24とウォーキングデッドを見た
1話だけ。
キンドルアプリでダウンロードした「アメリカのTVドラマ100」の中にあったもので、とりあえず有名なヤツを見てみようと探してみたら、普通に無料で配信していたのでそれぞれ1話ずつだけど見てみた。もし面白かったら続きも見ようかな、と。
正直僕はあまりアメリカのドラマに耐性がない。というかまともに見た記憶があるのは、
ビバリーヒルズ高校白書だけ。
アーノルド坊やは人気者や、チャーリーズエンジェル、600万ドルの男、奥様は魔女など、子供の頃それなりにメジャーだった作品もほとんど見た記憶がないし、大草原の小さな家なんかは、「学校の宿題にすらなっていた」のに、全然覚えてない。
キャメロンのダークエンジェルやエイリアン、ギャラクティカ、ターミネーターのドラマ版が出た時も相当話題になったけど、結局1話の途中でドロップアウト。まぁ歳を経てそういう作品に対しても「価値観が変わって楽しめるようになってる」かな、とも思ったのだけど、、、
存外普通だった。
●24(トゥウェンティフォー)シーズン1 1話
主人公のキーファー・サザーランドは、ちょっと前にも書いたけど、スタンドバイミーで「超イヤなヤツ」として出てきた人。イケメンではありつつも、冷たさが全面に出ていて、
ある意味カリスマ性のあるヒールだな
とも思ったのだけど、いやいやどうして、
何十年も経ってると人間丸くなるモンだな、と。
奥さんと娘がいて、イイ感じに中年俳優になってた。もっとも顔の作りは端正なので、それでも充分にイケメンではあったのだけど。
話を今僕が説明するのもどうかとは思うけど、僕みたいにまだ一度も見ていない「見たいと思ったこともない」人もいるかも知れないので、ごくごく軽く説明すると、、、
アメリカのテロ対策組織でそれなりの敏腕エージェント?ジャック・バウアーが、「上院議員暗殺」の情報を得て、それを阻止すべく奔走する話。ポイントはタイトルの通り「24時間」を「リアルタイム」で進行し、見せるところ。つまり、1話は1時間目、24話は24時間目、ということになる。
リアルタイムであることを意識させるために、CMの前後などで時計が表示されたり、マルチウィンドウで同時進行の場面を表示したりという演出が多く、
なるほど新しい見せ方だな
と感心させられたりもしたけど、
横軸にある「高校生になった娘が親に反抗期」な要素が、何とももどかしいというか、
「96時間ソックリで、この娘、絶対誘拐とか拉致とかされるだろ」
と思って見てたら案の定。あーあってなもんだが、それ以上に気になったのは、
どこらへんがアクションなの?
キンドルアプリでは「アクションカテ」に分類されていたので、「そういう話」を期待して見てたのだけど、
ぶっちゃけサスペンス。それもアクション要素はかなり希薄。
もちろんこの先どんどん「そう」なっていくのかも知れないけど、
1話を見た限りでは、クリス評価は★☆というところ。
劇的につまらないわけではなかったけど、こっからずっと先へ先へと見ていきたいとも思わなかったな。
●ウォーキングデッド
事件の際に銃撃され、昏睡状態に陥っていた保安官が病院で目覚めると、何日?何ヶ月?少なくともおみまいの生花が枯れて落ちるくらいの時間が経っていて、
町中ゾンビと死体だらけ。
とりあえず自宅に戻ったらかみさんと娘は「死なずに家を出た痕跡」があり、何とか彼女たちを捜して、、
という話。
とりあえずゾンビが相当数出てくるのと、割と人間が生き残っていてがんばってる場面が多いこと。つかそれも含めて特筆すべきことはそうない。
強いて言えば「ゾンビになってしまったかみさん(主人公とは別のエピソード)を狙撃するのに超ためらっちゃう」みたいな、「人間ドラマっぽい演出」があり、
普通のゾンビ映画とはちょっぴり違いますよ!?
