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2014年8月17日 (日)

つぶやきというほどでもないが・・・

昨日はDVDを借りてきた。その都度見た話を書いていくつもりだけど、とりあえず今日は以前借りたヤツと昨日見たヤツの2本の感想に触れる。短いのでまとめてって感じ。

●96時間リベンジ

タイトルの「96時間」は本編とは全く関係ない。どのくらい関係ないかと言えば、、、2時間半考えたけどいいたとえが全く浮かばないくらい関係ない。意味が分からない。

前作で殺しまくったマフィアのひとりのその親父さんが「リベンジ=復讐」するという話。今作は主に娘ではなく、本人&奥さんが捉えられ、これまた前作並の絶妙なやりとりで脱出したり殺しまくったりする展開。

ややくどいくらいのカーチェイスがあるのはリュック・ベッソンらしい仕上げ。全体的な色調が抑えられてるのは前作からの流れ。

格闘シーンも多く、出来は悪くないが、新鮮みはない。カーチェイスも同様で、今ひとつ「ならでは」なアクションシーンが弱かったのが残念。前作で言えば、「命乞いをする相手をあっさり殺す」のがある意味痛快であったのが、本作ではそういった演出もなく、

 つまらなくはないが、前作は全然超えられなかった

というのが正直なところ。クリス評価は★★☆。決してつまらなくはないので、旧作に落ちているし、前作がよかったという人が見て後悔することはないと思う。スカイフォールと比べても、いい意味で安っぽいし、どっちが好きかと言われたらこちらをチョイスするかな、とも思うしね。

●007黄金銃を持つ男

「車が回転しながら川を飛び越えるシーン」がどうしてもまた見たくなって借りてきた。

僕は「ムーアボンド」が「コネリーボンド」より好きだったのだけど、子供の頃と違って今の僕に見える映像と、当時の僕の目に映っていた映像は「やはり」どこか違う。

特殊な武器や車にワクワクすることひとつとっても、今の僕は当時の僕よりも頻度や密度を求めてしまうし、ややもすればそこにジョークやひねりすらも期待してしまう。SFXやCGを使わないスタントシーンやメカの数々は、「CGではない魅力」こそあれ、同時に懐かしさや「ちゃちさ」も感じさせてしまい、これまた当時のように入り込むことが出来なかった。まぁそりゃそうだ。当時はそれが最新で、1ミリも懐かしさを喚起する要素なんてないんだもの。

ボンドガールはわかりやすく、悪役のキャラ付けも嫌いじゃない。脇にいた背の低いニック・ナックのキャラなどはむしろ昨今の脇キャラよりはるかに個性的で愛着さえも沸いてきたし、ロジャー・ムーア自身がかなり若くスマートで、イケメンだ。

 古くささ以外はホントに良くできたアクション映画だったと思う。

ただその古くささがいかんともしがたかったって感じなんだよな。例の飛び越えるシーンも、「ビョ~~ン」ってヘンな効果音が入ってたりして、なんだか「ギャフン」って感じになっちゃったりしちゃったからな~。

今見た評価★☆ってところかな。余生で見ることはないだろうな。

●シャーロック セカンドシーズンvol3

今回借りに行ったとき、なにげに棚を見たら、

 シャーロック シーズン3 vol1~3

ついにリリース。ファーストシーズンの最後が見事なまでに先へ引っ張る終わり方で、「もしこんな終わり方されたらその次の話が見たくて見たくて死んじゃう!」ってなもんだったため、あえて、セカンドの1と2を見た後、3は封印していたのだ。

 セカンドの3を見るとき、すなわちそれはサードがリリースされたときだ。

娘に「ついにセカンドシーズンの3話を見るときが来たよ」と告げると、

「へ?全然意味がわかんないんだけど、、、、、ぉぉぉぉ!!!?マジで!?」

「それってつまり!?」

「サードがリリースされた!」

本シリーズは二人でとても楽しみにしていただけに、ホントに嬉しいニュース。まぁまだ新作だから
※7月4日リリースだったかな。
準新作や旧作に落ちるのはまだ先だけど、

 何かを楽しみにして、そして得るというのは、ある意味プライスレスだったりする。

というわけでセカンドの3話を見た感想。今更だろうと僕には「ついさきほど」の話なので軽く触れる。

 なかなかに面白かった!

