが、、、

原作をしてるアニメが7月から始まるらしい。でもちょっと雰囲気が怖い感じなので、見るかどうかは微妙。

何となくみなとそふとが新しいゲームを出してないかな~とも思ったのだけど、意外と出てない。真剣で私に恋しなさいシリーズは、家庭用で焼き直しのR、続編だけどシナリオが薄く評判の悪いS、Sの続編にしてファンディスク的なAが3本出てるらしかったけど、無印以外はあんましイマイチみたいなのでスルー。44歳の妻子持ちが言うのもなんだけど、クリスもギャルゲーは卒業かな<言うそれ!?

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エスケープゴート2がとにかく面白いのだけど、もうすぐ終わってしまうので、その後アクションモグラに行くか、テスラグラッドに行くかどうしようかというところ。普通に楽しいRPGとかがやりたい気もするのだけど、
※クリミナルガールズとか
意外とまだ高くて買えない。

スマホいじってるのは楽しくていいんだけど、やっぱ十字キーで操作するタイプのゲーム性が乗ってるゲームは厳しいというか、面白くない。空島クエストみたいなのがまたないかな~と探してるんだけどな。

PS.余談だけど、今オリジンのサイトで「バトルフィールド3」が無料ダウンロード出来るね。VISTA以降じゃなきゃ動かないから、XPの僕には遊べないけど、長男に連絡したら喜んでた。まぁ長男が持ってったPCじゃ正直スペック不足の可能性も高いけどさ。

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2014年5月29日 (木)

僕が面白いと感じるマンガ

頭文字D、甘い生活、ドラゴンボール、山崎銀次郞、エンジェル伝説、北斗の拳、ガラスの仮面、あとは、、、ダッシュ勝平、釣りキチ三平、ゴルゴ13、コブラ、ヒカルの碁、うっちゃれ五所瓦、湘南爆走族、火の玉ボーイ、、、

もちろんこれ以外にもあるけど、これらの作品は共通して、

 主人公が強ぇぇ。

努力して強くなった一歩みたいなキャラではなく、元から相当強ぇぇ連中。天武の才に恵まれた、なるべくして主役になった猛者たち。

 その清々しいまでの強さが、しみじみと僕を惹きつける。

娘が読んでた「ワンパンマン」だっけ?ワンパンチで敵を倒しちゃうヒーロー。ある意味それも強いわけだけど、

 それが伝わって来なければホントに強いとは言えない。

相手が近所の不良止まりであっても、強さが伝わってくればそれはつまり、

 マンガとして面白い。

というか、主人公が強い、かっこいい、凄いというのは、現実の自分がどうこう以前に、

 魅力がある。

指一本で自分よりデカい相手を翻弄するケンシロウ。飄々としながらも誰にも負けない江口洋助。なりは小さいのにガンガン点を取る勝平の姿は、小学生の僕にスゲェ夢と笑いを与えてくれたし、実力があるのに油断しないゴルゴの強さは、いつも本物はこうあるべきだと納得させてくれる。

でも、大抵の場合において、主人公が最初から強いケースは少ない。先に挙げたタイトルは該当するが、やはり最初はそれほど強くなくて、努力と経験の末強くなっていく、ジャンプ方程式に則ったヒーローが「普通」なんだろうと思う。ハリウッド映画でも、最初からハッピーで満たされた主人公が強くなるケースは少ない。

 どこかに「溜め」が不可欠だと思われがち。

でも実際はそうじゃないんだろうと思う。冒頭のマンガ、全部読んだことがある人は少ないかも知れないけど、

 どれも普通に、そして非常に面白い。

結局溜めなんていらないんじゃないかという気すらする。桜木花道は確かに素人だったが、その身体能力は元から光るモノがあったし、一歩も揺れる漁船の上で足腰を鍛えてきた過去があった。本気でゼロから強くなったと言えるのは、キャプテンの谷口くらいなんじゃないか。というか谷口も、

 努力出来る才能があった。

要は「才能」なのだ。最初から勝つべくして勝つヤツが勝つ。あとはそれをいかに上手く引き立てられるヒールと、御輿を担げる連中が脇にいるかということなのだ。

 池谷先輩が重要なのだ。

 コーナー3つで失神する相手が、

 「おそろしい子・・・」と白目でつぶやく元紅天女が、

 インターハイ優勝の柔道家が重要なのだ。

だからワンパンマンはそれほど面白くないんだと思う。
※読み進めていけば違うのかも知れないけど。
塔矢アキラいてこそ佐為の力が映える。

最近またも甘い生活を読み返している。ついこないだ読んだばかりなのに、また最初から読んでいる。限りある人生を一度経験した物語のリプレイで消費するのは、正直おろかなことかも知れないと思いながら、ついつい読み止まらずに右から左へ積まれたコミックスの天秤が傾いていく。

ただ強いだけじゃダメだと思いつつも、それでいいじゃんとも思う。そんなに難しいことなのかな、と思う。絵の上手いヘタは当然あるだろうけど、面白い話ってのは、実はとてもシンプルなんじゃないかと思う。

 エヴァのシンジとか別にイカさねぇし。

 ノノのがカッケーし。

でもこれがゲーム(アクションやRPG)になると、途端にこの文法が通じなくなるのはなんでだろ。苦労して勝たないと爽快感がない?安易に進めてクリアされたらボリューム不足って言われる?そもそも弱い者イジメして何が面白いの?

 見せ方なんじゃないの?

マンガでもアニメでも実写でも面白い骨子が、ゲームだと必ずつまらないってことはないはず。

もちろんゲームにはゲームにしかない面白さがあるのはわかってるつもりだけど、頭文字Dや甘い生活を読むと、その面白さの次元の高さにあらためてほれぼれするんだよね。

 なんでこんなに面白いんだと思う。

北斗の拳でも、気付けばファルコと海を渡ってるんだよ。シンの辺りから読み始めたにも関わらず!

マンガはゲームと違って自分のペースを自在に操ることが出来る。特に二度目ともなれば、つまらないところをはしょって面白いところだけを読み進める「ズル」も出来る。でもドラクエIIIでいきなりレベル18になってダーマの前にいても、きっとそこから遊びたいとは思わない。

 マンガは強いところからでも面白いのに、ゲームは「強くなる課程」が面白い。

でもそれって「天武の才を持った勇者」設定なら、脇に太鼓持ちを従えさせることでもっとずっと面白くなったりしないのかな。雑魚のモンスターが、

 「や、やべぇ、、、こいつには勝てる気がしねぇ、、、」

とか言いながら逃げてもいいんじゃないの?っていうか、

 スゲェ面白いマンガのストーリーテリングを、ゲームの文法に翻訳して製品まで落とし込んでくれたりは出来ないもんなのかな。

釣りのゲームでも、「この池には主がおってのぉ・・」というじいさんや、「オレが絶対先に釣り上げてみせるぜ!」ってライバルがいてもいいんじゃないのかな~。

 ポケモンとドラゴンボールをもっと絶妙にブレンドしたら、スゲェ面白いゲームが出来る気がする。

というか、

 マンガ、侮れねぇって思う。

今更だけど、

 マンガって面白れぇな、って思う。

 面白れぇマンガ、もっと読みたいな、って思う。

僕が知らないだけで、マンガボックスのフリータイトルの中にも、上に挙げたような「超強い主人公」の作品もあったりするんだろうか。つか上記作品だけを繰り返し読んでいても、それはどれでいいかな、という気もしないでもないんだけどな<スゲェジジイ的な発想だけど。

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2014年5月28日 (水)

好きじゃないフルーツの話

正確には一番好きではないフルーツの話。くだらない上に短いが、僕が書きたいと思ってしまった以上書くしかない。ネタ不足の折、華麗にスルーされるもやむなし。

以前一番好きなフルーツに関しては、「桃か梨か」みたいな話を書いた気がするが、今回はそんなトップグループではない、割と中途半端なランカーたちの話。

 みなさんはイチゴ好きですか?

ここで貴兄が婦女子であるなら、その答えはかなりの確率でYESであろう。勝手なイメージであるが女性はショートケーキのトップオブザワールドに一方ならぬ思い入れをしている生き物という気がする。

 でもイチゴって結構ムラがあると思うの。

美味しいイチゴは確かに美味しい。個人的にはいわゆる「イチゴ型」の宝石のようなタイプではなく、ライディーンの「ガンテ」↓
http://seesaawiki.jp/w/ebatan3/d/%A5%AC%A5%F3%A5%C6
のような、なめこのこしかけの腰掛け役を演じている「猿の腰掛け」のような、

 グデェェェェン

としたフォルムの大きく甘いヤツが好きだ。一口では食いきれないレベルのデカいヤツが好きだ。いや、好きだった。

 ここ20年くらい食べた覚えがない。

最近は市場から死滅してしまったのだろうか。逆算すれば、今年成人した諸君は、そのガンテを見たことがないということになる。そりゃそうだ勇者ライディーンは1975年のサンライズ作品。監督は富野善幸で、作監は安彦良和だ。今から39年も前の話を知ってるわけがない。知ってるとしても超者ライディーンだろう。

そんな稀有なイチゴに巡り会える確率は、そうそう高くはない、言ってみれば、「非日常的なイチゴはイチゴ本来のランキングに考慮すべきではない」と思うのだ。

本来のランキングとは何か。それはつまり、おのが身をフルーツの前にやつすとき、至って平常運転で巡り会い、食すことが出来るフルーツの、「素の表情」。日常のランキングのことだ。

 イチゴは残念ながら結構低い。

とにかくデリケートでキズが付きやすく、日持ちしないし、甘酸の落差が激しいので、おちおち口に運ぶ気になれない。まだショートケーキや大福のように、甘味のサポートがあれば何とか食い下がれる気もするが、単体での攻撃力(味)は低いと言わざるを得ない。

 バナナはどうか。

バナナと言えばポピュラーにしてオーソドックスなフルーツの一画ではあるが、そのリーズナブルな価格と、ラフに扱われがちなルックスで、「宝石のようなイチゴ」と比べ、「ゴリラにバナナ」のような「切ない扱い」に落とされがちだ。

 だが、バナナのアベレージは他のフルーツと比べても群を抜いている。

確かに数日おいてスウィートスポットが発現してくると、両端の「しょぼくれた感じ」に切なさを抱くこともあるが、固くても柔らかくても、最低限の甘みを保証してくれる安心感は、むしろイチゴより僕は上だと感じている。初期状態でボディがガードされていて虫や汚れに対する安心感がありつつ、そのガードを解く術も、スイカはもとよりみかんより容易い。というかフルーツの中で最も、

 防御力と素早さのバランスが良いと言えるだろう。

いや、防御力と素早さだけではない。「腹持ち」という意味で言えば、「HPも高い」と言って良いのではないか。確かにバナナには華がない。
※「花」はあるけど。
だから桃や巨峰のような攻撃力はないし、スイカのようなパワープレイも難しいだろう。
※バナナがパワープレイ出来るのは南極でクギを打つ時くらいだ。あんまし経験はない。

 しかし一年中いつでも見守ってくれているその心強さ。風邪や下痢で弱った体にもバナナはいつでも優しく微笑みかけてきてくれる・・・

年間消費量的に見ても、僕個人ではイチゴ、リンゴ、梨、スイカ、ネーブル、みかん、桃、ぶどう、メロンなど他のフルーツを抑え、堂々ナンバー1だ。

 主役にはなれないかもしれない。でももし彼がいなかったら、、、

ただ、

 もし複数の選択肢が目の前に現れたら、果たしてバナナをチョイスするだろうか。

 人はバナナを最優先には出来ない生き物なのだ・・・何と業の深い。

年間消費量は少ないが、僕が好きなフルーツがもうひとつある。前述のように複数種から選択を迫られた際、僕が迷わず手を出す相手がいる・・・

 パイナポー・・・

ヤツはまさにバナナの対極に当たると言っていい。日常的ではないし、防御力の高さがあまりに高すぎる一方で、
※もはや「やいばのよろい」装備だ。
素早さは極端に低い。素手でパイナポーの鎧を貫いてダメージを与えることは、マス・オオヤマでも容易ではあるまい。

また、攻撃力=甘さ、美味さという点でも、パイナポーはバナナの対極と言える。とんでもなく酸っぱい時と甘い時・・・

 だがそれはひとつのボディに封入されているのだっ!

常に「甘いか酸っぱいか」のギャンブルが同居するドラマティックな果実。それがパイナポー、、、正式名手榴弾。アベレージを取ればそれはバナナに勝るとも劣るまい。

 常にスウィートサイドのパイナポーだけ食べ続けることが出来たなら、、、

そんな贅沢が果たして許されていいのか。

 バイキングならば許され得る。

っていうか、僕はパイナップルが大好きなのだ。絶対どっちか甘いから。裏切られないから。あとあんまし食べる機会がないし。

プリンスメロンやエリザベスメロンというチョイスもある。

マスクメロンのような「非日常感」はそれらセカンダリィメロンにはない。だがボリュームがあり、甘みも十分だ。

 足りないのはバナナ同様「華がないこと」。

あの緑なら緑、白なら白といった、愚直なカラーリングはどうだ?もちろんどうだと言われても、って感じだろうが。時として彼らは、フルーツの範疇を離れ「ウリ」とか言われちゃったりする。ウリって、、、もはや野菜だろ。

 やっぱり味気ない。あとバナナほどいつでも食べられる感はない。
※それはパイナポでも同じだけど。

でもやっぱ僕はパイナポのが好きかな。セカンドメロン系は油断するとカッティング師が「ここはもはや実ではなく皮じゃん・・・」ってエリアまで踏み込んで切り分けてしまうことがあるけど、パイナポは割と(僕の経験上)そういうこと少ない気がするもんな。

 まぁパインにはたまに「イバラ」が混入されてたりするけどな。

それは口に入る前に索敵除去可能だしな。

デラウェアはどうか。

言ってもパインは非日常性が強すぎないか。パインを論ずるのは桃や梨を論ずるのに通じはしまいか。その点デラウェアの小粒で糖度の高いスタイルは、バナナほどでないにしても日常に近しい気がする。そんな気が少しだけする。

 だがブドウファミリーには共通の弱点がある。

そう、

 防御力が低すぎる・・・

あの「ポイズンド」なピースが口に侵入したときのダメージは、多くのプラスを台無しにしかねない。触れた瞬間に「こいつはヤベェ気がする・・」連中は華麗にスルーも可能だが、ルックスがキムタクで声が森本レオの場合は、なかなかそうはいかない。ついつい口に放り込んでしまう・・・

 「!!くはっ」

日常には様々なワナが待ちかまえているが、デラウェアの「ポイズンピース」もまた、そのひとつだと言えるだろう。

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フルーツはとかく攻撃力でその強弱を論じられがちだが、実際には防御力や素早さ、HP、そして何よりコストパフォーマンスを見過ごしてはならない。

バナナは決してチャンプにはなれないかも知れない。だが、それだけがフルーツの魅力の全てではないはずだ。オレはそう信じる・・・。<つかクリスって何者?▲▲△。

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2014年5月27日 (火)

アプリゲー

ネタの貯金がないと体調崩したときに焦る。っていうか最近ひとつのネタが無駄に長い気がしないでもない。誰も読んでないんだからそんなに気負うこたぁないのにな。

先日紹介したホーリーアーチャーのソフトハウス、サマータイムスタジオのアプリに対するスタンスが非常に気に入ったので、思わず一通り入れて試してみた。しかしここはホントにいい会社!近所だったら入社したいくらい。沖縄だから無理だけど。

●「ANCIENT SURFER」

サーフィンのゲームというのも今思えば一度も経験がなかったな~と。スキーとかスケボーとかのゲームはあっても、意外とサーフィンのゲームは見ない。というか、

 ゲームとして成立させるのが難しいからなんだろうけど。

正直このゲームも、中身自体はそう大したことはない。ただただ右にスクロールしていきながらコインを集めてボードやらエリアやらをアンロックしていくだけ。

 でもやっぱひと味違う。

他が作ると陳腐でチープなシンプルイズベスト(ホントはちっともベストじゃない)内容になってしまいがちな素材を、

 綺麗な波と、「曲がりやすさ」「スピード」の2点でボードの「強さ」をパラメータ化し、地味に集めるコインや、「もうちょっとで一回転出来そう」という絶妙なバランスで遊ばせてくれる仕上げに。

同社の他のゲーム同様、課金アイテムはなく、広告がそれなりの頻度で表示されるだけ。
※広告非表示には課金が必要だけど。

シンプルなゲーム性と綺麗なビジュアルは、ともすれば古い機種では厳しいかも知れないけど、逆に新しいスマホを買ったのなら、ぜひ試して欲しい、気楽にして良質なシンプルゲーって感じかな。★★☆。

●「Dark Reaper Shoots!」

もうシステムだけで好き。こういうゲームが僕の知らないところで作られていたと思うと、やっぱり真剣にアプリゲーとも付き合っていかないといけないなぁと思ってしまう。

 シューティングタイプのハクスラ
※ただし宝探し要素は低め。

俯瞰視点で、自機を動かし、マップ内の雑魚を全滅させればクリア。敵から出た宝箱は基本素材で、相応に集めれば新しい武器や防具を作ることが出来る。でもそれを集めなくてもクリア報酬のゲーム内通貨でも買うことが出来るので、あまりトレハン要素はない。

自機の動きは異常に遅いが、前述の装備には移動速度が上がるものもあり、スキルもかなり充実しているので、やっていて不満は「ない」。スキルが強化されていけば爽快感も上がっていくし、
※単純に攻撃力がガツンと上がる感じが非常に良い。
見た目は「コミカルなダークファンタジー」という感じで、特に毛嫌いする人も少なかろうという感じ。

装備関連のトレハン要素があれば完璧だったかなぁとも思うけど、フリーでここまでしっかり遊べるゲーム、それも行動ポイントなしで、自由にバッテリーが尽きるまで遊びまくらせてくれるだけで感謝。言っちゃ悪いけどヴァリアブルレギオンより全然好き。

面白いゲームは確かに長時間遊びたいとは思うけど、モノにはバランスというものがあるわけで、モチベーターを小出しにして途中でエンストさせるくらいなら、短時間で気持ちよく燃え尽きるチューンでいいじゃないかという気もする。つかこの会社、やってけるのかちょっと心配になるくらい良ゲー。★★★☆。

●「ANIMAL'S JEWEL」

実はほとんどやってない。でも、

 僕が嫌いなタワーディフェンスなのに、少し遊んだことを評価して欲しい。

ファンシーな動物がメインのタワーディフェンス。シンプルでわかりやすく、入門としてもアリ、みたいないかにもなコメントしか残せないけど、このジャンルは意外と骨太な男の子向けのモノが多いので、こういうファンシーなルックスは評価出来ると思う。

ただ、正直設置の時のレスポンスというか、位置合わせが少々やりづらいのが残念。もう少し気楽にポイポイ設置できたらよかったのにな~と思った。

僕には★☆くらいだけど、人によっては上のタイトルより好印象かも知れないね。

●「OPERA COIN」

前回も触れたコインゲーム。一度止めると、次始めたとき、

 スゲェ寂しい状況(テーブルのコインが初期化)に戻されてるのが超寂しい

なので、ついついやるとなったら思いっきり遊んでしまう。前回950くらいだったのに、今回はまたも

 2100以上まで遊んでしまった。

・ブルー ライオンの首からドヒャーーっとコインが吐き出される
・レッド 左右に落ちないようにガードが出来る
・レインボー 少しのコインとスロット。スロットが揃えばそれなりに出る
 →赤が揃えばアクセサリーボックス
 →青や緑はパラパラと
 →黄色は忘れた
・ピンクは、、、忘れた
・黄色は、、、これも忘れた。

とにかくブルーがおいしくておいしくて、、、ブルーとレッドがガッツリはまったときの、

 うねるようなコインの波は、体験したら絶対笑顔になれるはず!!

生産性の低いコインゲームだと思いつつ、あれだけ気持ちよくしてもらえたら十分って感じだよ。

 まぁブルーを連続して落としちゃうと、ホント切なくなっちゃうんだけどな・・・

まぁそれでも全然減っていかないのが嬉しい。課金したくならな過ぎるきらいもあるけど、ユーザー本意という意味で大好きなメーカーになりました。次回作はまだか!?

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2014年5月26日 (月)

AKB傷害事件について

川栄とあんにん&スタッフが刃物で傷つけられたのだとか。久々にまとめんのコメントをザーッと読んだのだけど、

 なるほどな。

という感じ。実際に起きた事件なのに、AKBの特異性というか、現実と非現実の間に存在するアイドルという感じがした。ケガした3人がかわいそうとかは、ぶっちゃけ他の傷害事件の犯人と同列に見ちゃえば、「ふーん」止まりなんだよな。リアルな話知り合いじゃなければ、それほど親身になりようがない。もし親身になって心配してるとしたら、やっぱその人は純粋に彼女たちのファンだったりするんだろうな、と。

でもだからと言って、身勝手極まりない自己中心的なコメントで煽りを入れるようなヤツを擁護するわけでも当然無い。一番悪いヤツというか、どうしようもないヤツは当然犯行に及んだヤツなのだけど、くだらない煽りコメントや、「www」で笑いに流してる連中も、正直さして僕の中では変わらない。何がおかしいのか。

中には的を射たコメントもある。これで何らかの対応がされるだろうとか、始まって以来の一大事とか。メンバーが精神的に参ってしまい、この巨大なイベントが終焉を迎えてしまう可能性ももちろんあるわけで、そうなれば当然AKBというプロジェクトのリソース=金の流れも変わるわけで。

「握手会よりメンバーのが大事だろ」というコメントは、結構痛し痒しというか、難しいところだと思う。建前ならいくらでも首を縦に振れるだろうけど、先にも書いたように今のAKBは「CDが売れる前提」のもとに組み立てられたプロジェクトになってしまっている。僕が足りない頭で考えても、

 お金が入らない→今までやっていたことが出来なくなる→コンテンツの求心力が減る→人気がなくなる→解散する

とか、

 CDが売れない→テレビでの扱いが一気に希薄になる→メンバーのモチベーションが劇的に下がる→卒業が相次いでプロジェクトの運営がままならなくなる→解散する

みたいな図式は十分過ぎるほど考えられる。全員が全員そうだとは言わないけど、握手会に参加することの意味をしっかり冷静に考えれば、メンバーとしても、突き詰めて最終的なところまで追い込んでいった場合、

 握手会をやるべき。

に行き着くのではないか。今のメンバーには自分自身が握手会にファンとして参加経験がある子も多いだろうし、例えば選抜クラスのメンバーがテレビに出られなくなれば、その下やそのまた下で劇場に頻繁に出ていられたメンバーの出演率も当然下がってしまう。劇場公演に超選抜が出るというのは一部のファンにとっては喜ばしいことだろうが、やっぱり動く金の分母を考えたら、、、動かすための金の分母を考えたら、このまま劇場だけで続けては行けまい。

もちろん中にはトラウマ的に「もう握手したくないっ!」と涙で懇願するメンバーもいると思う。当たり前だけど、自分の住んでる近所に殺人犯がいた、ってのと同レベルの事件だもの。むしろそう考えるのが普通だし、握手会自体がそれで中止になるのも十分理解出来る。というか、今後続けるためには、それこそ大げさなくらいの厳重なチェック機構を構築しなくてはならなくなってるだろうし、その上でなお本人達の意志を無視しては出来ないだろうと思う。もし川栄やあんにんを強制参加させたなんてことになったら、それこそAKBは世間から抹殺されかねない。

ただ、それでも参加したいとうメンバーは当然いるはずで、かつそのメンバーの意を汲んでセキュリティを強化し、なお握手会を継続していくという結論に至った場合、
※というかその可能性が現状では一番高いと僕は思う。一気にゼロにはし辛いというのが本音だと思うから。

 当然握手をするメンバーとしないメンバーの間に大きな格差が生まれる。

それはつまりは単純な人気であり、ひいては今後の彼女たちの仕事、将来にも関わってくることだと思う。だからこそ「やるべき」という結論にたどり着くメンバーがいると僕が考えるのだけど、、、

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その昔まとめんで、「握手会に変わる、お金を集められるイベントはないか」のスレを見た時、結論それが見つからないということがわかった。それほどまでにこの「錬金術」は完成度が高いと思うし、こういう事件さえなければ、メンバー、運営、ファンの三方が得をする構造になっていたと思う。重ねて言うけど、「今日日、握手が嫌いならアイドルを目指すべきではない」と僕は思う。アイドルとしての「人気の買い方」は、指原みたいな特別な例を除いて、

 お金の掛かるプロジェクトに動かして貰うしかない。

ルックスとかダンスの才能、トーク力、ましてや体の柔らかさだけで、国民的アイドルになれるわけがないのだ。そしてそのお金の原動力がどこにあるのかは、考えるまでもない。

最近特に距離が出てきてる僕が言うのもなんだけど、AKBプロジェクトというのは、もしかしたらホントに(今回のことに限らず)些細なことをきっかけにして終わりを迎えてしまうのかも知れないな~とちょっと思った。でもって、もしAKBが終わるとなれば、同時にCDや歌番組関連、ヘタしたら芸能界そのものに対する大きなダメージにもなりかねない。それこそ、

 テレビ、いらなくね?

とか、

 芸能人、ダサくね?

とか。

僕がひとりで勝手に思ったことで、事実無根ではあるけど、

 浜崎あゆみとか、自室で祝杯あげてそうなイメージ。

モー娘。よりももクロより、一番AKBにダメージ受けたのって彼女だと思うから。

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AKBのシングル買うお金ってさ、最初から持ってて使ってる人ももちろんたくさんいるとは思うけど、中にはきっと、

 AKBのためにがんばってバイトしたり仕事したりしてる人も結構いっぱいいると思う

そういう人たちにとってのある意味生き甲斐であるAKBがなくなってしまうというのは、結構な数の「難民」を生み出しちゃう気もするんだよな。それこそ会社にひとりとかのレベルならまだしも、バイト5人のうち4人がファンだとか言う職場もきっとあると思う。そういうところにも当然影響は出るだろうし、そうそう次にシフト出来る器用な子ばかりじゃないと思うんだよね。ファンって人種は。

あとさほど心配するってこともないけど、今回の犯人なんかは、今後日本にいられないんじゃないかとも思う。僕は犯罪に関して詳しくないけど、普通に顔が割れたら、

 安易に生命の危機にさらされるだろうと思う。

もちろんそういう覚悟があって犯行に及んだのかも知れないけど、短絡的に後先考えてなかった可能性も高いしな。「こういうことをしたらどうなるのか」をリアルに怖い考えで実践する輩が出てきそうで、むしろ無事だった3人よりもそっちの方が怖い気もする。

川栄とあんにんとスタッフ、、、本当の気持ちは本人にしかわからないけど、決して芳しいとは言えなかった選挙速報の結果を受けて、このまま引退ってこともありえるんだろうな。昔あっちゃんとか初期メンの食事動画で言ってたけど、

 最終的に守ってくれる人がいい。

というのは、今のふたりにも言えることだろうな。守ってくれる人と一緒にいさせてあげたいと思うな。警察かも知れないし、親かも知れないし、ファンかも知れないけど。

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2014年5月25日 (日)

つれづれに・・・AKB選抜総選挙メイン

大半は総選挙速報の話。

●監督不行届

うーむ。予想とかはともかく、自分とは全くツボの違う曲にフックしてるのかぁ!?というエンディングチョイス。5話の「ホントのキスをお返しに」なんて、聴いた瞬間、

 あーあーあーあーあーーーーーーーーーーーーーーーダンクーガか!!

って感じだったし、
※我ながらよく出たよって感じ。
つか、自分だったらダンクーガは、

 愛よファラウェイだろっ

って感じだから、ホント温度差がある。っていうか、僕が最近思うことのひとつに、

 アニソンの節目

というのがあるのだけど、この愛よファラウェイは、結構そこに当たるんだよね。

 TIME FOR L-GAIMから風のノーリプライ

ここが節目。愛よファラウェイは明か風のノーリプライ側だもんな。辛うじて歌詞の中に「マークII」って言葉が含まれちゃいるけど、「エルガイム」って主役ロボットの名前が入らなくなった頃でもあるし。

そういう視点で見ると、戦隊ヒーローは別にして、しばらくJ-POPっぽいアニソンが世間を席巻する、僕からしたら「アニソン冬の時代」が来るんだよな。今聴いても一ミリもフックしないゴミのようなアニソンが量産される時代というか、別に曲としてイイ悪いはあるから、単体でアイデンティティがあるのは別に許せるんだよ!?「悲しみよこんにちは」とか「GET WILD」とか。でもちゃんと主役の名前が出る歌って、

 ・・・思い出せないもの。
※せいぜい牙狼だけど、あれは特撮だし。

まぁ主役=ロボのアニメがほとんどないってのもあるのかも知れないけどさ。あと最近のアニソンはまた一時期のJ-POPクズアニソンから抜け出して、個々の主張が見られてそんな嫌いじゃないけどさ。初恋リミテッドとかちゃんと「初恋限定」の主題歌してたし。

余談ついでだけど、初恋限定って実はホント凄いアニメだと思った。

 あれほど原作のテイストがアニメ化されてる作品も珍しい。

アニメを見た後と、漫画を読んだ後の後味が全く同じ!あれこそまさに理想のアニメ化だろうな、と。娘にも同意して貰えて自信持って言う感じ。

調べてみたらとらドラ!とかバクマン。とかインデックス、レールガン、のだめ、あずまんが大王など、結構そうそうたるラインナップを作ってたんだよな>J.Cスタッフ。スタジオつながりで作品探してみるのもいいかもと思った次第。

 派手に閑話休題。

で、6話が「きこえるかしら」赤毛のアンに、7話はなんと「マッハバロン」。なんでー!?って感じ。劇中では、アニソン主体の展開で、

・バトルフィーバーJ
・アバレンジャー
・ゴーショーグン

ときて、まさかのつい先日nori君と、「あれはイイ!」と共感共有した、

 Xボンバー主題歌「ソルジャーインザスペース」!

監督が口ずさんだ時は、トリハダが立ったよ。っていうか、

 サビの「Xボンバー」ってとこが最高なんだけどな。

しかしマッハバロンか~。

 今聴いても全くフックしないんですけど。

自分も大概アニソン好きな方だと自負してたけど、こういう「自分にはピンと来ない」曲を「イイゼイイゼーーー!」ってアピールされると、

 自分もまだまだだな

って思わざるを得ないよな。

●AKB48選抜総選挙速報

もうスッカリ温度は冷めている今日この頃。乃木ドコに玲奈ちゃんが来ると聞いても、

 なんだかいじめられそうで見てられない・・・

て思わずテレビ消しちゃったし、、、。まぁこないだのAKBINGOの対決モノはかなりウッチーがキレキレのモノボケ見せてくれて久々満足だったけど、

 そりゃそうだよな、自分が大好きだった頃のAKBがほとんど残ってないんだもの。

余談だけど、今の僕の新しいスマホの壁紙、

2edb2fde ←これだもんな。つかもういろいろ泣ける。あきちゃに泣ける。佐江ちゃんに泣ける。とも~みに泣けるし、麻里子様とにゃんにゃんに泣ける。でもってあっちゃんと優子が抱き合ってるセンター・・・

 遠すぎる過去・・・

つか玲奈ちゃんと一緒にVしてる子がわからない。顔つきだけならトムに見えるけど、このメンツが全員現存してあきちゃが入ってた頃にはまだまだだったと思うし、そもそも玲奈ちゃんと仲が良いって、、、

 ぱるる、、、か!?

まぁ右上にゆいはんがいるということは、9期がいてもおかしくはないんだけど、、、だったら珠理奈がいないのが不思議というか、でも指原いるんだな、みたいな。17人いるから選抜ってことはないと思うんだけど、、、

 そんなことを思いつつ、、、思ったことをいくつか。

・まゆに一位取らせてやりたいな~。これ一番。もう十分センターの風格があると思う。っていうか、指原は「名実とも」とは言えないんだよな。どうしても。嫌いじゃないし、面白いとは思うけど、一度は「実力でまゆにセンターを取って貰いたい」ってスゲェ思う。一番努力してると思うし、まぁ投票しない僕が言うのもなんだけどさ。速報の12000差は大きいんだよな・・・。

・珠理奈3位がSKEの怖さつ凄さを感じさせる。前評ではさや姉が来るかも、とか言ってたけど、結局ゼニを使うのは関西より名古屋。特に珠理奈は年齢も若いし、期待値も高いと感じさせる。

 正直最近の珠理奈はあんましピンと来ないんですけどね。っていうか最近のAKB関連は全部ピンと来ないんですけどね。

・ゆきりんの強さを感じる4位。ライブの出来がいいというのは、ある意味AKB唯一のアイデンティティなのでは?

