体験版など少々
●デッドフォールアドベンチャーズ 360
三匹目四匹目のドジョウという作品。言わばトゥームレイダースとアンチャーテッドのパクリ。でも雰囲気が悪くないのでついダウンロードしてプレイしてしまうというワナ。
開始早々主観視点のFPSが始まり、「ああこりゃ合わないな」と瞬時に判断するも、ヒマなので継続プレイ。
基本パッドが好きな僕だけど、FPSのターゲッティングに関しては、やはりマウスの方がやりやすい。おろおろしながらうろうろしてたら、仲間が敵を倒してくれてホッとする。
数に限りのある弾丸と敵。一通り倒したら仕掛けを解いて進む流れ。パズルはありがちでありぶっちゃけ露骨。達成感よりもため息が出るタイプ。
一応フルプライスのゲームだったみたいだけど、少なくとも僕の好みじゃない。体験版の内容も途中で投げてしまうくらいだったし、これを買うくらいならアンチャーテッドの一つ前くらいの作品を買う方がいいと思う。もしくはトゥームレイダースの。評価は☆。
●俺に働けって言われても乙HD Vita
紙一重。僕にとってのブランニューゲームに「入れるか」「入れないか」は本当に紙一重のことだと思う。
学生時代ならそれこそ触れることの出来るゲームはほぼ全てと言っていいほど遊んでいたけど、今の自分にはそれほどの適応能力はない。わかりやすく楽しみやすくフックする設定や世界観があって、その上で好みのゲーム性や手の届く価格設定など、
遥かにゲームに望むファクターが多く、贅沢になってきている。
特に、本作や「メゾンド魔王」「片道勇者」などの、2Dドット絵系の鮮度のあるゲーム性でアプローチしてきた作品は、その傾向が顕著というか、
なかなか「紙一重」を超えられない。
だが、
こいつはギリ超えてきた。
つまり、
僕にとって本作は「面白く感じられた」。
内容は、傭兵を雇ってダンジョンに派遣し、アイテムを売ったり武器を作って強化しながら、最終的に借金を返すという物。メゾンド魔王っぽくもあり、どうぶつの森っぽくもあり。
経験のないゲーム性に僕のような耐久力の低い人間がどうして耐えられたのかと言えば、
非常にテンポが良かったからだ。
もともとはPSPのゲームだったらしいが、ダンジョンを探索させる時間を「20倍速」に出来るモードが加味されたり、そもそものレスポンスもきっと向上しているとも思われたし、大家さんのキャラも、これまた「紙一重」で嫌いじゃない側に転がった。
本当に微妙な違いだと思う。
同じように馴染みのないゲームとして「俺の屍を超えてゆけ」があるが、あっちのサポート女の子のキャラは、「今の僕にはもう耐えられないところに踏み込んでしまっている」。人によってはどっちだって同じだろってレベルの違いだと思うけど。
だから本作を素直に勧めるのはためらわれると言えばためらわれるのだが、
所詮体験版であるし、なんと本作はフルパッケージ版も1543円。そんなに高くない。
※だがダウンロードコンテンツは結構する。ぶっちゃけ本編と同じ値段。
ゲーム開始後一ヶ月で体験版は終了するが、正直「明日ディアブロIIIが届かなかったら」買ってたと思う。評価は★★☆。悪くない。つかたまにこういう「意外と楽しめる」ゲームがあるから、体験版探しは止められないんだよな。
●ファンタシースターNOVAバトル体験版 Vita
「バトル体験版」と言うだけあって、いきなり戦闘エリアから始まるのは、むしろ今の僕には潔くていい。これが何も知らないタイトルであれば、そのハードルは著しく高いと思うが、まぁ勝手知ったるファンタシースターである。
ただそれが面白いかどうかは別問題。
NPCがサポートしてくれたり、最初からたっぷり回復薬を持っていたりと至れり尽くせりで超大型のボス戦まで遊ばせてくれるのだけど、
一点、「○○の武器に切り替えて、○ボタンで敵に登れ」がこなせなかったのが超残念&タルい。
簡単に出来た人、よかったですね。評価も上がることでしょう。出来なかった人、
このゲーム面白かったって言えます?
