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2014年8月31日 (日)

DIABLOIIIリーパーオブソウルズ~その3~

やはりレベルが70になるとモチベは急激に下がってしまう。だったら他のキャラを始めればいいじゃないかというご意見もあろうが、それはそれ。もう少しがんばりたいというか、

 もう少し強くなりたい。

強く、と言ってもレベルは「パラゴンレベル」と呼ばれる、「おまけレベルアップ」にシフトしている。通常のレベルアップであれば、パラメータだけでなくスキルやら装備品のレベルやらが上がって、戦術に幅が出来たり、単純に「強化のジャンプアップ」が期待できたのだが、おまけのレベルアップであるパラゴンレベルは、

 1レベル上がっても「移動速度0.5%UP」とかしか強化されない。

もっとも1レベル上げるのに必要な経験値は、69から70に上げるより遥かに少なくて済むのだが、当然これも上げていけば順に厳しくなっていく。レベル32ともなれば、70に上げるよりキツい稼ぎが求められたりする。

ただ、そうは言ってもこのパラゴンレベル。同アカウント内で効果が発揮される。つまり、今からレベル1のキャラを作っても、

 レベル32分のパラゴンレベル強化がそのまま受けられる。
 ※攻撃速度とか1HIT辺りのHP回復とか。

無駄にならないように配慮されているのはありがたい。

ちなみに現在はもっぱらアドベンチャーモードばかりやっていて、大体1、2周プレイしたらおなかいっぱいで止めちゃう、というのが日課になっている。

「1周」とは、つまりACT1ならACT1でお題として出される5つほどのエリアで、ボスを倒したり雑魚を75匹倒したりしてご褒美経験値と、何とかのカケラを貰い、それを使ってネファレムリフト(メインとは別の一本道エリア。規定数敵を倒すとボスが出て、倒して戻るとこれまた大量の経験値が貰える。体感ではあるけど、レジェンダリのドロップ率が高い気がしないでもない)をクリアして1ルーチンというもの。大体1時間前後かな。正確には計ってない。

ACTごとに出来るので、選択肢は5つあるわけだけど、現状、

ACT1とACT3(共に難度が低い。特にボスが弱い)はトーメント1をクリア。全ACTで一番ボスが手強いと思うACT5はエキスパートまでクリアというところ。
※ACT4のディアブロはまだ試してない。

つか、ACT5のボス、マルサエルだけど、経験不足からか、

 たまに一瞬で死ぬ時があって、理由が良くわからない。

たぶん拡散弾を根本で全段食らってるのかなぁと推察するのだけど、まぁよくわからない。というか、ACT5はかなり広くて、正直イマイチ好きにはなれないのだけど、

 一回だけ、1フロアで5コのレジェンダリがドロップしたことがあって、以来ACT4をやるより5かな、と思ったり思わなかったりなところ。

ちなみに経験値や、たぶんアイテムの質も、エキスパートのACT5よりトーメントのACT1の方が多く、良質。でもACT1はACT1で、PC版初期にこれでもかとプレイしすぎて、いい加減飽きてるんだよね。

アイテムの質の話が出たけど、基本現在のバージョンでは、自分のレベルに合わせたレベルのアイテムがドロップする。こちらが60なら60前後、70なら68~70くらいのアイテムがドロップする。当然レベルが高い方が効果も高いわけだけど、重要なのは、

 同じレベルなら同じアイテムというわけではない、ということ。

つまり、レベル70でプレイしたノーマルやハードのACT1のアイテムよりも、レベル70でプレイしたトーメント1のACT5のアイテムの方が、付加されるパラメータが遥かに強力で良質だったりする。レジェンダリアイテムに関してはそれ以上の意味合いがあり、

 レベル70じゃなきゃ出ないレジェンダリが存在する(らしい)
※全部のレジェンダリがそう言うわけじゃない。レベル5とレベル70で名前や効果が似てる物も持ってたりするし。強さは段違いだけど。

そんなこんなで少しでも高い難度でエリートやチャンピオンなどのモンスター達を倒し、より良いアイテムを探していきたい、それこそがハック&スラッシュ略してハックシュンなわけだが、は、は、は、、、ハックシュン!なわけだが、

 敵が強いのよ・・・

というか僕のスキルの組み合わせが悪いんだろうな~甘いんだろうな~とも思うのだけど、ともかく、

 トレジャーゴブリンが倒せないようでは、その難度を踏破するに充分な強さがあるとは言い難い。

エリートたちが複数重なって、運悪く凶悪な攻撃をまとめて食らって死んだりする「事故」はしょうがないとしても、「制限時間内にクリアしなきゃ宝物はあげません」みたいなイベント
※トレジャーゴブリンも似たようなものだけど。
がクリア出来ないのは、何とも切ない。クリア出来ればガッツリいいアイテムが貰えると思うと余計に。

余談だけど、「トレジャーゴブリン略してトレジャブリン」が、

 一箇所に10匹くらいまとめてたむろしてる場面に出くわした。

ネファレムリフトだったか違ったかも覚えてないけど、とりあえず、

 運も良く、何とか5匹倒すことが出来た、、、けど、

 ぶっちゃけもうそういうのに逢いたくない。

確かにたくさん倒せて大量の宝石やらアイテムやらが「もらえればいい」が、実際は倒せなくて逃がしてしまい、「むしろ悔しい」ことの方が多いだろう。特により良質なアイテムを求め、高難度にアタックしているときに出くわしたとしたら、、、

 10匹出てきて1匹に集中したにも関わらず、その1匹も倒せず全員逃がしちゃう

何てことにもなりかねない。1匹逃がしただけで悔しいのに、10匹一度に逃がしちゃうなんて、、、

 出なくてイイから。つかもし出るなら低難度でやってるときにして!

人はコレを自分勝手と言う。自己中と言う。わがままと言う。身勝手と言う。ハイチュウ!目に入ったので言ってみた。

・・・

現在のパラメータはこんな感じ。

・攻撃264K
・防御5657K
・回復27.9K
※メインの大きな数字のヤツ

・MAXHP 406291
・魔法耐性最低 662
・秒間回復 9612
・1HIT回復 7580

いい加減苦しくてもより高い難度に挑戦していくべきかなぁと思ってるところ。

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2014年8月30日 (土)

おむすび

「おむすび」とはいわゆる「おにぎり」のことである。が、「おむすび」が「おにぎり」ではなく「おむすび」と呼称されるのは、

 「にぎらない」で「むすぶ」から。

最近昔録画した未来想像堂を見返した中に、菊川怜がおにぎり好きとして登場。その回に出てきた「日本一おいしいおむすび」を作っているお店の店長が登場。この話に至る。

昨日から僕以外の家族が旅行中なので、今日も自分で飯を調達しなければならない。結構長く出かけられるので、全てがコンビニ弁当というのも芸がない。お金ももったいないし。かと言って外食は基本面倒。

ということで、

・昨日の夜 タマゴ掛けご飯

・今朝 お茶漬け

・今日の昼 レトルトカレー(ブンイレのゴールドじゃない「西欧風カレー」。トマト風味が強いことを除けば、普通に普通だった。ゴールドよりインパクトは全然ないが、ゴールドはそう何度も食べたいと思わないので、ある意味これでいいのかも、とも。ちなみに箱入りのセブンプレミアムには他に「チキンインド」と「野菜たっぷり」があったが、野菜には茄子が入ってるみたいだったのでスルー。カレーは基本ビーフであって欲しいのでインドカレーもスルーした次第)

そして今晩、この為に買ってきた「辛子明太子」でおむすびを作ることにした。

テレビでの作り方を正確に伝える自信がないので、ざっくり僕がやった方法を書いていく。「なんだそれじゃあ日本一おいしいおむすびじゃないじゃん」と思われるかも知れないが、

 そんなのは米、炊き加減、水加減、炊きあがってからの時間、海苔、その状態など、多角的に再現不可能

あまりナーバスになっても美味しくないだろうし、「それなりでも」美味ければいいのだ。

ちなみに、ご飯そのものはほぼ炊きたてで、海苔はコンロであぶって湿気を飛ばし、

 わざわざこのおむすびの為に!★重要!

 風呂まで入った!

つか風呂嫌いな僕は、手とか石けんで洗ってもあんま綺麗になる気がしなかったので、このために風呂に入って、

 本気でおむすびと向かい合うことにした!のだ。

つかみなさんがおにぎりを作る時、何か気をつけることはありますか?ハイそうです

 熱くてやけどしないように気をつけますよね?
 ※感想には個人差がございます。

僕は結構おにぎりが好きなのだけど、この「やけどしそうなくらい熱いお米」と対峙するのが苦手というか、怖くて、自分ではなかなか作れなかった。かと言って冷えたご飯で作っても絶対美味しくない=だったら作らなきゃいいじゃんってなるので、、、まぁおにぎりはやっかいなシロモノだったわけだ。あくまで僕にとって。

 だがしかし!今回の作り方は全然熱くない!★超重要!

順番に解説する。ちなみに僕は風呂嫌いと並んで面倒くさがりというスキルも持っているので、「この僕が作ったくらいだから」他の方でもたぶん出来るであろうと思う。

1.準備する物 炊きたてご飯、辛子明太子、海苔、飽和食塩水適量、お椀、先割れスプーン(もしくはフォーク&スプーン)、お皿は、、あってもなくてもいい。

2.まず飽和食塩水を作り、お椀の内側に塗っていく。つか面倒なら適当にスプーンで入れてくるくるとお椀を傾けて内側に広げる。

3.ご飯を、おむすび1コの6割くらいの量、お椀によそう。この時決してグッと詰めないこと。

4.(TVでは)親指でそっと押さえるようにしてたけど(だから「おにぎりではなくおむすび」と言うらしい)、とりあえずスプーンで軽く平らにする。お椀が食塩水で濡れているので、軽くポンピングすればご飯がお椀の形に近づいていく。

5.先割れスプーンで明太子をグサリ。適量を取って中央部にドロップ&ペースト。
※余談だけど、辛子明太子を適量取るのがこれまでの僕の人生の課題だったのだけど、この先割れスプーンによって全てが解決した。ためらいなく「グサリ」とやることがポイント。出来たらある程度バラして入れる方が、

 つい先ほど実際にあった、「センターがゴロリと落下して涙」しなくて良い。

6.上から残りのご飯をよそって、またそっと平らにする。ここでも押さえつけない。

7.ポンピングしながら密度をそっと上げて行き、ご飯はこれで一応完了。

8.海苔を「お椀の幅×長さその2倍強」くらいの切り、コンロであぶる。この手間を掛けるか掛けないかで、完成度に大きく差が出るので、念入りにあぶろう。

9.しっかりあぶったら、先ほどのお椀の上に反面かぶせて、ひっくり返し、海苔でご飯を包む。そして、、、

10.マッハで食う!!!

とにかく「海苔が湿気るより早く食う」。つか全部が湿気る前に食うのは無理でも、エッジの部分だけでもいいからマッハで食う。
※お椀に食塩水を付けすぎるとマッハで湿気るので注意。

ぶっちゃけご飯は「7」の状態で止めて、ある程度冷めてからの方が「海苔が湿気りにくい」可能性が高いのだが、

 熱々ご飯のおむすびの方が美味いに決まってる。

だから、海苔をあぶって、包んだ後大急ぎで食う必要があるのだ。

一口食べて見るとすぐわかることだが、

 具がないところでも充分美味しい!

つまり、お米が全くと言って良いほどつぶれていないため&パリパリの海苔との相性があまりにもバツグン過ぎるため、普通のお米と普通のご飯だけでも、

 充分過ぎるほど美味いのだ!<ついさっき書いたけど。

円形のおむすびが新鮮みを持つこともあるけど、全体を包む分、強く握った場合と比べて「崩れやすくても何とか持ちこたえられる」。

大きさの微調整は経験則に寄るとは思うけど、いやいやどうして、

 つい3つ立て続けに食べてしまいましたよ!(^^

あ、そうそう「準備する物」の中に書き忘れてたけど、

 冷えた麦茶(緑茶でも可)もあればなお良い

ですね!ぜひお試しを。▲▲。

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2014年8月29日 (金)

24とウォーキングデッドを見た

1話だけ。

キンドルアプリでダウンロードした「アメリカのTVドラマ100」の中にあったもので、とりあえず有名なヤツを見てみようと探してみたら、普通に無料で配信していたのでそれぞれ1話ずつだけど見てみた。もし面白かったら続きも見ようかな、と。

正直僕はあまりアメリカのドラマに耐性がない。というかまともに見た記憶があるのは、

 ビバリーヒルズ高校白書だけ。

アーノルド坊やは人気者や、チャーリーズエンジェル、600万ドルの男、奥様は魔女など、子供の頃それなりにメジャーだった作品もほとんど見た記憶がないし、大草原の小さな家なんかは、「学校の宿題にすらなっていた」のに、全然覚えてない。

キャメロンのダークエンジェルやエイリアン、ギャラクティカ、ターミネーターのドラマ版が出た時も相当話題になったけど、結局1話の途中でドロップアウト。まぁ歳を経てそういう作品に対しても「価値観が変わって楽しめるようになってる」かな、とも思ったのだけど、、、

 存外普通だった。

●24(トゥウェンティフォー)シーズン1 1話

主人公のキーファー・サザーランドは、ちょっと前にも書いたけど、スタンドバイミーで「超イヤなヤツ」として出てきた人。イケメンではありつつも、冷たさが全面に出ていて、

 ある意味カリスマ性のあるヒールだな

とも思ったのだけど、いやいやどうして、

 何十年も経ってると人間丸くなるモンだな、と。

奥さんと娘がいて、イイ感じに中年俳優になってた。もっとも顔の作りは端正なので、それでも充分にイケメンではあったのだけど。

話を今僕が説明するのもどうかとは思うけど、僕みたいにまだ一度も見ていない「見たいと思ったこともない」人もいるかも知れないので、ごくごく軽く説明すると、、、

アメリカのテロ対策組織でそれなりの敏腕エージェント?ジャック・バウアーが、「上院議員暗殺」の情報を得て、それを阻止すべく奔走する話。ポイントはタイトルの通り「24時間」を「リアルタイム」で進行し、見せるところ。つまり、1話は1時間目、24話は24時間目、ということになる。

リアルタイムであることを意識させるために、CMの前後などで時計が表示されたり、マルチウィンドウで同時進行の場面を表示したりという演出が多く、

 なるほど新しい見せ方だな

と感心させられたりもしたけど、

 横軸にある「高校生になった娘が親に反抗期」な要素が、何とももどかしいというか、

 「96時間ソックリで、この娘、絶対誘拐とか拉致とかされるだろ」

と思って見てたら案の定。あーあってなもんだが、それ以上に気になったのは、

 どこらへんがアクションなの?

キンドルアプリでは「アクションカテ」に分類されていたので、「そういう話」を期待して見てたのだけど、

 ぶっちゃけサスペンス。それもアクション要素はかなり希薄。

もちろんこの先どんどん「そう」なっていくのかも知れないけど、

 1話を見た限りでは、クリス評価は★☆というところ。

劇的につまらないわけではなかったけど、こっからずっと先へ先へと見ていきたいとも思わなかったな。

●ウォーキングデッド

事件の際に銃撃され、昏睡状態に陥っていた保安官が病院で目覚めると、何日?何ヶ月?少なくともおみまいの生花が枯れて落ちるくらいの時間が経っていて、

 町中ゾンビと死体だらけ。

とりあえず自宅に戻ったらかみさんと娘は「死なずに家を出た痕跡」があり、何とか彼女たちを捜して、、

という話。

とりあえずゾンビが相当数出てくるのと、割と人間が生き残っていてがんばってる場面が多いこと。つかそれも含めて特筆すべきことはそうない。

強いて言えば「ゾンビになってしまったかみさん(主人公とは別のエピソード)を狙撃するのに超ためらっちゃう」みたいな、「人間ドラマっぽい演出」があり、

 普通のゾンビ映画とはちょっぴり違いますよ!?

と言わんばかりだけど、僕みたいに安っぽいミーハーにしてみれば、

 誤差の範囲。

つまり、

 そんなに面白くもないし、当然先も見たくならなかった。

強いて言えば「噛まれたり引っかかれたりしたら超ヤベェ」って言ってんのに、スゲェ近くまで平気で近寄る「バカ」な主人公にイラっとしたってくらいかな。「ゾンビランド」の主人公を見習えよ、と。

世にゾンビ映画ゾンビ作品は数々あれど、僕には大して訴求しなかった。「1話のみ無料配信」というヤツで見たけど、

 途中で「早く終わらないかな~」って思うくらいだから、、、まぁその程度。

クリス評価は☆ってところかな。つか結末だけ知りたいわ。

------------

他にちょっと興味が沸いているのが「LOST」と「HEROS」。どうやらそれが「海外ドラマ四天王」らしいので。機会があったら見る予定。

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2014年8月28日 (木)

DIABLOIIIリーパーオブソウルズ~その2~

AMAZONから届いたのが木曜日。今日が月曜の夜(正確には火曜の朝)。5日間全て普通に仕事。

初日  4時半 ※ACT1クリア前
2日目 4時半 ※ACT2クリア
3日目 1時  ※ACT3クリア
4日目 4時半 ※ACT5クリア

で、5日目のただいまの時刻が4時5分前。進行状況は、

 レベル61 エキスパートのアドベンチャーモードでACT1から順にクリアしていき、ACT4のネファレムリフトまでクリア。
※ノーマル、ハード、エキスパート、マスター、トーメントの順に敵が強く経験値やお金がたくさんもらえるようになっていく。

どうですか、このプレイ内容。大体夜8時半くらいに食事が終わってプレイ開始。毎日7、8時間プレイして、
※3日目はさすがに限界が来てて寝た。つかそれ以外の日ももっと早く寝ろよって話。

 たぶん今日が一番楽しいとこ。

レベルがみるみる上がっていき、スキルはパッシブ4以外全て習得。ここから先はレジェンダリの特別な効果がなければ、スキルの使い勝手は変わらない。

鍛冶屋に頼んで虎の子の素材を使い果たし、自分の攻撃力が1.2倍になった次のシーケンスで、フッとドロップした「ブッチャーの鎌」。

 まさかそう簡単には強くならないでしょうよ。

思わず鑑定前に僕の口を突いて出た言葉に偽りはなかった。

 そこから攻撃力1.7倍に。

攻撃力だけに目を奪われては、強力なエリートパックたちにサクッと殺されてしまう。だが今回は魔法耐性も上げやすく、とにかくみるみる強くなっていく。

 難度が上がっても、むしろ進行速度は以前より早いほど。

 敵が強くなる速度よりこちらが強くなる速度の方が早い。

それが面白くないわけないのだ。

最初意味がわからなかったアドベンチャーモードだが、つまりは、最初から全てのウェイポイントに自由におじゃますることができ、いくつか設定された「お題」
※基本敵を倒せってヤツ
をACT単位でクリアすると経験値やアイテムが貰える。

貰えたアイテムの中の「何とかのカケラ」みたいなのを使って、町中にあるオブジェをチェックすると、「ネファレムリフト」なるモードが始まり、

 よくわからないけど、ここで出たレジェンダリがかなり強い手触り。

でもって経験値もスゲェ貰える。
※具体的にはレベル61でACT4のネファレムリフトをクリアしたときのご褒美経験値(敵を倒して自分で稼いだ分を除いた分)で、

 次のレベルまでの2割くらいもらえる。

このレベルまで来て明確に目で見て「ガツンと」経験値が増えるのを見ることって、そうそうないと思うのだけど、

 今回はそういうの、アリになってる。

ネファレムリフトはマップの色も違っていたり、登場するモンスターやつながり、構造もシンプルになっていたりして、「クリア後のご褒美的位置づけ」とも言えるけど、ぶっちゃけディアブロは「クリアしてからが本番」を地でいくチューン。

 もっと言えばレベル60になってからが本番とも。

内部の計算はわからないが、とにかく桁外れにキャラが強くなっていく感じが、まことに心地よく。愉快。始める前は「パッチが当たってさえいれば、拡張はいらないんじゃね?」と思っていたが、

 30時間以上プレイして、やっぱディアブロの拡張はディアブロの拡張だったな、と。

それこそ本編に匹敵する価格が設定されていたりするのも、

 ディアブロなら許せる。

万人に勧められるほどメリハリやご褒美が豊富とは言えないが、モチベータースパイラルの心地よさは、やっぱり他の追随を許さない仕上がりになっている、そういえると思う。

っていうか、ホントにスゲェプレイしているので、書こうと思えばもっと書くことがありそうなもんだが、

 あまりに展開が早すぎて、概ね忘れちゃうのだ。

最後にひとつだけ覚えていたことを書くとするなら、

中ボスクラスの人型モンスターもフルボイスでしゃべるのだけど、

 「このまま生きて帰れ、、、」<もう死んでる

あまりの強さに、出会い頭の挨拶すら早々に倒してしまう。単純にまだノーマルとエキスパートしかプレイしていないとは言え、

 めちゃめちゃ簡単になってるのは間違いない。

というか、クルセイダーが強いのかも。そしてそれが楽しい。

・・・

しかし他からアイテムを流用せず、まっさらから始めてわずか5日でレベル60オーバーとは、、、。そりゃ全キャラ育てようという気にもなるよな、と。

あと、スゲェ小さなことだけど、「DIABLOIII REAPER OF SOULS PS3版 アドベンチャーモード ACT2 古の洞窟 どこ?」で検索したくなったので、僕以外にそれで探す人がいる可能性を考えて、

 ウェイポイントから、「橋を渡らない、フィールドのどこか」と書いておく。

やってみるとわかるけど、そのお題をクリアするための目的地が全く分からないときがあるんだよね。「先なのか、後ろなのか」。とりあえずコレに関しては「先ではなく、手前」だったと書いておく。

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2014年8月27日 (水)

amazonでタダで読めるマンガ

探せばタダで読めるマンガがたくさん(ホントに)あるなぁと。以前ちょっと紹介したKindle for SAMSUNG。今までは「ホーム」を表示して、下段に出て来る無料マンガだけをインストール&読んでたのだけど、どうもそのラインナップがおかしいというか、わずか1日表示されただけで消えてしまったものがあった。期間限定にしてもいくらなんでも、、、と思い、いろいろ試してみたところ、

左上のメニューでライブラリを「すべてのアイテム」にし、ストアの項目を「kindleストア」にし、表示順を「価格が安い順」にすると、、、

 なんと!0円でダウンロード出来る本(マンガに限らず、、、だけどマンガが多い)がズラズラーーーっと何ページにもわたって表示された。
※「0円」がそれ以上の価格になるまでめくり続けて見ようと思ったけど、結局僕がめくった限りではずっとそのままだった。

中にはエロマンガや水着の写真集(ただし見る価値はゼロ。1冊6ページしかないとか、全部ほぼ同じポーズとかで、これを無料ダウンロードに入れる意味がわからない。誰も得しないもの)。あと、ドラゴンボールやワンピースなどの「フルカラー版のお試し版」などもあり、

 なるほど楽しめる。

ゲームでは割と体験版に対する知識や経験が積み重なっていたけど、マンガとかも「そう」なんだなぁと。確かに1巻がスゲェ面白かったら、形はどうあれ、
※古本かも知れないし満喫かも、レンタルかも知れないけど
その先が読みたくなる。現に僕も「おじょじょじょ」の2巻発売日をスマホの予定表に書き込んでいるくらいだし、ある意味ほぼ死にかけだったコンテンツを再利用してお金にする方法としては、

 かなり優良にして有力なアプローチ

だなぁと思った。1巻読ませるにしても「期間限定」で2週間とかで区切れば、「どうしてもまた読みたくなった」人に「今度は改めて購入してもらう」という選択肢になりうるし、リストの鮮度を保つことも出来る。
※いつ見ても同じ物しかないより、常に新しい提案があったほうがいいに決まってるから。

amazon主体なのか出版社主体なのかはわからないけど、ホントに古い「サイボーグ009」や、もうすぐ最新作が公開される「頭文字D」なんかもあって、ラインナップはバラエティに富んでいる。なんにせよタダだし、体験版のゲームと違って「1冊は読める」のも大きい。ボリュームがある程度安定してるのは、読み始める前に最低限の保証になる。
※いわゆる「サンプル版」だと、マンガが始まって2ページで終わってしまうこともままあるが、「期間限定版」や今回のような「1巻は0円」は、普通に読めるものが多いのだ。つか中には「ブラックジャックによろしく」や「ハチワンダイバー」のように9冊、10冊と無料で読めるものもあり、いやいやどうして侮れないのだ。

そんな魅力的なタダマンガなのだけど、ひとつ大きな注意点があるので、みなさんここをよく読んで下さい。

まずマンガは1冊のデータ量がそれなりに大きい。ザックリ50mb前後あったりする。※フルカラー版だともっと大きかったり。
それらは全て端末にダウンロードされるわけではなく、「ホーム画面」に表示される「20冊」に限って「更新ボタン」で保存されるのだけど、「すべてを表示」にした際出て来るリストから、20冊以外を選ぶと、当然またダウンロードしようとする。そしてこれが「WiFi環境外」でも「読もうとする」などして起動しちゃうと、

 もの凄い勢いで「データ使用量」を消費することになる。

今はドコモに無制限コースはないし、そもそも僕みたいに2GBコースの人間には、「20冊×50mb=1GB」なんて消費はたまったもんじゃない。まさに、

 ただより高いものはない

ということわざ通りという事態になってしまう。

あと、一旦ダウンロードすると、「ライブラリのすべてを表示」にした際、「どうがんばってもリストから消す事が出来ない」という事態も発生する。前述のクソみたいな写真集も、「端末から削除」は出来ても、「リストから削除」は出来ないのだ。これじゃあ娘に読ませるのもはばかられる。
※世間一般の44歳中年オヤジの中では割と平気な方だとは思うが。

ダウンロード容量とリストから消せないこと、このふたつに気をつけつつ、タダマンガをエンジョイしてもらいたい。

・・・

そんな「タダの本」の中に、「オールタイムベスト」シリーズというのがある。僕がざっと確認しただけで、

・コミック100
・児童文学100
・小説100
・アメリカのTVドラマ100(これは「ベストセラー100」というタイトル)

というものがあり、これがなかなか面白いというか、良く出来ている。

いわゆるランキング物というと、その売り上げ冊数や興行収入、あとは視聴者からのリクエストなどで決まるものがほとんどだが、このランキングは、

 amazonにしかできない、amazonならではの手法で選出されている。

つまり、「カスタマーレビューの評価(「参考になった」とか)」も、選出の基準になっている。なので、

 いわゆる大作や名作ばかりでもないし、新作や旧作に偏ることもない。本のリリースはこの1、2年のことなので、データが特別古いということもないし、「感想を書く人」は限られていても、「参考になった」とポチる人の数は相応に多い。

 ただ、結果としてシリーズ物が複数ランクインしてしまうケースもあったりはするのだが。
※「TVドラマ」に「スタートレックシリーズ」がスゲェ多かったり。

さてさて、ここからがある意味本題なのだけど、「オールタイムベストコミック100」には、何のタイトルがランクインしてると思います?ワンピース?ドラゴンボール?スラムダンク? ・・・売り上げだけが決め手ではないので、もしかしたら「アレが入ってないなんて、、、やり直せ!」という方もいらっしゃるかもしれませんけど、

 結構納得のラインナップ。

そして同時に、「読んだ事がない作品を読んでみたくなる」ラインナップ。
※この辺りがamazonさすがだなぁと思うところです。

一気に紹介しましょう。
※多少の誤字、アレンジ表記はご勘弁

●少年
・青のエクソシスト
・暗殺教室
・ガンダムジオリジン
・銀魂
・銀の匙
・黒子のバスケ
・ジョジョの奇妙な冒険
・進撃の巨人
・新世紀エヴァンゲリオン
・スラムダンク
・デスノート
・とある魔術のインデックス
・ドラゴンボール
・とらぶる
・NARUTO
・日常
・鋼の錬金術師
・ハンター×ハンター
・北斗の拳
・マギ
・MIX
・るろうに剣心
・私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!
・ワンパンマン
・ワンピース

●青年
・AKIRA
・ARIA
・宇宙兄弟
・エマ
・おおきく振りかぶって
・乙嫁語り
・風の谷のナウシカ
・ガンスリンガーガール
・黄色い本
・寄生獣
・きのう何食べた?
・キングダム
・外天楼
・げんしけん
・攻殻機動隊
・皇国の守護者
・孤独のグルメ
・咲
・3月のライオン
・死刑執行中脱獄進行中
・邪眼は月輪に飛ぶ
・聖☆おにいさん
・それでも町は廻っている
・チャンネルはそのまま!
・デトロイトメタルシティ
・テラフォーマーズ
・テルマエロマエ
・童夢
・ドラゴン桜
・ドリフターズ
・20世紀少年
・ハイスコアガール
・ばくおん!!
・ヒストリエ
・ブッダ
・ブラックラグーン
・プラテネス
・プルート
・ヘタリア
・星守る犬
・×××ホリック
・魔法少女まどか☆マギカ
・みなみけ
・虫と歌
・もやしもん
・夕凪の街桜の国
・よつばと!
・ライチ☆光クラブ
・リアル
・リスオランテ・パラディーゾ

●少女・女性
・うさぎドロップ
・海街ダイアリー
・大奥
・俺物語!!
・ガラスの仮面
・君に届け
・黒執事
・こいつら100%伝説
・ちはやふる
・トーマの心臓
・夏目友人帳
・のだめカンタービレ
・ハチミツとクローバー
・ベルサイユのばら
・ヘルタースケルター

●4コマ
・けいおん!
・ひだまりスケッチ
・WORKING!!