・正直まさかのぱるる5位。これがそのまま本戦の結果ではないにしろ、ここでここまで上ってくるというのは、ある意味「ぱるるスゲェな」と思う。同じような扱いに思えた川栄とは持ってるものが違うと感じさせる。つか、

 ついに9期の出世頭ゆいはんを抜いたのか

とも思うよな。柄じゃないけど。

・玲奈ちゃんが6位は順当。7位さや姉もまぁ順当。8位の柴田は、、、

 おまえ(オタ)スゲェな・・・

宝くじ2回くらい一等当てたんじゃないの?って感じ。

・かおたん・・・・・かおたん・・・

・はるっぴまさかのHKTセカンダリィポジション。おでこ隠してくれないと支持できないよ・・・。

・もりぽの11位、ゆいはん12位、たかみな13位辺りは、まぁ「あるかもね」って感じ。もりぽは本戦でどのくらいまで食い下がれるかって感じだけど、本音を言うと指原に注力せずにそっちに分散して欲しい気もする。

 ・・・14位の二村って誰!?

選抜圏内でこの子だけ全く知らない。っていうかランクインした全員を見ても、知らない子いっぱいいるけどね。

・きたりえまさかの15位。ヤツの良さに気付いてる人が多いのか、はたまた単に太オタがつっこんだのか。でもきたりえのかっこよさは僕も知ってるつもり。選抜返り咲いてくれると嬉しいんだけどな~。マジで。

・佐江ちゃんはここでは終わらないと思う。SKEオタのハートが掴めるかどうかだけど。・・・でもふと気付いて探してみたけど、みなるん42位なんだな。ここもまだ上がりそうな気がしないでもない。っていうか、

 SKEって貧乳が多いから、みなるんは貴重な戦力ではあるしな<何基準?

・にゃんにゃんの17位は厳しい感じだけど、選抜には入るだろうな。っていうか入って欲しいわ。

・だーすーは18位でも上等でしょう。でも当落線上にいるのは間違いないだろうな。

・磯原もSKEフォローを受けまくりに見えるけど、ファンからしたら本気なんだろうな。

・さくらたんはこの結果だけで言えば「HKT4番手」まで下がっちゃったんだな。まぁ指原は別格として、かなり悔しいだろうな。

・朱里の21位は、かなり重いよな。何より川栄が45位だからな。っていうか朱里はもともと実力があったし、川栄とセットじゃない方がいいんじゃないかって言われてたから、川栄が抜け出したことが結果朱里にプラスに働いた気もするんだよな。本戦もがんばれ!川栄に負けるな!

・朝長の22位より芽瑠の46位のがショック。ある意味川栄と朱里みたいな関係だよな。つか、芽瑠はショックだろうな~。センターでも順位が低いのってHKTだけだもんな。そんなに悪い子には見えないんだけど、オタウケが悪いってことなんだろうな。

・かとれなの23位は、本人大喜びだろうな。あとゆかるんの32位。この二人はこれが人生のピークじゃないかしら。

・ゆりあの24位は悲喜こもごもというか、やっぱりくーみんと離れちゃったのが一番のマイナスな気がする。くーみんがいてこそゆりあの魅力がはじけるというか、最近光りが失われつつある感じが凄く悲しい。ちなみに僕のスマホ、まとめんばーのアイコンはゆりあです。

・25位まさかのみるきー。何て言うか、、、これはでも単純にみるきーが悪いというだけじゃないと思うんだよな。NMBが全体的に弱いというか、楽曲も初期の頃のような魅力がなくなったし、SKEほどハートをがっちり掴み続けてる感じでもないし。つかHKTの躍進は、九州に久しく「お金を注げる相手」がいなかったってことなのかな、と思ったりもするんだよな。28位にキャップが入ったりしてるしな。

26位のななたんは、この順位を維持できれば上出来でしょう。難しいと思うけど。

あとはとびとびで、

30位わさみん、よくがんばったなー

34位こじまこ、嬉しいだろうけど、安心は出来ないよな。

39位すずらん、本戦も戦えるだけの体力が残ってるのか心配。

41位みぃちゃん、、、僕は今でも結構好きなんだけど、正解がわかりづらいのがかわいそうって感じ。バラエティに出てても、何を言えば許されるのかが難し過ぎるもん。

47位のトムは、、、まだ上がるかな。個人的に彼女の言葉の中で、大島優子に「どうしたら勝ち組になれますか?」ってのがすごくフックしてる。どん欲な気もするし、ズルい気もする。嫌いじゃないけど、難しいとも思うんだよな。SHOWFIGHTみたいな曲のセンターはまさにうってつけだったけど、AKBのシングル曲でって考えると、やっぱり違和感が拭えないんだよな。

50位らぶたんは立派。52位のみおりんも。っていうか、SKE関連のカードがやっぱり強い気はするけどな。つかみおりんはNMBだけども。

56位の生駒ちゃんは、なんとかランクインさえしてくれればいいよ。圏外じゃ誰も幸せになれない気がする。

みゃおの60位はこれが精一杯だろうな。本戦には難しいだろうな。しかし、

 あきちゃの64位、あんにんの77位は、、、

何が悪いのかわからなくなって、自分を責めなきゃいいけどって思ってしまう。逆に、

 はるきゃんの80位は全然ヨユー。

このラインナップでよく踏みとどまったなって思う。しーちゃんとかサックリ消えてるのに。

最後は79位の茂木忍。この子が評価されるのは素直に嬉しい。相笠萌はランク外だったけど、茂木とはセットでランクインして欲しいな。体張ってる子は報われて欲しい。まぁみんな体張ってるのかも知れないけどさ。

・・・

とにかく、

 指原は連覇してもいいけど、一度はまゆに一位を取らせたい

これかな。今回は指原が取ってもいいけど、いつかはまゆが実力で一位を取って欲しいってスゲェ思う。何て言うか、

 まゆってAKBの「最後の生き残り」って気がするもんな。

●今週のBORDERが良かった!

正直タイトルの「敗北」からしてテンション大幅ダウンで、途中何度か見るのを止めようと思ったけど、なんとか踏ん張ってみてたら、

 超カッケー顔連発!

ぐりしゅんだけでなく、今回のヒールだった「掃除屋」、誰か知らないけど、あの人魅力あったな~。ビリビリ来る感じ?やっぱヒールはああじゃなきゃイカン。プライベートでクラシックを聴くとことか、

 やっぱヒールはこうじゃなきゃイカン!

しみじみ思った。僕みたいなミーハーには、ああいうアイコンがわかりやすくて良い。っていうか、

 ぐりしゅんは感情的が超うめぇ!

前から嫌いじゃなかったけど、こういうのを見るとホント惚れるね。「男が見てかっこいいと思う男像」みたいな感じ。逆に班長は、、、

 まぁ、、、しょうがないんだろうけどさ。

って感じ。個人的には2週またぎでもいいから決着を付けて欲しかった気はしたな。

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2014年5月24日 (土)

だだっ子

今日お店に来たお客様の話。推定3歳の娘と、5歳の息子を連れたお母さん。ひとしきりお買い物を終え、帰る談になって娘が、

 これが欲しい!

と駄々をこね始めた。とりあえずお母さんは娘をだっこして、こちらはこれで収束。しかし息子の方も、

 これが欲しい!

と追い打ちを掛ける。しかしお母さんは既に娘をだっこしていて、両手がふさがっている。

 ダメ。前買ったでしょ。もう帰りますよ。

丁寧ながら毅然とした口調で諭すように言う。

 いーーーやーーーーだーーーーー買ってーーーーーーーーー

絵に描いたようなだだっ子である。正直振り回してる商品が落ちて割れてしまわないか心配になる。
※持っていたのは弁当箱。さすがにこれはいくつもいらない。

しかし、ここで僕がどうこう言うのもどうかとも思う。というか、このお母さんの口調だと、

 たとえ弁当箱が落ちて壊れても、たぶん謝ってそのまま帰ってしまいそうだ。

途中見かねたウチのお袋が「よく絵を見て、今度来た時にまた買ってもらおう」と助け船?を出すが、そんなのは彼の心に届くわけはない。とにかく買ってもらうまでは帰らないという様相だ。

しばらく、、、回数にして10回ほど、母と子の攻防は続いたが、途中息子がそのまま持って帰ろうとするとさすがにお母さんもそれをたしなめる。というか、

 それはお金を払わずに持って行ったらダメです。

キッパリと言ってはいるが、買って上げるつもりはないらしい。結局特に口調が荒げられることもなく、最終的に息子が折れて、

 ここに置いておく。

その直後、

 だっこだっこだっこーーーーー

そりゃ無理だ。両手がふさがってるんだもの。

退店。

見ていて一番思ったことは、

 自分の子供はあんな風に駄々をこねたことがあっただろうか。

少なくとも何かが欲しくて駄々をこねたことが一度でもあっただろうか。

買って買って買って-と喚き散らしながら、親と舌戦を繰り広げたことはあったであろうか。

 僕の記憶にはない。

長男はたぶん一度もないし、娘も「駄々をこねたのは2回」。どちらも寝転んでわーわー言ってはいたが、

 むしろ新鮮にして愉快だったので、笑顔で対応。

というかこれも「買って欲しくて駄々をこねていたわけではない」。たぶんどっかに行きたいとかそういうのだったと思う。

まぁ親としてのつとめというのは、幼少期だけに責任があるわけではない。当然思春期から、それこそ自分で働いて給料を稼ぐ直前までは、事実上親の責任だ。

だから、どの時点での子供が「いい子」であるか、どの時点での子供が「いい子であって欲しいか」もまた、多少なりとズレががあるとは思う。未就学児の時点でだだっ子でも、思春期に不良にならずマジメに学校に通い、人生をエンジョイしてくれればそれが一番かも知れないし、第一反抗期にわがままし放題だった結果、大人になっても親離れできないのを、

 親が望むかも知れない。

少なくとも現時点で長男が僕に何らかのコンタクトを取ってくることはない。高校を卒業する頃には、僕もそれほど親父と話したりもしなくなったし、
※まぁ中学入学の頃からという言い方もあるけど。
特段仲が悪いわけではなかったと思うが、お袋や妹と距離を置いた記憶もない。

 まぁ第一次反抗期は凄まじかったらしいが(僕の場合)

自分の子供が「こうではなかった」と思う一方で、この子が今後どう成長していき、どんな中学生、高校生になるんだろうと考える。妹の子供達も、「それは甘やかしすぎだろう」と僕から見て感じることがあっても、
※特に勉強面とか
それがそのまま落ちこぼれになるとは限らない。

 人生は何がその人にとって幸せなのか、第三者からは全くわからない。

妹は出戻りで、子供達も小学生、保育園時代に転校を経験しているが、毎日のように近所の子供を呼んだり、遊びに行ったりしているのを見ると、それはそれで問題がないどころか、これが幸せだったのかな、とも思う。特に長女に至っては、小学校入学時にランドセルが背負えるのか?というくらい体が小さくひ弱だったが、今(中一)は普通にクラスの真ん中辺だ。

もし自分が大学生で卒論を書くような状況になったとしたら、このネタを掘り下げてみたいかな、と思った。子供の頃から中学高校大人に至る過程で、反抗期の度合い、親への依存度、親の対応等々。

 まぁ多くは恥ずかしくて語りたがらないプライベートな内容になってしまって、研究もクソもないのかも知れないがな。

しかし、正直な話、自分の子供だったら絶対あんな「駄々をこねさせ続け」はしなかったな。人生の浪費だし、外堀からもっと追い詰めていったと思う。

 これを買うなら、他に何を犠牲にする?今月のお小遣い。来月のお小遣い全部ナシでもいいのか?一週間テレビ禁止でもいいのか?二度とお母さんがだっこしないけどいいのか?

 子供を追い詰めることが正解かどうかはわからないが、少なくとも早く帰るという目的は達成できると思うのだ。

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2014年5月23日 (金)

ゲームの話を少々

最近スマホばっかだったけど、昨日は久々に遊んだ。ハードのハードルは高いかも知れないけど、オススメ度は高いぜよ?

●エスケープゴート2 ESCAPE GOAT2 PC版Steam 9.99ドル
http://www.4gamer.net/games/040/G004096/20140401043/

先日リリースを知り、「欲しいな~欲しいな~超欲しいな~今欲しいゲームはたぶんこれくらいしかないよな~あ~欲しい是非欲しい誰か買ってくれないかな~」と寝転がってゴロゴロしていたら、

 誕生日襲来!!キュインキュインキュイーーーン!!!

かみさんがお菓子とケーキをくれたが、意を決して、

 「2000円くらいで欲しいゲームがあるんですけど・・・」

と直談判したら、あっさりOKのサイン!・・・「OKのサイン」って何だっけ?
ここで1000円ではなく2000円にした理由は、本作以外に「洞窟物語」作者の新作「ケロブラスター」も欲しかったからなのだが、それについては後述。

・・・

固定画面のアクションパズルで、前作同様アクション対パズルのバランスは前者寄り。「ソロモンの鍵くらいと言えばわかりやすい」のも前作同様。

こういうユーザーがエディット出来る仕様を乗せる様なゲームは、とかく難度が高すぎて辟易としてしまうケースが多いが、本作は、前作同様導入からの難度上昇係数が穏やかで、とても気持ちよくPS(プレイヤースキル)を上げていける。

グラフィックも前作がファミコンレベルだったのに対し、
※360版は価格も120円ではあったけれども。
 →今調べたらSteam版は4.99ドルもするんだな・・・
本作はプレステレベルまで大きく向上し、シンプルでありつつも豪華になった。

面数も増え、中盤以降の難度も上がったが、その歯ごたえは、「こんなの解けるか!?・・・あ、う、、、あ!!」的な絶妙なものが多く、そのバランス調整にはこれまた前作同様うならざるを得ない。

途中から「一気にクリアしちゃうのはもったいないかも」と思い始め、
※言っても前作の8倍強の価格なわけだし。
ややペースを抑え気味にプレイしているが、前作と違って今回はネットで他のプレイヤーが作った面をプレイすることも出来そうだし、
※イマイチやり方が分かってないのだけど・・・
しっかり「プレイ時間的にも」価格分楽しませて貰えたらいいなって感じ。

クリス評価は★★★☆。欲しくて欲しくて仕方なかった一本だけに、やっぱり期待は裏切られなかった。Steam入れてる人で、固定画面のアクションパズルが嫌いじゃない人にオススメ。まぁ萌えも燃えも全くないし、見た目は地味だけどね。あと安くないし。

 でも7点だからな!

僕の「7点」に信用がある人なら、この地味な見た目に騙されずプレイをオススメします。長時間は楽しめないかも知れないけど、「ゲームって面白かったんだよな~」と再認識する良ゲーだと思いますよ(^^。

追記:9-4がもう涙が涸れるほどプレイしてなおクリア出来ず、最終的に答えを見てしまいました・・・。

 わかんねぇよ・・・

思い込みが視野を狭くするケースというのは日常生活にも多々あることではありますが、いやほんと、

 悔しい・・・ぜ・・・グフッ

って感じ。ランバ・ラルな感じザクとは違う感じ。

あ~でも他にもいくつも詰まってはなんとかクリアしてる面も多いんだよね。7-6とかマジ吐血ってくらい苦労したし。でもそれでも、

 やっぱ面白れー。
※あえて「!!」を付けない表記でリアリティを演出。

でもユーザーが作った面が遊べないんだよな~。XPじゃダメなのかしら。ギャフンだぜ。マッタク。

●ケロブラスター PC版 PLAYISM 720円※iPhone版500円
http://www.4gamer.net/games/040/G004096/20140520085/

洞窟物語の「開発室Pixel」待望の新作。・・・なのだけど、そのグラフィックはむしろスーファミレベルからファミコンレベルに退化してしまい、見れば見るほど「洞窟物語を作るための習作」にしか見えない。

PLAYISMというインディーズゲームサイトに行くと、Pixelの「ケロブラスター動作確認ゲーム」というのが無料でアップされていて、「とりあえずこちらをやってみるか」と遊んでみたら、

 スゲェつまんない。

結果、ケロブラスターもレジストする気が失せてしまった感じ。

洞窟物語が今更僕が語るまでもない傑作の中の傑作だが、やはりあれはフリーで遊べるという入り口がそのゲームの魅力を広く知らしめることに大きく貢献したのだと思う。見た目的にもケロブラスターよりファンシーだったし、もし本作を「買わせよう」と思うのなら、むしろ面白みの薄い動作確認ゲーなんかより、ケロブラスターの序盤をプレイ出来る体験版のような、
※面白ければレジストして継続プレイ出来るような
そんな仕組みが欲しかった気がする。

ただ、貼り付けたリンクにもある4gamerのコメントにも見られるように、プレイした人の評価は高い。図らずも上記「2Dサイドビューアクション」という近しいジャンルのゲームをプレイしているので今回はスルーしてしまったけど、近い将来購入の可能性は低からずあるというところかな。

●テスラグラッド TESLAGRAD PC版Steam 通常9.99ドル5/27まで6.69ドル
http://store.steampowered.com/video/249590?l=japanese

舌の根も乾かないウチに、「2Dサイドビューアクション」を買ったのか、という話。タイトルは以前体験版を拙ブログでレビューしているが、
http://cris-deepsquare.cocolog-nifty.com/top/2014/01/steam-1038.html

 値段が下がるのを待望していたタイトルだったので、ついレジスト。

たかが330円されど330円だ。

でもまだインストールしただけで遊んではいない。ともかくケロブラスターのとこにも書いたけど、「序盤遊べたことで良さに気付くことが出来た」作品。まず間違いなく「普通に楽しい」だろうな、と期待。グラフィックのテイストも非常によろしいし。

●THE LEGEND OF HOLY ARCHER アンドロイド無料 iPhoneにもある
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.summer.time.studio.HolyArcher

最近何度か名前を出している、スマホ用のアクションゲーム。以前拙ブログでも紹介しているのでそちらの記事もご参考に↓
http://cris-deepsquare.cocolog-nifty.com/top/2013/04/the-legend-of-h.html

上記の記事を読むとわかるのだけど、当時から僕はこのゲームを絶大に評価していて、同時に、

 スペック不足による評価減が見て取れる。

しかし、スペックさえあれば、(記事にもあるように)「普通に8点クラスの超優等生」だった。
※まぁそうは言ってもリアルなところ★★★☆って感じだけど。

とにかくグラフィック、音楽、操作性が良く、オリジナリティも高い。ひとつひとつの面(=マップ)はそれほど広くないが、高速な矢を操作し、飛距離が尽きたり、障害物に命中したらまた射るところからやりなおしになるため、マップ内の探索も楽しくささやかな達成感満足感も刺激してくれる。

正直言うと以前のプレイでは、武器である弓を手に入れるには、各マップにひとつずつある「弓入りの金箱」に命中させつつクリアしなければならない、と思い込んでいたのだけど、昨日見つけたサイトで、

 普通に買えることが発覚!
※チェーンでがんじがらめになってるけど、普通にお金で買える。

思わずお金を貯めて強い弓を買ったら、、、

 楽にはなったけど、各面を探索する楽しさが激減してしまった・・・

うーむしくじった。でも買えない仕様よりは買える仕様の方がイイとも思うんだよね。ある程度の救済措置はこのハードなゲームに不可欠だとも思うし。

ともかく、もし僕のブログで興味を持った方は、「弓購入をガマンして」ぜひ遊んでみて欲しいと思う。かなり大きくて重いタイトルだけど、

 ついバッテリーが10%切るまで遊び倒しちゃったからな。

・ささやかな攻略メモ

最初の弓は飛距離も短く威力も弱いけど、一面をクリアするのは容易。二面から早くも「途中で緑の飛距離延長アイテム」を取らないとボスまで矢が届かないという状況になるが、ここはがんばって目の前にある金箱(弓入り)を開けつつクリアして欲しい。そうすればかなり強くなれるし、良さも見えてくるはず。つか結構探索してるけど未だに一面の弓が見つからないよママ・・・。

あと6面の弓の場所もわかったのでメモしておく。ボスに向かって左奥(ボスの右手の後ろ辺りの高台)にある金箱が弓。「弓買うのガマンするプレイ」だと、ゲーム中に手に入る弓が生命線になる。まぁコンティニューもゲーム内通貨で出来るし、慣れればかなり命中率も上がっていくので、

 鬼門である3面がクリア出来るかどうか

かも知れないけどね。いやホント名作だからっ!思わず同社の「ANCIENT SURFER」と「Dark Reaper Shoots!」、「ANIMAL'S JEWEL」「OPERA COIN」も入れちゃったくらいだからね(^^。

●妖怪ウォッチ2予約した

ゲオで税込4460円7月10日発売。まぁこれは買わなきゃだろ、と。自店でグッズを扱う手前もあるし。

●アクションモグラ

あれから全然やってないのだけど、

 心の中では続きがやりたくてしょうがなくなってるっ!

でもエスケープゴート2やホーリーアーチャーのが僅差で勝り、放置中。

 なんだかんだで高評価なゲームがいくつもストックされている充実感。

それぞれがダークソウルやモンハンのようなビッグバジェットなタイトルでないのは物足りないけど、

 良ゲーに格差無し!<意味がわかって言ってない・・・

つかホーリーアーチャーホント面白れー。エスケープゴート2もマジオモシレー。ちょっぴり幸せ。誰か遊んばないかな~。

追記:●OPERA COIN

ホーリーアーチャー作ったところの別ゲー。コインゲームなのだけど、

 過去に例を見ないくらい簡単に大量に出る。

でも闇雲に叩きまくってると徐々に減っていくあたり、完全に「接待ゲー」というわけでもなさそう。

さして派手なイベントがあるわけでもないが、
※地味なイベントはある
とにかくコインが貯まっていく感じ、まとめてガツンとポケットに入る感じは、素直に気持ちよく、楽しい。ついつい長時間やり続けてしまったくらい。

 非生産的なゲーム性の代表みたいな内容だけど。

ともかく、楽しかったのは事実なので評価は★★★と高め。子供相手のお気楽ゲームとしてとても優秀な一本という感じかな。
※ちなみにゼロになっちゃうと「20秒で1枚」を待たなきゃいけない。でもちょっとだけ考えながらプレイしていて現在200→950くらいになってるので、そうそうゼロにはならないとも思うけどね。

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2014年5月22日 (木)

PCフリーゲームいくつか~その2~

歳と共に楽しいと感じるツボ、感性が移ろうのはごくごく自然な話。齢44にもなって、未だにゲーム、ゲームって、、、ろくな大人じゃないな!オレは!っていうかもしブログ書いてなかったら、案外ゲームとかやめてたかもってちょっと思う。スマホ変えてから数日、ほとんどゲームしてないけど、案外平気だったりするし、そもそもやりたくなるようなゲームが出ないしな。

今回は前回紹介し損ねた4本をご紹介するわけだけど、どれもそれなりに評価をもらっている作品なのにも関わらず、意外と楽しめない自分がいた、というか、厳選に厳選を重ねてチョイスし、購入している「猛者」たちと、ツクールを使って素人が作ったゲームを同尺度で語ろうというのがそもそも間違っているのかも知れないけど、やっぱこれもこれで、時と共に楽しく感じさせるエンジンの排気量が上がってるというか、ハードルが高くなってきているのかも知れないな。

冒頭から余談だけど、スーパーマリオ、あんじゃん?あれって今でもシリーズが作られてて、やればそれなりには楽しいんだけど、たとえばテラリアとかと比べて、「沼に落ちて行くような感覚でハマる」ということはない。一回やって満足というか、まぁ満足ではないのだけど、数時間ブッ通しで遊び続けたいと思わせるトリガーが「ない」。
※足りないのではなく「ない」。

最初から任天堂が「ゲームを遊び続けさせない」ようにそう作ってる可能性もなくはないけど、一日遊び終えて、翌日また起動したくならないのはなんでなんだろうと思う。あの手のゲームで、子供と一緒に遊ぶとかじゃなく、完全に自分の意志で完遂したのは、SFCの「星のカービィスーパーデラックス」まで遡ってしまう。
※3Dなら「マリオ64」かな。

シューティングゲームでもそうだけど、同じ面を繰り返し繰り返しがんばれないだけでなく、新たな面にもほとんどワクワクしない。森があり氷があり砂漠やピラミッド(遺跡)があり、未来があり洞窟があり、お城や要塞や、、、。

でもそういうシチュエーションだけがゲームのモチベーターでないことは、ハマりこんで明け方近くまで遊んでしまうゲームがあることからも間違いない。

僕が思うに、

昔のゲーム、ゲームセンターにあったゲームが家庭用に移植される、その移植度を問われていた頃のゲームは、まず「100円を入れさせる」ことが重要だった。キャッチーであり、わかりやすく、魅力的な入り口が、ゲームとしての非常に重要な魅力のポイントだった。だが今は、、、というか少なくとも僕が求めているのは、

 ゲームを止めさせない工夫。

スタート直後、RPGなら最初の戦闘、アクションやシューティングなら最初の面から、レベルアップ、次の街、次の面、ボス、そして次の面への流れなど、全てに「やめられなくなる」仕掛けが不可欠だと思う。

冒頭でストーリーとかの長文を読ませる。ロードが長い。説明が多い。ルールが複雑で一気にまくしたてられるのもウンザリする。わかりにくいパラメータ、変化のないレベルアップ、目的や目標が曖昧だったり、仮にあってもそれを実感させない距離感・・・。

今は昔と違ってタダで遊べるゲームが山ほどある。ホントに山ほどだ。体験版ですら有料だった時代とは全く違うのだ。モグラを叩くだけのシンプルなゲーム性に4000円払うバカはいないのだ。

ゲーム業界に限らず、お金を稼ぐのは大変な世の中だ。「基本プレイ無料」でも、最後まで無料のまま遊ばれては困る。でも課金臭がキツ過ぎるのも疎ましがられる。遊ぶ方も気持ちよくお金を使いたいし、気持ちよくお金を使いたくなるだけの面白さが、継続するモチベーターが欲しい。

最近のタイトルだと、ドラゴンフライトはかなり良く出来たゲームだと思った。LINEという強力なバックボーンとリンクしてプレイヤーを増殖させ、閉じたランキングで優越感を刺激し、課金コンテンツも嫌味じゃなく、グラフィックやシステムもキャッチーで間口が広いくせに、それなりに遊び込める(すぐ行動ポイントが枯渇するわけじゃない)バランスになっていた。

友達と一緒にゲームを遊ぶのは楽しい。ひとりなら「不条理」でも、友達となら「手強いな!」になる。でも友達と同じゲームを買うのはなかなか大変だ。それが面白いかどうかもわからない状態で、何千円も払うハードルは高い。

言っちゃなんだが、ネットで顔が見えない相手と一緒に戦う(共闘も対戦も)なんてのは、オレに言わせたら全く面白くなんてない。相手が強ければ凹むだけだし、弱くても優越感など感じない。だって相手は3歳とかかも知れないんだもの。ゲームを始めたばかりの人なのかも知れないんだもの。

もちろんそれはメーカーも理解しているからこそ、WiiでもPS4でも、コミュニティの重要性を掘り下げて組み込んでいるし、パズドラほかスマホゲームのテレビCMも、知り合いとのコミュニケーションを中心に据えている。

 要は、「ひとりではゲームを続けられなくなってきている」

ということなのだ。

鮮度やドキドキや衝撃を伴った「新たな娯楽」としての魅力は、今のコンピュータゲームからは「消費し尽くしてしまった」。継続してプレイさせるには、常にプレイヤーがメリットを感じ続けられるインフレ報酬と、コミュニケーションの場、環境が不可欠になっていく気がする。

 でもネットにはホントどうしようもないヤツもいるからな。

なかなか難しいところなんだよな。全員が善人なわけはないし、もし仮に全員が善人であっても、既にそうではないと思い込んでる人を誘い出すのは難しい。堅い食べ物を除くように、悪人を徹底的に排除する強力なフィルターおよびシステムが要る。その上で遊べば、きっとスーパーマリオでもずっと楽しめると思う。

ここまでで結構燃え尽きちゃったので、感想はごくごく軽く・・・。

●マージカルマン イトア
http://yuyak106.wix.com/area106#!game/c21nl

2D俯瞰ドット絵のRPG。物語が凝っていて、「良く出来ている感」が凄く強く、スクリプトも悪くないが、結局はフラグ潰しの繰り返しになってしまい、無駄な移動やチェックがモチベーションを下げてしまう。

よく「良く出来たフリーゲーム」に対して、「フリーとは思えない」という感想が見られ、本作にもそれらは多かったが、僕が感じたのは、

 古さ。

スーファミの頃だったらスゲェ面白かったんだろうな、と思ってしまう。時間を無駄遣いさせちゃダメに「なってきてしまった」と思う。昔に遊びたかった。でも良く出来てるけどね。★★☆。

●Ruina廃都の物語
http://homepage1.nifty.com/blackhat/ftotfr/game.htm

これもマージカルマン以上に古さを感じさせるゲーム。スーファミというよりゲームボーイのDT(ゲームスタジオが作ったゲーム)みたいな印象と、「ゲームブックライク」なスクリプトは、こないだ僕が書いてたダークソウルの情景描写を思い起こさせた。

雰囲気も悪くないし、奥も深そうなんだけど、フリーカーソルをパッドで操作するチューニングが不安定で、
※特に360コントローラだと。
基本オートで戦う感じなのにカーソルを毎回動かさなきゃならなかったり、あまり眠らない(体力回復しない)でプレイした方がのちのち良いことがあるとにおわせるだけにおわせて、そのメリットが不透明だったりと、ディティールに甘さ、古さが見られる。

他にやるゲームがない高校時代とかでクラスメート4人くらいで一緒にプレイしたりすれば、十分楽しさが味わえただろうと思うけど、今の目には正直厳しいという感じ。★★。

●ありふれたホシの終末期NextPhase
http://crazyiscream.com/dl.html

横スクロールではあるけど、基本全滅→進むの繰り返しなので、事実上固定画面のアクションシューティング。

ジャンル的には非常に好みではあるのだけど、ボスの攻撃が弾幕で、そっちに経験値が低い自分にはイマイチ楽しさが伝わってこなかった。あと世界観やストーリーも凝っているが、それが好みじゃない自分には蛇足でしかなく、一言で言えば、

 自分には合わなかった。

評価は★。でも好きな人なら6点くらいまでは上がると思う内容ではあったかな。

●アクションモグラ
http://hp.vector.co.jp/authors/VA036419/game.html

冒頭の話をしたくなったのは、このタイトルのせい。ぶっちゃけ言うと、

 スゲェ面白いと思う。

でもって完成度も高いし、賞を取ったというのも頷ける。クラス的には「洞窟物語」を100としたら、90くらいの完成度で、これこそまさに「フリーとは思えない」
※完成度の点で
内容のタイトルだ。純粋なクリス評価でも★★★☆くらいある。

だがしかし、なのである。

僕は一日目「これは面白いな~」と本気で楽しんでプレイしたにも関わらず、

 翌日もうやってないのである。

あんなに楽しめていたはずなのに、別に謎で詰まったとか、目の前のニンジンがなくなったというわけでもないのに、

 翌日までやる気が継続しない。持ちこたえられなかったのである。

つまりこのゲームは、

 面白いがひとりではそれが100%維持出来ないタイプのゲーム

だったのだ。例えば長男でも娘でもいいが、誰かと一緒にやっていればたぶん全然そのモチベは薄れなかったんじゃないかと思う。このゲームがたとえば3DSに無料配信され、「みんなで遊ぼうよ!」と盛り上がるイベントの内側にいることが出来たとしたら、

 こりゃスゲェのが出てきたな!

とお祭り騒ぎになったかも知れない。そのくらいのゲームなのだ。

たしかにジャンプはクセがあり、動きがモサっとしてはいる。だが、徐々にいろんなことが出来るようになり、個々の敵への対処法が見えてくるバランスはまさに秀逸。一度クリアしたマップでも、アイテムやルートが隠されている可能性をはらみ、再度プレイしたくなる構造も素晴らしい。スクリプト、グラフィックは洞窟物語に匹敵するレベルだし、
※音楽は洞窟物語の方が上だけど。

 本当に素晴らしいゲームだと思う。

でもそれを「楽しみ続けられない」自分がいるのも事実。

誰が悪いということじゃないんだと思う。もっと言えばそれこそが「老い」なのかも知れないとも思うけど、、、

 クリアまで遊ぶことが出来なかったんだよな。

・・・

余談だけど、洞窟物語のスタッフが新作をリリースしたね。1000円くらいだったかな。見た目がもう全然違っていて、正直魅力は薄い。でも遊んだら遊んだで面白いかも、とも思うんだよな。まぁスマホ買ってお財布が厳しくなってるから、よほどの事がない限り重い腰は上がらないんだけどな。

それともう一つ。6/2にPS3版テラリアに大型アップデートが来るというニュースが!これは無料だし、単純に、

 スゲェ楽しみ!

