テラリア~つぶやき~
昨日もマップ作りに勤しんだ。正直誰かに遊んでもらうときの方が遙かに楽しかったりするのだが、当たり前の話、作らなければ新しい驚きには出会えない。まぁ作るのも決してつまらなくないからこそ、ずっとやっているわけだが。
先日プレイしてもらった方の中に、「自分でも作ってみた」という方が現れた。だが、「やって欲しい」という依頼は、申し訳ないがお断りした。理由はいくつかある。
まず、その人が「スゲェ上手かった」こと。ウチのマップを遊んでくれた人は、かれこれ10人くらいにはなると思うけど、
※ウチクリアしたのは5人くらいかな。
その人はその中でもダントツのスキルを誇っていて、
まさに「ゲームが上手い人」ってのはいるんだな、と感じさせた。
もしテラリアプレイヤーなら下みたいなブロックを組んで、下から上に登ってみるといい。
壁
壁 床床床床床床
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壁 人
壁 人
壁 人
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物理法則に逆らう「マリオジャンプ」を要するポイントなのだが、普通の多くのプレイヤーは、これにかなり手こずる。僕もかなり失敗しまくる。助走距離が1ブロックしかないこともそれに上乗せされているとは思うが、
彼はこういうトラップ、ほとんどミスらない。
ほぼノーヒントで4面まであっという間に到達してた。
※ちょっと愉快だったのは、そんな彼がごくごく簡単なパズル要素で詰まって、泣きついてきたこと。人には得手不得手があるのだなぁと。
当然上手い人なら難しい面を作ってしまう可能性がある。なぜならテストプレイでガンガンクリア出来てしまい過ぎるから。
そして、僕は僕のさじ加減を凄く信じているが、他の人のさじ加減にはまだまだ安心できないということ。
簡単に言うと、「冷たくないか」と思ってしまうこと。
リスタートが早く出来るようにしたり、二回目から楽に進めるようにしたり、「難しさ易しさ」ではない「気配り」があるかどうかが、なかなか見えてこない。もちろん遊んでみなければわからないし、その結果「僕以上だった!」と思うかも知れないが、
上手い故にそういう優しさに欠けてしまわないか、と懸念してしまう。
僕自身自分が作った面でも、やり続けてるとどんどん上手く早くなる。でも初めてやった人はそうじゃないし、「耐久力」も低いと思うんだよね。
※その分現在作ってる「ワールド2」が難しくなりすぎてそうでイカンと思うのだけど。
こういうマップを作る上で、「誰が勝者」なのかをはき違えないことが大切だと思う。難しい面を作り、「オレはクリアできるけど!?」と勝ち誇る人が勝者なのか。
そんなことは全然ないのである。
そんなのはただのオナニーでしかない。僕が考えるエディターとしての勝者は、
プレイヤーが諦められずに何度も何度も「ついつい」ずっとやり続けてしまう面を作ること。
諦めさせたらそれはもう負けなのだ。ただ、同時に、
少しでも長い時間遊びつつけてもらうこと
も挙げられる。簡単で誰でもが一発でクリアできてしまうようなマップを作っても、それはそれで負けだ。達成感も満足感も充実感もない、下手したら時間の無駄になりかねないプレイに何の価値がある。
何の価値もありはしませんよ!!(太田コーチ風)
だから、わずか4、5画面しかない、、広大なテラリアのマップの中のごくごくわずかなエリアで、
2時間遊んでもらい続けられた末のクリアが、僕にとっての最高の賛辞となるのだ。
まぁだからこそ、「簡単に死ぬじゃん」とか言ってホバーボードに乗って来るような輩には絶対来て欲しくないわけだけどね。そのキャラなら死なないけど、
テメェの頭が死んでるよ、と思う。
カービィ使ってスーマリクリアして何が楽しいのかって話。
そんなわけで、現在難度に注意しながらもワールド2を絶賛建造中なわけだけど、やっぱテストプレイは大事だね。
やってみるとアラがすぐわかる。
でも、それも含めて誰かに遊んで欲しいんだよな。「難しすぎる」というジャッジが欲しい。そうすればもっと簡単にする工夫をするから。「簡単過ぎる」というジャッジはいらない。なぜなら、
僕が難しすぎるかもって感じてるから。
自分基準が全てじゃないけど、全てのネタを知ってて遊び込んでる自分は、プレイヤースキル以上に「上級者になってしまっている」と思うんだよね。だからもっと簡単にしたい。だけどそれが自分からは出来ないジレンマがあったりもするんだよ。
●素材
作っていて一番直面するのが、何でも潤沢に使えないということ。そういう意味では、この「マップコンストラクション」という娯楽は、テラリアをある程度やり尽くしたプレイヤーへのご褒美とも言える。
ブロックを出し入れする高額なアクチュエーターや、大量の水を運搬するための鉛or鉄鉱石から作るバケツ、トカゲ族のテンプルで手に入るとは言え、使う数が使う数だから、圧力板もかなり品薄になってきたし、何より、
彫像が欲しい。
よくカギ形がレアだとか、ジ・アックスがレアだとか言うけど、本当にレアなのは、
彫像狙い撃ち。
この広い世界のどこにあるのか、
ないのか
全く情報がない。全てをマップ埋めすれば見つかるという保証もないし、そもそもそれがスゲェ大変。たまたま出た人にはほとんど価値がないものでも、
マップを作ってる身としては、のどから屁が出るほど欲しかったりする。
ちなみに僕が今超絶欲しいのは、
クラゲの彫像
あと、スライムやコウモリ、スケルトンも欲しい。
ただ、ここでアイテム増殖をしないところに、僕なりのささやかな抵抗があるというか、
まぁやってもいいんだけどさ。
どなたかクラゲの彫像下さい!