展開の密度が高く、僕レベルで氷解するような隙もなく、
※今思えば子供がシャーロックの顔を見て悲鳴を上げた点だけが微妙に引っかかると言えば引っかかるけど→変装したってことなんだろうけど、、、やっぱ引っかかるよな。それほど本作では「変装が見事」みたいな設定はなかったと思うから。

 最後の最後まさにイイ感じに「次が超見てぇわ~」ってなった。

正直今作だけだとホームズの「いいところ」があまりなかったのが、ややファンとしては物足りない部分ではあったけど、それは次巻で気持ちよく明かされることに期待したいというところかな。

クリス評価★★★というところ。やっぱ謎を残してる分もどかしさが募る感じ。

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Kindle for SAMSUNGの無料配信マンガが入れ替わったので一応一通りダウンロード。ザックリだけど、大体2週間くらいの期間限定で読める感じ。まぁ無料のレンタルマンガみたいなもんかな。タイトルは、、、

・藍より青し1
・グランドスラム1
・青空エール1
・フロッグマン1
・今日恋を始めます1~3
・エリア100式
・夜まで待てない。1~3
・オレたま1
・ルーキーズ1
・プレイボール1
・職業殺し屋1

以上15冊。貧乏人にはまことにありがたい。というか、

 こういうきっかけをくれるということがありがたい。

古びたラーメン屋に置いてあるマンガを読むようなモンなのかも知れないけど、自宅でのんびり読めるし、2週間もあれば読み返すことも余裕。逆に数十巻全部タダで配信されるより、軽くつまみ食いできるくらいがむしろ今の僕には丁度良い。

以下感想少々。

・グランドスラム

青年誌連載の野球漫画。方向性的には熱血色が強く、ダイヤのAっぽいと言えばぽい。主人公が拳法経験者というのが新しく「強い」惹き。悪くないけど、野球マンガは得てしてガッツリ続きやすく、言い換えればコストが掛かる。満足度が飛び抜けて高ければそれもいいかな、とも思うけど、正直「おおきく振りかぶって」の方が僕は好きかなって感じ。★★。

・フロッグマン

カナヅチの主人公が、割とピュアな理由で女の子ひとりしかいない水泳部に入部する話。主人公はほぼダメ人間なのだけど、割とマジメにがんばるので、

 設定的にはエロゲーだけど、中身は意外とスポ根チック。

絵も今風で訴求力があり、正直ちょっと続きが読みたくなった感じ。つっても買うほどじゃないので、ツタヤで借りれたら借りようかなってところかな。★★☆。

・今日恋を始めます

純度の高い少女マンガな筆致で、話的には「実際はかわいいのに本人はかわいいとは思ってない主人公の女の子が、成績優秀容姿端麗クラスでも超人気者のイケメンと恋に落ちる」話。

読んだ手応えは、「花より男子のパクリ」。イケメンのテンプレがあまりにもありがちだし、一見イモくさいヒロインの設定もそれに輪を掛ける。でも言い換えればそのテンプレの完成度が高いとも言えるわけで、、、

 のらりくらりと1冊読み終えてしまった感じ。

ただ、絵が正直僕の好みとはズレているので、このまま3巻まで全部読破するかどうかは微妙というところかな。★☆。

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友人Tが「ネットでただで読める小説も割といいよ」というので、

・小説を読もう!
http://yomou.syosetu.com/

というサイトを覗いてはみたのだけど、正直な話、

 そもそも僕がどんな小説を読みたいかがわからない。

ジャンルやキーワードで言われてもイマイチピンと来ないというか、マンガならスポ根やラブコメが大好きだけど、果たして小説でもそれが通用するのか、とも思うし。

ということで今のところまだ一編も読んでないのだけど、

 あまりにネタ不足にあえぐことになったら、触れていくかも知れない。

今日はそんな感じ。

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