あれこそモチベーションを途切れさせない構造の見本みたいなゲームだと僕が思ってる傑作だからな。

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2014年5月21日 (水)

携帯ゲーム機の系譜と未来

ざっくり言えば、

ゲーム&ウォッチ(1980.4)→ゲームボーイ(1989.4)→ゲームボーイカラー(1998.10)→ゲームボーイアドバンス(2001.3)→ニンテンドーDS(2004.11)→3DS(2011.2)。ウィキペディアを見ると、3DSが第8世代らしいのだけど、「第1世代は存在しない」とかわけのわからない記述もあるので、実際国内の歴史で言えば、第3世代のゲーム&ウォッチが最古の携帯コンピュータゲーム機で、そこから6世代目が現在の3DSや3DSLLということになる。なので、このネタでは「ゲーム&ウォッチ」を第1世代として話を進めることにする。

何となくそれぞれの進化に目をやってみる。

●第1世代→第2世代~ゲームボーイへ~期間9年

・複数のゲームが一つのハードで動くようになる
・ドットマトリックス表示で、あらかじめ定められた「絵」以外のものを動かせるようになる。
・BEEP音からステレオFM音源(3音くらいだったと思うけど)になり、音楽として聴けるレベルに。
・ボタン電池から単三電池に
・テトリスやポケモンなど、第2世代から既に複数のプレイヤーによるデータ通信が可能になっていた。

●第2世代→第3世代~ゲームボーイカラーへ~期間9年6ヶ月
※第3世代にはゲームボーイライトや、ネオジオポケット、ワンダースワンなども含まれる。

・小型軽量化が進む
・液晶がTFTになり、残像が激的に軽減された。

●第3世代→第4世代~ゲームボーイアドバンスへ~期間2年5ヶ月

・画面が大型化し、表示可能な色数も大幅に増えた。
 ※ゲームボーイカラーが32768色中56色なのに対し、アドバンスは32768色。
・LRボタンの登場
・「ファミコンライク」から「スーファミライク」、ROMの容量も飛躍的に増えた。

●第4世代→第5世代~ニンテンドーDSへ~期間3年8ヶ月

・前世代から劇的な変貌を遂げ、任天堂の業界首位を奪還させた。
・2画面、タッチスクリーン、マイク、フロント4ボタン、バックライトに、アドバンス用とダブルスロット。前世代でも下位互換はあったが、ダブルスロットはここから。
・充電池の採用
・スーファミライクから64ライク(クオリティ)にスペックアップ。
・インターネットへの無線通信機能も。
・同時発色も26万色に。
・音源もサンプリングで生音に近い物が出るようになり、音声の再生もよりクリアに。

●第5世代→第6世代~3DSへ~期間6年3ヶ月

・裸眼3D立体視対応
・高解像度化 256*192→(正面)800*240(左右別映像なので実質400*240)
・1677万色表示
・SDカードスロット
・64クオリティからGCクオリティへ(ちょっと言い過ぎだけど)
・スライドパッド追加
・ネットへの親和性UP
・カメラ搭載
・モーションセンサー、ジャイロセンサー
※ウィキペ見てのことだけど、現在3DS用タイトルには「4GB」もの容量を持つROMがあるのだとか。一層式DVD並であり、GCやドリームキャスト以上の容量だ。意外とスゲェ。

●第6世代→第7世代~次世代へ~現在3年3ヶ月経過

・・・果たして。

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ここからどうなるのか、が今回の本題でもあるのだけど、過去の流れを考えると、「3年3ヶ月」では、まだ明確なブレイクスルーは期待薄というのがまずひとつ考えられる。ゲームボーイと初代DSは、それぞれポケモンと脳トレで文字通り世界を一新するほどの結果を残したが、3DSがそうなれたかと言えば答えはNOだろう。シェアや台数こそそれなりの成績を残してはいるが、勢いや(曖昧な表現ではあるものの)「人気」という点では、もう一歩爆発力に欠けていたという印象が残る。

しかし、これも当然のことながら、それらの印象はあくまで「ソフトありき」だ。ポケモンやテトリス、脳トレなしに過去のハードがブレイクしたわけではない。3DSも、今後そういったタイトルがリリースされないとも限らないし、そもそもスペック的にはこれで「かなり十分」なレベルに到達しているという気もする。

漠然とだが、アドバンス→DSと比べ、DS→3DSのスペックアップは地味だった印象があったが、こうして文字にしてみると、あながちそうとも言えない。26万色が1600万色になったときの印象が、56色から32000色に増えたときの印象を凌駕するとは言えないが、立体視以外にもカメラやネット、そして外部ストレージの採用など、結構な「付け足し」をしていたのだ。

・・・

3年3ヶ月ではまだ新しい、次世代の任天堂新型携帯ゲーム機がリリースするには早すぎるとも言える。だが、別にこれが6年だろうと10年だろうと、次のことを考えることそのものは悪いことじゃない。まぁ世界中でそういう会話は為されているのだろうが、クリス的な視点をあらためて見つけてみようと思う。

まず、ゲームボーイアドバンスがDSになったレベルの「落差」を、3DSから感じさせようとした場合、その変化は、絶対的にハードルが高い。なぜなら、先も書いたように、1600万色はすでに発色数の事実上の上限であり、それ以上綺麗にするには、

 高解像度化するしかない。

ただ、これは他社ハードに対して特に任天堂が後れを取ってきた
※もちろん確信犯的な物も含めて、だが。
分野であり、いきなり携帯機でフルHDというのは、バッテリーや液晶の歩留まり、耐久力などの点で、「少々行き過ぎ」という気もする。ただ、そうは言ってもPCエンジンが256色だったときにいきなり32000色(4096色をすっ飛ばして)同時発色を売りにした過去があるのもまた任天堂。

 いきなり4K2Kを携帯機にぶつけてくる可能性も、全くゼロとは言い切れない。

今回は特に「明確な完成機」をイメージしているわけではないので、勝手気ままに妄想を吐露していく。

そして、インパクトという点でも、DSのデュアルスクリーンに匹敵する、立体視を超えるものと考えると、なかなか難しいところではある。ただ、DSが出るまでは、たとえそれがパソコンだろうとガジェットだろうと、「スクリーンが2枚ある機械」はなかったわけで、発想としては、

 ニンテンドーQS(クアッドスクリーン:4画面)

というのはちょっと面白いかな、とも思う。要するに、

 □□□
  □

こういう配置で、情報表示領域を右上と左上に増やす、というスタイルだ。「パタンパタンパタン」と3回ヒンジを稼働して展開させるため、故障や耐久力の点で大いに不安が残るが、そんなことばかり考えていても夢として面白くない。パッと思い浮かぶのはそれこそレースゲームや、情報量の多いRPG、シミュレーションゲームくらいだが、このままコネクト(他のプレイヤーとのつながり)要素が強化されていくのなら、

 上段左右に、同時プレイヤーの状況を表示

というのも、意外と面白いのかも知れない。これまでは、「パーソナルな画面」が携帯機の売りのひとつで、麻雀やトランプなど、他のプレイヤーに見せないことがメリットになっていたが、ここで再び他のプレイヤーの情報を開示することで、新たなゲーム性が生まれるかも知れない。

システム的なことではない進化としては、
※これは現状の任天堂の資本力では難しいのかも知れないが、

 ネットにどこでもフリーで繋がるようになる

これがもし実現するとしたら、

 間違いなく「3回目」のブレイクスルーたり得る。

ただ、この威力を本当に活かすには、「オモチャであり続けることを捨てる」必要もある気がする。ガワがトイライク「ではない」タイプをリリースしたり、それこそギャルからおじいちゃんまで「持ちたい」と思わせるプレゼンが重要になるだろう。フリーでネットに繋げられるという「ファイナルウェポン」は、もし実現するとしたら、それこそ一企業がどうこうというアプローチでは済まない気もするのだ。

でもまぁさすがにそれは無理だろうから、、、せいぜいドコモやソフバン、auと業務提携しての、「ニンテンドーハード限定の超低価格な定額制サービス」というところか。

どこまで規制出来るのか、インターフェイスをどうするかなど課題は山盛りではあるが、その昔DSが大爆発した際言われた、

 ひとり一台持っているということが、凄く大きな意味を持つ
 ※それを標準として世界が組み替えられ得る、という意味だったと思う。

という言葉が、本当に本当の実現を見る気もする。

 なんだかカタストロフィみたいだけど(^^;

インターフェイスに関しては、今スマホ業界も腐心してるように、なかなか強力な新機能というのが見えてこないのが実情だ。正直防水やフルセグ、お財布機能が任天堂携帯機に必要かと言われれば、それは違う気がするし、指紋認証とか音声入力とかも、
※多少はあってもイイかも知れないけど
「面白いゲーム(およびコンテンツ)」に直結するとも思いにくい。

スライドパッドや各種ボタンの使い勝手が向上して欲しいという気持ちは山盛りあるが、こればっかりはどんどん劣化してる部門だけに、僕的には全く期待できないというのが本音だ。せいぜい「ダブルスライドパッド」がいいところだろう。
※背面タッチパネルは絶対要らないと思うし。

地味な機能かも知れないけど、個人的にあってもいいんじゃないの?という機能としては、上画面のピボット、つまり縦横に回転する機能はあってもいいと思う。スマホのようにフル画面がタッチであるなら持ち替えるだけで済むが、DSのようなスタイルだと、どうしても縦画面のソフトを作りづらい。横を縦にするだけでどんどんゲームが面白くなるなら世話ないが、選択肢としては面白い気がする。

あと、さっきは「面白いゲームに直結しづらい」とは書いたけど、音声認識の精度は上がるに超したことはないとも思う。前もブログで書いた気がするけど、「声で操作出来る」というのは、実はまだまだ開発の余地がある分野だと思う。両手がふさがっていても、口で指示することでコマンドが入力出来る、というなら、それはそれで無数の強力なインターフェイスが増えることに相当する。モンハンで必死に逃げてる時、「ボス!」の一声で視点がボスに移動したり、走ってる最中に「回復G!」でサッと薬を飲んでくれたりすれば、プレイアビリティは明確に良くなる気がする。言いたくない声に出せない状況なら、これまで通りで良いわけだし。
※ただ、マイクの精度に対して慎重にチューンしないと、「お隣のプレイヤーの指示を聞いてしまう」ケースはあり得るかも知れないけど。

また、「実現して欲しいのになかなか実現しない」のが、「リアルサウンド」機能。つかこれは既に実現していてその上でそれを利用したタイトルが出てないだけなのかも知れないけど、例えばヘッドフォンをして音を聞く時、「あたかも直接人が息を吹きかけてるかのようなリアリティ」を持たせる技術。昔普通のテレビ放送時に僕自身が体験したことなので、別段特別な再生機械や高級なヘッドフォンが必要なわけじゃないけど、
※音声を収録する側には当然必要だろうけど。
任天堂が好きな「五感刺激型」の機能としては、もう一段階進化の余地がある気がするな。Qサウンドとかももっともっと強くアピールしてくれたら、「ヘッドフォンで聴こう」という気になるんだけど、なかなかアピールしてくれない=それをゲーム性に応用したタイトルが出てこないんだよな。実質この分野は「風のリグレット」だけだもんな。
※前述のリアリティがあったわけじゃないんだけど。

ソフトウェアに関しては、これまた個人的な希望になってしまうけど、「ラクガキ王国」や「マインクラフト」のようなクリエイティブなソフトを、本体機能に入れてしまって欲しい。あのペンで書いたものがそのまま送れる今の内蔵ソフトと、Miiを作る機能とかをもっと「遊べるもの」にして、他のプレイヤーにも見せたりやりとり出来たりすると嬉しいかなと。つかラクガキ王国のエディット機能をこのまま埋もれさすのは、凄く惜しい気がするんだよな。

・・・

ソフトウェアに関して、未来の形のひとつとして、

 フリーウェアがひとつの大きなカテゴリーとして成立する未来が来る気がする。

今の流れからだと何とも言えない部分もあるけど、例えばアイテム課金とか、体験版とかの「疑似フリー」ではなく、こないだ紹介したPCのフリーゲームや、マンガボックスのような「完全にフリーな」コンテンツを、かなり自由にダウンロードして見たり聞いたり遊んだり出来るようになる気がする。

言い換えれば、「フリーのコンテンツでもお金を生む仕組み」が出来ていく気がするから。それは広告かも知れないし、クリエイターの名前が売れて、仕事が増えていくことかも知れないし、何がどうリンクしてお金になるのかはまだわからないけど、

 多くの人間が強く指示するものは、実際にお金になっている。
※なめことかミクの作品群とか

そのためには十分なストレージや、取捨選択の仕組み、有料との明確な線引きとかが必要になっていくとは思うけど、これからの時代は、どんどん「求められるもの」の価値が上がっていくのは間違いないと思う。フリーウェアは絶対その一翼だと思うんだよね。

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あり得そうなものからとても無理なものまで、根拠も知識もない人間がのらりくらりと書いてみたりしたけど、重要なのはそれが実現するかどうかじゃなくて、

 楽しい未来が待っているかどうか

なんだよね。全て外してしまっても、3DSの後継機が、自分の暮らしを豊か愉快にする物であって欲しいなぁと思う次第ですよ(^^。

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2014年5月20日 (火)

GalaxyS5~その5~

誰も読んでないかと思ってビクビクしながら書いていたが、フォローがあったので気をよくして今日も書く。つかオフの友人にも言われたが、

 長すぎる

全く。自分で読み返してもちと長いなぁと思うほどだもの。

 でもそれだけ書きたいことがあるのだから仕方ない。

自分で言うのも何だけど、S5のレビューとしては、ある意味日本最長だと思う。お金貰えるわけでもないのに全くよくやるよ・・・。

まぁさすがに「その5」ともなれば、内容は随分ヌルくなっては来ちゃうけどな。っていうか、

 ヌルいから短いとは限らないけどな!<ドヤ顔

●レスポンスが悪い!?

特定のゲームで、というか画面の上を指で高速にスライドさせるタイプの操作を要求するゲーム、つまり、シューティングゲームにおいてその傾向が顕著に顕れることがわかった。これは「気がする」レベルではなく、

 ドラゴンフライトをものの1分プレイするだけで、すぐ感じる。

自機が指に付いて来ないのだ。ちょっとずつ位置がズレていき、再度置き直さないとまともに操作できなくなる。というか再度置き直す時点でまともに操作出来てないわけで、

 うーむ。

これが今日ダウンロードしたバンバカバンだか言う日本を舞台にした縦シューだともっと顕著になり、

 まともにゲームにならない。

じゃあ弾幕バラッドはどうかと言えば、

 起動すらしなくなってる・・・

まだリリース間もないハードだと言うこともあるのかも知れないけど、たとえばXBOXのゲームが全て360で動かないように、過去楽しめたタイトルがまともに動かないということは、あるのかも知れないな。

ただ、

 レジェンドオブホーリーアーチャーは、普通に動かせてる(気がする)

つかこのゲームの場合は、

 ハイスペックを要求するVSタッチレスポンスの不具合

が拮抗して、結果としてまともに動いていると錯覚しているのかも知れないが。

●15%になったので今度はコンセントで充電中

まだ充電中だから結果どうなるのかは、わからない。このブログを書き終える頃には結果が出ているだろう。っていうか、

 だったら結果が出てから書けばよくね?

と思った方、まだまだ甘いと言わざるを得ない。

これを書いておかないと、ブログを書き終えた段階でスッキリ忘れ去っている「自信がある」のだ。つまりこれは、振りでもなんでもなくただの「手のひらに書くメモ」なのだ。

●画面が広い

NEXUSは4.7インチ。S5は5.1インチ。スペック上はその差8.5%増だが、実際はさにあらず。

 NEXUSのホーム、戻る、履歴ボタンは、画面上に表示され、
 S5は画面外に用意されている。

しかし両機の高さは136mmと142mmで6mmしか差が無く、本体の表面積における画面の割合は、かなりS5の方が広い。つまり、

 体感で、PSPとVitaくらいの違いがある。
 ※PSPは4.3インチVitaは5インチ

つか、Vitaは183.6mmで219g(Wi-Fiモデル)で5インチなので、

 Vitaより小さくて軽いボディにVitaよりデカい画面と高解像度

なのだ。

つかまぁこの辺のスペックに関しては、正直他のスマホでも似たようなもんなので、ことS5だけの話ではないのだが、とりあえず、

 NEXUSからの移行組には特にその「画面大型化」の恩恵がデカい

ということは言えると思う。

●電話を掛けるのがちょっと便利

説明書見ていて気付いたレベルの話なのだけど、S5、というかアンドロイド4.4は、
※4.3とか4.2からかも知れないけど。
アドレス帳で、相手を選び、その人が表示された状態で耳に当てると、

 そのまま電話を掛けてくれる。
※「ピッ」と短い音がするので、反応してくれたこともわかる。

それまでは、画面で発信ボタンをタッチしなければならなかったので、ちょっとだけ便利。まぁ前回ご紹介したクイックダイヤルを使えば、画面上で相手を選んだ段階でダイヤルをし始めてくれるので、ある程度人数が限られてるのなら、そっちのが便利だったりはするけどね。

ただ、電話を切るのは時間が掛かる。特に相手がなかなか出ない時など、「受話器から耳を離してしばらくしないと画面が戻ってこない」。

瞬時に電話を切る方法があれば知りたいな~というところ。

●Win8の影響

ネットでS5の写真とか見ると、意外とホーム画面がシンプルというか、それこそダイヤルにフェイスブックに、グーグルプレイに、みたいな感じで、5~8個くらいしかアイコンが並んでなかったりする。何つか、

 シンプルでいいでしょ!

と言わんばかりである。

だがしかし、こちとらそんな画面をウットリ眺められるような人生は送ってきていない。というか、

 Win8の宣伝画面とか見て、軽くキレてて当然と思ってる。

みなさんはPCのデスクトップ上、起動直後の画面で結構ですが、いくつくらいアイコンが並んでますか?常駐は除いて、デスクトップ上と、左下のクイック起動アイコン。

 僕は全部で、「わずか83個」です。

ちなみにスマホだと、左右にスライドさせた画面を含めて60個ほどでしょうか。
※当然ひとまとめにされた物も含まれる。S5は充電中なのでNEXUSの個数。

 なにが8個だよ。

っていうか、ボタンを何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度もクリックしないと電話掛けられないとかメール送れないとか行きつけのサイトが表示されないとか設定を変えられないとか壁紙を変えられないとかスクリーンショットが見られないとか、

 軽く死ねと思う。

言っちゃなんだけど、ソフトバンク携帯に電話するときに待たされる2秒ほどですら、殺意を覚える。

 人の人生を無駄遣いさせるな。

え?オマエのブログは長すぎてそれこそ人生の無駄遣いだ?

 読んで下さってありがとう。

・・・とにかくスペックが上がったんなら上がったでいいから、そのメリットをもっと「時短」に繋げてくれよ、と。せめて、

 時短に繋げられる選択肢も用意しといてくれよ、と思う。

シンプルでスッキリしたデスクトップとか、俺に言わせたら、山積みの雑誌みたいなもんだ。床の専有面積は狭くとも、目当ての記事を探すのにスゲェ手間取る。もっとも、

 僕がそういう「設定の追い込み」を出来てないだけなのかも知れないけどさ。

●一番下の欄がスライド出来る

全部見慣れないアイコンになっててスゲェ焦ったりもしたけど、これも4.4ならスライドで2画面を共有、、、ってこれは、

 ホームカスタマイズアプリの力なのかも

ただ、一番下の欄ってのは、ある意味「どの画面からも使う頻度が高い」からこそ別格な扱いなわけで、これがスライドとかされちゃうと逆に困るというか、

 エロくらいしか置くものねぇんじゃね?

って思ってる人が、日本中に5億人くらいいそう。ああもちろん僕はそれに含まれませんよ?スライドがエロを隠しておくだなんて、、、

 どうどうとホームに置いてるぜ!<恥ずかしくないのかこの人は。いろんな意味で。

●壁紙をいくつか試してみている

今までのAKBでもいいっちゃいいんだけど、せっかくフルHDなんだから、それが感じられるヤツがいいかな~と思って物色&切り替えつつ使ってる次第。とりあえず今は、

・エヴァ初号機
http://matome.naver.jp/odai/2136367242764711301/2137402835710949203

これの真ん中をトリミングして使っている。

 ・・・フルHDじゃねぇじゃん

天竺への道は果てしなく遠い・・・

そう言えば今日僕誕生日。おめでとう?ありがとう。いろんな意味でおめでたいヤツだと思う。

●KINDLE FOR SAMSUNG

説明書読んでたら、「毎月、任意の4冊の中から1冊タダで貰える」というので、試しに入れてみた。サムスンのアプリから、ギフトというアイコン、その中で無料提供されてるアプリのひとつ。

別に一切オススメはしない。クリスライクな評価で言えば、ことこのサービスの評価は☆くらいだ。だが、興味がないわけじゃないと言えなくもない、そうおじいちゃんから教わったという人が友達のいとこにいるとかいないとか、という人もいるかも知れない。いないんだが、、、。4冊は、

・SF小説
・SFラブコメっぽいマンガ
・デブがどうのというダイエット本
・技術関係の本

なるほど興味深い。スマホを使う人間を大きく4分割したときに残るのがこの4冊というわけなのだ。というか少なくともサムスン側はそう考えているというわけなのだ。確かに、タダで貰えるなら毎月覗こうという人も少なくないかも知れないが、最初に見たとき、

・黒部ダムの本
・佐久間ダムの本
・徳山ダムの本
・アスワンハイダムの本

この4冊では、「なにぃ!地元の設楽ダムがないじゃないか!」と憤る貴兄もいるだろう。

とりあえずマンガをチョイスし、ページをめくってみた。ちなみにそのためには専用のビューワも使うようだったが、フルHDモニタも手伝って、なかなかに綺麗が画面だ。

 表紙、目次、1話の表紙、1話2ページ目、

そこまで!!(柔道の主審に言われる感じで)

・・・来月まで結構あるな~。

●1時間ちょい経ったが、、、

 44%。

さすがに前回の30%よりは多かったが、サムスンオフィシャルの50%には及ばない。誤差の範囲と呼べなくもないが、個人的には電源も落としてまで充電したわけだから、なんとか50%に届いて欲しかった気もする。ただ、

 バッテリーは使い始めが最高性能じゃない可能性もある。

何度かMAX→ゼロを繰り返した方が、本当にベストな状態になるのかも知れない。

とりあえず、今回も30%じゃなくてちょっとホッとしたわ。まぁ1時間をちょい超えちゃったりはしたけども。

-------------

他にも何か書き忘れたことがある気がしないでもないけど、あんま長いとまた友人Tに「長ぇぇよ」って言われるからこの辺で止めておく。というか、

 もう今の時点で全然読んでないかも知れないがな。それもみんなが。

中盤以降そこそこ楽しかったので▲▲。

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2014年5月19日 (月)

フリーゲームをいくつか

あまりにもゲームをやってないので、何かないかと探して、いくつか試してみることにした。他の人の評価はまちまちだが、それが僕の評価ではないわけで、あくまで自分の感覚でプレイし、感想を残したいと思う。

●アクションモグラ
http://hp.vector.co.jp/authors/VA036419/game.html

ニコニコでなにやらいくつも賞を取ったらしい有名どころ。今回の本命でもある。が、とりあえずリリース直後というわけでもないし、のんびり構えて後回しにする。

●マージカルマン イトア
http://yuyak106.wix.com/area106#!game/c21nl

フリームだかフリーゲームなんちゃらで結構上の方にランキングされていた作品。前作「マージカルマン」も良かったらしいが、コレもとりあえず後回し。

●黒先輩と黒屋敷の闇に迷わない
http://www.freem.ne.jp/win/game/6552

プレイ時間が1時間ほどだというのでこれから遊んでみた。つか、

 予想外、、、ではないけど、結構なエロゲーだった!

フリーなのにエロとは、、、良い時代になったものよ、と思いつつ、結果エンディング後も攻略サイトなどを覗いてTRUE ENDを見るまで遊んでしまった。
※たぶん2時間半くらい。
※ちなみにTRUE ENDを見るキーは、全ての会話ポイントで会話をすることと、一緒に風呂に入ることらしい。
もうちょっと二人の距離が近づく演出があってもよかったかなぁというのと、

 キスシーンがなかったのが著しく残念ではあったが、

クリスの評価としては★★★。十分満足できたし、オススメも出来る1本ですわ。男子の妄想120%濃縮湯煎って感じも、DNAの塩基配列に中二病が組み込まれてる僕には丁度良かったな。

●クロエのレクイエム
http://cloeslequiem.uunyan.com/

あまり予備知識のない状態で始めてしまい、冒頭から少なからず後悔の念が沸いてきた一本。つまり、

 ホラー。それも結構グロ。

音楽はクラシック中心のシックな落ち着きのある物が多いが、効果音がかなりキツめで、グラフィックやエフェクトもそっち方面でチューン。正直言って、

 好きな人にはいいんだろうけど、、、

という感じ。

ゲーム性はいわゆる脱出ゲームで、道具を探したり使ったりしながら、行動半径を広げていき、スタッフロールが出てくればまぁ話は終わりという感じ。

ぶっちゃけ一箇所詰まってネットで調べてしまったけど、
※クマを燃やすところ<ネタバレだけどやる人もいないと思うし。
それ以外はむしろ丁度いい難度で、

 話や雰囲気がキツくても、難度の塩梅がよかったのでそのままクリアまで遊んでしまった

というところ。3時間くらい掛かったかなぁ。

とりあえず話が結構凝っていて、僕的には途中でなんだかどうでもよくなってしまった。わからないというほど難解でもないんだけど、雰囲気も暗いし、僕の興味とは乖離してたしね。

クリス評価は★☆。そうは言っても最後まで遊ばせてくれたバランスに関しては悪くなかったと思う。バランスや難度、ボリュームは丁度良かったけど、好みとかジャンルとかの点で「合わなかった」って感じかな。以前紹介したプレステの「パレット」
※これもユーザーが作ったゲーム。グランプリで商品化されたツクールタイトル。
を、グロ増しシステム平凡化した感じ。ホラーテイストはどちらにもあるけど、もしやるんならパレットのが数倍オススメ。
○パレットPC版フリー
http://ag5.net/~roten/note/palette.html
※ちなみにプレステ版の方がグラフィックや音楽が良くなってはいる。

つか黒先輩のが数倍楽しかったな~。

●Ruina廃都の物語
http://homepage1.nifty.com/blackhat/ftotfr/game.htm

何となく先送り。

●ありふれたホシの終末期NextPhase
http://crazyiscream.com/dl.html

これも何となく。っていうかどんなゲームかもう覚えてないし。

●悠遠物語 ~空の大陸とアイテム屋さん~
http://fafa.iinaa.net/index2.htm

で、これが一番最近やったタイトル。構成要素を「面白そうに」書くと、

・2D俯瞰視点のドット絵アクションRPG的戦闘

・スキルはモンハンのアイテムみたいな使い方

・朝市で安く買ったアイテムを、自分の店でちょっと高く売って(売値は決められる)金策出来る。

・ダンジョンで素材や宝物を手に入れ、それらを合成して売り物にしたり、自分の装備を作ることも出来る。

・仲間を増やして一緒に戦闘も可能

・任意セーブでファイルはいくつも作れる

・キャラのグラフィックはTONYさんを2ランクくらい落とした感じで、十分満足出来るレベル。

・パッドにほぼ対応で、アサインも可能。
 ※360コントローラのRLトリガーのみアサイン不可。押し込みはアサイン可。

・敵の強さなど、何度は戦闘中以外いつでも変更可能。

等々。

正直言ってパーツごとの完成度は非常に高く、「いいところ」だけ見れば、市販品でないのが不思議なくらいのクオリティ。だが、

 同時に(個人的にだけど)惜しい点も少なくない。

・時間経過、体力回復の睡眠が、結構時間が掛かる。
※朝しかあいてない朝市→販売に半日掛かるを繰り返す等、使用頻度が高いのに。
※モンハンのセーブより体感ちょっと長いくらい。

・また、その寝床から街に出るのに、どう考えても無駄な移動距離がある。
 →家から出たあと斜め移動を強要する。
  →まっすぐでいいだろ。百歩譲って。

・かなり小型のモンスターもいて、弓などの判定が甘い=どう考えても当たってるように見えて当たってないケースが多発。

・一部メッセージが早すぎて読めないことも
 ※サブリミナル効果かってくらい短い表示時間・・・

トータルすると、

良くできてるところと、配慮が足りないところがあり、「デザイナーが作ったような」「ディレクター不在なような」惜しい感じが残る。インディーズゲームを「上」「中」「下」の三段階に分けた時、「上」を目指す意志は感じるものの、仕上げがプロになりきれてない「中」という感じがした。一瞬で眠れて、すぐその場から街に出ることが出来、直近のモンスターにオートエイミングしたり、命中判定範囲を広げてプレイアビリティを上げるなどしてあれば、今より遙かに没入感が高まったと思うし、評価も上がった気がする。

 この状態だとなかなか気持ちよく遊び続けられない。

要所要所で「クッ」と服のスソを引っ張られるようなもどかしさが残る。つか僕が知らないだけで、一気に街やダンジョンに移動する方法があるのかも知れないが。

あと、ストーリー性がかなり高く、ここも善し悪しあると思うが、いわゆるシステム寄りのインディーズゲームのように、すぐ戦闘戦闘また戦闘、採取採取それ採取、という遊び方が出来ない。例えば街が複数あったり、例えばダンジョンへ移動する際もワールドマップを瞬時に移動出来なかったり。

アクション戦闘にかなり凝った合成要素、その上物語性まで高めに目指すその志の高さは凄いと思うが、僕個人の好みで言えば、物語性をもっと希薄にして、その分のマンパワーを戦闘の楽しさに注力して欲しかったって感じかな。★★。惜しい。

残りはまた後日。

超私的追記備忘録

GOランチャーを使っていて壁紙がスクロールしなくなったのを修正する方法。
※ライブ壁紙とかを使ったらそうなったと思われる。

履歴ボタン長押し→ホーム設定→COMMON SETTING→壁紙スクロールのチェックを入れる。

一応書いておく。

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2014年5月18日 (日)

GalaxyS5~その4~

引き続きGalaxyS5のネタである。読んでる人がいるかどうかはわからないが、こういうのをきっちり書いておくと、次に機種変したときにいろいろ楽なのである。みんなもメモとか残しておくといいと思うよ。マジで。

●充電時間が、、、

あまりにも遅いので、ちょっと試してみたところ、

・電源オフ、残量15%、PCからUSB接続

この条件で、1時間後、

 わずか30%まで(+15%)しか回復してなかった。

一応今回のS5発売に合わせて、新型の「急速充電器2」というのが出たらしいのだけど、そのパフォーマンス発表では、
※15%から1時間という同条件下で

・急速充電2 92%まで回復
・通常 50%まで回復

と表示されてた。

 50%と30%は20%の違いじゃないよ?

 +15%と+35% 2.3倍の違いがある。

いくらなんでもそれは違いすぎるのではないか。っていうか、NEXUSの時でも、充電しながら使っていて減っていくアプリは少なかったのに、今回は、普通にネットしてるだけでも減っていく。

うーむ。

ちなみにLTEは切ってあって、Wi-Fiオンリー。画面は輝度真ん中という状態。

ただ、これはもしかしたらコンセントからだとかなり変わるのかも、とも思うんだよね。あくまでPCからのUSB給電だからなのかも、と。次回また15%&まで下がったら実験してみようと思う。

●ジョルテの移行

ちなみにジョルテとは、いわゆるスケジューラーである。NEXUSにしたとき、たぶん週アスでオススメされていたので入れて、そのまま今まで使っているのだ。全く不都合はなく、このまま使っていくつもりであったが、出来たら過去の書き込みも移したい。ということで調べてみたら、

 グーグルカレンダーとかジョルテクラウドとかと同期が必要っぽい。

やるとなったらやる男である。やらないとなったらやらないし、忘れると言ったら何が何でも忘れる男である。

具体的な手順としては、

・パソコンでジョルテIDを作り、クラウドに登録する
・NEXUSとS5の両方でグーグルカレンダーとかクラウドとか同期を選びまくり、今すぐ同期を選ぶ

何度やっても同期しないので、ネットで再度調べたら、

 双方を最新版に、との記述が。

NEXUSは全てのアプリの更新を止めている。
※ちなみにS5も止めたいのだけど、やり方が分からない。

グーグルプレイからジョルテを開き、更新。するとどうでしょう。水曜どうでしょう。

 見事にPC版、S5共に予定がいっぱい書き込まれたカレンダーが出現。

5/17 セブンイレブンでパンを買う306円

みたいなのも書いてある。バッチリだ。

●AK NOTEPAD

ジョルテとは別に、気軽にどんどん書いていくメモアプリ。こちらは「CATCH」と呼ばれるクラウドサービスと連携していたらしかったが、残念ながら既にそのサービスは終了していて、そっち方面の同期は出来なさそう。

ただ、設定画面に「エクスポート」の文字を発見。とりあえず選択してみると、「ファイルをSDカードにエクスポートしました」の表示が。

 NEXUSなのにっ!?

そう、NEXUSにはSDカードなどないのである。ありもしない妄想の中にエクスポートしたのだろうか。そう考えるとAK NOTEPADなかなかやりおる。だがもちろん妄想のままではどうにもならないので、それをS5にインポートしなければならない。一旦PCでそのエクスポートファイルを待避し、S5にバトンタッチだ。

 ・・・SDカードってどこ!?

ヤツの妄想は本当に妄想だったのか。一瞬たじろぐが、NEXUSでESエクスプローラを起動すると、あっさりと存在が確認出来る。

 こちらからは見えるのに、向こうからは見えないのか。

なんだかどこかで聞いたことがあるような設定だが、めげているわけにも行かない。気を取り直して、、、

・エクスポートファイルをPCからも視認出来るNEXUS上のフォルダに移動
・PCから先のファイルを探し、待避
・そのファイルをS5に移動
 ※わかりやすくジョルトのフォルダに入れてみた。

あとはこのファイルをS5上のAK NOTEPADから探してインポートすれば良い。

●なんか新しいスマホだから出来る楽しいことってないの!?