たったそれだけのことなのに、「楽しませようとしてくれたことが伝わらなかったこと」が凄くもどかしく、やるせない。
未だにどうやって登るのかわからないし、ヘタしたら登れないのかも知れないけど、たったそれだけのことで、本作を買う気がゼロになってしまったと言うことは書いておく。評価は★。
・・・
似た感じのもので「討鬼伝極」の体験版(本編に引き継ぎ可能)も出ていたが、こちらは何つかもう疲れちゃったのでやらなかった。モンハン類似はモンハンには絶対勝てないというところまで来ちゃってる気がするんだよな。
フロンティアも含めて。
●Saira PC
無料だったので入れてみた。サイドビューのアクションアドベンチャーっぽいゲーム。というかここで取り上げる意味はゼロなのだけど、一応やったので書いてみた。オススメ出来る要素は全く無い。お金を貰えるならやってもいいとは思うけど。
●YS ORIGIN PC
お金を払った後でこれが英語版であることを知り、一昔前なら日本語化出来たらしいが今は無理だと言うことも知った。それでもキャラを除いて雰囲気は悪くなかったので、しばしプレイをしてみたが、
ダームの塔のアレンジ音楽が良い、、、以外、さほど良いところもない。
特に僕が英語がわからんちんであり、文章を99%読まずに進めたということもあるだろうが、ひとつひとつのアイテム効果も手探りで、正直ちょっと口惜しい。
通常攻撃が3連のショットで、移動速度はやや遅いものの、難度をイージーにして始めた分ストレスは少ない。ただ、
効果音がかなりうるさい(ショットが特に)
なんつか「気持ちいいと派手を取り違えてる」んじゃないかというくらいの音で撃ちまくるので、、、まぁ雑魚が柔らかい分うるさい以外は問題ないと言えばないけど。
一つボスを倒したくらいでほったらかし。ボスもイージーらしく弱くて、でもデカい分達成感もあってよさげな感じ。英語のままだとクリアは到底無理だろうけど、音楽だけは他のも聞きたいな~と思ったり。★☆。
●MITSURUGI KAMUI HIKAE
制服の女の子が主人公の剣劇アクション。4gamerのインディーズゲーでも紹介されて、かつ評価も高かったと記憶しているが、
ぶっちゃけマップに手を抜いた無双タイプアクション。
「ど派手」とか「爽快感」とかのキーワードが飛び交う、僕の好みとは真逆のゲームであり、合わないだろうな~と思って始めたがなるほどつまらない。チュートリアルの一つ目で心が折れた。
僕は、今まさに松田聖子の曲を掛けてしまうほど「制服」が嫌いではないが、こういうゲームには全くそそられない。「楽しみ方が分からない」というか、「なんだか気持ち悪い」
※「酔う」という意味ではなく「気色悪い」的意味で。
評価は好意的に0点。毎回言うことだけど、楽しめる評価をおとしめるものではないです。好みはあくまで個人的なものだし。
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9月上旬にPCでガントレットの新作がリリースされる。価格は1980円くらい。正直かなり「欲しい」のだけど、「楽しそう」でも「やりたい」でもないところに微妙さが残る。「あの」ガントレットの系譜であるからという理由だけで「欲しい」わけで、
テンゲンガントレットMDより面白いわけはないと思うし、
ガントレットレガシーのがまだマシだとも思うし、
ディアブロっぽい画面ならディアブロIIIのが絶対楽しめると思う
つまり、「ガントレットであること」を除いたら、本作に関する魅力は極めてゼロに近づいてしまう、、、いや、ちょっと待てよ、、、
あーーーーーXP非対応だーーーーー!
良かった買わなくて。むしろ非対応がありがたい。つかこんな感覚、昔はありえなかったのにな。
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