Vitaの体験版
ホントは4本の予定だったけど、「チェインクロニクルV」が、
アンドロイドでちょっとやってすぐ飽きたヤツと寸分
※「一寸」は3cm。一寸分と考えると結構大きな違いだな
違わない。
驚きなのは、Vitaなのに一切ボタンが効かず、全てタッチオペレーション。まさに「ベタ移植」という感じ。
画面の大きさもほぼ変わらないし、解像度はVitaのが低い分「ドットにシャープさがある」可能性はあるけど、重さのマイナスを考えたらVitaでやるメリットは薄い。というか、
そんな面白くなかったゲームを今更Vitaでやる意味がない。
ということで3本触ってみた。
●勇者のくせにこなまいきだ。G
「G」とは「がめつい」の「G」。とはゲーム中に教えて貰える事実だが、たしかに「基本プレイ無料」であることを傘に着てるのか、
スゲェ頻度で「お金出して買え!」が表示されまくる。
アンドロイドなら広告でまかなえる部分が、Vita、それもWi-Fiモデルではなかなか叶わない。つまり、
ゲーム内だけで実益を上げなければならない
でも、最近のアンドロイドアプリのような「ライトなゲーム性」で勝負する以上、そう極端に「遊ばせない」わけにもいかず、
結果「金で買え」が頻出することに。
ゲーム性自体は、パネルでポンみたいな感じ。違うのは「入れ替えではなく、消す」ことくらいかな。
タッチしてパネルを消して、上から落ちてくる前に横のパネルをスライドしても良い。もちろん3つ並べば消えるし、連鎖したりもする。
これがベース。
で、違う点としては、「3つ並んで消すと、消したパネルのひとつ上位のパネルが一つその場に生まれ、より上位のパネルを揃えることで、サイド画面により強いモンスターを召還出来る」みたいな。で、そのモンスターで勇者をやっつける、みたいな。
基本プレイ無料のタイトルの中では、かなり人気がある(評価が高い)ものだったようで、見た目の印象もかなり良く、いつもの「♪ペッペケペー」な音楽も耳障りが良い。
プレイ可能回数が時間およびお金で回復なのは、当然と言えば当然な仕様なのだけど、ちょっと面白いのは、「無制限」という、買い取りに似た課金アイテムが存在すること。10回遊ぶのに292円。無制限なら972円。気が利いてるのは、292円を買った後、972円を選ぶと、差額分680円で買えるというところ。
これなら「まず10回を」という気にもなりやすい。
ただ、注意が必要なのは、「あくまでプレイするためだけ」のアイテムという点。課金アイテムは他にもあって、「何でもかんでも使いまくれて遊びまくれるようになる」わけではない。
ぶっちゃけかなり雰囲気がよいので、思わず「本腰入れてもいいかな」と第一印象では思ったのだけど、
長く苦しいチュートリアルを終える頃には、もうおなかいっぱい。
一応始めた一回目のプレイが終わる前に、
「もういいや・・・パトラッシュやっていいよ」
な感じになってしまっていた。
まぁ所詮パズルゲームだからね。
ただ、もしこれがアンドロイドだったら、もっとやってたかなぁとは思った。Vitaじゃ持ち歩かないし、あまりに大仰だしな。評価は★★。悪くはない。
・・・日を変えてもう少しやってみた。
とりあえずプレイ出来る回数分やってみたのだけど、
まぁ悪くない。
ただ、特に「飢える」ほどマグネットが強いわけでもなく、「別段課金してまで」という気にはならなかった。つかイマイチ細かなルールがわからないというのもあるけど。
●魔法少女対戦ZANBATSU
今起動したところ、「新しいバージョンをダウンロードしくされ」と言われ、手順を踏んだら、、、
40分掛かるぜ!?
オーイ。とりあえず保留。
で、日を変えて再度プレイスタート。
「サイドビューのシンプルなアクション?」だった。
何つか出来の悪いポリゴンで、シンプルで芸のない雑魚を倒しつつ背景にいる大型モンスター用の「弾」を集め、撃って倒して面クリア、って感じ。雑魚が出てくるまで無駄に長く走らせるところとか、全体的なテンポが悪く、完成度の低さがフリーウェアや同人ゲーを下回る感じ。派手なタイトルは、アニメっぽい絵でごまかしていて、要は薄味。評価は0点。
●彼女(あのコ)はオレからはなれない
何も知識のないまま始めたら、つまりは「ギャルゲー」。テキスト(&ボイス)アドベンチャーだった。
もう登場人物紹介からして18禁のPCエロゲーまんまで、「これはもしかしてもしかすると、、、」と調べてみたら案の定、2012年に戯画から出てるエロゲーのVita版(当然エロなし)だった。
ただ、つよきすにも言えることだけど、こういう「コミカルなギャルゲー」は、テキストの質さえ良ければエロはあまり重要じゃない。引き込んでくれるならそれで充分というわけで、
結構テンションが上がる。
というか、
なかなか(声と絵の)質が良い。
ただ、微妙にかゆいところに手が届かないな、と思ったのは、
・BGMの音量が大きすぎて、声が聞き取りにくい
→ボリューム調整が出来ない
・フォントが味気なく、読みづらい
まぁ僕がジジイ化(老眼)してるってのもあるけど。
体験版でどの程度遊ばせて貰えるのかわからなかったけど、「あまりにも面白かった場合」スゲェ本編が欲しくなるに決まっている。念のため値段を調べたら、、、
結構する。4、5千円する。
※PC版はもう少しする
うーむ。
こうなると逆に「体験版を進めること」に抵抗が生まれてしまう。だってスゲェ面白いところで終わられたら、それこそ寝覚めが悪いというか、寝付きが悪いというかだもの。
ということで、評価は★★☆と悪くないけど、まだ体験版の最後までは遊んでない感じ。まぁこういう「主人公モテモテのご都合主義ストーリー」は、非モテ夫の妄想チルドレン(中二)にはたまらないよな、とは思います。
●Tearaway~はがれた世界の大冒険~
以前やったことがあったことをスッカリ忘れてダウンロード&プレイ。ビックリするくらい内容を覚えてなかったけど、
体験版だけで結局満足。
オクだと2500円くらいかな、嫌いじゃないけど、たぶん買ってもやらない。つかこういう「SONY系アクション」やるなら、リトルビッグプラネットのが何だかんだ言って面白いと思うしな。
-------
勇者のくせに、、が思ったより面白かった「かなぁ」。ギャルゲーは正直ちょっと欲しいけど、これを買うなら「俺に働けといわれても」のが欲しい。まぁネタ一回分としては、なかなか充実してたって感じかな。
| 固定リンク
コメント