カメラは楽しそうだけど、読者様はつまんないだろうからな~
→ゴルフのスイングコマ送り写真みたいなのを、テレビ画面で撮ったりも出来るのかしら?
 →背景が動かないゲームじゃないと無理か
→月は撮れるのかな?
 →本体を固定する方法が不可欠か

思い切ってフェイスブックとかツイッターとかやってみる?
→面倒でやらないくせに・・・

●カケホーダイが始まったら、LINEはかなり影響受けるだろうな

表題通りのことなんだけど、LINEは所詮相手が対応端末とアプリを持ってなければどうしようもないのに対し、カケホーダイの対象はほぼ全て。どちらも電話代が掛からないと言う点では同じでも、LINEを使う=パケットを消費するわけだから、2GBなり5GBなりの上限を意識しなければならないことを考えたら、

 実質カケホーダイのメリットが絶大。

もちろんLINEならではのスタンプや文字、写真を使ったコミュニケーションは今後も十分アイデンティティを持って支持されるだろうけど、

 無料電話として使っていたユーザーは、かなり離れていくと思う。

破竹の勢いでユーザーを増やしてきたLINE。案外カケホーダイのサービスは、競合キャリアよりLINEユーザーに対しての脅威になるのかも知れないな。っていうか、

 LINEメインで使ってた競合キャリアユーザーに対して脅威になるなら、それはつまり競合への脅威ってことなんだけどな。

●iPhoneとアンドロイド

こないだネットで、「両方使った経験がある者としては、iPhoneがアンドロイドに勝ってる点がどうしてもわからないんだけど、、、」というスレがあり、返答は大きく分けて二つ。

・ブランドバリュー
・わかりやすさ

ふむ。確かに、猫も杓子もiPhoneを持っている。みんなが持ってる物がイコール正義であるとする価値観は、むしろ当然とも言えるし、寄らば大樹の陰、トラブルや疑問点などに対する安心感は、「わかりやすさ」と並んで、ライトユーザーには大きく訴求しうるだろう。もっとも、nyaruさんが書かれていたような「iPhoneオンリーのアプリ」に魅力を感じて使ってる人も少なくないだろうけど。
※音ゲーとかシビアなタイミングを要求されるアクションパズルなんかは、スペックにバラつきが多いアンドロイドだと、フレームレートに著しい差が生じてしまって、ゲームそのものが成り立たなくなってしまうケースもあるけど、iPhoneならばその辺りのチューンがしやすいし、それはそのままユーザーへの訴求力にも繋がる。ただ、昨今の「iPad」の存在が、「大画面用にチューンしたゲーム」を生み出し、iPhoneで遊ぶのに多少なり難があるケースもありそうだけど。

ただ、その3点。「ブランド」「わかりやすく安心」「JUBEATなどの専用アプリ」に魅力が薄い場合は、アンドロイドに軍配が上がる気がする。
※あと「軽い」とか「小さい」ってのは機種次第でアンドロイドにも小さくて軽いのあるし。
というか、そもそもコンピュータで毎日ブログを書いてるようなヤツは、そもそもそれなりの知識があるわけで、そんな輩からしたら、やっぱりiPhoneは弱い気がしてくる。「iPhone4」とは言え、一時的に使ってみてのネガティブ感想としては、

・画面が小さい
・戻るボタンがない<慣れだろうけど
・自由度が低い(特にPCとの連携や、ファイル管理)
 →カスタマイズ性が低い
・バッテリーが自力で交換出来ない
・画面の色が変
 →発色が悪いというか淡い

それぞれに「慣れ」があるのは当然だから、息子が僕のNEXUSに「レスポンスが悪い」とか「重い」とかの不満を抱くのも不思議ではないし、例えばサイトを開いてブログに書き込む、みたいな一連の操作に「しやすさ」の差が出るのも当然ではあるのだけど、全てひっくるめて、

 何を重視するか、だと思った。

何だかんだ言ってiPhoneの方が、

 ギャラクシーよりオサレ。
※人によっては何より重要だろうな~

パソコンとか使い慣れてない人には、アンドロイドの突き放した感じはハードルも高いし、使い慣れてる人にはiPhoneの縛りのキツさが煩わしいと思うし、

 ざっくり、ホントにざっくりだけど、アンドロイドは男性的で、iPhoneは女性的な気がする。

iPhoneの方が面倒じゃない(わからなくてもユーザーが多いから訊きやすいとかも含めて)。電話とかもiPhoneの方が使い勝手がいいって聞くし、何でも出来る分バッテリーの減り方もアンドロイドの方が派手という気がする。充電ケーブルもiPhoneの方がアンドロイドより挿しやすい。まぁ今回同梱の卓上ホルダは女性的だったと思うけど、でもそれは女性が好むカバーを否定する仕様。正直長男もJUBEATがなかったらアンドロイドの方が相性がいいんじゃないか、という気もする。

ゲームハードと同じで、iPhoneにしかないタイトル、アンドロイドにしかないタイトルが遊びたいなら、それを買うしかない。ゲームハードと違うのは、そのハードへの継続縛りがキツいということだ。大枚はたく覚悟がなければ、「まず2年」は片方を継続利用することになる。もちろんその後シフトすることも選択肢としては存在するが、何だかんだ言って2年も「慣れさせられた」あとだと、別のOSには移りにくいのも事実。そう言う意味で言えば、長男経由でiPhone側のハードに触れることが出来たのはラッキーだったとも思う。自力ではなかなかチャンスがなかったと思うし。

今の世の中クロスプラットフォームは当たり前。今後どんどんソフトウェア面での差違は縮まっていくだろうし、レスポンスに関しても、画面サイズに関しても同様だろう。
※ウワサのiPhone6は画面4.7インチで、S5とほぼ同等の大きさらしいから、ホントにそれぞれの差違が縮まっていく気がする。

同じソフト、同じ見た目になった未来、二つの差は、

 安心感と自由度

自分で言うのもなんだけど、ホント「女性的」と「男性的」という気がするな。

●NEXUSからS5 4.0から4.4へ

先日PS4がPS3とあんま変わった印象がないと、端から見たら同じじゃないかという話がちょこっと出たけど、NEXUSからS5に関しては、

 結構変わった気がする。

前回はフルHDになっても違いが分からないみたいなことを書いたけど、

 いざNEXUSに戻ってみると、
※充電中という理由で

 結構画面がポップに見える。

この場合のポップというのは、プレステ1からプレステ2、プレステ2から3にシフトした際に、過去ハードに触れて感じる、

 アバウトさ。

まるでオモチャのようなメニュー画面。その時代その時代でベストな「洗練さ」を持ってデザインされてるはずなんだけど、DSのメニューより3DS、GCよりWiiの方がメニュー関連はより精度が上がってる印象を受ける。

 それがつまりは解像度のアップなんじゃないか、と。

文字が大きくなってるところもあるんだけど、個々の設定画面はより深く、広く追い込めるようになっているし、レスポンスの向上は、明確なスペックアップ、「未来化」を感じさせる。わかりやすいところで言えば、

 XPから7になったような違いがある。

だからXPが好きで使ってる人でも、いざ7に触ってしばらくすると、

 XP、なんだか古くせぇな・・・

って感じになってしまったりする。
※もちろん使いやすいようにいろいろ手を加えていくのは前提だけど。

・・・

僕がNEXUSに替える前は、ノキアのかなりシンプルな携帯電話だった。3年半くらい使ったその機種は、NEXUS購入前に既にかなり「化石化」が進んでいて、初めてのスマホに大きな衝撃というか、「愉快さ」を感じた。

さすがにそれを思うとこのS5への落差、インパクトは小さなものではある。でもたぶんきっとやっぱり、

 使い続けていけば、その快適さや便利さに傾注していく気がする。

何気なく撮った一枚の写真でも、モニターの性能が良くて解像度が上がってて、カメラの映像素子が大きくて画素数が増えてると、

 やっぱり綺麗なんだよな。

初見時の評価をちょぴっと上げて、GalaxyS5、★★★☆(7/10)とします。
 まぁ移行は面倒だけどな。

PS.ファイナルファンタジーアギトのスマホ版がリリースされたけど、なんと!ビックリ!

 NEXUSでもS5でも動かないっ!

やっぱiPhoneも悪くないか、と思った次第。

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2014年5月17日 (土)

GalaxyS5~その3~

昨日に引き続きスマホの話。三日連続で辟易としてる方もいらっしゃるかとは思うが、アクセサリー込みで33000円相当の出費であるからして、そう簡単に話を終えるわけにはいかないのである。そんなんじゃ商売あがったりだ!<文字にすると変だ!

以下思い浮かぶままに感想を連ねる。

●ウルトラ省電力モード

ウリ、というほどのことはないのかも知れないけど、物珍しいので使ってみた。とりあえず、

 思ってた以上に明るい
※自動±0輝度にした場合。

イメージとしては、漠然と「白メイン」の画面になるかと思ってたけど、有機ELの特性か、黒のが省電力らしく、全体的に黒っぽい画面。3時間、短い電話2回で、3%ほど消費した(93→90%)。ただ、バッテリーの消費は均一なペースではないし、そもそもこのウルトラ節電に切り替えるとき&戻すときには、結構な時間待たされたりするので、あまり頻繁に切り替えたりはしない感じではあるかな。

つか、省電力モード時以外は、

 NEXUSよりバッテリーの消費が早い気がする(あくまで気がするだけかも知れないけど)。

 そして、充電速度が遅い気がする(こっちは気がするだけじゃないと思う)。

NEXUSの時は、購入当時割と気楽にサブバッテリーと入れ替えながらヘビーユースしていたのだけど、S5のカバーは防水規格だけあってかなり外しにくくてはめにくい。

●充電ケーブルを抜くと、、、

 カバーしろよアホウがっ

とメッセージが表示される。るせぇよ。ちなみにその端子は、通常のミニだかマイクロだかのUSB以外に、もう一つ細い差し込み口が並んでるのだけど、たぶんこれは「吸速充電」対応の機器で使うモノだと思われる。あと、S5は「Qi」には対応していない。

●背面の謎のセンサーみたいなのは、、

 スピーカーだった。

センターではなく、背面下部左側になったのは、横持ち時にふさぎにくくする為だろうな。

●スクリーンショットは、NEXUSと違い、「電源ボタン+ホームボタン長押し」で撮れる。フォルダはピクチャーの中のスクリーンショットフォルダ。あとNEXUSの時は音が鳴ったけど、S5では鳴らなくなった→画面外枠が白く光る。

●顔があるときはモニターが消えない機能は、「確かに実感出来る」。が、ほんの数秒でもモニター正面から外れると、
※PCの画面に目を向けたりすると
ここぞとばかり省電発動して暗くなる。デフォルトだと省電にスゲェどん欲って感じ。
顔の向きに合わせて回転する機能は、まだ実感したことがない。

●GOなんちゃらEXの、ホームカスタマイズアプリは、、、

 アプリ画面になると暗くなる(なぜか)。ホーム画面だと明るいのに。

さすがに設定出来なさそう。配置可能なウィジェットも限られていて、その大きさにも自由度がないし、設定メニューボタンの反応も遅めで、フリーアプリ特有の(アプリを入れろ的な)ウザさがあるが、他のを試すほど体力がないので、これで行く予定。

●同梱のギャラリーアプリが、、、

フォルダ別ではなく、カメラフォルダを開くようになってしまって、

 異常に使い勝手が悪くなった。

NEXUSの時のアプリもあるようだけど、

 有料100円。

うーむ。嫌らしい。

→左上のメニューから「アルバム」に設定することで、概ね以前の使い勝手に戻った。よかった先走ってレジストしなくて。

●一度削除したアプリが、、、

勝手にゴミ箱から抜け出してプールに飛び込み、どんどん増殖して人を襲うように、、、はなってないが、勝手に更新して復活しやがってた。もはや悪質なスパイウェアレベル。ドコモショップに聞けば完全に消すことが出来るんだろうか。コメントとか見るとROOTにしないと完全な削除は無理みたいなことも書いてあったけど、、、。NEXUSにはいなかったのにな~グレムリン・・・。

●初日のWiFi通信量は、

 1.65GB。

もしWiFiなしで使ってたら、LTE通信量と併せて、

 1日で1.8GB以上消費。

2GBなんて文字通り一瞬だ。ちなみに昨日はアプリこそいっぱい入れたものの、動画はほとんど見てないので、「平常時」とはとても言い難い運用ではあったけどね。

●ストレージ

僕が買ったのは32GB版だが、とりあえず昨夜NEXUSのデータ(動画とか音楽とか)をある程度移動し、ほぼほぼ環境を再構築した。その結果、

 ストレージ使用領域 約10GB

でも、

 空き領域 約16GB

その差6GBは、「システム必須領域」。つまりOSやらなんやらが6GBも占有する。16GB版を買ってたらもう満タンだ。でも今日SDカードが来たので早速装着。
※ちなみに装着はカバーを外した内側、SIMカードに重ねるようにして挿す。向きは印地面が上。さすがにこのSDカードを抜いたり挿したりしながらPCとのデータやりとりをしようとは思わないな。

 SDカードの空き領域 約29.5GB

これも32GBフルには使えないらしい。フォーマットとかかな。

ともかく、

 空き領域45GBはさすがに心強い。

オフラインウィキペディアのEPWINGファイルも、写真付き版を入れてやろうかという気にもなる(9GBくらいかな)。まぁストレージなんてものは、あればあっただけ使っちゃうもんなんだけどな。

●カメラ撮ってみた

普通に日中屋外の風景を撮ってみた。

 なぜ4枚保存されている!?

理由がわからない。あとカメラ→撮った写真を確認するのに、今までなら画面を左へなぞるだけでよかったのに、それが出来なくなってた。ギャフン。

画質に関しては、「まぁいいんじゃないの?よくわかんないけど」という感じ。

追記。

フォーカスしてる物の奥のピントをボカす機能も試してみたのだけど、

 なるほど綺麗な写真!

というかこういう写真は割とお高い一眼でしか見かけないと思っていたので、ついでの機能で使えるようになるのは、素直に嬉しかったな。つかカメラ機能は今回の目玉の一つなので、一朝一夕には使える様にはならないな。

●オフラインウィキペディア

NEXUSの時はWIKIDROYDを使っていて、インターフェイスやランダム表示含め、データが古い以外の不満はなかったのだが、今回はEPWING形式の辞書ファイルが使えるDROYDWINGというアプリにしてみた。

文字が読みづらく、ランダム表示もないが、データの鮮度は13年12月とそこそこ新しく、その点では心強い。現時点では一長一短だけど、使ってみてわかることもあるからな~。

●熱

「熱くなりがち」と言われるGalaxyだが、NEXUSと比べて極端に、それこそ持てないくらい熱くなるということはない。かなり熱くなるが、まぁこんなもんかな、というレベル。逆に言えば他の機種のユーザーからしたら、「Galaxyってこんなに熱くなんの!?マジで!?!?」と思うかも知れないが。

●卓上ホルダ

せっかくなので試してみた。もしかしてもしかしたらポリカバーを付けたままでも(電気が強引に通電して)充電出来ないかな~と思ったけどさすがに無理。ピンバイスで穴を開けたり、端子を強引に伸ばしたりすればもしや、とも思うけど、そこまでの情熱はない。

ちなみに、僕は既にUSBの端子カバーを取り外してしまっているので、当然防水ではないわけだけど、ユーザーによってはやはり防水がありがたいという人も多いようで、それはつまりUSBおよび充電端子のカバーを頻繁に開け閉めせず、卓上ホルダを「ありがたがる」人が多いということになる。

でも、前述のように卓上ホルダにはカバー(わかりづらいけどこのカバーは本体のカバーね。端子カバーじゃなくて)を付けたまま乗せて充電することは出来ないわけで、毎回カバーを外すのか、もしくはカバー無しの運用がデフォルトになるのかちと興味深い。あと、当然のことながら、USB端子を使ってのPCとのデータのやりとりも「普通しない」するとしてもそれほど頻繁ではない人が多いんだろうな、ということも同時に感じた。

 まぁ自分が少数派なのは今に始まったことじゃないけどさ。
※小学一年から少数派だ!エッヘン!

●クイックダイヤル

結局スマホからより少ないステップで電話を掛けようとした場合、どうしても検索やらお気に入りやら「発信」やらをタッチする必要が出てくる。アンドロイド4.4には、ホーム画面に直接電話したい相手のアイコンを貼り付けることも出来るが、現状の「ホームボタンから電源が入り易すぎる&認証なしで起動設定にしてる自分には、ヘタすると勝手に電話が掛けられてしまい兼ねない」などの不安を考慮すると、どうしてもメイン画面にはその直通アイコンを貼り付けることに抵抗が生まれ、結果「2つ右のホーム画面」とかに貼り付けることになり、これまた呼び出すのに手数が必要になる。

頻繁に掛ける人がどれほどいるのかという話でもあるのだが、とりあえずNEXUSの時に愛用していた「クイックダイヤル」というアプリを今回もまた、

 一件一件手入力で設定し、8人×5ページ=40人分のショートカットを準備完了。

まぁ面倒ではあったけど、最初のページの人なら、「クイックダイヤル→番号アイコンタッチ」ですぐ発信出来るため、
※2ページ目以降の人はグループをタッチする分1回増える
これが一番かな、と。

ただ言っても40件しか登録出来ないのが、難点と言えば難点なんだけどさ。
※モニター解像度が上がった分、1ページにあと2人くらい入れられそうではあるのにな。

●新機能を少し勉強してみた

画面を手のひらでサッとなでると、「スクリーンショット」。ホーム+電源で撮るより簡単ではあるが、

 そのやり方を思い出せるかどうかは別問題。

あと音楽とか動画とかをパッと止めたい場合、画面を手のひらで覆うというのもあったり、マルチ画面として2分割で表示したり。

でもこれも、結局手のひらで覆うためには両手が開いてないとほぼ無理だし、マルチ画面と言っても対応アプリは限られているので、ネットを見ながらグーグルプレイを起動とかは出来なかったりする。

一応心拍計があるのでそれも試してみたら、とりあえず78~81だった。つかこれが何を意味するのかは僕には分からないし、高すぎても低すぎてもどうこうするわけでもないので、あくまでお遊びというところだ。

設定画面がカスタマイズ出来るのは結構よかった。ディスプレイやストレージを上の方に集めるだけでなく、ホーム画面からぺろっとなでたシステム画面に、モバイル通信やWi-Fiをオフにしたり、画面回転、サウンドを制御するアイコンを表示させられるのは、しょっちゅう設定をいじりまくりながら使う身としては本当にありがたい。というか、防水なんかよりずっとありがたいくらいだ。

4.2とかでも出来たのかも知れないが、ホームページのショートカットをホーム画面に直接置くだけでなく、そのアイコンをスクリーンショットでトリミングして簡単に作れるのはイイ感じだな、と思った。
※ちなみにNEXUSでは出来ない。

愛用していたブックマークのウィジェットがなく、かといって赤に白い☆のあるショートカットアイコンばかり並んでるのも味気なかったので、こういうのは地味ながらポイント高いんだよな。

●ESエクスプローラ

僕が入れたのが今まで使ってたのと違うアプリだったのかも知れないが、とりあえず「お気に入りフォルダ」を設定出来ないのが歯がゆい。ファイラーというのは、ホントにそれこそMS-DOSの頃から「必須」だと思って使ってきてるけど、Windows8とか、このアンドロイド4.4とかを触っていると、どうもその存在が好ましく思われていない印象を強く受ける。

結局見られたくないような、触られたり消されたりすると困っちゃうようなファイルも見えてしまったりするわけで、結局トラブルの元でしかない、みたいなことなのかも知れない。だったら最初から絵なら絵、歌なら歌のファイルとして、アプリから覗けるターゲットを特定してしまった方が、お互い楽でしょ、と言わんばかりなのだ。

 僕は気持ち悪くて嫌なんだけどな、そういうのは。

あと、一回なぜか完全にこのアプリだけが沈黙というか、画面の四隅に「遺影」のようなグレーの枠が表示され、結局本体を再起動するまで直らなかった。NEXUSでは一度もなかったことなので、ちょっと気になったな。

●音について

そうそうこれも書いておこう。人によっては大して重要じゃないかも知れないが、自分的にはとても大きかったこととして、

 スピーカーのボリュームが大きい!

ワット数的には公式発表がどちらもないので具体的な比較ではないが、単純に同じ曲を掛けたとき、1.5倍くらい大きな音で鳴ってくれた。特に車の窓を開けて運転する機会が増えるこれからの季節、ボリュームが大きいことは、結構大きな魅力になると思う。マジで。いやホントマジで!
※まぁ音色がいいかどうかは微妙かも知れないけど。

●これはS5に対する感想じゃないのだけど、エレコムのポリカーボネートカバーが、NEXUSより超絶に「外れやすい」。ポケットに入れてるとすぐ外れて、使おう=電源入れようとしてもボタンがめちゃ押しにくい。というか電源ボタンは、しっかりはまってても押しにくいけどな。あとボリュームもな。

●現時点での評価

余計なアプリがなく、自由度の高さが心地よかったNEXUSの第一印象と比べ、ドコモ関連のデフォルトアプリや、店舗サービス退会の手間、以前の環境に戻せない部分(アイコンの大型化、ニュースの固定化など)等、勘に障る煩わしさが激増。自作系のPCを触れる人間なら、間違いなくNEXUSの時の方が印象はいいはずだが、一方でガラケーっぽい(iアプリっぽい)サービス画面は、「そっちの時代の経験」が豊富な人間にはウケるかも。

レスポンスはさすがにCPUが高性能になってる分、ほぼよどみはない。
※感じたのは前述のカスタマイズアプリの設定ボタンくらい。
日本語変換の反応もよく、重いゲームもなめらかに動く。ことマシンパワーに関しては、「さすが最新」というところだが、

高解像度化(720p→1080p)の恩恵は今のところ全くない。特段シャギーが気になっていたわけでもないし、老眼であることを抜きにしても、そこまで限界に小さい文字表示で運用しようとも思わない。というか、高解像度化に各アプリが対応しはじめた結果か、文字やアイコンがむしろ無駄に大きく、結果画面が小さく感じられるようになってしまったマイナスはある。あと自分のブログが「PC版」で呼び出せないのが結構イラっとする。クロームとかスレイプニルとか入れたら改善されるんだろうか。

ホームボタンが物理になったのは、個人的にはマイナス。復帰時に「押されてしまう」ことで起動してしまうし、通常時は通常時で「力を込めないといけない」のがよろしくない。
※とは言ってもiPhoneのホームボタンと比べたら全然軽いけど。

「戻る」が左側なのはもう慣れた。むしろNEXUSの右側に違和感を感じるレベル。

カバーをした状態でボリュームや電源ボタンが押しづらいのはマイナス。以前と全く同じメーカーだと思っていたけど、違ったのかも。

画面の大きさや重さは、併せて相殺という感じ。気持ち大きくなり、気持ち重くなった。ただ、さすがにNEXUSと2個持ちはポケットを圧迫しまくるし、重い。
※ちょっとシールドに傷が付いちゃったし・・・
早めにS5だけで問題なく使えるようにしたい。

 価格を含め、現時点でのクリス評価は★★★ってところかな~。

PC接続の頻度が異常に高い自分としては、PC側にUSB3.0のインターフェイスを付けた方がいいかなってところかな。あ、そう言えば長男が置いていったPCにボードがあったような、、、。アレ載せ替えてみよっかな。

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2014年5月16日 (金)

GalaxyS5購入!

昨日来店予定時刻を知らせていたので、ほとんど待たずにゲートイン。運良く昨日担当してもらった男性(23歳入社一年目爽やかな笑顔と誠実な対応が好印象<ヨイショしても何も貰えないが)にそのまま引き続き本日も担当して貰えたので、気さくにトーク。

開口一番「商品を持ってきますね」と言われたので、軽く制して昨日のブログで僕が書いていた、「まとめ」のところを見せる。この計算であってる?

 しっかりとじっくりとチェックした結果、「あってます。間違いありません」の返答。うむ。とても心強い。あれはあれでかなり時間が掛かってるし、ある意味普通にネットを探してもあそこまでディティールを掘り下げたコスト比較はないと思う。いやいや自画自賛も辞さないよ!?

で、実機を持ってきて貰い、これまたいくつか質問を交えつつ進行。とりあえず、

●アクセサリー1080円引きの券が貰えるというので、税込2052円のカバー&シールドを同時購入することにした。カバーは前回同様ポリカーボネートの物だったが、シールドはツルツルではなくサラサラな半光沢タイプ。正直言うと、光沢タイプがよかったのだが、それに気付いたのは開けちゃってからだったのでやむなくGOサイン。ただ、新しいハードに新しいシールドというのは、ある意味新鮮みが増して良い気もする。ちなみに、

 ドコモでシールドも買うと、そのままそこで貼ってくれたりもする。

たまたま担当の男の子がそうだったのかも知れないが、「まさか貼ってくれないよね?」と訊いたら、「いいですよ」とあっさりOK。正直綺麗に貼るのはスゲェ大変だと思ってたので軽い衝撃。自信あるの?と問えば、

 「ボチボチあります」

なんと!で、それなら見せて貰おうじゃないの!その手腕を!と言う感じで実際に貼って貰ったわけだけど、、、以下そのポイント。これから貼る人は参考にして下さい。僕も次から参考にします。

・まず絶対必要なのはセロテープ
・画面のホコリをセロテープで細かく取る
・半分剥がして軽く位置を合わせて貼り始める
・当然ホコリが入るので、★ここポイント★

 シールの粘着する側からもセロテープでホコリを取る

・シールの表側左上と右下にセロテープを貼り、貼ったり剥がしたりを繰り返しつつ、位置合わせやホコリ取りをしていく。

・満足行くまで繰り返し、終了。

正直横で見ていて「そんなに何回も貼ったり剥がしたりして大丈夫なんだ」というのが一番のビックリ。あと粘着側にもセロテープ貼って大丈夫(剥がれなくならない)んだ、とも。

ともかく、僕のスマホはキレーにシールドが貼られていて、かなり満足。ちなみに、ケースの方は、NEXUS用とは結構違うというか、まぁ本体が違うから当然と言えば当然なのだけど、とりあえずストラップホールの場所が、NEXUSが左上だったのに対し、S5は「背面中央下辺り」。ちょっと膨らんでいてそこに二つ穴が開いてる。変な感じ。こんなトコロに付けたら厚くなるじゃん、って思ったけどまぁ仕方ない。

ちなみにS5には「指紋認証」「心拍計」が付いている。指紋認証は、表面のホームボタンがそのままセンサーになっていて、そこをペロっとなでるとOK。ただ、

 面倒なのでやってないがな。

あと、背面左下に謎のセンサーがある。つか未だにコレが何か分からない。

●電話番号の移行など

一通りの手続きは既に昨日書類の準備までしていたので、僕の雑談を中心に1時間程度で終了。30分ほどで設定が終わるというので一旦仕事場に戻り、再度来店。品物を貰う。

一瞬そのまま帰ってしまいそうだったが、あぶないあぶない。店頭で電話番号の移行をして貰わなければ!

受付の女の子に頼むと、たどたどしいリアクションと初々しい仕草に、思わず、

 「何年目ですか?」

と訊いてみた。

 「今年入社です!キャピッ!」
※最後のは擬音。

 「そっかぁ。先輩とか怖いでしょ」

 「そんなことないです。みなさん優しいです!」

 「でもあの美人の女の人、、、かなり詳しいと思うけど、あの人なんて絶対厳しいと思うな~。実際ちょっと怖いし」

 「厳しいですけど、それが優しさだと思います!」※常に「!」が付いてる感じ。ギャルゲーかっ!

 「昨日は○○クンに担当してもらったんですよ」

 「○○さんもいつも笑顔で凄く優しいです!」※つかマニュアル通りか!

 「ドコモに入るのって大変でした?」

 「・・・」※言葉に詰まってる・・・

 「マニュアルにない質問は、何が正解かわからないから言葉に詰まっちゃうよね」

 「そ、、そんなところです・・・」

そんなやりとりをエンジョイしつつも、結局移行がエラーで出来ず、調べて貰ったら、

 NEXUSからはここで移行出来ない。

とのこと。まぁG-MAILで同期してるから、ノキアからの時みたいに「全部打ち直し」ってことはないでしょう。あと、

 店頭オリジナルサービスの解約。

2916円分のサービスに入ることで、5400円分の頭金を免除するという、まぁ言ってみればアプリの「無料課金ポイントゲット!」みたいなもの。結構な数を入れさせられるのだけど、その解除の方法が結構面倒だったというか、わかりづらかったので、一応ここで復習しておく。もし同じような疑問にぶつかった方の参考になれば幸い。

・あんしんパック
・おすすめパック
・dビデオ
・dアニメストア
・dヒッツ
・からだの時計

この5本は、全てインフォメーションセンター(0120-800-000)に掛けて、停止して貰う。ちなみにこのインフォは非常に繋がりにくい
※特に新機種発売後であり、新サービス発表直後なので。
が、特に朝と夜が繋がりにくいとのこと。昼飯の時間か「昼飯休憩の時間が終わった頃」が一応一番空いているらしい。
※空いているからすぐ繋がるわけじゃないよ?念のため。

ちなみにdメニューからも停止は出来るらしかったが、ぶっちゃけ、

 自分にはやり方が分からなかったし、どっちみちフリーダイヤルなので、

粘って電話でクリアした。続いて、

・music.jp
・フジテレビオンデマンド
・MY SOUND フル
・MY SOUND ウタ

この4つは、dメニュー→マイメニューのリストから各サイトを探し、そのサイトページの一番下の方とか真ん中へんとかからそれっぽいメニューを選択。とりあえず「なんで?」みたいなアンケートは一切答える必要なし。一番下の「すすむ」とか「先へ」みたいなのでスルーOK。

で、一番ハードルが高かったのが、

・NOTTV

これはぶっちゃけ店頭で担当して貰った人が5、6名束になって掛かってなお10分以上掛かった。ポイントは、

 履歴ボタン(ホームボタンの左にあるボタン)長押しで、メニューを出す

既にどのタイミングだったのか忘れてしまったが、とにかく「長押し」という操作が入っているため、普通には気付きにくい。ただ、こういうトラブルは新機種導入時には多かれ少なかれ起こりうるということで、

 発売日直後に買ってしまった不幸<というほど不幸でもないんだけど。

というところかな。

ともかく、これで概ね有料サービスは停止出来た。あとは、SPモードメールだけだが、これを止めちゃうといろいろ不具合というか、不都合が発生しそうなので、まずはある程度までアプリとか設定とかを追い込んでからにしようと思う。今月中なら余分にお金が掛かるということもないだろうし。

●他に気付いたこと

とりあえず軽く触った段階だと、

・戻るボタン、履歴ボタンがNEXUSと左右逆なのは、承知していたが、思ったほど「間違えない」反面、「思った以上に遠い」。履歴ボタンより戻るボタンの方が使用頻度が(僕の場合)高かったため、本音は逆に出来たらなぁという感じ。それ以上にキツいのが、、、

・画面が超狭い!!

解像度的にもインチ数的にもこちらの方がNEXUSよりも広く大きいはずなのに、なぜ「狭い」のか。

 ひとつひとつのアイコンがクソデカイ上に、余白がめちゃ広い

そして、なんと!びっくり!

 右下のニュースアイコンが消せないっ!!!
※移動も出来ない!

これはどうしたことか。っていうか左下のアプリアイコン(配置したりするヤツ)も消せないし動かせないっ!つまり、

 NEXUSの環境と全く同じには出来ないっ!

ホーム、履歴、戻るボタンが液晶表示外に逃げてくれたおかげで、通常時の表示領域は増えているはずなのに、この仕様のせいで、どうにも狭く感じる。つか、

 時計で6ブロック使うとか、バカじゃねぇの!?

と思ったが、これは後述する時計ウィジェットを入れて「2×1」に変えたので問題ない。つか、ホント余白が広すぎて泣けてくる。オフィシャルな使い方だけで何とかなんないもんかね。

つか今気付いたけど、グーグルの検索バーで1×4マス取ってる!!!NEXUSだと常に最上段に常時表示されてはいたものの、1段分取ってたわけじゃなかったのに、、、。ギャフンギャフン&ギャフンだぜ・・・。ホーム画面をカスタマイズするアプリを探した方が早そうだな。

・電話の使い方が違う

上手く出られなくて焦った。あと、電話を掛けるための手順がNEXUSよりも多く、超ウザい。せっかく慣れてきたと思ったら、、、。まぁクイックダイヤルのアプリを入れたり、他に使いやすいヤツを探すしかないだろうな。

・今日一日で2GBのうち、165MBを使用。特に動画を見たり、闇雲に外出先でダウンロードしまくったわけではないが、とりあえずたぶん店頭の設定時に90MBくらい強制的にダウンロードされた為だと思われる。まぁ仕方ないけど。

・設定→ネットワーク接続→データ使用量→モバイルデータのチェックボックスをOFFにすることで、Wi-Fi以外のネット接続を止めることが出来る。

・かなり大量にアプリを削除したつもりだが、システムメモリに5.83GBも使用していてビックリ。NEXUSより圧倒的に「無駄なショップアプリ」が多く、自分が愛用していたものにどんどん切り替えていってなおこの数値。まぁ32GBのSDカードも注文してあることだし、16GBのNEXUSより容量に苦しむと言うことは、

 ないとは思うが、あるだろうな。

「ストレージは常に足りなくなる」は、「失敗する可能性のあるものは必ず失敗する」と同じくらい有名な格言だからな。

・あんしんスキャンと位置情報提供の常駐アプリが消せない。左上に出る小さなアイコンは常に表示「しても許されるもの」だけにしたいのに、スゲェウザイ。強制終了しても消えない。ざけんな!