●エッセーその他
・監督不行届
・きょうの猫村さん
・失踪日記
・超訳百人一首 うた恋い。
・百姓貴族
・毎日かあさん
・ママはテンパリスト

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以上なのだけど、いやいやどうして奥が深い。個人的に「ちはやふる」「よつばと」「ハイスコアガール」が入っててニヤリとする一方で、「柔道部物語」「プレイボール」「YAWARA」などのスポーツ名作が落ちているのに「なんで!?」と思ったり、手塚治虫からチョイスされたのが「ブッダ」で、ブラックジャックや火の鳥じゃないんだと思ったり。

でも特に少年マンガのカテゴリーは、メジャーな大作が多いわけで、そんな中自分が読んでなかった
※読もうとして合わなかったわけではなく、完全に知らなかった物
作品などは、

 ちょっとこのラインナップに肩を並べるレベルだったの?

という気持ちになりつつ読んでみたくなった。青のエクソシスト、とらぶる、マギ、MIX、私がモテないのは・・・など。

ただ、僕がどうこう言う以前に、これが「あの」amazonの出した答えであることは間違いないわけで、つまりはこれが「今の日本のマンガの中心(もしくはそれに近いランキング)」であるとも言える。「今、童夢なの?」とも思ったりもするが。

あと地味に「101~200」までも知りたくなったりもした。「僕が好きな作品」が入っていて欲しいという気持ちと、「まだまだ知らないけど面白いマンガがあるのだなぁ」という二つの気持ちで。

特に強くオススメしてくれるのがあったら教えて下さい。つかバガボンドじゃなくてリアルなのもちょっとビックリしたな。

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2014年8月26日 (火)

ダヴィンチデーモンほか

海外ドラマ。シャーロックの3-2に1話だけ入っていたので見る事にした。

以前一度トレーラーを見て「ちょっと面白そうかも」と思った分多少期待が乗ってた点は否めないが、

 まぁそれほどでもなかった。

タイトルの意味はよくわからないし、史実に対しての精度ウンヌンも全然知らないが、とりあえずレオナルド・ダ・ヴィンチの若い頃のエピソードという風体。

見た目はロバート・ダウニーJrのシャーロックホームズに近く、ヒゲたっぷりのワイルドな感じ。僕の感性ではイケメンには属さないが、人によってはフックする顔か。

知力、画力、想像力と、行動力に長け、本作では加えて二刀流の達人という設定もある。
※リアルなレオがそうだったかどうかは知らない。

 そして、(これ重要)結構な女好き&モテ夫

故に本作では、

 かなりおっぱいが出る。

それだけでかなりこちらとしてはテンションも上がるのだが、、、

 悲しいかなそれ以外がコレと言ってよろしくない。

メディチ家っての?なんだか偉そうにしてお金持ってる的な?宗教絡みもわからないし、トルコ人のオカルト設定も全然ピンと来ない。そっちの人間なら「こうきたかーー!」みたいなところもあるのかもしれないけど、こっちにはサッパリ。レオもレオで、才能はあるんだけど、微妙に人間的な弱さが見え隠れして、

 カリスマ性が薄い。

何を期待して見るのかは人それぞれだと思うけど、僕的にはもっとスマートでかっこいい、それこそトニー・スタークやカーク船長、ホームズのような、わかりやすく強力なヒーロー像として描いてくれた方が、ずっと好みにフィットしたかなぁと思った。

別段2話を借りたい気にならず。1話の評価は★☆というところ。

●今そこにある危機

ハリソン・フォードのジャック・ライアン物。見る前に尺が長い(145分くらい)のを確認していたけど、いやはや長かった。

作品は1994年。監督はパトリオット・ゲーム、ボーン・コレクター、ソルトの人らしいが、ほとんど知らない。

キャストはハリソン以外にウィレム・デフォーが出ているくらいで、他はこれまたみんな知らない。もっとも20年も前の作品だから、それなりに知らない人が多くても仕方ないかとも思うけど。

ジャック・ライアンシリーズはほんの1年ほどの間に「レッドオクトーバーを追え」を見て、ついこないだ「エージェント・ライアン」を見たばかりだったが、

 本作を見てもなおこの人の職業というか、ポテンシャルがよくわからない。

そもそも3人が3人とも別の俳優であり、それぞれ自己主張のある(レッドオクトーバーの時は事実上コネリーの脇だったし)連中なので、それぞれの映画に特筆する関連性も見いだせず、

 結果(007やイーサン・ハントのような)明確なイメージを持てないまま話が進んで行ってしまった

そうなるとどうなるかというと、

 ジャック・ライアンがどういう人間なのかを知ってる前提に対して、凄く打たれ弱くなってしまう。

言い換えれば、

 話がとってもわかりづらい。

ハリソンということで、僕的には「アクション6:サスペンス4」くらいを期待して見ていたのに、実際は「アクション1:サスペンス9」くらいの割合で、

 (僕みたいな)子供には何とも退屈

かといって(レッドオクトーバーのような)ヒリヒリするような心理戦があるわけでもなく、イマイチこう、、、ピンと来ない。

話的にも、「大統領」というワイルドカードが「悪役」というのも凄く厳しいアウェイな状況だったし、
※よく作ったなと思った。トム・クランシーはそんなに当時の大統領が嫌いだったのかな~とか思った
メンツがメンツだけに悪者を一掃することが事実上不可能だろうという点も、見ていてどうにもスッキリしなかった。首席補佐官を高層ビルから突き落とすわけにはいかないだろうな~みたいな。

全く罪もない子供達が殺されちゃうのもなんだか気に入らないし、上で書いたようにその命令を下した連中が死なないのもイラっとする。金さんだったら「打ち首獄門!」というシーンがないみたいなものだもの。

逆にこれを書いていて思いだしたのは「ザ・シューター極大射程」。こっちも同じように悪い奴=偉いヤツで、裁判でも切り抜けられてしまうのだけど、こっちは最後に「主人公の判断で」皆殺しにしちゃうんだよね。

 その痛快さと言ったらない。

そういう爽快感がないとな~ってシミジミ思ったな。エアフォースワンも最後は超爽快だったし。

余談だけど、本作では珍しくウィレム・デフォーが善玉扱いで、これはこれで悪くないかもって思った。嫌いじゃないし。

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2014年8月25日 (月)

未来のゲーム

シーグラフに出品されたチューリヒ芸術大学の「Birdly」がかなりイカス。4gamerに紹介されてた記事
http://www.4gamer.net/games/999/G999902/20140816005/

読めば僕なんかの説明よりもはるかに(写真も伴って)わかりやすいと思うけど、ざっくり言えば、

 うつぶせに両腕を広げて機械の上に乗る。各種装置(ヘッドマウントディスプレイとか操作用のレバー、腕の動きを検知する台など)を取り付け、スタートすると、、、

 人間が鳥になれる!

正面には速度によって風力が変わる扇風機があったり、台座がモーターによって速度や重力を感じさせるように角度が変わる(前傾姿勢になったり反ったり)ようになったたりと小技も効いていて、シーグラフで最優秀賞を取ったのだという。

一般販売はされていないが、3台は研究機関等に納品されていたりもするらしく、非常に興味をそそられる。

人間が空を飛ぶ、自分の力で大空へ羽ばたくというのは、何とも魅力的で、そそる題材だ。グーグルマップや、最近の電子地図ソフトでも、地形やビルの3D表示が出来たりもするし、今後3D撮影の技術が進歩すれば、「カメラから撮った情報だけで、テクスチャを含めた立体的なモデリングが可能になる」かも知れない。
※距離とか演算、フラクタルとかで。

つまり、今自分が生活しているまさにこの場所の写実的な、、、もはや箱庭とは呼べないと思うけど、文字通り「仮想現実」の世界が構築され、そこを自在に飛び回るようなソフト&ハードが作られるかも知れない。

昨今のゲーセン事情はわからないが、例えば富士急の「ええじゃないか」みたいに、完全に足や手が宙ぶらりんになる状態で、筐体の動きを制御出来る体感ゲームとかが作られうるのであるなら、「トップをねらえ!」みたいな密閉型コックピットで、鉄騎並のリアリティを加味したロボットシミュレーターみたいなものにも夢が膨らむ。

視界や上半身は動かせても、それだとどうしても移動のリアリティに欠ける。歩いたり走ったりしてどんどん世界が広がっていく感覚を再現するには、下半身の自由度が不可欠だと思うんだよね。「すり足」で移動を検知するみたいなものもあったけど、それだとやっぱり「現実世界の枷」から放たれてない感じがする。

もちろん求めるのは「リアリティ」であって「リアル」じゃないから、例えば「蹴り」をする際、実際の自分の蹴りがわずか20cmくらいしか蹴り上がっていなくても、画面内の自分は上段蹴りをかまして欲しいし、歩いていると言っても、その速度は10km/hでは物足りない。巨人になればいいとか鳥になればいいとか、視点はいくらでも思いつくとは思うけど、

 実際にそれをやったってのは、本気でスゲェと思うんだよな。

 最優秀賞を取ったというのも凄く頷ける。というか、「年イチ」どころか「5年で一番」とかそういうレベルだったんじゃないの?というくらい「心を躍らせる」。

・・・

パッドでコントロールするのは、ゲームを操作するのにマストなチョイスだと思う。対戦格闘や2Dシューティングをレバーでプレイしたい、という時代はもう過去の事だし、マウスキーボードの方が相性がいいゲーム性も否定はしないが、「入力に対するフィードバックの生産性の高さ」で言えば、現状デュアルショックのインターフェイスがほぼ完成されていると思う。WiiのリモコンやWiiUのパッドは、やっぱり純度の高いゲームを遊ぶには、どこか歪さが残る気がする。

だから、今回のBirdlyも、いわゆる普通のコンピュータゲームのインターフェイスとして「魅力がある」わけではない。でも、Wiiリモレベルの一体感と比較するのもワケが違う。たぶんBirdyの魅力、そしてその先にあるのは、

 コブラのトリップムービーや、トータルリコールのような専門のアトラクション施設

そう思えるからこそ、ワクワクドキドキするし、「未来のニオイ」を感じるのだと思う。

今やCGの「リアル再現性」は一昔前とは大違い。カカシのような人形を使った落下シーンとはワケが違うスタントアクション、CGなのか本物なのか見分けが付かないような風景や光源処理、人物さえも作り出せるようになってきた。

 いろんなパーツが一つ一つ揃っていく。

たぶん通信速度とか扱えるデータ量とかも今後どんどん増えていって、もしかしてもしかしたら、

 最後にはおでこにペタッとシールを貼り付けるだけで、脳に現実と錯覚させ、認識させるインターフェイスが出来上がって、実際に足や手、もっと言えば筋肉全てを動かさなくても、「実際に動かしていると錯覚できる」様になるかも知れない。言ってしまえばSFなのだけど、その意味は、

 「すぐ近くまで来ているフィクション」

って感じだ。

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2014年8月24日 (日)

DIABLOIIIリーパーオブソウルズ~その1~

結構待ちに待っていたPS3版が届いたので、早速プレイ開始。と言っても当然インストールするので
※必要容量は5.5ギガくらいだったと思う
しばらく放置。NO問題。

ちなみに今回のPS3版は、スクエニの特典として「移動速度UP12%の付いた肩当て」という超強力なアイテムがもらえ、
※通常移動速度UPは靴にしか付かないので、肩に付く速度UPはめちゃんこありがたい。というか、防御力とか他のパラメータがしょぼくても、「使わざるを得ない」感じ。

これとは別に、ブリザードから
※起動直後に「BATTLE.NET/PLAYSTATIONにアクセスしたら、、、」みたいなことを言われるけど、正直意味がわからず。ただプレイしていたらいつの間にか倉庫に勝手に入っていたので「これのこと」だと思われ。

 マジックファインド15%10%の付いたアミュレットと指輪や、レベル70のアミュレット&指輪レシピなど、

 スゲェ贅沢。

つか最初かなり長時間知らずにプレイしてて、、まぁそれはそれで通常のバランスがわかってよかったっちゃぁよかったのだけど、いざ装備してみると、

 速度12%、超快適。

というかデフォルトの速度が遅くて遅くて、、、ホワァァァァ、、、ムニャムニャ、、、寝てた!ってくらいだったのが、

 バッッビューーーーーン!!

それこそF1もビックリの快速具合。っていうかディアブロにおける移動速度はホント全体のテンポに直結するので、たとえ1%でも高い方がいいと思うのだけど、たぶんきっとまちがいなく、

 マジックファインド+30%もかなり影響してるっぽい。

僕はあんましこのパラメータを信じてないんだけど、いやいやどうして、

 ACT1(まだクリアしてない)だけで既に4つくらいレジェンダリが出てる。
※これとは別にスケルトンキングのドロップで「固定っぽい」のが出てるけど。

全然知らない人のために軽く説明すると、DIABLOというのは、アメリカだかどっかのブリザードとか言う会社が15年くらい前に作った、たぶん世界で最初のMORPG。
俯瞰視点リアルタイムでキャラクターを操作し、敵を倒し、武器や防具を集めたり、レベルアップしてスキルを覚えたりして、より手強い敵を倒し、よりよい武具を集め、、、を繰り返していく、ハック&スラッシュの代表作的タイトル。

ゲーム性こそ違えど、リリース当時は明確にウィザードリィの系譜を感じさせ、僕的には「DIABLOの為にPCを新調した。それも2回!」という思い入れすら乗っかってた。

既にリリースされたPC版IIIも、日本語版が待てずに購入し、他に例を見ない「リアルマネーを使う事が出来るオークションハウス」が導入されたことでも話題になった。これはこれで「激アツ」で、僕的にはとても面白かったのだけど、世間での評判は芳しくなかったらしく、結局現行バージョンにはその面影もない。

ただ、そうした「ゲーム内外の通貨」で装備を「買って集める」ことが出来なくなった分、根本的なドロップ率は大幅に改良され、旧バージョンでは「100時間プレイして2、3個」しか手に入らなかった、最上位のレア度を誇る「レジェンダリアイテム」も、前述の通り「数時間で数個」手に入るようになった。

ちなみにレア度には大きく分けて3つ。前述のレジェンダリがオレンジ色で、ドロップすると、

 その場所に光の柱が立つ!

まさに「出た瞬間にわかる」演出が入り、目をつぶってプレイしていない限りは見つける事も容易い。というかこれをスルー出来る人がもしいたとしたら、その人はたぶん世捨て人か何かだと思う。マジで。

ちなみに他にもレジェンダリ級のレア度を誇るセットアイテムというのもあったような気がするけど、まだひとつも出てないし、記憶が曖昧なのでここでは触れない。緑色だったような気もするけど、、、自信はない。

そして黄色い文字の「レア」。レジェンダリは付加効果がいっぱい付くし、通常は付かない効果も付いたりするが、レアは4つで、特殊な効果は付かない。それでもドロップすればそれなりに嬉しいし、基本はコレで身を固める感じになる。

最後は「その他」。青文字のマジックアイテムや白文字のノーマル、グレーの傷物などもあるようだけど、ぶっちゃけこれらは全て「いらない子」。売ったり、鍛冶屋で分解してもらったりするだけ。
※もちろん超序盤は別だけど。開幕1時間くらい。

「鍛冶屋で分解」とは、つまり「売って、店に並んだものから買う」だけでなく、より高い効果のアイテムを「狙い撃ち」出来るシステム。具体的な手順は、、

1.お金で鍛冶屋に「作れるようになって欲しいアイテムのレシピ」を覚えてもらう

2.アイテムを分解してもらって生産素材を集める。レア度が高い物を作るには、レア度の高いアイテムの分解が不可欠

3.わずかなお金と素材を使って、鍛冶屋が作れるアイテムの中から作ってもらう。

ショップの商品と一体何が違うのかという話になるのだけど、

 ぶっちゃけ全然強い。

それは付加効果の種類や数であったり、適正レベルであることであったり、特に自分の装備の中でウィークポイントになっているところの補強であったりするからというのもあるのだけど、

 上手くはまれば一気に倍くらい強くなれたりする。というか「強くなれた」。

つまり、

 スゲェ楽しい(^^!

ハクスラは誤解を恐れずに言えば、「強くなる事が楽しさの全て」とも言えるゲーム。そしてディアブロはその「強くなれるポイント」が凄く多彩で、大小様々なモチベーターに包まれたゲームなのだ。

●PC版との違い

マウス&キーボード操作だったPC版がPS3版になることで、当然コントローラー操作に変わっているわけだけど、他にもいくつか変化しているので、ちょっとそれにも触れる。

・メニューのレイアウトや操作系が全然違う

 サークルメニューで装備箇所を選び、持っている武器なら武器、銅防具なら銅防具のカテゴリーから選択する形で装備する。装備中のものは別枠に表示されるので、選択後、□ボタンで並べて表示し、比較する事ができる。

ただ、どちらが優れているのかという点に関しては、割と曖昧な「△」マークでしか表されず、ある程度もどかしさが残るかも知れない。

アイテムの所持数もPC版のように「枠内にパズルのように収める」のではなく、大小関係なく合計60個。
※装備中の物はたぶん除かれてる、、、?
指輪でも長刀でも1個扱いなのは、これまでのディアブロの歴史を考えると、何とも切なさが募ったりもするが、より気持ちよくゲームに没頭する為に成されたチューンだと思えば、ガッテンせざるを得ない。

・全体的にフレームレートが低い

結構カクカクする。僕のPCはXPで、GPUは285だったのだけど、これより全然快適だった。
※当然フルHDで
で、なるほど「PS4は快適」という意味がようやっとわかった感じ。

 PS4はフルフレーム保証

らしいので。

ただ、そうは言ってもPS4も持ってないし、PS4版ディアブロはお値段も高い。僕が遊ぶにはこのくらいがちょうどいいかな、というところ。

・超日本語

ゲーム中の表示やデモ画面はもちろん、途中で手に入る日記(結構高頻度)も全てフルボイスの日本語化されていて、話に関しては、

 劇的に理解が深まった。

特に盗賊が女にシビアだとか、剣のパーツを集めてただとかは、全くやっていて知ったこっちゃなかった話だったし、他にも色々PC版で気にせずスルーしてた部分の話が繋がって、まことにスッキリ。わかってたことだけどスッキリ。

・2章、3章開始時に、CGデモが追加

これはPC版というよりリーパーから追加された物だと思うけど、これまではたぶんなかったはず。
※シンプルな紙芝居的デモだった。これはこれである。
勢いあまって飛ばさなくて良かったなってちょっと思った。せっかく贅沢な映像だし。

・解像度がフルHDじゃない気がする

理由は、キャラが大きい気がするから。でも自信はない。

・ゴロン(回避?)動作が出来る
※操作は右スティック

でも戦闘中とかに使ったことは一度もない。もし無敵時間がなければ、移動速度が速いわけでもないので、全く使う意味がない気がする。あるのかな無敵時間。

・マップは十字キー下、ポータルは十字キー右、薬はL1

逆に言えばL2、R1、R2、○、×、△、□などがスキルに自由に割り当てられるので、ぶっちゃけおなかいっぱい。ほとんどのプレイ中は3コくらいしかスキルを使わないので、これで充分。パレットとかないけど、なくても充分と思った。

・オフラインマルチプレイが出来るらしい

当然コントローラは人数分必要になるけど、1画面内でマルチが出来るらしい。PSの初代ディアブロと同じ仕様なのかな。まぁ倉庫とかお金とかは共有になりそうだけど。

・鍛冶屋がいろいろ作れるようになった気がする。

イマイチ曖昧ではあるけど、PC版はこんなに自由にいろんなものが作れなかった気がする。たまたま僕がクルセイダーを選んだから(装備出来る自由度が高そう)かも知れないけど。

・・・で、そのクルセイダーの感想はと言えば、、、

序盤はデーモンハンターのが使いやすかった。飛び道具がないし、移動速度を上げるスキルとかもないので。

でも中盤以降「これは、、、使えるか!?」というスキルを見つけてから、殲滅力が激変。

・スマイト 

短いチェーンライトニングみたいなプライマリスキル(MP消費しない。むしろ命中すればMPを回復する通常攻撃スキル)。威力は弱めだけど、同心円でホーミングヒットし、そこから3匹リンクする高性能。狙わなくてもいいのと、距離が離れてる敵にも当たるのがスゲェイイ。

・ブレスドハンマー

プレイヤーの周りをハンマーがスパイラルに広がりながら飛んでいく攻撃。威力はボチボチだけど、接近戦でも中距離戦でも当てやすく、特にレベル22で覚える「ハンマーと自機の間をライトニングで結ぶ」スキルになってからは、ホントに使いやすくなった。

威力は低めだけど、補って余りある使いやすさ。MP消費も10と少なめ。

・シールドバッシュ

基本盾を装備する職業なので、これもそこそこ使えるのだけど、それもこれもパッシブスキルに「両手装備を片手で使える」というのがあるおかげ。もちろん片手で強い武器が手には入ったら、「スマイトの攻撃速度+15%」に換えたりすればいいし、とにかく使いやすい。

・・・

ある程度書いてからプレイを再開し、現在ACT3に入ったところ。今まで結構な時間遊んでるけど、

 ACT2のボス、ベリアルがこれほど短時間で
※毒沼攻撃を食らう前に
倒せたのはクルセイダー(以下セイダー)が初めて。

それだけ購入特典のアイテムが強いとか、ドロップに恵まれた、合成に恵まれたなどもあるとは思うけど、あのウザい2章が、1章より遥かに短時間でクリア出来た点からも、セイダーの使い勝手の良さがわかろうというもの。
※ちなみに1章2章とも、マップを塗りつぶしてクリアしてる。

とりあえずベリアルさえ倒せば、あとはそれほど神経質に行軍しなくても充分倒せると思うので、こっからはリラックスして進めようかなというところ。ベリアルまでは経験値をしっかり稼いで、
※と言っても同じマップを繰り返したりはせず
プレイしないとキツいと思ったんだよね。実際全然そんなことなかったけど。

とにかく鍛冶屋とレジェンダリドロップが高頻度
※1周目は特に高頻度になるように作られてはいる。
なので、モチベはほとんど途絶えないのだけど、

 そうは言っても基本シンプルなビジュアルだからね。合う人合わない人はいるかな、とも思いますですけどね。とりあえず既に遊び尽くした感のあるタイトルだけに、評価は★★★止まりかな。

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2014年8月23日 (土)

体験版など少々

●デッドフォールアドベンチャーズ 360

三匹目四匹目のドジョウという作品。言わばトゥームレイダースとアンチャーテッドのパクリ。でも雰囲気が悪くないのでついダウンロードしてプレイしてしまうというワナ。

開始早々主観視点のFPSが始まり、「ああこりゃ合わないな」と瞬時に判断するも、ヒマなので継続プレイ。

基本パッドが好きな僕だけど、FPSのターゲッティングに関しては、やはりマウスの方がやりやすい。おろおろしながらうろうろしてたら、仲間が敵を倒してくれてホッとする。

数に限りのある弾丸と敵。一通り倒したら仕掛けを解いて進む流れ。パズルはありがちでありぶっちゃけ露骨。達成感よりもため息が出るタイプ。

一応フルプライスのゲームだったみたいだけど、少なくとも僕の好みじゃない。体験版の内容も途中で投げてしまうくらいだったし、これを買うくらいならアンチャーテッドの一つ前くらいの作品を買う方がいいと思う。もしくはトゥームレイダースの。評価は☆。

●俺に働けって言われても乙HD Vita

紙一重。僕にとってのブランニューゲームに「入れるか」「入れないか」は本当に紙一重のことだと思う。

学生時代ならそれこそ触れることの出来るゲームはほぼ全てと言っていいほど遊んでいたけど、今の自分にはそれほどの適応能力はない。わかりやすく楽しみやすくフックする設定や世界観があって、その上で好みのゲーム性や手の届く価格設定など、

 遥かにゲームに望むファクターが多く、贅沢になってきている。

特に、本作や「メゾンド魔王」「片道勇者」などの、2Dドット絵系の鮮度のあるゲーム性でアプローチしてきた作品は、その傾向が顕著というか、

 なかなか「紙一重」を超えられない。

だが、

 こいつはギリ超えてきた。

つまり、

 僕にとって本作は「面白く感じられた」。

内容は、傭兵を雇ってダンジョンに派遣し、アイテムを売ったり武器を作って強化しながら、最終的に借金を返すという物。メゾンド魔王っぽくもあり、どうぶつの森っぽくもあり。

経験のないゲーム性に僕のような耐久力の低い人間がどうして耐えられたのかと言えば、

 非常にテンポが良かったからだ。

もともとはPSPのゲームだったらしいが、ダンジョンを探索させる時間を「20倍速」に出来るモードが加味されたり、そもそものレスポンスもきっと向上しているとも思われたし、大家さんのキャラも、これまた「紙一重」で嫌いじゃない側に転がった。

 本当に微妙な違いだと思う。

同じように馴染みのないゲームとして「俺の屍を超えてゆけ」があるが、あっちのサポート女の子のキャラは、「今の僕にはもう耐えられないところに踏み込んでしまっている」。人によってはどっちだって同じだろってレベルの違いだと思うけど。

だから本作を素直に勧めるのはためらわれると言えばためらわれるのだが、

 所詮体験版であるし、なんと本作はフルパッケージ版も1543円。そんなに高くない。
※だがダウンロードコンテンツは結構する。ぶっちゃけ本編と同じ値段。

ゲーム開始後一ヶ月で体験版は終了するが、正直「明日ディアブロIIIが届かなかったら」買ってたと思う。評価は★★☆。悪くない。つかたまにこういう「意外と楽しめる」ゲームがあるから、体験版探しは止められないんだよな。

●ファンタシースターNOVAバトル体験版 Vita

「バトル体験版」と言うだけあって、いきなり戦闘エリアから始まるのは、むしろ今の僕には潔くていい。これが何も知らないタイトルであれば、そのハードルは著しく高いと思うが、まぁ勝手知ったるファンタシースターである。

 ただそれが面白いかどうかは別問題。

NPCがサポートしてくれたり、最初からたっぷり回復薬を持っていたりと至れり尽くせりで超大型のボス戦まで遊ばせてくれるのだけど、

 一点、「○○の武器に切り替えて、○ボタンで敵に登れ」がこなせなかったのが超残念&タルい。

簡単に出来た人、よかったですね。評価も上がることでしょう。出来なかった人、

 このゲーム面白かったって言えます?

