ダヴィンチデーモンほか
海外ドラマ。シャーロックの3-2に1話だけ入っていたので見る事にした。
以前一度トレーラーを見て「ちょっと面白そうかも」と思った分多少期待が乗ってた点は否めないが、
まぁそれほどでもなかった。
タイトルの意味はよくわからないし、史実に対しての精度ウンヌンも全然知らないが、とりあえずレオナルド・ダ・ヴィンチの若い頃のエピソードという風体。
見た目はロバート・ダウニーJrのシャーロックホームズに近く、ヒゲたっぷりのワイルドな感じ。僕の感性ではイケメンには属さないが、人によってはフックする顔か。
知力、画力、想像力と、行動力に長け、本作では加えて二刀流の達人という設定もある。
※リアルなレオがそうだったかどうかは知らない。
そして、(これ重要)結構な女好き&モテ夫
故に本作では、
かなりおっぱいが出る。
それだけでかなりこちらとしてはテンションも上がるのだが、、、
悲しいかなそれ以外がコレと言ってよろしくない。
メディチ家っての?なんだか偉そうにしてお金持ってる的な?宗教絡みもわからないし、トルコ人のオカルト設定も全然ピンと来ない。そっちの人間なら「こうきたかーー!」みたいなところもあるのかもしれないけど、こっちにはサッパリ。レオもレオで、才能はあるんだけど、微妙に人間的な弱さが見え隠れして、
カリスマ性が薄い。
何を期待して見るのかは人それぞれだと思うけど、僕的にはもっとスマートでかっこいい、それこそトニー・スタークやカーク船長、ホームズのような、わかりやすく強力なヒーロー像として描いてくれた方が、ずっと好みにフィットしたかなぁと思った。
別段2話を借りたい気にならず。1話の評価は★☆というところ。
●今そこにある危機
ハリソン・フォードのジャック・ライアン物。見る前に尺が長い(145分くらい)のを確認していたけど、いやはや長かった。
作品は1994年。監督はパトリオット・ゲーム、ボーン・コレクター、ソルトの人らしいが、ほとんど知らない。
キャストはハリソン以外にウィレム・デフォーが出ているくらいで、他はこれまたみんな知らない。もっとも20年も前の作品だから、それなりに知らない人が多くても仕方ないかとも思うけど。
ジャック・ライアンシリーズはほんの1年ほどの間に「レッドオクトーバーを追え」を見て、ついこないだ「エージェント・ライアン」を見たばかりだったが、
本作を見てもなおこの人の職業というか、ポテンシャルがよくわからない。
そもそも3人が3人とも別の俳優であり、それぞれ自己主張のある(レッドオクトーバーの時は事実上コネリーの脇だったし)連中なので、それぞれの映画に特筆する関連性も見いだせず、
結果(007やイーサン・ハントのような)明確なイメージを持てないまま話が進んで行ってしまった
そうなるとどうなるかというと、
ジャック・ライアンがどういう人間なのかを知ってる前提に対して、凄く打たれ弱くなってしまう。
言い換えれば、
話がとってもわかりづらい。
ハリソンということで、僕的には「アクション6:サスペンス4」くらいを期待して見ていたのに、実際は「アクション1:サスペンス9」くらいの割合で、
(僕みたいな)子供には何とも退屈
かといって(レッドオクトーバーのような)ヒリヒリするような心理戦があるわけでもなく、イマイチこう、、、ピンと来ない。
話的にも、「大統領」というワイルドカードが「悪役」というのも凄く厳しいアウェイな状況だったし、
※よく作ったなと思った。トム・クランシーはそんなに当時の大統領が嫌いだったのかな~とか思った
メンツがメンツだけに悪者を一掃することが事実上不可能だろうという点も、見ていてどうにもスッキリしなかった。首席補佐官を高層ビルから突き落とすわけにはいかないだろうな~みたいな。
全く罪もない子供達が殺されちゃうのもなんだか気に入らないし、上で書いたようにその命令を下した連中が死なないのもイラっとする。金さんだったら「打ち首獄門!」というシーンがないみたいなものだもの。
逆にこれを書いていて思いだしたのは「ザ・シューター極大射程」。こっちも同じように悪い奴=偉いヤツで、裁判でも切り抜けられてしまうのだけど、こっちは最後に「主人公の判断で」皆殺しにしちゃうんだよね。
その痛快さと言ったらない。
そういう爽快感がないとな~ってシミジミ思ったな。エアフォースワンも最後は超爽快だったし。
余談だけど、本作では珍しくウィレム・デフォーが善玉扱いで、これはこれで悪くないかもって思った。嫌いじゃないし。
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