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2014年6月25日 (水)

X-MEN フューチャー&パスト

※ほとんどネタバレは書いてないつもりです。

映画館に行ったのはスゲェ久しぶり。というかまぁ行かなきゃ行かないでもよかったのだけど、
※X-MENシリーズ自体ほとんどDVDだし。
昨日書いた(でもアップは明日)ように、何事にも前向きに接していかないといろいろマズい気がしたので、まぁ行ってきた。つかまるでさも突発的に行ったみたいに書いているが、実際は綿密に計画を練って行ってきた。

モーニングやレイトショーが1000円から1300円(税込)に爆値上げし、3Dだとそれに300円+メガネ代も掛かる。日々十円単位で節制してる自分にその額はあまりにも大きいし、何か釈然としない。100円上がるだけならまだしも、300円って、、、これを便乗値上げと言わずして何という!という感じだけど、まぁそれまでのサービスが「やり過ぎてた」ってことなのかも。

余談だけど、映画にも当然原価はあって、
※電気代とは別に
一回上映するといくら掛かるのか、何人見たらいくらなのかはわからないけど、ひとり当たりより高価格で見て貰えた方が儲かるのは間違いない。具体的に、

 1800円で見て貰った場合1700円儲かるのなら、
 1000円でも900円、1300円で1200円の儲けが出るが、

もし、

 1800円で900円しか儲からなければ、
 1000円で100円(1/9)、1300円で400円(1000円の4倍)儲かる計算になるわけで、

 そりゃサービス止めたくもなるかもな、と思う。

まぁ実情は知らないけど。

ともかく月曜だけは1100円で見られるというので、、、あと自分が見に行けるのは当然仕事が終わってからなので、

 もし見たいのが「3D吹き替え」の場合は、ぶっちゃけ諦めるしかない。
※吹き替えと字幕が同じスクリーンで交互上映&仕事終わりで行けるのが字幕のみだったので。

でも、今の自分はそれほど3Dにこだわりがあるわけじゃないし、値段が安くなるのはやっぱりありがたい。でもって字幕と吹き替えはもはや「どっちでもいいかな」くらいになってたので、

 字幕2Dのレイトショーに行ってきた次第。

で、

 入るとき僕ひとり。そして出るときも僕ひとり。

まだ始まってそんなに経ってない気もしたけど、まぁそんなもんなのかなぁと。あと月曜ってそんなに映画見に行く気にならないもんな、と。

さっき電気代のことも少し触れたけど、僕が見たイオンシネマ豊川の7番スクリーンというのは、客席が419だかあって、たぶん一番広いスクリーン。大画面のテレビがそうであるように、当然大きいスクリーンに鮮明な映像を映し出すにはそれなりの電気代が掛かるのは間違いないわけで、、、

 儲けが100円だろうと1000円だろうと、割に合わないんだろうな・・・

ってスゲェ思った。でもって、

 X-MEN、早々に小さいスクリーンに追いやられちゃいそうだな、、、と。

まぁ休日とかだと違うのかも知れないけど。

・・・

予告で気になったのは2本。CMバンバンやってるトランセンデンスはイマイチジョニー・デップが好きじゃないのでさほどでもなく、一本は、

 ゴジラ。

普通に見に行きたい感じ。そしてもう一つは、(飽きもせず)

 トム・クルーズのヤツ

タイトルは全然覚えられないような感じで、日本人が原作ってところが、

 スゲェ地雷臭

でも映画の雰囲気自体は悪くない感じだったので、

 まぁDVDが出たら借りようかな、と。

他はむしろ映画のCMよりビールとか「会津若松」のCMとかのが気になったな。っていうか、

 あのCMがたぶん命綱なんだろうな・・・。
※1本100円で10本で1000円とか?