たったそれだけのことなのに、「楽しませようとしてくれたことが伝わらなかったこと」が凄くもどかしく、やるせない。

未だにどうやって登るのかわからないし、ヘタしたら登れないのかも知れないけど、たったそれだけのことで、本作を買う気がゼロになってしまったと言うことは書いておく。評価は★。

・・・

似た感じのもので「討鬼伝極」の体験版(本編に引き継ぎ可能)も出ていたが、こちらは何つかもう疲れちゃったのでやらなかった。モンハン類似はモンハンには絶対勝てないというところまで来ちゃってる気がするんだよな。

 フロンティアも含めて。

●Saira PC

無料だったので入れてみた。サイドビューのアクションアドベンチャーっぽいゲーム。というかここで取り上げる意味はゼロなのだけど、一応やったので書いてみた。オススメ出来る要素は全く無い。お金を貰えるならやってもいいとは思うけど。

●YS ORIGIN PC

お金を払った後でこれが英語版であることを知り、一昔前なら日本語化出来たらしいが今は無理だと言うことも知った。それでもキャラを除いて雰囲気は悪くなかったので、しばしプレイをしてみたが、

 ダームの塔のアレンジ音楽が良い、、、以外、さほど良いところもない。

特に僕が英語がわからんちんであり、文章を99%読まずに進めたということもあるだろうが、ひとつひとつのアイテム効果も手探りで、正直ちょっと口惜しい。

通常攻撃が3連のショットで、移動速度はやや遅いものの、難度をイージーにして始めた分ストレスは少ない。ただ、

 効果音がかなりうるさい(ショットが特に)

なんつか「気持ちいいと派手を取り違えてる」んじゃないかというくらいの音で撃ちまくるので、、、まぁ雑魚が柔らかい分うるさい以外は問題ないと言えばないけど。

一つボスを倒したくらいでほったらかし。ボスもイージーらしく弱くて、でもデカい分達成感もあってよさげな感じ。英語のままだとクリアは到底無理だろうけど、音楽だけは他のも聞きたいな~と思ったり。★☆。

●MITSURUGI KAMUI HIKAE

制服の女の子が主人公の剣劇アクション。4gamerのインディーズゲーでも紹介されて、かつ評価も高かったと記憶しているが、

 ぶっちゃけマップに手を抜いた無双タイプアクション。

「ど派手」とか「爽快感」とかのキーワードが飛び交う、僕の好みとは真逆のゲームであり、合わないだろうな~と思って始めたがなるほどつまらない。チュートリアルの一つ目で心が折れた。

僕は、今まさに松田聖子の曲を掛けてしまうほど「制服」が嫌いではないが、こういうゲームには全くそそられない。「楽しみ方が分からない」というか、「なんだか気持ち悪い」
※「酔う」という意味ではなく「気色悪い」的意味で。

評価は好意的に0点。毎回言うことだけど、楽しめる評価をおとしめるものではないです。好みはあくまで個人的なものだし。

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9月上旬にPCでガントレットの新作がリリースされる。価格は1980円くらい。正直かなり「欲しい」のだけど、「楽しそう」でも「やりたい」でもないところに微妙さが残る。「あの」ガントレットの系譜であるからという理由だけで「欲しい」わけで、

 テンゲンガントレットMDより面白いわけはないと思うし、

 ガントレットレガシーのがまだマシだとも思うし、

 ディアブロっぽい画面ならディアブロIIIのが絶対楽しめると思う

つまり、「ガントレットであること」を除いたら、本作に関する魅力は極めてゼロに近づいてしまう、、、いや、ちょっと待てよ、、、

 あーーーーーXP非対応だーーーーー!

良かった買わなくて。むしろ非対応がありがたい。つかこんな感覚、昔はありえなかったのにな。

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2014年8月22日 (金)

タワーリングインフェルノ

これもnori君に勧められて見た映画だったが、、、

 ぶっちゃけあんま面白くなかった。

先日見た007黄金銃を持つ男と同様に、全体的なテンポが古さを隠しきれず、ひとつひとつのシーンに意味を考えた時、果たしてこのカットはこれだけの尺が必要だったのか、そんなことはないだろうという自問自答を繰り返すこと何十回。ポール・ニューマンはかっこよかったが、スティーブ・マックィーンは別にニュートラルな視点で見てさほどというか全くピンと来なかった。「彼の時代」を経験していた人なら違うのかも知れないが、キャラクター的にも「有言実行実直頑固」なイメージ以外、「惹かれる要素」がさほど感じられず、その人間、役者の持つトルクというかエネルギーというかみたいなものも全然僕には流れ込んでこなかった。

炎の表現、すなわち「実際の炎」は、確かに凄く熱いはずで、それをこれでもかと見せる演出は、当時として最高級だったことに疑いの余地はないが、今の僕にある知識として、「あの状況下でエレベーターを頻繁に使う」という思考回路がそもそも理解出来なかったし、
※放映当時はそういう常識がなかったんだろうか、とも思う
いくら上空の風が強いからってあそこまで安易にヘリが落ちるのもどうかと思ったし、ずさんな施工にしたってコンクリで固められてるとか、いくらなんでもマンガだろ、と。

アップで映るキャストが無駄に多くて、それでいて大した掘り下げもなく感情移入などできようはずがない。特にあの「耳が聞こえない人」、なんだあれ?結構尺を取ったと思ったら中盤こともなげに救出されて、そっから先は子供だけ。その子供だってなんであの状況でヘッドフォン外さない?教育とか常識とかそんなレベルじゃないとってつけたような演出以外の何物でもない。

悪役の死に様にも(道連れがいたことも含め)あんなレベルじゃ溜飲は下がらないし、妙齢の女性が落ちて死ぬ意味も良くわからなかった。

・・・

人によって映画を見るときのポイントは異なると思う。ストーリー、脚本、映像演出、演技そのもの、ルックスそのものに惹かれる人もいるだろうし、音楽やテンポ、メリハリを重視する人もいるかも知れない。

僕のように、細かなリアリティを気にしたり、「自分の中の判断」を覆い尽くし、ごまかしきる「上手さ」を求めてしまう人間には、(本作が古いからと言う理由も大きいだろうけど)見ていてイラっとするシーンが多かったというのが正直なところかな。まぁある意味こないだのゴジラにも通じる感想。

評価は★くらい。全編通して「おお!」と思ったシーンはひとつもなかった。ただのひとつも。長いだけで、満足感もなく、疲労感だけが残った感じ。というか冷静に思い出してみれば、僕がかなり映画にハマって、テレビの放送も逐一チェックしていた頃でも、本作はなにげにスルーしてきた。それはとどのつまりこの映画の持つ「嗜好との乖離」が、本能的にそうさせていたのかも知れないなぁって思った。

あ、ひとつだけ良かった点もあった。

終盤エレベーターをヘリで釣って救出する場面。あの時中にいて、離脱を手伝った消防士が死ななくてホントよかった。あの時だけは「監督、ここでこの人殺すなよ、間違っても殺すなよ、殺しても何にもこっちに与えるプラスの印象なんてないからな」と願って、そして叶ったのがホッとした。そのくらいだな、よかったところは。

とりあえず誰にも見ることをオススメしないし、もし僕の感想に異論があるとしても、マックィーンのファンの意見は全く参考にならないし、「当時見てよかった」というのもあてにならない。最近のハリウッド大作が好きで、ミーハーな人が見てどうだったかって感想以外は、僕と並列に評価を比較することは出来ないかも知れないな。

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2014年8月21日 (木)

無線LANルーターが壊れたっ!

朝起きて枕元にあるスマホをWi-Fiで接続しようとしたら、

 どこに?

という。そりゃオマエルーターでしょうよ、と声で返答するも、ウチのスマホは答えてはくれない。ただこの時点ではまだそれほど焦りはしない。なぜなら過去にもこう行ったケースがなくはないから。ルーターの電源を抜き差しすれば、たいていの場合それで状況は改善するはずだった、、、のだが、、、

使っていたのはアイオーデータのルーターWN-GDN/R3。一番左のオレンジ色のステータスランプが点滅するばかりで、うんともすんともニンともカンとも。

メーカーのサポートページにはそれっぽい情報はなく、
※こういう時スマホがネット接続出来る環境にしてあってホントによかったと思う。今までだとルーターやモデムが逝っちゃった時に打つ手がほぼなくなってしまっていただろうから。

型番や症状で検索してみたところ、

 故障の可能性が高い

とのこと。まぁこのルーターはNTT西日本のポイントで貰った物。ある意味タダで貰ったものだったし、そもそも4年か5年か、、、結構使っていたので、寿命と言えば寿命だろう。今なら安くて高速な機種も出ているに違いない。

価格.comで検索したら、それなりに評価がありそれなりに売れていると思われる機種がいくつか。その中で絞っていって残ったのがこの二つ。
※価格は全て税込

●AtermWR8165N

最安値2158円平均2900円ほどで、売れ筋7位、満足度3.79(32人)口コミ536件
有線LANスロット3

●AtermWF300HP

最安値3980円平均4300円ほどで、売れ筋20位、満足度4.58(12人)口コミ269件
有線LANスロット4

開店時間を待って最寄りの家電量販店数軒に在庫および価格を問い合わせると、
※最後に決めたヤツ以外はうろ覚えなので鵜呑みにしないこと。

エイデン
8165が2980円。300が4800円
ジョーシン
8165が3200円くらい。300は聞き忘れ
コジマ
8165が3300円くらい。300が4298円

速度的にも評判的にも良さそうな300に傾きつつ、正直コジマは遠いので、エイデンが価格を合わせてくれないかと聞いたのだけど、結局叶わず。コジマの300にすることにした。

かみさんが買いに行ってくれるというのでおまかせし、その間映画を見て時間を潰す。

1時間ほどして帰ってきたので早速開梱し、説明書を遵守して設定を詰めていく。

が、

いきなり最初の部分「3つのランプが緑色に点滅」のところで躓き、軽く初期不良が脳裏をよぎるも、NECのサポートはアイオーとは比べものにならないくらい丁寧なので、「いざというときの安心感」をバックに初期化の手順を踏む。

するってぇと何とか「ルーター・・・モデム」間の接続が完了。今までならパスワードとか一切設定せず、そのまま全てのネット機器が使えていたのだけど、どうやらこいつはそうはいかないらしく、基本全ての接続機器に関してパスワードをクリアしていかないとダメっぽかった。

・有線接続PC
・無線接続PS3
・無線接続Wi-Fiスマホ×2
・有線接続360
・有線接続Wii
・無線接続PC×2
・無線接続3DS×3
・無線接続Vita
・無線接続WiiU

これだけの機器のネット設定をこなしていかなければならないかと思うと、軽いめまいを禁じ得ないが、腐っていても始まらない。やるとなったらやらなければ、

 僕の生命線だもの。

とりあえず何はなくともPCからだ。というか最初にPCと接続し、ネットに「入れるように」しなければならない。

説明書にある「ルーターに直接アクセスするアドレス」をウェブブラウザから打ち込み、
※この時クロームでは出来なかった。僕の打ち間違いの可能性もあるが。
IEでルーターを開く。

逐一パスワードだとか名前だとかを入力させられるが、ここはきっちりメモに残しておかないと、後からスンゲェ苦しむので要注意。ちなみにメモは複数のパソコンやUSBメモリーに残しておくべきだと思う。いつそのPCが使えなくなるか分からない。

 ちなみに昨夜立ち上がらなかったわけで。

ついでにテレビも最初立ち上がらなかったわけで。

「ルーター」「PC」「テレビ」が同時にトラブルって、、、神様が僕にインターネットをやるな!と言っているのかと思ったりもしたが、クーラー入れて一旦放置したら、PCとテレビは復活した。よかった。

ルーターの設定はプロバイダ情報が必要になる。この辺りもしっかり残しておいてホントよかったと思う。何年前に設定したのかわからないようなIDとパスワードだけど。

そしてついにPCがネットに接続し、続いてスマホへ。

S5に関しては、説明書にある「スマホのネット接続用アプリ」をダウンロードし、らくらくアシスタントボタンを押すことで容易に繋がったのだけど、

 問題はNEXUS。

こっちは「接続用アプリのダウンロード」がそもそも出来ない。そりゃそうだWi-Fiでしか繋いでないんだもの。ということで、設定の接続から降りていって接続先を検索したりこれまたコードを入力したり。

とりあえずここで初めて有用かも知れない情報を書くが、

「暗号化キー」「セキュリティキー」「ネットワークキー」など、機器によって結構呼び名が違う。あと「PINコード」というのもそれとは別にあって、これまた機器によってはそっちを入力しないと先に進めないものもあったりした。

特に3DSとWiiUはその数値を打ち込んでも設定出来ず、ルーター本体正面にある「らくらく設定」ボタンを長押しする方法で対応。何とかこれで一通り接続出来るようになったかと思いきや、、、

(スマホが)最初は接続できたのに、3DSやらWiiUやらを設定したあと再度接続しようとしたら、今度はなぜかはじかれてしまった。

結局ATERMのサポートに電話して得た答えは、、、

PC上からクイック設定WEBを開き、
※アドレスhttp://aterm.me/
無線LAN設定の内容を確認してみたところ、

 全く理由はわからないが、WPA暗号化キー(PSK)が身に覚えのない30桁ほどの英数字に書き換えられていた。
※つまりこれが理由で3DSのWiiUの設定がはじかれていた

なので、暗号化の項目の「暗号化モード」をWPA/WPA2-PSK(AES)に変更し、WPA暗号化キー(PSk)の設定を、本体に貼られている暗号化キーの内容に書き換え、設定&保存。

※「保存」は画面左上にあるオレンジのボタン。要注意。

で、この状態で、ようやっとスマホもWi-Fiが開通したので、改めて他の機器を設定しなおして、
※暗号化キーが書き換わってしまったわけだから。
何とか収束。
※まだ360とVitaとかみさんのPC再接続が済んでないけど。

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2014年8月20日 (水)

ダンテズピーク

1997年の映画と言えば、今から17年前。その辺りで何が話題作だったかと調べてみたら、、、

 タイタニック一択。

そっか。その頃の作品か、と。

映画というのは普通に暮らしていてもそれなりにテレビで放送するし、話題作に足を運ぶ人も少なくない。もちろん中には純度の高い映画好きもいるし、そう言う人は一年に365本以上見てたりもするだろう。当然話題作は抑えておくだろうし、それなりの大作志向であれば、それなりに見ている人も多いことと思う。

僕もまぁそれなりの大作であれば劇場、ビデオ、テレビ問わず見てきたつもりだが、それでも中にはこうして「かわしてしまった」作品も存在する。ブログ読者様の中には、もしかしたら僕のように本作をスルーして今日まで17年生きてきたと言う人もいるだろう。

 そういう人にオススメしたい映画。

友人のnori君に勧められて借りてきたディザスター映画だったが、いやいやどうして、

 全く期待を裏切らない内容だった!

クリスの評価は★★★☆。期待値が5点くらいだったので、必要充分にいい意味で裏切ってくれたと言えるし、年式を考えれば、今の目でも充分視聴に耐える良作であったとも思う。

とりあえず見てない人に「見たくなるかも知れない」もしくは「好みに触れるかも知れない」ファクターを軽く列挙していくとすると、

・火山の噴火物

・主人公はピアース・ブロスナン。普通にイケメン。何代目かの007。
 ※コネリー、レーゼンビー、ムーア、ダルトンの次だから5代目か。個人的には作品も含めて一番好きなボンドかも知れない。

・ヒロインはリンダ・ハミルトン。冒頭でキャストの名前が出たときは誰かも全然ピンと来なくて、ずっと見続けて見続けて、終了間際に、

 あ、ターミネーター(1、2)の人だ

と。まぁ「ヒロイン」と呼ぶにはやや老けすぎなきらいはあったけど、ギリ許せるレベル。ちなみにクリスタルスカルのインディ奥さん役はギリじゃなく許せないレベル。

・★コレ重要★

 CGも当然使われているのだろうが、いやはやどうして、

 結構それを感じさせない「模型感」がある。

この一節を読んで「そんなの古くさい」と思った人は見ない方がイイ。でも、「1997年にコンピュータグラフィックスではなく、ミニチュアや特撮でディザスター映画を作ったことを評価出来る」人なら、

 かなり期待は裏切らない。

というか、これがCGだとしたらある意味ビックリというほど、破壊シーンの「手触り」が生々しく、不謹慎な視点であることを理解しつつも、

 ワクワクしてしまう。

物語が動き出すのがまさに折り返し地点なので、
※57分頃
それまでの「溜め」にイライラというか「まだかまだか」という気持ちにスンゴクなるけど、そこからあとは最後の最後まで本当に気持ちよく「ディザスター映画のなんたるか」を堪能させて貰えた。ボルケーノと同等、ディープインパクトはよく覚えてない。アルマゲドンよりは全然面白かった。コアは、、、、コアはコアで面白かったから好き。ハチャメチャで何でもありなのが「フィクションというよりもはやマンガの領域」だったけど、それはそれでアリだと思ったから。

 つかボルケーノと本作は同じ年の作品だったのね。

ビックリするほど似てたわ。

・・・

とにかく後半「危機一髪なシーン」がてんこ盛りで、前半のイライラを綺麗さっぱり洗い流してくれた。ヒロインの娘もとてもかわいく、イヤなヤツもほぼ出てこない。
※立場的に「そう言わざるを得ない」キャラはしょうがないと思うし。

もし映画館で見ていたら、最低でも8点。ヘタしたら満点もある作品だったって思ったな。nori君に感謝(^^。見てない人でディザスター映画が好きな人は、ぜひ見てみよう!

言い忘れてたけど、声優が変だったので序盤で字幕に切り替えてみました。
※神谷明なのはすぐにわかったけど、あまりにも声が軽すぎて合わなすぎ。っていうか神谷明は面堂終太郎以降、コミカルなニオイを払拭出来なくなっちゃった気がする。



以下超蛇足

本作には非常に満足出来たわけだが、実は今日はもう一本この前に見ている。

 メガシャークvsメカシャーク

レンタル屋の新作にあった一本で、こないだ借りに行った時2本とも貸し出し中だったのが「よくなかった」。つい次に行ったとき「1本だけ残っていたら」借りてしまおうという気になってしまうじゃない?

 ゴジラ対メカゴジラみたいな内容を期待して・・・

それがどうだ!?

 こんなヒドいクリーチャー物は見たことがない。

クソ出来の悪いCGを使った「笑いを誘う作品」すら増えてきた昨今だが、本作のダメさはそんなレベルじゃない。

 新作で高いお金払って借りてきたのに、半分まで見ていられなかった。

正確には、

 この映画を最後まで見ること、それすなわち人生の無駄遣いであり、『時は金なり』の格言に則るならば、まさに「レンタル代金に上乗せして」金をドブに捨てることと同義である

そう結論づけたから。シャークナイトの方がまだマシ。軽くダメなところを列挙すると、

・メカシャークを作る意味が一切語られない
・その性能もヒドイ
・キャストが全く魅力がない
・人工頭脳ネロのしゃべり方がムカつく上に能なし。なんでこんなのが載ってんの?
・ハワイとオーストラリアを行ったり来たり。ご近所かっ!
・とんでも設定と脳みその足りない作戦
・ロックオンしても外れるミサイル
・一回外されたら再度打ち込む気にならないGPS発信装置
・意味が分からないのに何度も何度も映りまくるレーダーほか複数のコンピュータ画面
・無駄な早回しシーン
・意味不明な上空からのグーグルマップ的画面
・才能のない小学生が友達に読ませる為に書いたのかと思わせるレベルの脚本

マイナス何点なのかと語るのもバカらしくなるほどの駄作でした。せめてヒロインがもう少し美人で、色っぽいシーンのひとつでもあれば許せたものを・・・。
※10本1000円の洋物アダルトビデオに出てくるヒロインとは別の家政婦みたいなルックスの人だったし。南無阿弥陀仏。

もちろん世の中には「ダンテズピークよりメガシャークっしょ!」という人もいるとは思う。世の中は広いから。でもたぶんそういう人とは価値観を重ねることは絶対出来ないと思うな。

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2014年8月19日 (火)

シャーロックシーズン3vol1

面白かったーーー!!!クリス評価★★★★。満足度という意味では、大満足。密度に関する不満も全く無い。序盤から突っ走って一気に前回からの「繋ぎ」をフォロー。全力でフォロー。あまりの展開の速さに見ているこっちが息切れしちゃうほど。

 面白い・・・が、すぐに終わってしまう(次回に続いてしまう)のでは!?

という懸念で進捗をチェックしたら、

 まだ真ん中!40分しか経ってない!!

何この充実感。密度感。

ファン納得のサービスカットも多々織り込まれ、
※マイクラフトとの掛け合いなんてマジ最高。こっちの処理速度が全く追いつかない、だがそれがイイ!
ワトソンとの絡み、機微の描写に関しても不満ゼロ。脚本不満ゼロ。お金も掛かっていて、チープな印象もなく、いつものメロディがもはやお気に入りの領域に踏み込んでいることすら気付かされる。

実質的なポイントが「ホームズがなぜ死ななかったのか」に置かれているため、いわゆる大きな事件は発生しないが、全員継続の出演者にまた出会えた喜びや、それぞれがそれぞれに変わっていたり変わってなかったりするところもニヤニヤしっぱなし。
※特にハドソンさんが「他界されてなくて」ホントよかったと思った。いつ死んでもおかしくない年齢だと思うし。ホントよかった。

リアルなタイムスタンプでほぼ2年のインターバルがあったことが、逆にこれほどの密度感に大きく貢献したことは間違いない。みんなから期待されて期待されてそのプレッシャーたるや相当なものだったと思うが、それに押しつぶされることなくキッチリと仕事をしたのは見事というほかない。単純に僕がこの作品のファンであるから、いや逆にファンだからこそ、この仕上がりがめちゃ嬉しかった。よくもまぁここまで「裏切らないでいてくれた」と思ったな。

見る前に描いていた「生きていたことをジョン(ワトソン)に伝えたら、絶対怒るだろうな、それも相当怒りまくるだろうな」というこちらの期待を全く裏切らない、そしてその上を行くジョンのリアクションは、もうワクワクドキドキでニヤニヤのプーだ!(^^。

緩急のリズムやメリハリのある絵作りにも不満はなく、減点法で採点したら満点になってしまうほどよかった。

では逆になぜ満点ではなく8点だったのかと言えば、

 爆発力のあるヒールが出てこなかったことか。

個々のエピソードに対する満足感は高くとも、それが爆発するカタルシスが弱い。期待を大きく上回ってこその満点だと思うんだよね。

でもホントおなかいっぱい。見終わったとき「2時間半くらいだったんじゃないの?」と思ったら、

 1時間45分しか経ってない・・・

へとへとになった。この疲労感が心地よい。シリーズをまだ一度も見てない人にはホントにオススメ。っていうか、

 海外ドラマってみんな面白かったりするのかしら。僕が知らないだけで。

24とかみんな騒いでるし、ヒーローにも出てたらしいし>ベネディクト・カンバーバッチ。僕の勘違いだったらゴメンだけど。

そう言えばダヴィンチデーモンの1話も入ってたな。それ見るのもいいかも知れないな。

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2014年8月18日 (月)

エージェントライアン

クリス・パイン主演、原作トム・クランシーの「ジャック・ライアンシリーズ」最新作。シャーロックの3rd1話と一緒に借りてきて、こっちのがリミット近いので先に視聴。

途中ケビン・コスナーが出てきてややテンションは上向いたものの、全体的に見るとアクション要素が薄く、扱ってる素材(証券会社を隠れ蓑にして他国のテロを探るとか)の分かりづらさが僕のキャパを超えていて、

 見ていて「子供には辛い」感じ。

中盤以降物語が動き出すも、基本はシリアスなので「楽しい要素」は皆無だし、
※緊張感を面白いと感じられるなら、それなりには面白いけど
脚本、声優、演技に不満がなくても、
※特にケビン・コスナーは「いいね!」なセリフもあるし。

 僕にトム・クランシー、ジャック・ライアンシリーズの「お約束」が通じないのがよろしくない。

シリーズ物であるが故に「普通知ってるでしょ」的な下地がほぼないので、この話が「何を見せようとしているのか」が全然わからなかった。アクションなのかサスペンスなのか、SFなのかミステリーなのか、はたまた人間ドラマなのか。

ジャック・ライアンのキャラクターが、僕みたいな子供に通じにくいのも痛い。マッチョではないにしても、特別な体術もなければ実績もなく、
※ただ海兵隊にいたというだけ。少なくともこの物語の中での説明は。
博士号を取った「お利口さん」であることは示唆されるも、それが特別秀でているという説明もない。つまり、彼はセガールでもなければホームズでもない、「ちょっとキレる元海兵隊員」というキャラで、もっと言えば特別冷酷でもなければ、愛国心の為に恋人を裏切れるほどでもないし、逆に暑苦しいほど熱血でもなければ、ジョークの分かるコブラでもない。