・不満の少ないNEXUSにおいて数少ない不満点だった「日本語入力のレスポンス」は、明確に向上を感じることが出来た。素直に嬉しい。でも一方でキー配置が多少なりと変わっていて戸惑うことも・・・。

・充電が遅い。単純に容量が大きいと言うこともあるだろうが、「10%1時間」って感じがする。これ大丈夫なのか?使いながらやってるからか!?

・設定が、上部スライドの中に入ったのはありがたい。でもそのメニューの内容はとてもわかりづらい。

・ドコモがくれた紙バッグの中に、iPhone5Sの簡単操作マニュアルが入ってた。オイ!

・グーグルプレイ→左上をタッチ→マイリスト→すべてを選択すると、一度課金してダウンロードしたアプリは全て無料で再インストール出来た。ただし、LINEに関しては、どちらか片方の本体でしか起動できなくなっていて、かつ、新しいスマホで動かすと、会話履歴などが全て消去されるらしかった。まぁやっちゃったけど。

・NEXUS使用時にもっとも本体が熱くなったタイトル数本を試してみた。ホーリーアーチャーは最高画質でもかなりスムーズに動いてくれてちょっと感動。AKB公式音ゲーは、

 数字以外が表示されないというとんでもないバグが発生したものの、ゲーム自体は軽くなって、ちゃんと遊べるようになってた。

ヴァリアブルレギオンはカクカクさがほぼなくなり、まともに遊べるようになった(最も落差が激しかった)が、

 ゲーム自体に既に自分が飽きてることに気付いた・・・

諸行無常。

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長くなったので、今日入れたアプリをざっと書いておしまいにする。

SKYPE
AK NOTEPAD
ニコブラウザ
ESファイルエクスプローラ
QUICKMARKQRコードスキャナ
スリザーパズル
QUICKDIAL
RADIKO
ストップウォッチ
スマートアラーム
MX動画プレイヤー
PERFECT VIEWER
DIGI時計ウィジェット
POWERAMP
ジョルテカレンダー
LINE
くま電池
RAZIKO
RAZIKO拡張
FACEBOOK
無音カメラ
XPERIAタイマー
ときこ
GOOGLE PLAY MUSIC
AKBまとめんばー
ワルキューレの栄光
PCM録音LITE
SPIDER SOLITAIRE
データ便
時間電卓
DAILY MOTION
弾幕バラッド
Comitton
MX動画プレイヤーコーデック
HDビデオプレイヤー
YOUKU
VEOH
OUTLOOK
フェアルーン
プリズンタワー
ドラゴンフライト
THE LEGEND OF HOLY ARCHER
GYAO!
WIKI DROYD
ディグディグ
マンガボックス
ヴァリアントレギオン
AKB公式音ゲー
FLVビデオプレイヤー
高速タスクマネージャ
懐中電灯
GOランチャーEX

こんなところかな。つか、時間が足りない。最後のホーム画面カスタマイズアプリがとにかく使いづらくて、でもこれでクソウザかったニュースアイコンが外せるし、ホーム画面の密度も高められそうなので、ちょっとがんばって今日中に「NEXUSと同じように使える」ところまで持っていきたい感じ。まぁPCの再構築よりは遥かに簡単(現時点では)って感じかな。

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2014年5月15日 (木)

GalaxyS5 SC-04F 購入計画~料金プランなど~

予想通り発売日は明日(アップ時点では今日)5/15だった。11時半にドコモに入り、12時の報道発表後に予約が可能になるとのこと、しばし店内を物色しつつ時間を潰す。

新機種発表の瞬間に立ち会ったのはこれが初めてだったが、まぁ今回は買う気100%、機種も決まっていたので、その面での迷いはない。あるのは、

 知らないことを無くしたい

そのことだけだ。

ギャラクシーS5に関して、情報が欲しいというユーザーは少なくないと思うが、こと、僕に関して言えば、

・それまでWi-Fiでしかネットに繋いでない(パケット無効)
・基本プランはMバリューで、5月は無料通話分をかなりオーバーしてしまった
・SPモードやiモードメールはしない
・それまではGalaxyNEXUS(2011年11月発売。僕が買ったのは2012年3月)

という状況なので、どうしても現状からの変化、違いを中心とした話になる。

ただ、2年縛りから抜けてS5にシフトしようというユーザーは少なくないはずで、NEXUSじゃなくともS3などからのプラン変更という意味では、多少なり参考にして貰える話もあると思う。あ、

 色は黒、白、ピンクの3色のみ

 料金プランは内蔵32GB版のみ

の話になる。

まず最初に今回ドコモに導入される「新料金プラン」について触れる。

●ドコモ新料金プラン~基本プラン~

これまでは「Mバリュー(無料通話分を含むバリューパック)」、「iモードメール」、「ゆうゆうコール※5人まで電話料金が安くなる」で、(2500+300+180)×1.08=3218円から、無料通話オーバーで6000円程度の月額料金だったが、6月1日から始まる新料金プランの場合は、

・スマホ月額2916円税込
・iモードメール(SPモードメール)324円税込

=合計3240円で、基本プラン料金が通話料定額になる。
※これはあくまで基本料金ね。

ちなみに、通話料無料は、いくつかの条件がある。これは今日店頭で聞いたことを含む「知らない人も多いだろう」ことなので、興味がある人はチェック↓。

・SMSは一通3円別途掛かる。

・104の電話番号案内料金は別途掛かる。
 ※ただし、この案内を聞くための通話料は無料。案内料≠通話料ね。

・177や117は無料

・衛星通信、国際電話は別途掛かる。
 ※インマルサット、陸上衛星、衛星船舶など、、、イマイチ意味がわからないけど、まぁざっくり国外通話が別途ということだろう。

・他社サービス、0180、0570で始まるサービスは別途掛かる。

逆に、自社、他社を含む携帯電話、固定電話、IP電話などは、全て基本使用料内で掛けられる。例外として、「連続する長時間の通話などで、ドコモの設備に影響を及ぼすと判断された場合」は、切断されることがあるらしい。「連続する長時間電話」がいったいどのくらいなのかも訊ねたが、現時点で明確な数字は出ていないとのこと。とりあえず、「1~2時間程度なら全然問題ない」だろうと担当は言っていた。「5~6時間とかですかねぇ」とも。

通話料に関しては、Mバリュー以上の基本プランで電話を掛けていたユーザーなら、ほぼ間違いなく得になる。当然カケホーダイの名前通り、これまでのような「無料通話分を繰り越せる」サービスは無効となるが、切り替え期に関しては、日割り計算でフォローしてくれるらしい。具体的に言えば、

 5/1日から15日までの15日間で、Mバリュー基本料金2500円の半額1250円+税の料金で、無料通話4000円分の半分、2000円分が利用出来る計算になるらしい。

ただ、当然これはあくまで通話料のプラン変更の話。Wi-Fi以外でネットを使うには「パケットパックその他」が必要になる。

●パケットパックなど

140514galaxys5
↑ドコモショップに貼ってあった料金表。全て税込。

先ほどのプランは、今のNEXUSをそのまま継続して使う場合、6/1以降に「変更可能になる」プランだが、
※変更しなくてもいいらしい。

 もし機種変する場合は、大きな二択を迫られることになる。

1.月々サポートを適用せず、分割で本体代金を支払う

2.月々サポートを適用し、分割で本体代金を支払う。

月々サポートとは、「パケットパック料金」
※月々2GBまで高速通信可能、それ以上は128kbで低速通信可能なデータSパック3780円税込など
から、2年間割引をしますよ、というサービス。つまり、

 割引して貰うには、ネット契約が必須になる
※月々サポート適用

ここが前回NEXUSに替えたときと大きく異なり、僕みたいにWi-Fiオンリーユーザーに対して大幅な値上げになってしまう今回のプラン変更の落とし穴。Wi-Fiオンリーじゃないユーザーには別段大きな違いはないが、
※実質負担額29808円税込みは僕の予想の範囲内。
そうでない場合は、

 前述の3218円(Mバリュー無料通話内利用、iモードメール、ゆうゆうコール)

が、

 一気に7492円まで値上がりしてしまう!!
※カケホーダイ2916税込+データパックS3780税込+機種代金796(1017(店舗指定の有料サービス(2916円分)に加入することで頭金(5400円)が免除され、月々サポート(毎月2727円)が割引された額の月額)-221(僕のポイント4900×1.08÷24))
※最初の月じゃなく、2ヶ月目以降の話。最初の月には前述の店舗指定有料サービス2916円や、手数料3240円、iモード利用料324円なども加算される。

恐ろしい値上げ!というか、この中には当然「本体分割代金」も入っているので、それを引いた実質値上げは、

 7492-1017円(月々本体負担)-3218(今までの料金)=3257円!

ということになる。まぁ実質倍。

 2GB/月のネット通信で、電話代が倍になる

ということだ。

ちなみに「2GB」は、例えば動画などを見る場合、その動画のファイルサイズとほぼ同等と考えていいそうな。HDDの容量のように、「2TBのHDDで実際使えるのは1.81TB」みたいなことはないらしい。ただ、

 当然2GBの動画を見れば一発でおしまいではある。

うーむ。

そこで第二の選択肢、先に挙げた「1.月々サポートを適用せず、本体代金を分割で支払う」が出てくる。

この場合は、パケットパックを使わない分、割引は一切受けられなくなり、Wi-Fi環境下以外でのネット利用も出来なくなるが、

(本体代金95256税込-僕のポイント4900*1.08)÷24ヶ月=3744税込+カケホーダイ2916税込=6660円税込

で、Wi-Fiでしかネットが使えず、電話が実質無制限で、新機種へ変更することが可能になる。

 2GBコースとの差額832円/月 24ヶ月で19968円

うーむ。ちなみにこの二つのプラン変更は、

 一方通行。月々サポートON→OFFは出来ても、OFF→ONは出来ない。

なので、ひとまずは月々サポートを掛ける方向で書類を作ってきた。
※明日行ってすぐ契約出来るように。

●その他

・ずっとドコモ割

6/1から始まる長期利用者に対するサービス。僕が契約したデータSパック月額3500円税抜であれば、「16年以上ドコモを続けて使っている場合」、月額600円税抜が値引きされるというもの。ちなみに僕は現在、

 15年と6ヶ月利用してたので、あと半年待たないとこれは適用されない。

適用は、特にこちらから申請しなくても勝手に適用してくれるらしい。

このサービスは、データSパック(上限2GB3780円税込)ではなく、データMパック(上限5GB5400円税込)に変更した場合、「11~15年利用で648円税込」の値引きが適用される。
※16年以上で864円の値引きにアップ。

半年間は「3780円で2GB」ではなく、「4752円で5GB」にする選択肢も、無くはない。まぁないけど。

パケットパックの加入非加入を問わず適用されるため、月額利用料は(月々サポートOFFの場合で)6012円税込まで抑えられることになる。

Lバリュー&ゆうゆうコール&iモードメールでも税込4838円だったわけで、仮にネットを使わず、限界までサービスをシェイプし、16年以上使っていたとしても、1174円の負担増になるが、言い換えれば32064円(半年は-648円なし1年半-648円有り)で、最新機種に変更することが出来るとも言える。

現状のまま外出先でネットは使えないが、特に見知らぬ土地に一人旅する予定があるわけでもないし、容量が32GBになり、通話料が無料になるというだけでも、相応の価値、スペックアップという気もする。ただ、

 もし外でネットを使いたいと思っても、最初に月々サポート適用で契約していれば、

 実質月額1139円税込(含む店舗有料サービス&頭金免除月割)で済むところを、
 一ヶ月3780円税込

と3倍以上のコストが掛かることになってしまう。

割り切ってしまえばいいと言えばいいが、、、やっぱりちょっと揺らぐな。

・パケットパックには他に「らくらくパック」なる月額2000円のプランもあるが、これはそれ専用の機種でなければ選択は出来ない。

・ポリカーボネートのカバーとシール付き専用品は、2160円前後(まだ未定)。専用バッテリーは税込3564円とのこと。バッテリーは個人で入れ替え可能。とりあえずNEXUSの時はカバー代1280円だったので、そのくらいで抑えたいトコロ。

・事前準備可能な全ての書類に記入し、準備した状態でも、契約と設定には1時間~1時間半前後掛かる予定とのこと。データの移行は電話帳のみその場でやってくれるとのこと。

・ドコモのスマホで相性の悪いマイクロSDカードはないか?との問いには、「メーカーはわからないが、「上半分が赤で下半分が黒のSDカード」は、トラブルの件数が多いとのこと。
→調べてみたら意外と数社あるっぽい。トランセンドもTEAMってとこも、サンディスクも、「半分赤い」カードがあるみたい。とりあえず念のため避けた方がいいかも。
 →と言いながら、価格comの満足度レビューの数と値段で、
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B006LX2QE8?redirect=true#productDetails
→Transcend microSDHCカード 32GB Class10 変換アダプタ無し (無期限保証) TS32GUSDC10
をポチってしまった。送料込み1806円。つか不具合に関しては、調べれば調べるほど「出るときゃ出る」みたいだったしね。

・内蔵するSIMカードは、NEXUSと比べて小型になっているため、ノキアの時のように「差し替えて併用」することは出来ない。

・防水仕様だが、充電ソケット兼USB端子のカバーは、取り外しも交換も可能とのことなので、買ったら早々に外してしまおうと思う。15年と半年、今まで一度も水の中に落としたことはないのだ。まぁこれから落とさない保証もないのだが。

・金色がなかったので予定通り黒にした。モックアップだと、ピンクは思った以上に明るい色で、白も黒もちょっと安っぽい感じだったけど、まぁ問題ない。

●まとめ

15年と半年継続利用のドコモ、FOMA iモード携帯からの機種変で、Mバリュー、iモードメール、ゆうゆうコールを使っていて、ポイントが4900ポイント貯まっていた自分が、GalaxyS5に変更する場合

○その1 外出先でもネットを使う場合

・月々サポート適用後の実質負担額 月額1017円税込×24ヶ月=24408円
・店舗指定有料サービス数本合計 2916円税込※契約直後に解約するので1ヶ月分
・基本プラン スマホ 月額2916円×24ヶ月=69984円
・パケットパック データSパック2GB/月 月額3780円税込×24ヶ月=90720円
・インターネット接続サービス SPモードメール 324円税込※僕は契約直後に解約するので1ヶ月分。
・6ヶ月後に「継続利用16年を超える」為、ずっとドコモ割発動 月額-648円税込×18ヶ月=-11664円
・私的ポイント -5292円税込
・事務手数料 3240円税込

24ヶ月合計税込 174636円 月額7277円

○その2 Wi-Fiでしかネットを使わない場合

・本体金額95256円税込
・基本プラン スマホ 月額2916円×24ヶ月=69984円
・インターネット接続サービス SPモードメール 324円税込※僕は契約直後に解約するので1ヶ月分。
・6ヶ月後に「継続利用16年を超える」為、ずっとドコモ割発動 月額-648円税込×18ヶ月=-11664円
・私的ポイント -5292円税込
・事務手数料 3240円税込

24ヶ月合計税込 151848円 月額6327円

こんな感じかな。

で、ここからは極々私的な話になるのだけど、僕の通話代は基本経費で落として貰っている。実際仕事で使うのがメインなので、その点に関しては別段どこかの誰かに向かって弁解するつもりもないのだが、こうして新機種に変えたり、特に私用を目的としたサービスに加入する場合は、やっぱりその分自己負担しないと、精神的に辛い。

で、いくらくらい自己負担するかだが、それはつまりどのくらい「カケホーダイを利用するか」にも関わってくる。今でこそMバリューだが、ちょっと前まではLバリューで使っていて、その当時無料通話分が余り気味になったからMにシフトした経緯もあるわけで、
※結果5月支払い分が大きくオーバーしてしまった→Mベースでは無料通話が実質足りない。
ことも考慮すると、

 Lバリュー分+基本料は店負担でお願いしてもいいかな、と思う。

前述のメールとゆうゆうコール、そして税金を含めた、4838円。

で、それ以外を自己負担とすると、ネットを使わないとしても、

 6327-4838=1489×24=35760円!

う~。これにSDカードとカバー代で3000円ちょい加わると思うと、予算3万円を結構オーバーしてしまうっ(T_T)。まぁ減価償却的な意味合いもあるし、とりあえず3万円+備品自己負担で税理士さんに相談することにしよう。つかもしパケット強制じゃなかったら(NEXUS買ったときのプランだったら)、カケホーダイのメリットをそのまま享受出来て、僕の負担額もグッと抑えられたのにな~。ドコモめ!

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2014年5月14日 (水)

金銭価値の均一化

相も変わらぬ貧乏話。でも僕の貧乏は「真の貧乏」じゃないから、側面的にはあくまで「節約貧乏」という感じ。ゲームも買うし、ビーフジャーキーだって買っちゃうよ!

前にも話したけど、100円は100円。1000円は1000円だな、という話。また同じ話をする。なぜならジジイだから。あと前の話のことをほとんど覚えてないから。

今日も今日とてかみさんと娘が「帰り遅くなる」と言って出かけたので、晩飯は自分で調達だ。だいたい500円前後の予算を後日請求という形でかみさんに支給していただくのが常なので、帰宅途中にあるブンイレに立ち寄り、思案を始める。

いつもならおにぎりや唐揚げを組み合わせるか、弁当を1つレジに持っていってそれでエンドなわけだけど、今日は自宅にストックしていた「辛い方のお菓子」が底をついていて、何かそれをフォローしたい気持ちで一杯になった。

・ビーフジャーキー58g 400円くらい
・サラミ 似たようなもん
・カルパス まぁ似たようなもん

この辺りをチョイスするのも悪くない。ちなみに前回買ったビーフジャーキーは結局10日間の命を全うし、天に召された。ホントに一切れの3分の1くらいずつちびちび食べたわけだけど、これが意外と「いかそうめん」や「ポテトチップス」と違い、固くて味が濃く、しばらく堪能していると、別にそうたくさん食べたいとも思わない。ポテコならそれこそ一気に一袋食べないと引き下がれないっ!って感じになるのとは全く好対照だ。カロリーの面でも当然抑えられる。

他の選択肢では、「ペッパービーフ」や「焼き豚」のような、「生もの」系も選択肢として登場。グラム辺りの単価が安く、その面でのコストパフォーマンスは低くなかったが、ただ、それも先のポテコ同様、

 どのくらい食べてどのくらい満足出来るのか、あとどのくらい日持ちするのか

が問題だ。冷蔵庫に入れてしまえば、家族がマッハで食べてしまうか、

 僕が永遠に忘れてしまうか。

我ながらびっくりしたが、一昨日冷蔵庫見たら、

 賞味期限が既に2ヶ月過ぎている僕の買ったゼリーを発見。

まぁ気楽に食べて今でも存命中なのだが、ようはそんなもんなのである。冷蔵庫とはつまりはダークホール。ちなみにダークリングは肛門のスラング。一旦吸い込んだものは、そう易々とは吐き出されないのだ。お~怖っ。

まぁつってもビーフジャーキーも、開封後10日も経ってれば固くもなるけどな。食えりゃいいんだ食えりゃ。

で、クリスは思ったわけですよ。

 あ、晩飯減らしてビーフジャー化しよかな。

400円のビーフジャーキーに200円のカップヌードルシーフードで約600円。400円の弁当に150円のぴりぴりチーカマ買っても税込みで約600円だ。確かに体には決して健康的とは言い難いが、

 自分に対する満足度、貢献度という点においては、断然前者に軍配が上がる。

結局そういうことなのだ。100円はどんな使われ方をしたとしても100円。ガシャポンに使っても100円。缶ジュースに使っても100円。4回分ガマンしてビーフジャーキーを買っても100円は100円なのだ。

 何に使う時も、そのお金の「絶対価値」を見失わないようにすれば、それがつまりは節約に繋がるのだ。

昔「チロル算」というのがあり、何でもかんでも「チロル何個分」。
※島本和彦先生の場合は「1ガンプラ=300円」らしいが。
ビーフジャーキーに換算するというわけではないが、その金額が果たして他の、例えば食べ物、例えばゲーム、例えば書籍に換算した際も、同様に比較検討するに値するのか、という話だ。

 ああそう考えるとCDはもったいなかったな~という気にもなってしまうのだが。
※つか一向に送られて来ねぇし

映画は見合うのか。DVDは見合うのか。スマホは、ゲームは、グミは自分の「金銭平衡感覚」で不当に指数が低くはないか。

この感覚を思い起こした時、軽い既視感に包まれた。

 あ、これ、ダイエットの時と同じだ。

おにぎり1個115キロカロリー。ジュースは1本で200キロ。メロンパンは600キロで、サンドイッチは260キロ、、、何を食べればカロリーを抑えられつつ満足度が高いのか。何が「カロリーの無駄摂取」になってしまうのか。

ただ、この金銭平衡感覚を徹底的に磨くことは、ともすれば周囲の人間に多大な迷惑を掛けてしまい兼ねない点は十分注意しなければならない。セコいとかケチだと思われる程度ならまぁ実際お金がないのだからしょうがないレベルで済むが、

 他の人のお金の使い方にまで違和感や否定的な感想を口にするのは、絶対に良くない。

昨日かみさんが娘に、「無駄遣いをしないなら本屋に連れて行ってあげる」と言ったとき、娘が言った言葉。

 「何が無駄遣いなのかわからん」

確かにそうだ。思えば僕が小学校の時買っていたメンコやカードは無駄遣いじゃないのか。ゲームやプラモは無駄遣いじゃないのか。一回読んでもう読まないマンガが無駄遣いなら、人生という金銭に匹敵する重要リソースを消費して、何度も同じマンガを読むことが「正しい」ことなのか。

 そんなのは全く考えるだけ無駄だ。

僕のサイフは娘のサイフじゃないし、娘のサイフはかみさんのサイフでもない。それぞれが与えられたリソースをどう使おうが、どう使うのが無駄で、どう使うのが有意義なのかは、その人次第のことなのだ。

 まぁだから「ちはやふる」は僕じゃなく娘が買うことになったわけだが。
※僕にとっての金銭価値基準として、マンガはそのランクが低いということが、最近の検証の結果明らかになってしまったため。でも代わりと言っては何だけど娘はゲームを欲しがらないわけだから、その辺りはどっこいなのかも知れないしね。

でもそうは言ってもパートさんとかが平気で僕らの分までおやつを買ってきてくれたりすると、何とも言えない気持ちになったりする。ひとつは当然申し訳ないという気持ち。そしてもう一つは、

 これを買ってくれるんだったら他の物を買ってきて欲しかったという、価値基準が引き起こす切ない気持ち。

特に「どっちかと言えば」というレベルじゃない、明確に「これはマズい」でも「あれは美味い」場合は、本当にもったいなくて仕方なくなる。さすがにその分のお金をくれ、みたいな気持ちには心の底から全くならないが、

 だったら買ってこなくていいのに、という気持ちにはかなりなる。

パートさんの一人が以前非常にお高いトマトゼリーを買ってきてくれて、僕はそれに大層喜んだりもしたのだが、その後「2度と買ってこないでくれ」と言ったにもかかわらず、そのパートさんは岡山の実家に帰る度に(と言っても2度ほどだけど)買ってきてくれる。

 それは全く嬉しくないのである。お互いが全く得をしないのである。

一度目と二度目で価値が近似値になるものも確かにあるが、大幅に下落するものもあるのである。500円もするゼリーを買ってくるなら、100円のジュースを3回買ってきてくれた方が遥かに嬉しいし、もっと言えば、

 貰った方が喜んでくれるものをあげる方が、あげる側も嬉しいだろうに、と思うのだが。

まぁ1個だけお菓子を買うのが恥ずかしいから2個買うというのは、でも見方を変えればその人にとっての「有意義」に抵触する、つまり「1個買う恥ずかしさ」によるマイナスが大きいというわけだ。

ともかく、誰かに強要することは出来ないし、してはならないことではあるものの、少なくとも自分に対して精度を高めていくことで、お金は貯まりやすくなるはずだ、ということは言えると思うのだ。

つかちょっと本が出せそうなくらい高尚なネタだったな(^^。▲▲。

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2014年5月13日 (火)

つれづれなるままに・・・スマホの話とか

またか。でもしょうがないささやかだけどどうしても言いたくなったんだもの。

●Galaxy S5の発売日

auが5月15日と発表したらしく、ドコモもそれに準ずる可能性が高いらしい。以前の情報では、ドコモが白黒青ピンク、auが白黒青金というウワサだったが、auは結局白黒ピンクと、ズレが生じている。もしかしてドコモに金の可能性も!?

正直お金に余裕がないのは変わらないのだが、じゃあ今欲しい、本当に欲しいものが何か他にあるのかと言えば、答えはNO。分割合計がいくらになるのかわからないが、

 3万くらいまではがんばろうと思う。
※分割合計。

何とも言えないのだが。

余談だけど、今使ってるネクサスのシールドが傷だらけで、いい加減これも張り替えたい。でもこれを張り替えるくらいなら当然S5で、というのも本音なわけで、

 少しでも安く、少しでも早く、出来たら金色を!

という気持ちで一杯だな~。つか思ったより早かったな。15日は木曜で休みじゃないけど、午前中なんとか都合付けられないかな~。でももし買えても、カバーや今回はSDカードも買いたいし、って思うと、結構な出費が余儀なくされるんだよな。まぁいざとなったら分割をそのまま享受して支払う選択肢もなくはないけど・・・。

買うにしても買わないにしても楽しみなことがあるというのはいいことだな。

追記

ドコモに直接電話して聞いてみたところ、

・14日の報道発表後であれば電話でも予約が可能になる。
・それまでは価格や、発売されるされないもわからない。
・プランはこれまでのスマートフォンと同様のものになる。
 ※価格はまだわからない

つまり、確実に買うためには、14日水曜日のドコモの報道発表に注意を払い、その直後に店頭に出向いて予約するという流れになる。電話でも予約は承るとのことだが、当然店頭の来店客を優先する&電話中で繋がらないリスクも高い。・・・報道発表が何時になるのか再度TEL。

・予定では11:15

ということは、14日の午前11時頃に店頭で待ちかまえていれば、報道発表→直後に予約が可能になる。店員さんの話では、それほどナーバスにならずとも予約は出来るだろうとのことだったが、

 クリスは油断しないのだ。ドラクエ9を買うのにひとりぼっちで6時間以上並んだ男なのだ。

ましてや僕が欲しいのはどう考えても本数が少なめと思われる金色。
※現時点ではリリースすら決まってない色でもあるが。
黒は30台でも金は2台というケースも十分過ぎるほど考えられるのである。というか、
 14日はたまたま休みな上に僕は基本ヒマなのである。

テンションを上げる為のイベントとしても、これはもう「行くっきゃない!」のである。死語をもいとわないこの勇気あるスタンス、誰が止められようか。

問題は、当日までそのことを僕が覚えていられるかどうかなのだが。

・・・でももし金色がなかったらどうするかも今の内に決めておくべきだろう。無難にして安定感のある黒にするか、
※以前手持ちの黒ガジェットの写真を載せたことがあるけど、あれはあれで愉快だったもんな。
推定人気色であるところのブルーにするか。ちょっぴりメタリックな印象もあったホワイトにするか。っていうか白は絶対汚れが目立つから無いし、ピンクもさすがに「その色しか残ってなかった感」満開(ピンクだけに!)だから無い。実質、

第一希望 金
第二希望 黒
第三希望 青

というところか。つか青って今考えたら居心地悪いもんな。黒は面白みがないけど、黒にしたことで激しく後悔する可能性も少ない。金がなかったらやっぱ黒だな。真っ赤があったら真っ赤でもよかったけどな。ジョニーライデンみたいな赤と黒とか。塗ろっかな。マジックとかで。

●セーラームーンって

全然大したことじゃない。でもちょっと愉快だったので書いておく。

ちょっと前に小嶋陽菜が、「セーラームーンに関して熱い」という話をしたと思うけど、あれはあれで僕の中では結構いい話として位置づけられていて、出来たらまたセーラームーン関係の話が聞けたらいいな、くらいに思っていたりもするわけなのだけれど、

 小嶋陽菜は現在26歳。思えばウチの店のパートちゃんもそのくらいかと思って年齢を聞いてみたところ、

 「26歳だけどなんか文句あるんですか!?」

いえいえございません。むしろ「いかにも26歳らしいお答え」にちょっぴり嬉しくなったくらいです。ええ僕はMではありません。念のため。で、ついでに聞いてみた。

 セーラームーン好きだった?

 「めっちゃ好きでしたよ!」

やはり今26歳くらいの女性がセラムン直撃世代なのか。聞けば無印がジャストミートだったそうで、当時の熱量を含め納得だ。っていうか今年が「20周年」であり、6歳~8歳くらいの頃だと考えれば、

 大好きで当たり前

というところだろう。だがしかし、彼女はこのあと衝撃的なセリフを口にする。

 「マーメイドとか、オレンジとか、アーモンドとかありましたよね?」

 ・・・・はぁぁぁぁあ!!!?

ちょっと待て。オレはその当時決して6歳女子ではないが、セーラームーンの最初の5人くらいはわかるぞ?つかアーモンドて。アーモンドってセーラームーンの

 誰だよ!?

つか「マーメイド」と「アーモンド」って微妙にかぶってる感あるし!

※ちなみにマーキュリー、ビーナス、マーズ、ジュピターとセーラームーン。あとちびうさ、ヒゲモジャ、ビビンバくらいだろ。

そんなもんなんだな~と。いくら好きだと言っても、普通の女子にしてみれば20年前のアニメなんて、「忘却も余裕」なコンテンツなんだな~と。つか男の子であってもそういうことってあるんだろうけど、

 僕らはそうじゃなかったよな~って思った次第。

結構当時のアニメとか特撮の記憶を今なお鮮明に記憶してる(物もある)もんな。ちょっぴりジェネレーションギャップ。でも「仮面ライダーVXとかありましたよね?」よりヒドイわ。

●トップをねらえを友達に見せた感想

コナンを薦めてくれたnori君が感想をLINEで送ってくれた。泣けた?という問いに対し、

 「そりゃ泣くさ」

は嬉しいリアクション(^^。2のラストも、

 「ホントにやられたってかそうきたかってか、ニクいニクすぎるよな」

全く同意。同意しすぎるほど同意。最初見た時のインパクトは、他に例がないほど「上手い!上手すぎる!!」って感じで号泣しちゃったもんな。てか、時を経て見た今ですら同じように号泣。

トップ1は岡田斗司夫と庵野監督が、製作当初よりラストを「こうしよう」と定めていたらしく、あのラストが決まった時点で「これはイケル」と確信したんだそうな。

 そりゃそうだよな、と。

僕もそれなりにアニメや映画を見てるけど、あのクライマックスほどハートを貫いたシーンは他になかったもんな。でもそんな「偉大すぎる1作目」に負けず劣らずなラストを用意した2も、それはそれで素晴らしいと僕は思う次第なのですよ。

前回書かなかったけど、ノノとニアの目が似てるのは当然だったんだよね。

 だって声優も同じ人なんだもの。

最初から確信犯だったんだな~って。っていうかニアの方がかなり後年になるんだけど、全然声質がファンシーで、

 声優ってスゲェって感じだったな。

みんなもトップをねらえ、1&2ともに見てさわやかな涙を流そう!

