TESLAGLAD
●トレーラー
https://www.youtube.com/watch?v=3Ti2CGLmMVc
長男がいろいろ疲れて帰ってきてたので、たまには一緒にゲームをするのもいいかと思い、僕が体験版しか触ってなかった本作をやらせてみた。
以前も紹介したが、テスラグラッドはインディーズ系のアクションゲームで、テイストとしては、
・アクション要素はメトロイドより高難度
・パズル要素もそこそこある
※が、めちゃ難しいわけでもない
・キャラの強化は4つだけだが、それぞれが凄く大きい
※最初の強化で敵やブロックをプラス、マイナスに帯電させることが出来るようになり、それを使った仕掛けをクリアしていくのがメイン。次の強化でダッシュが使える様になり、ゲームのテンポも劇的に向上する。
見た目は割と「世界名作劇場」のようなキャラデザインで、ほんわかとした感じがあるが、グラフィックはとても丁寧で、クイックな操作感と共に、プレイフィールは上々。ギアナシスターズのような「派手な見た目」でごまかす感じは一切なく、あくまで丁寧に丁寧に仕上げた探索型アクションゲーム、という感じ。
探索型である大きな理由は、ゲーム内にある「スクロール」。これを15個以上見つけないとラスボスのいるエリアに入れないし、MAX36個集めないと、エンディングがBADになる、、、と思われる。
なぜ「思われる」なのかと言うと、
15個見つけた時点で「ラスボスと戦えるようになっていることに気付かず」、結果として36個全てのスクロールを集めてクリアしたから。
正直36/36の隠しアイテムを見つけるというのは、初代メトロイドでミサイルを255発集めるのと同じくらい難しい。というか、
35個まで自力で(二人で)見つけたことをむしろ褒めて欲しい。
ラスト一個がどうにもわからず、結局ネットで調べてしまった・・・。
・・・
このゲームは序盤はその丁寧な作りに惹かれ、中盤気持ちの良い操作感でハマっていく。後半はかなりアクション難度の高さに心を折られそうになるが、何とか4体目のボス(全部で5体)を倒した時点で、
ここまで来たらクリアしたい、と思わせる作り。
で、そこからのスクロール集めが非常にやりがいがあり、正直答えを見るのは、
諦めてからが心底オススメ。
がんばればがんばっただけ、以前は見えなかったものが見えるようになり、出来なかった操作が出来るようになる。ジャンプひとつとってもそのアルゴリズムはとても上質で、覚えている人なら、ファミコン版「ギミック!」レベルだと言っても良いほど。
※両方それなりにやってないと実感するのは難しいたとえだとは思うけど。
「こんなところにあったのか!」の連なりは素直に楽しいし、ボスだけじゃない高難度の仕掛けは達成感もある。グラフィックは最後の最後まで手抜きがなく、ラスボスの、初代ドラキュラに通じる雰囲気もにやりとさせられる。
ま、僕は一切コントローラーを触らず、「あーじゃね?」「こーじゃね?」と横から口出ししてただけなのだけどな。
それでも十分価格分
※定価9.99ドル。割引で買ったのは6.69ドルだったかな。
は楽しめたと思う。
クリス評価は★★★。まさか隠しアイテム全てを見つけるところまで遊ぶことになるとは夢にも思わなかったが、そこまで遊ばせてもらえたことを素直に感謝するイイ感じの佳作だったな。
まぁ自分だったら操作が難しくて
※プラスとマイナスの使い分けに慣れが要る。
途中で泣きが入っちゃった可能性は、捨てきれないけどな。
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