 一言で言えば僕には全く魅力を感じないキャラ。
※ルックスは嫌いじゃないけど。

トムの「アウトロー」も「それほどでもなかった」けど、こっちは輪を掛けてそんな感じで、ミッションインポッシブルばりの作戦にも唐突感ばかりが気になってしまったし、
※だってそんな凄腕として描かれてないんだもの。
ヒールはなかなかかっこよかったけど、それでも特に大それたことをやってる演出が薄くて、これまた「子供には理解しづらい」感じ。

人によっては楽しめるのかも知れないけど、これだったらついこないだ見た「007黄金銃を持つ男」の方がよっぽど子供向けで楽しめたって感じかな。クリス評価★。

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2014年8月17日 (日)

つぶやきというほどでもないが・・・

昨日はDVDを借りてきた。その都度見た話を書いていくつもりだけど、とりあえず今日は以前借りたヤツと昨日見たヤツの2本の感想に触れる。短いのでまとめてって感じ。

●96時間リベンジ

タイトルの「96時間」は本編とは全く関係ない。どのくらい関係ないかと言えば、、、2時間半考えたけどいいたとえが全く浮かばないくらい関係ない。意味が分からない。

前作で殺しまくったマフィアのひとりのその親父さんが「リベンジ=復讐」するという話。今作は主に娘ではなく、本人&奥さんが捉えられ、これまた前作並の絶妙なやりとりで脱出したり殺しまくったりする展開。

ややくどいくらいのカーチェイスがあるのはリュック・ベッソンらしい仕上げ。全体的な色調が抑えられてるのは前作からの流れ。

格闘シーンも多く、出来は悪くないが、新鮮みはない。カーチェイスも同様で、今ひとつ「ならでは」なアクションシーンが弱かったのが残念。前作で言えば、「命乞いをする相手をあっさり殺す」のがある意味痛快であったのが、本作ではそういった演出もなく、

 つまらなくはないが、前作は全然超えられなかった

というのが正直なところ。クリス評価は★★☆。決してつまらなくはないので、旧作に落ちているし、前作がよかったという人が見て後悔することはないと思う。スカイフォールと比べても、いい意味で安っぽいし、どっちが好きかと言われたらこちらをチョイスするかな、とも思うしね。

●007黄金銃を持つ男

「車が回転しながら川を飛び越えるシーン」がどうしてもまた見たくなって借りてきた。

僕は「ムーアボンド」が「コネリーボンド」より好きだったのだけど、子供の頃と違って今の僕に見える映像と、当時の僕の目に映っていた映像は「やはり」どこか違う。

特殊な武器や車にワクワクすることひとつとっても、今の僕は当時の僕よりも頻度や密度を求めてしまうし、ややもすればそこにジョークやひねりすらも期待してしまう。SFXやCGを使わないスタントシーンやメカの数々は、「CGではない魅力」こそあれ、同時に懐かしさや「ちゃちさ」も感じさせてしまい、これまた当時のように入り込むことが出来なかった。まぁそりゃそうだ。当時はそれが最新で、1ミリも懐かしさを喚起する要素なんてないんだもの。

ボンドガールはわかりやすく、悪役のキャラ付けも嫌いじゃない。脇にいた背の低いニック・ナックのキャラなどはむしろ昨今の脇キャラよりはるかに個性的で愛着さえも沸いてきたし、ロジャー・ムーア自身がかなり若くスマートで、イケメンだ。

 古くささ以外はホントに良くできたアクション映画だったと思う。

ただその古くささがいかんともしがたかったって感じなんだよな。例の飛び越えるシーンも、「ビョ~~ン」ってヘンな効果音が入ってたりして、なんだか「ギャフン」って感じになっちゃったりしちゃったからな~。

今見た評価★☆ってところかな。余生で見ることはないだろうな。

●シャーロック セカンドシーズンvol3

今回借りに行ったとき、なにげに棚を見たら、

 シャーロック シーズン3 vol1~3

ついにリリース。ファーストシーズンの最後が見事なまでに先へ引っ張る終わり方で、「もしこんな終わり方されたらその次の話が見たくて見たくて死んじゃう!」ってなもんだったため、あえて、セカンドの1と2を見た後、3は封印していたのだ。

 セカンドの3を見るとき、すなわちそれはサードがリリースされたときだ。

娘に「ついにセカンドシーズンの3話を見るときが来たよ」と告げると、

「へ?全然意味がわかんないんだけど、、、、、ぉぉぉぉ!!!?マジで!?」

「それってつまり!?」

「サードがリリースされた!」

本シリーズは二人でとても楽しみにしていただけに、ホントに嬉しいニュース。まぁまだ新作だから
※7月4日リリースだったかな。
準新作や旧作に落ちるのはまだ先だけど、

 何かを楽しみにして、そして得るというのは、ある意味プライスレスだったりする。

というわけでセカンドの3話を見た感想。今更だろうと僕には「ついさきほど」の話なので軽く触れる。

 なかなかに面白かった!

展開の密度が高く、僕レベルで氷解するような隙もなく、
※今思えば子供がシャーロックの顔を見て悲鳴を上げた点だけが微妙に引っかかると言えば引っかかるけど→変装したってことなんだろうけど、、、やっぱ引っかかるよな。それほど本作では「変装が見事」みたいな設定はなかったと思うから。

 最後の最後まさにイイ感じに「次が超見てぇわ~」ってなった。

正直今作だけだとホームズの「いいところ」があまりなかったのが、ややファンとしては物足りない部分ではあったけど、それは次巻で気持ちよく明かされることに期待したいというところかな。

クリス評価★★★というところ。やっぱ謎を残してる分もどかしさが募る感じ。

-------------

Kindle for SAMSUNGの無料配信マンガが入れ替わったので一応一通りダウンロード。ザックリだけど、大体2週間くらいの期間限定で読める感じ。まぁ無料のレンタルマンガみたいなもんかな。タイトルは、、、

・藍より青し1
・グランドスラム1
・青空エール1
・フロッグマン1
・今日恋を始めます1~3
・エリア100式
・夜まで待てない。1~3
・オレたま1
・ルーキーズ1
・プレイボール1
・職業殺し屋1

以上15冊。貧乏人にはまことにありがたい。というか、

 こういうきっかけをくれるということがありがたい。

古びたラーメン屋に置いてあるマンガを読むようなモンなのかも知れないけど、自宅でのんびり読めるし、2週間もあれば読み返すことも余裕。逆に数十巻全部タダで配信されるより、軽くつまみ食いできるくらいがむしろ今の僕には丁度良い。

以下感想少々。

・グランドスラム

青年誌連載の野球漫画。方向性的には熱血色が強く、ダイヤのAっぽいと言えばぽい。主人公が拳法経験者というのが新しく「強い」惹き。悪くないけど、野球マンガは得てしてガッツリ続きやすく、言い換えればコストが掛かる。満足度が飛び抜けて高ければそれもいいかな、とも思うけど、正直「おおきく振りかぶって」の方が僕は好きかなって感じ。★★。

・フロッグマン

カナヅチの主人公が、割とピュアな理由で女の子ひとりしかいない水泳部に入部する話。主人公はほぼダメ人間なのだけど、割とマジメにがんばるので、

 設定的にはエロゲーだけど、中身は意外とスポ根チック。

絵も今風で訴求力があり、正直ちょっと続きが読みたくなった感じ。つっても買うほどじゃないので、ツタヤで借りれたら借りようかなってところかな。★★☆。

・今日恋を始めます

純度の高い少女マンガな筆致で、話的には「実際はかわいいのに本人はかわいいとは思ってない主人公の女の子が、成績優秀容姿端麗クラスでも超人気者のイケメンと恋に落ちる」話。

読んだ手応えは、「花より男子のパクリ」。イケメンのテンプレがあまりにもありがちだし、一見イモくさいヒロインの設定もそれに輪を掛ける。でも言い換えればそのテンプレの完成度が高いとも言えるわけで、、、

 のらりくらりと1冊読み終えてしまった感じ。

ただ、絵が正直僕の好みとはズレているので、このまま3巻まで全部読破するかどうかは微妙というところかな。★☆。

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友人Tが「ネットでただで読める小説も割といいよ」というので、

・小説を読もう!
http://yomou.syosetu.com/

というサイトを覗いてはみたのだけど、正直な話、

 そもそも僕がどんな小説を読みたいかがわからない。

ジャンルやキーワードで言われてもイマイチピンと来ないというか、マンガならスポ根やラブコメが大好きだけど、果たして小説でもそれが通用するのか、とも思うし。

ということで今のところまだ一編も読んでないのだけど、

 あまりにネタ不足にあえぐことになったら、触れていくかも知れない。

今日はそんな感じ。

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2014年8月16日 (土)

HUMBLE BUNDLE 続報

ネタに乏しいので単なる報告で終わる。だがしかしもしかしたらこの内容を福音とする国内プレイヤーもいるかもしれない。

HUMBLE BUNDLEにてゲームを購入したというのは前回お話しした通り。しかし先方からのダウンロードキーが含まれた連絡は来ず、
※他の広告メールや連絡メールは普通に届くのに
来たのはAMAZONやPAYPALから「確かに送金したぜ!?」という連絡だけ。

僕が大富豪で毎月のおこづかいが10万円くらいあるならいざ知らず、実質4桁な状況での7ドルは痛すぎるし、そもそもお金だけ送金させてブツは送らないというのは許せない。リスクを承知でいかがわしさ満点のアジアサイトからの購入であるならいざ知らず、相応に認知、評価されているところを信じてのこととあれば、このまま引き下がるわけには行かない。

で、前回のようなメールを送ったわけだが、結果から言えば、

 6本のウチ3本分のキーが送られてきた。
※本数的には半分だが、金額的には3本1ドル、6本6ドルで2度送金しているので、実質7分の1だ。

そのメールにあるリンクから、ダウンロードは出来たっぽいが、

 ぶっちゃけもうゲームなんざどうでもよくなっている。

残り3本も正直全くやりたいとは思ってない。
※時間が経てば変わるのかも知れないが。

 だがこのまま泣き寝入りはまっぴらゴメンだ。

なので、ヘタしたらこれで「こいつはコレで終了っと」なんて思われていては敵わないと思い、クソ面倒な翻訳とメール送信を再度試みた。内容はこんな感じ。

●翻訳前

返信ありがとうございます。しかし、送っていただいたキーでは不十分です。

Purchase Humble Weekly Bundle: Japan Edition (transaction id: ○○○○○○)

こちらの6ドル送金分のキーも、早急に送ってください。
YS ORIGIN,MITSURUGI KAMUI HIKAE,PIXELJUNK SHOOTER

誠実かつ早急な対応を期待します。

●翻訳後

Thank you for reply. However, it is not sufficient in the key that had you sent.

Purchase Humble Weekly Bundle: Japan Edition (transaction id:○○○○○○ )

Also key for $ 6 worth of remittances here, please send it to soon.
YS ORIGIN, MITSURUGI KAMUI HIKAE, PIXELJUNK SHOOTER

I expect a response as soon as possible and in good faith.

-------------

一度送ってもらったので、テンプレでごまかされそうになった前回よりも幾分柔らかめな内容にしてみた。が、

 ほっといたら絶対スルーされてたと思うので、全く安心は出来ない。

少なくとも二つのトランザクションIDがあり、送金しているのは確かなのだから、何が原因かはともかく、
※もっと言えば僕の方が悪い可能性も高い。なぜなら他にこう言ったトラブルの報告が見つからなかったので。
メールが送受信出来る関係で、本来送るはずだったものを改めて送り直すのが筋だと思う。

余談だけど、今回の件で僕が一番参考になったのは、伊集院のラジオだったりする。

かなり前の回、いつ頃だったのかも思い出せない頃の話だけど、伊集院がネットで海外から注文した際、なかなかブツが届かないとか、連絡がイマイチ不行き届きになるみたいな状況下で、ヘタしたら僕と同等かそれ以下くらいの英語力である彼が、スゲェがんばってなんとかしたエピソード。

 英語が出来なくても何とかしようとすれば何とかなる

文面が果たして(文法も含め)正しかったのかどうかはわからない。だけど、「食い下がろう」という気持ちは間違っていなかったと僕は思う。24時間待って連絡が来なかったらまた催促する予定。

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2014年8月15日 (金)

よつばとを読み返す

あずまきよひこ原作のほのぼの日常マンガ。そんな説明はまず不要だろうが、あえて書いてみる。
当然のように全巻持っているが、中には2冊買ってしまった巻も。でもあえてそれを誰かにあげたり売ったりせず、本棚に並べてみるのもある意味よつばっぽいと思ったりする。
全巻通して読み返して気付いたのは、このマンガが一見日常のスナップのように見えて、その実ファンタジーだということだ。確かに海外で小さな子供を拾ってくることや、お隣に美人の三姉妹がいること、在宅の仕事で全くお金に困っていない&著しく子供の面倒見がいいよつばの父親など、普通ではありえないシチュエーションも多い。が、僕がそう感じたのは、
 多めに差しこまれた風景描写や、さもありがちな日常の出来事をあえて深く掘り下げている点。
「こういうことってあるあるだよね」と言わんばかりの親しみやすさと、相反するイベント密度。海に行き、プールに行き、キャンプに行き、、、いろんなところに出かけて、そのそれぞれが濃度の高い思い出を紡ぐ。
 実際ここまでの「良い思い出」は紡げない。
 ※不可能じゃないだろうけど。
でも、距離感が近い描写が、それを身近に感じさせ、錯覚させる。藤子F不二雄とは違うアプローチからの「すこしふしぎ」がよつばとには詰まっている。というか、「ふしぎ」ではなく、「しあわせ」や「おもしろい」なのかも。まぁそれだと「SF」にはならないけど。
キャラクターの立て方は、前作あずまんが大王の時から他とは一線を画するものがあったが、本作はそれすらも凌駕する。イヤなヤツはひとりもいないし、嫉妬やねたみと言った負の感情もほとんど出てこない。男女間の色恋沙汰に絡むシチュエーションもわずかながらあっていいエッセンスとなっているし、子供からお年寄りまで、ルックスが良いのも僕好みだ。もう見た目からして性格が悪そうなキャラはいない。
あずまんが大王の時にはあえて見せないようにしていた(と思われる)男性キャラもしっかり書いていく一方で、メインヒロインであるところの風香に男のニオイがほとんどしない安心感も地味に重要だ。ロリコンターゲットのマンガではないが、男性が潜在的に持つ独占欲のようなものに触れないように、深く配慮されているなぁとも思う。エロくないけどエロく、エロいけどエロくない。ある意味宮崎駿が描くヒロインにも通じる不偏さみたいなものも感じる。
※フィオと風香は、冷静に見ると共通点は多い気がする。年齢、表情、性格、プロポーションも。知識や能力は違うけど、それは重要ではないし。
あと、単純に画力の高さも重要なポイントだと思う。当時はそれほど感じなかったけど、建物や風景画のデッサン力は、いわゆる4コマ日常系のマンガ家のそれとは比べものにならない。「魂はディティールに宿る」とはどこの誰の言葉だか忘れてしまったけど、気持ちをそっちに向けてページを凝視すると、
 あだち充や庵野秀明に通じる凄みが、一枚の風景からにじみ出てくるよう。
なじみ深いエピソードと、必要充分な画力、魅力的なキャラクターと、巧みなセリフ回し。よつばとの繰り返し繰り返し楽しんで読める「再読性」の高さは、冷静に考えてみれば当然のことだったのかも知れない。
余談だけど、その昔どこぞの外国人が、「日本の漫画やアニメは素晴らしい。が、幼児が出てくるものだけは例外だ」みたいなことを言っていたのを、よつばとを読む度に思い返す。
 このマンガのことじゃねぇだろうな。
もしそうだったとしたら、無理矢理にでも読ませたいといつもいつも思う。よつばとは傑作だけど、世間の評価はそれに追いついてないとも思うんだよな。よつばと★★★★☆。

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2014年8月14日 (木)

Humble Bundleのこと

「欲しがってたゲームが安く売ってるよ」と教えていただいたので、さほど考えもせずサイトを開き、注文し、お金も送金したところ、
 一向にゲームが出来る気配がない。
とりあえず、その話をしたら、たぶんお金が送られてないからゲームが出来ないのだろうというので、今度は前回とは別の方法
※前回はAMAZON、二回目はpaypal
で送金。今度は少し高い金額で送金した。
しかし結果は同じ。今度はAMAZONの時と違ってしっかり日本語で送金が完了している旨の表示があったので、送金されてないということはない。ともかく、現状お金だけ払ってゲームがプレイ出来ないという状態。
・・・
Humblebundleとは、海外の「ゲームまとめ売りサイト」。ちなみにアドレスを貼り付けないのは、僕がゲームを出来ていない
 つまり、ハンブルが爆発してこの世から消えてしまえばいいのに、と心から思っているからに他ならない。
が、説明はする。
通常の価格よりも著しく安い値段で、複数のゲームをまとめて買うことが出来る
※もちろんゲームがプレイ出来るならば、だが。
そのゲームはインディーズが中心ではあるものの、時にはちょっと古いEAのゲームだったり、日本のゲームだったりもするのだが、システム的には、
「1ドル以上いくらでもいいから払えば、この3本(3本とは限らない)のゲームを売りましょう。でももし6ドル以上だったら、それに加えてこの3本も付けちゃいますし、10ドルならばコレも付けちゃいます!もちろんそれ以上でも構いません!」
という売り方で、今回僕が欲しかったロボットのゲームは、通常5.99ドル。それにどうでもいい2本を加えて1ドルならば、安くてお買い得という話。
とりあえず1ドルを入れて、ギフトではないよ、と。メールアドレスはこれこれで、と一通り入力していき、最後に支払い形式を選択。クレジットカード、ペイパル、AMAZONウォレット、googlePlayの4択だったので、とりあえず一番利用しているAMAZONを選択したところ、、、
 通常ならば(他のハンブル紹介サイト等を見ると)表示される、ゲームキーのダウンロードリンクが表示されたページが表示されない。
ただ、サイト等には、「このページを閉じてしまってもメールがすぐに送られてくるので、、、」とあったので、そっちの方を確認したところ、
 AMAZONから「金振り込んだよ」の連絡メールのみ。
あとは、ハンブルからいつも通りの広告メールだけ。
 ざけんな。
ただ、とりあえずここでどうするべきかもわからない。トランジッションIDというのがどうやら今回の取引IDであることはわかったものの、それをゲームキーに変換する術がわからない。これほどネットが普及していても、この疑問に答えてくれるサイトも見つからない。僕のネットリテラシーが低い、つまり情弱故の「勉強代」というところなのかと思い、スッパリ諦めようと思ったのだけど、
AMAZON PAYMENTSのメールの「AMOUNT欄」が「-1.00$」になっているということは、お金が支払われていないのでは?と友人がアドバイスしてくれたので、「そうかも」と思い、今度は件のロボットゲー以外に、ちょっと遊びたかった「YS ORIGIN」ほか2本を含む「6ドルコース」で、支払いもペイパルに変更してレジストしてみた。ちなみに「6ドル」とは「$6.00」であり、間違えてはいない。
しかし今度も同じように、ペイパルから(今度は日本語で)「6ドル送金が完了した」的なメールが届いて、相変わらずハンブルからはなしのつぶて。サイト等を見ると、ハンブルのIDがなくても買うことは出来る、
※メールにゲームキーのリンクが書かれて送られてくる
とあったけど、念のためにハンブルのIDも作り、自分のページにゲームのリストが加わっていないかと確認もしてみたが、
 全く変化無し。
説明を読むに、どうやら「ゲーム買ったら送られてくるメールのリンクをクリックしろ、そうしたらリストに加わるぜ」という仕組みらしい。
 ざけんな!
どうもこうもないと思ったので、サポートにGoogle翻訳を使って英語にした状況説明&文句を送ったところ、、、
以下全文抜粋
---------
Hey cris,
[Note: We are currently in the process of switching help desk systems. This change may cause you to receive an extra reply from us for your request. If this occurs, we are very sorry for the confusion! Let us know if you encounter this situation and we'll ensure that you do not continue to receive duplicate messages. Thanks!]
We have received your email for help (case #30588) and are currently assigning it to one of our roaming support ninjas. Unfortunately we are experiencing a bit of a backlog, so please be patient! We will get back to you as soon as we can.
We are sorry to hear that you are experiencing issues with your recent payment. If you have not done so already, please respond to this email with your transaction ID number that is usually provided with every order (even if the transaction failed). If you can not find it, please check [this article] (https://humblebundle.zendesk.com/hc/en-us/articles/202556850) for help in locating it.
If you have managed to fix the issue yourself or the mercenaries invading your quaint mountain village have retreated, reply to this email with "#resolve”.
Rest assured that we will do everything in our power to make everything right again. Please exercise patience if we do not reply to you immediately, your call for assistance has not gone unheard. In cases of extreme anxiety, the support ninjas suggest meditation beneath a running waterfall.
To add additional comments, please reply to this email.
---------
この内容で返事が3回来た。なぜなら3回送ったから。つまり、これは完全テンプレートで、内容は(僕より遥かに英語に明るいかみさんに読んで貰ったところ)
「今システム切り替えてて、エラーが出てるのかも。善処するから待ってくれ。どのくらい時間掛かるか分からないし、対応出来るかどうかも怪しいけどな。」
みたいなことが書かれていたらしい。つか翻訳ソフトに掛けても全然意味がわからなかったけど、果たしてこのかみさん翻訳が正しいのかどうかも良くわからないと言えば良くわからないのだけど、とりあえず最後の、
 「言いたいことがあるならこのメールに返信しろよ」
は何となくわかったので、
Please do not joke! If you have time to have sent reply of this template, please send GAMEKEY nice and quick. And I can not believe they did not send the game to take only money, it is the lowest.
I hope corresponds to the position within 24 hours. Otherwise, please $ 7 refund.
こんなメールを返してみた。でも意味が通ってるかどうかはよくわからない。Google翻訳でこちらが書いた文面と、イマイチ内容が違う気もしないでもないから。ともかく、しつこく食い下がるしかないかな、というところ。っていうか、
 この症状はオレだけなの?ってのが正直な話。
ネットで調べても同じような状況の人は見あたらないし、そもそも僕がXP&IE8でやってるのがマズイのかとも思ったけど、、、
※途中でクロームに切り替えたりもしたけど。
 みんなはハンブルでゲーム買うなよ、とは言わない。でもこういう事例があったことは伝えたいと思った。
つかブログネタ一回分(続報があれば2回分)にはなってくれたって感じかな。

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2014年8月13日 (水)

映画についてぶつぶつと

見てないし映画館に行くつもりもないのだけど、

 山崎貴監督ってスゲェよな

この人の経歴、

ジュブナイル 2000
リターナー 2002
ALWAYS三丁目の夕日 2005
ALWASY続・三丁目の夕日 2007
BALLAD名もなき恋の歌 2009
SPACEBATTLESHIPヤマト 2010
friendsもののけ島のナキ 2011
ALWAYS三丁目の夕日’64 2012
永遠の0 2013
STANDBYMEドラえもん 2014
寄生獣PART1,2 2014.2015

ある意味日本版ハリウッド。マイケル・ベイかジェリー・ブラッカイマーかってくらい日本レベルでのビッグバジェットなSF映画を撮ってる。

特に印象がいいのは、処女作であるジュブナイルが僕のお気に入りの作品であり、ある意味日本版スーパー8。テトラのデザインはともかく、それ以外のパーツがとんでもなく良く出来ていて、
※キャスト、主題歌、メカデザイン、ストーリー、脚本、SFX、あと近未来のインダストリアルデザインも最高に好き

 しばらく付いていこう

と誓ったね。っていうか僕は香取君があんまし好きじゃないんだけど、この映画に関してだけは許すってくらい。

続くリターナーも、かなり気の利いたSFサスペンスで、それほどお金を掛けずに派手な絵を紡いでるのがよかった。まぁ岸谷五朗はちとやり過ぎだった気もしたけど。松田優作っぽ過ぎるというか。

そこからオールウェイズにシフトしてしまい、あまりに自分の趣味とはかけ離れたところを攻めるなぁ、この人は実はこういうのがやりたかったのかなぁなどと思っていたら、

 ヤマトとか撮っちゃうし、

ウィキペ見たら「風の谷のナウシカが撮りたい」とか言ってたりするし、やっぱりというか、「SF映画で食っていくために出来る事をしつつ、やりたい事もやる」という、商業映画人として、いたって正常で、結果を残す、ある意味山ちゃん(南海のじゃないよ?)レベルの「プロ」なんだって思った。

ドラえもんもスゲェと思ったけど、あれよあれよという間に寄生獣もラインナップされてるし、

 ゴジラの予告で2本も同じ監督の作品が流れるって、、、マジスゲェ。

この人実は3人くらいいるんじゃないの?みたいな。つか毎年一本ずつ撮ってる監督なんて、インド人くらいしかいないと思ってた。

ILMと比べたら白組はレベルが落ちちゃうのかも知れないけど、それは予算の関係もあると思う。白組にだってハリウッド並のお金つぎ込めば、スタートレックやトランスフォーマーとは言わないまでも、そこそこのを撮ってくれそうな気はする。

寄生獣は最近マンガボックスでも連載が始まり、初めて読んだけど、

 意外と普通に面白い。

何つか「スゲェ作品」かと思ったら全然そんなことない、そこら辺に転がっていそうな佳作。でもその安っぽさが逆に居心地良くて、地味ながら次回が楽しみだったりするし、同時に山崎監督がこれをどう料理するのかも凄く楽しみになったりもした。変身系のSFXはジュブナイルの時に既にやっているし、むしろ十八番と呼べるレベルに習熟していそうだしね。

で、

最近またDVDを借りに行きたいな~と思っているわけだけど、スタートレックやこの山崎監督作品みたいに、「お金を使って撮った派手な映画」で、僕が見ていない作品がいっぱいありそうだなって思ったんだよね。オールウェイズは好みに反するとは言っても、「続」の冒頭ゴジラのシーンはかなり凄かったし、泣きたいわけじゃないけど、そこそこ楽しみたいという欲求に関しては、たぶんどの作品も答えてくれそうな気がする。
※特にナキとか。完全ノーマークだったもんな。

で、

海外の映画でも何か「フックするはずだった派手な映画」がないかと、ウィキペの興収ランキングを覗いてみると、僕が見てない作品がちらほらと。

・パイレーツオブカリビアンシリーズ
・トイストーリー3
・アリスインワンダーランド
・アイスエイジシリーズ
・ナルニア国物語
・カールじいさんの空飛ぶ家
・トワイライトサーガシリーズ
・フォレストガンプ
・シックスセンス
・ワイルドスピードメガマックス
・ハングオーバーシリーズ
・ブルー 初めての空へ
・20世紀少年
・ローレライ