●ブログコメントについて

ちょっと前にも触れたけど、ウチのブログは現在スマホからもコメントが入れられるようになってますので、もしよかったらよろ。

で、その反動で、当然のようにスパムがガンガン来るわけだけど、最近はその「ガード」がちょっと楽しくなってきている。つまり、

 特定の単語を含むコメントおよび名前は書き込めない。

もちろんそれによって罪もない愛読者様の書き込みを排除してしまう可能性ももちろんあるのだけど、

 率的には比較にならないと思うし。

何が楽しいって、「どんどん外堀を埋めて追いつめていく感じ」が楽しい。これまでコメントを削除して、IPを禁止にするという、ある意味「受け身」の対応だけだったのが、こちらから能動的に「来んな!」と「先取的ガード」をしてる感じになっているのが愉快。

人間なのか機械なのかはわからないけど、「ヒヒヒこのブログに書き込んじゃろ!」と近づいてくる魑魅魍魎たちが、「うっ何度やっても弾かれるっ!こりゃタマラン」と退散していくのが目に浮かぶよう。ニヒヒ(^^。

ちなみにどんな単語が弾かれるかと申しますと、

 基本英語です。

ストアとかシューズとかシェアとかディスカウントとかそういうヤツ(※当然全て半角英単語ね)。日々増殖中なので、もし弾かれた、という場合は、英単語なくすだけでよっぽど大丈夫、、、なはず。あとはサマンサタバサやグッチとかのカタカナもガードしてます。つかこれらはたぶんこのメーカーがスパムを拡散してるんじゃないと思うんだよな。どう考えてもウチのブログと関係ないところに「撒く」意味がないもんな。

ページによっては「.com」を弾いてるところもあるけど、それはちょっとさすがにやりすぎって気がしてやってません。

日本人がまず絶対使わない、でも外人が100%使う「2文字くらいの文字列」がわかれば、それでカタが着く気がするんだけど、それがわからないんだよな。

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2014年5月12日 (月)

今発売されて嬉しいゲーム

情報誌に目を通さなくなって久しいため、もしかしたらホントにリリース予定があるのかも知れないけど、とりあえず最近あんまフックするゲームがないので、妄想だけでも「出て欲しい、出たら買う」ゲームの話をする。あくまで妄想なので、「え?出るの!?」とか思わないように。

思い浮かぶままに書いていくので順不同。

●ファイナルファンタジークリスタルクロニクル リングオブフェイトの続編

3DSでシリーズがリリースされないのが不思議。売れなかったのか、それともプロデューサーがクビやフリーになったのかわからないけど、もし出たら久々に娘の分まで一緒に買ってもいいかな~というくらいの一本。ああいう「普通に楽しいアクションRPG」が最近あんまない気がするんだよな。ということで、

●ソーマブリンガーの続編

当然こちらも出て欲しい、出たら買う1本。前作も十分な完成度だったけど、モノリスのチームが忙しくなったのか、全く続編のウワサを耳にしない。というかモノリスって何チームくらいある会社なのかね。ゼノブレイドの続編だけじゃなく、バテンカイトスとかも続編を望む声とかありそうなもんだけどな。

●ドラゴンクエストXI

普通に情報がない。3DSなのか、はたまた別のハードなのかはわからないけど、そろそろ一枚くらい画面写真が出てきてもいい頃じゃないかと思うのだけど、、、。いろいろとスピンオフで小銭を稼いでる印象があるけど、やっぱり正統派ナンバリングタイトルが楽しみなんだよな。っていうか9が出たのもう5年も前なんだよ!?すぎやまこういち先生が死ぬ前にあと何本遊べるのやら。

●テラリア2

普通に楽しみ。既に開発は開始してるはずだけど、画面写真も見ないし、どうなってんの?って感じ。まぁ出たら開発段階からでもレジストする気満々ですけどね。たぶん値上がりは必至だろうな~。ぶっちゃけ5000円とかのフルプライスでも買うけど。つかスターバウンドのパッチも最近ご無沙汰なんだよな。

●デッドピクセルズ2

360のインディーズゲームの続編。既にリリースは決まっているものの、そこからの情報が一切ない。言っちゃ何だけど★にして8点クラスの期待をしていて、スゲェ早く出て欲しい。超遊びたい。めちゃ遊びたい。なにしてんだ!?

●ボーダーランズ3

情報はまだなし。でも普通に1、2ともにどっぷり楽しめた、事によったらディアブロより楽しめたタイトルなので、リリースが待ち遠しい。でも最初のアナウンスから発売まで1年くらい掛かる大型タイトルなので、遊べるのはかなり先になっちゃうんだろうな~。

●ローグレガシーの会社の作品

ぶっちゃけ新作じゃなくても旧作で現在ダウンロード休止中のヤツでもいいから遊ばせて欲しい。非常に僕好みのチューンが為されていた作品だったし、画面写真からもそのオーラは流れ込んでくる。これも即レジ覚悟完了の一本。だからなにしてんだよ!すぐ出せ今日出せ!

●ゼルダの伝説スカイウォードソードクラスの作品

最近のシリーズタイトルでは一番面白かったのがSWS。あの流れを汲んでくれる続編が希望であり、言い換えればその流れじゃないゼルダはあんましお呼びでない。クオリティは高くても好みの点でムラがあるので、期待値は低めなんだけどさ。あ、でもWiiUレベルのグラフィックのゼルダは見てみたいな。

●にゃんこ大戦争の続編

これも出ていいだろ、と思いつつ音沙汰ナシ。「課金するぜ~!」って感じじゃないので、出す側にメリットが薄いのかも知れないけど、もし出るなら超遊びたい。ディグディグも空島もキリが付いてしまって、今スマホで楽しめるゲームがないだけに、、、。
※結局ヴァリアントなんとかも飽きちゃったしな

●モンスターハンターシリーズ

フロンティアがやりたいわけじゃないんだよな。フロンティアはなんか「ロースペックの足かせが外れてない」感じが強くて、どうも見た目とかシステムが古くさい印象が拭いきれない。PS4なら4でもいいから、「マジで最新のモンハン」を見せて欲しい。iアプリとかで出すヒマがあるなら、、、ってのが僕の本音。

●普通に遊べるメトロイドプライム

結局Wiiとか3DSとかのハード依存度が高いタイトルになってしまった分、メトロイド本来の楽しさが味わえるタイトルは、「プライム2」以降全く出ていないのが実情。もし出るとしてもまた「そういうの」で出かねないと思う一方で、3DS用にちゃんと遊べる、
※「OTHER M」とかじゃなく
「らしい続編」がやりたい。出来たら1500円くらいのダウンロードコンテンツで、グラフィックがスーファミレベル、みたいなのがいい。コレ、超本音。

●探索型ドラキュラのPS3レベルのもの

既に最近の数作をスルーしてる僕が言うのもなんだけど、携帯機っぽいゲーム性だからって据え置き機で出せない、売れないわけじゃねぇってんだよ!ってのが僕の本音。むしろレアドロップや経験値稼ぎなど、据え置き機でじっくりのんびりダラダラと遊べる、
※無駄に凝った仕掛けとかいらないから。
「僕好みのドラキュラ」が遊びたい。ああ遊びたいともさ。すぐに出せ。昨日出せ!

●ラクガキ王国3

PS3よりWiiUや3DS、Vitaの方がインターフェイスが向いてそうだけど、何で出ないのか理解できない。別にラクガキ王国にこだわらなくてもいいけど、ああいう野心的でクリエイティビティを刺激するタイトルがあんまない気がする。
※最近作でもマインクラフトくらいかな。テラリアはちょっと違う気がする。
音楽もキャラも世界観も素晴らしかったし、やりようによっては全然3でもファンは作れる、いや、ネットが普及した今だからこそ出来る仕掛けがいっぱいある気がする。任天堂が作らないかな~。

●グラディウスVI

結局発売中止になっちゃったタイトルを今さらって感じだけど、別にグラディウスじゃなくてもいいから、「本気でフルプライス発売日に買いたくなるようなシューティング」が出て欲しい。トレジャーなのかな~。やっぱトレジャーなのかな~。つかケイブシューを嗜まなくなって久しいけど、

 ケイブが育成要素、やり込み要素のあるシューティングとか出してくれたら無敵なのに、

とも思うんだよな~。3DSとかでもいいから出して欲しいよ・・・。

●電波人間じゃない天才山名学の新作RPG

一作目で燃え尽きちゃった身としては、彼のブランニュータイトルに注目って感じ。すぐ作ってすぐ出せ。5秒で作れ!いや、2秒で作れ!

●携帯機で遊べるダークソウルやキングスフィールドタイプのゲーム

デモンズソウルを今風にアレンジしてVitaで出してくれても構わないけど、ある程度の(具体的には5割以上の)追加要素が欲しいかな。本シリーズに関してはグラフィックの重要度も高いから、3DSよりはVitaで出して欲しいな。

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続編以外ではあんまし「コレっ」ってのが思い浮かばないのだけど、「アナタヲユルサナイ」や「クロス探偵物語」みたいな、スタイリッシュで爽快感の高いアドベンチャーゲームがあるなら、新旧問わず遊びたい。簡単だけど面白い、みたいなの。

正直旧作の中にも、自分が知らなかった遊ばなかっただけで、僕の嗜好にガッチリフィットするゲームが絶対まだ残されてるとは思う。思うんだけど、それを見つけるスベがないんだよな。

でも最近ゲームがあんましやりたくならないな~って思ってたけど、いざこうしてタイトルを並べてみると、

 まだまだ遊びたいゲームがあるってことを再認識する。

どれも出るんだか出ないんだかわかんないようなものばっかだけど、そこまで予算が掛かりまくるタイトルが遊びたいわけじゃないわけで、
※だから本数もそれほど売れないのかも知れないけど。
何とか一本でもいいから近々リリースされてくれないかな~って感じですわ。つか、

 みんなもやりたいゲームあるよね?

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2014年5月11日 (日)

つぶやき

前も書いた気がするけど「つぶやき」と「独り言」と「つれづれなるままに」は一体何が違うのか。とりあえず「つれづれ」は結構いろんな小さなネタがある感じで、「独り言」は誰に言うでもない話。で、「つぶやき」は、、、

 数はないけど小さなネタで、誰かに言いたい話。

そんな感じ。

●乙女のポリシー
https://www.youtube.com/watch?v=Zbbc8WzTC9M

こないだのノースリーブスのラジオで、流れ的にセーラームーンの歌を流そうという談になったさい、にゃんにゃん小嶋陽菜がノリノリな一方で、みぃちゃん峯岸みなみがイマイチ乗り気じゃない展開。まぁ確かに二人の年齢はジェネレーションギャップを引き起こしてしかるべき差があったわけだけど、にゃんにゃんの

 「セーラームーン世代じゃないの!?」

ってセリフが割とガチでよかった。でもってその流れで、「ムーンライト伝説」じゃないならコレって感じでチョイスされたのが、

 セーラムーンR ED「乙女のポリシー」歌 石田耀子

普通に上手くて曲もいい。調べてみたら彼女のデビュー曲であり、30万枚の売り上げは十分過ぎるほど立派。よくよく調べてみたらしょこたんもカバーしていて、

 思わず一回で好きになり、本日スーパーヘビーローテーション

ずっと聴いてた。うーむ名曲だ!★★★☆。

余談だけど、あまりに好きになっていろいろ検索していたら、アニメのユーロカバーアルバムがヒット。60曲入って中古送料込み1200円はあまりにもお得であり、乙女のポリシー以外にも聴きたい曲がかなりあったので、
※特に「嗚呼!逆転王」と「太陽戦隊サンバルカン」「宇宙刑事シャリバン」が猛烈に聞きたくなった。と言うか逆転王が決め手だったと言っても過言じゃない。
清水の舞台でエイリアンを輪切りにする勢いでレジストした。

届いたらまたブログで触れると思う。

●マンガボックス
https://www.mangabox.me/reader/#manga_rakunomilk

B型H系のさんりようこさんの新作がないかと検索してみたところ、「酪農みるく」なるマンガが、現在執筆中で、なおかつそれがウェブマンガとしてフリーで読めるようになっていた。

つってもなぜかPCからは最新話と1話しか読めず、スマホからだと全話たぶん読める。
※「最新話を」をタッチすると1~10話まで選択可能になる。

正直B型H系ほどの爆発力はないが、メインの二人がキャラが厚くて、普通に次回が楽しみ。クリス評価的には★★★という感じ。

他にちょっと面白そうかな、と思って読んだのは、、、

「穴殺人」 サスペンス物。全部は読めない状態だけど、読めた物だけで話があるていどわかったし、そこそこ面白い。続きもちょっと楽しみ。

「セーラー服、ときどきエプロン」 タイトルだけで開いてみたけどあんまピンと来なかった。

「わんこナンバーわん」 BOYS BE・・・の人のマンガ、そのテイストが残っているが、今はもういいかな。

「金田一少年の1泊2日小旅行」 原作は同じだけど作画が違う。でも話は全く違ってライトなエロマンガの様相。非常に面白いがまだ始まったばかりっぽい。

「たわら猫とまちがい人生」 ヌルさと真剣さが同居したコメディ。ギャグというほどではないが普通に楽しい。

ヒマなら見てみてはどうかしら?

●図書館戦争

うーむ。

いろんな感想が出てきたので箇条書きに。

・学生が主役だと思ったら全然違ってた。
・榮倉奈々ちゃんの背がおっきくてびっくりした。
・岡田准一はかっこええ。
・福士なんちゃらはかっこわるい。
・ラブストーリー的エッセンスは悪くないが、世界観設定にかなり無理があるような・・・。
・どことなしか「スチュワーデス物語」を彷彿とさせるシーンも。
・いくらなんでも日本国内でこの銃撃戦はねぇよな。
・っていうか冗長なシーン、不要なシーンが散見され、僕の嗜好的にはこの監督とは合わない気がした。
・銃撃戦の質は「ほぼ最低」で、緊張感もなければ新鮮みもないくだらない眠いものだったが、殺陣は必要十分に素晴らしく、監督がダメでもアクション監督とはフィットする気がした。つか牙狼よりかっこよかった。

総じてマイナス方向に裏切られた感じだった。オススメはしないし、僕の評価も★くらい。殺陣とラブエッセンスはよかったんだけどな~。敵も味方も日本の軍隊みたいな雰囲気はよくわからないけど居心地が悪かったな。あと、図書館側の現場隊長?軽すぎるだろオマエ。

期待が高すぎたわけじゃないはずだけど、もっと何つか、「ぼくらの7日間戦争」みたいな雰囲気かと思ってた分裏切られた。まぁ勝手に期待したこっちが悪いんだけど。

本編とは関係ないけど、予告にあったジャッキーの「ライジングドラゴン」「タニタの社員食堂」「リアル 完全なる首長竜の日」は面白そうだった。「だいじょうぶ3組」は予告だけで泣けちゃったので、逆に本編を借りる気にはならなかったな。タニタは優香がスゲェいい感じだったのでまず借りると思う。

●アナと雪の女王

見てない。でも伊集院と爆笑問題のラジオを聞いて、

 これが自分に全く合わない作品であることがわかった。

アラジンや美女と野獣までのミュージカルテイストの強い作品である点もイマイチだけど、それを来場者が一緒になって歌ったりするって、、、

 そういう新手の娯楽なのだなぁと思えば、それはそれでヒットにも納得出来ることは出来る、、、けども、

それは自分の求める作品とは違うよなぁと。

猫も杓子も評価絶大みたいなのがむしろかんに障るというか、「んなわけねぇだろ」と思う自分も生まれてしまったりしているのだけど、

 キャラは悪くない。

ラプンツェルほどじゃないにしても、グッズはそこそこ売れそうではあるかな。

●妖怪ウォッチトレーディングカードゲーム

5/2にいつの間にかリリースされていて、全然知らなかったことを距離にして300m、重さにして18kgほど後悔した。

 もし知ってたらどん欲に探し回ったかも知れないのに。

このタイミングでのリリースは、今から「妖怪ウォッチャー」になろうとする者に結構な福音たり得ると思う一方で、

 買えなきゃ仕方ない

とも思わせ、、、つか仕入れの時の妖怪ウォッチグッズ売り場の熱量、

 マジハンパねぇ

人がゴミのようだ、とは某Mスカ氏のセリフだが、ホント撒き餌にたかる養殖魚のような状況で、、、つっても自分もその一人だったわけだけど、

 期待と実際の温度の高さを感じさせたな。

つかこういう状況になるとオクでの転売ヤーが大量に沸くのは避けられず、結果それがブームを沈静化してしまう
※「なんだか醒めてしまう」みたいな
可能性もはらんではいるが、とりあえず7月発売の2がどうなるかって感じかな。つかちょっぴり妖怪メダルとか欲しい自分がいたりもするんだよな。今買えないの?アレ。

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最近ゲームのネタがないので、それ目当ての人にはスゲェつまんなくてつまんなくて、「もう読むのやーめた!」って方もいらっしゃるのではないかとも思うのだけど、ホントしょうがない。フックするタイトルがないんだもの。欲しいのなんて「エスケープゴート2」くらいで、でもそれって買ってもそう長くブログのネタになるとも思えないんだよね。本人は楽しめていても「オレもやりたい!」って人がどれほどいるかってタイトルだし、1000円はちょっとまだ高い気がする。さっきCDポチった人間のセリフとは思えないかも知れないけど。

ともかく、このままだと夏予定のスマブラ3DSか妖怪ウォッチ2まで何にも買わないって可能性もちょっと出てきてしまってたりして、我ながら
※ネタ枯渇も含めて
ちょっぴり焦ったりしてるところなんだよな。

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2014年5月10日 (土)

未来少年コナン~その2~

見終わった~。

感想を一言で言うと、「主題歌が悪い」。これに尽きる。というかこれでは正直説明不足。バタフライエフェクトで言えばチョウのタマゴが産み落とされるレベルの話だ。順に落とし込んでいく。

主題歌が悪いということは、幼少期のアニメ大好きだった僕にフックさせなかったことに繋がる。内容的には思いで補正で美化されたエステバンや、各話のアベレージが高いニルスと比べて、確かにムラが大きく、生理的に受け付けない嫌なヤツが前面に出てくるシーンが多いのもマイナスではあるが、あの主題歌から受ける印象をその内容が上手く吸収しきれていず、あまりにも牧歌的な主題歌のくせに、嫌なヤツが出てくる、主人公は割と虐待されまくってる、みたいな印象に繋がってしまった。

通しで見れば決してコナンは虐待されてばかりではなかったのだけど、とは言っても「危機一髪」や「絶体絶命」なシチュエーションが多いのは事実で、まだ幼かった僕に「その回だけで気持ちよくカタが付かない」展開は、やはりマイナスでしかなかったと思う。というか、

 僕にとっては時代の先へ行きすぎていた。

でももしあそこでハートにズキュンと来る主題歌であったなら、きっとそのモチベは負の印象を覆すほどであっただろうとも思えたわけで、返す返すも残念だったという感想になる。人によるとは思うけど、僕の中では

 アニメ本編の価値と、アニソンの価値は、ほぼ同等。

特に子供の頃の作品はその傾向が強くて、大きな声で歌ってればそれで幸せ、みたいなところもあったりしたんだよね。
※ナディアなんかはまさにその真逆。序盤の展開こそ巨大ロボットが出るわけでもなく(万能戦車グラタンは出てくるけど)、ヒロインはわがままで、イマイチ派手さに欠ける展開はコナンにも通じる(終盤未来的になっていくところもソックリ)。しかし、その主題歌はとてもメロディアスで心地よく、本放送時には存在すら知らなかったものの、ビデオで借りた際には、

 全話主題歌とエンディングを見たほど。

※ちなみにこのブルーウォーター
https://www.youtube.com/watch?v=SuujkwWuGVo
の作曲はAKBでも多くの曲を手がけ、秋元康からもっとも信頼されている作曲家の「井上ヨシマサ」が作ってた。そう言われてみれば「大声ダイヤモンド」や「Everydayカチューシャ」など、キャッチーで僕好みの曲と同じDNAを感じたりもする。

そのくらい同じNHKアニメでも導入の印象は違ってたんだけど、、、でも中だるみするところとかまで同じってのもある意味スゲェ。そう、

 コナンは、どうしようもなくタルいパートが多かった。

主題歌さえ最高なら、きっとその負のパートも乗り越えて行けたのだろうに、と思うし、当時であれば「1秒長い」なんて贅沢もまた感じなかったはず。今の目で見てしまうから感じるマイナスと、当時の耳が感じたマイナス。これが僕がコナンの評価を上げきれなかった、上げきれない理由。

ただ、

じゃあ本作が見るに堪えない駄作であったのかと言えば、それは全くもって違うと言える。確かにマイナス点はある。だが、

 クライマックスの盛り上がりは、(当時のアニメであったことを考慮すれば)文字通り異次元のレベルだった。

テレビ放送時のエヴァがそうであったように、再放送時に「発見された」ガンダムがそうであったように、ヤマトが、999がそうであったように、その時代にはあるまじきオーパーツのごとく他作品とクオリティが乖離する物語性と躍動感溢れる作画。

 なるほど今日まで語り継がれるのも頷ける。

僕が「主題歌が嫌いで」否定した側面とは全く別に、素晴らしすぎるキャラと、ダイナミックな展開、気持ちいいハッピーエンドに、それらを支える天才宮崎駿と彼をバックアップする大塚康生のタッグ。初監督作品であるという気負いと、限りある予算と、当時の文法によるいくつかの「古くささ」もあるが、
※ラスト数話は冒頭部に前回のパートを切り貼りして割増ししてたし、「1秒長い」場面も多かったし。

 ここまでやってくれれば十分だ。

中盤まで嫌なヤツのひとりだったモンスリー、彼女のキャラは今でも通じすぎる「純度100%のツンデレ」で、言ってしまえば彼女はアスカ(惣流・アスカ・ラングレー)だ。※っていうかアスカがモンスリーに意図的に似せてるのかも。「アンタバカ!?」のセリフは、モロにモンスリーの「バカね」にかぶる。
ラナはクラリスで、ジムシィや船長の「仲間感」は、ジャンプの「友情」エッセンスに高いシンクロ率を感じさせる。強いて言えばコナンだけが、

 彼オンリーの善良過ぎるキャラ

なのだが、これはNHK初のアニメというしがらみや、宮崎駿監督の子供向けアニメに対するポリシーの現れなんだろうと思う。事実、宮崎監督は庵野監督の作品を酷評していて、その裏には「子供向けならざる場面や設定、キャラクター」があったからだと思われる。

というか、

 もし「見ようかな」という人がいるなら、「全話見る必要はない」と伝えたい。

多少の不鮮明さは生まれるが、13話~17話くらいが僕的にはもう嫌なヤツが出過ぎててパスしたかった感じ。でも19~26話の展開は打って変わって最高。っていうか、

 モンスリー女史がデレていくトコが最高。

もはや彼女のファンであると明言することやぶさかでなし。作画にもそれは出ていて、序盤より終盤の方が明らかに美人で気合いが入っている。そして、

 永井一郎翁の素晴らしさ。

何というか、この作品はもはや彼の作品だったのではないかというくらい、セリフが素晴らしすぎて、見ていてニヤニヤしてしまう。ノリにノって演じているのがめちゃめちゃ伝わってくるし、「たぶんアドリブだろ」と思われる「行間の小声」にもニヤリ。そして、

 クライマックスで愛着が急増するジムシィ。

というかキャラクター(性格)的には序盤から全然嫌なヤツじゃなく、好きだったのだけど、終盤見た目に対する「慣れ」もあり、子豚の「うまそう」に対する愛情もまたニンマリ。

息が詰まるほど力が入る場面、窒息しそうな息苦しい場面は、こちらも手に力がこもる。銃撃で蜂の巣にされそうな場面を、巧みな判断とアニメならではの突飛な作画で回避するのは痛快以外の何物でもない。
※砲台の下にしがみつくとことか(^^

冒険アニメのお手本のようなトルクのある作画の連なりが、見る者をどんどん虜にしていくクライマックスは、掛け値無しで面白かった。でもまぁ負のパートも多かったので、

 クリス評価(マイナス踏まえ)★★★☆

ってところには着地しちゃうかな。

DVDを貸してくれて勧めてくれたnori君には、ホントに大感謝。30数年越しに胸のつかえが取れた思いだったな。

ちなみに僕が一番好きな場面は、20話終盤、モンスリーがコナンたちと一緒に行くことを決断するときの「あなた本当に私を信用してるのね」のセリフ。しびれまくった。モンスリー様大好き!

あ、でもレプカの死に様には結構不満。「あれでホントに死んだの!?」って感じだったもんな。せめて「断末魔の叫び声」のひとつでもあれば、、、。まぁその反省があったからカリオストロ伯爵は叫んだのかも知れないな。

そうそう、ラストのおじいさんとラナのパートも、ナディアのラストにシンクロするな。つかやっぱコナンって偉大な作品だったんだな。

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2014年5月 9日 (金)

ゲーム内課金について

コメントで「このネタについて書いてもいいけど?」と言われたので、調子に乗ってキーを叩くことにした。というか、

 奥行きの浅い僕に今何が出来るんだろう。

人類の未来について、世界の平和について、、、。

というかホントに僕はこの分野に造詣が浅いので、そう大したことは言えないのだけど、とりあえずみなさんゲーム本体以外で課金コンテンツを買ったりしたことあります?僕が課金したのは、、、

 ドラゴンフライトくらいしか思い出せない。

あ、弾幕バラッドも課金したかな。つかゲーム内課金って、いろんなスタイルがありますけど、僕が思うに、

 金儲けに対してギラついた相手の思惑が見えちゃうとキツいと思う。

それこそ絵やツボを売る詐欺じゃないけど、「荒稼ぎさせてもらいまひょ」的なアイテム課金は、一時的に金になるかも知れないけど、絶対長続きはしないと思う。というか、

 みんなパズドラに騙されるなよ、と思う。

パズドラ自体は僕がたまたまフックしなかっただけで、ゲーム内容に関してはたぶんきっと間違いなく悪い物じゃないと思う。ただ、

 それが「運良く生み出された物」だってことは忘れないようにしないと。

ガンホーの社長インタビューでも言ってたけど、「売れるだろうと作った物が売れたわけじゃない」。結果大多数に受け入れられただけで、結果大きな分母があるからこそ成立するモデルケースだっただけで、

 ガシャ課金が素晴らしかったわけじゃない。

課金モデルを成功させるには、まずソフトありきだと思うわけですよ。当たり前のことをさもオレが気付いたみたいな書き方してますけど、ゲームが面白くて、それを遊びたいという人がいて初めて余分なお金を出す可能性が生まれる。

 いくらみんながやっていても、いくら本体がタダでも、面白くないゲームには課金しない。

で、根本的な話になりますけど、「面白いゲーム」の構造には「課金アイテムで儲ける」という要素は入ってないと思うわけです。「課金アイテムがあるから面白い」とは絶対ならない。たまごとにわとりの話とは全然違っていて、まず面白いゲームを作ることが第一であって、そこに手を抜いて「金儲けの道具に」と言う意図が見えるものは、、、そりゃ「猫も杓子も」なブームの頃はそれでも濡れ手に粟かも知れませんけど、やっぱそんな甘くないと思うわけです。ファミコンだってプレステだって、

 ブームに乗っただけのメーカーはことごとく死滅してるわけだし。

なので、まずゲームが面白いことが最前提にあり、その次の話になるわけですが、僕が思うに課金アイテムには大きく分けて三つの種類があると思います。というか三つしか思い当たらなかっただけで、ホントはたぶんもっといっぱいあるとも思いますが、

1.ゲームが楽になる。便利になる。

2.自己主張の助けになる。見た目が良くなる。

3.愛ゆえに

一つ目は一番オーソドックスなタイプ。経験値効率が良くなるアイテムや、行動ポイントの回復、特殊技能のあるキャラクターや、単純に強い武器等々。

二つ目はPSO2などに見られるルックスを変える物。アメーバピグとかのアバター衣装や、僕は詳しくないけどLINEのシールとかも、もし有料になるならこれに該当すると思う。

三つ目は個人的に一番面白いというか、これこそが正義じゃないかとすら思う、プレイヤーが「お金を使わせてくれ!」っと自ら願うタイプ。アイドルマスターやAKB商法が該当する。

ちなみに僕が買った前述の2本はどちらも一つ目のタイプ。広告が表示されなくなったり、死んでも一回復活出来るキャラだったり。何度も言うけど、

 ゲームが面白いのは大前提。

つまんないゲームに余分に金を使いたいと思うわけはないわけで、言い換えれば、

 本当に面白いゲームなら、課金アイテムを差し込む余地が生まれる可能性がある

とも言える。ただ、伊集院にとってのパワプロのように、

 絶対「金の力でなんとかなっちゃダメな部分」を一線超えるのはタブー。

マスターボールがお金で買えちゃ絶対ダメなわけですよ。5Vのキャラが簡単に集まっちゃダメなわけです。
※ポケモンだったら、「人とは違うポーズのポケモン」とか、クソむかつくミアレシティでショップをリストアップして瞬時移動出来るアイテムとかなら、課金アイテムでもよかった気がする。つか後者は、

 それを欲しがる人が相当数発生することで、逆にミアレという存在がゲームにとってマイナスだということに気付いて欲しいという意味もあるけど。
※自分もしこれが100円だったら絶対買ってたと思う。

人と違うポーズのポケモンは、二つ目のルックスと三つ目の愛両方に起因するとってもいい課金アイテムだと思うんだよな。対戦したとき相手が、「え!?何そのピカチュー!!目つきが超やさぐれてんじゃん!!!」みたいなのは、その会話だけでお金を払う価値が生まれる気がするし、普通に楽しいと思うんだよね。

ゲームが便利になる系も、前述の広告カットや経験値増とか以外に、「会話部分を全てパス出来る」ディアブロIII拡張に含まれてた機能なんかは、低価格でアンロック出来るならアリかなって思ったし、HDDやゲームカセット本体にセーブしてたデータを、メーカーサーバー上にも常時バックアップしてくれる「保険」サービスみたいなものもアリかな、と思った。

ただ、それが本体無料のアイテム課金ゲームならばともかく、本体は普通に買って、あとからお金出して機能を増やすというスタイルに関しては、「だったら最初から入れろよ」という気になりかねない危険なサービスでもあるんだよね。あ、でもポケモンは通常1プレイヤーしかセーブ出来ないけど、追加で2キャラ、3キャラセーブ出来るとかはアリかも知れない。サーバーとセーブデータをやりとりして入れ替えることで、メーカーがお金を支払ってもらう理由付けにもなるし、なかなか2本3本ゲームが買えない子や、複数のキャラを遊びたい人にも福音たり得るかも。まぁ実際には「2本買ってもらった方が得」ってメーカーに思われてしまいそうではあるけれど。

三つ目の「愛」に類する話としては、「美人MOD」とかも有償提供が許されるコンテンツな気がする。お金を出すことで、キャラクターテクスチャをごっそり切り替えることが出来る。要は、

 オレのライトニングさんをもっと美人にもっと優雅に、ついでにもっとエロく!!!

という、、、つか「美人MOD」は建前で、要は「エロMOD」なわけだけど、これは結構ニーズがあると思う。というか、ライトニングリターンズの課金衣装もあれはあれでかなり「欲しくなった」アイテムだったんだよね。ゲーム中目にする頻度は高いし、見た目だけじゃない効果もなかなか魅力的だったし。ただちょっと僕にとってはお高かったのと、

 エロさが足りなかった<言わなくてよろしい

みたいな?

ファミコンの頃のターボファイルや、PS2のセーブデータをPCに保存するための装置みたいなものは、HDDが標準搭載されるようになって存在理由がほぼなくなっちゃったんだけど、実はあのPS2の転送機能を使うことで、ネットを通じて他のプレイヤーが作ったラクガキ
※ラクガキ王国2の話です。念のため。
を自分でも使うことが出来たりしたのは、「例え有償であっても今現在実現が難しい機能」だった気がする。動画配信がPS4とかのキモの一つになってるけど、結局それって一方通行なんだよね。

 その動画のシチュエーションからそのまま自分で続けてプレイ出来るような仕組みが出来たりしたら、それはかなり面白そうだとも思うけど。

ああでもそうした「コンテンツ」ではない「サービス」の話になると、結局XBOXのゴールドメンバーズみたいに、月額課金でより多くのサービスが受けられる、って方向に流れちゃって、結局ヘビーユーザーにしかメリットの享受が出来なくなっちゃうんだよな。

アイテム課金とかスマホアプリの購入のいいところは、そのお手軽さにもあると思う。WiiUのカラオケでもそうだけど、全員が全員「1ヶ月1000円」でGOサインを出すわけじゃないじゃん?1日300円がいい人もいれば、1時間100円がいい人もいるわけで、その辺の調整も重要になってくる気はするかな。

話は変わるけど、課金系のゲームの中にはさ、ひとつくらい「課金全部入り」で丸々アンロックさせてくれたりする仕様のタイトルとかはないのかね。「全部入り」はともかく、単純に「行動ポイントフリー」
※いつでも遊びたいだけ遊べます
みたいなのは、たとえば500円とかでアンロック出来るならしたいってユーザーもいるんじゃないかと思う。もっと言うと、その仕様にすることで全部が全部「デメリットの方が大きい」タイトルばかりじゃないと思うんだよね。

たまたま成功した事例がそうだったからって、それと違うゲーム違う分母違う訴求対象のアプリなら、「課金の括り」をもっと広く捉えてもいい気がする。というか、360やPS3、3DSにもある数百円単位のゲームなんかと同じ感じで、十分「ニーズがある」気がする。ただ、

 それが本当にプレイヤーが望むものなのかどうかのジャッジは重要だけど。

つまり、なめこが瞬時にマックス生えたりはしちゃダメだよな、って話。適度に待たされるからこそ楽しみも増すゲームもあるわけで、、、あと、それに準じて、

 ある程度ゲームが進んだらそういうことが出来るようにするというのも面白いかも。

行動ポイントを使いながらしばらく遊んで行って、プレイ時間が10時間を超えたら「フリープレイ300円」がアンロックされる、みたいな。「フリープレイがアンロックされる」のではなく、「300円でフリープレイ」がアンロックされると言う点がわかりづらく誤解を招いちゃう可能性はあるけど、ある程度ハマって遊んでこそ見える楽しさや、物足りなさも絶対あると思うわけで、

 課金の仕方とか、もっとユーザーが納得しつつ求める形があるような気はするんだよな。

ともかく、課金の瞬間は(僕みたいな貧乏人には特に)緊張感をはらむ。どうしようかどうしようかと迷いに迷ってレジストするわけだけど、

 それが不用意に間違って押してしまうようなレイアウトやメニュー構造というのも、今後駆逐されていく気がする。

要は、

 お金は気持ちよく払いたいと思わせなきゃダメだろ?