●嬉しかったこと
マップを遊んでくれた人とは、PS3のメッセージ機能などを使ってコンタクトを取ったりもしているのだけど、
※その為に最近久々にPS3にキーボード繋げたし。
こないだやってくれた人のひとりに、
「クリスの濃い部屋」ってブログやってますので、もしよかったらまた覗きに来て下さい。
と送ったところ、
「あなたなんですか!?」
と、まさかの読者遭遇。
いつも読んで下さってるとのこと、いや~嬉しかったです(^^。リアルで読者に会うのと同じくらい。まぁ軽い自慢ですわ。
●アフィリ
今日何となく覗いてみたら、「60円」入ってた。どういう仕組みで振り込まれる(もしくは振り込まれず消えてしまう)のかわからないけど、ウチのブログからテラリアPS3版を買って下さった方が、現れたというのが、ちょっぴり感慨深い。ありがとうございます。何なら、その人ひとりの為に、「初心者向けテラリア講座」でも始めようか。幸いにも先日小五の姪を相手にいくらか復習したところだしな。
正直テラリアを少しでも多くの人に広めたいという気持ちで貼り付けたアフィリエイトなので、これで儲けを出すのは間違いなくムリだとわかってはいる。でも、もし「儲けを出すことに注力したら」という「もしもの話」を考えるのは、それはそれでちょっと楽しいかな、とも思う自分もいるんだよね。
でも、だからと言って自分が全く面白いと思ってないゲームをさもおもしろおかしく書いて「買わせる」とかは論外。死ねよ、と思う。
ここまでつまらないゲームを買わされた身にもなれ!
そんなゲームは今後1本も売れて欲しくないとすら思う。だから、
基本僕が買うゲームを貼り付けていく可能性が高い。
自分でここから買えば、少しはバックがある(かも知れない)し、もし面白ければブログの言葉にも出る。つまらない場合も絶対褒めたりはしない。つかだからこそ、
テラリアはホントにみんなに遊んで欲しいと思うんだよね。
PS3版を!
序盤で挫折しちゃう人とかもきっといると思うけど、何とかフォローして差し上げたい。これは別にウチのブログで買ってくれていようがいまいが関係無くね。
つかこのアフィリエイト、スマホ版のサイトだと表示されないんだよね。PC版で見ないと見えない。うーむ。
●ワールド2の現在
地下に大きな長方形を掘り、そこに壁を貼って、ワールド1で横中心だったので、今度は「縦移動中心」のマップを構築中。
ネタをばらし過ぎちゃうともし遊ぶ可能性がある人の楽しみを減らすことになるので、多くは語らないけど、
水とか、奥が深いな、と思う。
あと、
ロープとかウチのコントローラーだと異常に難度が高いな、と思う。
それから、
明るくなるから溶岩が使えないのが地味に苦しい
でも、
暗いのはこれはこれで悪くない(見せたくない物を見せずにいられる)
って感じだし、
その結果、たいまつひとつ点くだけで、凄く嬉しい演出になる。
まぁ何より、
自分で遊んで楽しくなるようにしないと絶対ダメだと思う。
最低限自分が「苦しい<楽しい」であれば、他の人にも遊んで貰えるかな、って感じだよね。
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