この中で興味をそそられたのは「トワイライトサーガ」「アリスインワンダーランド」「カールじいさん」「ハングオーバー」「ローレライ」など。
※あと前項の「永遠の0」も、監督が山崎監督なら見てもいいかな、と。まだレンタル開始されてないかも知れないし、開始されていても旧作じゃないだろうけど。

あとは以前から見たかった「タニタの社員食堂」「エンダーのゲーム」、もう一回見たくなった「2012」「メンインブラック3」「007黄金銃を持つ男」。最後のは「車が回転しながら川を飛び越えるシーン」がスゲェまた見たくなって、検索したらコレだったという話。近日中に何か借りてくる予定。

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2014年8月12日 (火)

ゲームにちょっぴりワクワクしている

サイドメニューを見て戴いてもおわかりの通り、ボーダーランズの新作が急遽10月にリリースされるということで、
※残念ながらPC版は先送りだったので、XBOX版をポチった
今年の下半期のゲームライフが殊の外充実しそうな気配。日付順に期待の度合いなどを書いていく。

●8/21 ディアブロIII拡張 PS3

なにやらキャンペーンで「無印が2000円」というのをやっているらしく、かなり心が動いたりもしたが、
※これを買うと拡張の値段も2800円くらいになるらしい
既にamazonで予約しちゃっているし、「溜めて溜めて、、、発売!」というのも悪くないと思い、そちらはスルー体制。

体験版でのプレイは正直特段遊びやすく感じたわけでもなかったが、パッドで遊べる=リラックスして出来るのはありがたいし、PC版をスルーしてしまった拡張版なので、地味に期待値も高い。

新しいキャラで遊ぶつもりはあまりなく、人気もそこそこ強さもそこそこらしいバーバリアンでやってみようかな、と考え中。期待値は7点。かなり高い。

●9/13 スマブラ 3DS

ディアブロから3週ほどしてリリース。それまでにキリが付いていて、他に傾注するコンテンツがなければ、買う可能性もある。

ひとり用の遊びがどれだけ充実しているかがキーになる気もするが、本音はWiiU版の方が訴求力が高い。でも両方買うという選択肢もゼロではないし、、、。期待値4点。低っ。

●10/11 モンハン4G 3DS

たまに昔のブログを読み返すと、Wiiのトライを除いてほぼ裏切られた痕跡がない。買えば買った分は必ずと言っていいほど楽しませて貰えているし、今回もそれに沿う内容にはなっているだろう。amazonの予約は既に打ち切られていて、プレミアが幅を利かせているので、アフィリを貼る事はない。つか他のアフィリタイトルはどれも「1、2日遅れても平気」だが、モンハンはさすがに発売日に買いたい気持ちが強い。ゲオに予約に行かなければ、というところ。期待値6点。

●10/30 ボーダーランズ 360

音沙汰ないなーと思っていたら急に浮上してきたタイトル。完全に新作らしいが、ストーリーは1と2のつなぎということで、中途半端でボリューム不足、、、まぁボリューム不足自体は別段問題ないか。どうせ最後までやるかどうかも怪しいところだからな。

ともかく、今一番楽しみなタイトルと言っても過言ではない。期待値は8点。ちなみになぜ360版かと言えば、PCをずっと360コントローラーで遊んでいたから。まぁPS3のコントローラーがやや怪しい挙動だというのも、無くはないけど。

タイミング的にモンハンから3週後というのが、やや心苦しいと言えば心苦しい。まぁボーダーランズはさほど旬がどうこうというネタではないので、
※ブログでもほとんどコメントはないし
買うだけ買って、遊ぶのはモンハンがキリ付いてからでもいいかな、とも思ってるけどね。

値段が他と比べて高いのだけが玉に瑕かな。

●11/21 ポケモンルビーサファイア 3DS

タイミング的には年末に向けて何かひとつゲームを買うとしたら、、、という中に含まれているだけで、特段これが遊びたくて仕方ないということはない。ただ、これも買えば買っただけそれなりに楽しめそうという気もするし、価格もそれほど高く無さそうな気もする。

逆に言えば、この時期他にフックする強力な対抗馬があれば、あっさりとそちらに鞍替えする心づもりもある。個人的な希望では、

 ドラクエかFFの新作

別にナンバリングタイトルじゃなくてもいいから、「それなり以上に楽しそう」なのが出てくれないかなぁというところ。ハードは問わないので。

ポケモンの期待値は4点。そんな高くない。焼き直しだしね。っていうか本音を言えば「ハートゴールド、ソウルシルバー」の「DS」ポケモンの方がやりたいくらいだったりするんだよな。大きな街はないだろうし、何より僕はルギアが大好きだからな。

---------

昔のブログを読み返すと、その頃のテンションというか「楽しさ」が流れ込んできて、「またやってみようかな」という気になったりもする。当時爆発的に楽しかったものであれば、今やっても7掛けくらいは楽しめるんじゃないか、と。

そんな中最有力はドラクエ9。長男はほぼ遊んでなかったので、データを消しても何も恨まれる事もないだろうし、地図関連はメインで遊んでいた僕とすれ違えば、それで必要十分だ。というかそれ以前に、

 ドラクエ9が普通に面白かった記憶が強い。

7や8のリプレイは殊の外モチベを得づらかったが、9は事実上「普通のドラクエ最新作」でもある。出るかでないかわからない11までに、もう一回やっておいてもいいかなって感じなんだよな。

あとは、

 テラリアで「そういうマップ作り」を考えたことで俄然懐かしくも遊びたくなってきた、

 メトロイドや、ドラキュラ月下の夜想曲

前者はGCのプライムか、GBAのゼロミッション。今やると辛かったりするかも知れないけど、楽しそうな気もする。後者はプレステだからPS3でも動く点が心強いんだよな。

なんにしても何かゲームやりたいんだよな。

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2014年8月11日 (月)

テラリア妄想

オリジナルマップのワールド3が構想半ばで頓挫してしまった。これに関してはまぁ飽きっぽいというか、情熱が打ち止めになったというか、

 プロって大変だな素人みたいに止めちゃえなくて

みたいな感じでさほど未練もないのだけど、「これ出来たら楽しいだろうな」という妄想だけはいくつかあったので、それを書き出しておく。もしどこかの誰かがこれを見て「オレが作ってやんよ!」と思ってくれたら凄く嬉しい。でもって遊ばせてくれたらなお嬉しい。

●大枠

ザックリとしたイメージで言えば「メトロイド」であり、ハートの器は茶色いチェスト、アイテムはゴールドチェストに入れて各所に配置し、次々に行動半径が広がっていく、それでいて「ボムジャンプ」のような、かなりがんばれば他の手段でも何とかアイテムが取れたりする、というのが理想。

マップは、中心にホームを設置し、そこから上下左右斜めの8方向にエリアを区切る。エリアによっては広いところや狭いところがあり、それぞれをザックリ2エリアに区分け。前半はアイテムなしでクリア出来るようにし、後半はアイテム(例えばビン入りの雲や、溶岩のお守り、黒曜石のドクロなど)がないとクリア出来ない構造にする。

武器関連は自然の壁をそのまま活かすエリアでモンスターをポップさせるか、1秒タイマー+石像で大量に沸き出るエリアに宝箱で用意し、他の後半エリア到達時に入るスイッチなどでゲートを開けるようにしたい。つっても敵はそう多く配置しようがないのだけど、

 最後は露骨にボス召喚アイテムを宝箱に入れて、「使って、そして倒せ!」の看板で対応。

テラリアは自分のキャラを強くしやすい点がヘタレにも凄く優しいいいゲームだと思うのだけど、一方でシビアなバランスだからこそ成り立つ面白さみたいなのは、よほど運が良くない限り味わえない。でも、ここまで触ってきた手応えからすれば、たぶんきっと間違いなく、「ある程度弱くてもアルゴリズムを見切れば何とかなりそうな」感じはする。つまり、

 弱い武器や防具でも、工夫すれば倒せるようなボス戦を用意したい。

ただ、ボスクラスの敵で昼夜問わず戦えるのはそれほど多くない。脳みそやミミズ、最下層のウォールオブフレッシュは、そのエリアまでテレポーターで結べば戦えないことはないが、テレポは極力使いたくない。「地続き」なマップだからこそ隠し部屋や隠し通路を探す気になると思うし、

 テレポはどうしても使いたい箇所があるので、出来たらそこだけにしたい。

それはつまり、

 ファイナルバトルへのテレポ。

そしてその場所は、

 重力が少なくなる天空エリア。相手はキングスライム。

場所や昼夜を問わないし、枠を囲んでハーピーの侵入を防ぐ。壁を貼ってパッと見「普通の場所」に見えるようにし、出来たらテレポアウトしたすぐ横に宝箱を置いて(ジャンプが出来ないように3マスで天井を作り)、その宝箱の向こう側に壁がなくなるスイッチを置く。

 召喚して戦闘開始、ジャンプして初めてそこが「天空エリア」であることに気付くようにしたい。

倒したあとは「倒したら引け」のレバーを用意し、そのレバーでコロシアム大爆発。落ちて行くルート上に、上から「オ、メ、デ、ト、ー」のブロック文字、で終了。

ホントは天空エリアにアスファルトブロックを敷いて、いつもよりクソデカイジャンプを使ったアクションエリアを作る計画もあったのだけど、いざ地上でアスファルトを試してみると、その操作制御が殊の外難しく、、、まぁ難度を下げてひょいひょいクリア出来る先にボス戦、とかでもいいのかも知れないけどさ。

●各エリア

イメージ的には、「溶岩」「氷」「ハチミツ」「トゲ」「ジャンプ」「パズル(扉)」「ジャングル(天然の敵を利用)」「水中」「トラップ地獄」のように、見た目で明らかに印象が変わるようにして、それぞれで有効なアイテムを手に入れて行く「ゼルダ方式」を考えていたのだけど、まぁいろいろと難しくてテンションが上がりきらなかった。

でも、「こういうのは楽しそう」というだけならいくつか考えたので、それをはき出しておく。もう完全に自己満足の気持ち悪い話な気もするが、気にしない。

・溶岩エリア

7秒溶岩が無効になる「溶岩のお守り」がないと入れない後半エリアと、ヘルストーンで焼け死ぬギリのアクション前半エリア。溶岩のお守りエリアは、「7秒」というしばりがとっても楽しそうで、単純に「凹」こんな構造で「マグマの中を泳いで反対側に出る」シンプルな物から、エルメスの靴や忍道具を併用して何とか抜けられる長距離溶岩プール、ミミックと自分、どっちが先に死ぬ「死闘」エリアなども面白そう。つか今回は「暗さ」をキーにしてないので、気軽に溶岩が使えて嬉しい<作らないのに。

・氷エリア

W1を作ったときには「大岩」のトラップが上手く出来なかったが、今思えばあれは「自分の向いている方向」が設置時と落下時でリンクしていた気がした。斜めのブロックを多用したシンプルなツルツルエリアや、スケートシューズがないと難度が激増する1ブロックジャンプエリア、見ただけで目眩を禁じ得ない「コウモリと氷」の塔等々。
※コバルトシールドがあれば難度が下がる仕掛け

水たまりに張る氷を仕掛けに利用するネタが浮かばなかったのが残念。っていうか、基本氷はみんな嫌いなので、いかに「嫌いで苦しい、でもなぜか再スタートしてしまう」という構造にするかがキモだと思った。

・ハチミツ

とにかくジャンプが不自由になること、回避行動が難しいこと、テンポが悪くなる事を「イライラ」ではなく「緊張感」に落とし込むように、アスファルトのアスレチックステージとブレンドすることを考えてた。ひょいひょい跳んでいくけど、ハチミツにちょっとでも触れると「カクーン」とペースが落ちて、みたいな。全部自分の責任、みたいな。

ところどころにハチミツプールやハートランタン、焚き火を用意し、ダメージを食らいつつ回復が競り勝つようなエリアも欲しいところ。ここでのアイテムはHP回復速度が上がるお守りか。ダーツのワナで常時毒にさせるのも、ハチミツブロックとの相性は良さそう。っていうか、

 想像しただけでモンモンとする。

・トゲやトラップ地獄は、

単純に高難度死にまくりのアクション。「孔明のワナ」的なトラップで死にまくってもらいつつ、「わかれば回避出来る楽しさ」を満喫したい。でもところどころにトゲまみれのエリアを作り、純粋なジャンプアクションスキルも要求。

他のエリアを巡り、ハートの上限が上がれば上がるほどクリアが容易になる、ある意味ガチンコではありつつも救済も生きるエリアにしたい。腕があれば序盤からクリアできるけど、なくても後半なら何とかなる、みたいな。

ちなみにこのエリアは実際に、「入り口にスパイクボールを回避してスイッチを押す」というのを作ったのだけど、

 あまりにも難しすぎて投げ出してしまった。

テストプレイでは「自分が上手くない分」、「序盤でクリア出来るバランス」を模索しようがないのが苦しいところだな。もっとも、HPが20あればクリアできるのかって言われたら、

 それでも難しくてムリだったかも

って感じだったけどな。

・ジャンプアクション

これはもう単純にジャンプの難しさを問う構成。後半には「ビン入りの雲」で要ダブルジャンプのエリアをタップリ用意して、既に忘れかけていた「ダブルジャンプが出来る喜び」を堪能して戴く。

通常プレイ時にどんどんアイテムが充実していき、翼とかホバーボードに慣れていくと、ジャンプがちょっと大きくなった頃の喜びを忘れてしまうのだけど、自分があらためて弱くなると、それが結構嬉しい事だと再確認できるはず。そういうのも狙いだったりする。

・パズル

W1で「三つ並んだ扉の先に椅子」というシンプル極まりない通路が、意外と通れずに質問してくるケースが多く、パズル要素は(アクションと比べ)ハードルが高いのだなぁと思う一方で、例えば限られた数のブロックとツルハシ(当然マップを壊されてはたまらないので、最弱のものか、もしくはマップのブロックをトカゲに限定するとか)で、ルートを造って脱出してもらったり、サンドガンや氷のロッドでこれまたルートを造って脱出。

あとは、5秒タイマーで迷路から脱出出来なければ「迷路が丸ごと消失して落ちて死ぬ」仕掛け。次々に進んでいかないとどんどん道がなくなってしまう、みたいな。死ねば次は道が分かるけど、記憶力やちょっとしたアクション操作でミスを誘い、「あーーー」って思わせたい。

テラリアには「押せる」アイテムが存在しないので、倉庫番みたいな物は作りにくい。でも、サイドビューで重力があるマップなら、やり方次第で充分思考型パズルも作れると思う。ただ、今回イメージしているメトロイドタイプには、正直不似合いかも知れないな。

・ジャングル

「ジャングルのたね」を使ってジャングル化すれば、モンスターもそこそこ強いのが沸いてくれる、、、のでは?という期待感。強くなってからなら余裕のモンスターたちも、ヘボい剣と鎧では難敵間違いなし。ジャンプなどのアクション要素は抑えて、シンプルに敵を倒しながら最奥部を目指すエリアとして成立させられたら御の字。広めのエリアで、水とか氷、溶岩など変化に富んだ箇所を作れば、気分はスペランカー。想像しただけで楽しそう!

・水中

「窒息」をイメージしたマップはW2で既にやってしまったので、それをまたやっても仕方ない。ならばいっそのこと足ヒレや半漁人になるアイテムを置いて、それ前提の「水中アクション」として成立させられないか。重力が少なくなる感じは天空エリアに通じるけど、言ってもこっちは窒息のリスクがあるし、クラゲのアルゴリズムはコウモリと並んでなかなかに悪質。
※逆にピラニアは直情型で分かりやすい

武器を活かせるエリアが少ないので、水中はあえて細かな仕掛けを排除し、シンプル二滴を倒して行く戦闘エリアにするのもいいかも。まぁ動きが遅い分、広くするとテンポが下がってイライラしそうな気はするけどさ。

あとはこっそり海にテレポートさせて、自然沸きのサメが出てきてビビらせるというのもいいかも。「どこかにテレポートしたけどどこかわからない」みたいな。でもそれやるなら音楽も制御しないとバレちゃうな。

●他のメモ

覚え書きのように書いていたことをいくつか。

○アスファルトブロックの性能

適当に並べたアスファルトブロックの上を走ってみて、タイムを計ってみたところ、

・通常移動22秒のところ、アスファルトなら7.4秒
・エルメスの靴でもアスファルトブロックでは変わらない
・通常移動のエルメスの靴だと12.2秒。
・フロストスパークだとアスファルトで7.2秒、通常移動で11.1秒だったが、これは移動速度7%UPの恩恵と思われる。

○忍道具でのダッシュについて

瞬間的に真横に数ブロック移動してくれるかと思いきや、さにあらず。ただ、崖から真横に移動するよりは当然横移動の距離は長いため、3ブロック→3ブロックでジャンプを封じつつ滑り込む(入り口にトゲ配置)みたいなシチュエーションなら活きるかも。

○エリア間のつながり

メトロイドの面白いところはここにある、とすら言える。他のエリアから隠し通路や隠しスイッチでハートを取る。というかハートの器は主にそれで手に入れるようにしたい。もちろんジャンプ力が上がったり、アイテムをいろいろ手に入れてからなら、本来の方法とは別の強引な取り方も出来るようにするのがベター。見える範囲を上手く調整して、絶妙に「上のエリアからは丸見えだけど」みたいなのがいいな。

○大量の砂を使った仕掛け

一回落としちゃうとあとはホスト(僕)がリロードする以外戻す方法がないけど、2択、2択、2択で合計8分の1になるくらいの仕掛けはあってもいいかな、と。爆弾でもアクチュエーターでもいいけど、見た目が派手だし、「取り返しが付かない感じ」は、それはそれでアリかな、と。水や溶岩に入れて移動出来るようにするとか、逆に移動出来なくなっちゃうとか。

○ウォールオブフレッシュ戦は、、、

完全に整地して一切の溶岩なしで戦えるようにするのも面白い。というか、みんな「そういう状態で戦えたら、さぞかし楽だろうに」と思ったであろう希望を叶える感じ。ただハイウェイを造るのではなく、完全に最下層まで「掘り尽くす」のがロマン。もちろん面倒とかは言っちゃダメ。

○宝箱は、

原則全て見えるところに置く。「見えているのに取れない」が基本であり、それを取る為にがんばるというモチベーションを大事にしたい。たとえハートの器でも、自分のHPが低いウチは絶対魅力的だし、「それを手に入れる喜び」が大きな原動力になる。

○飛び道具は、、

ジェムを弾丸に使うヤツなら、スライム石像からいくらでも調達出来る分アリかなぁと。個人的にはバイオハザードのように弾薬に制限があるゲームは好きじゃない。ミスを許容しない感じがどうにも嫌なので、箱の中に弾を入れて、みたいなのはやりたくない。どうせならまだ魔法のがいい。もっとも、それらを使いたくなる相手をどうするかの方が問題だけど。

○アイテム合成

溶岩スイスイや、黒曜石の盾など、一部のアイテムはゲーム内で作らせるのもいいかも。っていうかそこまでボリューム持たせるのが一苦労ということはさておいて。

○幸運のお守り

落ちてもダメージを受けない例のお守りは、高所から落ちる途中の宝箱に用意しておくのもおもしろい。落下しながら宝箱を開け、すぐに装備しないと落ちて死ぬ、みたいな。ただ、中から出しさえすれば、死んで次のプレイに余裕で装備ってなっちゃうから、そうさせない工夫が不可欠かな。

○スパイクボールの下を、

マッハで駆け抜けるトラップ。途中にハチミツブロックやトゲを置いて、スマホゲーにありがちな横スクロールハイスピードアクション。マップ作るのが大変だっての。

○黒曜石のドクロは、、

あえてたくさんの宝箱を各所に配置して、「宝探し的な」感じで、集めさせ、作らせるのもいいかも。ゼルダのスタルチュラみたいな感じで、全部集める楽しさ、みたいな。ただ、あまりに難しすぎると単に集められないアイテムになっちゃうから、エリアを区切って「この中で集められる」みたいにして折れないような配慮が必要かな。

○5秒タイマーで、

大量のブロックがアクチュエーターによって「復活したとき」、自分がそこに重なってたらどんな挙動になるのかチェック。1ブロック程度ならスライドして移動するだけだけど、完全いハマらず、ヘンな動きで強制移動させられるようなら、それを仕掛けに織り込める。思ったほど複雑な制御は無理だろうけど。

○王道だけど、、

非常に簡単なジャンプ通路の下に隠し通路。基本だけど、やっぱりこれは欠かせない。大抵のジャンプアクションにある要素だけど、それだけにプレイヤーの満足感も高いし、仕掛けとしてシンプルに作れる。

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こういうメモを考えては残していった(で最後ちょっと加筆)わけだけど、いざ作ろうと思うとなかなか大変というか、ただ一方通行でキャラも強化されないアイテムも手に入らないで作ったW1や2とは、考えなきゃならないことが多くなり過ぎちゃったんだよね。「○○を持っていたらどうなるだろう」とか、「○○なしじゃ難し過ぎる」「クリアできなくてもいいのか」みたいな。

でも、書いてみたことの多くは、テラリアのシステム上で再現出来るものだと思うし、しっかりバランスが取れれば、充分楽しく、3時間~5時間くらいでクリア出来るアクションRPGになると思うんだよ。

 ただそこまで作れないだけで。

枠だけは作ったから、あとはそこにいろいろ配置していくだけ、みたいな感じではあったのだけど、いかんせん最初に作ったアスファルトジャンプ&溶岩エリアが難し過ぎて、結局心が折れちゃったんだよな。2時間くらいやってもクリアできなくて。それこそアイテムを手に入れてから来たかった、みたいなさ。

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マップ作りの楽しさはわかっているので、もしまた近い将来全く別のアプローチで作ることもあるでしょう。その時は今回のことを教訓に、

 風呂敷を広げすぎないようにしたい

と思う次第ですね。

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2014年8月10日 (日)

他界した方々

僕は日頃からほとんどニュースを見ない。新聞も全く読まない。なので世間のことには非常に疎い。それでもそれほど困ったことはないので、今後も特にアンテナを張ろうとは思わないのだが、こないだ何となく見たウィキペディアの「訃報」で、結構な数の、

 この人死んじゃってたんだ・・・

があったので、故人を偲びつつ振り返りたいと思う。まぁたぶんみなさんはほぼ全員(このニュースを)知ってらっしゃるとは思うけど。
※全員知らなかった人ばかりじゃないです。

●2014

・やしきたかじん

そう言えば今年だったっけ。僕の中では「砂の十字架」のやしきたかじんなのだけど、そんな歳食ってなかっただろうにな。

・永井一郎

「死んでしまったか」というのが正直な感想。いつ死んでもおかしくない年齢であったとは思うけど、僕の見たアニメにはかなりの高確率で翁の声が入っていたことに疑いの余地もなく、寂しさは禁じ得ない。個人的には天外魔境IIの三博士(他二人は宮内幸平<亀仙人、内海賢二<則巻千兵衛)の印象も強い。3人が3人ともどっかで聞いたことがあるジジイ役の名優という豪華さが、天外魔境の凄みを大いに増させたんだよな。

・宇津井健

死んじゃってたのか、、のひとり。ナショナルキッドは僕が生まれる前の作品だけど、ドラマでそこそこ活躍してた人が、結構股間のアピール力が高い衣装を着てたのが印象深い。未来想像堂にも来てたな。あとは「惑星大戦争」で敵に自ら突っ込む役。そか。死んじゃってたか。

・蟹江敬三

この人も死んじゃってたのか!って感じ。ガリレオに出てたのなんてそんな昔でもないと思うし、イイ感じの役者さんだったのにな。全然知らなかったな。

・H・Rギーガー

超ビックリ!つかギーガーが生きていたこともビックリだけど、逆算したらエイリアンのアートワークが35歳の頃ってのもビックリ。ハンス・ルドルフ・ギーガーという名前だというのは今初めて知った。わー死んじゃったのか~。なんだか、、、なんだかなーだな。

●2013年

・大島渚

今初めて「戦場のメリークリスマス」の監督だって知った。この人は僕の中で11PMの人って印象が強いんだよな。

・納谷悟朗

読み応えのあるウィキペディアで、興味がある方は是非目を通さされるといいと思う。銭形として山田康雄の弔辞を読んだ話、沖田十三は70代くらいのつもりで演じた話、マカロニウエスタン全盛期に名を連ねた、山田康雄、小林清志、大塚周夫、野沢那智のネームバリューの大きさに、素直に圧倒されてしまった。「アニメ名ゼリフベストなんちゃら」みたいな番組でも、一位は「あなたの心です」だったもんな。つまりは納谷悟朗が、最高の声優だったとも言えるよな。

・マーガレット・サッチャー

「鉄の女」イギリス首相もこの年に他界されてたんだな。つかイギリス首相ってこの人しか知らないくらいだから、結構凄い人だったと思う。

・牧伸二

ウクレレ漫談の牧伸二。「♪あ~あんあやになっちゃった あ~あああ驚いた」の人。自殺だって。

・レイ・ハリーハウゼン

この人まだ生きてたの!?というくらいビックリ。1920年生まれだから93歳くらい。まぁ男性では大往生の部分でしょう。でもホントビックリ。個人的に映画、アニメ関連の人の中で、一二を争う尊敬対象だった。
※あと出崎統監督、円谷監督
氏がいなければスターウォーズは作られなかったし、ヘタしたらCGのモンスターとかも出てこなかったかも知れない。「文字を映像にした」偉大な人だったと思う。初めてスケルトンを見た時の衝撃はホント凄かったもんな。ゾクッとする感じだった。

・内海賢二

永井一郎翁のところにも書いたけど、イイ感じのオッサンの声が多いんだよな。でもリストを見ると、北斗の拳のラオウや、ストIIのベガみたいなボスクラス(というかボス)の声をやってたり、僕の中ではついこないだ(2013年)銀の匙にも出てたりと、ホント精力的というか、メジャーにしてポピュラーな声だったと思う。ああでもやっぱ千兵衛さんのイメージが一番強いかな。

・トム・クランシー

映画の原作者というイメージが強いけど、ゲームにもかなり精力的で、「ハリウッド系の大物」って感じだったけど、死んじゃってたんだな。本人のことは何も知らなくても、その作品は残る。本とかDVDとか。

・桜塚やっくん

死んだって聞いたときはホントビックリした。出始めの頃は結構好きで、このブログでも取り上げたことがあるんだよな。まだまだ芸人で食っていける人だったと思う。つか自分より若くして死んじゃったってのはやっぱキツイよな。ご冥福を祈ります。

・やなせたかし

言うまでもないがアンパンマンの作者。でもこの人は僕の中で「金にうるさい人」というイメージが凄く強くて、実は全然尊敬とかの対象にはなってない。故人にそういう言い方もどうかとは思うけど、生きている間に何をしたかってのはやっぱ重要だよな。