ってこと。みんな欲しいゲームを手に入れた瞬間は笑顔だもんね(^^。▲▲。

PS.けつかゆさん、こんなもんでいかがでしょうか?

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2014年5月 8日 (木)

未来少年コナン

オフの友人とひとしきりオススメアニメの話で盛り上がり、僕がトップをねらえ!および2を力説したあと、「コナンは見てないんだよねぇ」と呟いたかと思えば、

 「はぁ!?」

素っ頓狂な叫び声が半径5ブロックに鳴り響く。「5ブロック」がどの程度の広さかは知らないが。「オレ的ナンバー1アニメなんですけど!」「カリオストロで面白かったシーンが欲しいところで出る」「コブラや万丈みたいな人間離れした強さがたまらない」等々ヤツのターン。

でも結局いつ見ようとしてもなんかテンションが上がらないというか、メカもないし、なんか平和的というか、

 ドラマ性が希薄な印象が拭いきれず、

漫画のワンピース同様、チャレンジはするものの、継続して見続けられた試しがない。

 30分持たなかった作品だった。

でも、最近のネタでも書いたけど、価値観ってのは歳と共に移りゆく物。以前楽しめなかったツボがハマったり、以前泣けなかったシーンで号泣するかも知れない。ジジイ化はわがままと飽きっぽさを冗長させる一方で、ひとりの同世代の人間が「最高」と称する作品が「最低であるわけはない」。貸してくれるというので腰を据えて見ることにした。

ちなみに本放送は1978年。僕が小学2年の頃であり、ガンダムの本放送とほぼ同時期だったが、当時「テレビキチガイ」と親父に称されるほどアニメや特撮が大好きだった僕がスルーした数少ない作品だったりする。監督のネームバリューも皆無であったし、
※未来少年コナンは宮崎駿初監督作品。
NHKのアニメという点でもテンションは低めだった。
※ちなみにあと番組のキャプテンフューチャーもそれほどフックする内容ではなかったが、その次のニルスのふしぎな旅はガッチリ僕のハートを掴んだりした。でもって次の名犬ジョリィでまたこの枠から離れ、その次の太陽の子エステバンで再燃焼という、上がったり下がったりの激しいNHKアニメだったんだよな。

開幕早々「近未来2008年」という言葉にクラっとする。核ミサイル以上の威力を持つ兵器によって、地球は絶滅の危機を迎えたが、生き残った人類もいて、コナンはそこで生まれたひとり。別に「超人類」でも「ニュータイプ」でも「遺伝子操作されたクモに刺された」りしたわけでもない普通の男の子。

全然余談だけど、今回の電話で「コナン」というキーワードが出た際、お互いが全く「他のコナン」を対象としていなかったのがちょっと愉快だったな。名探偵コナンくんでもなければコナン・ザ・グレートでもコナン・ドイルでもない。まぁ話の流れでナディアだとかエステバンだとかから出たから、当然と言えば当然だったのかも知れないけど。

余談だけど、名探偵コナンを見る度に、自分が歳を取ったことを痛感する。他のどのアニメ、アンパンマンだろうとドラえもんだろうとしんちゃんだろうと感じないが、名探偵の方のコナンだけはダメだ。心の底からつまらない。娘が見ていても琴線に触れるどころか「琴まで2光年くらいある」感じ。でもファンは多い。凄く多い。オレ的世界七不思議のひとつ。しまじろうとかにこにこぷんの方がマシなくらいだ。

 閑話休題。

再生を始めてまず自分の記憶が強く揺り起こされた。僕がコナンを見なかった理由。フックしなかったワケは、、、

 主題歌が超ダセェ。

もうダサ過ぎてダサ過ぎて常日頃ため息を全くつかない僕ですら、「はぁ~」って感じになるレベル。牧歌的というか子供向けというか、例えて言うなら、

 おばあちゃんがくれるお菓子みたいな歌。

オレが求めてるのはコレじゃないんだよな~みたいな。アニソンにはトリトンとかジムボタン、バビル二世などイカス曲に枚挙いとまなしだった分、著しくここでテンションは下がり、

 ジムシィのデザインにも失速感が加速。失速感なのに加速とはこれいかに。

コナンにも言えるんだけど、「りりしさ」が薄い。カリオストロのルパンとほぼ同時期で、かつ作監も同じ大塚康生だけに、似た表情はいっぱい出てくるのだけど、自分の中にあるルパンが「ポスターのりりしい表情」である一方で、コナンの方はお世辞にもかっこいいとは言い難い「まるでじゃりんこチエ」のような顔。
※ある意味トトロの「めい」の顔にも通じるんだけど。
※ちなみにじゃりんこチエの作監も大塚康生。でも僕は大塚康生の躍動感ある絵自体は大好き。「カッコイイ顔がかっこ悪くなってるところ」だけがどうにもこうにも・・・。

 また、ひとしきり勧められた「コナンの強さ」に関しても、

 これでは僕は満足できない。

そもそも「普通の人間」設定なのだから、鉄格子を引きちぎったり飛行機から落ちても死ななかったりが「ない」のは当然なのかも知れないけど、それでもなんつか、

 弱い・・・。

顔に青タンが出来たり、簡単に捕まって閉じこめられたり、「強いという先入観」があった分よりその弱さが際だってしまった感じ。でも、

 5話までガマンして見てくれ

と言われたので、がんばってそこまで見続けたところ、

 ようやっと面白くなってきた。

主題歌はオールスルーでコナンの強さにも幻想はなくなった。表情に抵抗がある場面も少なくなかったし、「イヤなヤツ」も出てくる。

 でも、話はズンズン面白くなっていく。

空飛ぶゆうれい船のようなレトロなタッチの世界は居心地が良く、「のこされ島」に始まり、凪、嵐、バラクーダ号の船内、夢の島からの近未来都市インダストリア・・・。場面のメリハリがよく出ていて、確かにメカの魅力は薄かったが、「この先どうなるのか」というタイミングで「次回へ続く」のがイヤらしくも上手い。

悪の根元レプカやその手下モンスリーだけでなく、「一見人が良さそう」なダイス船長が意外と自己中心的で嫌なヤツだったり、でも一方でその部下ドンゴロスがイイ感じにイイヤツにシフトしていく感じは嫌いじゃない。ジムシィのルックスは今でもあんまし好きじゃないけど、時折、、、っていうかわりと頻繁にこぼす、

 「コナンいいなぁ、、」
※ラナと仲良くしてる二人を見てボソっと、、、

のセリフは、何とも言えない哀愁と共感を誘い、テレビのこちらで思わずニヤリとしてしまう。「だよな~」と。

また、ラナがコナンにここまでゾッコンラブだったのも嬉しい誤算。昔の牧歌的アニメ、宮崎駿参加作品としてハイジが挙げられるけど、ぶっちゃけハイジとペーターにラブ要素は皆無だったと思うわけで、

 よもやキスシーンまであるとはっ!

吐血!って感じである。いや、鼻血っ!って感じである。

とにかく主人公がヒロインから好かれまくってるというのは、見ていて本当に良い塩梅で、そこを大きなモチベーターにして話数をどんどん重ねていく。

緩急の落差が強めで、平和なときはとことん平和で平凡な一方、天変地異並の大異変も「しょっちゅう起こる」<ちょっと言い過ぎ。ただ正直言うと、

 1秒長ぇよ!

と言いたくなったシーンがかなり多いのがスゲェ残念。でも、ジムシィのイイヤツさ加減、ダイスの敵から味方にシフトしていく感じ、怖くて悪くて嫌なレプカがいいようにあしらわれる感じなど、

 溜飲が下がるシーンがどんどん増えていく感じは、本当に悪くない。

現在12話まで見ているが、今後どう話が展開していくのか見当も付かないし、正直楽しみになっている自分もいる。重ねて言うけど、

 ダメな部分は確かに、それも明確にある。

が、それと同時に「予想外によかったところ」もあった。

今のハイテンポ高密度のアニメに毒されてしまった今ゆえに、この作品に散見される負の印象が作品全体の「僕の」評価を下げてしまうのは、残念ではあるが致し方ない。当時リアルタイムで毎週楽しみに見ていればまたその印象は全く違った物になっていたのかも知れないが、

 現時点でのクリス評価は、差引★★☆というところ。

もっともこれでも見る前は「★くらいしか価値を見いだせなかった」ことを思えば、かなり評価が上向いては来ているんだけどさ。つかコナン、もっと強くてもよかったと思うんですよ。ボク的には。

---------

映画や5、6話のショートストーリーと違って、2クール(26話)や4クールのアニメを見るのは、なかなかに体力を使うというか、見始めることへの抵抗感が強い。決断が要るというか、、、。まぁ最初から「1話だけ見よう」として見始めるのならまださほど抵抗もないのだけど、本作のように、

 最後まで見てから判断して欲しい

的なものは、ホントハードルが高い。もしかしたらスゲェツライ時間の方が長いかも知れないわけだし。

でも幸いにしてコナンはほどなく「テンションが上向いていった」。「5話=2時間超」を「ほどなく」と言えるかどうかはともかくだけど。

ただ、序盤見ていて感じたのは、

 ナディアとの強い相似性。

設定そのものは時代も違うし、ヒロインのキャラクターも主人公のバイタリティも登場人物のバランス
※悪者とか特に。
も全然違うのだけど、元は海外の物語が原作にあり、それを日本の、それも掛け値なしにトップクラスのクリエイターがかなり自由にアレンジを加えて産み落としたことが、結果として「似た印象」に繋がったのかも知れない。

 つってもナディアの方が20年以上もあとの作品な分、テンポや密度は遙かに高くなっているけど。

つか今ナディアのウィキペ見たら「元々は宮崎駿がNHKに用意した企画」で、その後方やラピュタに、方やナディアになったというのだから、DNA的に相似性はあって然るべきだったのかも知れないな。

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2014年5月 7日 (水)

キャラクターコンテンツの寿命の話

我ながらイイ感じのネタを思いついたな、と思っただけで書き始める、行き当たりばったりな話。

今妖怪ウォッチが「空前の」というにはオーバーだけど「(ただの)大人気!」というには物足りない程度の人気になっているのだけど、

 これって何年くらい持つのかね。

僕の記憶(衣料品店の店主として)では、とりあえずキャラクターで現状確固たる地位を確立した、もしくは確立しているのは、

・ディズニー(ミッキー、ミニー)
・ポケモン
・アンパンマン
・ハローキティ
・ジブリ(トトロ、ジジ)
・ドラえもん

こんなところ。ディズニーとキティは、かなり昔からしっかりと地に足を付けて展開してるように思えるけど、ぶっちゃけキティが今ほど普及したのは1996年華原朋美がテレビでファンを公言してからだと思う。それまでは幼児向けキャラの域を出てなかったはず。

ディズニーはディズニーランドがいつまでも未完成であるのと同様に、今後も(作品のクオリティ管理も含めて)継続して人気者でいられるだろうし、キティもまた、時にティーン向け、時に幼児向けと微妙に舵取りを時代に合わせて調整している。実はこの二つはとてもフレキシビリティの高いコンテンツなのだ。まぁ悪く言えば売れ線にうるさいわけだ。

ジブリ、というかトトロは、もはやジブリとはあまり関係ないところで、そのハイクオリティな商品管理により、他のキャラクター物とは一線を画すアイテムをリリースし続けている。タオルの産地として有名な今治(いまばり)でキャラクタータオルを作ってるのは、たぶんジブリだけ。

その分価格も高いが、同時にちょっぴりお金がある層へ、差別化をくすぐる展開ともなっている。駿が存命中は手堅くテレビでの再放送(トトロや魔女宅に限らないジブリ作品)がなされるだろうし、人気も続くだろうけど、問題は死んじゃったあと、その資産、商品の品質をしっかり管理できる人間が引き継げるかってとこだと思う。

つか僕個人の感性から言えば、トトロ関連の商品開発部隊は、たとえば任天堂とかがヘッドハンティングしてもいいんじゃないかってくらいハイレベルな「唯一無二のクオリティの」グッズを作る。駿が死んだらそうした人材も流動する可能性があるかな、とも思うんだよね。

ドラえもんは正直時代に乗り遅れてしまった感がある。作品自体キャラクターよりも物語(少し不思議なワクワク感)が魅力の根幹であったし、それはとどのつまり高度成長期の物のない時代からの脱却が追い風になっていた気がする。昨今のコミュニティやコネクト、リンクというキーワードからしたら、のび太の交友関係はどう考えても少数派であり、魅力薄。ドラえもん単体のキャラクタービジネスとしても、「男の子からはかっこいいと捉えられにくい」し、「女の子からはかわいさが物足りない上に青い」。一時代は築いたものの、あと20年後にはほぼ消滅してる可能性も高いキャラだという気がする。

僕の子供は既に中学以上なので、フックという点においては希薄になってしまったが、アンパンマンもまたジブリほどではないにしても、クオリティ管理が上手く行った例。こちらは幼児向けという点で、正直「子供だまし感」が拭いきれない面もあるにはあるが、あのオレンジ、肌色、赤というカラーコーディネイトは、実は他のキャラには余り見られない希有なもので、幼児にはとても安心感がありキャッチーな色目だったりするのだ。

かっこよさという点ではドラえもん同様弱いが、もともとそういった感性が未成熟の世代(未就学児)が対象であり、両親が安心出来る(商品のクオリティ的にも)作風は、今後も(作者が他界してしまっていても)継続してリリースされ、一定の人気を維持していくと思われる。

僕個人としては「あのパイ」は、他が奪おうとすれば奪える可能性があるトコロなのだと思うのだが、
※アンパンマンのキャラクター商品は、価格が割高の割にジブリほど品質が高くないのだ。
子供用のコンテンツをゼロから立ち上げるリスクと体力が、今の企業にはたぶんないんだろうなって思うんだよな。みんな「だんご三兄弟の悪夢」を忘れてないからな。

つか、

子供用のコンテンツでも、それをしっかりと育てよう、維持しようという「徹底的な管理とそれが出来るコスト」を割かない限り、その多くは短期間で消滅してしまう。その最たるものが「戦隊ヒーロー&(現在では)プリキュアシリーズ」。毎年メインを入れ替え、鮮度を維持しつつ、クオリティが低くても一定の利益を上げ続ける構造を作り上げている。これだと強力にして長寿命なコンテンツは生まれにくいが、商売としてはそれで必要十分だとも言えるんだよな。

もっとも、それでもセーラームーンや初代プリキュアが登場したときの熱量たるや凄まじいモノがあった。正直セラムンなんて今でも下着がリリースされて、奪い合いになってハタチ以上の女の子が買ってるくらいだもん、

 当時どれほど凄かったのかって感じ。

プリキュアも、その前の「明日のナージャ」が見事にこけて、そのせいでマーケティングの重要性を再確認&徹底的に磨き上げた結果生まれた「売れ線の塊」だったんだけど、それでも今風の性格とルックスに、キャッチーな主題歌、小学生以上をバッサリ斬り捨てた訴求対象
※セラムン時代はまだ「未就学児~小学校低学年」くらいが対象だった。
などが奏功し、大ヒットしたんだよね。

 もっとも、一度ヒットを出せばそこに追従していくことで数年は安泰になる業界でもあるんだけど。

閑話休題

そして最後がポケモン。ときメモやベイブレード、そして妖怪ウォッチなど、僕がそのブームの最も熱かった頃を逸してしまったコンテンツはいくつもあるのだけど、ことポケモンに関してだけは、入り口からピークまで、しっかりと渦中で楽しむことが出来たと思う。

もっとも人によってそのピークをいつとするかは意見が分かれるかも知れないが、僕的には、(以前もブログで書いたと思うけど)第9回頃のワールドホビーフェア(1998年)がそうだったと思う。朝10時に大阪ドームに並び始めて、入れたのは17時半。閉館時間17時に間に合う為には、開館時間より早く到着しなければならなかったという、冷静に考えるとちょっと意味がわからないというか、平衡感覚を失いそうになるレベル。

店頭にあるポケモンカードをどん欲に探し求め、存在してるのを確認しただけでテンションが上がる状況。ヤフオクの立ち上げ前後、「オークションで買う」という行為そのものがある種イベント的で、日本にトレーディングカード(ゲーム)の文化を根付かせたのは、間違いなくポケモンカードだったと思う。

もちろんゲームの盛り上がりもかなり強烈で、今でもワイドショーに取り上げられていたシーンを思い起こすことが出来る。冷静に考えればわかることだけど、くまモンのように版権料がないわけでもない、通常のキャラクター商品で、フィギュアやガシャ、カードのみならず、パンやヌードル、電車や飛行機にまでペイントされたキャラは、たぶんポケモンくらいだろう。

正直新しいキャラ(=ポケモン)の魅力が著しく希薄になってきていて、新商品の展開によどみが生まれているのは非常に残念なところではあるけど、
※ポッチャマとかアチャモはかわいかったんだけどな。
先日のオリジンやXYなどで初期のポケモンに再び光を当てるような展開は、十分アリだな、と思った。次のスマブラでもリザードンがついに参戦することになったみたいだし。

正直ゲームメーカーや、アニメ制作会社主導で、「超強力」なキャラクターコンテンツを生み出すことは至難の業だと思う。なめこでもこびと図鑑でも、「一時的に大人気」になることはあっても、それが何年も何年も継続する、継続させることが出来た例は、ホントに上記のものくらいだと思う。例えば他に、

・クレヨンしんちゃん 劇場版で大人層も引きつけたが、根本的なルックスが弱い。

・機動戦士ガンダム 身も蓋もないけど「かわいさが足りない(というかゼロ)」。かっこよさを求める層に訴求するアイテムが非常に限られていて、正直一般的とは言い難い。
・ワンピース チョッパーのルックスが「化ける」かという時期もあったが、物語が続いている以上、逆に自由度が狭く、かつ少年誌であることが対象年齢を狭めてしまっている。これはドラゴンボールも同様。

なんかがあるけど、これらはまだスタンダードとは呼べないと思う。

そんなことを思いつつ妖怪ウォッチを見てみると、

 メイン妖怪であるジバニャンのキャラが、意外とチョッパー寄りでありつつ、マンガ原作ではない分原作に縛られず、自由度が高い。主人公のルックスはサトシたちと比べてやや弱いと思うが、キャラクターコンテンツとしては全然問題にはならないだろう。

Mステで「小学一年生に聞いた好きな歌ランキング」で一位になったダンス「ゲラゲラポー」は、ブームを加速する役目として十分だが、一方で失速させる要因にもなり得てしまうのが怖いところ。

ジバニャン以外の妖怪のルックスにかわいさが薄く、
※ポケモンで言うところのゼニガメやヒトカゲのようなセカンドベストなキュートキャラがいない。
物語が男の子向けである分、女性票の確保に苦戦するかとも思ったが、お客さんの話を聞く限り、男女ともにかなりの人気があるという。まぁつっても女子は男子以上に飽きっぽかったりするから何とも言えないところはあるけど。

そんなことを踏まえつつ「妖怪ウォッチ」が今後どうなるのかに関してのクリス予想は、

 ゲームのIIや年末の劇場版で、ジバニャンに匹敵するくらいのキャッチーでキュートな、たとえて言うなら仮面ライダー1号に対するV3のような、アンパンマンにおけるロールパンナみたいなキャラクターを生み出せるかどうかに掛かってる

って感じかな。今のままだと、レベルファイブ商法で持ってあと2年。久々に面白いコンテンツが出てきて(商売人として)ワクワクを禁じ得ない反面、仕入れるだけ仕入れさせさせて一気にポシャッは勘弁して欲しいって感じなんだよな。

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2014年5月 6日 (火)

ヴァリアントレギオン

アンドロイドとiPhoneにあるゲームアプリ。「ハクスラ」の文字に惹かれて何となく始めてみた。が、まだ始まったばかりなので、そう大したことは言えない。というか、

 電池の食いが激しく、行動ポイントがまだ結構残っているのに中断を余儀なくされた。

まぁそれはともかく、軽く説明&感想などを。当然間違いもあると思うので、話半分でよろ。

・グラフィックはさして綺麗でもない。

・スライド移動、ボタン攻撃&スキル複数スタイル

・ある程度敵に近づけば勝手にロックオン。もちろん遠すぎると届かない。

・HP表示のないチュートリアル後、3つの職業からチョイス。戦士とローグと魔法使い。いつも通りローグでスタート。

・でも最初は装備が無く、弓どころか武器も使えない。

・マップはかなりシンプルだが、完全に一本道というわけでもない。

・目的の敵を倒し、ゴールゲートをくぐればクリア。

・プレイ中に手に入れた宝箱は、死なずにクリアしないと貰えない。

・強制的にギルド加入で、プレイも強制マッチング。最初のプレイでは、「僕が開始した時点で既に他のメンバーが先行しており、彼らに追いつくのと同時にミッションクリアの文字が表示された」。つまり、僕は敵を一体も倒すどころか見ることなくクリアになった。

 ふざけてるのか!?

敵を倒さずに戦わずにクリアして面白いわけがない。気持ち的には「のび太のためにボクが敵を倒しておいてあげたよ(スネ夫談)」って感じだ。

・とりあえず自分でパーティを作って始めたら、他のメンツと一緒に冒険せずに済んだ。っていうかマルチプレイだと報酬も経験値も少なくなるし、ラグもキツくなるし、テンポも悪くなるし、操作性も悪くなるし、

 全くいいことない。

というか、

・そもそも結構カクカクする。スキルとか押してもしばらく発動しなかったりするし、手に入れたアイテムが装備可能になるまでも、

 理解を超えた時間が掛かったり。具体的に言うと、どこをどう探しても見つからなかったので、一旦クエストに出て戻ってきたらアイテム欄に登場してた。

・冒頭のチュートリアル時の攻撃ダメージが100を超えていて、

 大きくテンションが下がったが、
※僕は序盤の数値が高いダメージが嫌いなのだ。大味に見えるから。

メインキャラにシフトしたら普通に「16」とかでホッとした。

・序盤ということもあり、特に敵が強いという印象はない。

・ロード時間は初回かなり掛かると表示されるが、初回以外でも普通にそこそこ長い。

・ガシャがあるのは著しく気に入らないが、仕方ない。今のトレンドってみんな「ガシャ大好き」なんでしょうか?僕的には「ガシャがあるだけで評価がグッと下がる」んですけど。いや、課金アイテムがあることは別に大丈夫なんですよ?ガシャが嫌いなんですよ。ゲーム内のガシャが。

 リアルなガシャと違って確率が操作されてるわけですし。

「3分の1」とか、せいぜい「10分の1」くらいで何が出るか確定して欲しいと思うわ。

・装備には付加効果があり、ランダムドロップにはちょっぴりレア度の高いものも序盤から含まれていて、その辺りは普通にハクスラっぽい。

・いらないアイテムは、アイテムメニュー画面で売却することが出来るが、

 そもそもそのお金を使う場所がわからない。

ショップも見あたらないし、町の中にいるのは他のプレイヤーだけ。お金、何に使うの?
・スキルはMAXレベル3で、上級職に転職する際一度だけスキルポイントの振り直しが出来るらしい。一応どのキャラにもHP回復スキルがあるので、それを取得しつつ、パッシブスキルを強化したり。と言ってもまだレベル6だけど。

・必要な容量がかなり大きいっぽい。ダウンロード時は「44MB」と表示されていたが、とりあえず空き容量400MBくらいでは「足りません」と言われた。意味が分からない。

・オンライン必須で、データはサーバー管理っぽい。アカウントを設定しておけば、機種変してもデータを持ち越せるらしい。

・他の人の感想ではあるけど、「ディアブロが好きな人なら」は、言い過ぎだと思った。「ライク」な側面もあるけど、ディアブロIIIの内容を100とするなら、本作は0.1未満という手触り。二次元と一次元くらい違う。ただ、たとえば落ち物パズルが複雑になればなるほど面白さが目減りしてしまうように、シンプルでも楽しめるポイントさえしっかり見定めて作ってあれば、それで十分という「可能性はある」。これがそうだとはまだ言えないが。

・本体がベラボーに熱くなった。そもそもネクサスは熱くなりやすい機種だが、今までプレイした中でも一二を争う熱量だったことは書いておきたい。

・ゲーム中にレビューを書くことでプレゼントが貰えるが、その際いきなり画面が切り替わったかと思ったら、サクッとゲームが強制終了してたのはビックリした。まぁサーバーセーブでデータが破損したりロストしたりしたわけじゃなかったけど、一言くらいコメントがあっても良かったと思った。「一旦終了します」とかさ。

・タブレットで遊ぶウェイトを高めに見積もっているのか、ボタンが結構小さく、押しづらいと感じる場面も多かった。特に左上にある「×」や「MENU」ボタン。使用頻度が高い割に押しづらいのは良くないよな。

・スライドパッドでも操作出来るが、画面を直接タッチしても移動等が出来るのは好感触。こういうのは大事。

・移動の操作性は、5段階評価で2くらい。サードブレイドには遠く及ばない。ゼノニアよりちょっと悪いくらい。

・目が疲れる。理由は分からない。

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現時点でのクリス評価は★★。ロードはあるものの、展開は今のところサクサクで、レベルが上がる楽しさ、アイテムを手に入れる喜びも多少ある。ただ、このレベルの楽しさでは、ぶっちゃけDSでいくつかリリースされたハクスラ系アクションRPGには遠く及ばないというのも本音。他のスマホRPGの大半が微妙なので、相対的に満足度が高く(ハードルが低く)なってしまっている気がしないでもない。

ただ、あくまでまだ序の序なので、プレイを続けて行ければ(モチベが途切れなければ)、今後もっと評価が上がる可能性はあるかな。今はまだオススメはしないけど。つかこれなら空島クエストのがはるかに面白いと僕の価値観では思うけどな。

追記

バッテリーがフルからでもすぐ空になってしまうので、正直それほど遊べないのだけど、ちょっと面白くなってきた。

前述した「お金の使い道」は、装備の合成強化に使うことがわかった。装備は、、、ちなみにこれはプレイしている人を対象にした感想ではありません。全くやったことがない人に、このタイトルがどういうゲームなのかを伝えるためのものです念の為。

レアリティによって文字の色が変わるのは他のタイトルと同様。白が特殊効果なし、緑がひとつか二つ、水色が二つから四つ、みたいな感じなのだけど、緑以上のアイテムにつく特殊効果は、

 合成強化して初めて発動するものもある。

つまり、最初からその武器や防具の能力が全て引き出されているわけではない。

ただ、その合成もそれほどハードルが高いわけではない。適当にいらないアイテムを(武器防具問わず)ポイポイ枠内に入れていき、
※ダブルタッチでもOK
金額を確認して合成するだけ。

レベルは(今のところ)MAX5のものと、MAX10の物があり、当然後者の方がパラメータの伸びが良く、合成するために必要になるお金も高額になる。

特殊効果は、レベルが5になった時に一度目、レベルが10になったときに二度目のアンロックがなされる。水色アイテムで「二つから四つ」と書いたのは、一気に複数の特殊効果がアンロックされることもあるからだ。

今のところお金の使い道はこの合成でしかないが、合成する(合成後に消失する)アイテムのレア度が高ければ高いほど、一度に増える「合成経験値(満タンで1レベルアップ)」の量が多く、売却額も高い。つまり、例えその武器や防具が自分にとって不要なものであっても、全く無駄にならないスパイラルが構築されているため、素直に「水色が出るだけで嬉しい」。

また合成とは別に「ふむむ」と思ったのは、「同種の片手装備武器」であれば、「二刀流」が可能という点。つってもまだそれを実際に試したわけではないのだけど、まぁ嬉しい。

序盤に出たリーチの長い水色のヤリを合計7000円ほど使って10レベルまで上げ、パッシブスキルや装備の付加効果でクリティカル率を上げてプレイすると、

 なかなかの爽快感。

どういう基準で行動コストが回復するのかよくわからないが、とりあえず昨晩は一度も「溜まる待ち」する必要はなかった。

砂漠や森など、大きく見た目の変わる「ワールド」の中に、複数のエリアがあり、順に踏破していくと、最後にボスが待つ。ボスはなかなかに巨大で迫力があり、

 雑魚とは一線を画す攻撃をしてくる。

単純にHPが数十倍くらいあり、攻撃力も高い。だが、同時に固有のアルゴリズムは攻略の楽しさも感じさせてくれて、周囲に配置されたHP、MPの回復アイテムが出るタルも、時間で回復するようだ。もっとも、いくら強敵だからと言って莫大な経験値やレア度の高い装備品がドロップするわけではないようだが。

道中の敵には名前の文字がオレンジのユニークモンスターもいて、当然強さもそれなりに強い。確率ではあるものの、宝箱を落としやすく、見つけるだけでテンションが上向く。

総じてそのサイクルの完成度は高く、ディアブロのようにハイレスポンス&ハイプレイアビリティでガンガン周回しまくるチューンではないものの、適度に配置されたモチベーターにより、プレイ中のテンションは(今のところ)下がりにくく組まれている印象を受けた。

ただ、スキルに関しては(プレイ開始間もないというのに)既に下級職の最後のスキルまでアンロックされてしまっていて、上級職になるクエストをクリアしなければその面でのモチベは途絶えてしまう。上級職も一段階しかないため、手軽に遊べる反面、長期的に楽しめるようには作られていない可能性は高い。
※少なくとも100時間はムリだろうな~と。

ともあれ、気付けば4時までプレイしていた点は好印象。クリス評価は★★☆に上げることにする。

再度追記。

砂漠に入った途端に雑魚が強くなり、
※敵のレベル的には16から17に変わっただけだったのに。
経験値稼ぎおよび装備強化を余儀なくされたが、二刀流&上級職になり、レベルもそれなりに上げて再戦したら何とかなったので、

 バランス自体は悪くない感じ。

ただ、基本的にロードが長く重めなタイトルなので、「始めるまで」のハードルがディグディグや空島と比べて高いのは否めないかな。

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2014年5月 5日 (月)

トップをねらえ2!

人にはそれぞれ価値観がある。ある人が良いとしたものが、別のある人には無価値であることはままある。そしてその価値観は常に一定不変ではない。

それは物語にも言える。初見時が最良であるものもあれば、時を経て初めてその本質や魅力に気付くこともある。以前は共有出来なかった価値観が共有出来るようになることも・・・。

久しぶりにトップ2を見ていていろんなことを思い、感じた。当時と同じように「導入部の掴みはイマイチだな」と感じたり、エンディングやオープニングを完全に忘れ去っていたり、BGMの良さはさすが田中公平だな!とシミジミ感心したり、

 こんなにもスゲェ話だったっけ?と記憶とは全く別の視点から感動したり。

ウチの常連さんでまさか「トップをねらえ!」を見たことがないという人はいないとは思うけど、案外トップ2はまだ見てないという人はいるのではないか。庵野監督ではないし、キャラクターも美樹本晴彦ではない。あまりにも「萌え路線」に乗りすぎていて、僕らくらいの世代だとむしろそこに引いてしまった人もいるかも知れない。

 だがしかしだ!

トップ2は今の目で見ても、いや、むしろ空前のアニメブーム(少なくとも作品本数的にはそうだろう)の中から見た今だからこそ、その良さ、凄さが流れ込んでくる作品だった。

今でこそテレビ→DVDの流れは完全に確立されているが、当時はまだOVAオンリーの作品もあり、本作はそんな時代の最後の落とし種のような、宝石のような一粒だ。作画のクオリティはズバ抜けていて、音声や演出もテレビとは一線を画す出来になっている。一作目ほどのオーラや、「金銭的な物を含む切迫感」はないが、自分達のやりたいことを、才能がある者たちが集まって仕上げられたことに疑いの余地はない。何度も言うが、

 オーラは一作目や、ヱヴァには及ばないが。

作監にはキルラキルのすしおや今石監督が参加しており、1話の絵コンテは樋口真嗣が、5話は摩砂雪が、4話、最終話の絵コンテは庵野監督が当たっている。キャラデザインは貞本義之で、音楽は前述の通り田中公平だ。

 このメンツで悪い物が出来るわけがなかったのだ。

実際リリース当初はまだこのメンツの「重み」を僕自身知らなかったし、今でも特別詳しいつもりもない。だが、

 全ては作品が物語る。

結果として有名著名になったクリエイターも、最初は新人からだ。
※まぁ宮崎駿監督や原恵一監督、もちろん庵野監督など、当初からめきめき実力を発揮しまくっていた連中はいるが。っていうか冷静になれば本作に携わったスタッフも決して若いわけではないが。

 僕が知らなくても、そのクオリティが、感動が、その力を存分に感じさせてくれた。
※あと予算も。

キルラキルも素晴らしい作品だったとは思うが、グレンラガンは超えられなかったとも思う。グレンも最高の作品だったとは思うが、ヱヴァ破はそれを超えてきたとも思う。カリオストロが最高だと感じるのは僕らの世代の不文律ではあるが、実はパトレイバーTheMOVEIだってそんなに負けてない。いやいやそれを言うならジャイアントロボだって傑作だ。

 そんな最高な作品に、本作を加え損ねていたことを、正直今僕は恥じている。

歳を取ったことを理由にする前から僕は結構涙もろい人間だった。映画館でも子供の前でも平気でティッシュを手に取り涙を拭うし、それを恥ずかしいとか照れくさいと思ったりはしない。トップ1を見るときはいつもラストシーンで涙がにじんでしまうが、それだって何度繰り返してもそれをかっこわるいとは思わない。

 トップをねらえ2!、僕の涙はあごからしたたり落ちるほどだった。

ティッシュに手を伸ばすことも出来ない。瞬きすら惜しい。息を殺し画面の中の一言一言に、全身全霊を傾ける。ほおの上を涙が伝い、そしてその道の上に何度も何度も繰り返し流れていく。

別に悲しい物語ではない。安易な死によってお涙頂戴というわけでもないし、切なさで胸がはち切れそうというわけでも全然ない。ただただ感動し、ただただ涙が溢れてくる。

もしかしたらその涙は僕特有の物かも知れない。正直な話前述の(庵野絵コンテ今石作監の)4話ラストでも僕は涙を流してしまった。

 単純にかっこよすぎて。

・・・

しかし最近の僕の忘れっぽさはひどい。もはやそれは病気やケガの一種なんじゃないかというほどだ。でも、既に見たことがある作品に対し、これほどまで素直に、ピュアに、自分の感情を爆発させることが出来るなら、

 忘れっぽいこともまんざら悪くないかもと思った。

トップをねらえ2!2014年現在★★★★★!