と言わんばかりだけど、僕みたいに安っぽいミーハーにしてみれば、
誤差の範囲。
つまり、
そんなに面白くもないし、当然先も見たくならなかった。
強いて言えば「噛まれたり引っかかれたりしたら超ヤベェ」って言ってんのに、スゲェ近くまで平気で近寄る「バカ」な主人公にイラっとしたってくらいかな。「ゾンビランド」の主人公を見習えよ、と。
世にゾンビ映画ゾンビ作品は数々あれど、僕には大して訴求しなかった。「1話のみ無料配信」というヤツで見たけど、
途中で「早く終わらないかな~」って思うくらいだから、、、まぁその程度。
クリス評価は☆ってところかな。つか結末だけ知りたいわ。
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他にちょっと興味が沸いているのが「LOST」と「HEROS」。どうやらそれが「海外ドラマ四天王」らしいので。機会があったら見る予定。
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コメント
海外ドラマのヒット作と言われているものって、大抵1話が非常につまらない気がしますね。シリーズが好きでボックスを買った作品でも、軒並み1話って掴みとしては弱かったり、地味な展開をしてることが多かったり
24は、最初の6時間までは抜群に好きでしたね。シーズン1のラストは今でも覚えているくらい印象的でした。
ウォーキングデッドは、ゾンビものとして静かなシーンが多いのが印象的ですね。人間ドラマとしては3話あたりから動きだし、特にシーズン2が顕著
ちなみに気になっているという2作品は、今回のクリスさん同様に「こんなもんか」程度に思って2話ほどしか見てないですね。こういう感じで進んでいき、しかも何シーズンもあるってことは……って思っちゃうと、どうにも腰が重くなっちゃって。今では一話完結のものばかり鑑賞してます
投稿: nyaru | 2014年9月 1日 (月) 08時40分
ちすnyaruさん、クリスですまいど。
ここだけの話、ブログの更新が途絶えそうな今日この頃です。理由はいくつかありますが、一番はネタ不足ですかね(^^;。僕自身が読者のひとりなので、続けたいという気持ちはあるんですけどねぇ。一回休んだらダラダラと休んでしまいそうなので、休まないようにがんばってるんですけど。っていうか「キーを叩き始めさえすれば」大抵100行くらいは書いちゃうので、「書き始めるまで」が問題だったりするんですけどね(^^;。
あれからヒーローズを2話ほど見ましたが、
全然ですね。
ブログでは取り上げていませんが、1点か2点くらい。風呂敷広げてるのはわかるんですが、「持たない」んですよね。そんなに。おっしゃるとおり「一話完結」のものがあるなら、むしろそっちでオススメが知りたいくらいです。
24は3話くらいまで見たかな。つまらなくはないんですが、バカな娘にイラっとしちゃうんですよ。あとジャックが同僚の女性にスパイの疑いを掛けるとこあるじゃないですか?
いきなりあんな詰めより方するっ!?
一気に興ざめです。外堀埋めてからにしろよ、信じてる人を疑うってのは、友人でも職場の仲間でも家族でも、
一番やっちゃいけないこと
確かに「誰も信じるな」とは言われたけど、「○○は信頼出来る」ってその根拠は!?
演出とか設定は確かに上手いし、新しいと思うけど、バカがいる時点で凄くテンションが下がってしまうんですよ。逆に僕がシャーロックが好きなのは、彼や彼の周りにいる人間たちがバカじゃないところ。
※まぁ1話の謎解きは陳腐でしたけど。
スポックとジムが好きなのも「だから」なんですよね。
元からゴールが決まってた話じゃないみたいだし、その分つじつま合わせやディティールの掘り下げが甘くなってしまってたのかなぁと思ったりもします。家具屋で電話を待ってる奥さんが、「手元に電話を持っていない」だけで、軽くキレてましたからね、僕。
オマエはなんでそこにいるんだよ、と。
やっぱ自分は映画のが合うかなぁ。
投稿: クリス | 2014年9月 1日 (月) 21時30分