・ハル・ニーダム

「何か僕の好きな作品を撮ってた人だったような・・・」と思い見てみたら、「トランザム7000」や「キャノンボール」シリーズを撮ってた人だった。
※あとメガフォース
ウィキペを見ると、そうした車作品へのこだわりは筋金入りだったようで、スタントマンから始まり、「自動車の世界最速記録」を目指すプロジェクトにも傾注していたのだそうな。作品は少ないけど、そういう生き方ってかっこいいよな。

・川上哲治

まだ生きてたのーー?な人。僕の中の記憶は、「侍ジャイアンツ」だか「巨人の星」で、「穴から出てきたボールを打ち返した男」くらいのもんだけど、まだ生きてたんだー。スゲェな。

・島倉千代子

スゲェ失礼な話だけど、僕が子供の頃は美空ひばりと区別がつかず、多少物心ついてからも、「美空ひばりのパチモン」みたいな印象があった。なんかヘアスタイルとか着物とか、まとってる空気が似てたし。でもいざこうして訃報を目にすると、なんかスゲェ申し訳ない気持ちになる。南無阿弥陀仏。

・大瀧詠一

ビックリ!!!死んじゃってたの!!!!????って感じ。また新曲出さないかな~くらいのことを今年になってから思ってたよマジで。ええええええーーーースゲェ悲しいな。幸せな結末とか君は天然色とか超好きだったのに。もっといろんな曲を残して欲しかったな~。声も好きだったし、寂しいもんだな。突然死だったんだと。

●2012年

・二谷秀明

僕の中の印象は二つ。特捜最前線の人であり、「岡田有希子の不倫相手」。ホントかどうかはわからないけど、そういう印象と記憶を持ったまま死んじゃったな。あと郷ひろみと結婚した二谷友里恵のお父さんってのもあったな。

・太平シロー

あんま面白いと思ったことがないけど、いざ死んじゃうと寂しく感じるな。

・ホイットニー・ヒューストン

僕が知らなかっただけで、世界中では絶対スゲェニュースだったんだろうな。ボディガードの人っ人だよね?まだ若いのに(享年49歳くらい)。

・マイク・ベルナルド

この人も死んじゃってたんだ。僕より一つ年上くらいで、全然若いのに、「キレテナーイ」の人だよね。自殺か~。自殺はしたくないな。

・尾崎紀世彦

「また逢う日まで」は本当に名曲だと思う。強烈なもみあげとりりしいまゆげ。そっか。死んじゃってたのか。でもこの曲しか知らないんだよな。今動画見てたけど、かっこいいな。モテただろうな~。

・小野ヤスシ

いつの間に!?でも死んじゃったのが地井武男さんの前日では、ニュースになりようがないよな。なんだか悲しいな。

・地井武男

そんなに馴染みがないはずなんだけど、地味に有名って感じ。柔和なジジイ役が似合う人だったって感じかな。

・森田和郎

森田将棋、パチモンゼビウスの人という知識だったけど、今見てみたら「ミネルバトンサーガのプログラム大部分」とかエニックスの「ジャストブリード」の開発とかもしてたんだな。っていうかジャストブリードってスンゲェ久々に聞いた。懐かしい。期待して期待して、、、結果微妙だった悲しい記憶があるんだよな。音楽田中公平でキャラデザ高田明美って肩書きだったのに。

・トニー・スコット

僕のブログではおなじみの列車関係のアクション映画監督。好きな作品というか、手堅い佳作が多く、むしろアニキのリドリー・スコットよりもなじみ深かったのに、なんで自殺しちゃったんだろうな。監督2作目でトップガンだよ!?それほどアニキが偉大過ぎたってこともないと思うし、まだ68歳、まだまだ撮れただろうに。残念だぜ。

・ニール・アームストロング

まだ生きてたの!?の人。ご存じ人類最初の月面着陸男。随分昔の話な気もするけど、冷静に考えたらまだ50年経ってないし、そもそも宇宙に出るという体力的にも精神的にも必要充分な資質を要する人間が、年寄りなワケはないんだよな。というか宇宙兄弟の連載中に死んじゃったってことなんだなぁ。

・冴島奈緒

分かる人だけ分かればいい。僕も何度かお世話になりました。僕が知らないだけで、他にも死んじゃってる人とかもいるのかも知れないけど、こうして目にすると結構切ないものがあるな。今顔見ても思い出せないくらい昔の話だけど。

・大滝秀治

もう最初に見た時からジジイだったんだから、いつ死んでもおかしくない人ではあったんだけど、関根勤がマネるたびに「息を吹き返す」ような感じで、全然死んでる印象がなかったけど、、、この歳に亡くなられてたんだな。嫌いじゃなかったけどな。

・シルビア・クリステル

この人もこの年に死んじゃってたのかぁ。なんつかうわーって感じだな。なんつかうわーって感じ。中学生くらいの頃、古い白黒のテレビで大晦日にみんなで見た曖昧な記憶がある。曖昧過ぎて誤差が5年くらいあるかもだけど。彼女にはオーラがあったよな。間違いなく。

・藤本義一

11PMの人。もう30年以上見てなかったけど、エロつながりとは言えシルビア・クリステルと享年が同じというのは、なんだか凄いな。

・森光子

そう言えば死んじゃったってニュースでやってたな。結構な大女優だったと思うけど、記憶に残っていく人かどうかで言えば、案外そうでもないのかも知れない。というか女優にしても男優にしても、ホントにみんなの記憶に残るのは極々一握り。僕で言えば松田優作、石原裕次郎、夏目雅子くらいしかパッと思い出せないもんな。

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故人をたどる行為を「面白い」というのは不謹慎だとは思うが、知らなかったこと、、、自分の知っていた人の知らなかったことというのはやっぱり興味をそそるし、充実する。でも、リストをたどることそのものが結構な労力で、わずかな情報であっても、その人の、、、多くの人の人生を垣間見るのは、凄く疲れる。続きを書くかどうかはわからないが、今日はここまでにする。

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2014年8月 9日 (土)

娘とダラダラ一日

かみさんが仕事でいない夏の休日。と言っても何かをしたりどこかへ行ったりという予定があるわけでもなく、何となく娘が、

 「ヒマ」

と言ってきたので、満を持してスタートレックを見せる。

ブルーレイの映像はほぼ経験がないらしく、何度も「キレイ!」を連発。そうじゃろうそうじゃろうて。っていうか、

 僕がキレイと感じるポイントと別のとこで反応してるのがちょっと愉快。

僕はとにかく細かな破片が出るところにフックするのに対し、娘は宇宙や土星のような、文字通り「綺麗なもの」に反応してた。それってDVDでもキレイなんじゃね?

見終わったあと僕が、

 「スポックかっこよかったでしょ!」

とやや前のめりに言うと、

 「ウチはカークのが好き」

うーむ。やや空振りか。

勢い余って「イントゥダークネス」も視聴。こちらはDVDで借りた物だったので、画質は大幅に落ちてしまい、何カ所かで「ああブルーレイならキレイだっただろうね」というところも。

ただ、娘はシャーロック絡みからのベネディクト・カンバーバッチが大好きなので、

 「かっこいいわーーー」連発。

確かにかっこいい。つかかっこいい役だったし超強かったしな。絶対面白いから、と勧めた2本に対し、娘の感想は「面白かったよ」。軽くほっとしつつも、「10点満点で何点?」との問いの答えは、

 「7点」

辛いっ!辛すぎだ娘よ。っていうかやっぱ多少のツボの違いというか、目算の甘さみたいなものを感じたり。

ちなみに娘の映画の評価は、

「めちゃ面白かった!」
「面白かった」
「普通」
「微妙」

の4段階。
※クリス調べ

中三女子の好み、それもややオタク寄りの好みを標準化する気はサラサラないが、自分とは全く世代が違う人の、それもそれなりに親しい距離にいる人の感想というのは、いつもながらとても興味深く、楽しい。テレビやネットに出る感想が全てじゃないわけで、もちろん自分のが正義だとも思わないけど、

 「アナと雪の女王、微妙」

に、ちょっぴりほくそ笑む僕だったりはするのだ。

その後、晩飯まで時間があったので、暇つぶしがてら岡崎のビレバン(:ビレッジバンガード)に行く。前回行ってからそれほど間が開いてるわけでもなかったが、行けば行ったでそれなりに楽しい。フックした物を少々。
※買ってないけど。

・コーラの本 税別1800円

正直かなり欲しくなってしまった世界中のコーラを集めた本。各国のコカコーラはもとより、ビンのものや紙パックのものまでフォロー。紙パックのコーラはなんと、

 無炭酸&乳酸菌飲料!

なんだそれ!?って感じ。炭酸がない時点でどうかと思う上に乳酸菌の重ね掛け。正直かなり飲みたいと思ったが当然今は絶版。ただ、その当時はそこそこの訴求力を得たらしく、

 無炭酸&乳酸菌に加え、レモン風味!

もはやコーラである必然がない。というか冷静に考えると、

 レモン味乳酸菌飲料

というものがそもそも非常に希有であることに気付く。レモンって牛乳に入れるとスゲェ勢いで分裂というか、「混ざらない」気がしたけど、、、僕の思い過ごしだったのかしら。

他にも「レッドイビルコーラ」とか、
※とうがらし、高麗人参入り
興味をそそるアイテム目白押しで、ホント惹かれまくったのだけど、、、

 たぶん買ったら読まないだろうな、と思いスルー。そゆとこ至って冷静なクリスなのだ。

・コスモスの本

「コスモス」とは僕らが子供の頃駄菓子屋の店頭を中心に世界を牛耳っていた「ガチャガチャ」の総本山。つかそのアイテムは「機動戦士ダンガム」みたいな、結構いい加減なものも多かったのだが、

 見た瞬間はかなり電気が走った。

とにかくクリス少年はガチャが大好きで、いろんなものを集めていたから。

ただ、非常に著しく極めて猛烈かつ強烈に残念だったのが、

 僕がフックした頃のコスモスではなかったこと。

一部その頃の「残骸」も載ってはいたものの、メインはキン消し世代以降。大半が消しゴム人形で埋め尽くされ、

 こんなのはオレの好きだったコスモスじゃねぇ!

って感じ。

僕が好きだったコスモスは、、、

・デフォルメ怪獣消し
※ライト台座でクリアタイプが光るヤツ。超絶惚れてた。

・スーパーカー消し
※全種類載っていて欲しかったほど。小学一年のころ。

・手にはめるビニール製の手袋
※半漁人やカッパ、怪獣などのプリントがされた「水かき部分がある」白いもの。とにかくこれが見たくてページをめくったが、全くカスリもしない。

これらが載っていたら間違いなく買っていたのに。っていうかページをめくる前はその懐かしいロゴに胸が躍ったのになぁ。残念。

・「じわじわくる」 1000円

ネコの写真集。もう単純にかわいくてかわいくてヤバイって感じで、値段も許容範囲、パートさんに貸しても受けがよさそうと思いつつ、

 何とか思いとどまった。

今思えば買っても良かったとも思うのだけど、逆に言えば「買っても良かった程度のもの」とも思う。その程度のものはつまりは「買わなくても良かった」物であり、結果買わなかった事に後悔の念は沸いてこない。

 ならばいらないだろうと。

本当に欲しい物は、買わずに店を後にしたあと、折り返してでも買いに行くはず。
※これは本当。

僕は「買わずに後悔する」のが大嫌いなので、こういう時大抵は買ってしまっていたのだけど、最近は「買わなくても後悔しない」ことが増えてきている。そういうもんなのかも、とも思う。

・・・

帰路の途中で晩飯をマクドに決めたら、猛烈に腹が減ってきて、

 今まで生きてきた中で一番ビッグマックが食いたい衝動に。

「今までで一番」というのは本当に凄いレベル。44年で一番である。それほどまでに食いたいときに食う、

 ポテトの美味さよ。

※ビッグマックじゃねぇんかい!だって運転中だったし。

マクドのポテトは「冷えたらマズい食べ物№1」だと僕は思うが、「出来たてがウマい食べ物」のランクとしてもかなり上昇した。Lサイズをほぼ全て食い終わる頃には、既に「ビッグマック食いたい病」は沈静化していたが、

 本当に本気で食べたいものを、ガマンしてガマンして(だって車でそこを目指してるから)食べるというのは、

 かなり「高レベルな幸せ」なんだな、と感じた。

ダイエットとかそゆのはいいからって思ったもんな。

家に帰ってから、今度は「スタンドバイミー」を見せた。リバー・フェニックス演じるクリス・チェンバーズは、極めてかっこよく、それに関する娘のウケも「超かっこよかったわーー」問題なかったが、

 作品としての評価は「普通」止まりだった。

うーむ。やはり全体の作りが今の子には退屈というか、厳しかったのかも。まぁ一生の間に見ておいた方がいい作品のひとつだと思うから、評価はどうあれ無駄にはならなかったとは、、、思いたいけどさ。

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2014年8月 8日 (金)

DIEHARD DUNGEONほか

まぁ短い感想になる。なぜならちょっとしかプレイしていないから。

Steamをたまに覗くと、そのまたたまに「これはいいかも」というゲームに巡り会う。しかし既にサポートも終了しているXPユーザー、よくよく見ると「7以降」だったりして、軽く世知辛い世の中にハンマーパンチ。

XPが対応しているゲームも少なくはないし、そもそも僕がやりたいゲームが、テラリアやローグレガシー、ハンマーウォッチのような、ある意味前時代的グラフィックを兼ね備えたナウなヤングにバカウケ「ない」ゲームであるため、

 特別やりたいのに7以降だった、みたいなのはそうない。

今回取り上げたダイハードダンジョンも、ルックスはスーファミレベル。雰囲気はゼルダ+シレンの様相で、

 まぁ悪くない。が、中身は全く良くない。

Steamの感想コメントで唯一あった日本語のものに、

 「シレンを期待すると裏切られる」

という旨のものがあり、僕はすなわち、

 それを見て買うことを決めた。

なぜなら僕はシレンが(もはや)好きではないから。あの「プレイヤーが成長しなければ絶対クリア出来ない」ハードルの高さが、昔の自分ならいざ知らず、今の自分には「だからオマエはやるな」と言っているようにしか見えない。救済のない
※実際序盤は違うのだが。
高飛車で横柄なバカが作ってるかのような「学ばない者には死を」が絶対的にダメになってしまったのだ。というか、トルネコとか最初のシレンの頃はまだよかった。「最初のダンジョンをクリアしただけ」でも達成感とそこそこの満足感が得られたから。でも今の世間の風潮は、

 最後のダンジョンをクリアして初めてシレンを語ることが許される

 最後のダンジョンでいかにして死ぬかがシレンの魅力の全てだ

みたいな感じになってはいないか。つまり、初心者お断り、素人門前払いなオーラをまとってはいないか。

 クソ食らえだっての。

オレは昔から初心者に対して配慮に欠けるゲームが大嫌いだった。いや、正確には、「初心者歓迎というツラをしていてそれでいて全然そう作られていないゲーム」が大嫌いだった。「全年齢推奨」と書いておきながら小学校低学年では絶対に読めない、かつルビのない漢字や、表現を使うゲームや、さも前作を理解していることが前提の作り、このくらいはわかってもらえなきゃ、、、と言わんばかりの操作説明等々、、、

 たぶんシレンはそうじゃないんだと思う。だが、シレンを取り巻く環境が、オレにそう思わせる。

 だから「シレンを期待して裏切られたレビュアー」の言葉は、非常に訴求力を持った。

アナタがつまんないんなら、僕には面白いかも知れない、と。こういうのは参考になったというべきなんだろうか。

ともかく始めて見たわけだが、

 シレンがどうこう言うなよ。

というのが僕のそのレビューに関する感想。すなわち、

 そもそもシレンがどうこう言える内容じゃねぇだろこれ。

移動はマスではなく、フレキシブル全方位。リアルタイムでゲームは進み、アクション要素も少なくない。グラフィックは正直スーファミでも下位に位置するレベルで、音楽もさして特徴のないものだが、それよりなにより、

 英語が多い

でもって、

 目的がわからない

その上、

 各種アイテムの意味もわからない

すなわち、

 遊んでいて全く楽しくない。

移動はそこそこ早いし、攻撃モーションも嫌いではない。何となく成長要素がありそうな感じも嫌いではないし、実際ちょっと強くなったサポートキャラ(宝箱)にも愛着は沸いた。

 が、

死んでしまった後の再スタートが、(僕の体感する限り)最初から。すなわちここがシレンライクというかローグライクであり、

 僕が絶対的に受け入れられないところ。

つまり、このダイハードダンジョンというゲームは、「パラメータや精度の甘いリアルタイムアクション化したシレン」であり、死んだら最初からになるローグライクであった。
価格が半額になっていたから買ったが、正直2.5ドルの価値は全く無い。そう言う意味で言えば前述のレビュアーの「オススメ出来ない」は正しかったわけだが、正直「シレンを期待しない人にも楽しめない」の補足があってもよかったかなぁとは思ったな。

クリス評価は、好意的に見て0点。人生の浪費をしてしまった。

●英雄伝説 閃の軌跡

PS3体験版だが、開始後最初のデモの戦車モデリングが悪すぎて、瞬間的に睡魔に襲われる。が、何とか踏ん張って自分でキャラクターを動かせるようになったので、前に進むと戦闘開始。

 その戦闘中に挫折。

なんだろね。なんなんだろうね。もうこういうのは相性としか言いようがないのかも知れない。つまり、

 僕との相性が全くよろしくないという話。

ロードは長いし、テンポは悪いし、見た目は一ピコもそそらない0点以下のビジュアルだし、
※その点だけで言えばダイハードダンジョンのがまだマシだった。

 こいつも桁数が多いところからの戦闘。
※自分のHPが5000でダメージが1400とかそう言うヤツ

まよわずゲーム終了。クリスの評価は、これまた好意的に見て0点。

人の好みに口を出す気はないが、少なくともこのゲームが超面白いという人とは、絶対にゲームの話は出来ないだろうなって思った。

●ブラッドレイン 深紅の叛逆者

 クソつまんねぇ。

トゥーンレンダのグラフィックは悪くなかったが、最初の雑魚が簡単に倒せない時点で「もうダメ」。気持ち悪い。無双シリーズに似た手触りを感じてしまって、最初の印象で得たプラスは既にゼロに。

□で攻撃は問題ない。が、その後、ゲーム開始後わずか2つめの操作説明、「○長押しで吸血(HP回復)」が、

 距離のせいなのかタイミングのせいなのかわからないが、3回死ぬまで一度も成功しなくて、やや(120%ほど)キレ気味。

ようやっと吸えたと思ってもすぐ後ろから攻撃を食らって死ぬ。近づくだけで爆発するワナも、この序盤に置く意味がわからない。というか、

 「英雄伝説が好きだ」って人はいると思う。あれはああいうルックスとゲーム性にニーズも感じる気がしたから。でもこっちは、

 これが面白いと感じる人がいるとは到底思えない。

無双シリーズ大好きッ子はこれもOKなのだろうか。ああいうクズみたいな導入を作るヤツの価値観は理解を超えてると思った。誰かエライ人が、「この吸血ってタイミングシビア過ぎねぇ?」って教えてやらなかったのか。もしくは「相手がこのくらいの距離の時に」とか注釈入れた方がイイんじゃね?」とか言わなかったのか。爆発雑魚とかもチュートリアル中には邪魔じゃねぇ?とか、スライディングの説明するのに毒ガスの中でメッセージの表示時間が一瞬過ぎて見損なって殺すことないんじゃね?とか、、、

 クリス評価、好意的に見ることが出来ないので、マイナス3850点くらい(10点満点)

1000円くれたら1分遊んでもイイかな。500円じゃ1秒も遊びたくない。クリアまで遊ぶなら、20万くらい欲しいゲームだった。もっとも序盤5時間くらい耐えれば面白さも見えてくる可能性はあるけどさ。

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久々にブランニューなゲーム感想がどれも鳴かず飛ばずだったのが非常に残念。というか、あくまで僕個人の趣味ですからね。

 クリスとは趣味が合わないという人は、ぜひ遊んでみるといいと思います。

もっとも、「マイナス×マイナス」がプラスにならないのが、ゲームの好みだったりはしますけどね。

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2014年8月 7日 (木)

ワンピースの話

「ワンピース」とは、かの有名な日本のマンガである。何とか田栄一郎という人が作者らしいが、トーンとかベタとかは海外で仕上げているらしい少年ジャンプ連載のマンガである。娘も大好きで、コミックスバカ売れ、AKBのたかみなが好きな事でも知られている。というか、

 僕はワンピースが好きではない。

正確に言えば「嫌いでも好きでもない」。ただ、面白いとは思えず、1巻の最初の数ページ、、、たぶん3ページ目くらいで挫折して以来一度も読んでない。アニメに関しても、娘が見ていたらちょっとだけ横目に見るくらいで、それ以上の知識はほぼない。あ、あのペットみたいなマスコットみたいなピンクのヤツが「チョッパー」だということは知っている。あと名前でルフィ、サンジ、エース、ナミ、、、くらいまでは知っている。

 ワンピース知識レベルで言えば、もはや「0」だろう。

そんな僕がワンピースのことを書こうと思ったのには理由が二つある。

ひとつは、

 ネタがないこと。

テラリアもなんだか一段落してしまって、自分が作ったマップがクリア出来ず、かと言って簡単にするのも悔しい「負のスパイラル」にハマりこんでしまって放置。

特段見たいDVDがあるわけでもなく
※ないわけでもないが、借りてくるまでもない的な。
昨日はたまたまタダで読めるマンガに傾注したりもしたが、

 まぁそれほどテンションが高くない。

そしてもうひとつは、

 昨日娘が以前録画したアニメを見ていた事。

繰り返し言うが、僕はワンピースレベル0の男である。もし読者様の中に、「ワンピースマジ最高将来ワンピースに就職する!」とか「ワンピース超好きラブラブ将来ワンピースのお墓に入る!」という人とは、たぶん価値観をフィットさせることはできまい。だから、

 話の中身は極めて薄いと言える。

たとえて言うなら、「普通のカルピスのつもりでカルピスウォーターを割ってしまった。その上入れた氷が全部溶けちゃった。」くらい薄い。「先生、墨って自分ですらなきゃダメなの?」「たかしくん、それもお習字の大切な時間なんですよ」「わかったー」・・・たかしくんの墨くらい薄い。

テレビを見ていたら、なにやらルフィが出てこない。娘に問うと、

 「今倒れてるから」

なんでも目の前でエースが死んだショックで倒れているらしい。エースって結構メジャーなキャラじゃないの?

 「この世界では死人は甦るの?」

 「甦らない」

そりゃ結構な一大事だな。エースと言えば娘がこないだTシャツ来てたくらいの大物だ。てぇへんなこったな。で、なんでルフィは倒れてるわけ?

 「エースが兄だから」

ええーーそうだったの?まさか兄弟揃って麦わらの一味にいるとは、お釈迦様でもわかるめぇ。ともかく、画面には全然知らない顔が出てきていたのだが、、、

 「!」

わずかなセリフで僕の体に戦慄が走る。

 「こ、この声は、、、

 この声は、、、池田秀一!」

むすめが「よくわかるねぇ」と言う。

 わからいでか!<今時言う、その言い方。

 「だってシャアだもん」

これが理由として成立する娘で、何か誇らしさを感じる。そして僕が言う、

 「このキャラ、絶対美味しい役だよね?」

無言で娘が笑顔のサムズアップ。

 「このキャラが出るだけでテンション上がるでしょ?」

 「めっちゃ上がる!」

だよな、と思う。だって池田秀一だもの。かっこいい役以外許されない。美味しい役以外引き受けてはならない男。
※個人的にはハーロックの井上真樹夫もそれに当たると思うけど。

 「何とかのシャンクス」が瞬間的に好きになる<もう半分忘れている。

片手とか超カッケーし。

その後しばらくしてまたも僕の耳に「引っかかり」が。

 「こ、この声は、、千葉繁!」

さすがにこっちに関する娘のコメントはない。が、今思えば田中真弓だけでなく、こうして「声優界の重鎮」とも呼べる「エキスパート」たちが一堂に会している作品が、

 凄い作品じゃないわけはないのだ。

っていうか、正直言うと、

 声優に対してこの(一部のモブに見られるような)腐った作画は何とした事か。

10年以上続くアニメとして、毎週最低限のクオリティを維持しつつ「描き続けなければならない」事情もあるのだろうが、

 河森正治やガイナックス、庵野監督の作画を見慣れた目からすると、正直かなりキツいものがある。

もちろんアニメは絵だけじゃない。それはわかるのだが、

 ニルスやガンバ、コブラなどの出崎作品よりも明確に劣る手触り。

超一級の声優を使っているのに、何度も同じカットを使い回し、背景や爆発のエフェクトも「ネームバリューの割に」全然大したこと無い。・・・つまり、

 このコンテンツは、商品としてスゲェ美味しいのかも、とも思う。
※もっとも「超一級の声優」のコストがバカ高い可能性は捨てきれないが。

・・・

今後も僕がワンピースを能動的に見る事はないと思う。その最大の理由は、「絵が好きになれない」からだが、

 ラジオドラマとかあるなら、ちょっと聞いてみたいとは思った。

池田秀一はやっぱズリィよな。

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2014年8月 6日 (水)

マンガの話

一言でマンガの話と言っても、「○○が面白かった」ではあまりにも短すぎる。が、僕が言いたいのはそういう話だ。

 「おじょじょじょ」が面白かった!

原作:クール教信者。マンガライフという雑誌に連載されていたらしい4コママンガだが、ぶっちゃけそんな素性も知れないマンガ家の作品を目にする機会というのは、そうそうない。別段満喫に行く趣味もないし、友人知人が熱烈に「読めばわかるさ」みたいなアゴで勧めてきたりはしない。

 kindle for samsung

Galaxyのアプリにある、アマゾンのコンテンツを視聴するためのアプリ。アマゾンで買った本などのpdfをそこそこ快適に閲覧するためのものだが、サムソンのサービスで、毎月1冊「タダで」ダウンロードさせてくれる。だがもちろんそれは全てのマンガのお好きな物を、というわけではなく、先方さんのお薦めする4冊の中のどれか一冊という形になっている。

5月から始まり、6、7、8とこの4回のチャンスで僕がいただいたのは全てマンガ。

・Landreaall おがきちか
・限界集落温泉 鈴木みそ
・デンキ街の本屋さん 水あさと

と、

・おじょじょじょ クール教信者

の4冊というわけ。最初のは少女漫画でも僕がイマイチ苦手方面のタッチだったので、最初の数ページで挫折し、次のは「あの」鈴木みそのマンガだったので期待したがこれもどうも毛色が違う。氏の作品はやはりファミ通で止まっていたらしい。あくまで僕の中で、だが。

先月の「デンキ街の・・・」は、絵柄もキャッチーで話も悪くなく、「面白いからちょっとずつ読もう」とまで思わせておいて、

 その後一度もページを開いてない始末。

何が「面白いから」だよ。話なんてスッキリさっぱり忘れたわ。っていうか既にタダで貰ってるわけだから、今からでも読めばいいんだが、まぁマンガに限らずゲームとかアニメとかでも、

 中途半端になっちゃったら、そこからなかなか再開出来ないってあると思うわけです。

 だが!

