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2014年7月12日 (土)

妖怪ウォッチ2~その1~

果たして僕のブログをこのタイトル目当てで楽しみにしている人がいるのか、、、。

ぶっちゃけてしまうと、

 やっぱり大したことはない。

面白いという人を否定するわけではない。グラフィックはかなり丁寧だし、移動もそこそこ。作業にならないように戦闘は工夫されているし、レベルが上がって強くなっていく感覚も悪くはない。

各妖怪のデザインやエピソードは好みが特に出るところではあるが、低年齢層にはわかりやすく強く訴求出来る感じはする。どんどんメニューのアプリが増えていく感じもある意味今風でキャッチーだし、

 だったら何が面白くないんだって話だけど、

 ズバリ、自由度が凄くないのがイヤ。

RPGなんだけど、敵とはなかなか自由に戦えないし、連戦もままならない。少し進めてあるところでそれなりのペースで戦えるところもあったけど、所詮そこで出てくる2種類に限った話だし、ポケモンのようにどこでもいろんな敵と戦ってどんどん仲間にしていける、という感じは全くない。

一話ごとの区切りはアニメライクで、ストーリーを演出する雰囲気はそれはそれで一つの方向性かとは思うけど、ぶっちゃけ(コレに限らず)ゲームにストーリーを求めない僕には、

 ほぼ不要。

アニメ的演出なんてFF7が出た頃からほとんど否定的だったし、テンポがよどむのがとにかく「眠気を誘う」。そう、

 僕にとって妖怪ウォッチは、結構眠い。

イマイチ各妖怪の強さも見えてこないし、
※基本ランダムでワザを使うため、自分の思い通りの戦えないもどかしさ=効率の悪さにイラっとする。ある意味ドラクエIV的な手触り。

 任意セーブのくせして、リセット否定のチューンなのも嫌な感じがする。
 ※ウワサではなんかデメリットがあるらしくて、、、

序盤スゲェイラッとしたのは、初めて特殊なコインを使ってガシャをやる場面で、わざわざ、「使う時はよく考えてから使って!」みたいなメッセージが出たのに、

 その場で使わないと先に進めないという二律背反な展開。

今使いたくねぇんですけど?が許されないって意味わかんない。

ダウンロードのご褒美みたいなのでたくさんコインもらったけど、コレをガンガン使っちゃっていいものかもわからない。一気にたくさん妖怪が増えても、それぞれの特性も知らないわからないままじゃ、どっちみち「愛を注げない」し、1をやってれば違ったのかなぁという「冷たさ」みたいなのも見え隠れ。

ウンコしながらファンブックを読んでみると、確かに脇道の充実度は凄く高くて、ある意味「龍が如く」の子供版という感じも受けるのだけど、

 そもそもそういうのが好きかどうかってのは別の話。

僕みたいに、「草むらをしらみつぶしに探索しつくして、雌雄各1匹ずつポケモンを集めていかないと気持ちよく先に進めない」みたいな人間には、なんとももどかしいというか、

 ああ向いてないのかもな、って思う。

だいたい人気のあるゲームについてこういうネガティブな感想を書くと、十中八九「じゃあやるな」とか「向いてないよ」みたいなコメントが寄せられるんだけど、

 そういうヤツは大概バカなので、出てくるんじゃねぇ、と思う。

自分の価値観以外全否定するようなヤツは、ホントにどうしようもない。「ここをこうすれば楽しめると思う」とか「一旦耐えてストーリーを○○章まで進めれば変わりますよ」みたいな建設的なコメントならばいざ知らず、あたまから「自分が面白いと思ってるものを面白いと思わないヤツは死ねばいい」みたいな連中は、、、。

 言っとくけど、本作が人気あるのは凄くわかってるからね。

もっと言えば、自分が小学生、いや、中学生くらいまでだったら、

 狂ったようにやってたと思う。

アニメもゲームも好きだった頃、ここまで盛りだくさんなハイボリュームゲー、ましてや友人知人もみんなやってそうな超絶話題作となれば、

 やらない選択肢なんて、ありえないし、もっと言えば2本買わないというのもまずあり得ない。

ちなみにやる前は結構建設的で、「みんなが元祖がいいって言ってたから、ここはあえて本家を買うべきかな。なぜならば!本家の妖怪の方がレアリティが高まれば、相対的にトレードもしやすくなるはずだからな!」みたいなことまで考えてた。

余談だけど、昨日は姪(小五)と甥(小一)が遊びに来たのだけど、姪にテラリアをやらせてみたら、

 ことのほか全然出来ない。

そこそこゲームをやる子供なのにも関わらず、いろいろと自分の子供とは違う反応をする。
※ウチの娘がテラリアをやっていたのもたぶんそう変わらない頃だったと思う。

 でも、それを見ているだけでも妖怪ウォッチ2をやっているより遥かに楽しかったりする。

つまりはそういうことなのだ。

 年齢と環境が、そのゲームのポテンシャルをいかようにも変動させる、ということなのだ。

ただここで僕に二つの選択肢が出る。

一つは、

そうは言っても話題作だし、売るという選択肢はないから、せめてもう少しがんばってみてもいいんじゃないか。やっていけばだんだん面白さが見えてくるかも知れないし、そもそもブログのネタとしてアリなんじゃないか。

二つ目は、

「金銭的被害」に上乗せして「時間的被害」をオマエは被りたいのか。既に自分にとって面白い、有意義な時間の使い方が明確化されているのに、なぜそこでBADなチョイスをする。それこそがもったいなくないか。

 果たしてどちらが正解なのか。

妖怪ウォッチ2は言ってもまだ発売直後であり、品切れ100%のファンブックまで手元にある。遊び方(楽しみ方)のコツとかはやっていけばおいおい見えてくるだろうし、そもそもスタートダッシュに失敗したらモチベはどん底まで落ちてしまうかも知れない。楽しむならば、一番可能性が高いのが「今」なのだ。

 だが、

 テラリアが面白いのよ。

自分でアクションゲームを作って他の人に遊んで貰うのが、

 もうとんでもなく面白いのよ。

何つか、充実感、満足感に加えて、遊んでくれた人の失敗の悔しさやおかしさと、達成感、喜びが流れてくる感じが、

 たまらなく幸せなの。

こんなにハイソサエティな娯楽は、そんなにはないんじゃないか、テラリアのマルチプレイを今まさに「実感」してる真っ最中。そんな状況なのよ。

 どっちが正解なの!?

流れに身を任せてテラリアをやっちゃうのか、「今しかない旬」を味わい尽くすために妖怪2に身を投じるのか。

 何度も言うけど、妖怪2を否定してるわけじゃ、全然ないからね。

つか妖怪2って、ポケモンとは似て非なるゲームだなってスゲェ思った。なんか、

 モンハンに対するゴッドイーターみたい。

いや、ホントの話。

ちなみに今好きな妖怪は「おこ武者」。激おこプンプン斬りがかわいくて強くて好き。全否定じゃないんだよな。評価は★★☆くらいだから。

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