しかし劇中で口ずさまれる「アクティブ・ハート」は良かったな。トップと言えばやっぱこれが一番しっくり来る。あと完全に忘れ去ってたけど、ニアの目はノノの目だったんだな。こういうのは忘れなくてもいい記憶だな。

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2014年5月 4日 (日)

アニメとかの話 4/30付

※一つ前のネタがタイマーをミスってそのまま上がってしまったので、実質これが今晩二つ目に。ストックが多少あるので訂正せずにそのまま行く。つかさっきのネタのが密度は高いかな。

意外と飽きずに見ている。というかダークソウルが終わってしまってお金も使いたくないので、暇つぶしの一環として見てるという言い方も出来なくないが。

●妖怪ウォッチ

店に来たお客さんが、「大人でもハマる!」と力説する。「めちゃ笑える」とプッシュするので、とりあえずヒマだしと思って見てみた。
※GYAOで一話と二話、あとたぶん最新話を見ることが出来る
http://gyao.yahoo.co.jp/player/00667/v09536/v1000000000000002402/

OP動画からいきなり「ダンス」を見せまくり、今時の子供たちに「そっち方面」でもすり込もうという意図がメラメラ伝わってくる。歌、踊り、アニメ、ゲーム、メダルとかのコレクションアイテムに、ウチの店でも取り扱えるようなグッズいろいろ。このままならスマホアプリに登場するのも遠い話じゃあるまい。っていうか、

 さすがレベルファイブ、ソツがない。

ちなみにエンディングも「ダンスソング」で、なるほどお客さんのお子さんが「毎日踊りまくってる」というのも頷ける。ちなみにお子さんは小二。小学校低学年がメインターゲットという感じ。

キャラデザインは一見ロックマンエグゼ風だけど、目元はちょっぴりレトロというか、「妖怪物アニメっぽい」感じで、違うんだけどどろろんえんま君を思い出したり。セリフ回しはハイテンポでこの辺りはさすがに今風。見ていて飽きさせない工夫は素直に感心。っていうか、本作に限らず、テンポをないがしろにする作品は基本ダメだと思うんだよね。テンポ、凄く大事。イジメ、かっこわるい。

前半でウィスパーという執事妖怪。っていうかゆうれいと友達になり、後半で一番目にする「じばにゃん」と友達に。じばにゃんの声は最初聞いた瞬間に「あ、聞いたことある」と思ったけど、実際ソレが、

 タママだとわかるのに2分くらい掛かった。

でも一旦タマちゃんだと思っちゃうと、もうそうとしか聞こえないって感じ。まぁかわいいし嫌いじゃないからいいけど。

ほぼ単色の彩色はコストの低さも臭わせるけど、仕事自体は丁寧で、見ていて安心感が高かった。ゲームリリースが7月で、アニメが1月から始まったという時点で、このコンテンツがどれほど期待され、それに応えているのかがわかる。クオリティはそれらの裏付けあってのことなのだろう。

現在15話ほどだが、年末には劇場版も予定されていて、ゲーム一作目の売り上げもここにきて毎週上り調子という状況。僕が社長なら2の発売を延期、もしくは発売本数を絞って「あおる」かなぁというくらい今妖怪ウォッチが来てる感じだけど、

 まぁ素直にクリス的評価をするなら、★★という感じ。

僕らの年代に訴求する作りにはなってないね。

●牙狼 魔戒の花 たぶん4話

今回の悪役は「きたろう」。ホラー映画がネタになっていて、オープニングからそれっぽいアレンジが入っていて、「あ、ちょっと変わったことしようとしてるな」という意気込みみたいなものは感じたけど、実際の内容的には特段ハートに来るような演出や盛り上がりもなく、なんだか残念な感じと共に、サクッと番組削除してしまった。

やっぱ主人公が優男すぎるんだよ。ヒロインもイマイチ魅力が薄いし、前シーズンよりはいいけど、

 もう一人クールでアクが強いレギュラーが欲しい感じ。

キカイダーに対するハカイダーみたいなのが欲しい感じ。あとエロがもっと欲しい感じ。優男には不似合いかも知れないけど。

●監督不行届 4話

うーむまさか「青い地球」で来るとはな~。これまでが割とキャッチーでアップテンポなメロディだったから予想外だったな。でもここで「ささきいさお」のカードを使っちゃったってことになると、キャシャーンやゲッター、ヤマトなんかが消えちゃうんだよな~。もちろん「同じ歌手を使わない」って保証は一切無いんだけどさ。

ちなみに歌ってるのは「A応P」というアニソン好きな女の子6人組

だそうな。「アニメ」「応援」「プロジェクト」でA応P。なるほど。正直カバーアルバムとかあったら聴いてみたいと思ったのだけど、どうもそういうのはまだみたいで、この監督不行届を気に、
※出来たら歌の1番だけ30曲入りとかで
リリースしてくれたら嬉しいな~って感じですわ。

●メカクシティアクターズ 3話

感想を一言で言うなら、

 短いよっ!

見ていて面白いと思うんだけど、エンディングのあとにあるおまけパートに尺を取られてるせいで、本編のボリューム不足感が強い。いよいよ「アクターズ」のメンツが紹介され、物語が動き出した感じなんだけど、、、。

 しばらく録画してまとめて見た方が楽しめたりするのかも、と思ったり。

マリーの声優がニア・・・かと思って調べたけどどうやら違うらしい。それはともかく、もう少し話が大きく動いて欲しいって話。つか、

 ホントにネットだとアンチが多いのな

まぁ自分の趣味は自分の趣味、他人のは他人だから別段問題はないのだけどさ。

「・・ッス」ってしゃべる人がヒールっぽくてちょっと怖い。木戸ちゃんのツンデレ系キャラは好き。エネがあんま出てこなくて寂しい。如月ちゃんは声優濃度が相変わらず強すぎる感じ。よくしゃべる人はよくわからない。つか、

 如月ちゃんのパーカーの「阿吽」の文字が気になりすぎ。まぁおっぱいの上のプリント=確信犯なんだろうけどさ。

つか忘れっぽいから翌週まで話を覚えていられないんだよな。

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アニメじゃないけどアメイジングスパイダーマンを見た。なんか今回も休みを浪費してしまった感は否めないけど、エマ・ストーンは普通にかわいかったし、普通に面白かったな。しかし今回は内容が薄くてスマン。

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2014年5月 3日 (土)

コンピューター関連の雑談

まぁ雑談ですのでお気楽に。

●iPodにオフラインウィキペディア

妹の娘、つまり姪がiPodを買ったが、自宅にはネットが引かれていないため、ウチに来てゲームやらアプリやらを入れたりするのだけど、僕が「オフラインでウィキペディアが使えたら便利だよ」と言う話になり、まぁ入れてくれ、と。

正直アンドロイドには以前紹介した「Wikidroid」なるアプリを入れてあり、辞書ファイルは2011年と古いながらも一応常用出来ている。果たしてiPodでも出来るのか。

結果から言うと結構がんばった割りに出来なかった。EPWING形式の辞書ファイルをネットからPCにダウンロードし、解凍し、というところまでは以前アンドロイド用で済ませていたので、今回は「EBPOCKET」というアプリと、
※今回はフリー版。有償版との違いは検索の自由度らしい。
USB接続によるファイル転送を試みた。

PC側のソフトでiPod内を見ることは出来るようになって、既存の辞書ファイルがある場所もわかったのだけど、何度やってもiPod側からそれを見つけることが出来ない。フォルダ名が悪いのか、そもそも場所が悪いのか、EPWINGのファイル形式が悪いのか、原因が特定出来ないまま、四苦八苦すること数時間。結局そのままお返しするハメに。

自分が持ってる「4」はストレージが8GBしかないので、辞書ファイルだけで3GBもあるアプリは、よう入れられん。つかネットで検索しても「出来ない理由」がイマイチ見つからない。OSのバージョンが6とか7とかでも置き場所が変わる気もするのだけど、うーむ。もしお知恵のある方、アドバイスお願いします。久々無念。

●WindowsXP

以前より「セキュリティで保護されたページを表示しますか」的なメッセージが頻繁に表示されるようになった気がする。かみさん曰く「シロアリに食われてる家に住み続けるようなもんらしい」とか、「全く防衛意識がない」とか。

でもお金がないし、今使ってる環境をそのまま移行出来るとも思えないので、なかなか新しいOSを買う気になれない。

特に店用のチラシに使ってるソフトが7では起動しなかったという経験があったので、
※まぁ店用のPCはほぼオフラインだからウイルスが入ってくる可能性自体は低いのだけど。
そっち方面からも移行に及び腰ではあったのだけど、最近表示されてた「XPからの移行について」のマイクロソフトのページ「互換センター」にてチェックしてみたら、

 Windows8.1なら互換性がある

みたいな結果が。マジかよ!?っていうかWIN8ってどうなん?週アス買うの止めてからとんとコンピュータに疎くなってるんだけど、7の延長で使えるもんなのかね。素人判断だとタッチスクリーンがないと使えない、デスクトップのメイン画面にアイコンが並べられない、エクスプローラが使えなさそう、みたいな「負のイメージ」しかないんだけど、でももし変えるんなら、案外7より8なのかもって(先の互換情報を受けて)思い始めてるんだよな。

まぁ言ってもコンピュータの再構築ってのは「絶対面倒」なものだから、逆に言えば「必要に迫られるまで」はそのままでもいいかなって思うんだよな。ああそうともクリスは防災意識が低いですよって話。つか今でもXP使ってる人って、、、いますよねぇ?

●GalaxyS5

いつ発売されるんじゃー!!って感じ。ドコモに問い合わせても「情報なし」のまま。4月予定じゃなかったのかよ!みたいな。つかこれまでのハードも全てそんなだったのかね。世界発売されてから日本発売されるまでそんなにインターバルが開いちゃうもんなのかしら。つか、

 ホントに130万台の歩留まりが発生してるんでしょうか。
※信憑性が低そうなネット情報。

とにかくバッテリーの持ちが良くなって欲しい。あとカメラの性能がスゲェいいらしいというのも、「ちょっと使ってみたい」感じ。半分はおもちゃとして欲しい。

ただ、これもPCと同様に再構築には手間と時間が掛かりそう。前述のオフペディアだけでなく、電話帳やアラーム、メモ、ファイラー、スケジューラーなど、考え出したらきりがない。

 でも欲しい!

実際に出来る事に大した違いはないのだろうと思う。なんならいっそ今使ってるNEXUSの後ろに「えすふぁいぶ」とかマジックで書けばそれで気が晴れるんじゃないかとすら思う。もっと言うと、

 思ったより高くてやっぱり買うのや~めた!

ってなるかもとも思う。つか早く値段だけでも教えて欲しいわ。諦めるにしろ買うにしろ。

●ブログコメント

スマホからコメント出来ないと言われて結構経つのだけど、試しにスパムのセキュリティレベルを見直してみた。今までは全てのコメントに「要認証」だったのを、「疑わしいコメントに認証」にランクダウンしてみた。

 が、全く効果はない。というか、結果としてスパムが増えた。

以前ほどどん欲にコメントを欲しがってるわけでもないし、
※戴ければソレはもちろん嬉しいのですが(^^;
以前のままでもいいと言えばいいのだけど、なんかスパムコメントのために他の人が余計な手間を余儀なくされてる
※自分がコメント入れるときとかも。
のはなんだか腹立たしく思えてきたので、今回ちょっと手を入れてみた。

スパムコメントというのは、とりあえず削除してもIP指定でガードしても全く減る気配がなかった。そこで今回は、キーワードでガードすることにした。某ブランドのスパムや、海外サイトのスパム。コメントもトラックバックも盛りだくさんなわけだけど、

 片っ端からそれらに含まれる単語を禁止にしていくことにした。

ちなみにそれが入ってるコメントは、送信時にはじかれ、アップ出来ない状態になる。つか自分でも知らずにその単語を入れてアップしようとしてしまい、

 なんでアップ出来ないんじゃーー!!

ってなったりしたので、ある意味諸刃の剣ではあるのだけど、まぁ実験的にやってみようかな、と。

ともかく、常連さんでコメントを寄せようとした際にもしはじかれたとしたら、そのキーワードが含まれてる可能性がありますよ、というお話でした。あとこれでスマホからもコメント出来るようになってればいいけどな~という話。

追記:スマホからも認証無しでコメントできました。もしよろしければみなさんコメント下さいね(^^。あ、でも面倒なら別にいいです。

●IEがやばいことになってるらしい

詳しくはよくわからないけど、どうも6~11。特に9~11に脆弱性が発見され、そこを攻撃されたりしたらしい。それを受けるとどうなるのかイマイチよくわからないのだけど、特にXPではサポートも終了しているし、

 IE使うな

ということなのらしい。

ホントによくわかってないけど、とりあえずクロームにIEからブックマークを転送して、
※起動後右上の「三」みたいなアイコンをクリック→ブックマーク→ブックマークと設定をインポート→僕の場合はIEでチェックボックス全てをインポート。あと同じくブックマークから「ブックマークバーを表示」にチェック。でもIEみたいに左側にズラーーっと並べたままにはしておけないっぽくて、

 ズバリ面倒

だけど、とりあえず現状メインで使ってるページをバーにコピー。常時使ってるのは10くらいだから、慣れれば何とかなるかな、と。

ただ、そんなこんなでクロームを久々使ってみたら、

 存外ページ表示が速くてビックリ。

でも速度だけが使い勝手じゃないのも承知してるので、もしIEが復活するならまた戻る予定だったりはするんだよね。

●某動画サイトが

この書き方だとみんなYoutubeのことかと思われるかも知れないけど、それじゃない。まぁそれじゃない以外のことは書かないけど、

 世の中広いな~と。

 いろんな動画が見れちゃうな~と。

でも同時に、

 ウイルスとかで攻撃されてもわかんないんだろうな~

とも。だって動画を見てるってことは、何らかのデータを一時的にせよダウンロードしてるってことだもんな。

 ちょっと怖い。

まぁだったら見なきゃいいのにって話だけど、きょうびなかなかそうもいかないのが現実だと思うんですよ。いやホントの話、18禁に限らず<18禁の話だったのかよっ!動画サイトなしで生きていくのって、結構大変というか、寂しいというか、物足りないというか、、、。

余談だけど、NHKって現状受信料だけでスタッフが食っていけるだけの運営が出来てるんですかね。もしそうなら、NHKの過去のコンテンツに関しては、全てフリーで配信しても視聴してもいいよってことにはなんないのかね。余分にお金儲けされるのも腹が立つ人がいると思うし、とりあえず受信料という名目ではあるものの、お金を定期的に払ってたりはするわけですし。っていうか、

 民法もそんな感じになったりはしないのかしら。

っていうか儲かる可能性が減るというだけで、そういうのは難しかったりするんだろうな~。

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ザ・エンド

これも借りてきた映画のひとつ。図書館戦争はともかくとして、4本、それもひとつも知らない、俳優も監督も
※一部たまたま出てるとかは別にして
知らない映画を続けて見るというのは、意外と僕の人生において希有な体験であった。正直内容に関しては(まぁ4本とも)話題作と言えるほどのものではなかったが、自分の知らない、そしてもしかしたらこのまま死ぬまで知らずに過ごしたかも知れない2時間前後の映像を見たという「経験」は、これはこれでアリだった気がする。

以前このブログか、もしかしたらメールや他の掲示板でのやりとりだったかも知れないけど、映画の2時間というのは、実は他に代え難い。まぁ代え難いと言えば他の全てのことが、生きている時間全部が代え難く、かけがえのないものだとも言えるが、映画の2時間を体験するには、その映画を見るしか無く、見るためには、限りある人生を2時間消費しなければならない。

もちろん中には見るに値しない、無駄な浪費とも言える作品もあるし、そうじゃない作品もある。ただ言えることは、

 映画の2時間は、結構な大人数が、2時間どころか何日も何ヶ月もヘタしたら何年も費やして作られた2時間だということ。

 他の人の長い時間、人生の多くをもらって、僕らは映画の2時間を体験する。

この4日間で得た「4本の映画を見た」という経験は、その内容からすればさして大きなことではなかったかも知れない。でも、そう大した作品じゃなかったと思えるからこそ、その作品に触れる機会を得たことを、ちょっとだけ感謝したくもなる。誰にも勧められず、誰にも勧めないような映画。それこそ道ですれ違い、生涯二度と会うことがない人と、たまたま面と向かって話をするような、ある意味奇跡的な出会い。

 内容がイマイチでも、それはそれで無駄じゃなかったかもな~と思った。

さて、そんなセンチでシュールな気分にさせられたのが今日の一本「ザ・エンド」。ちなみにこれは邦題で、原題は「FIN」という。まぁ日本で言えば「終」というところか。つかなんで「ジ・エンド」じゃなくて「ザ・エンド」なのかも理解に苦しむところではあるけど、ともあれなかなかに微妙な作品だった。

いつもなら内容にオブラートをかぶせ、これから見る人に配慮した感想を書いたりもするが、本作に関してはぶっちゃけ誰も見ないだろうから、思いっきりネタバレ全開で感想を書いていく。ちなみにクリスの評価は★★。オススメ出来る最低ラインである5点を下回ってはいるものの、駄作で超つまらなかったという訳でもない。実は僕が4点を付けるのは10点を付けること以上に珍しいことなのだけど、まぁそれはともかく。

山間のロッジに20年ぶりに集まったクラスメートとその恋人。再会を懐かしむ一方で、それぞれがそれぞれに悩みや不安を抱えつつ、ちょっとした口論で険悪な雰囲気になる。そしてその刹那、空が赤く光ったかと思うと、ロッジの灯りは消え、携帯もそして車のエンジンも掛からなくなる。聞けばこの小さなクラス会は、この場に居合わせない友人アンビルが、ひとりに「みんなを集めてくれ」と呼びかけ開かれたことだとわかる。しかしその友人アンビルは、

 精神病院に通わされ、みんなから変人呼ばわりされ、「予言者」と言われていた男だった。

電話も車も動かない状況で一夜明けるとメンバーのひとりがいなくなっていた。周囲を探しても死体はおろか出かけていった痕跡すらない。ここにいても始まらないので、全員で隣人の家を訪ねるも、まるでついさっきまで人がいたかのような、食べかけのパンに開け放たれた窓。窓から入ってきたハゲワシが食べ物を漁っていた。

距離はあるが麓の町まで行くしかない。一行は崖沿いに山を抜け、町を目指すことにした。

崖際に掘られた道は幅2mほどで、右は断崖。遥か下方には流れる川が見える。その時前方からゴゴゴゴーーと音がしたかと思うと、数十頭もの山羊が走ってきた。そして、

 仲間がまたひとり消えた。

不安に駆られつつ夜を過ごす際、空の星が少しずつ消えていくことに気付く。そして翌朝またひとり・・・。

つぎつぎに仲間が消えていくなか、崖下に転落した車を見つける。その中にはこの会を企画し、みんなを呼び寄せたアンビルの死体と、一冊のスケッチブックがあった。

スケッチブックにはまさにこれまでの状況が、文字通り予言書のように描かれていた。最初8人いた仲間もわずか3人になっていた。町に着いても人がいる気配はなかったが、いきなり女の子の声が。

 「ママー」

3人は彼女を追い、船着き場にあるヨットの中、「私にも子供がいるの」とマリベルがその女の子に手をさしのべた刹那、ついに、

 目の前で人が消える場面に直面する。

うっすらと消えていく影。その直後うなるような咆吼が聞こえたかと思うと、桟橋の向こうからライオンが現れる。縄を解き、船を出そうとするが、マリベルは桟橋に残り、ひとりライオンに向かって歩いて行く。

ヨットの中二人きり。女の子エバは、主人公フェリックスがかりそめの恋人としてクラスメートに紹介するために雇った子だったが、最後にお互いがお互いを必要としていることに気づき、次の日の朝も消えなかった。

 が!

ヨットはそのまま霧の中に消えていき、

 ザ・エンド!

なんじゃそりゃーーーーーー!!!途中山の上の方に一瞬見えた人影、アンビルだけ死体のまま存在している事実、ぼっちになって消えるならもっと早く消えてて不思議はないだろうメンツ、なぜか別行動をして消えていく仲間、、、

 なんじゃそりゃーーーー!!

でもまぁね、それはそれでいいというそういうタイプの映画だったのかな、とも思うわけですよ。物語が無くても、結末が無くても、違和感と不気味さで綴っていくだけで、それはそれでひとつの「監督が作りたかった物」だったかも知れないわけで。

 でもって僕がこのブログを書く気になったりもしたわけで。

さっきも書いたけどオススメはようしませんし、これだけ純度の濃いネタバレを読んでなお借りに行くというのは、もはや自虐以外の何者でもない気もしますが、

 いっそのこと全てわかった上で、友達とつっこみまくりながら見るのも一興な作品かも知れません。

好きな映画が個人個人で違うように、映画の楽しみ方もまた人それぞれですからね(^^。つかこんな映画ですら水野晴郎さんだったら「映画って本当にいいものですね」って締めたりしたんだろうか。

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2014年5月 2日 (金)

クロニクル

年代記とか歴史とかの意味がある言葉だけど、今回は借りてきた映画のタイトル「CHRONICLE」。正直今回借りた5本の中で、

 どんな映画だったのか全く思い出せなかった1本。

まぁ忘れっぽくなってるってのもあるけど、5本のうち4本は洋画でかつ監督も主演も知らない作品。ツタヤの紹介文やパッケージを見て借りたので、中身を覚えてないのも致し方ないという感じ。

 普通は忘れないだろうけど。どんな映画を借りたかなんて。

だけど、今回はそれが結果としてプラスに働いたと思う。というか、

 見ていて「自分が本当に借りてくるような映画なのか!?」という疑念が、前半スゲェ強く沸きまくった。

それほど「僕が嫌いなタイプ」の展開、つまり「マイナスの溜め」が炸裂しまくってた。

「マイナスの溜め」とはつまり主人公がいじめられっ子だったり、飲んだくれの親父にぶん殴られたり、人と話すのが辛くて辛くて、という部分。

これが例えばアメコミのスーパーヒーロー物であるなら、ここから転じて善行を重ね、みんなからちやほやされたりもし、最後は割とハッピーエンドに収まったりもするのだけど、

 今作はそういう映画じゃ全然なかった。

というか、無理難題を言うけど、もしこの作品を借りてこようと思うなら、極力情報をカットした方がいいかも知れない。トレーラーは見ない方がいいし、パッケージ裏もツタヤの説明文も読まない方がいい。

 とりあえずクリスの評価は★★★☆と結構高い。

結構どころか前半のマイナス部分を考えたら、後半で猛烈に追い上げてきたとすら言える。

ああ本当はいろいろ書きたいことがある。でも僕は今回本当に久々に、前知識がない状態から映画を楽しむことが出来た。こんな機会はたまたまテレビを付けてやっていた映画、それも誰が出ているとか誰が監督なのかも知らず、かつ、

 前半がつまらなくても投げ出さずに見続けなければ得られない体験だ。

でもそれが結果真っ白なキャンバスに描くように、ドキドキとモヤモヤを大きく増幅してくれた。序盤のマイナスの溜めのあと、主人公を取り巻く環境は激変するが、それすらも逆に怖くて仕方なくなった。彼はスーパーマンでもスパイダーマンでもないのだ。パートIIやIIIが作られる前提もなければ、来週発売のマーヴルコミックスに載ることもない。

 いつどんな終わり方をしてもおかしくない物語というのが、こうも緊張感をはらむとは思わなかった。

これが例えばサバイバルホラーであるなら、最後の最後に残された主人公にすら魔手が伸びて、という終わりもあり得る。全く望みの一つもない絶望をラストに据える物語だって存在する。

 でもこれはそういう映画には思えなかった。

ビデオカメラを持った主観視点の映像はブレも大きく、見ていてちょっと辛くなったりする。「クローバーフィールド」を思い出す人も少なくないと思う。SFという点では同じだし、見ている最中の緊迫感も近いものがあった気がする。

 でも僕はこっちのが好きかも。

以下ネタバレではないけど、ここまで読んで全然興味が沸かず、借りる気にならなかった人へ、あと自分が自分への感想として残しておきたいと思ったので書いておく、「トレーラーレベル」の感想&評価。以下一応反転する。

高校生主人公とその友人二人は、ある日洞窟の奥で未知の光を浴び、超能力が使えるようになる。ここで言う超能力はテレキネシス=念動力で、まぁ直接触れなくてもいろんなものが動かせるようになる力だ。

ぶっちゃけその光の主が一体何なのかは、最後まで明かされない。というか翌日その洞窟を訪れた時には、既に完全に埋められてしまっていた。
※誰が埋めたのかもわからないし、特に掘り下げられたりはしない。光の主が自ら埋めたのか、警察や軍が埋めたのかもわからない。

主人公はとにかくダメなヤツで、見ていてスゲェイライラさせられるが、その親父もまた最低な飲んだくれなので、これはもう環境と運が悪かったとしか言えないのだが、

 そんな状況で、テレキネシスが毎日使えば使うほど強くそして自由に使えるようになっていったら、、、

高校生でそんな力を手に入れたら、そりゃもう毎日が激変する。以前僕がブログで書いた
●もしも超能力があったら~その1~
http://cris-deepsquare.cocolog-nifty.com/top/2013/05/post-c99c.html

にもそれっぽい話がいくつか書いてあるけど、やっぱリアルに超能力が使えるようになるというのは、

 素直にワクワクする。

ただこの映画の場合は、明らかにそれが「破滅への序曲」を臭わせまくって展開していくので、

 どう考えてもラストがハッピーに終わるとは思えなかったりはする。

というか案の定そっち方面に物語は進んでいき、ある意味予想通り、でも、

 予想以上の映像で見せてくれる。

重要なのはこの「映像で見せてくれる」というところ。結局妄想は僕の想像力と空想力と妄想力以上の物は生み出されない。だから「なるべく本物っぽくイメージしよう」としても、写真や動画レベルにはなかなかなり得ない。

 でもこの映画はそれを結実させている。そしてそこがかなり良い。

まるでYoutubeにアップされたビデオクリップのように主人公たちは能力を使い、ビデオに収めていく。笑顔で盛り上がる3人とは裏腹に、テレビの前の僕は、

 もう破滅しか見えないじゃん・・・

という気持ちに沈んでいくが、それもこれも全て含めて、

 思った以上に良かった、そう言えると思う。

まぁだからこそ7点なのだけどな。

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2014年5月 1日 (木)

オーガストウォーズ

借りてきたDVD2本目。映画が嫌いな方には申し訳ないですが、しばらく続きます。

ブログで映画の感想をアップすることも少なくない僕ですが、常日頃から僕と嗜好が合わない、僕が是と感じた作品を否と、否と感じた作品を是と感じてらっしゃる方も少なくないと思います。もちろん個人の感想ですからそれで全く問題はないのですが、

 本作はまさにそういう「僕とは正反対の感想が導き出される可能性をはらんだ」一作

だったと思います。というか、

 自分的には全然面白くなかったし、楽しめなかったし、イライラしたし、カタルシスも感じなかったし、評価は☆。

でも世間の、ネットで見かけた感想で言うと、

 結構7~8点(10点満点)

まぁそのくらい世間と僕の嗜好は違うということをあらかじめ断っておきつつ、

 あのパッケージはねぇだろ。

ロシア産ロボットアクション的な?近未来戦争中に母親が息子を単身助けに行く的な?間違ってないと言えば間違ってないのかも知れないけど、

 オレ的感想で言えば騙された以外の何物でもない。

あ、ここまで読んで「オレ、借りてこようかな」と思った方、是非とも読むのを止めて、借りてきていただきたい。でなければ、

 今からケチョンケチョンに書いてしまいますので。ネタバレも含めて。

ちなみに自分はパシフィックリムを見ていませんが、

 いくらなんでもこれよりはマシだろうと思う次第。

以下ネタバレ。

まず第一に、パッケージにあるなかなかかっこいいロボット兵器、

 あれ、妄想です。

実際には近未来でもなんでもない今現在の兵器しか出てきません。武器もしかり戦車も装甲車もしかりです。

そして、その「戦争映画濃度」が極めて高い。

現実逃避癖の強い主人公であるママンの息子が勝手に妄想した「ファンタジーの敵」があの「ロボット好きに訴求するパッケージ」であり、実際は全然普通の戦争物。確かにリアリティの高い行動パターンや、ドンパチの映像は、

 ミリオタからの評価は高そうではあるけれど、

いわゆる「凄惨な戦争映像」みたいなのが、

 興味がないを通り越して大嫌い

な自分にしてみれば、

・親切にされても感謝の言葉一つも言わない超ムカつく自己中心的で無鉄砲で大迷惑な母親と、

・妄想癖の塊で自分の殻に閉じこもり、状況を改善しようという努力を全くしない、将来性ゼロのバカ息子

あとは母親に巻き込まれる真面目な軍人や民間人その他って感じ。

 映画の感想は人それぞれですからね。もう一度言いますけど。

何というか、「取り残された子供を助けに行く」というシチュエーションだけで言えば、コマンドーも96時間も、そして本作も同じなはずなのに、主人公が弱いとこうも見ていて腹の立つ映像になるのだなぁという感じ。

 なんつか、こんなクソババァだから息子だって自閉症ニートになんだよ

って感じ。一番共感したのが「別れた旦那」ですからね。まぁすぐ死んじゃいますけど。つか、共感しつつも戦局を全く判断出来ないという意味ではこいつもバカですけど。

ロシアの内紛ということで、僕側に知識が全然なく、「どの戦車(車両)が味方でどの兵士が敵なのかもわからない」状況。こういうところもぶっちゃけ、

 僕が子供だからなんだろうとは思う。ええ全然全くちっとも否定しません。

 要するに、「ガキが見るにはつまんなくて腹が立つクソ映画だ」とこう言いたいわけです。母の愛とか戦争のリアルさとか、

 好きな人なら楽しめるでしょうが、好きじゃない人には楽しめないんだよっ。

途中息子が銃で撃たれ、耳にけがをするシーンがあるんだけど、その後撃った側が子供にアプローチをするでもなく、そのケガが元でどうこうするって感じでもなく、「いらねぇだろこのケガ」。イライラしっぱなし。

あるときは母親からの着信に飛びつくように出たかと思えば、全くシカトしてあまつさえ、逃げるときに携帯置きっぱなしとか、軍人に何度も「携帯を使うな」って言われてるのに使うのを止めない母親とか、

 キサマは今死ね。今ミサイル浴びて死ね。

ってスゲェ思った。自分勝手な行動で一緒にいるみんなを命の危機にさらして許されるのか!?子供が心配だから電話をする。百歩譲ってそれはいい。

 だったら必要なこと言ってすぐ切れや。

戦車関連のシーンにもイラだちMAX。「戦車は一度撃つと次に撃つまでに7秒掛かる」というフリのあと、「間一髪で戦車砲を避ける」シーン。

 今ストップウォッチで計ってみましたところ、キッチリ20秒掛かってますけど?

っだよソレ。「7秒で避ける」つもりだったら、7秒で避けろよ。

 2発目どころか3発目すら食らいかねないぜ。

都合三回目ですけど、

 楽しめる人は楽しめばいいと思いますよ。マジで。

でも自分には合わなかったって話。

ちなみにここまで書いておいてなんで「☆(1点)」なのか。0点じゃないのかというと、
※ちなみに導入部も最高にテンションが下がる演出で、開始1分で心が折れそうでした。
※ちなみにちなみにエロは一切ありません。

 最初の方でバスにミサイルが当たる辺りのシーンがちょっとだけ良かったから。

とにかく近未来的な映像が全て妄想だというのが最悪だったな。その最悪にクソムカつく母親&息子で輪を掛けて失望が積もっていった感じ。

 あくまで個人の感想ですよ?<そんなにビクビクしてるんなら書かなきゃいいのにな。

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