で、本編の感想に移っていくわけだけど、、、

ちなみにのっけからこんなに本編と関係ない話を書き散らかしてるところを見て、

 随分本編はクソだったのかも・・・

と邪推してる人、

 ブブー不正解。

映画自体は普通に全然面白かった。そもそも僕はブライアン・シンガー監督の「優等生な終わらせ方」が好きだし、JJエイブラムスと並んで、「裏切られない監督」として結構な信頼を寄せている。

でも、

面白かったし、

不満もないんだけど、、、

 ぶっちゃけDVDでもよかったかな、と。

3D映画として作ってあるうんぬんは、まぁそうっちゃそうかなって感じでさほど気になったりはしなかったし、席もかなり前の方でスクリーンもかなり大きめとなれば、迫力面でも不満は少なかったはずなのだけど、、、

 意外性がなさ過ぎた。

マグニートー、超格好いい。問題ない
チャールズ、意外とダサいけど、設定上しょうがない。問題ない。
ハル・ベリー、ほとんど出なかったけど、まぁしょうがない。問題ない。
ジャックマン、全く活躍の場がなく残念。これはかなり残念。
新キャラの速い人、悪くない。でも序盤だけだったのがやや残念。まぁ問題ない。
ミスティーク、活躍しすぎ。でもイマイチあの娘の「幸薄い顔」が好きじゃないんだよな。まぁしょうがないけど。

 ストーリー、タイムパラドックス要素があまりにも活きてなさ過ぎて残念。

超能力の効果を楽しませてくれるところも多いし、終盤のマグ氏の演出やオチも全然許せる。見た目的な不満はホントに少なかったんだけど、
※新キャラのカワイコちゃんもいたし。調べたらファン・ビンビンって子だった。32歳には全く見えない(17くらいに見える)けど、間違いなく日本人好みのツラだと思ったら、案の定アジア系だった。アイアンマン3にも出てたらしいし(中国版のみみたいだけど)、今後もシリーズに絡むらしいのでちょっぴり期待。つかフォーブスの「一番有名な中国人」に選ばれたって、、、マジか?まぁ僕も今調べちゃったわけだけど。

 いい意味での裏切りがないと、心に深く印象は刻まれない。

見る前から、シンガー監督でX-MENとなれば、最低限のクオリティは既にクリアしているわけで、そこから「奥の手」を見せるのはなかなかに難しい。その点で期待値が低かったスタートレックがそのクオリティで大きく裏切ってくれたのと対照的にはなるのだけど、、、

 もっと出来たんじゃないかと思ってしまう。

センチネルが元のデザインから「スンゲェスタイリッシュ」になったのは、まぁ悪くない方向性だと思うけど、

 あまりにアイアンマンに似通い過ぎないか?

進化後は進化後で、「とらえどころがなさ過ぎる」感じだったりもしたし、
※まぁリキッドメタルにもトランスフォーマーにも出来ないわけだから、苦悩したのも分かるけど・・・。

面白かったけど、スンゲェ面白くはなかったし、楽しめたけど、シリーズ一番ではなかった。あ、

 SAMURAIよりは全然良かったですよ!?

クリス評価は★★★☆かなぁ~。やっぱ公開直後にアメイジングスパイディ2を見に行くべきだったかも、とその点で少し後悔。「見ようかな」と思ったときには既に小さいスクリーンになっちゃってて、それだったらX-MENの方が、、、って思っちゃったんだよな。

あと、本作に関する感想として、

 シリーズ作品を見てないと楽しめにくくなって来つつある

ってのはあったかも。ファーストを見てないとイマイチ二人とミスティークの関係がイメージしづらいし、ウルヴァリン見てないとフラッシュバックの意味がわからないはず。各キャラへの思い入れがないとジーンやスコットが出てもニヤリと出来ないし、、、

 見ていた僕がこのレベルだから、見てなかった人はもっとキツいのかな、とも思ったり・・・。

スタッフロールのあとに1シーンあって、まるでトランスフォーマーみたいだな、と思ったけど、2016年公開予定の次回作の映像なんだとか。エイブラムスのスターウォーズと、どっちが盛り上がるかなって感じかな。

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