おむすび
「おむすび」とはいわゆる「おにぎり」のことである。が、「おむすび」が「おにぎり」ではなく「おむすび」と呼称されるのは、
「にぎらない」で「むすぶ」から。
最近昔録画した未来想像堂を見返した中に、菊川怜がおにぎり好きとして登場。その回に出てきた「日本一おいしいおむすび」を作っているお店の店長が登場。この話に至る。
昨日から僕以外の家族が旅行中なので、今日も自分で飯を調達しなければならない。結構長く出かけられるので、全てがコンビニ弁当というのも芸がない。お金ももったいないし。かと言って外食は基本面倒。
ということで、
・昨日の夜 タマゴ掛けご飯
・今朝 お茶漬け
・今日の昼 レトルトカレー(ブンイレのゴールドじゃない「西欧風カレー」。トマト風味が強いことを除けば、普通に普通だった。ゴールドよりインパクトは全然ないが、ゴールドはそう何度も食べたいと思わないので、ある意味これでいいのかも、とも。ちなみに箱入りのセブンプレミアムには他に「チキンインド」と「野菜たっぷり」があったが、野菜には茄子が入ってるみたいだったのでスルー。カレーは基本ビーフであって欲しいのでインドカレーもスルーした次第)
そして今晩、この為に買ってきた「辛子明太子」でおむすびを作ることにした。
テレビでの作り方を正確に伝える自信がないので、ざっくり僕がやった方法を書いていく。「なんだそれじゃあ日本一おいしいおむすびじゃないじゃん」と思われるかも知れないが、
そんなのは米、炊き加減、水加減、炊きあがってからの時間、海苔、その状態など、多角的に再現不可能
あまりナーバスになっても美味しくないだろうし、「それなりでも」美味ければいいのだ。
ちなみに、ご飯そのものはほぼ炊きたてで、海苔はコンロであぶって湿気を飛ばし、
わざわざこのおむすびの為に!★重要!
風呂まで入った!
つか風呂嫌いな僕は、手とか石けんで洗ってもあんま綺麗になる気がしなかったので、このために風呂に入って、
本気でおむすびと向かい合うことにした!のだ。
つかみなさんがおにぎりを作る時、何か気をつけることはありますか?ハイそうです
熱くてやけどしないように気をつけますよね?
※感想には個人差がございます。
僕は結構おにぎりが好きなのだけど、この「やけどしそうなくらい熱いお米」と対峙するのが苦手というか、怖くて、自分ではなかなか作れなかった。かと言って冷えたご飯で作っても絶対美味しくない=だったら作らなきゃいいじゃんってなるので、、、まぁおにぎりはやっかいなシロモノだったわけだ。あくまで僕にとって。
だがしかし!今回の作り方は全然熱くない!★超重要!
順番に解説する。ちなみに僕は風呂嫌いと並んで面倒くさがりというスキルも持っているので、「この僕が作ったくらいだから」他の方でもたぶん出来るであろうと思う。
1.準備する物 炊きたてご飯、辛子明太子、海苔、飽和食塩水適量、お椀、先割れスプーン(もしくはフォーク&スプーン)、お皿は、、あってもなくてもいい。
2.まず飽和食塩水を作り、お椀の内側に塗っていく。つか面倒なら適当にスプーンで入れてくるくるとお椀を傾けて内側に広げる。
3.ご飯を、おむすび1コの6割くらいの量、お椀によそう。この時決してグッと詰めないこと。
4.(TVでは)親指でそっと押さえるようにしてたけど(だから「おにぎりではなくおむすび」と言うらしい)、とりあえずスプーンで軽く平らにする。お椀が食塩水で濡れているので、軽くポンピングすればご飯がお椀の形に近づいていく。
5.先割れスプーンで明太子をグサリ。適量を取って中央部にドロップ&ペースト。
※余談だけど、辛子明太子を適量取るのがこれまでの僕の人生の課題だったのだけど、この先割れスプーンによって全てが解決した。ためらいなく「グサリ」とやることがポイント。出来たらある程度バラして入れる方が、
つい先ほど実際にあった、「センターがゴロリと落下して涙」しなくて良い。
6.上から残りのご飯をよそって、またそっと平らにする。ここでも押さえつけない。
7.ポンピングしながら密度をそっと上げて行き、ご飯はこれで一応完了。
8.海苔を「お椀の幅×長さその2倍強」くらいの切り、コンロであぶる。この手間を掛けるか掛けないかで、完成度に大きく差が出るので、念入りにあぶろう。
9.しっかりあぶったら、先ほどのお椀の上に反面かぶせて、ひっくり返し、海苔でご飯を包む。そして、、、
10.マッハで食う!!!
とにかく「海苔が湿気るより早く食う」。つか全部が湿気る前に食うのは無理でも、エッジの部分だけでもいいからマッハで食う。
※お椀に食塩水を付けすぎるとマッハで湿気るので注意。
ぶっちゃけご飯は「7」の状態で止めて、ある程度冷めてからの方が「海苔が湿気りにくい」可能性が高いのだが、
熱々ご飯のおむすびの方が美味いに決まってる。
だから、海苔をあぶって、包んだ後大急ぎで食う必要があるのだ。
一口食べて見るとすぐわかることだが、
具がないところでも充分美味しい!
つまり、お米が全くと言って良いほどつぶれていないため&パリパリの海苔との相性があまりにもバツグン過ぎるため、普通のお米と普通のご飯だけでも、
充分過ぎるほど美味いのだ!<ついさっき書いたけど。
円形のおむすびが新鮮みを持つこともあるけど、全体を包む分、強く握った場合と比べて「崩れやすくても何とか持ちこたえられる」。
大きさの微調整は経験則に寄るとは思うけど、いやいやどうして、
つい3つ立て続けに食べてしまいましたよ!(^^
あ、そうそう「準備する物」の中に書き忘れてたけど、
冷えた麦茶(緑茶でも可)もあればなお良い
ですね!ぜひお試しを。▲▲。
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