おじょじょじょは違った!っていうかタッチはそれほど「ガツッ」と来るほどではなかったのだけど、

 とにかくツンデレお嬢様のキャラと、その他登場人物全ての「いい人加減」が素晴らしいっ!

何というか、

 読んでて全く嫌な気持ちにならない!

ある意味こういうところがまんがタイムとかまんが何とかのいいところだと思うのだけど、ホント、

 スゲェ怖そうな体で出てきたお父様も、

 「娘の気持ちが一番だろう」とか言い出す始末。なんて親バカ!でも大企業の大社長なのに!

見慣れてくるとタッチの方もどんどん愛着が増していき、最後には、

 2巻はガチで迎撃準備ヨシ!<買うよ、の意。

ところがどっこい、

 1巻しか出ていないというじゃ~ないですかっ!

バカか、と。何のために1巻をタダでばらまいているんだ、と。1巻が良かったら当然2巻からはお金出して買って貰えるという算段でしょうが、と。大体そうじゃなかったらタダで出すべきじゃないでしょうよ、と。

 まぁ面白かったからいいっちゃいいんですけども。

っていうかホント侮れないなと思った。世の中にはやっぱり僕が知らないだけの面白いマンガやゲームがまだまだ山ほどあるんだな、と思った。もうこの「おじょじょじょ」なんて、

 既に2回目を読み終えようとしてるもの。

なんて軽薄な愛情なんでしょう。そんな簡単に心を奪われてしまうものなのでしょうか。

ストーリーは至って単純。大金持ちで高飛車のお嬢様が転校してきて、ほどなくあまりの態度に周りから孤立するのだけど、ひとりだけこれまた変わり者の男の子だけが普通に接してくれて、

 恋に落ちてしまうという居心地のいい展開。

別段イケメンってこともなく、お嬢様もクチだけは悪いけど、性根は素直でとってもイイ子。「じぃや」やもう一人心を許すことになるクラスメートなどもとってもキャラが立ちまくっていて、

 ゲラゲラニヤニヤのウフフな内容に大満足。

思えば最初の一冊からどんどん満足度が上がっていったな、というか、

 もしかしたらこれもアマゾンお得意のマーケティングの成果なのかっ!?

とも思ったりもしたけど、とりあえず、

 クリス評価★★★★

かなり高いです。みんなにもオススメしたいと思います。ホントに。

で、おもむろにもう少しそのアプリをいじっていたら、どうも「期間限定で無料配信」というマンガも、相当数あるっぽく、要は8月12日までしか読めないけど、1冊丸々読ませてくれたり、ヘタしたら3冊丸々読ませてくれたりするものもある。

もちろんそれら全てが面白いということはないのだけど、立ち読みでも床屋でもなく、タダで読んだことがない作品に触れることが出来るというのは、なかなかにありがたく。嬉しいもの。

 まぁ中には「試し読み」という感じで、「最初の2ページくらいしか読めない作品」とかもあったりしてびびるけどな。
※表紙とか目次とか白紙ページに取られて、話が始まってすぐ「買います?」みたいな。おーい。こんなの絶対買う気にならねぇだろって思った。

 それよりおじょじょじょの2巻を買わせろよ、と。

タダで読める漫画は、以前も紹介したgooglePlayにもあったのだけど、今日見たら全て有料になっていて、「いつでもタダというわけではないらしい」ことがわかった。まぁ音楽にしても映画やアニメにしても、そしてマンガにしてもゲームにしても、

 いろんな売り方や宣伝の仕方ががあるんだなって感じだな。

B型H系以来だもんな、これだけフックしたのは。サムソンに感謝だな。最初で最後かも知れないが。

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2014年8月 5日 (火)

交通事故

今日僕が昼飯を食っていたら、家のすぐ外でかなり派手な効果音が鳴った。瞬間「事故だ!」と思い、同時に「ウチの車か!?」と思ったら、3mほどの距離で、バイクと車が衝突してた。

 ウチの車じゃなくてよかった、、、って良くない!

すぐさまかみさんに告げ、事故った人に声を掛ける。

「救急車呼びますか!?」

「読んで下さい」

車のドライバーがバイクのドライバーに「大丈夫ですか!?」と必死に声を掛けている。かみさんが軽く動転して、「救急車、救急車って、、、」というので、「119だろ」と僕が電話する。既に話しているのにかみさんがよこから「119!」。大丈夫もう掛けてるから。

こういう時は落ち着かなきゃダメだと自分に言い聞かせる。比較的落ち着いている方だと思うのだが、実際にはそれは見せかけで、ホントはちっとも落ち着いてないことがありそうなので、それも踏まえて「落ち着いているフリをすることで実際に落ち着いてくるかも知れない」と考えながら電話をする。

ここの住所を告げる際、油断して自店のを言いそうになるが、努めて冷静を装い、間違いなく告げる。番地のところで詰まったのは単純に忘れかけていたからだ。

「救急車で運んで欲しい人の年齢と名前を聞いて下さい」

かみさん経由で車のドライバーに聞いて貰う。

「気を失っていてわかりません!」

「それでは何歳くらいに見えますか?」

「僕からは見えません」

かみさん経由でまたもドライバーに聞いて貰う。

「40代に見えます」

他にもいくつか会話を交わした気がするが、ほとんど覚えていない。あまり深く立ち入るのも怖かったし、かといって最低限人間としてやれることはしたつもりだ。

救急車が来る前に、例えば出血がひどい場合は、包帯なりなんなりを持っていくという選択肢もあったが、そうではない。となれば、つまりは「頭を打って気を失っている」可能性が高い。ということは、

 動かすのは得策ではない。

ヘタに動かして今より悪い状況になることも考えられる。そして何より、

 そのトリガーを自分が引くのは絶対に避けたい。

こういう時最低限自分の身を守りたいと考えるのは、別段おかしなことじゃないと僕は思う。人によっては「冷たい」と思うかも知れないけど。

車の状態を一瞥するに、バイクが側面から派手にぶつかったように見えた。つまり、

 普通に走っていた車を、優先順位の低い道から飛び出したバイクがぶつかった

という状況らしかった。

 「車のドライバーがかわいそうだな」

交差点での事故は、どうがんばっても10:0にはならない。そして、いくら相手が悪くても、車とバイクでは、、それもバイクのドライバーが気を失っているような状況では、

 どうしても悪いのは車に見えてしまう。

 たとえ真横から避けようのない(と思える)激突に見舞われたとしても。

いろんなケースを想定してみる。

もし僕が車のドライバーだったら。果たして気がついたバイクのドライバーに、「いきなり横から突っ込んで来やがって、もし助手席に誰か座っていたら、アンタいったいどうするつもりだったんだ!」などと問い詰められるだろうか。真実はわからないにしても、優先道路を走っていて、いきなり脇道から衝突されるというのは、、、

 でも視界が悪かったわけではないんだよな。

で、問題は相手のドライバーが40代に見える、ということ。若気の至りでもなければ、老人ボケでもない。普通考えれば分別の付く年齢で、この道幅で車の脇腹に衝突、当然意図的ではないにしても、

 自分の非を認められる年齢だ。

だが、逆にそちらの立場になってみると、自分は今にも死んでしまうかも知れない状況になっていて、いくら心配してくれているとは言え、結構高そうな
※黒いステーションワゴン。今はそんな呼び方じゃないのか。
車にこちらから突っ込んでしまった。こっちが悪くなると自分の治療費とかも全額自己負担になって、保険も利かなかったんだっけか、、、。

 まぁ頭を打っているから、ここまでのことはなかなか考えられなかったとは思うけど。
ただ、逆に言えば衝突された側、車のドライバーや、最寄りの民家、つまり僕の家の家人が協力的であったのは、気を失ったドライバーとしては僥倖だったとも言える。あの状況は、

1.どうかんがえてもバイクが悪いから、オレが詫びる必要はない。当然修理代も出して貰わないと割に合わないから、とにかくたたき起こさないと。ホラ、起きろ(揺する)。

2.どうかんがえてもバイクが悪いが、ヘタしたらこっちにとばっちりが来かねない。相手は気を失っているようだし、そそくさとこの場からトンズラしよう。

この二つの選択肢もありえなくはない。つまり、

 どっちにしろ、状況次第では死ぬ、もしくは脳に障害が残ってしまうかも知れない。

僕もそれなりに冷静に、極力早く救急車を呼んだが、人によっては焦ってしまって言うべきことを伝えられないこともあるだろう。悪意がなくとも常に最善の選択をとり続けることが出来るとは限らない。

・・・

救急車が来て、次にたぶん警察や、レッカーが来たと思う。バイクはとりあえずその場に放置されたが、仕事から帰ってきた頃にはもうそこにはなかった。

 自分(もしくは自分の知り合い)じゃなくてよかった

とはシミジミ思った。突っ込まれる側はもちろんだが、突っ込む側に自分がならない保証などないのだ。ちょっとした油断や気のゆるみで、「そういうこと」は充分に起こりうる。

 だからこそ「もし自分だったら」を考えて冷静に「自分だったときに周りの人にやってもらいたいこと」をやった。

そりゃもちろんその場に一緒にいて欲しかったとも思うけど、それはさすがに怖い。なにがどうなって自分に責任が降りかかってくるともわからないのだ。

僕の取った選択に、僕は後悔がない。でも、もし僕があの二人のうちどちらかだったときも、後悔のない選択が取れるかどうかはわからない。言えるのは、

 僕も気をつけて運転しよう

これだけだ。

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2014年8月 4日 (月)

ハードを買う前の話

ゲームを買うということは、当然のことながらそのゲームが動くハードを持っているというのが前提になる。が、これまた当然のことながら常に発売日からハードとゲームを欲しいだけ手に入れられたわけではない。既に発売済のゲームが、ハードを持ってないばかりに欲しくてたまらなくても指をくわえてみているしかなかった頃・・・。発売日を楽しみに待つのとは別の、ある意味過剰な期待がそのゲームタイトルにのしかかっていたりもしたものだ。

パターンとしては、まず友達の家や店頭で見かけて「スゲェ面白そう」とフックするケース。遊ばせてもらってその思いはより強くなり、「ゲーム機買ってもらったらオレも絶対買おう!」と目を輝かせたものだ。

その代表は、、、

●FC版ロードランナー

衝撃と言えば僕にとってこのタイトルはかなり衝撃的だった。まず、その当時はゲームセンターへもほとんど行ってなくて、「最新のゲーム事情」にもとんと疎かったし、ある物と言えばゲーム&ウォッチとそのフォロワーたち。僕が持っていた数台はどれも吟味に吟味を重ねて購入したものだったので、そのチョイスに後悔は微塵もなかったが、

・シューティング※と言ってもスクロールではなくインベーダータイプ

・ドットイート※パックマンのキャラ替え

・レースゲーム※縦スクロール、もしくは横スクロールで障害物を避けていく、言わば撃てないシューティング。

・フロッガー※障害物を避けて移動する、ある意味レースゲームの視点変え。

主にこの4つのゲーム性が精一杯だった。つまり、「考える」という行為が、当時のゲームにはほとんどなかったと思う。「見て避ける」「覚えて避ける」、反射と記憶と、小手先の操作がゲーム性のベースにしてほぼ全てだったと思う。

 だがロードランナーはそうじゃなかった。

ちなみに当時は既にちょっとした高級電子手帳などに「倉庫番」もリリースされていた時代だが、「完全に思考にのみ特化したゲーム」は、つまりは新聞のサンデー版載っているパズルにむしろ通じてしまい、「コンピューターゲームたる必然」を感じさせないものだった。まぁそれでも多少は遊びたかったりもしたのだが。

しかし、ロードランナーのそれは、まさに「コンピュータだからこそ成しえたリアルタイムアクションとパズル的思考のハイブリッド」。自分がこう動くから敵もこう動く。当たり前のようで当たり前じゃないゲーム性に、僕は文字通り心を奪われた。まぁ本腰入れてファミコン本体に触れたのも、それが初めてだったというのもあるけど、

 その色彩の美しさにも感銘を受けた。

僕の中の家庭用ゲーム機は、スーパーカセットビジョンとテレビベーダーのクソ荒いドット絵で止まっており、ファミコンの、というよりロードランナーの、ハイセンスなカラーコーディネイトの素晴らしさにも、

 間違いなく未来を感じた。

今の人にはピンと来ないかも知れないけど、限られた52色という少ない色数を使っていることは同じでも、その組み合わせ次第で与える印象は大きく変わる。スーパーアラビアンやたけしの挑戦状、ミシシッピー殺人事件のような「浮ついた絵」と、ナムコ、ハドソン、任天堂の作る「カッチリした絵」は、とても同じハードとは思えないクオリティの違いを感じさせたのだ。

・・・もっとも結構自宅から遠くの友達だったので、そうしょっちゅう遊びに行けはしなかったのだけどね。

●セガマークIII

当然のようにファミコンをチョイスした僕に、マークIIIも平行して買ってもらうという選択肢はなかったわけだけど、それゆえにCMで流れる「マイカードのマークIIIタイトル」は、

 とんでもなく美麗に見えた。

特に琴線をかき鳴らしたのは、

・アクションファイター

・アレックスキッドのミラクルワールド

この2本。一本のゲームで様々にゲーム性が変わる(かのように見えた)アクションヒーローは、液晶ゲーム時代に僕が特に好んで遊んでいた「ガンダム」「フロッガー」に通じる物があり、限りあるリソースを少しでも有効利用したいクリス小年のハートをビンビンに刺激しまくった。ましてやそのグラフィックは、ファミコンなど及びも付かないレベルなのだ(実際はそれほどグラフィック性能に大きな差があるわけではなく、魅せ方が上手かっただけなのだが)。

また、アレックスの表情の豊かさ。今でこそマリオは白目も黒目もある愛嬌豊かな顔をしているが、ファミコンのスーマリはまだまだシンプルな単色ドットで、およそ表情と呼べるものはなかった。

アスレチックライクなマップも、スーマリが少ないグラフィックデータで大きなマップを構築したのに対し、アレックスはより多くのパーツで各世界の雰囲気作りに注力する方向だった。逆に言えばマップは狭く、ゲーム性もタイトなのだが、当時の僕はその「見た目」のウェイトがかなり大きく、心は揺れまくった。

ちなみに、今テラリアにハマっている源流は、間違いなくアレックスにあると言ってもいいほどなのだよ。

・・・

ゲーム機を買った(もしくは買ってもらった)あとは、ゲームを買うだけだ。しかし、ハード購入はそんなお手軽なものではない。どうしても看過できない巨大なムーブメントが、僕を押し流すかの如く購入の決断をさせる。今でこそ「任天堂の新ハードだから一応・・・」などという面白くも何ともない理由で買ってしまってはいるが、昔は本当に本当に溜めて溜めて、

 爆発するように買っていた。

・メガドライブ

・PCエンジンCDROM

この二つはそれが文字通り「大爆発」したハードで、もう遊びたくて遊びたくて欲しくて欲しくてしょうがないゲームが山ほどあった中での購入だったので、

 短期間にスゲェ本数を揃えた気がする。

今より中古屋の数も多く、足で探して目玉品を見つけるのも楽しかった。特に思い出深い、直接のトリガーになったのが、

・MDザ・スーパー忍

マークIIIはスペハリをきっかけに購入したが、MDはいろんな欲しい欲しいが蓄積して、その溜めに溜めたエネルギーが爆発するきっかけになったのが本作だった。

ファミコンにも「影の伝説」という大味極まりない(※僕の感想ね)タイトルがあり、そのテイストを受け継ぐ「不動明王伝アシュラナータ」なるゲームもあったし、アーケードには本作の前身とも言える「忍」があったが、

 スーパー忍の魅力は、そんな連中とは一線も二線も画していた。

当時は既にファミコンでも「変化に富んだマップ」を実現したタイトルは多かったし、キャラクターも大きめなものが出てきていたが、それらと明確にして非常に大きな違いだったのが、

 バットマン、スパイダーマン、ターミネーター、ランボー、ゴジラが登場するっ!

何事かと。その豪華キャストは一体全体どうしたことかと。今考えてみても理解を超越している。つか、

 マーブルとDCが一緒に出てるだけでも「どうかしてるぜ?」なのに、加えてシュワルツネッガーにスタローン、そしてゴジラというてんこ盛り。

「アヴェンジャーズ」「エクスペンダブルズ」なんて目じゃない結集具合だ。

 そしてそのアクション性の高さ。

誌面からですらにじみ出てくる主人公ジョー・ムサシの文字通りスーパーな性能。アイテムを取ったり、レベルアップしたりせず、初期状態から使える八双跳びや発送手裏剣に、攻撃力の高い近接攻撃、流れるような忍者らしいスピード感や文字通り必殺(自分も死ぬ!)の忍術。

 ストライダー飛竜がアーケードゆえの派手さで僕らを魅了したのに対し、
 スーパー忍は、まさに「忍者」という超人的アクションでそれを超えてきた。

そしてそのボリュームも必要にして十分で、誌面からは伝わりようがない音楽や効果音までもが高次元で結実していた。

 名作というのはこのゲームの為にある言葉だな

「史上最高のゲームはザナック」という僕の私的ランキングがグラついた瞬間でもあった。

まぁのちに版権問題が浮上して、今はバットマンやターミネーター、ゴジラどころか、一時クリアされていたスパイダーマンすらも別のキャラになってしまい、魅力は大幅に下がってしまったりはしたのだが、今現在「このクラスに心を躍らせてくれるゲーム」には、とんとお目にかかれない、、、もしかしたら今後ずっとかもってレベルの一作だったな。

●PCエンジンCDROM

正しくは「ロムロム」だが、それにこだわるヤツはウゼェオタク連中なので、あえて「CDROM」と表記したりもするが、これも本当に欲しいゲームが溜まりに溜まって購入に踏み切ったハード。その中でも「これはもう買うしかない!」と決断させたのが、

・スーパーダライアス
・YSI・II
・天外魔境I

この3本。
※実際はCDROM購入時もっと大量に買っているが。

当時既にPC88でYSはIもIIも経験していたが、PCエンジン版のグラフィック、音楽、カットイン全てがその「鮮度の弱さ」を覆しあまりあるもので、

 ゲーム好きを標榜する上で、YSI・IIをやってないなんてのは、、、果たして許されるのか!?(いや許されまい)

ってなもの。また、これまた当時最もビッグなタイトルという印象を与えた「天外魔境」。音楽の坂本龍一はぶっちゃけオープニングとエンディングのみみたいなレベルではあったものの、贅沢で新鮮みあふれるアニメ調のグラフィックとそのデモシーン。まさに過去に例がないほどのボリューム。
※当時はそう感じさせるプレゼンがされていた。実際はそれほどでもなかったのかも知れないが。

そして何より「ドラクエやFF以外で歴史に名を残すかも知れないコマンドRPG」を看過して良いものなのか(いやよくない)

スーパーダライアスは今思えば購入前よりも購入後の方がその凄さに気付いた一本。当時はほとんどアーケードゲームにお金を使っていなかったので、見かけてもプレイしたことすらなかったのだけど、いざ買ってみたら、

・道中が地味ながらスゲェ面白い!
※敵のアルゴリズムや揺らぎの完成度が高い

・音楽が良すぎて卒倒レベル
※思わず録音して聞きまくるレベル

・ボスがアーケードよりめちゃくちゃ多いという「特別感」。

どれも凄まじく素晴らしかった。一つ目は遊んでみるまで「所詮ボスだけでしょ?」と思っていた僕のイメージを見事に覆した、

 ゼビウス並の充実感

二つ目はまだ「生音」に慣れてなかった自分に、CDROMというのはここまで凄いんだということを五臓六腑に染み渡らせた「ハイハイクオリティ」。
※音も曲もハイクオリティという意味で僕が今勝手に名付けた言葉。

そして何より、ここまでメジャーにしてビッグなアーケードタイトルであるのに、「それ以上の強化」という、「最高を超えるアレンジ」。ある意味「アーケードではリリースされない魔界村の続編『超魔界村』」や、アーケードでは登場しないR-TYPE6面ボスにも通じるアピールポイント。

よく知らなかった僕ですらここまで感じたことなのだから、「全て知っていて買えなかった人」からしたら、

 スーパーダライアスは文字通り恍惚を誘うほどに、「輝いていた」と思う。

・・・

スーファミ以降は発売日購入や「欲しくて欲しくて」が一気になりを潜めてしまう。PSPは、発売日をスルーして後日購入するも、トリガーはゲームではなく、ガジェットとしてだったし、PS3はダークソウルというおもしろそうなのが出るから、ボチボチ買ってもいいかな、というタイミング。360は購入時かなりのタイトルが出ていたけど、実際「欲しくて欲しくて」と思うゲームがあったらとうの昔に買っていたはずなわけで、購入後の満足感こそ高かったものの、「発売済にも関わらず持ってない」「手に入れたくてしょうがない」ということはなかったな。

そういう意味では、ウチの子供たちもそれほど「そういう強烈なヨロコビ」を享受したことがないのかも知れない。大抵のハードは「欲しいという前に」買い与えていたし、そもそも僕以上に「間違いなく面白いであろうゲーム」の情報を得ることなく生きてただろうから。

まぁそれをして「不幸」というつもりもないんだけどさ。

・・・

今思いだしたけど、初代DIABLOも、僕にとっては結構特別なゲームだった。ご存じの通りオンラインゲームの先駆け的タイトルであり、そのゲーム性も、僕が大好き極まりないウィザードリィを、「リアルタイムアクション化」したというこれ以上ない「そそり方」。当時はまだそのルックスにも鮮度があったし、

 欲しくて欲しくて、仕入れのついでに日本橋まで(不慣れな電車を乗り継いで)買いに行った覚えがある。

※まだ当時はネットで何かを買うという文化がなかった頃。

 もう面白かったねぇ。とんでもなく。

というか、その「最初の記憶=刷り込み」があるからこそ、今でも僕にディアブロを「楽しめる」資質が備わっているのかも知れないと思うほど。

 バナーにあるように、PS3版ディアブロ3エキスパンション(拡張)もポチっちゃったしな。

PS3版もよっぽど買おうかと思ったけどガマンして、PC版も意外と高いから(他にやるゲームがあったから)スルーした。でも、PS3版は、

 拡張付きで、無印よりかなりお値打ち価格。
※amazonで4280円くらいだったかな。

「これならGOサインだな!」

って感じ。グラフィックはPC版と大きな差違がないかも知れないし、サーバーではなく、本体にセーブデータを残す仕様にもやや抵抗はあるものの、
※データロストの可能性
パッドでやれるだけでもプレイアビリティは大きく向上するし、拡張パートに関しても興味がないわけじゃない。

仮にそれほど面白くなくても、価格的なダメージはそれほど大きな物ではないし、いつまでもテラリアをやってるわけにもいかないしな。

 まぁ常連さんはつまんないかも知れないけどさ。

っていうか、今一番常連さん受けするタイトルって何なの?って感じはするし、そもそもそれが僕にフックするの?って気もするんだよな。意外とダークソウルIのDLCとかのがいいのかしら。

 それも悪くないな、、、と思ったりだな。

PS4でもそういうゲームがいっぱい出て、でもお金がなくて買えなくて、欲しくて欲しくてしょうがない時間を経て、

 ついに購入するぜ!

みたいな流れもいいかも。つかその為には「FF15をスルーしなきゃいけない」わけで、

 そんなの出来るわけねぇしって感じなんだけどさ。

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2014年8月 3日 (日)

つれづれなるままに

最近夜寒いぐらい涼しくて、日中湿度3000%くらいムシムシしてますよね。っていうか、子供が大きくなってプールとか行かなくなったからか、余計に夏のムシムシが気になるようになった気がします。たぶん気がするだけで、実際は湿度もそれほどじゃないんでしょうけど。

●なないろウォーターズ

あまりにも欲しかったので、イオンにオーダーしたら、まんまと在庫が確保出来てしまって買う事になった。まぁ欲しかったので問題はないのだが、

 これで結構ダイエットもおしまいかも、とも思ったり。

とりあえず体重は減ってないけど、Gパンは以前ほどきつくない。飯食った直後にベルトを外すのはこのGパンになる前からだったし、

 まぁいいかな、と。

それになないろはカロリーも1本95kcalでそれほど多くない。っていうかこの汗まみれな日中、水分補給はむしろ生きていく為に不可欠だろう。そこでお茶ばかりでは逆にナトリウム不足になってしまう。

・・・なんだろ、この言い訳がましい感じは。

そう、なぜならこれは言い訳だから。

余談だけど、ジュースってとりあえず「オレンジ、アップル、メロン、パイナップル、ライチ、レモン、キウイ、イチゴ、チェリー、ライム、ウメ、グレープ、マスカット、なし(このくらい?)」などのポピュラーなフルーツ「じゃないフレーバー」であれば、もうそれだけで美味しく感じてしまうんだよな。ブレンドでもいいし、ハスカップみたいにホントに知らないようなのでもいいんだけど。

なないろもそういう意味で新鮮な味。際だった個性はないけど、他に例えにくいというだけで、ジュースフリークには十分訴求しちゃうんだよな。
※ミントジュレップソーダも他に例えにくい味だったけど。

●レゴのコメント

地味に嬉しかったので、当時のネタを読み返してみた。ホントは全ての出品商品に関して写真を保存し、予想価格やら何やらを全て検討したデータがあったのだけど、

 あることでみんななくなっちゃったので(^^;

残ってるのは当時のブログテキストのみと。

でも、その熱量の高さは今でも十分過ぎるほど伝わってきて、なんつか、

 当時のオレ、楽しそうだな、

と。そして、

 よくがんばって落札したよな、

と。

今だとあれほど興奮することってないもんな~。っていうか「興奮すること」ってのがそもそも少なくなった気がする。まぁ妖怪2で影オロチが出た時はちょっと興奮したけど。

最近のテクニックは(お財布の事情もあるけど)ほとんどフックしない。たまにオクも覗くけど、あの時のようなドラマティックなアイテムがリストに登場することはない。

全然売る気はないんだけど、自店(おもちゃ屋でもなんでもない)に意味もなくディスプレイしたりしたいな、って思ったりもするんだよな。っていうか、

 たまには作れよ、とも思うけどな。

どんなんでもネタ1回分になるし、写真が残るのも悪くないしな。つかもし作るとしたら何作ろうかな。「赤い車シリーズ」はいっぱいあるけど、いっぱいあるが故に手が出しづらいし、かといってオクで値が付くヤツを開ける勇気もないし、

 ホントはシルバーチャンピオン当たりを作りたいんだけど、

大箱を作りきる根性が果たして今の僕にあるのか、、、。っていうかホントはF1の方じゃなくて、トラックの方が作りたいという気もしたりしなかったりだしな。

 そんなこんなで作らずじまいになっちゃうんだよな。

全然本文とは関係ないけど、昔ネットで拾った#8880のかっこいい写真があったので、退避の意味でも貼り付けておく。名無しさんが見てくれたら嬉しいな。

8880_projectcar_2 8880_projectcar_3 8880_projectcar_9

8880_projectcar_8 8880_projectcar_7 8880_projectcar_6 8880_projectcar_5 8880_projectcar_4

今見ても全くその凄さ、かっこよさが色あせてないんだよな。僕の中の№1テクニックがコレって感じ。

●テラリアの妄想

ワールド3のイメージを徐々に固まらせつつあるところ。ホントはブログで「こういうネタを入れよう」みたいなことを書きたいんだけど、

 どこかの誰かにマネされると悔しいのでしない。

W2まで作ってネタが尽きたかと思いきやさにあらず、割とどんどん「こういうの入れよう」「こういうの面白そう」が沸いてくる。

 気付くと2時間くらい平気で経ってたりする。

ただ、重要なのは「まとまり」なんだよね。ネタがあってもそれを上手くひとつに集積するのが難しい。あと、どうやって作っていけばいいのかという「ノウハウ」がない。ゲーム作りとかでもきっとそうだと思うんだけど、
※っていうかこれもゲーム作りなんだけど、

 ディレクターってやっぱ大事だと思った。

全体を俯瞰で見て、それを上手くまとめ上げるスキル。っていうか誰に文句言われるわけでもないんだから、片っ端から適当に作り始めちゃえばいいんじゃないかとも思うんだけど、

 最終的に自分が満足したいからな。

あまりに適当にはなりきれないんだよな。面倒なことだけど。

●テラリアマルチ&VC

大切な一日をほぼ「僕のマップを遊んでもらう」のに費やしてしまった。でも二人まともにプレイしてくれて、最後までクリアしてくれたので、満足感は高い。特にひとりは、「最後のジャンプ」
※ワールド2最難関。ここがクリア出来ればほぼクリアしたも同然のポイント
がどうしてもクリア出来ずに、そこだけで1時間近く苦戦し、

 ついに飛び越えたときの嬉しそうな動きたるや、、、

やってて良かったってホント思った。たかが三頭身のキャラが狂ったように剣を左右に出しまくりながらジャンプを繰り返しまくる。

 言葉は一言も聞こえないけど、達成感のオーラがメチャメチャ流れ込んでくる。

そうなんだよな。この感覚が楽しいから「遊んでもらいたい」って思うんだよな。あと地味なとこで、最後にクリアのご褒美が置いてあるのだけど、他の人は割とヘビープレイヤーで、「ほとんど持ってた」みたいな人もいるんだけど、

 「すごいですね 迷います」

って言われたのは嬉しかったな。聖騎士のハンマーを手に取り、撃ちまくるのを見ると、

 賞品用意してよかった!

って思う。実際3時間もがんばれば、まず手に入れる事も出来るんだろうけど、それをこうして「ただあげるのではない」「自力で手に入れた感じにする」のがいいよな、と。

あと、今回初めて別の方で「VCボイスチャット」をしている方がいて、僕はしてなくてもPS3の音声出力から同時出力されていて、
※音楽を消して、効果音を大きくすると聞こえやすくなる。
最初なんだかボソボソ聞こえるなぁと思ったら、

 結構賑やかな人で。

特に悪口を言われたわけでもなく、素でテンション高めだったのが妙に感心した。ああこの人と一緒にマルチプレイやる人って楽しいんだろうな~と。まぁ死にまくるゲーム性なので、そもそも声が出やすいっちゃ出やすかったのかも知れないけどさ。

で、せっかく僕もPS3のヘッドセットを持っているので、、、
※本体と同時くらいに買ってる曖昧な記憶。
でもペアリングをしたのとは別の本体なので、充電してあらためて設定してみた。つかサイト見てもイマイチやり方が分からず、とりあえずポイントがいくつかあるとするなら、

・クレードル経由ではなく、直接ヘッドセットにUSBで繋げる
・PS3の電源を入れ、ヘッドセットの電源もたぶん入ってる状態

これでたぶん認識する。ヘタに画面上で「周辺機器の検索」とかしちゃうと、全然見つからないし、認識もしない。あと、認識中にデュアルショックがUSB接続されると、ヘッドセットどころかデュアルショックも認識しなくなっちゃうので要注意ってところ。

 まぁ認識したからってVCがちゃんと出来るようになってるかどうかは、全くわからないんだけどさ。あとVCって「VC3000のど飴」のことしか頭に浮かばないんだけどさ。

●いよいよAKB熱が冷めてきた

なぜということもないのだけど、まゆセンターの曲もピンと来ないし、ニュースで心躍るものもないし、一応今の推しメンは「ちょり」こと中西智代梨で、AKBINGOで彼女が前に出てきてるだけでスゲェテンションが上がったりもするのだけど、

 フロントメンじゃねぇからほぼ出てこないしな。

まーちゅんとちょりは、在りし日のさしみぃ(指原峯岸)に通じるバラエティ資質を感じさせるのだけど、言っても選抜じゃないし、ルックス面でも弱いから、それほど評価されにくいんだよな。でも、僕がこうして「離れ気味」なことを考えたら、

 こういうしゃべれるメンツをもっと推していかないと、「飽きられちゃう」んじゃないの?

って思ったりもする。つか二人とも限界までかわいくメイクすればスンゲェ(特にちょりは)化けると思うから、そういう企画でヤフーニュース狙えばいいと思うんだよな。

 つか書いてるとだんだん熱が上がってくる不思議な。

ちなみに今でも佐藤亜美菜のラジオを聞いているのだけど、前回の放送で、「亜美菜と告知」、つまり亜美菜に関する今後のニュースや予定を言う場面で、

 何にもない!今まで初めて!

という状況になり、聞いてるこっちが不安になった。

別に舞台を見に行くわけでも握手会に行くわけでもないし、CD出したり映画やドラマに出てるわけでもないし、もっと言えば亜美菜以外に卒業してるメンバーなんてめちゃいるんだけど、

 いざ卒業メンに仕事の予定がないと聞くと、それはそれで寂しいもんだな、と。

まぁ腐ってもアイドル、それも国民的なアイドルの一角を担っていた(特に亜美菜はそう言えるだけのことはしていたと思う)子だから、仮に職がなくても拾ってくれる野郎はいるだろうとは思うけどさ。っていうか亜美菜ってそもそもお嬢っぽいから元からそんな心配もいらないのかもだけどさ。

あと、えれぴょんが芸能界引退するらしくて、それにともなってAV業界に転身?ってニュースもあったな。橘なんとかちゃんは、僕がAKB入りした頃には既にいなかったから、AVに出ても全然ピンと来なかったけど、えれぴょんとなると話は別って感じ。そこそこ大きくなってた頃だし、だいたいヘビロテの選抜に入ってるレベルのメンだしな。

 ただファンとしては出て欲しくない気持ちもあったりするよな。ホントの話。

●スマブラスルーか

ディアブロはポチった以上遊ぶとしても、その後10月のモンハンまでにスマブラ(9/13発売)を買うかどうか。

 正直微妙なところ。

欲しいか欲しくないかで言えば、

 欲しくない

が、過去の作品を買ったことに対して後悔してるかどうかで言えば、

 後悔してない

つまり、「買っても裏切られない可能性が高い欲しくないソフト」を買うかどうかという話。

ただ、あくまで今まではそうだったからと言って、今度もそうだとは限らないんだよな。
 なぜならば!(トップをねらえ2より)

 前回の桜井作品(パルテナ)に裏切られてるから!

裏切られてる、はオーバーだとしても、大してプレイしなかったんだよな。結局自分の嗜好がシフトしてしまったというか、世間の流行について行けてないというか。

長男は買うらしいので、テイストとして「ひとりで地味に遊んでも遊び込める要素があるかどうか」を基準にして決めようかなって感じ。もっとも、

 「欲しくなったときには手に入らない」可能性は低からずあるんだけどさ。

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2014年8月 2日 (土)

テラリア~番外:デルフィナスさんへの私信~

初めてブログ読者様に本気で遊んでもらって感想戴いたので、うれしくてフルレスします。長いので一回分のネタに。もし他にテラリアPS3やっていて、「オレッちも遊びたい」という方がいたら、ぜひフレンド依頼下さい。常連さんは優先的にご案内します。

以下私信です。未プレイの方が読んでもほとんど意味はわからないかも。

とても嬉しいコメントありがとうございます(^^。ばんわですデルフィナスさん。

感想を言いたくなる
※クリアするくらい遊んだ人なら間違いないと思う
人は少なくないと思うんですが、やっぱパッドでの入力というのは煩わしさもあるし、こちらが「待ってる感じ」が伝わっちゃうと、なかなか饒舌にはなりきれないんですよね。
だからこうしてマジメに感想書いてもらったのもこれが初めてで、お褒め戴いたことと重ねて「書いてもらったことそのものが」とても嬉しいのです。

ブログでも書いていますが、とにかく、

・気持ちよく死ねること
→結果ついついリスタートしたくなること

・二回目以降どんどん楽になること
→結果それが「やめるのが惜しい」気にさせるかな、と。

・同じネタを使わないこと
→「またか」と思わせたくない

・心の隙を突くこと
→やられた方が「やられた!」って思って貰えたら最高(^^。「三扉」前の床とか。

いろんなことを考えながら作りましたね。いつも自分が市販品を遊んでいて「ここは気に入らない」って思うようなトコロは、出来る限り排除して、難度に関しても「自分が折れちゃうようなら難しすぎる」を基準にリチューンを繰り返しました。ただ、

 言うほど時間は掛かってないんですよね(^^;

ワールド1は細かな調整を除いて2日ですし、ワールド2は1週間ほどで作りました。
※特にワールド2は最初の「壁作り」が一番面倒でした。
いろんなレイアウトとかも考えてからやった方がより洗練されるんですが、机上でいくら練ってもゲームは完成しないので(当たり前)、もう適当に枠を切って適当にスタート。

途中で「あ、こういう仕掛け面白そう」と思い浮かんだら、どんどんメモしたり導入したりして、「最後はとにかく盛り上がるように」も心がけました。1面の最後なんて、言ってしまえばただまっすぐブロックが並んでるだけのジャンプなんですが、

 見事なまでに大量の死骸を築けました(^^。

「大量に死んでもらう」というのは、作り手として、特に僕の目指した形として、最高の評価なんですよね。だって「死んでも折れなかった」「でもめちゃめちゃ死にまくってくれた」んですもの。
※大抵の方はワールド1クリアか、あのエリアまでは遊んで下さるのですが、一昨日はその途中で抜けられた方がいて、正直結構凹みましたね。「そんなにつまらなかったのかなぁ」って。でも冷静に考えれば、1時間、2時間アクションゲームに没頭することそのものが非常に希有な昨今じゃないですか?やっぱ合う合わないはあるんだなぁと思い直したりもしました。

今だからネタバレも書いていきますが、ミミックのところは最初作ったときから、「縦軸誘導して溶岩で殺す」ことをイメージしていたのですが、順番にスイッチを「入れずに」、コウモリの奥をスルーしてミミックを起動してしまうと、事実上「詰み」みたいになっちゃったんです。でも基本考えたことは諦めたくないし、どうしようどうしようと思案した結果、

・ベッドをオフにして再スタートさせる
→最初からになるけど、いろんなスイッチが入っているので実は全然リスタートが苦にならない。むしろ「今まで苦労してきたルートがスイスイ移動できる楽しさ」に繋がるかな、と。

そしてもうひとつ、トーテムが並ぶジャンプエリアに一カ所だけ溶岩があったのをおぼえてらっしゃいますか?実はあれもミミック殺し用の仕掛けだったりします。最後のベッド起動に気付かずに、かつコウモリスイッチをスルーしてミミックを起動してしまった場合、ミミックも殺せず、リスタートも出来ずという状態で、これまた「半詰み」になってしまったんです。でも、あの位置に溶岩があると、あそこまで追ってきたヤツがあそこで死んでくれる。

 この辺がワールド1の最後の詰めでしたね。

最後のジャンプは、実は当初デルフィナスさんのようなクリア法(一発着地法)をイメージして作ったんです。

 ただ、それがあまりに難しくて難しくて(^^;

でもめげずに僕自身プレイしていて、あの「トゲにヘッドバットして急停止させる」攻略法にたどり着いたというわけ。ホントにたまたまなんですよ。

あれだと「待ち時間のジレンマ」を演出出来て、、、本来なら「待つというゲーム性」は大嫌いなんですが、あの場面あの緊張感だったら、、、これが最後なら、

 待つことがいい意味での「煽り」になる、と思ったんですよ。

実際僕が何度やってもあそこの「待ち」は心地よいというか、これで正解だったなって思いますね。
※っていうか「良いゲーム」に見られる「複数の解法」が図らずもあのシーンで成立してるのが、僕的にカッコイイと思うんですよね(^^。

ただ、ワールド2に関しては、道中とにかく削られるところが多いので、焚き火とハートランタンで回復速度を上げて、モチベを途絶えさせないようにした次第なのです。
※ハチミツ池も考えましたが、あの「ヌメっとした操作感」は、トラップでこそ活きるものだと思ってやめました。

ちなみにW1クリア時に看板が並んでますが、実際はもっとクリアしています。と言ってもあと4、5人ですが。データをセーブしてワナをリセットさせる方がいい、ということに気付くのに時間が掛かったんですよね。ただ、W2に関しては、マップをかなりいじりますので、クリアしてもセーブはしません。
※もとに戻せない仕掛けがあるのです。

名前を残すチャンスは、W1だけだったりしますが、代わりの仕掛けもW2には用意してありますから、ぜひクリアまでがんばって欲しいですね。

あ、〆っぽいですがW2についてももう少し書いちゃいます。クリスどんだけ嬉しいんだよって話。

水のエリア、褒めて下さってありがとうございます(^^。「息が続かなくて死ぬ」というシチュエーションは、かなり早い段階で閃いたんですが、それがなかなか難しいのです。広くすれば簡単なんですが、広くすると同時に「濃度が下がる」んですよね。いかに狭いエリアで、溺死の緊張感を演出出来るか。

あそこは右にあるスイッチと、左にあるスイッチ(ピラニア&たいまつ連動)の二つを入れると、出口のブロックが透明化して通れるようになる仕掛けでした。テストプレイ時には、「クラゲを倒しつつ右のスイッチを入れ、左のスイッチを入れ、なおかつそのプレイで出口まで溺死せずに到達する」ことも可能に作ってありますが、

 真ん中のヤリで死ぬ人がスゲェ多い(^^;。

暗くて見えづらいのは狙い通りなんですが、「死因」を見ないとなんで死んでるのかわからないんですよね。でも実はそこで「死因を見る」ということを学習してもらえると、その後の最下層で、「暗闇からダーツが飛んできて死んだ」ことに気付いて貰えるかな、と。

そうそう、驚いたと言えばあの落下エリアも、「着水せずに生き延びた」のはデルフィナスさんが初めてでしたね。「え!?死なないの!?」って感じでした(^^。あそこは飛べば飛ぶほど着水ルートに慣れていき、確率が10割近くなっていくのが僕の狙いだったんですが、「着水なしルート」は見ていて絶対ツライだろうって思ってしまいましたねぇ。でも最初に僕が水たまりでジャンプしていたこと以上に、

 オレはこっちの道で行く!

という意志が感じられて、「もう何も言うまい」と思いました(^^。

下のベッド周辺は、スイッチの効果がわかりにくくて、実はW1、2全てのエリアで「最も完成度が低い」ところだったりするんですが、それを直すこと、というか、「どう直せばいいのか」が見えてこなくて、結果ほったらかしです。ただ、そのあとの登りからの5秒タイマーエリアは、自分の中でもかなり完成度が高いと自己満足しているところで、

 作るのにたぶん一番時間が掛かってるのが5秒タイマーエリアです。

最初作ったときは、簡単に抜けられる「穴」があって、修正したら今度は難しすぎた。で、また修正修正を繰り返して、ようやっと今の形になりました。デルフィナスさんは、プレイヤーの中でも、

 最上級に楽しめたはず。

つまり、

 全てのワナを堪能してこの5秒タイマーエリアをクリアされました!(^^

「そこに立ってると落ちて死ぬ」「ここに立っていても落ちて死ぬ」「勢い余って落ちて死ぬ」「慎重になりきれずにトゲで死ぬ」。最後は、

 どう考えても怪しいんだけど、ベッドに行くまえについ踏んでしまって串刺し。

あそこで腹が立つ人もいるかもしれませんが、きっと「ニヤリ」としてくれたのではないかと期待します(^^。もうこれ見よがしに大量に降ってきて、

 瞬間死を覚悟する感じは、映画バイオハザードのレーザートラップみたいなもんですよね。

ちなみにこの5秒タイマーにも攻略法はあって、

・カーソルをターゲットモードにして、その点滅回数でリズムを取る。具体的には「8回点滅でジャンプするとほぼちょうどいい」。

・一回目のジャンプは極力食らわずに乗り、左斜め上へのジャンプを失敗しても1チャンスあるようにする。

・落下後のスイッチを入れたあとは、右に道が開くので、最初のジャンプを慎重にすれば、「床が消えて落ちる」→「食らう」→「でも左に通路があるので逃げられる」という流れで、時間のしばりが大きく緩和されます。もっともこれだと絶対一回くらっちゃいますけどね。

最後のトゲの縦抗も、実は一回も食らわずに落ちられるように作ってあるのですが、どうしてもここまで来ると「回復出来るなら回復して」安全策を取られてしまいますね。っていうか僕もそうするんですけど(^^;。

そして、昨夜中断したジャンプ岩エリア前半。あそこが間違いなく全てのエリアで最も難しいところです。過去プレイした人で、一番上手かった人でも、

 「ここクリア出来るの?」というメッセージが送られてきたほど。

※たださすがにその方は「出来ました」という返事だけで、クリアされましたけどね。というかそのくらい「クリア出来ないんじゃないの?」という気にさせる難度なのです。

でもだからこそ、抜けたときの喜びは大きいし、何よりあの「人を食ったような」シンプル極まりない画面。トゲもなく、リスタートも容易で、落ちるのは全て自分の責任ですからね。

 責任転嫁する逃げ道がない。

特に時間がないのを理由にされるのも悔しかったので、テレポまで用意して、あそこから再スタートするのも容易にしました。

 諦めさせないために、出来る限りのことはしてるんですよ(^^。

あそこさえ抜ければあとは簡単です、、、が、

 グラディウスの脳みそほどではありません。

ぜひあのジャンプ岩を抜け、ファイナルバトルを制し、見事賞品をゲットして下さいませ(^^。
※もう全部持ってる物だったらごめんちゃい。

最後に、もしご自身で作られるときは、「難しくし過ぎないこと」と「とにかくリスタートしたくなること」に注力されると良いと思います。ここまで高難度に見えても、実は度重なる「低難度化」のリチューンをしているわけで、マリオジャンプのところとか見てもらうとおわかりのように、

 僕も大概へたくそなんですよ。ただ慣れてるのと、攻略法を見つけただけで。

作られるとわかると思いますが、「攻略法」は、「まず攻略法ありき」で作るわけじゃないです。遊んでみて自分で見つける。そしてその「見つかりにくさ」が、つまりは難度になる感じです。

決して「これは難しくてクリアできません」と言わせるために作るんじゃないんですよね。「とても難しかったけど楽しかった」とか「あきらめないでよかった」って言ってもらいたいわけです。「諦めさせたら僕の負け」なんですよね。もちろん、

 簡単過ぎて一気にクリアされちゃっても同じく負けなんですけどね(^^;

ではでは。

PS.ワールド1は、先日ノーミス(一回も死なず)クリア出来ました。「そう作れたらいいな」と思っていたので、地味に嬉しかったですね。「知っていても絶対死ななきゃクリア出来ない」マップというのは、、、まぁワールド2がそうなんですが、やっぱり完成度が高いとは言えないと思います。つまり、ワールド1の方が完成度は上なんですよね。難しい分達成感は2のが上ですが。

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2014年8月 1日 (金)

未来のゲーム2014

まぁ何度も書いてるネタなのだけど、自分が歳取ってその方向性もだんだん変わってきたりもしてきている。

先日コメント戴いた「俺の屍2を買うのか否か」の話。システム寄りのゲーム性に耐性が付いていかず、2はスルー&スルー推奨という話。

フタを開けてみれば俺屍2は10万弱。モンハンクラスはともかく、あれだけ体験版とかゲームサイトで頻繁に取り上げられていたにも関わらずその本数。悪くはないのかも知れないけど、決して良くもないだろうと思う。

一作目こそ発売を心待ちにし、どっぷりたっぷり楽しみまくってプレイをしたが、先日久々に「また最初からやってみようかな」と思い起動しても、存外「入ってこない」。単純に遊び方やルールだけでなく、「楽しみ方」が見えてこない。つまり、

 楽しくない。

もちろん軌道に乗ればまた違うであろうことは想像に難くないのだが、いやさそこまで遊べる自信がない。それこそ妖怪ウォッチ2のように「今旬」なタイトルであるならばいざ知らず、今誰もやってないような旧作を、がんばってがんばって「ルール再習得」するほどのエネルギーがないのだ。

したがって2もスルーということになったわけだけど、ふと気付けばリリース予定のタイトルにもその傾向が現れている気がしてきた。

シミュレーションと呼ばれるジャンルのタイトルがかなり減り、
※国産だと信長とスパロボくらいじゃない?
RPGの完全新作でも案外オート戦闘が中心だったり、「考えずに遊べる」物が増えている気がした。
※最近の事情に疎いので、あくまで僕がそう感じただけかも知れない。

スマホゲーが一世を風靡したのも、単純な操作で派手な結果が得られるから(まぁそれだけじゃないだろうけど)かも。ファミコンやスーファミどころか、PS3レベルでもそうそうここまで贅沢なメニュー周りの仕様はねぇだろうという作り込み。
※でも動画やボイスは容量を使うので極端に弱かったり。
下手したら片手でポンポン押してるだけでゲームは進み、そして終わる。続きはまた明日。

その昔トンキンハウスがリリースしたPCエンジン用のRPG「サイバーナイト」。グループSNEが監修し、タクティカルな戦闘シーンと多くのパラメータで、(当時としては)文字通り高密度なプレイを提供してくれた名作だったが、

 今はとてもじゃないがムリ。

というか、FFですらライトニングリターンズはそのシステムを少しでも明瞭にするために、ほっといても戦うとか、パーティメンバーをひとりだけにするとか、なかなかに腐心していた。既存のタイトルの続編であればまだ「昔取った杵柄的」操作知識でがんばっていけるけど、そうじゃないものは一般人がなかなか手を出しづらい状況になってる気がした。つかそう考えると妖怪ウォッチはよくブランニューでここまで急激に(コンテンツを)成長させたなぁとも思うが、あれとて戦闘は半オートで、回復も勝手にしてくれるのを多少サポートする程度。派手なアニメは早送りも可能で、脇道の多さや、メディアミックス連動要素の豊富さも今風だ。

ゲームがどんどん「システムの簡素化」「ビジュアルの充実化」していくというのは、とどのつまりカメラがシャッターを押さずに笑顔を切り取るように、ゲームも「遊ばずに楽しめる」物が今後出て来るのかもとすら思う。なんつか、

 みんなゲームで遊びたくないのかも、とも。

昔一部のスクウェアRPGをして「盲導犬RPG」という蔑称が付けられた時期があった。何から何までお膳立てしてくれて、自分で能動的に何かしようとしなくても、どんどんなし崩し的にクリアまで導いてくれる、、、。

 今出たらたぶんそんなのでも「不親切」と感じるんだろう

妖怪ウォッチ2の4gamerユーザーレビュー。わずか3人のコメントがあまりに三者三様で興味深い。遊び手の「ゲーム経験」「年齢」「性別」「環境」によって、評価は文字通り180度変わる。よほど親しくなければ言葉は重みを失うし、指針、拠り所に出来る情報を集めることが困難になる。言っちゃ何だけど、僕がスゲェ楽しめるゲームも絶対国内でリリースされてると思うんだよね。知らないだけで。

他にも、僕が勝手にそうなるんじゃないかと思ってることに、「対戦の衰退」というのもある。その昔ゲームの対戦はヘビーユーザー同士のものだった気がする。ストIIとかの対戦格闘も、結局はゲーセンに通ってる人が主な対象で、「勢い」でスーファミ版は売れたけど、そこから先、どれほどのユーザーが付いてきていたのかは怪しい気がする。

でも今は、ネコもしゃくしもネット環境があり、コミュニケーションツールとしての利用が当たり前になっている。LINEにしてもフェイスブックにしても、

 わざわざ争ったり競ったりするために利用してる人はほとんどいないだろう。

ということは、ネット利用のコミュニケーションはあくまで「仲間」や「知り合い」がメインで、遊ぶにしても「そういう関係を望んでいる」可能性が、今後より高まっていく気がする。つまり、

 マルチプレイのFPSや、スポーツ、RPGのPVPなどは、今後どんどん縮小していく気がする。

ただこれはあくまで国内の、それも僕がそう感じてるだけのことであって、世界レベルで言えば戦争も終わってないし、アクション映画は今でも楽しんでみている。ただ、

 映画とゲームは違うし、マルチプレイとシングルプレイも違うと言う話。

・・・

僕はPS4を持ってないので、あくまで伊集院の話を元にしたイメージでしか語れないのだけど、

どこぞの誰かがアップした動画を見てコメントを寄せたり、自分で「あ、これ見せたい」と思った部分をアップしたりするというのは、対戦でもマルチプレイでもないオンラインの「共有感」として、なかなかに強力なカードになりうると思った。つまり、人間は他人との繋がりを否定したいわけじゃない。むしろ一緒に何かをしたいという気持ちは多くの人が持っている。でも、どこの誰だかわからない人に気を許すことは出来ないから、その距離感には慎重になる。

 コミュニケーションはしたいけど、深いのはイヤ。

思えばダークソウルのオンライン要素もそういった側面を意識していたし、FF14とかも(詳しくは知らないけど)11の頃みたいな「ベッタリドップリ」ではない様子。もしかしてもしかしたら以前僕が書いたような、

 一見オンラインマルチプレイに見えるけど、他のプレイヤーは全てNPC

というゲームでも成立してしまうかも知れない。欲しているのは「っぽさ」であって、「リアル」ではないから。

ラブプラスやその他のギャルゲーのように、「仮想現実の恋人」を求める層は明確にある。でも今後の流れとして「仮想現実の友人」「仮想現実の対戦相手」というのも、案外出て来るかも知れない。対戦はしたいけど、リアルな人間はマナーとかモラルとか面倒。リアルな人間とはユルいコミュニケーションだけで十分。ルールとか覚えるの面倒。でも貧乏ったらしいのはイヤ。

 あと3年でそういう未来が来る気がする。

もちろんいつも通り気がするだけだが。あと、「そういう未来のあとにまた別の未来が待っていそう」な気もするが。

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